JP3048297U - バラスト流出防止用ブロック - Google Patents

バラスト流出防止用ブロック

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JP3048297U
JP3048297U JP1997010475U JP1047597U JP3048297U JP 3048297 U JP3048297 U JP 3048297U JP 1997010475 U JP1997010475 U JP 1997010475U JP 1047597 U JP1047597 U JP 1047597U JP 3048297 U JP3048297 U JP 3048297U
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wall
block
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bearing wall
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雄信 松下
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栄松通商株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄道線路のバラストの流出を防止し、地盤の
沈下に対応して高さを増加させた高バラストにも対応す
ることのできる安定性、耐震性、排水性を有するバラス
ト流出防止用ブロックを提供することを目的としたもの
である。 【構成】 下部支承面1と排水孔2と固定孔3を有した
下部支承壁5と、歩行面7と下部堆積面8と下部連結部
10を有した敷設板11と、2ヶの脚部12と、2ヶの
滑止突出部13が一体的に形成された本体敷設ブロック
14に、上部支承面15を有した上部支承壁16と、横
延壁部17と、2ヶの下延壁部18と、上部堆積面19
を有した2ヶの掛止壁部20と、上部連結部21が一体
的に形成された段違支承壁ブロック22を組重ね、貫通
させた固定ボルト24で前後から固締して組立分解自在
に固定されていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、鉄道線路の構造物として使用するブロックに関し、バラスト道床 の端部に沿って横方向に連結させて敷設し、バラストの流出を防止し、鉄道関係 者の歩行面として機能すると共に、地盤の沈下に対応して高さを増加させた高バ ラストにも対応することのできる安定性、耐震性を有したバラスト流出防止用ブ ロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、設置面から高く積み上げられた高バラストの流出を防止するために、敷 設板と敷設板上面の後方寄りに垂直に立設させた支承壁を有し、支承壁より後方 の敷設板上面を下部堆積面とし、敷設板と支承壁を厚く形成し、支承壁を高く形 成し、敷設板の左右側面に連結部を形成したことを特徴とするバラスト流出防止 用ブロックが看られる。
【0003】 支承壁が高くなると、バラストから受ける横圧に対する安定性に問題が出てく るため、敷設板と支承壁を厚く形成して重量を増加させることにより、安定性を 高めるのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術の問題点として、次の4点をあげることができる。
【0005】 第1は、支承壁が高く、支承壁と敷設板が厚いため、ブロックが大きくかさば るので、収納運搬に場所をとり、しかも、重量が大きいので、持ち運びや敷設作 業が非常な重労働となることである。
【0006】 第2は、支承壁の高さが一定なので、将来の更なる地盤沈下を補うためにバラ ストを積み足す場合、バラスト高の変化に対応できないため、古くなったブロッ クと支承壁の更に高いタイプのブロックを交換することになり、作業が大変なば かりでなく、非常に不経済である。
【0007】 第3は、垂直に立設した支承壁が高く形成されているため、バラストから受け る前方向の力が支承壁を強く押すと、ブロックの後方が大きな力で持ち上げられ 浮いてしまい、形状的にどうしても安定性が悪くなることである。重量を大きく することで安定性を高めようとしたが、重量を大きくするにも限界があり、形状 的にはやはり不安定である。耐震性の面からいっても容認できない形状というこ とができる。鉄道線路の構造物である関係で、歩行面の長さはほぼ決定されてお り、歩行面の長さを大きくとって安定を高めることは事実上不可能である。また 、支承壁は、バラストから受ける前方向の力を支承面で100%支えなければな らないため、支承壁の立設角度は垂直であることが従来からの常識となっている 。仮に、支承壁が後方に傾斜して立設しているブロックを敷設した場合、前方向 のバラストの力が支承面で下方向へ流れブロックが浮いてしまい非常に危険だか らである。
【0008】 第4は、連結部が敷設板の左右側面に形成されているだけなので、前方向に強 い力が加わった場合、高く形成された支承壁の動揺を抑制することができず、左 右に敷設されたブロックとの連結がはずれる危険性が高いことである。
【0009】 この考案は、上記の問題を解決するためのバラスト流出防止用ブロックを提供 することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上端を水平に形成し後面に垂直な下部支承面を形成し下端中央に 内径が前方にテーパ状に拡開した排水孔を形成し上方中央に前後に貫通した固定 孔を形成し敷設板上面の若干後方寄りに立設した下部支承壁、上記下部支承壁よ り前方の敷設板上面には縦方向に所要数の排水溝を有する水平の歩行面を形成し 下部支承壁より後方の敷設板上面には全体的に歩行面よりも高くしかも左右後端 の2点から前記排水孔下端の1点に向かって下方傾斜した左右中央三面の三角形 からなる下部堆積面を形成し敷設板底面を水平に形成し左右側面に下部連結部を 形成した敷設板、上記敷設板底面の左右後端に前面と後面と外側面が垂直で前面 上部に補強部を有し内側面は外側面側に傾斜して形成された2ヶの脚部、敷設板 底面の左右前端に前面と外側面が急傾斜で後面と内側面が緩傾斜である四角錐に 形成された2ヶの滑止突出部、以上が一体的に形成された本体敷設ブロックに、 上記本体敷設ブロックと横幅が同寸で後面に垂直な上部支承面を形成した上部支 承壁、該上部支承壁前面の下端から前方へ延出し底面が水平に形成された横延壁 部、前記上部支承壁の底面左右から下方へ垂直に延出した2ヶの下延壁部、該左 右の下延壁部後面の下端から後方へ水平に延出し上面に上部堆積面を形成した2 ヶの掛止壁部、左右側面に形成された上部連結部、以上が一体的に形成された段 違支承壁ブロックが、下部支承壁上端と横延壁部底面が接触し下部支承壁後面の 上方と左右2ヶの下延壁部前面が接触して組重なり、左右2ヶの下延壁部後面と 中央に孔を設けた横長板状の固定部材の左右前面が接触し同時に左右2ヶの掛止 壁部が固定部材の左右底面に掛止され、この状態で下部支承壁の固定孔と左右2 ヶの下延壁部の中間空間部と固定部材の孔を貫通した固定ボルトで前後から固締 して本体敷設ブロックと段違支承壁ブロックが組立分解自在に固定されているこ とを特徴とするバラスト流出防止用ブロックに関するものである。
【0011】 上記のように構成されたバラスト流出防止ブロックによれば、組立時には高バ ラストに対応できる高さを有しているが(図6参照)、収納運搬時には固定ボル トと固定部材をはずし本体敷設ブロックと段違支承壁ブロックを分解して小さく まとめることができるので、場所をとらない(図7および図8参照)。また、持 ち運びや敷設作業時は、固定ボルトと固定部材をはずし、本体敷設ブロックと段 違支承壁ブロックを分解した状態で別々に運び、現場で組み立てることができる ので、作業が非常に楽である。
【0012】 将来更に地盤沈下した分を補ってバラストを積み足す場合、本体敷設ブロック は敷設したまま残して、段違支承壁ブロックだけをバラスト高の変化に応じた高 さの上部支承壁を有したものと交換することができるので、作業が軽減化され、 非常に経済的である。
【0013】 高バラストの前方向の力に対して、設置面から浮くことも傾斜することもズレ て動くこともなく、非常に安定性が高く、耐震性にも優れている。その理由は4 つある。1つは、横延壁部と下延壁部と掛止壁部と固定部材と固定ボルトの分だ け従来より重量が重くなるため、安定性が高まる。1つは、段違支承壁ブロック が下部支承壁後面の上方に固定され、全体の重心が後方に移動するため、安定性 が高まる。1つは、上部支承面と下部支承面が垂直に形成されて前方向の力を1 00%受けるとともに、上方のバラストを上部支承面が下部支承面と段違的に後 方で受けるので、上方のバラストが上部支承壁の厚みだけ後退することになり、 歩行面の長さは変らないにもかかわらず、上部支承面から歩行面の先端位置まで の距離が長くなる形状であるため、安定性が高まる。1つは、段違支承壁ブロッ クが固定されても面積が犠牲になることなく確保されている本体敷設ブロックの 下部堆積面に加え、該下部堆積面より段違的に上方に位置する段違支承壁ブロッ クの左右の上部堆積面の、計3ケ所にバラストが堆積して下方向に強い荷重が加 わるため、安定性が高まる。また、下部支承壁よりも後方に位置する上部堆積面 には、下方向に加わるバラストの荷重によって、全体が前傾することを防止する 作用がある。
