JP3048369U - 発光ダイオード面光源 - Google Patents

発光ダイオード面光源

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JP3048369U JP1997009498U JP949897U JP3048369U JP 3048369 U JP3048369 U JP 3048369U JP 1997009498 U JP1997009498 U JP 1997009498U JP 949897 U JP949897 U JP 949897U JP 3048369 U JP3048369 U JP 3048369U
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興 陳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝度が高く、均一の白い光の面光源を生じさ
せる発光ダイオード面光源を提供する。 【解決手段】 この発光ダイオード面光源は、拡散片2
0、光案内板10、波長可変の材料の蛍光粉層50、反
光層30および発光結晶粒子40を備える。発光結晶粒
子40の生じた青い色の光あるいは紫外光を光案内板1
0の側面から入射させ、光案内板10の面の光均一処理
および反光層30の光反射を経由し、平面光源を生じさ
せるとともに蛍光粉層50を刺激し、入射光および刺激
された蛍光粉を混合させて白い色の光あるいは特定の波
長の面光源を形成できるとともに、拡散片20により面
光源をより均一にさせることができ、この発光ダイオー
ド面光源は液晶ディスプレイ(LCD)のバック光源に
利用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、面光源に関し、特に光案内板の底部の発光点ストライプ設計を利用 し、蛍光粉層を光案内板の下方に置き、光学の反射原理を利用し、青い色の光あ るいは紫外光に呼応して蛍光表面を刺激し、輝度が高くかつ均一な白い色の光の 面光源を生じさせる発光ダイオード(以下「発光ダイオード」をLEDという) 面光源に関する。
【0002】
【従来の技術】
面光源は一種の平面発光源であり、主に液晶ディスプレイ(以下、LCDとい う)のバック光源に使用され、その形態により下記の3種類に分けられる。 (1) 小型蛍光灯管(CCFL):直径が約2mmであり、光案内板および反射 層に呼応し、光を均一に分散発光させ、寿命は約1万時間であり、その欠点は高 圧および高周波で駆動すべき点である。
【0003】 (2) エレクトロルミネセンス(EL):欠点は、寿命がわずか約3千時間で、 高圧で駆動すべき点であり、非常に薄いのがその長所である。 (3) 発光ダイオード(LED):寿命が5万時間以上で、高圧で駆動するのを 要しないのがその長所であり、欠点は、発光源が弱く、多くのLEDを組合わせ て使用しなければならず、通常はただ面積の小さい単色の光源を白黒のLCDの バック光源として使用する。
【0004】 特公平8−7614号公報に開示されるように、近来、日本の日亜化学会社が さらにLEDの白い光の面光源を発表しており、その主な特徴は、青い色の光の LEDを面光源の側面に置き、光案内板の技術を利用し、光を側面から進入させ た後に表面から出させ、光案内板の上に黄色蛍光粉(イットリウムアルミニウム ガーネット:YAG)を塗付けた一層の面板を取付け、青い色の光で黄色の蛍光 粉を刺激して黄色の光を出させるとともに、青い色の光および黄色の光を混合し て二つの波長を干渉させることにより白い色の光を得る。
【0005】 日亜化学会社製造の白い光の面光源の構造は、一般のLED面光源と別に異な る点が無く、図1および図2に示すように、その主な構造は上層が拡散片で、中 間層が光案内板で、下層が反射層とベースであり、その主な特徴は青い色の光の LEDを光源に採用し、上層の拡散片の内側表面に一層の黄色蛍光粉体を塗付け 、青い色の光および黄色の光を中和させることにより白い色の光を生じる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、日亜化学会社の上述の面光源は下記の欠点がある。面光源の上 の蛍光粉層が光の輝度を阻害し、かつ蛍光粉層の均一性が制御し難く光の色が不 均一になり、蛍光粉体について言えば、蛍光粉体の裏面から光源を刺激して蛍光 を正面から出させるが、この種の発光は効率が最良でなく、例えば現在のテレビ 、蛍光灯等は全てこの方式を採用している。
