JPH08302781A - 節水機能を有するトイレ排水装置 - Google Patents

節水機能を有するトイレ排水装置

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JPH08302781A
JPH08302781A JP8073945A JP7394596A JPH08302781A JP H08302781 A JPH08302781 A JP H08302781A JP 8073945 A JP8073945 A JP 8073945A JP 7394596 A JP7394596 A JP 7394596A JP H08302781 A JPH08302781 A JP H08302781A
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    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D1/00Water flushing devices with cisterns ; Setting up a range of flushing devices or water-closets; Combinations of several flushing devices
    • E03D1/02High-level flushing systems
    • E03D1/14Cisterns discharging variable quantities of water also cisterns with bell siphons in combination with flushing valves
    • E03D1/142Cisterns discharging variable quantities of water also cisterns with bell siphons in combination with flushing valves in cisterns with flushing valves
    • E03D1/144Cisterns discharging variable quantities of water also cisterns with bell siphons in combination with flushing valves in cisterns with flushing valves having a single flush outlet and an additional float for delaying the valve closure
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は短時間排水と長時間排水とを行う双
排水機構を備えるトイレ排水装置に関し、節水機能を有
するトイレ排水装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 トイレタンクがオーバーフローチューブ
と水制御器とを備えるトイレタンク用トラップ路再封鎖
装置。トラップ路再封鎖装置はオーバーフローチューブ
に沿って摺動可能に支持され、タンクが排水及び再注水
される際のタンク水位の変化と共に移動するフロートを
備える。再封鎖ホースは水制御器からの水を受け取り、
フロートに接続された自由端を備えている。再封鎖ホー
スは前記タンク内の水位により定まるフロートの位置に
応じて、水を、タンク及びオーバーフローチューブのう
ち少なくとも一方に選択的に導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、節水機能を有する
トイレ排水装置に関し、特に、一つのハンドルと一つの
排水弁とを用いて、短時間排水と長時間排水とを行う双
排水機構を備えるトイレ排水装置に関する。更に、本発
明は、再封鎖水ホースからの水をタンクオーバーフロー
チューブに選択的に導くトイレトラップ路再封鎖装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】固体排泄物用の完全排水すなわち長時間
排水と、完全排水サイクルを必要としない排水時に水を
節約する液体排泄物用の短時間排水すなわち部分排水と
