JP3048987B2 - 電子部品実装検査装置、その方法、及びプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子部品実装検査装置、その方法、及びプログラムを記録した記録媒体

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JP3048987B2
JP3048987B2 JP9333179A JP33317997A JP3048987B2 JP 3048987 B2 JP3048987 B2 JP 3048987B2 JP 9333179 A JP9333179 A JP 9333179A JP 33317997 A JP33317997 A JP 33317997A JP 3048987 B2 JP3048987 B2 JP 3048987B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品実装検査
装置、その方法、及びプログラムを記録した記録媒体
関し、特に電子部品上の表示を文字認識により検査する
機能を持つ電子部品実装検査装置、その方法、及びプロ
グラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品実装検査装置は、プリン
ト基板上の電子部品の逆付けや誤実装を検出し、品質管
理や生産管理を行うために用いられている。従来の電子
部品実装検査装置の一例が特開平7−175894号公
報に記載されている。
【0003】図8に示すように、特開平7−17589
4号公報に記載されている電子部品実装検査装置は、電
子部品(FPIC( Flat Package IC)
)101と、プリント基板102と、載置台103
と、ITVカメラ104と、画像処理装置105と、演
算装置106と、モニタ107とを有している。ITV
カメラ104は載置台103の上方に固定されている。
載置台103はXYテーブル108により、XY方向へ
移動することが可能である。
【0004】画像処理装置105は、カメラインターフ
ェイス部109と、ラベリング部110と、フィルタ部
111と、文字範囲決定部112と、モニタインタフェ
ース113と、画像メモリ部114とにより構成されて
いる。カメラインターフェイス部109は、ITVカメ
ラ104から画像を取り込む。ラベリング部110は、
取り込んだ画像にラベル付け処理を行う。フィルタ部1
11は、ラベル付け処理されたデータから孤立点を除去
すると共に規格に合わない大きさの図形やマーク等を除
去する。文字範囲決定部112は、取り込んだ画像につ
いてクラスタ化を行いこの画像中での文字範囲(以下、
外接長方形と記す)を決定する。モニタインタフェース
113は、取り込んだ画像をモニタ107に表示する。
画像メモリ部114は、取り込んだ画像を記憶する。
【0005】演算処理装置106は、CPU115と、
ROM116と、RAM117と、画像処理装置インタ
ーフェイス118と、テーブルインターフェイス119
とにより構成されている。CPU115は、実際に演算
を行う。ROM116は、電子部品実装検査装置の起動
プログラムを記憶している。RAM117は、プリント
基板102上の電子部品(FPIC)101の配置情報
及び取り込んだ画像の認識結果を保存しておく。画像処
理装置インターフェイス部118は、画像処理装置10
5とのデータ受け渡しをする。テーブルインターフェイ
ス部119は、プリント基板102の撮像部位を変える
ために載置台103の移動を行うというCPU115か
らの指令をXYテーブル108に伝達する。
【0006】プリント基板102を載置した載置台10
3を演算処理装置106からの指令により、プリント基
板102上のFPIC101の配置情報に基づいて移動
させる。そしてITVカメラ104に撮像された電子部
品(FPIC)101上のメーカー名、形式名、ロット
番号等の記載事項を画像処理装置105に取り込む。配
置情報(設計データ)は、予めバーコード等で設計情報
を読み取ることで登録しておく。画像処理装置105に
取り込まれた画像データはニューラルネットワークを用
いて文字の認識をする。その際に文字の分割や合成を行
う。
【0007】ニューラルネットワークにより得られた文
字集合候補は、演算処理装置106内にある文字集合辞
書とメーカー名、製造地などが比較され、辞書部に登録
されているものと同じものか、もしくは合致する文字が
一番多い文字集合が選ばれる。次に、選択されたメーカ
ー名、製造地に従属する形式名、ロット番号などの項目
が文字集合候補と、文字集合辞書部とで完全一致で比較
される。このとき、文字集合辞書部の中の形式名は特定
の文字集合をあらわすが、ロット番号は、「#」が数
字、「$」がアルファベット、「?」が数字かアルファ
ベットというようにある記号が複数の文字に対応すると
いうルールが設定されている。条件に合う文字集合候補
は一致したものとする。
【0008】部品の実装向きは、画像データのX方向
と、Y方向のプロジェクションデータのピーク個数の違
いから判断して得られる。以上の結果から電子部品(F
PIC)101のプリント基板102への逆付けや誤実
装の検出が可能である。また、検査データより得られる
メーカー名、形式名、ロット番号、製造地等の情報に、
製品番号、製造番号等の情報を加え、ホストコンピュー
