JP3048796U - クラウン部が形崩れしにくい帽子 - Google Patents

クラウン部が形崩れしにくい帽子

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JP3048796U
JP3048796U JP1997010501U JP1050197U JP3048796U JP 3048796 U JP3048796 U JP 3048796U JP 1997010501 U JP1997010501 U JP 1997010501U JP 1050197 U JP1050197 U JP 1050197U JP 3048796 U JP3048796 U JP 3048796U
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Japan
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cloth
crown
crown portion
sewn
hat
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JP1997010501U
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Inventor
理一 水野
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水野ミリナー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、帽子のクラウン部の形崩れがしに
くく、しかもクラウン部の内側に裏布を設ける必要のな
いクラウン部が形崩れしにくい帽子を提供することであ
る。 【解決手段】 クラウン部が形崩れしにくい帽子10の
クラウン部12の内側には第1横布14と第2横布16
の第1縫着部22、第2横布16と第3横布18の第2
縫着部24、第3横布18と頂布20の第3縫着部26
が突設されている。前記第2縫着部24には第1カバー
体32が、第3縫着部26には第2カバー体34が設け
られ、第2縫着部24,第3縫着部26が露出しないよ
うになっている。第1カバー体32及び第2カバー体3
4には空洞部36が設けられ、空洞部36には第1芯材
38,第2芯材40が内蔵されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、帽子に関し、詳しくはクラウン部が形崩れしにくい帽子に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来の帽子のクラウン部は複数の布片を縫着して略半球状に形成されている。 このため、上からクラウン部に圧力を加えるとクラウン部が潰れ易く、またクラ ウン部が潰れるとクラウン部が元の形状に復帰しにくいという不具合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実に鑑みなされたものであり、帽子のクラウン部の形崩れがし にくく、しかもクラウン部の内側に裏布を設ける必要のないクラウン部が形崩れ しにくい帽子を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、クラウン部の周方向に沿って張力と復元力がありしかも可 撓性に富んだ芯材を取り付けると共に前記芯材を覆うカバー体を芯材に沿って設 けたことを特徴としている。 請求項2の考案は、クラウン部の周方向に沿って配設されてクラウン部の側部 を形成する複数の帯状の横布と、これら横布で形成されたクラウン部の側部に載 置されてクラウン部の頂部を形成する頂布と、前記横布同士又は横布と頂布とを 縫着することによりクラウン部の内側に突設された縫着部と、この縫着部を包む ようにして覆うと共に内部に空洞部が形成されたカバー体と、このカバー体の空 洞部に内蔵されてクラウン部の周方向に沿って配設される張力と復元力がありし かも可撓性に富んだリング状の芯材と、を有してなることを特徴としている。
【0005】
【考案の実施の形態】 図1乃至図3には本考案に係るクラウン部が形崩れしにくい帽子10の一実施 例が示されている。このクラウン部が形崩れしにくい帽子10は織物地等の適宜 素材の布地で形成されている。 図1に示されるように、クラウン部が形崩れしにくい帽子10のクラウン部1 2の側部12Aは下部に位置する帯状の第1横布14と、中間部に位置する帯状 の第2横布16と、上部に位置する第3横布18と、をそれぞれ糸で縫着するこ とにより形成されている。前記第1横布14、第2横布16及び第3横布18は 帯状の布地を横長方向において筒状にして配設されている。また、クラウン部1 2の頂部12Bは円形状の布で形成された頂布20から構成されている。 前記第1横布14の上縁14Aと第2横布16の下縁16A、第2横布16の 上縁16Bと第3横布18の下縁18A、第3横布18の上縁18Bと頂布20 の外周縁20A、とはそれぞれ糸で縫着されている。 従って、図3に示されるように、クラウン部12の内側には前記第1横布14 の上縁14Aと第2横布16の下縁16Aの第1縫着部22、前記第2横布16 の上縁16Bと第3横布18の下縁18Aの第2縫着部24、前記第3横布18 の上縁18Bと頂布20の外側縁20Aの第3縫着部26が突設されている。 また、前記第1横布14の下縁14Bはクラウン部12の下部に設けられる鍔 部28の内周縁28Aと縫着され、これにより鍔部28は前記クラウン部12に 取り付けられている。 図2に示されるように、前記クラウン部12の内周面の下部には帯状のスベリ 30が配設されている。このスベリ30が設けられたことにより、前記第1縫着 部22は隠れるようになっている。 図3に示されるように、前記第2縫着部24には帯状の第1カバー体32が、 第3縫着部26には帯状の第2カバー体34が、それぞれ第2縫着部24,第3 縫着部26を包む状態で設けられ第2縫着部24,第3縫着部26が露出しない ようになっている。従って、クラウン部12の内側に前記第1縫着部22,第2 縫着部24,第3縫着部26が露出しないようになっている。 また、前記第1カバー体32には空洞部36が設けられ、空洞部36には張力 と復元力がありしかも可撓性に富んだ合成樹脂材で形成されたリング状の第1芯 材38が内蔵されている。また、第2カバー体34の内部にも空洞部36が設け られ、空洞部36にも張力と復元力がありしかも可撓性に富んだ合成樹脂材で形 成された第1芯材38より小径のリング状の第2芯材40が内蔵されている。こ れら第1芯材38,第2芯材40はクラウン部12の周方向に配設され、クラウ ン部12を保形している。
