JP3049049U - 製本背固機用乾燥機 - Google Patents

製本背固機用乾燥機

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JP3049049U
JP3049049U JP1997010311U JP1031197U JP3049049U JP 3049049 U JP3049049 U JP 3049049U JP 1997010311 U JP1997010311 U JP 1997010311U JP 1031197 U JP1031197 U JP 1031197U JP 3049049 U JP3049049 U JP 3049049U
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JP1997010311U
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Inventor
健 二宮
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二宮工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、使い易く、運転コストを低減
できる製本背固機用乾燥機を提供することを目的とす
る。 【解決手段】ジェットファン付きの灯油ストーブ(1)の
噴き出し口(3)を、ヒーター(14)付きダクトケース
(2)の入口(4)に結合させた構成を特徴とする製本背固
機用乾燥機である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、製本背固機用乾燥機に関し、特に、運転コストを低減できる製本背 固機用乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、製本背固機は、製本すべき本の背に接着剤をつけて、乾燥して製本 背固めをするものである。従って、そのための乾燥機は重要な要素をなす。然し 乍ら、この製本背固機はすべて自動化されており、自動化された装置の中に乾燥 機が組み込まれなければならない。従って、この種の乾燥機は種々の制約を受け る。
【0003】 従って、従来の製本背固機では、ガスヒーターを用いて加熱しているが、その 場合にはガスヒーターの熱は燃焼ガスとともに逃げてしまうので、エネルギー効 率は非常に低いものとなり、また充分な高温にならない場合もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の問題点を解決するためになされたもので、簡単な構造で、か つ運転コストが低減できる製本背固機用乾燥機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の技術的な課題の解決のためになされたもので、ジェットファ ン付きの灯油スト−ブ(1)の噴き出し口(3)を、ヒーター(14)付きダクトケー ス(2)の入口(4)に結合させた構成を特徴とする製本背固機用乾燥機を提供する 。
【0006】 本考案の製本背固機用乾燥機は、次のような見地から成されたものである。即 ち、低コストにできる灯油ストーブを利用することができる装置にすること、そ して、自動化された製本背固機に容易に組み込むことができる乾燥機であること 、そして、簡単な機構のもので、高いエネルギー効率を奏し、制御が容易である 装置であること、以上のような条件を満たす乾燥機を考案したものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案を適用する製本背固機は、自動化されたものであり、被製本物は、無限 軌道装置に保持されて運ばれていくが、その自動化された装置の中途に設けられ たものである。従って、自動化ラインの中に組み込まれるものであるので、サイ ズと位置を適切にしなければならない。
【0008】 本考案の製本背固機用乾燥機の材料は、一般的には、通常、金属、即ち、鉄鋼 或いはアルミニウム等で作成される。
【0009】 また、本考案の製本背固機用乾燥機は、ジェットファンを備える、即ち、強力 な気流を得ることができる灯油を燃料とする灯油ストーブを使用して、自動化ラ イン中に組み込んだものである。
【0010】 灯油ストーブは、ガススト−ブよりも熱出力を大きくでき、更に、地震対策上 も有利で、また運転コストの低減にもなる。例えば、発明者の設計では、同じサ イズでガススト−ブは、出力エネルギー1時間当り約1万6千キロカロリーであ るのに対して、灯油スト−ブでは1時間当り1万9千から2万1千キロカロリー にすることができる。
【0011】
