JP3048310U - 便器用水タンクの切換装置 - Google Patents
便器用水タンクの切換装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 便器用水タンクの給・放水を自動制御でき
て、調整がスムーズな使用上の便利性および耐久性を向
上された便器用水タンクの切換装置を提供する。 【解決手段】 水タンク(50)内の水位変動によるメ
イン浮上体(25)の上下浮動から給水管(21)上端
の第1の制御バルブ(22)を開閉を制御して、便器ボ
ールを洗浄する際に水洗レバー(51)を操作すると、
該第1の制御バルブ(22)が開になって、該給水管
(21)からハウジング(31)内の互いに連通する両
区画室(31a,31b)に水流が流入し、先ず第2の
区画室(31b)を経て放水機構(40)により便器縁
の放水管路から噴出させて、更に水タンク水位が下降す
ればサブ浮上体(35)の重力下降により第2の制御バ
ルブ(33)が連動されて第2の区画室(31b)を閉
塞し、該給水管(21)からの流水が第1の区画室(3
1a)をへて水タンク給水に切換えられて、水タンクが
満水すれば水位が上記元来の位置に回復してメイン浮上
体(25)が再び該第1の制御バルブ(22)を閉に制
御するようにして構成する。
て、調整がスムーズな使用上の便利性および耐久性を向
上された便器用水タンクの切換装置を提供する。 【解決手段】 水タンク(50)内の水位変動によるメ
イン浮上体(25)の上下浮動から給水管(21)上端
の第1の制御バルブ(22)を開閉を制御して、便器ボ
ールを洗浄する際に水洗レバー(51)を操作すると、
該第1の制御バルブ(22)が開になって、該給水管
(21)からハウジング(31)内の互いに連通する両
区画室(31a,31b)に水流が流入し、先ず第2の
区画室(31b)を経て放水機構(40)により便器縁
の放水管路から噴出させて、更に水タンク水位が下降す
ればサブ浮上体(35)の重力下降により第2の制御バ
ルブ(33)が連動されて第2の区画室(31b)を閉
塞し、該給水管(21)からの流水が第1の区画室(3
1a)をへて水タンク給水に切換えられて、水タンクが
満水すれば水位が上記元来の位置に回復してメイン浮上
体(25)が再び該第1の制御バルブ(22)を閉に制
御するようにして構成する。
Description
【0001】
本考案は便器用水タンクの切換装置に関し、特に水タンクの給・放水制御及び 調整機能を具えて、使用上の便利性及び耐久性を向上された便器用水タンクの切 換装置に関する。
【0002】
因に、例えば台湾専利公告第191538号が開示している「便器用水タンク の給水切換装置」は、図10,11の構造作動概要図が示すように、便器用水タ ンクが満水のときは、給水制御バルブ60が閉鎖状態(給水停止状態)を呈して 、チェーン651を介して回動レバー652と連結しているサブ浮玉65が反対 側の重りに勝って重力下降し、弁羽根61が水タンク入水管62への出水口を封 鎖する位置Aに回動定位して、給水管63と便器縁連接管64を導通させ、そし て、便器用水タンクの水洗レバ−(図示せず)を操作すると、水タンク底部から 放水し始める一方,該水タンク内の水位下降に伴うメイン浮玉66の重力下降か ら給水制御バルブ60が開放して、給水管63からの水流が該便器縁放水管64 をへて便器ボ−ル(図示せず)を洗浄することとなり、同時に水タンク内の水位 下降に追随してサブ浮玉65も重力下降して、該サブ浮玉65が所定高さ以下に 下降すると、該サブ浮玉65に連結したチェーン651が回動レバー652を引 張って該弁羽根61の枢支軸を連動回転し、該弁羽根61が一体回動して便器縁 放水管64への出水口を閉鎖する位置Bに回動する。即ち給水管63からの水流 が直接水タンクへ給水する状態に切換えられて、該給水管63から流入する水圧 により該弁羽根61が水タンクヘの給水状態を保持し、水タンクが満水位になっ てから該メイン浮玉66の上昇浮動により該給水制御バルブ60が閉塞して、給 水管63からの流水が停止することから、水圧を失うと共に、回動レバー652 におけるチェーン651側と反対側の他端重りの重力作用で、該弁羽根61が水 タンク入水管62の出水口を封鎖する位置Aに回動復帰する。