【0014】 敷設板の左右側面に下部連結部が形成され、段違支承壁ブロックの左右側面に 上部連結部が形成されているので、前方向に強い力が加わった場合でも、高く形 成された下部支承壁と上部支承壁の動揺を同時に抑制することができ、左右に敷 設されたブロックとの連結がはずれる危険性は極めて低い。
【0015】 本体敷設ブロックと該本体敷設ブロックに固定された段違支承壁ブロックは、 バラストの前方向への横圧により、上部支承壁が力点、固定部材が支点、下延壁 部が作用点となり、互いの接触面がより緊密に接触する。また、段違支承壁ブロ ックだけが上方に持ち上げられるような事態が起きても、左右の掛止壁部が固定 部材に掛止されているため、本体敷設ブロックと段違支承壁ブロックは固定され たまま外れない。固定孔を下部支承壁にだけ設け、下延壁部に設けないのは、下 延壁部の強度と耐久性を保つためである。横長板状の固定部材の左右前面と左右 の下延壁部の後面が接触して面と面で固定するため、強力に固定することができ 、負担が集中することなく分散されるので耐久性が高い。
【0016】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明するが、これに のみ限定されるべきでないことは云うまでもない。
【0017】 図中5は、上端を水平に形成し、後面に垂直な下部支承面1を形成し、下端中 央に内径が前方にテーパ状に拡開した排水孔2を形成し、上方中央に前後に貫通 した固定孔3を形成し、敷設板上面4の若干後方寄りに立設した下部支承壁であ る。排水孔2の形状は、バラスト25で塞がれることなく排水性を確保するため のものである。図中11は、下部支承壁5より前方の敷設板上面4には縦方向に 所要数の排水溝6を有する水平の歩行面7を形成し、下部支承壁5より後方の敷 設板上面4には全体的に歩行面7よりも高くしかも左右後端の2点から前記排水 孔2下端の1点に向かって下方傾斜した左右中央三面の三角形からなる下部堆積 面8を形成し、敷設板底面9を水平に形成し、左右側面に左右の凹凸が逆になっ ている下部連結部10を形成した敷設板である。下部堆積面8の傾斜は、バラス ト25を三方から安定よく保持しつつ堆積させ、バラスト25との摩擦を強めて 移動防止効果を高め、排水効率をよくする。図中12は、敷設板底面9の左右後 端に、前面と後面と外側面が垂直で、前面上部に補強部を有し、内側面は外側面 側に傾斜して形成された2ヶの脚部。脚部12は垂直に設置面26に埋設される ので安定性があり、前方向に力が加わっても移動しない。図中13は、敷設板底 面9の左右前端に、前面と外側面が急傾斜で、後面と内側面が緩傾斜である四角 錐に形成された、2ヶの滑止突出部である。滑止突出部13は、前面と外側面が 急傾斜なので前方向と横方向への移動を防止し、四角錐なので振動によって設置 面26に食い込む。図中14は、以上述べた下部支承壁5と敷設板11と脚部1 2と滑止突出部13が一体的に形成された本体敷設ブロックである。材質はコン クリート製である。
【0018】 図中16は、後面に垂直な上部支承面15を形成した上部支承壁である。図中 17は、上部支承壁16前面の下端から前方へ延出し底面が水平に形成された横 延壁部である。図中18は、上部支承壁16の底面左右から下方へ垂直に延出し た2ヶの下延壁部である。図中20は、左右の下延壁部18後面の下端から後方 へ水平に延出し上面に上部堆積面19を形成した2ヶの掛止壁部である。図中2 1は、上部支承壁16および下延壁部18の左右側面に左右の凹凸が逆に形成さ れた上部連結部である。図中22は、以上述べた上部支承壁16と横延壁部17 と下延壁部18と掛止壁部20と上部連結部21が一体的に形成された段違支承 壁ブロックである。段違支承壁ブロック22は、本体敷設ブロック14と横幅が 同寸に形成されている。材質はコンクリート製である。
【0019】 図中23は、中央に孔を設けた横長板状に形成された固定部材。固定部材23 は鋼鉄製である。図中24は、固定ボルト。本体敷設ブロック14と段違支承壁 ブロック22の固定は、下部支承壁5上端と横延壁部17底面を接触させ、下部 支承壁5後面の上方と左右2ヶの下延壁部18前面を接触させて組重ね、左右2 ヶの下延壁部18後面と横長板状の固定部材23の左右前面を接触させ、同時に 左右2ヶの掛止壁部20が固定部材23の左右底面に掛止され、この状態で下部 支承壁5の固定孔3と左右2ヶの下延壁部18の中間空間部と固定部材23の孔 を貫通した固定ボルト24で前後から固締する。固定部材23と固定ボルト24 による固定なので、本体敷設ブロック14と段違支承壁ブロック22の組立と分 解は自在である。
【0020】 下部連結部10と上部連結部21は、それぞれ左右で逆に凹凸を形成し、隣り 合ったブロックと強固に連結させるためのものである。
【0021】 本実施例の実寸は、横幅が500mm、下部支承面1から歩行面7先端まで6 10mm、敷設板11歩行面7部分の厚さ120mm、敷設板11下部堆積面8 最後端部の厚さ150mm、下部支承面1から下部堆積面8後端まで250mm 、敷設板底面9から下部支承壁5上端まで620mm、下部支承面1から補強部 を除く脚部12前面まで175mm、敷設板底面9から脚部12下端まで200 mm、排水孔2の直径は後方が40mm前方が50mm、上部支承壁16の高さ 300mm、下延壁部18の高さ200mm、上部支承壁16および下延壁部1 8の厚さ60mm、横延壁部17の長さ70mm、横延壁部17の厚さ60mm 、掛止壁部20の長さ50mm、掛止壁部20の厚さ50mm、下延壁部18お よび掛止壁部20の横幅は180mm、固定部材23の横幅は300mm、固定 部材23の縦50mm、固定ボルト24の長さ190mmである。また、本実施 例の重量は、本体敷設ブロック14が202kg、段違支承壁ブロック22が3 8kg、固定部材23および固定ボルト24が1.2kg、総重量が241.2 kgである。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0023】 組立時には高バラストに対応できる高さを有しているが、収納運搬時には固定 ボルトと固定部材をはずし本体敷設ブロックと段違支承壁ブロックを分解して小 さくまとめることができるので、場所をとらない。また、持ち運びや敷設作業時 は、固定ボルトと固定部材をはずし、本体敷設ブロックと段違支承壁ブロックを 分解した状態で別々に運び、現場で組み立てることができるので、作業が非常に 楽である。
【0024】 将来更に地盤沈下した分を補ってバラストを積み足す場合、本体敷設ブロック は敷設したまま残して、段違支承壁ブロックだけをバラスト高の変化に応じた高 さの上部支承壁を有したものと交換することができるので、作業が軽減化され、 非常に経済的である。
【0025】 高バラストの前方向の力に対して、設置面から浮くことも傾斜することもズレ て動くこともなく、非常に安定性が高く、耐震性にも優れている。その理由は4 つある。1つは、横延壁部と下延壁部と掛止壁部と固定部材と固定ボルトの分だ け従来より重量が重くなるため、安定性が高まる。1つは、段違支承壁ブロック が下部支承壁後面の上方に固定され、全体の重心が後方に移動するため、安定性 が高まる。1つは、上部支承面と下部支承面が垂直に形成されて前方向の力を1 00%受けるとともに、上方のバラストを上部支承面が下部支承面と段違的に後 方で受けるので、上方のバラストが上部支承壁の厚みだけ後退することになり、 歩行面の長さは変らないにもかかわらず、上部支承面から歩行面の先端位置まで の距離が長くなる形状であるため、安定性が高まる。1つは、段違支承壁ブロッ クが固定されても面積が犠牲になることなく確保されている本体敷設ブロックの 下部堆積面に加え、該下部堆積面より段違的に上方に位置する段違支承壁ブロッ クの左右の上部堆積面の、計3ケ所にバラストが堆積して下方向に強い荷重が加 わるため、安定性が高まる。また、下部支承壁よりも後方に位置する上部堆積面 には、下方向に加わるバラストの荷重によって、全体が前傾することを防止する 作用がある。
【0026】 敷設板の左右側面に下部連結部が形成され、段違支承壁ブロックの左右側面に 上部連結部が形成されているので、前方向に強い力が加わった場合でも、高く形 成された下部支承壁と上部支承壁の動揺を同時に抑制することができ、左右に敷 設されたブロックとの連結がはずれる危険性は極めて低い。
【0027】 本体敷設ブロックと該本体敷設ブロックに固定された段違支承壁ブロックは、 バラストの前方向への横圧により、上部支承壁が力点、固定部材が支点、下延壁 部が作用点となり、互いの接触面がより緊密に接触する。また、段違支承壁ブロ ックだけが上方に持ち上げられるような事態が起きても、左右の掛止壁部が固定 部材に掛止されているため、本体敷設ブロックと段違支承壁ブロックは固定され たまま外れない。固定孔を下部支承壁にだけ設け、下延壁部に設けないのは、下 延壁部の強度と耐久性を保つためである。横長板状の固定部材の左右前面と左右 の下延壁部の後面が接触して面と面で固定するため、強力に固定することができ 、負担が集中することなく分散されるので耐久性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に関わる係るバラスト流出防止用ブロッ
クの側面図。
【図2】本考案に係るバラスト流出防止用ブロックの正
面正中線縦断面図。
【図3】本考案に係るバラスト流出防止用ブロックの正
面図。
【図4】本考案に係るバラスト流出防止用ブロックの底
面図。
【図5】本考案に係るバラスト流出防止用ブロックの前
方斜視図。
【図6】本考案に係るバラスト流出防止用ブロックの後
方斜視図。
【図7】本考案に係る本体敷設ブロックの後方斜視図。
【図8】本考案に係る段違支承壁ブロックの後方斜視
図。
【図9】本考案に係るバラスト流出防止用ブロックが道
床に敷設された状態をあらわす断面図。
【符号の説明】
1 下部支承面 2 排水孔 3 固定孔 4 敷設板上面 5 下部支承壁 6 排水溝 7 歩行面 8 下部堆積面 9 敷設板底面 10 下部連結部 11 敷設板 12 脚部 13 滑止突出部 14 本体敷設ブロック 15 上部支承面 16 上部支承壁 17 横延壁部 18 下延壁部 19 上部堆積面 20 掛止壁部 21 上部連結部 22 段違支承壁ブロック 23 固定部材 24 固定ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端を水平に形成し後面に垂直な下部支
    承面(1)を形成し下端中央に内径が前方にテーパ状に
    拡開した排水孔(2)を形成し上方中央に前後に貫通し
    た固定孔(3)を形成し敷設板上面(4)の若干後方寄
    りに立設した下部支承壁(5)、上記下部支承壁(5)
    より前方の敷設板上面(4)には縦方向に所要数の排水
    溝(6)を有する水平の歩行面(7)を形成し下部支承
    壁(5)より後方の敷設板上面(4)には全体的に歩行
    面(7)よりも高くしかも左右後端の2点から前記排水
    孔(2)下端の1点に向かって下方傾斜した左右中央三
    面の三角形からなる下部堆積面(8)を形成し敷設板底
    面(9)を水平に形成し左右側面に下部連結部(10)
    を形成した敷設板(11)、上記敷設板底面(9)の左
    右後端に前面と後面と外側面が垂直で前面上部に補強部
    を有し内側面は外側面側に傾斜して形成された2ヶの脚
    部(12)、敷設板底面(9)の左右前端に前面と外側
    面が急傾斜で後面と内側面が緩傾斜である四角錐に形成
    された2ヶの滑止突出部(13)、以上が一体的に形成
    された本体敷設ブロック(14)に、上記本体敷設ブロ
    ック(14)と横幅が同寸で後面に垂直な上部支承面
    (15)を形成した上部支承壁(16)、該上部支承壁
    (16)前面の下端から前方へ延出し底面が水平に形成
    された横延壁部(17)、前記上部支承壁(16)の底
    面左右から下方へ垂直に延出した2ヶの下延壁部(1
    8)、該左右の下延壁部(18)後面の下端から後方へ
    水平に延出し上面に上部堆積面(19)を形成した2ヶ
    の掛止壁部(20)、左右側面に形成された上部連結部
    (21)、以上が一体的に形成された段違支承壁ブロッ
    ク(22)が、下部支承壁(5)上端と横延壁部(1
    7)底面が接触し下部支承壁(5)後面の上方と左右2
    ヶの下延壁部(18)前面が接触して組重なり、左右2
    ヶの下延壁部(18)後面と中央に孔を設けた横長板状
    の固定部材(23)の左右前面が接触し同時に左右2ヶ
    の掛止壁部(20)が固定部材(23)の左右底面に掛
    止され、この状態で下部支承壁(5)の固定孔(3)と
    左右2ヶの下延壁部(18)の中間空間部と固定部材
    (23)の孔を貫通した固定ボルト(24)で前後から
    固締して本体敷設ブロック(14)と段違支承壁ブロッ
    ク(22)が組立分解自在に固定されていることを特徴
    とするバラスト流出防止用ブロック。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012162972A (ja) * 2011-01-17 2012-08-30 Eisho Tsusho Co Ltd バラスト止めブロック組立体
KR102457875B1 (ko) * 2022-06-03 2022-10-24 대영스틸산업주식회사 프리캐스트 옹벽 구조물
KR20240007351A (ko) * 2022-07-08 2024-01-16 최효연 거치형 콘크리트 옹벽

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