の選択を可能とするため、種々の双排水トイレ機構が長
年にわたって開発されている。水等の天然資源の節約は
重要である。排泄物を流すために用いる水の量が小さい
トイレは最も望ましい。
【0003】従来の双排水機構は、その特徴から2つの
一般的な範疇に分類される。第1のタイプの装置は、2
つの別々の排水弁を用いる双排水機構を備えている。完
全排水に用いられる排水弁は、タンク内に、短時間排水
サイクルに用いられる排水弁よりも低い高さに設けられ
る。かかるタイプの双排水機構構造の一例は、Brow
nの米国特許第1,960,864 号に記載されている。Bro
wnは、水洗トイレ用バルブ操作装置について述べてい
る。この装置においては、異なる長さの2本の作動レバ
ーが共通の支点を有し、ハンドルが時計回り方向又は反
時計回り方向に回転される際に独立に旋回される。
【0004】第2のタイプの双排水機構は、特徴的に
は、2つの別々のハンドルを備え、一方のハンドルによ
り長時間排水を行い、他方のハンドルにより短時間排水
を行う。いずれかのハンドルが駆動されると、タンク内
の一つの排水弁が異なる高さに持ち上げられる。例え
ば、Harneyの米国特許第4 ,881,279号は、第1の
ハンドルを回すと通常の完全排水が行われ、第2のハン
ドルを回すと排水弁が部分的に持ち上げられて短時間排
水すなわち部分排水が行われる、2ハンドル装置につい
て述べている。Harneyは短時間排水サイクルを実
行するために複雑な装置を用いている。
【0005】Lesterの米国特許第2,001,390 号
は、短時間排水サイクルの場合に排水弁を部分的に持ち
上げられた位置に保持するため、排水弁のロッド上に設
けたクラッチ装置を用いている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ほとんどの使用者は、
一つのハンドルを備えるトイレに慣れており、ほとんど
のトイレはトイレタンク構造の一部として一つの排水弁
を備えている。従って、短時間排水サイクル又は長時間
排水サイクルのいずれかを行うための一つのハンドルに
よって駆動される一つの排水弁を備えるトイレタンクに
用いられる、改良された双排水装置が望まれる。また、
通常のトイレタンクに装着され得るような双排水装置を
提供することも望まれる。
【0007】トイレタンク内での水の浪費のもうひとつ
の原因は、再封鎖水ホースにある。トイレが排水された
後、タンクには新しい水が再注水されなければならな
い。更に、タンクの再注水中にも、トラップ路を確実に
再封鎖するため、便器あるいはトラップ路にある程度の
水を供給しなければならない。通常のトイレにおいて、
再封鎖水ホースはタンク注水制御器から延び、タンクの
注水中には常に水を(便器又はトラップ路に達する)タ
ンクオーバーフローチューブに導く。トラップ路が再封
鎖されてしまうと過剰な水は排水管に流れ込むため、水
が再封鎖水ホースによって浪費されることになる。
【0008】更に、トイレタンク内の双排水装置は、2
つの異なる注水パターンが必要とされるため複雑にな
る。双排水において、長時間排水後の注水サイクルは短
時間排水の持続時間よりも長いので、便器のトラップ路
が長時間排水の後に再封鎖されることを保証するのに用
いられる再封鎖水の量は、典型的には、短時間サイクル
の間にトラップ路を再封鎖するのに用いられる水の量よ
りも大きい。この結果、短時間排水の場合にトラップ路
の封鎖が不完全となり、不衛生となる恐れがある。一
方、長時間排水の間には、トラップ路があふれて、例え
ば、固体排泄物の排出やタンクへの注水に有効に用いら
れたであろう水が浪費されることになる。
【0009】従来の水再封鎖構造はこの水の浪費の問題
が再封鎖ホースから生ずるものとみなし、完全に充分と
はいえない方法で解決を試みていた。例えば、Laza
rの米国特許第5,341,520 号は二重機能を有するトイレ
排水器について述べている。この装置において、再封鎖
ホースの一端は、便器に注水されている間、注水ホース
をオーバーフローチューブから水平方向に離れるように
選択的に移動させる可動プラットフォーム構造の上に支
持されている。Comparettiの米国特許第4,91
0,812 号は、オーバーフローチューブが、排水サイクル
