JP3046841B2 - 感熱封性重合体生成物に対する熱可塑性の袋包装剤 - Google Patents
感熱封性重合体生成物に対する熱可塑性の袋包装剤Info
- Publication number
- JP3046841B2 JP3046841B2 JP5516485A JP51648593A JP3046841B2 JP 3046841 B2 JP3046841 B2 JP 3046841B2 JP 5516485 A JP5516485 A JP 5516485A JP 51648593 A JP51648593 A JP 51648593A JP 3046841 B2 JP3046841 B2 JP 3046841B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- thermoplastic
- polyethylene
- product
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D33/00—Details of, or accessories for, sacks or bags
- B65D33/16—End- or aperture-closing arrangements or devices
- B65D33/26—End- or aperture-closing arrangements or devices using staples or stitches
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D33/00—Details of, or accessories for, sacks or bags
- B65D33/16—End- or aperture-closing arrangements or devices
- B65D33/18—End- or aperture-closing arrangements or devices using adhesive applied to integral parts, e.g. to flaps
- B65D33/22—End- or aperture-closing arrangements or devices using adhesive applied to integral parts, e.g. to flaps using heat-activatable adhesive
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D65/00—Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
- B65D65/38—Packaging materials of special type or form
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D77/00—Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
- B65D77/10—Container closures formed after filling
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/13—Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
- Y10T428/1334—Nonself-supporting tubular film or bag [e.g., pouch, envelope, packet, etc.]
- Y10T428/1345—Single layer [continuous layer]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Package Closures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 背景の技術 多くの重合体組成物が軟質の包装材例えば紙及びプラ
スチック袋に包装される。この袋は一般に一端が封ぜら
れ、重合体製造ラインの出口オリフィスの下に置かれ、
重合体の充填後に封じられる。使用される封手段は、糸
(例えば木綿)、種々の接着剤、及びプラスチック袋の
場合には熱によるものである。
スチック袋に包装される。この袋は一般に一端が封ぜら
れ、重合体製造ラインの出口オリフィスの下に置かれ、
重合体の充填後に封じられる。使用される封手段は、糸
(例えば木綿)、種々の接着剤、及びプラスチック袋の
場合には熱によるものである。
重合体組成物を高温で溶融処理し又はそしゃくする場
合、溶融処理すべき重合体を、この重合体組成物と一緒
に加工処理しても重合体組成物の所望の性質に悪影響を
及ぼさないプラスチックから製造される袋に包装するこ
とは望ましい。そのような組合せ物の利点は、袋及び重
合体内容物を、袋を開け且つ空にすることなしに一緒に
加工機に添加しうるということである。勿論空の袋を処
分する必要がない。そのようなプラスチック袋に対する
封手段は多彩であって、多くの一般的方法は熱封であ
る。しかしながら熱封は、包装すべき重合体組成物が熱
に敏感である場合、或いは包装すべき重合体組成物が粉
末の微細物又はタルクを含む場合には有用でない(以下
この種の重合体を熱封に敏感な重合体という)。例えば
ネオプレン即ちクロロプレンの良く知られた単独重合
体、又はクロロプレンと他の不飽和単量体との共重合体
は、極めて粘稠な未加硫チップとして市販されている。
容易な取扱いに対してこの粘稠性を減ずるために、チッ
プの表面をタルクで処理する。しかしながらタルクは熱
封処理を妨害する。この問題を克服する1つの方法は、