タ上で管理することにより品質管理や生産管理も行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子部品実装検査装置においては、文字集合辞書へ文字
集合候補データを登録する場合、部品メーカー名、製造
地、形式名、ロット番号等の情報を入力しておき、文字
認識結果と比較し、まずメーカー名と製造地を選択し、
次に形式名とロット番号を選択する。つまり、部品上の
表示からこれらすべての情報を読み取ることによって個
々の部品を特定する仕組みになっている。
【0010】このため、表示の記号化や省略化がなされ
ている小型の部品では、これらの情報を部品から読み取
ることができないから部品の特定ができず、正しい検査
が行えない。この従来の電子部品実装検査装置は、検査
可能な部品は限られたメーカーの大型電子部品に制限さ
れるため、汎用的な検査装置には適さない。したがっ
て、従来の電子部品実装検査装置においては、部品表示
が簡略化された電子部品の場合、部品表示と正式部品名
の対応関係を把握した検査が困難であるという第1の問
題点がある。
【0011】また、従来の電子部品実装検査装置におい
ては、メーカー名及び製造地については、合致する文字
が一番多い文字集合を選ぶという方法により、認識エラ
ーを回避する仕組みが備わっているが、形式名及びロッ
ト番号については完全一致を前提としているため、もし
形式名を認識エラーし、1文字でも間違えた場合不良と
なってしまう。ところが、同一部品上の表示である限り
通常認識エラーの可能性は項目によらず同等であるか
ら、ロット番号のように特定の記号によるワイルドカー
ド指定のできる項目に比べて、形式名がエラーとなる可
能性が最も高い。また、もし形式名についてもロット番
号やメーカー名と同じ手法を用いて認識エラーを許容す
るとしても、ロット番号のようにあらかじめ認識エラー
する文字を予測してワイルドカード指定するのは不可能
であるし、メーカー名のように実在するすべての形式名
を文字集合辞書へ登録しておくのは困難である。また、
もしすべての形式名を登録しても、登録されているもの
と同じか、もしくは合致する文字が一番多い文字集合と
単純にマッチングをとると、認識誤差により全く別の部
品に化けてしまう可能性が高い。したがって、従来の電
子部品実装検査装置においては、部品表示品質不良等の
問題の影響により認識エラーが発生しやすいという第2
の問題点がある。
【0012】本発明の第1の目的は、部品表示が簡略化
された電子部品でも正しい検査を行うことができる電子
部品実装検査装置、その方法、及びプログラムを記録し
た記録媒体を提供することである。
【0013】本発明の第2の目的は表示品質の影響を
受けにくい電子部品実装検査装置、その方法、及びプロ
グラムを記録した記録媒体を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の電子部品実装検査装置は、全検査対象電子
部品について回路記号を記憶している制御情報記憶手段
と、全検査対象電子部品について回路記号とこれらに対
応する正式部品名を記憶している部品リスト記憶手段
と、正式部品名とこれらの正式部品名と対応する部品表
示を記憶している部品表示記憶手段と、検査対象電子部
品を撮像して画像データを得る撮像手段と、この撮像手
段からの画像データを処理して文字認識を行う文字認識
手段と、検査対象電子部品を特定する情報に基づいて制
御情報記憶手段における検査対象電子部品に対応する回
路記号を検索して得る回路記号検索手段と、この回路記
号検索手段により得られた回路記号の情報に基づいて部
品リスト記憶手段における回路記号と対応する正式部品
名を検索して得る正式部品名検索手段と、この正式部品
名検索手段により得られた正式部品名の情報に基づいて
部品表示記憶手段における正式部品名と対応する部品表
示を検索して得る部品表示検索手段と、この部品表示検
索手段により得られた部品表示と文字認識手段により得
られた認識文字とを比較して正誤判定を行う表示判定手
段とを有することを特徴とする。
【0015】本発明の電子部品実装検査装置は、全検査
対象電子部品について回路記号を記憶している制御情報
記憶手段と、全検査対象電子部品について回路記号とこ
れらに対応する正式部品名および特殊記号名称を記憶し
ている部品リスト記憶手段と、正式部品名とこれらの正
式部品名と対応する部品表示を記憶している部品表示記
憶手段と、検査対象電子部品を撮像して画像データを得
る撮像手段と、この撮像手段からの画像データを処理し
て文字認識を行う文字認識手段と、撮像手段からの画像
データを処理して特殊記号を認識する特殊記号認識手段
と、特殊記号名称とこれらの特殊記号名称と対応する認
識パターンとを記憶している特殊記号パターン記憶手段
と、検査対象電子部品を特定する情報に基づいて制御情
報記憶手段における検査対象電子部品に対応する回路記
号を検索して得る回路記号検索手段と、この回路記号検
索手段により得られた回路記号の情報に基づいて部品リ
スト記憶手段における回路記号と対応する正式部品名お
よび特殊記号名称を検索して得る正式部品名記号検索手
段と、この正式部品名記号検索手段により得られた正式
部品名および特殊記号名称の情報に基づいて部品表示記
憶手段における正式部品名と対応する部品表示を検索し
て得る部品表示検索手段と、この部品表示検索手段によ
り得られた部品表示と文字認識手段により得られた認識