【0003】 しかしながら、この種の従来の「便器用水タンクの給水切換装置」には次のよ うな欠点がある。 上記弁羽根61により、水タンク給水或いは便器縁放水へとA,B位置に回動 定位して切換え制御しているので、該弁羽根61は水タンクの給・放水制御にと って重要な構造部材であるが、水流に含まれた汚れや砂が容易に該弁羽根61に 付着し易く、長期にわたると弁羽根61の枢支箇所に水垢が溜まって、その回動 が円滑さに欠け、或いは回動に支障を来たす恐れがあって、かえって有効に水タ ンクの給水・放水を制御する目的が達成できず、便器ボールの洗浄効果が不良で あったり、水源を浪費したりする。
【0004】
上記従来の便器用水タンクの切換装置における問題点に鑑み、本考案は、便器 用水タンクの給・放水を自動制御できて、調整がスムーズな使用上の便利性およ び耐久性を向上された便器用水タンクの切換装置を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するため、本考案は、水源と接続した給水管上端の第1の制御 バルブをメイン浮上体の上下浮動により開閉制御する給水制御機構と、上記給水 管と連通する中空ハウジングを設けて、該ハウジング内を互いに連通する第1, 第2の両区画室に仕切り、且つ該ハウジング内に水タンク入水管を両区画室にわ たり上下滑り可能に貫挿して、該水タンク入水管一端に第2の制御バルブを装設 して断続制御すると共に、他端を該ハウジングから伸出させて重量適当なサブ浮 上体を一定の上下範囲で連動可能に係合し、更に該水タンク入水管の昇降移動に 伴い該第2の制御バルブが第2の区画室或いは水タンク給水部位を閉塞できるよ うにした切換機構と、一端が上記切換装置のハウジングにおける第2の区画室と 連接して、他端が便器縁の放水管路と連結する放水機構と、を具えて、メイン浮 上体が第1の制御バルブを開に制御したことに伴う給水管のハウジング内へ流入 する水を、第2の区画室から放水機構をへて便器縁の放水管路より噴出させ、或 いは水タンク水位の昇降に伴う該サブ浮上体の上下動により該第2の制御バルブ の位置変え操作をして給水先を変え、水タンク給水へ切換制御できるように構成 される。
【0006】 そして、上記ハウジング内に貫挿した水タンク入水管が上端開口の中空管体で あって、該開口外周縁沿いに第2の制御バルブを形成し、且つ上記両区画室の間 に第2の弁口を開設して、該水タンク入水管の該両区画室にわたる周回りにばね を装設し、水タンクの水位昇降変化に伴う上記サブ浮上体の上下浮動により水タ ンク入水管の上端開口が第1の区画室の天井に当接して閉塞すれば、第lの区画 室へ進入した水流が第2の弁口をへて第2の区画室より放水機構を通じて便器縁 の放水管路より噴出し、逆に該水タンク入水管が下降移動して該第2の制御バル ブが該第2の弁口を閉塞すれば、該水タンク入水管上端の開口(321)より水 タンク給水を行なうようにしたり、または、上記水タンク入水管の上記ハウジン グより伸出した一端に雄ねじを設けてナットを螺着し、該ナットの該水タンク入 水管下端における高さ位置を調整することにより、上記サブ浮上体が該ナットに 係止して該水タンク入水管を引き下ろす時間の長短を制御し、便器縁放水管路か らの噴水洗浄時間長短を調整できるようにしたり、或いは、上記サブ浮上体を上 記給水管胴回りに嵌装して、該サブ浮上体から伸出した一端を上記水タンク入水 管の胴回りに外嵌させ、且つ該サブ浮上体と該給水管の嵌合を多角筒状嵌合態様 に形成したりすると一層好ましくなる。
【0007】 上記のように構成された本考案は、水タンクの水位が満水位状態にいると、メ イン浮上体一端が上昇浮動して、その他端が第1の制御バルブを圧着して給水管 を封閉し、該給水管から水が水タンク内へ流入するのを阻止する一方、サブ浮玉 も上昇浮動状態を呈して、水タンク入水管が上記ハウジング内で同様に上昇状態 を呈し、該水タンク入水管の上端開口が第1の区画室の上端天井に当接して封鎖 される。