米国特許第4,190,156号[アダム(Adam)]に記述され
ている。これによると、熱可塑性の袋は合成重合体糸を
用いて密閉される。この袋材料及び糸は、均一な分散液
を与える混合温度においてネオプレンに容易に分散しう
ると言われる。使用される糸は、溶融温度213℃(ネオ
プレンの処理/混練り温度、即ち100〜120℃より十分高
温)を有するポリビニルアルコールから作られ、そして
破断に対して十分低強度を有し且つ混合段階において重
合体中に容易に分散すると言われる。しかしながら、い
くつかの用途において、この分散した粒状重合体例えば
ポリビニルアルコールは、重合体の加工を妨害するから
望ましくない。
合、溶融処理すべき重合体を、この重合体組成物と一緒
に加工処理しても重合体組成物の所望の性質に悪影響を
及ぼさないプラスチックから製造される袋に包装するこ
とは望ましい。そのような組合せ物の利点は、袋及び重
合体内容物を、袋を開け且つ空にすることなしに一緒に
加工機に添加しうるということである。勿論空の袋を処
分する必要がない。そのようなプラスチック袋に対する
封手段は多彩であって、多くの一般的方法は熱封であ
る。しかしながら熱封は、包装すべき重合体組成物が熱
に敏感である場合、或いは包装すべき重合体組成物が粉
末の微細物又はタルクを含む場合には有用でない(以下
この種の重合体を熱封に敏感な重合体という)。例えば
ネオプレン即ちクロロプレンの良く知られた単独重合
体、又はクロロプレンと他の不飽和単量体との共重合体
は、極めて粘稠な未加硫チップとして市販されている。
容易な取扱いに対してこの粘稠性を減ずるために、チッ
プの表面をタルクで処理する。しかしながらタルクは熱
封処理を妨害する。この問題を克服する1つの方法は、
米国特許第4,190,156号[アダム(Adam)]に記述され
ている。これによると、熱可塑性の袋は合成重合体糸を
用いて密閉される。この袋材料及び糸は、均一な分散液
を与える混合温度においてネオプレンに容易に分散しう
ると言われる。使用される糸は、溶融温度213℃(ネオ
プレンの処理/混練り温度、即ち100〜120℃より十分高
温)を有するポリビニルアルコールから作られ、そして
破断に対して十分低強度を有し且つ混合段階において重
合体中に容易に分散すると言われる。しかしながら、い
くつかの用途において、この分散した粒状重合体例えば
ポリビニルアルコールは、重合体の加工を妨害するから
望ましくない。
それ故に、袋/封を開けないで重合体溶融物加工機に
導入することができ、且つ袋/封組成物が重合体の加工
を妨害しない、熱風に敏感な重合体に対する袋/封包装
系が必要とされている。
導入することができ、且つ袋/封組成物が重合体の加工
を妨害しない、熱風に敏感な重合体に対する袋/封包装
系が必要とされている。
簡単な説明 本発明は、熱封に敏感な重合体のための包装を提供す
る。該包装は熱可塑性重合体糸で一端が封ぜられている
熱可塑性の袋を有しており、該熱可塑性材料及び熱可塑
性糸材料は熱封に敏感な重合体の加工温度又はそれ以下
の溶融温度を有している。
る。該包装は熱可塑性重合体糸で一端が封ぜられている
熱可塑性の袋を有しており、該熱可塑性材料及び熱可塑
性糸材料は熱封に敏感な重合体の加工温度又はそれ以下
の溶融温度を有している。
更に本発明は、熱封に敏感な重合体を含有する包装か
らなる製品を提供する。該包装は両端が封ぜられた熱可
塑性袋を有しており、但し少くとも一つの封が熱可塑性
重合体糸によるものであり、該熱可塑性袋材料及び熱可
塑性糸材料は両方とも熱封に敏感な重合体の加工温度又
はそれ以下の溶融温度を有している。
らなる製品を提供する。該包装は両端が封ぜられた熱可
塑性袋を有しており、但し少くとも一つの封が熱可塑性
重合体糸によるものであり、該熱可塑性袋材料及び熱可
塑性糸材料は両方とも熱封に敏感な重合体の加工温度又
はそれ以下の溶融温度を有している。
詳細な説明 本発明を用いて包装することが意図される熱封に敏感
な重合体は、その溶融粘度のために熱封する環境で生ず
る温度に対して本来敏感であるもの、並びにその製造法
のためにそれと関連した固有の(例えばポリテトラフル
オルエチレン微粉末樹脂)又は外来の(例えば未加硫ネ
オプレンに添加されるタルク、塩素化ポリエチレン、又
はクロルスルホン化ポリエチレン)微細物を有する重合
体を包含する。熱封敏感性は、熱封工程において熱燃焼
性の可能性があるため、或いは微細物自体が熱封すべき
表面間に位置し、熱封を妨害する可能性があるために、
微細物の存在によって付与される。
な重合体は、その溶融粘度のために熱封する環境で生ず
る温度に対して本来敏感であるもの、並びにその製造法
のためにそれと関連した固有の(例えばポリテトラフル
オルエチレン微粉末樹脂)又は外来の(例えば未加硫ネ
オプレンに添加されるタルク、塩素化ポリエチレン、又
はクロルスルホン化ポリエチレン)微細物を有する重合
体を包含する。熱封敏感性は、熱封工程において熱燃焼
性の可能性があるため、或いは微細物自体が熱封すべき
表面間に位置し、熱封を妨害する可能性があるために、
微細物の存在によって付与される。
本袋材料は、包装すべき重合体の加工温度又はそれ以
下で溶融する熱可塑性重合体である。袋材料が絶対的な
融点を有さない熱可塑性重合体であるならば、ビキャッ
ト(Vicat)軟化点(ASTM 1525)が参照温度として使
用しうる。そのような袋材料の例は、低密度ポリエチレ
ン(融点70〜110℃)及びエチレン/酢酸ビニル共重合
体、並びに混合比が包装すべき重合体の加工温度に存在
するがエチレン/酢酸ビニル共重合体と混合したポリエ
チレンを含む。そのような混合物は、例えばネオプレン
が包装すべき重合体である場合、一般に60〜120℃、好
ましくは70〜110℃のビキャット軟化点を有する。同様
のビキャット軟化点/溶融点を有する他の袋材料、例え
ばブタジエン改変スチレン重合体は、本発明の精神から