【0006】 次に、第1実施例の作用について説明する。 本考案に係るクラウン部が形崩れしない帽子10のクラウン部12の側部12 Aは帯状の前記第1横布14、第2横布16及び第3横布18を横長方向におい て筒状にして配設され、しかも前記第1カバー体32及び第2カバー体34には 張力と復元力がありしかも可撓性に富んだリング状の第1芯材38、第2芯材4 2が、それぞれ内蔵されている。従って、前記クラウン部12は上からの圧力に も強く、潰されても元の形に戻る復元力が強いので形崩れしにくい。 また、前記クラウン部12の内周面に突出した前記第1縫着部22はスベリ3 0によって隠れ、前記第2縫着部24及び第3縫着部26は第1カバー体32、 第2カバー体34によって包まれるのでが、前記第1縫着部22、第2縫着部2 4及び第3縫着部26はクラウン部12の内側に露出しないため裏布を設けなく てもクラウン部12の内側がきれいで見栄えが悪くなるようなことはない。 また、本考案のクラウン部が形崩れしにくい帽子10は第2縫着部24及び第 3縫着部26が第1カバー体32、第2カバー体34によって覆われるのでふせ うちの必要がなくリバーシブルで使用できること及びクラウン部12の外観を低 下させないというデザイン上の利点がある。 しかも、裏布を設けるような必要がないので部品点数を少なくすることができ ると共に製品価格を抑えることができる。
【0007】 なお、実施例ではクラウン部12を帯状の第1横布14,第2横布16,第3 横布18と、頂布20で形成したが、クラウン部12の形成手段はこれに限定さ れるものではなく、例えば1枚の布でクラウン部12を形成する場合でもよいこ とは勿論である。 また、実施例ではクラウン部が形崩れしにくい帽子10を織物地で形成したが 、素材は織物地に限定されないことは勿論である。 なお、クラウン部が形崩れしにくい帽子10は鍔部がクラウン部12の全周に 形成されているいわゆるハット型の帽子でも鍔部がクラウン部の一部に形成され ているいわゆるキャップ型の帽子でもよいことは勿論である。
【0008】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案に係るクラウン部が形崩れしにくい帽子はクラウン 部に張力と復元力がありしかも可撓性に富んだ芯材を配設したのでクラウン部が 形崩れしにくいという優れた効果を有する。 また、クラウン部の内側の外観品質が低下しないのでリバーシブルに使用する ことができるという優れた効果を有する。 さらに、前記芯材はカバー体で覆われるので裏布を設けなくても外観品質が低 下することを防止できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】クラウン部が形崩れしにくい帽子の全体斜視図
である。
【図2】クラウン部が形崩れしにくい帽子を逆さにした
状態の全体斜視図である。
【図3】クラウン部が形崩れしにくい帽子の一部拡大縦
断面図である。
【符号の説明】
10・・・クラウン部が形崩れしにくい帽子 12・・・クラウン部 14・・・第1横布 16・・・第2横布 18・・・第3横布 20・・・頂布 22・・・第1縫着部 24・・・第2縫着部 26・・・第3縫着部 32・・・第1カバー体 34・・・第2カバー体 36・・・空洞部 38・・・第1芯材 40・・・第2芯材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラウン部の周方向に沿って張力と復元
    力がありしかも可撓性に富んだ芯材を取り付けると共に
    前記芯材を覆うカバー体を芯材に沿って設けたことを特
    徴とするクラウン部が形崩れしにくい帽子。
  2. 【請求項2】 クラウン部の周方向に沿って配設されて
    クラウン部の側部を形成する複数の帯状の横布と、これ
    ら横布で形成されたクラウン部の側部に載置されてクラ
    ウン部の頂部を形成する頂布と、前記横布同士又は横布
    と頂布とを縫着することによりクラウン部の内側に突設
    された縫着部と、この縫着部を包むようにして覆うと共
    に内部に空洞部が形成されたカバー体と、このカバー体
    の空洞部に内蔵されてクラウン部の周方向に沿って配設
    される張力と復元力がありしかも可撓性に富んだリング
    状の芯材と、を有してなることを特徴とするクラウン部
    が形崩れしにくい帽子。
JP1997010501U 1997-11-11 1997-11-11 クラウン部が形崩れしにくい帽子 Expired - Lifetime JP3048796U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102070903B1 (ko) * 2019-12-13 2020-01-29 성시현 보강 구조물을 구비한 커브 보존형 모자 시스템

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