の一部期間に再封鎖水ホースの経路から外れるように旋
回する複雑なトイレ装置について述べている。
【0010】しかしながら、再封鎖水ホースが排水サイ
クルの後しばらくの間水をタンクに導き、その後、水を
オーバーフローチューブに導いてトラップ路を再封鎖す
ることを可能とする一方、短時間排水サイクルの間と長
時間排水サイクルの間とで同じ量の水を供給する、満足
でき、かつ、信頼性がある簡易な再封鎖水ホース組立品
はこれまで提供されていなかった。
【0011】従って、不必要な水の消費を低減すると共
に、より効率的な注水サイクルを実行するためにトイレ
タンクへの注水を補助する、改良された再封鎖水ホース
が望まれる。更に、排水サイクルによらず適量の再封鎖
水をトラップ路に送り出し、再封鎖ホースから流出する
過剰な水をタンク内に直接導くことにより、この水を利
用し得るトラップ路再封鎖組立品が望まれる。
【0012】
【課題を解決するための手段】一般的にいうと、本発明
によれば、短時間排水サイクル及び長時間排水サイクル
のいずれをも実行する回動可能な駆動アームにより駆動
される排水弁を備えるトイレタンクに用いられる双排水
装置が提供される。双排水装置は、駆動アームに隣接し
てトイレタンクに回動可能に支持されるカムを備えてい
る。カムが第1の方向に回転されると、カムが駆動アー
ムを押圧して回動させ、長時間排水が行われる。カムが
第2の方向に回転されると、カムが駆動アームを押圧し
て回動させ、短時間排水が行われる。双排水装置は、駆
動アームに対して回動可能に支持され、駆動アームに接
触してブロックする位置から外れた第1の位置と、カム
が第2の方向に回転されて駆動アームが部分的に持ち上
げられた位置に保持された際に、駆動アームを所定時間
ブロックする第2の位置との間を回動するレバーをも備
えている。この所定時間を決定するフロートがレバーに
連結されている。フロートは、カムが第2の方向に回転
された際にレバーを第2の位置に旋回させる。
【0013】好ましい実施例において、双排水装置は、
カムを第1の方向及び第2の方向に選択的に回転させる
一つのハンドルを備えている。本発明の他の側面によれ
ば、トラップ路再封鎖組立品が提供される。ドーナッツ
型のフロートが、トイレタンク内のオーバーフローチュ
ーブに沿って、タンクの水位の変化と共に移動する。再
封鎖水ホースの端部はフロート上に支持され、フロート
の高さに応じて、水をオーバーフローチューブ又はタン
クのいずれかに選択的に導く。
【0014】従って、本発明の目的は節水機能を有する
改良されたトイレ排水装置を提供することである。本発
明のもう一つの目的は、短時間排水サイクル及び長時間
排水サイクルの両方を実行する一つのハンドルにより駆
動されるただ一つの排水弁を必要とするトイレタンクに
用いられる、改良された双排水装置を提供することであ
る。
【0015】本発明の更にもう一つの目的は、不必要な
水の消費を低減する改良されたトイレ構造を提供するこ
とである。本発明の更にもう一つの目的は、改良された
トラップ路再封鎖組立品を提供することである。本発明
のもう一つの目的は、長時間排水サイクル及び短時間排
水サイクルの両方を備えるトイレで用いられる、改良さ
れたトラップ路再封鎖組立品を提供することである。
【0016】本発明の更にもう一つの目的は、不必要な
水の消費を低減すると共に、より効果的な再注水サイク
ルを実行するためにトイレタンクの注水を補助する、改
良されたトラップ路再封鎖組立品を提供することであ
る。本発明の更にもう一つの目的は、排水サイクルによ
らず等量の再封鎖水をトラップ路に送り出すと共に、再
封鎖チューブから流出する不要な水をタンク内に導くこ
とにより、この水を利用する、改良されたトラップ路再
封鎖組立品を提供することである。
【0017】本発明の更にもう一つの目的は、通常のト
イレタンクに装着され得る、節水機能を有するトイレ排
水装置を提供することである。本発明のこの他の目的及
び特長は本明細書から明らかとなろう。本発明は、以下
に述べる構成において例示される、構成、部材の組み合
わせ、及び、部品の配置を特徴とするものであり、本発
明の範囲は請求項に示されている。
【0018】
【発明の実施の形態】先ず、図1及び図2を参照して説
明する。図1及び図2は、トイレ便器21及びトイレタ