逸脱することなしに勿論使用することができる。袋材料
の有用な厚さは、同業者にとって明白であり、一般に10
0〜200ミクロン、好ましくは150〜175ミクロンの範囲で
あろう。これより薄い袋は堅固性及び強度に欠け、一方
厚い袋は究極的には包装される重合体と溶融混合される
袋材料の過剰な使用をもたらすであろう。袋材料の有用
な定量的量は究極的に包装される重合体と溶融混合する
ことが望ましい袋材料の量によっても限定される。一般
に包装重合体の重量に基づいて0.1〜1.0%が許容しうる
量であるが、実際的な上限は包装される重合体の望まし
い性質に悪影響を出しはじめる量によって決まる。
下で溶融する熱可塑性重合体である。袋材料が絶対的な
融点を有さない熱可塑性重合体であるならば、ビキャッ
ト(Vicat)軟化点(ASTM 1525)が参照温度として使
用しうる。そのような袋材料の例は、低密度ポリエチレ
ン(融点70〜110℃)及びエチレン/酢酸ビニル共重合
体、並びに混合比が包装すべき重合体の加工温度に存在
するがエチレン/酢酸ビニル共重合体と混合したポリエ
チレンを含む。そのような混合物は、例えばネオプレン
が包装すべき重合体である場合、一般に60〜120℃、好
ましくは70〜110℃のビキャット軟化点を有する。同様
のビキャット軟化点/溶融点を有する他の袋材料、例え
ばブタジエン改変スチレン重合体は、本発明の精神から
逸脱することなしに勿論使用することができる。袋材料
の有用な厚さは、同業者にとって明白であり、一般に10
0〜200ミクロン、好ましくは150〜175ミクロンの範囲で
あろう。これより薄い袋は堅固性及び強度に欠け、一方
厚い袋は究極的には包装される重合体と溶融混合される
袋材料の過剰な使用をもたらすであろう。袋材料の有用
な定量的量は究極的に包装される重合体と溶融混合する
ことが望ましい袋材料の量によっても限定される。一般
に包装重合体の重量に基づいて0.1〜1.0%が許容しうる
量であるが、実際的な上限は包装される重合体の望まし
い性質に悪影響を出しはじめる量によって決まる。
熱可塑性糸材料も、包装すべき重合体の加工温度で又
はそれ以下で、好ましくは例えばネオプレンが包装すべ
き重合体である場合60〜120℃で溶融する熱可塑性重合
体である。この糸は単フィラメントでも多フィラメント
でもよい。糸材料の寸法及び種類は、包装される重合体
の所望の性質に悪影響しないようなものでなければなら
ない。糸の寸法は0.1〜1.0g/mであり、糸材料の融点が
低ければ低いほど、構造的強靭性が低くくなり、斯くし
て必要とされる寸法は太くなる。そのような糸の好適な
例は、グリロン(Grilon)S.A.からK−85コポリアミド
糸として入手しうる融点85℃のコポリアミド糸である。
このコポリアミドはε−カプロラクタム又はε−アミノ
カプロン酸或いはこれらの両方に由来する単量体単位、
ヘキサメチレンジアミンアジペートに由来する単量体単
位10〜50重量%及びラウロイルラクタム又はε−カプロ
ラクタムに由来する単量体単位5〜70重量%のランダム
分布した6/66/12型のものである。但しラウロラクタム
又はカプロラクタムに由来する単量体、単量体比は、英
国特許第1,168,404号及び第1,168,405号に更に詳細に論
議されている如く、必要とされる溶融温度に関して選択
される。他の有用な糸材料は、包装すべき重合体の加工
温度以下の融点を有するエチレン、プロピレン、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、アクリロニトリ
ル、アクリレート、及びメタクリレートなどの重合体及
び共重合体を含む。袋の重合体糸での封は商業的な袋縫
い装置を用いて達成される。勿論袋の一つの端は、袋に
包装すべき重合体を満す前にいずれか通常の方法(例え
ば熱封法)で封ずることができる。驚くことにこの比較
的低温の重合体糸は、そのような商業的な縫い装置を通
過する時に破断せず、或いは寸法安定性又は強度を失わ
ない。
はそれ以下で、好ましくは例えばネオプレンが包装すべ
き重合体である場合60〜120℃で溶融する熱可塑性重合
体である。この糸は単フィラメントでも多フィラメント
でもよい。糸材料の寸法及び種類は、包装される重合体
の所望の性質に悪影響しないようなものでなければなら
ない。糸の寸法は0.1〜1.0g/mであり、糸材料の融点が
低ければ低いほど、構造的強靭性が低くくなり、斯くし
て必要とされる寸法は太くなる。そのような糸の好適な
例は、グリロン(Grilon)S.A.からK−85コポリアミド
糸として入手しうる融点85℃のコポリアミド糸である。
このコポリアミドはε−カプロラクタム又はε−アミノ
カプロン酸或いはこれらの両方に由来する単量体単位、
ヘキサメチレンジアミンアジペートに由来する単量体単
位10〜50重量%及びラウロイルラクタム又はε−カプロ
ラクタムに由来する単量体単位5〜70重量%のランダム
分布した6/66/12型のものである。但しラウロラクタム
又はカプロラクタムに由来する単量体、単量体比は、英
国特許第1,168,404号及び第1,168,405号に更に詳細に論
議されている如く、必要とされる溶融温度に関して選択
される。他の有用な糸材料は、包装すべき重合体の加工
温度以下の融点を有するエチレン、プロピレン、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、アクリロニトリ
ル、アクリレート、及びメタクリレートなどの重合体及
び共重合体を含む。袋の重合体糸での封は商業的な袋縫
い装置を用いて達成される。勿論袋の一つの端は、袋に
包装すべき重合体を満す前にいずれか通常の方法(例え
ば熱封法)で封ずることができる。驚くことにこの比較
的低温の重合体糸は、そのような商業的な縫い装置を通
過する時に破断せず、或いは寸法安定性又は強度を失わ
ない。
包装される重合体がネオプレン、塩素化ポリエチレ