そして、水洗レバーを操作すると、便器ボール洗浄の排水動作が開始し て、水タンク内の水位が下降し、該メイン浮上体一端が重力下降して、該メイン 浮上体他端の第1の制御バルブに対する圧着が解除されて該第1の制御バルブが 開くことから、給水管内の水がハウジング内の互いに連通する第1,2の区画室 内へ流入し、この際、水タンク入水管の開口が第1の区画室上端面に当接して封 鎖されているので、該給水管より流入した水は第1の区画室をへて第2の弁口を 通じて第2の区画室へ流入し、さらに放水機構をへて便器縁放水管路から噴出し て便器ボール内を洗浄する。また、便器ボール内の洗浄が進行すると水タンク内 の水位がだんだんと下降して、サブ浮上体も自重からだんだんと重力下降し、所 定距離に重力下降すると水タンク入水管下端に螺着したナットに当接係止して該 水タンク入水管を引摺り下すこととなり、該水タンク入水管上端の第2の制御バ ルブが第l,2の区画室間の第2の弁口に係合して閉塞すさせ、便器ボール内へ の噴水洗浄動作が停止して、ハウジング内へ流入した水が第1の区画室から水タ ンク入水管上端の開口をへて水タンク内に流入することになり、水タンクの給水 状態に切換えられる。しかる後、水タンク内の水位が上昇すると、該サブ浮上体 もその水位上昇に随って浮動上昇して、水タンク入水管上端の第2の制御バルブ 33が第2の弁口から離脱し、再び第1の区画室上端天井に当接して上記水タン ク水位が満水位状態に復帰する。即ち、このようにして自動的に便器ボール洗浄 或いは水タンク給水に切換えることができる。
【0008】
以下、本考案を実施の形態例に基づいて具体的に説明するが、本考案はこの例 のみに限定されない。 図1,2,3,4,5が示すのは、本考案の便器用水タンクの切換装置におけ る比較的好ましい実施例で、図示の如く、主として給水制御機構20、切換機構 30および放水機構40を含み、そのうち、
【0009】 該給水制御機構20は、水タンク50の給水管21上端に第1の制御バルブ2 2を設けて、該給水管21上端の第1の制御バルブ22側傍にメイン浮上体25 を枢設し、該メイン浮上体25の一端を押圧端部251に形成して、他端にメイ ン浮玉252を取付けると共に、該給水管21上端部側壁に連接口21bを開設 する。
【0010】 該切換機構30は、上記給水管21の連接口21bと連通接続するハウジング 31を設けて、該ハウジング31内を第2の弁口311により互いに上下連通す る第1,2の区画室31a,31bに仕切り、且つ該第2の区画室31bの底部 に下向きに延伸する連結管312を凸設して、該ハウジング31内に水タンク入 水管32を挿設し、該中空状の水タンク入水管32の上端開口321外周縁沿い に第2の制御バルブ33を形成すると共に、該水タンク入水管32下端部を適当 に上記両区画室31a,31bに貫挿して、該連結管312から下向きに伸出さ せた末端にナット313を螺着し、更に該水タンク入水管32の上記両区画室3 1a,31bにわたる周回りにばね34を装設する。また該切換機構30はサブ 浮上体35を設けており、該サブ浮上体35は適当な重さ(水タンク内の水位下 降に応じて自重で重力下降し、且つ水タンク入水管32を引き下せる程度の重さ )を有するように設計されて、本実施例では該サブ浮上体35と上記給水管21 との係合態様を円筒嵌合成いは多角筒状嵌合(多角筒状嵌合は部材が揺動するの を防止できる)に形成し、更に該サブ浮上体35胴部から横向きに伸出する一端 を、上下移動可能に上記連結管312と上記水タンク入水管32にわたる胴回り に外嵌させて、水タンク50内の水位の上昇下降に随って上下浮動できるように し、該サブ浮上体35が重力下降すれば上記ナット313に当接係止して、該水 タンク入水管32を引き下せるようにする。
【0011】 放水機構40は、図2,4に示す如く、その一端が上記切換装置3Oのハウジ ング31における第2の区画室31b胴部に貫通連結して、他端が便器縁の放水 管路と連接する。
【0012】 上記図示および説明を受けて、図1,2,3,4,5を再び参照すれば分かる ように、本実施例の作用動作は、先ず、水タンク50の水位が満水位状態である と、メイン浮上体25一端のメイン浮玉252が上昇浮動状態を呈して(図5に 示すように)、該メイン浮上体25他端の押圧端部251が第1の制御バルブ2 2を圧着し、それにより給水管21を封閉して外部水源が該給水管21から水タ ンク50内へ流入するのを阻止する。一方、サブ浮玉35も上昇浮動状態を呈し て、水タンク入水管32が上記ハウジング31内でばね34の突っ張り作用から 同様に上昇状態を呈し、該水タンク入水管32の上端開口321が第1の区画室 31aの上端天井に当接して封鎖される。
