JP3048696B2 - インクフィルム - Google Patents

インクフィルム

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JP3048696B2
JP3048696B2 JP3227426A JP22742691A JP3048696B2 JP 3048696 B2 JP3048696 B2 JP 3048696B2 JP 3227426 A JP3227426 A JP 3227426A JP 22742691 A JP22742691 A JP 22742691A JP 3048696 B2 JP3048696 B2 JP 3048696B2
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JP
Japan
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ink
color
film
ink layer
ink film
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直紀 木下
明雄 末廣
弘 遠藤
久 松本
宏佳 石井
道弘 渡辺
章吾 松本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱転写記録媒体とし
てのインクフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】感熱転写記録媒体として、ファクシミリ
装置や印刷装置に用いられているインクフィルムには、
一般に、図7に示すようなものがあり、これは、1ライ
ンごとに印字することができるようになっている。そし
て、このようなインクフィルムは、例えば、ファクシミ
リ装置に装填される場合は、図6に示すようにして装填
される。
【0003】そこで、メンテナンス等でファクシミリ装
置のドアを開けた場合に、感熱転写記録後のインクフィ
ルムの一部が見えることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のインクフィルム
においては、ベースフィルムが透明であるので、感熱転
写記録後は、印字された部分は、インク層が抜けて、透
明なベースフィルムが残っている状態となる。そこで、
ファクシミリ装置のドアを開けた場合に、感熱転写記録
後のインクフィルムを一目見るだけで、印字内容を、第
三者が容易に認識できるという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、インクフィルムを一目見
た場合に、感熱転写記録後のインクフィルムから印字内
容を認識することを困難にし、感熱転写記録媒体として
のインクフィルムに機密保護の機能を与えることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ベースフィルムの片面にインク層が塗布
され、インク層の一部が隣接する紙に熱転写されるイン
クフィルムにおいて、ベースフィルムの色を、インク層
の色と同じ色または類似した色であるようにすることに
より、インクフィルムに残る印字内容の認識が困難とな
るようにしている。
【0007】また、本発明は、ベースフィルムの片面に
インク層が塗布され、インク層の一部が隣接する紙に熱
転写されるインクフィルムにおいて、ベースフィルム
に、任意のパターンを有するようにすることにより、イ
ンクフィルムに残る印字内容の認識が困難となるように
している。
【0008】なお、上記任意のパターンは、インク層の
色と同じ色または類似した色であるようにすることが好
ましい。
【0009】また、上記任意のパターンは、文字列およ
び/または図形で構成されているようにすることがで
き、さらに、上記文字列および/または図形は、文字に
使用される線分を要素とするようにすれば、いっそう効
果的である。
【0010】本発明のインクフィルムを備えたインクカ
セットは、ファクシミリ装置や印刷装置に装填されて利
用される。
【0011】
【作用】インクフィルムのベースフィルムの色をインク
層の色と同じ色にすると、感熱転写記録後に、印字され
た部分(印字部)は、インク層が抜けて、インク層の色
と同じ色であるベースフィルムの色が出てくる。また、
印字されなかった部分(非印字部)には、インク層がそ
のまま残るため、非印字部の色と印字部の色とが同一と
なる。
【0012】これにより、インクフィルムを一目見ただ
けでは、印字部と非印字部との見分けがつかないので、
印字内容を認識することが困難になる。
【0013】また、インクフィルムのベースフィルムが
インク層の色と同じ色の任意のパターンを有するように
すると、感熱転写記録後に、印字部は、インク層が抜け
て、インク層の色と同じ色の任意のパターンを有するベ
ースフィルムが出てくる。また、非印字部には、インク
層がそのまま残るため、非印字部の色と出てきた任意の
パターンの色とが同一となる。
【0014】これにより、インクフィルムを一目見ただ
けでは、実際の印字部から任意のパターンを除いた部分
のみしか見ることができないので、印字内容を認識する
ことが困難になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例のインクフィ
ルムを示す図である。
【0017】図1(a)に示すように、本実施例のイン
クフィルムは、黒色のベースフィルム1の片面に黒色の
インク層2が塗布されている。
【0018】感熱転写記録後、図1(b)に示すよう
に、印字部3は、インク層2が抜けて、抜けた部分の色
は、ベースフィルム1の色、すなわち、黒色となる。ま
た、非印字部にはインク層2がそのまま残り、残ったイ
ンク層2の色は黒色である。
【0019】図2は従来のインクフィルムを示す図であ
る。
【0020】図2(a)に示すように、従来のインクフ
ィルムは、透明のベースフィルム1の片面に黒色のイン
ク層2が塗布されている。
【0021】感熱転写記録後、図2(b)に示すよう
に、印字部3は、インク層2が抜けて、抜けた部分の色
は、ベースフィルム1の色、すなわち、透明となる。ま
た、非印字部にはインク層2がそのまま残り、残ったイ
ンク層2の色は黒色である。
【0022】このように、従来は、インクフィルムを一
目見た場合に、図2(c)に示すように、透明な部分が
印字部3であるので、印字内容を容易に認識することが
できるが、本実施例によれば、図1(c)に示すよう
に、印字部3の色と非印字部の色とが同じ黒色となるの
で、印字部3と非印字部との見分けがつかす、印字内容
を認識することが困難になる。
【0023】なお、本実施例は、インク層2の色が黒色
である場合について説明したが、その他の色であって
も、ベースフィルム1の色をインク層2の色と同じ色に
すれば、インク層2の色は何色であってもよい。
【0024】また、ベースフィルム1の色は、インク層
2の色と全く同じ色にする必要はなく、印字内容の認識
を困難にするような色であればよい。
【0025】図3は本発明の第2の実施例のインクフィ
ルムのベースフィルムを示す図である。
【0026】図3に示すように、本実施例のインクフィ
ルムのベースフィルム1は、透明のベースフィルムに、
黒色の任意のパターンを有している。そして、本実施例
のインクフィルムは、このようなベースフィルム1に黒
色のインク層2が塗布されている。
【0027】感熱転写記録後、図4に示すように、印字
部3は、インク層2が抜けて、抜けた部分には、黒色の
任意のパターンが出てくる。また、非印字部にはインク
層2がそのまま残り、残ったインク層2の色は黒色であ
る。
【0028】このように、従来では、図5に示すように
なるところを、本実施例によれば、インクフィルムを一
目見た場合に、非印字部の色と出てきた任意のパターン
の色が同じ黒色となるので、実際の印字部3から任意の
パターンを除いた部分のみしか見ることができす、印字
内容を認識することが困難になる。
【0029】なお、任意のパターンは、図3に示した例
に限るものではないが、文字に使用される線分を要素と
する文字および/または図形をランダムに並べたパター
ンにすると、効果的である。
【0030】また、本実施例は、インク層2の色が黒色
である場合について説明したが、その他の色であって
も、任意のパターンの色をインク層2の色と同じ色にす
れば、インク層2の色は何色であってもよい。
【0031】また、任意のパターンの色は、インク層2
の色と全く同じ色にする必要はなく、印字内容の認識を
困難にするような色であればよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
感熱転写記録媒体としてのインクフィルムのべースフィ
ルムの色を、インクの色と同じ色や類似した色にした
り、ベースフィルムが、インクの色と同じ色や類似した
色の、任意のパターンを有するようにすることにより、
感熱転写記録後のインクフィルムに残る印字内容の認識
を困難にし、感熱転写記録媒体としてのインクフィルム
に機密保持の機能を与えることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のインクフィルムを示す説明図。
【図2】従来例のインクフィルムを示す説明図。
【図3】第2の実施例のインクフィルムのベースフィル
ムを示す説明図。
【図4】第2の実施例のインクフィルムによる感熱転写
後の様子を示す説明図。
【図5】従来例のインクフィルムによる感熱転写後の様
子を示す説明図。
【図6】ファクシミリ装置にインクカセットが装填され
ている様子を示す説明図。
【図7】インクカセットの外観図。
【符号の説明】
1…ベースフィルム、2…インク層、3…印字部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 久 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所 戸塚工場内 (72)発明者 石井 宏佳 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所 戸塚工場内 (72)発明者 渡辺 道弘 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 松本 章吾 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−229593(JP,A) 特開 昭61−219696(JP,A) 特開 昭63−94867(JP,A) 特開 昭63−125377(JP,A) 実開 昭63−60662(JP,U) 実開 昭63−94766(JP,U) 実開 昭63−51753(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 31/00 B41J 17/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に熱転写されるインク層を、ベー
    スフィルムの片面上に有するインクフィルムにおいて、 前記ベースフィルムには、前記記録媒体への記録中に当
    該ベースフィルムから前記記録媒体に転写されない1以
    上のパターンが、前記インク層と同じ色または類似した
    色で描かれており、前記記録媒体への転写による前記インク層の抜け落ち領
    域は、前記パターンとの重なり合いによって、前記ベー
    スフィルムの面内においてランダムに分散する、ランダ
    ムな形状の複数領域に分割される ことを特徴とするイン
    クフィルム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインクフィルムにおいて、 前記パターンには、文字および/または図形が含まれる
    ことを特徴とするインクフィルム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のインクフィルムにおいて、 前記文字および/または図形は、線分を要素とすること
    を特徴とするインクフィルム。
  4. 【請求項4】請求項1、2および3のうちのいずれか1
    項に記載のインクフィルムを備えることを特徴とするイ
    ンクカセット。
JP3227426A 1991-09-06 1991-09-06 インクフィルム Expired - Lifetime JP3048696B2 (ja)

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