文字および特殊記号認識手段により得られた認識パター
ンとを比較して正誤判定を行う表示判定手段とを有する
ことを特徴とする。
【0016】本発明の電子部品実装検査装置は、全検査
対象電子部品について回路記号を制御情報記憶装置に記
憶する制御情報記憶ステップと、全検査対象電子部品に
ついて回路記号とこれらに対応する正式部品名を部品リ
スト記憶装置に記憶する部品リスト記憶ステップと、正
式部品名とこれらの正式部品名と対応する部品表示を部
品表示記憶装置に記憶する部品表示記憶ステップと、検
査対象電子部品を撮像して画像データを得る撮像ステッ
プと、この撮像ステップにより得られた画像データを処
理して文字認識を行う文字認識ステップと、検査対象電
子部品を特定する情報に基づいて制御情報記憶装置にお
ける検査対象電子部品に対応する回路記号を検索して得
る回路記号検索ステップと、この回路記号検索ステップ
により得られた回路記号の情報に基づいて部品リスト記
憶装置における回路記号と対応する正式部品名を検索し
て得る正式部品名検索ステップと、この正式部品名検索
ステップにより得られた正式部品名の情報に基づいて部
品表示記憶装置における正式部品名と対応する部品表示
を検索して得る部品表示検索ステップと、この部品表示
検索ステップにより得られた部品表示と文字認識ステッ
プにより得られた認識文字とを比較して正誤判定を行う
表示判定ステップとを有することを特徴とする。
【0017】本発明の電子部品実装検査装置は、全検査
対象電子部品について回路記号を制御情報記憶装置に記
憶する制御情報記憶ステップと、全検査対象電子部品に
ついて回路記号とこれらに対応する正式部品名および特
殊記号名称を部品リスト記憶装置に記憶する部品リスト
記憶ステップと、正式部品名とこれらの正式部品名と対
応する部品表示を部品表示記憶装置に記憶する部品表示
記憶ステップと、検査対象電子部品を撮像して画像デー
タを得る撮像ステップと、この撮像ステップにより得ら
れた画像データを処理して文字認識を行う文字認識ステ
ップと、撮像ステップにより得られた画像データを処理
して特殊記号を認識する特殊記号認識ステップと、特殊
記号名称とこれらの特殊記号名称と対応する認識パター
ンとを特殊記号パターン記憶装置に記憶する特殊記号パ
ターン記憶ステップと、検査対象電子部品を特定する情
報に基づいて制御情報記憶装置における検査対象電子部
品に対応する回路記号を検索して得る回路記号検索ステ
ップと、この回路記号検索ステップにより得られた回路
記号の情報に基づいて部品リスト記憶装置における回路
記号と対応する正式部品名および特殊記号名称を検索し
て得る正式部品名記号検索ステップと、この正式部品名
記号検索ステップにより得られた正式部品名および特殊
記号名称の情報に基づいて部品表示記憶装置における正
式部品名に対応する部品表示を検索して得る部品表示検
索ステップと、この部品表示検索ステップにより得られ
た部品表示と文字認識ステップにより得られた認識文字
および特殊記号認識ステップにより得られた認識パター
ンとを比較して正誤判定を行う表示判定ステップとを有
することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基いて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施の形態として
の電子部品実装検査装置を示す。
【0020】図1に示すように、本発明の電子部品実装
検査装置は、電子部品(FPIC)1と、プリント基板
2と、載置台3と、CCDカメラ4と、画像処理装置5
と、演算処理装置6と、モニタ7と、XYテーブル8
と、記憶装置9と、キーボード10とを有している。
【0021】画像処理装置5は、CCDカメラ4の画像
を取り込むカメラインターフェイス51と、画像処理演
算を高速に実行するDSP52と、画像処理装置5の初
期化プログラムと画像処理演算プログラムを記憶するR
OM53と、データを記憶するRAM54と、画像デー
タの出力を行うモニタインターフェイス55とを備えて
いる。画像処理装置5は、CCDカメラ4からの画像取
り込みと、文字認識を行うための画像処理を高速に実行
することができる。
【0022】演算処理装置6は、演算処理を行うCPU
65と、演算処理装置6の初期化プログラムを記憶する
ROM66と、検査プログラムとデータを記憶するRA
M67と、画像処理装置5との接続を行う画像処理装置
インターフェイス68と、検査処理の経過をモニタ7へ
表示するモニタインターフェイス69と、データ編集の
ためのキーボード10を接続するキーボードインターフ
ェイス610と、記憶装置9を接続するDISKインタ
ーフェイス611と、CPU65からの命令によりXY
テーブル8の移動を行うテーブルインターフェイス61
2とを有している。
【0023】記憶装置9は、検査プログラムと検査デー
タとを記録する固定ディスク94と、検査プログラムと
検査データとのバックアップに使用する取り外し可能な
リムーバルディスク95と、検査プログラムを記録した
記録媒体96を備える。この記録媒体96は、磁気ディ
スク、半導体メモリおよびその他の記録媒体であっても
よい。記憶媒体96は、検査プログラムとデータ(部品
表示判定履歴記憶装置91と、部品リスト記憶装置92
と、制御情報記憶装置93の記録内容)の入出力が可能
である。検査プログラムは、あらかじめ記録媒体96か