ン、又はクロルスルホン化ポリエチレンである場合、加
工中に用いる添加剤は充填剤、安定剤、顔料、加硫/硬
化剤、促進剤及び禁止剤を含みうる。この重合体は常法
に従って加硫/硬化でき、特に強化充填剤例えばカーボ
ンブラック、硬質粘土、沈殿シリカ、微細タルク及び珪
酸カルシウムと組合せて用いる場合、良好な機械的性質
を有する組成物を与える。本組成物は成形品例えばホー
ス、ケーブルの被覆材、及び伝達ベルトの形であってよ
い。
ン、又はクロルスルホン化ポリエチレンである場合、加
工中に用いる添加剤は充填剤、安定剤、顔料、加硫/硬
化剤、促進剤及び禁止剤を含みうる。この重合体は常法
に従って加硫/硬化でき、特に強化充填剤例えばカーボ
ンブラック、硬質粘土、沈殿シリカ、微細タルク及び珪
酸カルシウムと組合せて用いる場合、良好な機械的性質
を有する組成物を与える。本組成物は成形品例えばホー
ス、ケーブルの被覆材、及び伝達ベルトの形であってよ
い。
実施例 実施例1 ネオプレン(ムーニー粘度約38を有するメルカプタン
改変の、タルクで被覆したポリクロロプレン)を、ビキ
ャット軟化点99℃を有する厚さ0.175mmのポリエチレン
から製造された750×530×140mmの底を閉じた袋で包装
した。この袋を、融点85℃の830ディシテックスのコポ
リアミド糸(グリロンK−85)で縫うことによって封じ
た。それぞれネオプレンのチップ25kgを含有する充填し
た袋40個を規則的に並べて積み重ね、1トンのパレット
を形成させた。
改変の、タルクで被覆したポリクロロプレン)を、ビキ
ャット軟化点99℃を有する厚さ0.175mmのポリエチレン
から製造された750×530×140mmの底を閉じた袋で包装
した。この袋を、融点85℃の830ディシテックスのコポ
リアミド糸(グリロンK−85)で縫うことによって封じ
た。それぞれネオプレンのチップ25kgを含有する充填し
た袋40個を規則的に並べて積み重ね、1トンのパレット
を形成させた。
この材料の試料を次のように試験した。87℃のブラベ
ンダー・プラストグラフ(Brabender plastograph)室
に、ネオプレンチップ50g及びSRFカーボンブラック20g
を、ポリエチレン袋材料0.34g及びコポリアミド糸0.6cm
長と一緒に負荷した。これらの量は25kgの包装で見出さ
れるものと比例して選択した。この混合物をブラベンダ
ープラストグラフ中において63rpmで6分間混合して、
最終化合物温度111℃とした。次いで化合物を、ニップ
間隔0.7mmの2つのロールミルを用いて薄いシートに加
工した。この試験試料は対照試料と同一であるように見
えた。このことはポリエチレン及び糸の化合物中への完
全な分散を示す。試験化合物を用いて製造した押出し物
も対照押出し物と同一であり、分散されてない物質の徴
候を示さなかった。
ンダー・プラストグラフ(Brabender plastograph)室
に、ネオプレンチップ50g及びSRFカーボンブラック20g
を、ポリエチレン袋材料0.34g及びコポリアミド糸0.6cm
長と一緒に負荷した。これらの量は25kgの包装で見出さ
れるものと比例して選択した。この混合物をブラベンダ
ープラストグラフ中において63rpmで6分間混合して、
最終化合物温度111℃とした。次いで化合物を、ニップ
間隔0.7mmの2つのロールミルを用いて薄いシートに加
工した。この試験試料は対照試料と同一であるように見
えた。このことはポリエチレン及び糸の化合物中への完
全な分散を示す。試験化合物を用いて製造した押出し物
も対照押出し物と同一であり、分散されてない物質の徴
候を示さなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−4140(JP,A) 特開 昭64−56537(JP,A) 実開 昭60−56536(JP,U) 米国特許4190156(US,A) 米国特許4334615(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 77/00 - 77/14 B65D 30/00 - 30/02 B65D 33/00 - 33/28 B32B 5/00 - 5/26 B32B 7/00 - 7/14
Claims (10)
- 【請求項1】熱封に敏感な重合体を含有する包装、但し
該包装は少くとも1つの封が熱可塑性重合体糸で縫うこ
とによって形成されている両端が封ぜられた熱可塑性の
袋を有している、からなる製品であって、熱可塑性の袋
材料及び熱可塑性の糸材料の両方が熱封に敏感な重合体
の加工温度又はそれ以下の溶融温度を有していることを
特徴とする、該製品。 - 【請求項2】熱封に敏感な重合体がネオプレン、塩素化
ポリエチレン、又はクロルスルホン化ポリエチレンから
選択される請求の範囲1の製品。 - 【請求項3】熱可塑性の袋がポリエチレンからなる請求
の範囲1又は2の製品。 - 【請求項4】熱可塑性の袋がポリエチレン及びエチレン
/酢酸ビニル共重合体のブレンドからなる請求の範囲1
又は2の製品。 - 【請求項5】ポリエチレンが70〜110℃のビキャット軟
化点を有する請求の範囲3の製品。 - 【請求項6】ブレンドが60〜120℃のビキャット軟化点
を有する請求の範囲4の製品。 - 【請求項7】熱可塑性の糸材料がコポリアミド糸材料で
ある請求の範囲1、2、3又は4の製品。 - 【請求項8】コポリアミド糸材料が60〜120℃の軟化点
を有する請求の範囲7の製品。 - 【請求項9】糸材料が60〜120℃の溶融点/ビキャット
軟化点を有するエチレン、プロピレン、塩化ビニル、塩
化ビニリデン、酢酸ビニル、アクリロニトリル、アクリ
レート及びメタクリレートの重合体及び共重合体からな
る群から選択される請求の範囲1、2、3又は4の製
品。 - 【請求項10】熱可塑性の袋が70〜110℃のビキャット
軟化点を有するポリエチレンからなり、また糸材料が60