【0013】 さらに、図6(図1におけるメイン浮上体25が重力下降して、その押圧端部 251が第1の制御バルブ22に対する圧着を解除し、該第1の制御バルブ22 が開いて給水管21とハウジング31内が導通する作動手前の表示図)を同時に 参照すれば分かるように、図5が示す水洗レバー51を操作して水タンク50底 面の排水分52を開かせると、便器ボール洗浄の排水動作が開始し、同時に水タ ンク50内の水位が下降して、該メイン浮上体25一端のメイン浮玉252が重 力下降し、該メイン浮上体25他端の押圧端部251が該第1の制御バルブ22 に対する圧着から離脱して、該第1の制御バルブ22が開くことから、給水管2 1内の水が連接孔21bをへてハウジング31内の互いに連通する第1,2の区 画室31a,31b内へ流入し、この際、水タンク入水管32の開口321が第 1の区画室31a上端面に当接して封鎖されているので、該給水管21より流入 した水は第1の区画室31aをへて第2の弁口311を通じて第2の区画室31 bへ流入し、さらに放水機構40をへて便器縁放水管路から噴出して便器ボール 内を洗浄するのである。
【0014】 続いて図7,8(図6における水タンク内の水位下降に伴うサブ浮上体の重力 下降により水タンク入水管が引き下される作動表示図)に示す如く、便器ボ一ル 内の洗浄が進行すると水タンク50内の水位がだんだんと下降して、サブ浮上体 35も自重からだんだんと重力下降し、所定距離に重力下降すると水タンク入水 管32下端に螺着したナット313に当接係止して該水タンク入水管32をだん だんと引摺り下すようになり、該水タンク入水管32上端の第2の制御バルブ3 3が第1,2の区画室31a,31b間の第2の弁口311に係合して閉塞する と、便器ボール内への噴水洗浄動作が停止し、この際、重力下降した該水タンク 入水管32がばね34を圧縮して、上記連接孔21bからハウジング31内へ流 入した水が第1の区画室31aから水タンク入水管32上端の開口321をへて 水タンク50内に流入することになり、水タンクが給水状態を呈する。
【0015】 さらに、図1,9(本考案の水タンク内の水位が上昇してサブ浮上体も同時に 浮動上昇する作動表示図)を併せて参照すれば分かるように、上記図8が示す水 タンク給水状態から水タンク50内の水位が上昇すると、該サブ浮上体35もそ の水位上昇に随って浮動上昇し(図9に示す如く)、該サブ浮上体35が上昇す ると、該水タンク入水管32を引き下す力が釈放されるのであるが、この時,水 タンク入水管32の開口321上にかかっている流入水圧が該水タンク入水管3 2を押え付けるので、該水タンク入水管32を図9に示す部位に定位させること ができ、水タンクの給水が持続的に行なわれて、水タンク50が満水になると、 図1に示すように、該メイン浮上体25が浮動上昇して、その押圧端部251が 第1の制御バルブ22を圧着して給水管21を閉塞させ、給水管21からの給水 を阻止して進水動作を停止させる(給水管21内の水流を静止状態の規制する) のであり、この際、水タンク入水管32の上端開口321上にかかっていた流入 水圧が解除されて、該水タンク入水管32が胴回りのばね34の突っ張り弾性か ら上昇移動し、図1に示す如く、該水タンク入水管32上端の第2の制御バルブ 33が第2の弁口331から離脱して、再び第1の区画室31a上端天井に当接 して該開口321が閉塞される状態に復帰する。