ら記録装置5の固定ディスク94へ転送されている。検
査プログラムは、記録装置の固定ディスクから演算処理
装置6に読み込まれ、演算処理装置6と画像入出力装置
5とXYテーブル8および記録装置9の動作を制御す
る。
【0024】図2に示すように、演算処理装置6は、文
字認識を行う文字認識装置61と、認識結果の判定と結
果の記録を行う表示判定装置62と、XYテーブル8の
制御を行う位置制御装置63と、記憶装置9の内容を編
集するデータ編集装置64とを有している。
【0025】画像処理装置5は、CCDカメラ4で撮影
した部品画像を取り込み、DSP52の処理プログラム
により、文字認識処理を行うための画像処理(2値化、
孤立点除去、回転、文字領域決定)を高速に行う。これ
らの処理は演算処理装置6からの要求により実施し、最
終結果は画像処理装置インターフェイス68を経由して
演算処理装置6へ転送する。
【0026】文字認識装置61は、画像処理装置5で処
理した画像データをもとに文字認識を行う。文字認識の
手法としては、特開平7−175894号公報に記載さ
れている通り、ニューラルネットワークを用いるもの
と、パターンマッチング法を用いるものがある。
【0027】記憶装置9は、部品表示判定履歴記憶装置
91と、部品リスト記憶装置92と、制御情報記憶装置
93とを有している。記憶装置9の各記憶装置のより具
体的な構成例は図4に示すとおりである。
【0028】表示判定装置62は、文字認識装置61の
認識結果と部品リスト記憶装置92から得た検査対象部
品の回路記号と正式部品名と、部品表示判定履歴記憶装
置91から得た正式部品名に対する部品表示と判定履歴
情報により、認識結果の判定を行う。判定結果と統計情
報は、部品判定情報記憶装置91に記録し、次回からの
判定に利用する。また、判定結果はモニタ7にも表示さ
れる。
【0029】位置制御装置63は、制御情報記憶装置9
3の情報により、XYテーブル8の制御を行う。XYテ
ーブル8を制御して電子部品1の画像を得る場合、ま
ず、制御情報記憶部93に記憶された制御データにした
がってXYテーブル8を移動し、CCDカメラ4により
プリント基板2上の電子部品1の画像を撮像する。ま
た、データ編集装置64における動作時においてはキー
ボード10により、XYテーブル8を操作することが可
能である。
【0030】データ編集装置64は、キーボード10の
入力により、部品表示判定履歴記憶装置91と、部品リ
スト記憶装置92と、制御情報記憶装置93の内容を記
録修正を行う。また、制御情報記憶装置93の部品配置
情報を修正する場合、実物のカメラ画像とデータ上の値
を比較して、ずれ等を確認する。
【0031】部品表示判定記憶装置91は、表示判定装
置62からの判定結果と、統計情報として認識結果と、
判定度数と、判定率とを記憶し、また、判定条件として
正式部品名と、部品表示と、累積判定率しきい値と、認
識誤差許容値とを記憶している。
【0032】部品リスト記憶部92は、プリント基板2
上の検査対象全部品について、回路記号と、これらの回
路記号に対応している正式部品名を記憶している。制御
情報記憶部93は、プリント基板2上の全検査対象部品
について、検査シーケンス番号と、座標値Xと、座標値
Yと、実装角度と、回路記号を記憶している。
【0033】キーボード10は、主にデータ入力および
XYテーブル8を操作するための入力装置である。モニ
タ7は、検査処理経過と、カメラ画像の表示を行う。C
CDカメラ4は、プリント基板2上の電子部品1を撮影
して画像データを画像処理装置5へ出力する。
【0034】次に、図2、図3、図4及び図5を参照し
て、本発明の電子部品実装検査装置の動作を詳細に説明
する。
【0035】図2は、図1の電子部品実装装置の演算処
理装置および記憶装置を詳細に示すブロック図である。
また、図3は、図1の電子部品実装装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【0036】図2、図3を合わせて参照すると、演算処
理装置6では、位置制御装置63が制御情報記憶装置9
3に記憶された配置情報に従い、XYテーブル8を制御
することにより、CCDカメラ4をプリント基板2上の
電子部品1の上へ移動する。CCDカメラ4は、電子部
品1の画像を撮影し画像データを画像処理装置5へ送
る。画像処理装置5では、画像データを加工し、演算処
理装置6へ送る(図3のA1)。文字認識装置61で
は、画像処理装置5へ要求することにより画像データを
加工し、検査対象電子部品の加工済み画像データを得た
後に文字認識を行う(図3のA2)。
【0037】表示判定装置62では、文字認識結果よ
り、記憶装置9を参照して実装部品の正誤判定を行う。
まず、制御情報記憶装置93より検査対象部品を特定す
るための配置情報(設計データ)に基づいて検査対象部
品に対応する回路記号を得る。配置情報は、予めCAD
上の設計データより部品の座標値X、Y、角度などを抽
出するか、プリント基板現品を使用して測定するなどの
方法を用いて作成されており、制御情報記憶部93に記
録されている。次に、制御情報記憶装置93から得られ
た回路記号の情報に基づいて部品リスト記憶装置92を
検索して前記回路記号に対応する電子部品の正式部品名
を得る。次に、部品リスト記憶装置92から得られた正
式部品名の情報に基づいて部品表示判定履歴記憶装置9
1を検索し正式部品名に対応する部品表示を得る。ここ