【0007】 したがって、本考案の主な目的は、輝度が高く、均一な白い光の面光源を生じ させるLED面光源を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のLED面光源によれば、蛍光粉体の正面から光源を刺激して蛍光を正 面から出させる方式であり、この方式によると発光の効率が高く、かつ光の色が 均一で、蛍光粉層の厚さにより面光源に不均一をきたすことが無く、光源を刺激 したために刺激された蛍光粉層で作用を発生し、光は内層に浸透できない。した がって、この種の方式を採用すると、輝度が均一で、比較的明るく、光が蛍光粉 に遮られることが無い。
【0009】 現在、輝度の高い青い色の光の輝度は、全て1cd/m2 以上であるので、側 面に光を導く光源として使用でき、ただ数個のLED結晶粒子で光案内板の側面 を利用して光を導くとともに、光案内板の底表面の適当な位置に光発射の方向と 互いに垂直なウェーブライクストライプあるいは凹溝を設けて発光点にし、かつ 光案内板の周りおよび底面に反射処理を施し、光が底面から反射して返ってくる ようにする。本考案で使用する光案内板は、全て上述の処理を施すべきであり、 スクリーンプリンティング式のインキで反光点を形成すべきでなく、この点は日 亜化学会社のLED面光源と異なる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例) 図3は本考案の第1実施例を示し、図に示す本実施例のLED面光源は、主に 拡散片20、光案内板10、波長可変の蛍光粉層50および反光層30からなる 。
【0011】 光案内板10は光を通す材質で製作され、その底表面12に多くの小さい凹状 あるいは凸状のストライプを刻んで発光点とし、光が光案内板10の側面から入 って頂面から出るとともに均一な面の光を得られるようにする。 拡散片20は光案内板10の上に積重ね、光を均一にする作用を有する。 反光層30は光案内板10の周りおよび底表面12に覆い被せ、光案内板10 を透過する光を反射して返らせる。
【0012】 蛍光粉層50は光案内板10と反光層30との間に置かれ、発光結晶粒子40 が生じる光源で蛍光粉層50を刺激し、蛍光粉に別の一種の波長の光源を生じさ せる。発光結晶粒子40は光案内板10の一側に置かれ、これは一個でも数個を 結合してもよく、その発する光は蛍光粉層50の蛍光粉を刺激し、蛍光粉層50 を発光させることができる。図4に示すように、LED面光源を構成する部材を 拡散片20、光案内板10、蛍光粉層50、反光層30の順序に上から下に各層 を積重ね、このような構造の設計は青い色の光のLEDを発光結晶粒子40とし て採用することができ、その発する光が光案内板10の底表面12にある凸状あ るいは凹状のストライプを経由して均一な発光点を生じた後、さらに黄色の蛍光 粉を有する蛍光粉層に照射し、その青い色の光で黄色の蛍光粉を刺激して黄色の 光を生じさせ、さらにその黄色の光と混合して白い色の光が得られる。また、表 面の一層の半透明の拡散片20の均一作用を経て、均一な白い色の面光源が得ら れる。
【0013】 (第2実施例) 本考案の第2実施例を図5および図6に示す。この第2実施例では、構成する 部材が拡散片20、濾過層60、光案内板10、蛍光粉層50、反光層30およ び発光結晶粒子40の順序に上から下に積重ねられ、発光結晶粒子40は光案内 板10の側面から入射して光を均一に表面から出させ、その原理は第1実施例と 同様である。しかし、第2実施例において、発光結晶粒子40は紫外光結晶粒子 を使用しているので、構造の面で第1実施例と少し異なり、すなわち光案内板1 0の上に一層の濾過層60が加えられ、その主な目的は紫外光を濾過除去して可 視光を通過させることにある。