〜120℃の溶融温度を有するコポリアミド糸材料である
請求の範囲2の製品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/629,659 US5110641A (en) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | Melt-dispersible package for melt-processible polymers |
PCT/US1992/002181 WO1993018984A1 (en) | 1990-12-14 | 1992-03-17 | Thermoplastic-bag package for heat-seal sensitive polymer products |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07504873A JPH07504873A (ja) | 1995-06-01 |
JP3046841B2 true JP3046841B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=24523932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5516485A Expired - Fee Related JP3046841B2 (ja) | 1990-12-14 | 1992-03-17 | 感熱封性重合体生成物に対する熱可塑性の袋包装剤 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5110641A (ja) |
EP (1) | EP0630342B1 (ja) |
JP (1) | JP3046841B2 (ja) |
CN (1) | CN1026881C (ja) |
DE (1) | DE69214462T2 (ja) |
WO (1) | WO1993018984A1 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992002348A1 (en) * | 1990-08-01 | 1992-02-20 | H.B. Fuller Licensing And Financing Inc. | Method of packaging an adhesive composition and corresponding packaged article |
US6138441A (en) * | 1993-08-30 | 2000-10-31 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Process for production of hotmelt adhesives |
US5725820A (en) * | 1996-10-03 | 1998-03-10 | The Reynolds Company | Method for forming a package of adhesive material in a non-tacky mold |
US20020142931A1 (en) * | 2000-07-19 | 2002-10-03 | The Procter & Gamble Company | Gel form automatic dishwashing compositions, methods of preparation and use thereof |
US8940676B2 (en) | 2000-11-27 | 2015-01-27 | The Procter & Gamble Company | Detergent products, methods and manufacture |
JP4965057B2 (ja) | 2000-11-27 | 2012-07-04 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 食器洗浄方法 |
US7125828B2 (en) | 2000-11-27 | 2006-10-24 | The Procter & Gamble Company | Detergent products, methods and manufacture |
US8283300B2 (en) | 2000-11-27 | 2012-10-09 | The Procter & Gamble Company | Detergent products, methods and manufacture |
ES2273912T3 (es) | 2000-11-27 | 2007-05-16 | THE PROCTER & GAMBLE COMPANY | Metodo para lavar vajillas. |
GB0322598D0 (en) | 2003-09-26 | 2003-10-29 | Victrex Mfg Ltd | Polymeric material |
US8017681B2 (en) * | 2006-03-30 | 2011-09-13 | Maxwell Products, Inc. | Systems and methods for providing a thermoplastic product that includes packaging therefor |
US9925694B2 (en) | 2009-02-24 | 2018-03-27 | Gala Industries, Inc. | Continuous bagging processes and systems |
JP6063125B2 (ja) * | 2009-02-24 | 2017-01-18 | ガラ・インダストリーズ・インコーポレイテッドGala Industries, Inc. | 連続的袋詰め方法及びシステム |