で、認識文字列と部品表示が一致すれば、正しい部品が
実装されていることになる(図3のA5)。この場合、
部品表示判定履歴記憶装置91の判定度数と、総判定度
数と、判定率を更新し(図3のA6)、モニタ7へ結果
を出力して(図3のA7)、終了する。なお、ここで必
要となる制御情報記憶装置93の配置情報、部品リスト
記憶装置92の正式部品名などの情報は、バーコードで
供給されることがあり、この場合は読取装置から読み込
むことができる。
【0038】文字認識結果と部品表示が一致しなかった
場合、部品表示判定履歴記憶装置91から、認識率の高
い順に認識候補を検索し、繰り返し認識結果と比較する
(図3のA8)。検索は認識候補と認識結果が一致する
か、または累積判定率が部品表示履歴記憶装置91に設
定されているしきい値を越えるまで繰り返される(図3
のA9)。認識候補からの検索に成功した場合、部品表
示判定履歴記憶装置91の判定度数と、総判定度数と、
判定率を更新する(図3のA10)。次に検索された認
識候補の累積判定率が許容値以内であれば、認識結果と
認識候補との違いは部品の表示品質の影響により認識誤
差であると判断し、正常実装として処理するが、許容値
を越える場合は見過ごせないレベルの表示品質不良であ
ると判断し、誤実装として処理する(図3のA11)。
また、認識候補の検索に失敗した場合、誤実装であるが
(図3のA14)、部品表示判定履歴記憶部91の認識
誤差許容範囲の設定値と比較され(図3のA12)、設
定値以内の誤りであれば、部品表示判定履歴記憶部91
へ認識候補として新規登録され、判定度数と、総判定度
数と、判定率もあわせて記録される(図3のA13)。
しかし、設定値を越える誤りの場合、総判定回数と判定
率のみ更新する(図3のA15)。
【0039】本実施の形態では、電子部品の正式部品名
と部品表示を合わせて記憶しておくことにより、略表時
された電子部品について部品表示のみによる検査を行っ
ても、正式部品名を把握することが可能である。
【0040】また、文字認識結果の統計情報を記録活用
することにより、文字認識処理における認識エラーを回
避し、電子部品上の表示品質に少々の問題がある場合で
も影響を受けにくい電子部品実装検査を行なうことがで
きる。これは、電子部品メーカーの製造工程において捺
印等の方法を用いて表示を行う場合、特定の箇所が薄く
なったり、欠けたりする不具合が発生するが、このよう
な場合でも単純に不良扱いにして検査工数の増大をまね
くことを防止し、安定した検査を行うための手法であ
る。
【0041】図5は、図1の電子部品実装装置の具体的
な動作例を示すものである。
【0042】図5に示すように、例えば、回路記号がI
C101であり、正式部品名が”uPD70208HG
−16”である電子部品の検査を行う場合、文字認識が
終了した段階で、まず制御情報記憶装置93より電子部
品の実装位置、角度とともに回路記号IC101を得
る。次にこの回路記号IC101の情報に基づいて部品
リスト記憶装置92を検索し、回路記号IC101の正
式部品名”uPD70208HG−16”を得る。そし
て、この正式部品名”uPD70208HG−16”の
情報に基いて部品表示判定履歴記憶装置91を検索
し、”uPD70208HG−16”の部品表示”D7
0208HG−16”を得る。ここで、文字認識結果と
して”D70208HG−16”が得られている場合、
比較の結果一致するのでイエスとなる。最後に総判定度
数を1増やして500863とし、部品表示”D702
08HG−16”の判定度数を1増やして460794
として判定率を更新した後に終了する。
【0043】また、文字認識結果として”D70208
HO−16”が得られている場合、表示内容”D702
08HG−16”との比較は失敗するので、次候補とし
て第2位の”D70208HO−16”が得られ、比較
の結果一致する。ここでこの候補の累積判定率を計算す
ると、0.92+0.05=0.97となり、累積判定
率しきい値0.99よりも小さいので結果は一致とな
る。この場合、総判定度数を1増やし500863と
し、”D70208HO−16”の判定度数を1増や
し、25044として判定率更新後終了する。
【0044】次に、認識結果が”O70208MG−1
6”であった場合、検索の結果出現率第4位のところ
で、一致する候補を得られるが、累積判定率を計算する
と、0.995となり、しきい値を越えるので結果は不
一致となる。このように、認識結果データを無制限に使
用するのではなく、累積判定率しきい値を設定して判定
に使用することにより過去の実績の中から、例えば上位
99%以内の結果のみを有効とする制限を加える事がで
きるため、無意味な判定を行ってしまう可能性を低く押
さえることができる。
【0045】図6は、本発明の第2の実施の形態として
の電子部品実装検査装置の演算処理装置および記憶装置
を詳細に示すブロック図である。本発明の第2の実施の
形態において、本発明の第1の実施の形態の構成要素と
同一のものには同一の参照符号が付される。
【0046】図6に示すように、本発明の第2の実施の
形態としての電子部品実装検査装置は、図2に示す演算
処理装置6および記憶装置9に追加して、演算処理装置
6がさらに特殊記号認識装置613を有し、かつ、記憶
装置9がさらに特殊記号を特殊記号名称に変換するため
の辞書記憶装置97を有している。
【0047】特殊記号認識装置613は、文字認識装置