【0016】 また、上記実施例について、更に技術内容を添加すると次の2点がある。 即ち、 1.本考案の水タンク給水方式は、上記のように中空状の水タンク入水管32 の上端開口321から水タンク50へ進水させるほか、上記ハウジング31の第 1の区画室31a上端天井における上記水タンク入水管32上端の第2の制御バ ルブ33と対応する部位に『流通孔』を開設して、該水タンク入水管32を芯詰 まり棒体に形成してもよく、該水タンク入水管32上端の第2の制御バルブ33 を該『流通孔』に閉塞させて、給水管21の水を第1の区画室31a及び第2の 区画室31bへと経たせて該放水機構40へ流入させて便器ボールの噴水洗浄を 行なえる一方、該水タンク入水管32がサブ浮上体35の重力下降に連動されて 下降移動するに伴い、該第2の制御バルブ33が該『流通孔』から離脱して逆に 第2の弁口311に係合して閉塞させると、給水管21からの流水を第1の区画 室31aを経たせて該『流通孔』から水タンク内へ流入させ、水タンク給水の目 的を達成させることができる。 2.また、本考案のサブ浮上体35は、上記のように給水管21の周回りに滑 動可能に外嵌して、該サブ浮上体35胴部から横向き伸出した一端を上下移動可 能に上記連結管312と上記水タンク入水管32にわたる胴回りに外嵌させるほ か、該サブ浮上体35を上下移動可能に直接該連結管312と該水タンク入水管 32にわたる胴回りに外嵌してもよく(勿論,その自重を水タンク内の水位変化 に応じて上下浮動できるように設計する)、同様の効果を得ることができる。
【0017】
上記のように構成された本考案は、下記のような優点および効果がある。 1.自動的に給・放水切換制御ができる: 給水制御機構におけるメイン浮上体の上昇及び下降浮動により給水管上端の 第1の制御バルブが該給水管から水タンクヘの給水を制御する一方、切換機構に おけるサブ浮上体の上昇・下降浮動により水タンク入水管の上下移動を制御して 、水タンクの給水及び放水を切り換えているので、便器ボールの洗浄及び水タン クヘの貯水を自動的に切換える効果がある。 2.スムーズに切換え操作を行なえる: 制御バルブにより弁口を開閉させて給水の流動方向を制御することにより、 水タンクの給・放水を自動的に切換えるようにしているので、弁口をかなりの大 きさに設けて大量の水流を通過させなければならず、したがって、汚れが容易に 溜まらず、これにより切換装置が自動制御機能を具えているほか、汚泥が沈積し ないことから、使用上の品質および寿命が向上する。 3.給・放水時間の改変などが便利である: ハウジングの連結管より伸出した水タンク入水管下端に螺締したナットの高 さ位置を適当に調整することにより、サブ浮上体が水タンク入水管を引き摺り下 ろす時間の長短を変え得るので、便器縁放水管路からの放水時間を調節すること ができ(即ち,便器縁からの放水量を変えることができ)、及び便器縁放水から 水タンク給水へ移る間隔時間の調整を便利に行なえる。
【図1】本考案における比較的好ましい実施例の側視断
面図。
面図。
【図2】図1の外観立体図。
【図3】図1におけるハウジングと放水機構の相互配置
関係の立体分解図。
関係の立体分解図。
【図4】図1におけるハウジングと放水機構の相互関係
上視図。
上視図。
【図5】図3を便器用水タンク内に取付けた断面表示
図。
図。
【図6】図3のメイン浮上体一端の重力下降により、第
1の制御バルブが給水管を開かせてハウジングと連通さ
せる作動表示図。
1の制御バルブが給水管を開かせてハウジングと連通さ
せる作動表示図。
【図7】図6の水タンク内水位の下降に伴うサブ浮上体
の重力下降動作表示図。
の重力下降動作表示図。
【図8】図7の重力下降するサブ浮上体が水タンク入水
管を下向き牽引する動作表示図。
管を下向き牽引する動作表示図。
【図9】図10の水タンク内水位上昇に伴うサブ浮上体
の上昇作動図。
の上昇作動図。
【図10】台湾専利公告第191538号の「便器用水
タンクの給水切換装置」の結構作動表示図。
タンクの給水切換装置」の結構作動表示図。
【図11】台湾専利公告第191538号の「便器用水
タンクの給水切換装置」の結構作動表示図。
タンクの給水切換装置」の結構作動表示図。
20 給水制御機構 21 給水管 22 第1の制御バルブ 25 メイン浮上体 252 メイン浮玉 30 切換機構 31 ハウジング 311 第2の弁口 31a 第1の区画室 31b 第2の区画室 32 水タンク入水管 321 開口 33 第2の制御バルブ 321a 雄ねじ 313 ナット 34 ばね 35 サブ浮上体 40 放水機構
Claims (4)
- 【請求項1】水源と接続した給水管上端の第1の制御バ
ルブをメイン浮上体の上下浮動により開閉制御する給水
制御機構と、 上記給水管と連通する中空ハウジングを設けて、該ハウ
ジング内を互いに連通する第1,第2の両区画室に仕切