EP2445691B1 (en) * | 2009-06-22 | 2016-08-24 | Gala Industries Inc | Continuous pelletizing, drying and bagging systems with improved throughput |
US8505252B2 (en) * | 2009-09-18 | 2013-08-13 | David Landis Campbell | Protective barrier and method for its use |
US20110121222A1 (en) * | 2009-09-30 | 2011-05-26 | Guymon Michael P | Systems and methods for providing a dry froth material |
US9926102B2 (en) | 2014-06-05 | 2018-03-27 | Maxwell Properties, Llc | Systems and methods for providing a packaged thermoplastic material |
US10358296B2 (en) | 2015-09-18 | 2019-07-23 | Maxwell Properties, Llc | Systems and methods for delivering asphalt concrete |
JP2022160260A (ja) * | 2021-04-06 | 2022-10-19 | 住友化学株式会社 | 包装体 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2617775A (en) * | 1949-01-13 | 1952-11-11 | Standard Oil Dev Co | Compounding packaged powders into rubber |
US2955708A (en) * | 1956-05-07 | 1960-10-11 | Firestone Tire & Rubber Co | Polyethylene composition |
US2931148A (en) * | 1957-06-10 | 1960-04-05 | Texas Us Chem Co | Method of wrapping tacky polymer as shipping package and apparatus therefor |
NL111724C (ja) * | 1958-11-27 | 1900-01-01 | ||
US3137864A (en) * | 1961-12-08 | 1964-06-23 | Du Pont | Process of basting and removal of basting |
US3424616A (en) * | 1966-05-03 | 1969-01-28 | Robert W Townsend | Method of removing coatings caused by storage of meal or flour in dry bulk form and particularly for preparing for re-use lined railroad hopper cars |
CH491150A (de) * | 1967-03-13 | 1970-05-31 | Inventa Ag | Verfahren zur Herstellung von ternären Mischpolyamiden |
NL134009C (ja) * | 1967-08-14 | |||
US3649399A (en) * | 1967-11-08 | 1972-03-14 | Manzen Co Ltd | Method in tailoring of preventing one side of cloth folded back from being unfolded |
US3625414A (en) * | 1969-10-22 | 1971-12-07 | Dow Chemical Co | Sealed surface sulfonated plastic-shaped articles |
US4110500A (en) * | 1975-09-29 | 1978-08-29 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Packaged articles |
CA1073571A (en) * | 1975-09-29 | 1980-03-11 | Goodyear Tire And Rubber Company (The) | Packaging films and packaged articles therewith |
US4190156A (en) * | 1978-09-28 | 1980-02-26 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method of packaging unvulcanized neoprene |
US4334615A (en) * | 1979-07-23 | 1982-06-15 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Package for compounding rubber and compounded rubber |