61で認識不可能なメーカーロゴ等の特殊記号を認識
し、辞書記憶部97を参照して特殊記号名称へ変換す
る。辞書記憶装置97は、特殊記号名称と、これらの特
殊記号名称と対応している認識パターンが記録されてい
る。
【0048】第1の実施の形態では、部品表示がロゴ等
の特殊記号を含むものである場合、特殊記号は文字とし
て認識できないため、検査対象外であった。第2の実施
の形態では、部品表示がロゴ等の特殊記号を含むもので
ある場合、あらかじめ部品リスト記憶装置92に、特殊
記号名称と部品名称を合わせて記録しておき、特殊記号
名称より辞書記憶部94を検索して特殊記号の認識パタ
ーンを得て認識を行い、一致するかどうかを判定し、特
殊記号名称と部品表示により部品表示判定履歴記憶装置
91を検索して最終的な表示判定を行う。
【0049】すなわち、具体例をあげれば、部品表示”
M5M51008AVP”の先頭に”三菱ロゴマーク”
がついており、これを検査する場合、”三菱ロゴマー
ク”の特殊記号名称を”MITSUBISHI−LOG
O”として部品リスト記憶装置92へ記録しておき、”
MITSUBISHI−LOGO”と”M5M5100
8AVP”で表示判定を行う。
【0050】図7は、図6の電子部品実装検査装置の具
体的な動作例を示すものである。
【0051】図7に示すように、記号名称”M5M51
008AVP”を検索すると(ステップB1)、三菱ロ
ゴマークの認識パターンが得られ、認識を行う(ステッ
プB2)。認識に成功すると、表示判定の対象を”MI
TSUBISHI−LOGO”と”M5M51008A
VP”に変更する(ステップB3)。
【0052】第2の実施の形態においては、文字認識不
可能な特殊記号をパターン認識後、固有の特殊記号名称
に変換することにより、認識可能とすることができる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、正式部品名に対する部
品表示を記憶しておき、部品表示による検査を行うこと
で、部品表示が略記された電子部品においても検査可能
となる。
【0054】また、本発明によれば、文字候補の累積判
定率を演算して、この累積判定率がしきい値より小さい
場合に認識文字と文字候補が一致するようにしているか
ら、電子部品の表示品質が低い場合でも検査可能となる
ため表示品質の影響を受けにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としての電子部品実
装検査装置を示すブロック図である。
【図2】図1の電子部品実装検査装置の演算処理装置お
よび記憶装置を詳細に示すブロック図である。
【図3】図1の電子部品実装検査装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】図2の記憶装置の具体例を説明するための図で
ある。
【図5】図1の電子部品実装検査装置の具体的な動作例
を説明するための図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態としての電子部品実
装検査装置の演算処理装置および記憶装置を詳細に示す
ブロック図である。
【図7】図6の電子部品実装検査装置の具体的な動作例
を説明するための図である。
【図8】従来の電子部品実装検査装置を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 電子部品(FPIC) 2 プリント基板 3 載置台 4 CCDカメラ 5 画像処理装置 6 演算処理装置 7 モニタ 8 XYテーブル 9 記憶装置 10 キーボード 51 カメラインターフェイス 52 DSP 53 ROM 54 RAM 55 モニタインターフェイス 61 文字認識装置 62 表示判定装置 63 位置制御装置 64 データ編集装置 65 CPU 66 ROM 67 RAM 68 画像処理装置インターフェイス 69 モニタインターフェイス 610 キーボードインターフェイス 611 DISKインターフェイス 612 テーブルインターフェイス 613 特殊記号認識装置 91 部品表示判定履歴記憶装置 92 部品リスト記憶装置 93 制御情報記憶装置 94 固定ディスク 95 リムーバルディスク 96 記録媒体 97 辞書記憶装置 101 FPIC 102 プリント基板 103 載置台 104 ITVカメラ 105 画像処理装置 106 演算装置 107 モニタ 108 XYテーブル 109 カメラインターフェイス部 110 ラベリング部 111 フィルタ部 112 文字範囲決定部 113 モニタインターフェイス部 114 画像メモリ部 115 CPU 116 ROM 117 RAM 118 画像処理装置インターフェイス 119 テーブルインターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 H05K 13/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全検査対象電子部品について回路記号を
    記憶している制御情報記憶手段と、 全検査対象電子部品について回路記号とこれらに対応す
    る正式部品名を記憶している部品リスト記憶手段と、 前記正式部品名とこれらの正式部品名に対応する部品表
    示を記憶している部品表示記憶手段と、 検査対象電子部品を撮像して画像データを得る撮像手段
    と、 前記撮像手段からの画像データを処理して文字認識を行
    う文字認識手段と、 前記検査対象電子部品を特定する情報に基づいて前記制
    御情報記憶手段における検査対象電子部品に対応する回
    路記号を検索して得る回路記号検索手段と、 前記回路記号検索手段により得られた回路記号の情報に
    基づいて前記部品リスト記憶手段における回路記号と対
    応する正式部品名を検索して得る正式部品名検索手段
    と、 前記正式部品名検索手段により得られた正式部品名の情
    報に基づいて前記部品表示記憶手段における正式部品名
    と対応する部品表示を検索して得る部品表示検索手段
    と、 前記部品表示検索手段により得られた部品表示と前記文
    字認識手段により得られた認識文字とを比較して正誤判
    定を行う表示判定手段とを有することを特徴とする電子
    部品実装検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子部品実装検査装置
    において、前記表示判定手段は、前記認識文字と比較す
    るための複数の文字候補を有し、これらの文字候補の累
    積判定率を演算し、この累積判定率が所定の累積判定率
    しきい値より小さい場合にのみ、この文字候補と前記認
    識文字とが一致すると判定することを特徴とする電子部
    品実装検査装置。
  3. 【請求項3】 全検査対象電子部品について回路記号を
    記憶している制御情報記憶手段と、 前記全検査対象電子部品について回路記号とこれらに対
    応する正式部品名および特殊記号名称を記憶している部
    品リスト記憶手段と、 前記正式部品名とこれらの正式部品名に対応する部品表
    示を記憶している部品表示記憶手段と、 検査対象電子部品を撮像して画像データを得る撮像手段
    と、 前記撮像手段からの画像データを処理して文字認識を行
    う文字認識手段と、 前記撮像手段からの画像データを処理して特殊記号を認
    識する特殊記号認識手段と、 前記特殊記号名称とこれらの特殊記号名称に対応する認
    識パターンとを記憶している特殊記号パターン記憶手段
    と、 前記検査対象電子部品を特定する情報に基づいて前記制
    御情報記憶手段における検査対象電子部品に対応する回
    路記号を検索して得る回路記号検索手段と、 前記回路記号検索手段により得られた回路記号の情報に
    基づいて前記部品リスト記憶手段における回路記号と対
    応する正式部品名および特殊記号名称を検索して得る正
    式部品名記号検索手段と、 前記正式部品名記号検索手段により得られた正式部品名
    および特殊記号名称の情報に基づいて前記部品表示記憶
    手段における正式部品名に対応する部品表示を検索して
    得る部品表示検索手段と、 前記部品表示検索手段により得られた部品表示と前記文
    字認識手段により得られた認識文字および前記特殊記号
    認識手段により得られた認識パターンとを比較して正誤
    判定を行う表示判定手段とを有することを特徴とする電
    子部品実装検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電子部品実装検査装置
    において、前記表示判定手段は、前記認識文字と比較す
    るための複数の文字候補を有し、これらの文字候補の累
    積判定率を演算し、この累積判定率が所定の累積判定率
    しきい値より小さい場合にのみ、この文字候補と前記認
    識文字とが一致すると判定することを特徴とする電子部
    品実装検査装置。
  5. 【請求項5】 全検査対象電子部品について回路記号を
    制御情報記憶装置に記憶する制御情報記憶ステップと、 前記全検査対象電子部品について回路記号とこれらに対
    応する正式部品名を部品リスト記憶装置に記憶する部品
    リスト記憶ステップと、 前記正式部品名とこれらの正式部品名に対応する部品表
    示を部品表示記憶装置に記憶する部品表示記憶ステップ
    と、 検査対象電子部品を撮像して画像データを得る撮像ステ
    ップと、 前記撮像ステップにより得られた画像データを処理して
    文字認識を行う文字認識ステップと、 前記検査対象電子部品を特定する情報に基づいて前記制
    御情報記憶装置における前記検査対象電子部品に対応す
    る回路記号を検索して得る回路記号検索ステップと、 前記回路記号検索ステップにより得られた前記回路記号
    の情報に基づいて前記部品リスト記憶装置における回路
    記号に対応する正式部品名を検索して得る正式部品名検
    索ステップと、 前記正式部品名検索ステップにより得られた正式部品名
    の情報に基づいて前記部品表示記憶装置における正式部
    品名に対応する部品表示を検索して得る部品表示検索ス
    テップと、 前記部品表示検索ステップにより得られた部品表示と前
    記文字認識ステップにより得られた認識文字とを比較し
    て正誤判定を行う表示判定ステップとを有することを特
    徴とする電子部品実装検査方法。
  6. 【請求項6】 全検査対象電子部品について回路記号を
    制御情報記憶装置に記憶する制御情報記憶ステップと、 前記全検査対象電子部品について回路記号とこれらに対
