JP3046621U - 偏心ペン - Google Patents
偏心ペンInfo
- Publication number
- JP3046621U JP3046621U JP1997008112U JP811297U JP3046621U JP 3046621 U JP3046621 U JP 3046621U JP 1997008112 U JP1997008112 U JP 1997008112U JP 811297 U JP811297 U JP 811297U JP 3046621 U JP3046621 U JP 3046621U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pen
- eccentric
- motor
- rotary plate
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】子供でも容易に螺旋状の連続ループを描くこと
ができる偏心ペン。 【解決手段】筒状のハウジング1の内部にモータ2とモ
ータ2によって回転される回転板5とを配置固定し、回
転板5の偏心位置に形成された取り付け孔7にペン8を
着脱自在とするとともに、上記ペン8を上記ハウジング
1の開口部1aから突出させるとともに、上記開口部1
aの大きさを上記ペン8の旋回時の最大径よりも大きく
した。
ができる偏心ペン。 【解決手段】筒状のハウジング1の内部にモータ2とモ
ータ2によって回転される回転板5とを配置固定し、回
転板5の偏心位置に形成された取り付け孔7にペン8を
着脱自在とするとともに、上記ペン8を上記ハウジング
1の開口部1aから突出させるとともに、上記開口部1
aの大きさを上記ペン8の旋回時の最大径よりも大きく
した。
Description
【0001】
本考案はペン先をモータによって旋回運動させることにより螺旋状のループを 連続的に描くことができる偏心ペンに関する。
【0002】
一般に、筆記用具のペン先はペンの中心にあり、またペン先はペンに固定され ているのが普通である。
【0003】 しかしながら、このような筆記用具によって螺旋状のループを連続して描くた めには、ペンを握った指を規則的に動かしていかなければならないので、非常に 難しい。
【0004】
本考案は上記問題点を解消し、子供でも容易に螺旋状の連続ループを描くこと ができる偏心ペンを提供することをその課題とする。
【0005】
前記課題を解決するため、本考案に係る偏心ペンは、以下の要件を備えたこと を特徴とする。 (イ)筒状のハウジングの内部にモータとモータ軸の偏心位置にペン部材を取り 付けたこと (ロ)上記ペンを上記ハウジングの開口部から突出させること なお、前記開口部の大きさを上記ペンの旋回時の最大径よりも大きくしたこと 。
【0006】 なおまた、前記モータによって回転される回転板を配置し、該回転板の偏心位 置に形成された取り付け孔にペンを着脱自在にしたこと。
【0007】 なおまたさらに、前記取り付け孔は複数で、それぞれ回転板の回転中心からの 距離が異なるように形成するのが好ましい。
【0008】 さらに、前記ペンの中間部には弾性体が設けられるように構成してもよい。
【0009】 さらにまた、前記ペンのペンは磁気ペンであってもよい。
【0010】
図1及び図2において符号Aは偏心ペンを示す。1はそのハウジングで、筒状 に形成されている。ハウジング1の太さは子供が握れる程度にするのが好ましい 。ハウジング1の内部にはモータ2と駆動用乾電池3とモータ2の回転軸4に固 定された回転板5とが配置固定されている。モータ2をオンオフさせるためのス イッチ6はハウジング1の上端に設けられている。
【0011】 次に、回転板5(円板である必要はない)には複数の取り付け孔7が形成され ている。これらの取り付け孔7は同じ大きさであるが、それぞれ回転板5の回転 中心に対して偏心位置に形成され、回転中心からの距離は互いに異なっている。 取り付け孔7にはペン8が選択的に嵌合装着できるように構成されている。ペン 8はハウジング1の開口部から外方に突出している。
【0012】 なお、上記ペン8はモータ2の作動により取り付け孔7の偏心量に従って回転 板5の回転中心の回りを旋回するが、上記ハウジング1の開口部1aはペン8を 最も偏心量の大きい取り付け孔7に嵌合装着したときにペン8が旋回する許容で きるように、ペン8の旋回の最大径よりも大きく形成されている。
【0013】 ペン8は磁気画板9(図3参照)に用いられる磁気ペンとして構成されている が、必ずしもこれに限られるものではなく、鉛筆、マーカーペン、ボールペン等 のように普通に用いられるペンでもよい。ペン先の太さや形状も特に限定されな い。ペン8はハウジング1の外部から上記回転板5の適宜の取り付け孔7に嵌合 装着することができ、また装着したペンを抜き出して他のペンに交換することも できる。
