JP3033951U - 蒔絵が施された割箸 - Google Patents

蒔絵が施された割箸

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JP3033951U
JP3033951U JP1996008111U JP811196U JP3033951U JP 3033951 U JP3033951 U JP 3033951U JP 1996008111 U JP1996008111 U JP 1996008111U JP 811196 U JP811196 U JP 811196U JP 3033951 U JP3033951 U JP 3033951U
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disposable
disposable chopsticks
chopsticks
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chopstick
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JP1996008111U
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Inventor
盛夫 関
Original Assignee
合名会社関漆器店
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先端から長手方向に切込が形成された割箸の
基部側側面に蒔絵を施すことにより、当該割箸に高級感
を付与し、高級な食膳に使用される割箸としても決して
見劣りのしない割箸を提供する。 【解決手段】 先端から長手方向に切込が形成された割
箸本体2の基部側側面に蒔絵3を施すことを要旨とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、飲食店、料理店、割烹等で食事をする際に提供される一方、一度の 使用で使い捨てされる割箸に係り、詳しくは、先端から長手方向に切込が形成さ れた割箸の基部側側面に蒔絵が施された割箸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記飲食店等に於いては、特に和風料理のための飲食用具として割箸が広く使 用されている。西洋料理の飲食用具としてのナイフやフォークとは異なり、上記 割箸は洗滌され再度食事の際に使用されることは決してない。所謂、一度の食事 で使い捨てされる飲食用具である。その割箸の材料には杉材等が用いられ、予め 先端から長手方向に切込が施されており、当該切込に対して引き開くように力を 加えることによって容易に分割して、先端方向が細められた一組の棒状態の箸を 成し、料理を挾み取り食事に用いることができるようになるものであった。ここ で思料するに、割箸が分割されない状態で提供され、更には使い捨てされるのに は、洗滌の手間を惜んで簡易的な飲食用具を提供しようとするものではなく、未 使用のものであることを明らかにすることによって使用者に衛生的状態であるこ とを保障しようとする意図があるように思われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術の項に記載のように、従来割箸は杉材等を所定の幅と厚みに切 削して、先端から長手方向に上記幅の中間位置で切込が形成されたものであり、 割箸自体には絵付等の加飾的要素が施されていることがなく、高級感に乏しいと いう欠点があった。
【0004】 そこで、本考案は上記欠点について鑑みて成されたものであり、その目的とす るところは、先端から長手方向に切込が形成された割箸の基部側側面に蒔絵が施 されることにより、高級感が付与され、高級な食膳に使用される箸としても決し て見劣りのしない割箸を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案に係る蒔絵が施された割箸は、以下の構成よ り成る。即ち、本考案に係る蒔絵が施された割箸は、先端から長手方向に切込が 形成された割箸において、当該割箸の基部側側面に蒔絵が施されていることを要 旨とする。
【0006】 以下、図面を参照しながら、本考案の実施の形態を更に詳しく説明するものと する。
【0007】 先ず、図1は本考案に係る蒔絵が施された割箸の平面図である。図示のように 、本考案に係る蒔絵が施された割箸1は、先端から長手方向に切込が形成された 割箸本体2の基部側側面に蒔絵3が施されたものである。ここで、蒔絵3の割箸 本体2への加飾方法は、直接筆描き等により割箸本体2へ蒔絵3を描画するもの の他に、予め個々の割箸として分割される前に、シルクスクリーン法により、同 時に複数の蒔絵模様を転写したものであっても良い。更に、本考案に係る蒔絵が 施された割箸1は通常、一方が封鎮され、他方が解放されて開口が形成された箸 袋に収納され、食膳等に添えられるものである。次に、上記割箸1は食事の始め に使用者によって箸袋から取出され、長手方向の切込に対して引き開くようにし て分割されて一対の箸と成される。また、食事中必要により箸を休める場合は、 箸置きにより割箸1の先端部を載架する状態に置かれる。
【0008】 続いて、図2は本考案に係る蒔絵が施された割箸と吸椀を組合わせた際の平面 図である。図示のように、吸椀4の手前に本考案に係る別の蒔絵が施された割箸 5が箸置き6に先端部を載架した状態に置かれているものである。ここで、上記 割箸5における割箸本体7の基部側側面には菖蒲の蒔絵8が施されたものであり 、一方上記吸椀4の蓋体9にも当該菖蒲と類似の菖蒲の蒔絵10が施されている 。このように、漆器製品が使用されることが多い吸椀、膳等の他、各器物に施さ れた蒔絵と同一または類似する蒔絵、更には関連性のある蒔絵を割箸に施すよう にすれば、他の器物に比べ割箸のみが見劣りすることなく、全体に統一性が醸し だされるようになる。更には、季節に合った花々等を蒔絵のテーマとすると共に 、器物と割箸に当該蒔絵を施し、四季の移ろいに従って使い分けるようにすれば 、極めて風雅であって、提供する食膳に品位を添えることができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案に係る蒔絵が施された割箸は以上記載のような構成によるので、以下の 効果を奏す。
【0010】 先ず、本考案に係る蒔絵が施された割箸によれば、割箸本体の基部側側面に蒔 絵が施されているので、食膳に提供される他の器物に見劣りすることのない、高 級感を有すという効果がある。
【0011】 次に、季節に合った花々等を蒔絵のテーマとすると共に、器物と割箸に当該蒔 絵を施し、四季の移ろいに従って使い分けるようにすれば、極めて風雅であって 、提供する食膳に品位を添えることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る蒔絵が施された割箸の平面図。
【図2】本考案に係る蒔絵が施された割箸と吸椀を組合
わせた際の平面図。
【符号の説明】
1 本考案に係る蒔絵が施された割箸 2、7 割箸本体 3、8、10 蒔絵 4 吸椀 5 本考案に係る別の蒔絵が施された割箸 6 箸置き 9 蓋体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端から長手方向に切込が形成された割
    箸において、当該割箸の基部側側面に蒔絵が施されてい
    ることを特徴とする、蒔絵が施された割箸。
JP1996008111U 1996-07-24 1996-07-24 蒔絵が施された割箸 Expired - Lifetime JP3033951U (ja)

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Family

ID=43168816

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