    応する正式部品名および特殊記号名称を部品リスト記憶
    装置に記憶する部品リスト記憶ステップと、 前記正式部品名とこれらの正式部品名に対応する部品表
    示を部品表示記憶装置に記憶する部品表示記憶ステップ
    と、 検査対象電子部品を撮像して画像データを得る撮像ステ
    ップと、 前記撮像ステップにより得られた画像データを処理して
    文字認識を行う文字認識ステップと、 前記撮像ステップにより得られた画像データを処理して
    特殊記号を認識する特殊記号認識ステップと、 前記特殊記号名称とこれらの特殊記号名称に対応する認
    識パターンとを特殊記号パターン記憶装置に記憶する特
    殊記号パターン記憶ステップと、 前記検査対象電子部品を特定する情報に基づいて前記制
    御情報記憶装置における検査対象電子部品に対応する回
    路記号を検索して得る回路記号検索ステップと、 前記回路記号検索ステップにより得られた回路記号の情
    報に基づいて前記部品リスト記憶装置における回路記号
    に対応する正式部品名および特殊記号名称を検索して得
    る正式部品名記号検索ステップと、 前記正式部品名記号検索ステップにより得られた正式部
    品名および特殊記号名称の情報に基づいて前記部品表示
    記憶装置における正式部品名に対応する部品表示を検索
    して得る部品表示検索ステップと、 前記部品表示検索ステップにより得られた部品表示と前
    記文字認識ステップにより得られた認識文字および前記
    特殊記号認識ステップにより得られた認識パターンとを
    比較して正誤判定を行う表示判定ステップとを有するこ
    とを特徴とする電子部品実装検査方法。
  7. 【請求項7】 全検査対象電子部品について回路記号を
    制御情報記憶装置に記憶する制御情報記憶ステップと、 前記全検査対象電子部品について回路記号とこれらに対
    応する正式部品名を部品リスト記憶装置に記憶する部品
    リスト記憶ステップと、 前記正式部品名とこれらの正式部品名に対応する部品表
    示を部品表示記憶装置に記憶する部品表示記憶ステップ
    と、 検査対象電子部品を撮像して画像データを得る撮像ステ
    ップと、 前記撮像ステップにより得られた画像データを処理して
    文字認識を行う文字認識ステップと、 前記検査対象電子部品を特定する情報に基づいて前記制
    御情報記憶装置における前記検査対象電子部品に対応す
    る回路記号を検索して得る回路記号検索ステップと、 前記回路記号検索ステップにより得られた回路記号の情
    報に基づいて前記部品リスト記憶装置における回路記号
    に対応する正式部品名を検索して得る正式部品名検索ス
    テップと、 前記正式部品名検索ステップにより得られた正式部品名
    の情報に基づいて前記部品表示記憶装置における正式部
    品名に対応する部品表示を検索して得る部品表示検索ス
    テップと、 前記部品表示検索ステップにより得られた部品表示と前
    記文字認識ステップにより得られた認識文字とを比較し
    て正誤判定を行う表示判定ステップとを電子部品実装検
    査装置に実行させるプログラムを記録したことを特徴と
    する記録媒体。
  8. 【請求項8】 全検査対象電子部品について回路記号を
    制御情報記憶装置に記憶する制御情報記憶ステップと、 前記全検査対象電子部品について回路記号とこれらに対
    応する正式部品名および特殊記号名称を部品リスト記憶
    装置に記憶する部品リスト記憶ステップと、 前記正式部品名とこれらの正式部品名に対応する部品表
    示を部品表示記憶装置に記憶する部品表示記憶ステップ
    と、 検査対象電子部品を撮像して画像データを得る撮像ステ
    ップと、 前記撮像ステップにより得られた画像データを処理して
    文字認識を行う文字認識ステップと、 前記撮像ステップにより得られた画像データを処理して
    特殊記号を認識する特殊記号認識ステップと、 前記特殊記号名称とこれらの特殊記号名称に対応する認
    識パターンとを特殊記号パターン記憶装置に記憶する特
    殊記号パターン記憶ステップと、 前記検査対象電子部品を特定する情報に基づいて前記制
    御情報記憶装置における検査対象電子部品に対応する回
    路記号を検索して得る回路記号検索ステップと、 前記回路記号検索ステップにより得られた回路記号の情
    報に基づいて前記部品リスト記憶装置における回路記号
    と対応する正式部品名および特殊記号名称を検索して得
    る正式部品名記号検索ステップと、 前記正式部品名記号検索ステップにより得られた正式部
    品名および特殊記号名称の情報に基づいて前記部品表示
    記憶装置における正式部品名に対応する部品表示を検索
    して得る部品表示検索ステップと、 前記部品表示検索ステップにより得られた部品表示と前
    記文字認識ステップにより得られた認識文字および前記
    特殊記号認識ステップにより得られた認識パターンとを
    比較して正誤判定を行う表示判定ステップとを電子部品
    実装検査装置に実行させるプログラムを記録したことを
    特徴とする記録媒体。
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