ンク22を有するトイレ20を示す。トイレタンク22
は取外し可能なタンクカバー23を備えている。トイレ
タンク22は、双排水機構30及びトラップ路部品50
をも備えている。これらはいずれも本発明に従って構成
されている。
【0019】タンク内には、排水の後にトイレタンク2
2への浄水の再注水を制御する給水制御組立品70が設
けられている。タンクへの再注水の間、浄水が水再封鎖
ホース52に供給される。タンク22は、便器21に達
するか、あるいは、トイレの下方のトイレトラップ路に
直接達するオーバーフローチューブ24を備えている。
タンク22は、トイレが排水された際に、水をタンク2
2から便器21へ導く導管となる排水弁60をも備えて
いる。排水弁60は弁座62と、バルブの開閉を行う回
動可能な排水弁フラッパ64とを備えている。
【0020】次に、更に図3及び図4を参照して、双排
水機構30の構成を説明する。双排水機構30は、以下
に詳細に述べる如く、タンク22の外側面上のハンドル
32により駆動される。長時間排水すなわち完全排水サ
イクルを実行するにはハンドル32を矢印Aの方向に反
時計回りに回転させ、短時間排水すなわち部分排水サイ
クルを実行するには、ハンドル32を矢印Bの方向に時
計回りに回転させる。
【0021】双排水機構30はL型の旋回可能な駆動レ
バー、すなわち、第1のアーム35及び第2のアーム3
6を有するアーム34を備えている。好ましい実施例に
おいては、第1のアーム35は第2のアーム36に比し
て長い。アーム34の第1のアーム35の自由端35a
は、鎖や他の柔軟な結合部材66を介して、排水弁60
のフラッパ64に連結されている。第1のアーム35の
自由端35aには、鎖66を所望の位置に固定するため
の複数の開口33がアームに沿って離間されて設けられ
ている。別体の排水弁フロート67は鎖66に沿って装
着されており、以下詳細に述べる如く、長時間排水の間
フラッパ64を開状態に保持する。
【0022】双排水機構30は、旋回可能なL型ベルク
ランクである短時間排水レバー80をも備えている。部
分排水フロート84は、フロートロッド86を介して、
好ましくはネジ切りつまみナット87を用いて、短時間
排水レバー80に取外し可能に連結されている。ネジ切
りつまみナット87以外の固定装置を用いることもでき
る。
【0023】図からわかるように、双排水機構30はト
イレタンク22の、好ましくは前壁に装着される。更
に、この装着位置は、ハンドル32の操作の重要性と、
双排水機構30が通常のタンクに既に存在する構造と干
渉しないように装着されねばならないこととに留意した
上で、妥当な範囲内で変更することができる。図3に示
す実施例においては、トイレタンク22の前壁に穴が形
成されており、これにより、タンク壁を補強板38とネ
ジ切りナットあるいは他の縁飾り板40との間に位置決
めすることで、双排水機構30をタンク壁に装着するこ
とができる。補強板38は、ハンドル32と共に回転す
るシャフト31が貫通する穴38aを備えている。しか
しながら、補強板38をトイレタンク自体の内壁の一部
として形成してもよい。
【0024】ハンドル32はシャフト31を介して双排
水機構30に連結されている。第1の爪先部43と第2
の爪先部44とを有する非対称な蹄型を有するカム42
は、シャフト31と共に回転し得るように、ネジ等を用
いてシャフト31に固定されている。カム42は、時計
回り方向及び反時計回り方向に回転された際に、駆動レ
バー34と接触して持ち上げるように動作し得る限り、
インゲンマメ型のような別の形状に構成されてもよい。
しかしながら、単一のハンドルによる駆動の他の型式、
例えば、回転量を変化させる型式を、異なる排水サイク
ルを実行するのに用いることができることに留意された
い。
【0025】本実施例において、駆動レバー34は、補
強板38から延びるピン38bにより旋回可能に支持さ
れている。この装着構造により、駆動レバー34が補強
板38に実質的に平行な平面内で回転することが可能と
されている。駆動レバー34のアーム35及び36は互
いに固く固定されるように構成されてもよく、あるい
は、一体部品として構成されてもよい。更に、アーム3
5は一体部材であってもよく、あるいは、第1のアーム
35が第2のアーム36に対して水平方向に移動可能と
し、これにより種々の形態を取ることを可能とするジョ
イント78を備えてもよい。ピン79あるいはネジ等は
ジョイント78の一部として装着されており、駆動レバ
ー34の各部分を互いに固定している。
【0026】本発明の双排水機構は、アーム35の自由
端35aが、少なくとも排水弁フラッパ64のほぼ上方
に配置された場合に最適に動作する。以下、更に詳細に
述べる如く、駆動レバー34が持ち上げられた際、排水
弁フラッパ64は排水弁座62から引き離される。従っ
て、アーム35の自由端35aが排水弁フラッパ64の
上方に配置されるならば、排水は最も効率的な方法で行
われる。ジョイント78を備えることにより、第1のア
ーム35をジョイント78の回りに回転させ、アーム3
5の自由端をタンク内の他の構成部品との干渉が生じな
い所望の位置に配置することが可能とされている。
【0027】短時間排水レバー80は、間釘、ネジ、あ
るいは、ピン85等を用いたジョイント81を介して、
補強板38に旋回可能に連結されている。短時間排水レ
バー80は、補強板38に、駆動レバー34を横断する
方向に旋回可能に連結されている。短時間排水レバー8
0は2つの脚部82及び83を備えている。脚部83は
フロートロッド86に連結されている。部分排水フロー
ト84はフロートロッド86に摺動可能に連結され、こ
れにより、既存のトイレタンクへの装着が可能とされる
と共に、短時間排水サイクルの長さを制御することが可
能とされている。部分排水フロート84が手動でフロー
トロッド86に沿って再位置決めできることで、双排水
機構を通常のトイレで作動するように再構成することが
できる。
【0028】更に、特に図4及び図9に示す如く、フロ
ートロッド86は脚部83に種々の方向に装着すること
ができる。これに関連して、脚部83は星型の開口87
を備えており、フロートロッド86の端部86aをこの
開口に種々の位置に挿入することが可能とされている。
フロートロッド86の端部86aは、穴87に収容され
る翼部86b及び86cを備えている。位置決めされた
後、つまみナット87aをフロートロッドを所定の位置
に保持するのに用いることができる。
【0029】止め壁90は、以下に述べる如く、カム4
2の過大な回動を防止するために設けられている。図3
及び図5はタンクが満水の際の排水前の状態を示してい
る。図3及び図5に示す如く、フロート84がタンクの
水位により持ち上げられる際、短時間排水レバー80の
脚部82は駆動レバー34の第2のアーム36と係合し
ている。
【0030】次に、図5〜図7を参照して本発明に係る
双排水機構の長時間排水すなわち完全排水動作について
説明する。かかる長時間排水すなわち完全排水は、ハン
ドル32を正面から見て反時計回りに矢印Aの方向に回
転することにより開始される。このハンドル32の回転
により、シャフト31も回転し、カム42も同じ向きに
回転する。かかる回転により、カム42の長い爪先部4
3が駆動レバー34の第2のアーム36の上部と接触
し、これにより、第1のアーム35が持ち上げられる。
すると第1のアーム35は、鎖66を引き上げ、フラッ
パ64を持ち上げる。従って、フロート67は水W(図
6)の下降する表面に対して引上げられる。駆動レバー
34が回転できる角度及びアーム35が到達できる最大
高さは止め壁90により規制される。止め壁90は単な
る一例として弓形で示されているが、これに限定される
ものではなく、補強板38に装着されてもよく、あるい
は、補強板38と一体に形成されてもよい。
【0031】ハンドル32が矢印Aで示す反時計回りに
(図1の方向から見た場合)回転されると、カム42の
短い爪先部44が止め壁90の下部エッジと係合するこ
とにより、カム42、従ってハンドル32がそれ以上回
転することを防止する。この長時間排水すなわち完全排
水の場合、排水弁フラッパ64は完全に開いた状態すな
わち浮揚位置まで持ち上げられ、これにより、タンク内
の水が便器を水洗するために便器に排出されて空になる
ことが可能とされている。タンクの水位が低下するにつ
れて、フロート67も低下する(しかし、水面上に保た
れている)。駆動レバー34も初期位置まで低下する。
水位が所定の高さまで低下すると、排水弁フラッパ64
は排水弁座62を通常の方法で閉じて封鎖し、これによ
り、完全排水サイクルが終了する。そして、タンクへの
再注水が開始される。
【0032】図3に示す如く、タンクが満水である排水
前の状態では、排水フロート84の浮力に起因して脚部
82は駆動レバー34のアーム36の側面を押圧する。
図7に示す如く、長時間排水サイクルが開始されると、
短時間排水レバー80は最初は矢印Cの向きにハンドル
32に向けて回転し、駆動レバー34がタンクが空にな
った後に初期の位置に戻ることを妨げるように思われ
る。しかしながら、長時間排水サイクルが開始された
後、タンク内の水は排水弁を介して便器に流出するた
め、タンクの水位は低下を始めることを理解されたい。
水位の低下により部分排水フロート84も下降するた
め、排水弁フラッパ64が排水弁座62を覆って封鎖す
る前に、短時間排水レバー80はハンドル32から離
れ、駆動レバー34のアーム36の経路から外れる。
【0033】次に、図8及び図9を参照して本発明に係
る双排水機構の短時間排水サイクルの動作について説明
する。部分排水すなわち短時間排水サイクルはハンドル
32が矢印Bの時計回り(図1で見た場合)に回転され
ることにより開始される。ハンドル32の回転によりシ
ャフト31が回転されるため、カム42の短い爪先部4
4が駆動レバー34の第2のアーム36の下部に接触す
る。これにより、駆動レバー34の第1のアーム35
は、長時間排水の場合の所定の高さよりも低い第2の所
定の高さに持ち上げられる。
【0034】これらの回転量及び高さもまた、止め壁9
0により規制される。時計回り方向では、爪先部43が
止め壁90の上部と接触して、駆動レバー34の過大な
回転を防止する。従って、排水弁フラッパ64は、長時
間排水サイクル動作の場合に持ち上げられる高さまでは
排水弁座62から持ち上げられない。更に、フロート6
7は水面から充分に持ち上げられないため、排水弁フラ
ッパ64は、完全排水の場合の如くフロートの浮力によ
ってではなく、鎖66の張力のみによって開状態に保持
される。
【0035】図9に示す如く、駆動レバー34が持ち上
げられると直ちに、部分排水フロート84の浮力により
短時間排水レバー80の脚部82はハンドル32に向け
て回転され、カム42の面に向けて押圧される。ハンド
ル32が解放されると、短時間排水レバー80の脚部8
2は、駆動レバー34の第2のアーム36の内面36a
と接触して駆動レバー34の更なる下降を禁止し、第1
のアーム35を上昇位置に維持する。これにより、排水
弁フラッパ64は部分的に開いた状態に保持され、水が
タンクから便器に流出することができる。
【0036】しかしながら、短時間排水サイクルが開始
された後、水位は低下し始める。水位が低下するにつれ
て、部分排水フロート84はタンク内の水位に応じて下
降する。所定の水位において、部分排水フロート84
は、短時間排水レバー80が戻って脚部82を駆動レバ
ー34のアーム36から離脱させるのに充分な距離だけ
下降する。これにより、駆動レバー34が回転して排水
弁フラッパ64が閉じられて再び封鎖され、部分排水す
なわち短時間排水サイクルが終了される。
【0037】水が通常の方法でタンクに注がれるにつれ
て、排水フロート84はタンク内で上昇し、短時間排水
レバー80の脚部82はその旋回軸回りを回転して、次
回の排水動作に備えて初期状態に戻る。使用者が、一つ
のハンドルの回転を選択して一つの排水弁を選択的に駆
動することで完全排水か部分排水かを選択できる双排水
機構により、水を節約する改良された双排水機構が得ら
れる。完全排水は一つのハンドルを反時計回り方向に回
転させることにより行われる。この回転により、カムす
なわち蹄部が駆動アームと接触し、これにより、排水弁
がその弁座から持ち上げられる。駆動アームの上方への
移動は止め部により規制される。
【0038】部分排水の場合、ハンドルは時計回り方向
に回転される。この回転により、カムが駆動レバーと接
触するが、駆動レバーの持ち上げ量は小さい。同様に、
駆動アームの上方への移動は止め部により規制される。
ハンドルを解放することにより、短時間排水レバーが駆
動レバーを部分的に持ち上げられた状態に保持し、これ
により、排水弁は、水がタンクから便器へ流出するのを
許容する着座しない位置に保たれる。タンクの水位が低
下するにつれて、部分排水フロートも低下して、短時間
排水レバーを駆動アームから離脱させる。これにより、
駆動アームは排水前の位置に戻ることができ、フラッパ
は排水弁座に再び着座する。タンクに再注水されるのに
つれて、部分排水フロートが上昇し、次回の排水サイク
ルに備えて短時間排水レバーを回転させて駆動レバーに
接触させる。
【0039】次に、特に図10〜図14を参照して、ト
ラップ路再封鎖組立品50について説明する。組立品5
0は、再封鎖フロート54に接続された端部52aを有
する再封鎖水ホース52を備えている。好ましい実施例
において、再封鎖ホース52はクリップ53等により再
封鎖フロート54に接続されている。再封鎖フロート5
4は好ましくはドーナッツ型であり、オーバーフローチ
ューブ24に沿って摺動可能に支持されている。オーバ
ーフローチューブ24は、再封鎖フロート54がオーバ
ーフローチューブ54から離脱するのを防止する保持ピ
ン55(図10)をも備えている。更に、オーバーフロ
ーチューブ24は、ホース52からの水流を導くのを補
助するはねよけ56を備えている。
【0040】次に、特に図11〜図14を参照して、本
発明のトラップ路再封鎖組立品50の動作について説明
する。タンクが満水の際の排水前の状態では、フロート
54は図11に示す如く最上部に位置している。この位
置では、自由端52aは水をオーバーフローチューブ2
4に導く。しかしながら、水制御器の注水弁は閉じられ
ているため、排水前の状態では水は流れない。
【0041】長時間排水あるいは短時間排水が開始され
た後、タンク内の水は便器に流れて空になり、再封鎖フ
ロートはタンク水位と共に低下し始める。図11に示す
距離Xは再封鎖フロート54が短時間排水サイクルの間
に降下する距離を示している。一方、距離Yは長時間排
水の場合の降下距離を示している。フロート54が図1
2に示す高さに降下すると、再封鎖ホース52はオーバ
ーフローチューブ24の縁よりも下方に位置するように
なり、再封鎖ホースからの水はタンク内に導かれる。
【0042】フラッパが閉じられた後、タンクに再注水
されるにつれて、再封鎖フロートは上昇を始める。ホー
ス52からの水は、フロートが図13に示す高さに達す
るまで、タンク内に導かれ続ける。図13に示す高さで
は、水はオーバーフローチューブに導かれ始める。再封
鎖水が最初にオーバーフローチューブに導かれる高さ
は、いずれの排水サイクルの後でも等しく、従って、等
量の再封鎖水がトラップ路の封鎖に割り当てられること
が保証されることに特に注意されたい。水位が上昇を続
けると、再封鎖ホースは再びオーバーフローチューブ2
4の上方に位置するようになり、図14に示す如く、水
はオーバーフローチューブ24に直接流入する。水はタ
ンクが満水になるまでオーバーフローチューブに導かれ
る。
【0043】本発明のトラップ路再封鎖組立品によれ
ば、再封鎖ホースからの過剰な水はタンクに再注水する
のに用いられる。更に、排水時間の長さによらず、実質
的に等しい量の水がオーバーフローチューブを介してト
ラップ路に供給される。再封鎖ホースがオーバーフロー
チューブに沿って摺動するフロートに装着されたトラッ
プ路再封鎖組立品により、トイレのトラップ路の封鎖に
用いられる等量の再封鎖水を注ぐ改良された双排水トイ
レ装置が得られる。排水サイクルによらず、水が再封鎖
フロートの位置により導かれ、再封鎖フロート自体もタ
ンク内の水位により位置決めされるトラップ路再封鎖組
立品により、改良された再封鎖組立品が得られる。
【0044】上記した目的、及び、上記記述により明ら
かにされた目的が効果的に達成されたことが理解されよ
う。また、本発明の精神及び範囲から逸脱することな
く、上記した構成に変更を加えることができるため、上
記記述に含まれ、又は、添付の図面に示される全ての事
項は例示として解釈されるべきであり、限定的に解釈さ
れるべきではない。
【0045】更に、請求項は本文中に述べた発明の一般
的あるいは特定の特徴のすべて、及び、言語の問題とし
てそれらの間に属する本発明の範囲の全ての言明に及ぶ
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例に係わる双排水機構及
び再封鎖ホース組立品を有するトイレタンクを備えるト
イレの一部が切断された正面図である。
【図2】図1のトイレ及びタンクのタンクカバーが取り
外された状態の平面図である。
【図3】本発明の好ましい実施例に係わる双排水機構の
後方斜視図である。
【図4】図3に示す双排水機構の分解斜視図である。
【図5】本発明に係わる双排水機構の排水サイクル開始
前の状態の背面図である。
【図6】本発明に係わる双排水機構の、ハンドルが長時
間排水サイクルを開始する方向に回転された後の状態の
背面図である。
【図7】図6の直線7−7に沿って切断した際の断面図
である。
【図8】本発明に係わる双排水機構の、ハンドルが短時
間排水サイクルを開始する方向に回転された後の状態の
背面図である。
【図9】図8に示す双排水機構の部分平面図である。
【図10】本発明の好ましい実施例に係わる再封鎖水ホ
ース組立品の平面図である。
【図11】本発明に係わる再封鎖ホースの長時間排水及
び短時間排水サイクル中の動作を示す図である。
【図12】本発明に係わる再封鎖ホースの長時間排水及
び短時間排水サイクル中の動作を示す図である。
【図13】本発明に係わる再封鎖ホースの長時間排水及
び短時間排水サイクル中の動作を示す図である。
【図14】本発明に係わる再封鎖ホースの長時間排水及
び短時間排水サイクル中の動作を示す図である。
【符号の説明】
20 トイレ 21 便器 22 トイレタンク 24 オーバーフローチューブ 30 双排水機構 32 ハンドル 34 駆動レバー 35 第1のアーム 36 第2のアーム 42 カム 50 トラップ路再封鎖組立品 52 再封鎖ホース 60 排水弁 62 弁座 64 フラッパ 66 鎖 67 フロート 80 短時間排水レバー 84 部分排水フロート 86 フロートロッド 90 止め壁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーバーフローチューブと水制御器とを
    備えたトイレタンクに用いられるトラップ路再封鎖装置
    であって、 前記オーバーフローチューブに沿って支持され、前記タ
    ンクが排水及び再注水される際の水位の変化と共に移動
    するフロートと、 前記水制御器からの水を受け取り、前記フロートに連結
    された自由端を有する再封鎖ホースとを備え、 前記再封鎖ホースは、前記タンク内の水位により定まる
    前記フロートの位置に応じて、水を、前記タンク及び前
    記オーバーフローチューブのうち少なくとも一方に選択
    的に導くトラップ路再封鎖装置。
  2. 【請求項2】 前記フロートは、前記トイレタンクが排
    水された後、前記再封鎖ホースが水を前記タンクに導く
    高さまで下降する請求項1記載のトラップ路再封鎖装
    置。
  3. 【請求項3】 前記フロートは、前記トイレタンクが排
    水後、再注水されるのにつれて上昇し、前記再封鎖ホー
    スは、前記フロートが所定の高さに達した際に、水を前
    記オーバーフローチューブに導く請求項2記載のトラッ
    プ路再封鎖装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の高さは調整可能である請求項
    3記載のトラップ路再封鎖装置。
  5. 【請求項5】 オーバーフローチューブとタンク内の水
    制御器からの水を受け取る再封鎖ホースとを有するトイ
    レタンクに用いられるトラップ路再封鎖装置であって、 前記タンク内の水に浮かび、前記タンク内の水位に応じ
    て上昇及び下降するフロートと、 前記再封鎖ホースを前記フロートに連結する連結手段と
    を備え、 前記再封鎖ホースは、前記フロートが少なくとも前記タ
    ンク内の所定の高さに達した際にのみ、水を前記オーバ
    ーフローチューブ内に選択的に導くトラップ路再封鎖装
    置。
  6. 【請求項6】 前記フロートが前記所定の高さに達した
    際に、前記再封鎖ホースは、所定の時間、水を前記オー
    バーフローチューブに導く請求項5記載のトラップ路再
    封鎖装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の時間は調整可能である請求項
    6記載のトラップ路再封鎖装置。
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