り、且つ該ハウジング内に水タンク入水管を両区画室に
わたり上下滑り可能に貫挿して、該水タンク入水管一端
に第2の制御バルブを装設して断続制御すると共に、他
端を該ハウジングから伸出させて重量適当なサブ浮上体
を一定の上下範囲で連動可能に係合し、更に該水タンク
入水管の昇降移動に伴い該第2の制御バルブが第2の区
画室或いは水タンク給水部位を閉塞できるようにした切
換機構と、 一端が上記切換装置のハウジングにおける第2の区画室
と連接して、他端が便器縁の放水管路と連結する放水機
構と、 を具えて、メイン浮上体が第1の制御バルブを開に制御
したことに伴う給水管のハウジング内へ流入する水を、
第2の区画室から放水機構をへて便器縁の放水管路より
噴出させ、或いは水タンク水位の昇降に伴う該サブ浮上
体の上下動により該第2の制御バルブの位置変え操作を
して給水先を変え、水タンク給水へ切換制御できるよう
にしてなる便器用水タンクの切換装置。 - 【請求項2】上記ハウジング内に貫挿した水タンク入水
管が上端開口の中空管体であって、該開口外周縁沿いに
第2の制御バルブを形成し、且つ上記両区画室の間に第
2の弁口を開設して、該水タンク入水管の該両区画室に
わたる周回りにばねを装設し、水タンクの水位昇降変化
に伴う上記サブ浮上体の上下浮動により水タンク入水管
の上端開口が第1の区画室の天井に当接して閉塞すれ
ば、第1の区画室へ進入した水流が第2の弁口をへて第
2の区画室より放水機構を通じて便器縁の放水管路より
噴出し、逆に該水タンク入水管が下降移動して該第2の
制御バルブが該第2の弁口を閉塞すれば、該水タンク入
水管上端の開口(321)より水タンク給水を行なうよ
うにしてなる請求項1に記載の便器用水タンクの切換装
置。 - 【請求項3】上記水タンク入水管の上記ハウジングより
伸出した一端に雄ねじを設けてナットを螺着し、該ナッ
トの該水タンク入水管下端における高さ位置を調整する
ことにより、上記サブ浮上体が該ナットに係上して該水
タンク入水管を引き下ろす時間の長短を制御し、便器縁
放水管路からの噴水洗浄時間長短を調整できるようにし
てなる請求項1又は2に記載の便器用水タンクの切換装
置。 - 【請求項4】上記サブ浮上体を上記給水管胴回りに嵌装
して、該サブ浮上体から伸出した一端を上記水タンク入
水管の胴回りに外嵌させ、且つ該サブ浮上体と該給水管
の嵌合を多角筒状嵌合態様に形成してなる請求項1に記
載の便器用水タンクの切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997009409U JP3048310U (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 便器用水タンクの切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997009409U JP3048310U (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 便器用水タンクの切換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3048310U true JP3048310U (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=43182594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997009409U Expired - Lifetime JP3048310U (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 便器用水タンクの切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3048310U (ja) |
-
1997
- 1997-10-23 JP JP1997009409U patent/JP3048310U/ja not_active Expired - Lifetime
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