JP3048149U - 印鑑の補助器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】丸棒状印鑑は、押印の際、印影の上下左右を正
確に写し出すことが難しいが、その欠点を除くのを目的
とする。また同時に据え置く際の転がりを防止すること
を目的とする。 【構成】丸棒状印鑑Ｃの印影面近くに、考案の器具Ａを
装着し、印鑑の印影面上部Ｂ１を器具本体上部Ａ１に合
わせることにより、四角い印鑑がその方向を正確に押印
することが出来るのと同様、容易に正しい方向に押印す
ることが出来るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、丸棒状印鑑を押印する際の左右上下を判別しやすくするものであり、 これを装着することにより正確な押印に寄与し、また据え置く際の転がりを防止 するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、丸棒状印鑑は、その上下を判別するため、目印になる物を貼り付けたり、 一部を削って目印にしていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の丸棒状印鑑での押印は、正確にまっすぐ押すことが難しいという問題点を 有していた。

【０００４】 また印鑑を据え置く場合、安定せず転がるという問題点を有していた。

【０００５】 本考案は、従来から有するこのような問題点に省みてなされた物であり、その目 的とするところは、本考案の器具を印鑑に装着することにより、印鑑の上下左右 を容易に判別して正確に押印することができ、さらに据え置く際の転がり防止に も役立つことにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案による器具のくりぬき部分の円の大きさは、 装着する印鑑より僅かに小さくすることにより、装着が確実なものとなる。

【０００７】 また、装着をより確実なものにするため、部材は弾性のものが好ましい。

【０００８】 そして、器具を印鑑の印影面近くに装着した上で、印影面の上部を器具の上部 に合わせる。

【０００９】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図１のように器具は厚み２〜４ｍｍ程度の肉厚を有する直方体の中心部を円形 にくりぬいた上で、一部を切り取ったものである。

【００１０】 図２のように器具を印鑑の印影面近くに装着する。

【００１１】 つぎに、印鑑Ｃの印影面上部Ｂ１を器具本体の上部中央Ａ１に合わせる。

【００１２】

【考案の効果】

本考案は、次に記載する効果を奏する。

【００１３】 器具を装着することにより、四角い印鑑同様となり正確に押印できるようにな る。

【００１４】 また、このまま据え置く場合には、転がることなく置くことが出来るようにな る。

【図面の簡単な説明】

【図１】器具の斜視図である。

【図２】器具を印鑑に装着した斜視図である。

【符号の説明】

Ａ 器具本体 Ａ１ 器具本体上部 Ｂ 印影面 Ｂ１ 印影面上部 Ｃ 印鑑

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 直方体中央部を丸く、また一部を切り込
   んだもので、弾性を有し、印鑑を挟み固定する器具。