EP0030126A1 (en) * | 1979-11-29 | 1981-06-10 | DON BROTHERS BUIST & COMPANY LIMITED | Process for producing tufted fabric, backing therefor and fabric produced by the process |
IN170021B (ja) * | 1987-05-26 | 1992-01-25 | Deita Freyberg Gmbh |
-
1990
- 1990-12-14 US US07/629,659 patent/US5110641A/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-12-14 CN CN91112751.8A patent/CN1026881C/zh not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-03-17 JP JP5516485A patent/JP3046841B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-17 DE DE69214462T patent/DE69214462T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-17 EP EP92914897A patent/EP0630342B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-17 WO PCT/US1992/002181 patent/WO1993018984A1/en active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69214462T2 (de) | 1997-03-20 |
WO1993018984A1 (en) | 1993-09-30 |
DE69214462D1 (de) | 1996-11-14 |
CN1063084A (zh) | 1992-07-29 |
CN1026881C (zh) | 1994-12-07 |
JPH07504873A (ja) | 1995-06-01 |
US5110641A (en) | 1992-05-05 |
EP0630342B1 (en) | 1996-10-09 |
EP0630342A1 (en) | 1994-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3046841B2 (ja) | 感熱封性重合体生成物に対する熱可塑性の袋包装剤 | |
US4394473A (en) | Rubber compounding bags and film made from syndiotactic 1,2-polybutadiene | |
US20060257597A1 (en) | System and method for drying reinforcing fiber and making molding compounds and resulting products | |
JPH0428745B2 (ja) | ||
EP0935527A1 (en) | Rf-sealable pillow pouch | |
KR930003798B1 (ko) | 내(耐) 블로킹(blocking)성이 우수한 부대(bag) | |
KR920000012B1 (ko) | 접착성 폴리프로필렌 조성물 | |
US6749912B2 (en) | Polyamide-containing polymer compositions and films produced therewith | |
US4015039A (en) | Fibrous dispersion aid for thermoplastics | |
US4190156A (en) | Method of packaging unvulcanized neoprene | |
US5789048A (en) | Package consumable in melt processing | |
US7786191B2 (en) | Process for melt-shaping a polymer composition | |
US3671378A (en) | Glass fiber reinforced composite and method of making same | |
US5806283A (en) | Vacuum packaging of plastic blends | |
KR910002475B1 (ko) | 분말상 또는 입상 탄성 중합체 물질을 수용하는 백 | |
JPH0122295B2 (ja) | ||
EP0801107B1 (en) | Polyvinyl alcohol shaped article | |
AU5791898A (en) | Dispersible film | |
CA1081383A (en) | Thermoplastic container for rubber chemicals | |
US3776751A (en) | Method of producing reinforced thermoplastic materials | |
JPH0192249A (ja) | 樹脂組成物 | |
JPS59109339A (ja) | ゴム配合物の製造方法 | |
CA1287205C (en) | Method of producing films from polyethylene resin, an additive and a second polymeric resin | |
JPS60180825A (ja) | 包装袋の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |