JP3048411U

JP3048411U - モップの毛先を浮かせて収納するモップ収納具。

Info

Publication number: JP3048411U
Application number: JP1997010741U
Authority: JP
Inventors: 健一當銘
Original assignee: 株式会社マクロテツク
Priority date: 1997-10-28
Filing date: 1997-10-28
Publication date: 1998-05-15
Anticipated expiration: 2003-10-28

Abstract

(57)【要約】【課題】モップの毛先を浮かして収納出来るようにす
る。【解決手段】（イ）モップの毛先を浮かせて収納す
る収納具を設ける。（ロ）収納具を設けて、モップの柄に乗せ具を取付
て、モップの毛先を浮かせて収納する（ハ）モップに収納具を設け、バケッ等容器に乗せ毛
先を浮かせて収納する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、モップの柄に設けた引っ掛け穴を使用せず、かつ、モップの毛先を浮かせて収納できる収納具です。

【０００２】

【従来の技術】

従来、モップには、収納時のために柄の先端に穴があり、この穴に引っ掛けて収納するようになっている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

昨今の住宅事情で、モップの吊下げに下記の問題がある。（イ）壁材がボード、タイル、コンクリート壁が多く、自由に釘や吊り具等の取付が困難である。（ロ）賃貸住宅では、自由に釘を打つことが容易でない。（ハ）学校、工場など多くの人が使用する場所では、ロッカーに入れているが吊下げていないことが多い。従来、吊下げることを前提に考えられているが、実情は自由に吊下げることが容易でないため、逆さに立てておいていたり、逆さに立てて天日乾しをしていることが多く見た目もよくない。

【０００４】

【考案が解決するための手段】

解決するための手段として、

【０００５】図１のように、支柱受け部（３）に、モップの毛先（２）が浮く長さを持つ支柱部（４）を設け、その先端に受け部（５）をほどこした収納具に、モップの金具部（６）を乗せ、柄（１）を立てかけて収納する手段。

【０００６】図２のように、支柱受け部（８）に、モップの毛先（６）が浮く長さを持つ支柱部（９）を設け、その先端に受け部（１０）をほどこした収納具に、図３の乗せ具（７）と乗せ止具（８）の各ビス穴（１０）にビス（２７）とナット（１１）でモップの柄（１）に取付け、その乗せ具（７）の乗せ部（９）を乗せ、柄（１）を立てかけて収納する手段。

【０００７】図５のように、モップの接合部（１２）にビス取付穴（１３）と左支え止（１４）と右支え止（１５）を設け、そのビス取付穴（１３）へ左支え具（２１）、右支え具（２２）、ばね（２０）、ストッパー付リンフ（１７）を段付ビス（１６）とナット（２３）で取り付けた収納具を図４に示すように、バケッ等容器（２４）の容器開口部上面縁（２５）に乗せて、モップの毛先（２）を浮かせ、柄（１）を壁等に立てかけて収納する手段。上記の手段で問題の解決をしました。

【０００８】

【考案の実施の形態】

【０００９】図１のように作成された収納具を使用するときは、柄（１）を少し持ち上げるようにして受け部（５）よりはずして使用します。使用後は、収納具の支柱受け部（３）をバケッ等容器（２４）の容器内側底面（２６）に入れ、モップの金具部（６）を収納具の受け部（５）に乗せ収納します、また、柄（１）を壁等に立てかけて収納することも出来る。

【００１０】図２のように作成された収納具を使用するときは、柄（１）を少し持ち上げるようにして受け部（５）より、柄（１）に取付けた乗せ具（７）の乗せ部（９）をはずして使用します。使用後は、収納具の支柱受け部（３）をバケッ等容器（２４）の容器内側底面（２６）に入れ、柄（１）の乗せ具（７）の乗せ部（９）を収納具の受け部（５）に乗せ収納します、また、柄（１）を壁等に立てかけて収納することも出来る。

【００１１】図４のようにモップの接合部（１２）に取り付けた収納具を使用するとき、柄（１）を持ち上げ、モップの接合部（１２）に設けた、左支え止（１４）と右支え止（１５）に引っ掛けた、左支え具（２１）と右支え具（２２）を外すとばね（２０）で柄（１）の方向へ持ち上がり、ストッパー付リンフ（１７）の上限止部（１８）に左支え具（２１）と右支え具（２２）があたり止まる状態で使用します。使用後は、左支え具（２１）と右支え具（２２）を、左支え止（２１）と右支え止（２２）に引っ掛け、バケッ等容器（２４）の容器開口部上面縁（２５）に乗せると、モップの毛先（２）が浮いた状態になり、柄（１）を壁等に立てかけ収納します。なお回転止め部（１９）は、左支え具（２１）と右支え具（２２）が入れ替わることがないように設けてあります。

【００１２】

【考案の効果】

この考案によりモップの置き場所が自由になり、かつ、モップを使用して濡れている時でも、容器入れ収納ができので水滴で濡れることがない、また、逆さにして天日乾しをすることなく見た目もよくなった。

【図面の簡単な説明】

【図１】収納具にモップを乗せた斜視図。

【図２】柄に乗せ具と乗せ止具を取付け収納具に乗せ
た斜視図。

【図３】乗せ具と乗せ止具の斜視図。

【図４】収納具付モップをバケッに乗せた斜視図。

【図５】図４の収納具の分解図。

【符号の説明】

（１）柄（２）モップの毛先（３）支柱受け部（４）支柱部（５）受け部（６）モップの金具部（７）乗せ具（８）乗せ止具（９）乗せ部（１０）ビス穴（１１）ナット（１２）モップの接合部（１３）ビス取付穴（１４）左支え止（１５）右支え止（１６）段付ビス（１７）ストッパー付リンフ（１８）上限止め部（１９）回転止め部（２０）ばね（２１）左支え具（２２）右支え具（２３）ナット（２４）バケッ等容器（２５）容器開口部上面縁（２６）容器内側底面（２６）ビス

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】支柱受け部（３）と支柱部（４）と受け部
（５）とでなる収納具を設け、その受け部（５）へ、モ
ップの金具部（６）を乗せて、モップの毛先（２）を浮
かせて収納する、モップ収納具。
【請求項２】支柱受け部（３）と支柱部（４）と受け部
（５）とでなる収納具を設け、その受け部（５）へ、モ
ップの柄（１）に乗せ具（７）と乗せ止具（８）を取付
け、その乗せ具（７）の乗せ部（９）を乗せ、モップの
毛先（２）を浮かせて収納する、モップ収納具。
【請求項３】モップの接合部（１２）にビス取付穴（１
３）と左支え止（１４）と右支え止（１５）とを設け、
そのビス取付穴（１３）へ、左支え具（２１）と右支え
具（２２）とばね（２０）とストッパー付リング（１
７）を段付ビス（１６）とナット（２３）で取付けた収
納具を、バケッ等容器（２４）の容器開口部上面縁（２
５）部に乗せ、モップの毛先を浮かせて壁等に立てかけ
て収納する収納具付モップ。