【0014】 第1実施例で、発光結晶粒子40は青い色の光の結晶粒子を使用しており、蛍 光粉は例えばY3A1502:Ceシリーズ蛍光粉のような黄色の蛍光粉を使用 しているが、第2実施例では、発光結晶粒子40は窒化ガリウム(GaN)材料 で製作でき、360〜380nmの波長が得られる紫外光結晶粒子を使用してお り、蛍光粉は赤、緑、青(RGB)三色の蛍光粉を混合すれば三つの波長の白い 色の光が得られ、あるいは個別の色の蛍光粉層を選用でき、別に、例えば三つの 波長の白い色の光面の光源は、彩色LCDの面光源に使用でき、未来その応用の 範囲は比較的広い。また、蛍光粉層は酸化物蛍光粉体を採用しており、一般環境 の下で使用すれば、寿命は5万時間に達する。
【0015】 したがって、本考案は次の特徴を有する。 (1) 蛍光粉を光案内板の下方に置くので、光の輝度が比較的明るくかつ均一で ある。 (2) 光案内板の製作の方式は、射出型を採用したり、直接光案内板の表面にレ ーザーおよび化学蝕刻で凹状ストライプ発光点を加工したりする方式である。
【0016】 (3) 発光源は青い光あるいは紫外光結晶粒子を使用しており、紫外光結晶粒子 の場合、光案内板の上方に一層の濾過層を加えて紫外光を濾過除去できる。 以上のように、本考案は、光案内板底部の発光点ストライプ設計を利用し、蛍 光粉層を光案内板の下方に置き、光学反射原理を利用し、青い色の光あるいは紫 外光に呼応して蛍光体表面を刺激し、輝度高くかつ均一な白い色の面光源を生じ させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の面光源の分解斜視図である。
【図2】従来の面光源の断面図である。
【図3】本考案の第1実施例によるLED面光源の分解
斜視図である。
【図4】本考案の第1実施例によるLED面光源の断面
図である。
【図5】本考案の第2実施例によるLED面光源の分解
斜視図である。
【図6】本考案の第2実施例によるLED面光源の断面
図である。
【符号の説明】
10 光案内板 12 底表面 20 拡散片 30 反光層 40 発光結晶粒子 50 蛍光粉層 60 濾過層

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡散片と、光案内板と、蛍光粉層と、反
    光層と、前記光案内板の側面に置かれる発光結晶粒子と
    を備え、前記拡散片、前記光案内板、前記蛍光粉層およ
    び前記反光層の順に上から下に向けて積重ねられ、光が
    側面から入射し、前記光案内板の面の凹凸点あるいはウ
    ェーブライクストライプを経由して前記反光層で反射
    し、前記蛍光粉層を刺激して発光させ、入射光および刺
    激された蛍光が混合されることにより白い色の光あるい
    は特定の色の光が発生し、さらに表面の前記拡散片の作
    用により均一の平面光源が得られることを特徴とする発
    光ダイオード面光源。
  2. 【請求項2】 前記発光結晶粒子は青い色の光あるいは
    紫外光の結晶粒子であり、紫外光の結晶粒子が採用され
    た場合、前記光案内板の上に濾過層が加えられて紫外光
    は濾過除去され、可視光は通過することを特徴とする請
    求項1記載の発光ダイオード面光源。
JP1997009498U 1997-10-27 1997-10-27 発光ダイオード面光源 Expired - Lifetime JP3048369U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000032981A1 (fr) * 1998-11-27 2000-06-08 Sharp Kabushiki Kaisha Illuminateur, dispositif eclairant, feu avant et afficheur a cristaux liquides
CN108519638A (zh) * 2018-04-16 2018-09-11 常州亚玛顿股份有限公司 导光模组及背光组件

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WO2000032981A1 (fr) * 1998-11-27 2000-06-08 Sharp Kabushiki Kaisha Illuminateur, dispositif eclairant, feu avant et afficheur a cristaux liquides
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