【実施例】
図1は、本考案の製本背固機用乾燥機の構造の一例を示す模式図である。 即ち、ジェットファンを備える灯油ストーブ(1)は、水平にあるいは所望の角 度に保持する保持軸(11)を有する保持手段(12)により、その空気取り込み口 (10)と噴き出し口(3)を適当な位置にできる。そして、その噴き出し口(3)を 乾燥のためのダクトケース(2)の入口(4)の位置に合わせる。すると、製本背固 機用の乾燥機のためのダクトケース(2)中に更なる高い温度の空気が送り込まれ 、ヒーター(14)を組み込まれたダクトケース(2)を通って更に、加温される。 即ち、ダクトケース(2)のヒーター(14)だけでなく、その前から加温されてい る空気を使用するので、より効率的なエネルギー使用となり、また、より高温で の乾燥も可能になる。
【0012】 そして、ダクトケース(2)は、その上部にかけた多数スリット(5)から高温空 気(16)が上昇し、その上を通過する被製本物(6:図2参照)の背に付いた糊を 乾燥させる。その様子は、図3の模式断面図で明らかにされる。即ち、天井付近 に並行に設置された2つのヒーター(14)により、ジェット灯油ストーブ(1)か ら噴き出された加熱空気が更に、加熱され、ダクトケース(2)の天井に設けたス リット(5)から上に加熱空気(16)が上昇してくる。
【0013】 そして、本考案の製本背固機用乾燥機は、図2に示すように、製本背固機の自 動化ライン(15)中に組み込まれている。即ち、被製本物(6)は、ラインの入口 の連結手段(7)を通って、第1水平板(8)に乗せられる。ここでは波型底板の水 平板(8)の上に乗せられて運ばれると、被製本物(6)は、その端部が水平方向が 揃えられ、次に、その被製本物(6)の背に、背糊ユニット(9)のローラーで糊が 付けられる。
【0014】 この背に糊の付いた被製本物(6)は、無限軌道の上で両側から押圧され保持さ れて、即ち、被製本物(6)は、図3に示すように被製本物保持手段(13)により 両側から保持されて、無限軌道手段(15)の上を運ばれて、ダクトケース(2)の 上で、下からの加熱空気(16)にさらされて、乾燥される。
【0015】 従って、被製本物(6)は、図2の無限軌道送り装置(15)の上を順次、入口連 結手段(7)、クランプ間隔3mmの水平板(8)、背糊ユニット(9)そして乾燥機で あるダクトケース(2)の上を通って運ばれていく。それにつれ、被製本物(6)は 、背糊を付けられ、乾燥されて、背が固められる。
【0016】 次に、背糊が乾燥機ダクト(2)からの熱風により乾燥され、熱せられているの で、冷たい風(17)に晒されて、冷却されながら、無限軌道(15)を運ばれて来 る。更に、背糊で背固めされた被製本物(6)は次の工程にかけられる。
【0017】
【考案の効果】
本考案の製本背固機用乾燥機は、図示のような機構により、次のごとき技術的 効果があった。即ち、 第1に、エネルギー効率の良い製本背固機用乾燥機を提供できた。 第2に、使い易く、簡単な装置により、ある程度の高温乾燥空気を得ることが できる。 第3に、コスト低減のできる、使い易い製本背固機が提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の製本背固機用乾燥機の1例の構造を説
明するための側面図である。
【図2】図1の製本背固機用乾燥機を実際に製本背固機
に使用した状態を示す説明斜視図である。
【図3】図1の乾燥機の構造を示す説明断面図である。
【符号の説明】
(1) 灯油ストーブ (2) 乾燥ダクトケース (3) 灯油ストーブの噴き出し口 (4) 乾燥ダクトケースの入口 (5) 乾燥ダクトケースの暖気出口スリット (6) 被製本物 (7) 製本物の入口連結手段 (8) 製本物の背揃えベルト (9) 背糊付ユニット (10) 灯油ストーブの空気取入口 (11) 灯油ストーブ保持軸 (12) 灯油ストーブ保持手段 (13) 製本物把持手段 (14) ヒーター (15) 無限軌道送り装置 (16) 熱風 (17) 冷気

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジェットファン付きの灯油ストーブ(1)
    の噴き出し口(3)を、ヒーター(14)付きダクトケース
    (2)の入口(4)に結合させた構成を特徴とする製本背固
    機用乾燥機。
JP1997010311U 1997-11-20 1997-11-20 製本背固機用乾燥機 Expired - Lifetime JP3049049U (ja)

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