【0014】 上記構成の偏心ペンAで描画する場合、スイッチ6を押してモータ2を作動さ せると、回転板5が回転するとともに、ペン8が旋回運動する。そこで、磁気画 板にペン先を接触させて偏心ペンAを直線状に引くと、画板面には図3のような 螺旋状の連続ループが描かれる。このように、手を旋回させることなしに奇麗な 連続ループ線が表現できるので、子供でも容易に描くことができる。
【0015】 また、ペン8を回転板5の別の取り付け孔7に嵌合させると、前とは異なる大 きさの連続ループを描くことができる。2本又はそれ以上のペン8を回転板5に 取り付けることにより、より複雑な連続ループも簡単に描くことができる。同様 に、ペン8を通常のマーカーペンに変えれば、色や太さの異なるループを描くこ とができる。
【0016】 さらに、ペン8はハウジング1に当たることなく旋回運動するので、モータ2 作動中のハウジング1の振動は小さく抑えられる。したがって、幼児子供でも恐 怖感なく安心して遊ぶことができる。
【0017】 次に、図4はペン8の中間部に弾性体10を設けた例で、合成樹脂製のペン8 の上部8aと下部8bとの間に合成ゴム、プラスチックなどの弾性体10が配置 固定されている。これにより、図5(a) のようにペン8全体が伸縮可能なるほか 、同図(b) のようにペン8の一部が屈曲可能となる。したがって、例えば偏心ペ ンを描画面に対して斜めに当てたような場合にもペン8がこれに対応して屈伸す ることにより線のかすれを防止することができる。また、ペン8が旋回するとき にその延伸力によって実際よりも大きな連続ループを描くことができる。
【図1】本考案に係る偏心ペンの側面図
【図2】上記偏心ペンの分解斜視図
【図3】上記偏心ペンによる連続ループの描線態様説明
図
図
【図4】ペンの他の例の側面図
【図5】(a) (b) は上記ペンの縮み態様及び屈曲態様の
説明図
説明図
1 ハウジング 1a 開口部 2 モータ 5 回転板 7 取り付け孔 8 ペン 10 弾性体
Claims (6)
- 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とする偏
心ペン。 (イ)筒状のハウジングの内部にモータとモータ軸の偏
心位置にペン部材を取り付けたこと (ロ)上記ペンを上記ハウジングの開口部から突出させ
ること - 【請求項2】 前記開口部の大きさを上記ペンの旋回時
の最大径よりも大きくした請求項1記載の偏心ペン。 - 【請求項3】 前記モータによって回転される回転板を
配置し、該回転板の偏心位置に形成された取り付け孔に
ペンを着脱自在にした請求項1記載の偏心ペン。 - 【請求項4】 前記取り付け孔は複数で、それぞれ回転
板の回転中心からの距離が異なっている請求項3記載の
偏心ペン。 - 【請求項5】 前記ペンの中間部には弾性体が設けられ
ている請求項1、2、3又は4記載の偏心ペン。 - 【請求項6】 前記ペンのペンは磁気ペンである請求項
1、2、3、4又は5記載の偏心ペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008112U JP3046621U (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 偏心ペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008112U JP3046621U (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 偏心ペン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3046621U true JP3046621U (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=43180954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997008112U Expired - Lifetime JP3046621U (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 偏心ペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046621U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5784134A (en) | 1994-02-23 | 1998-07-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device and a method of fabricating the device using transparent-electrodes as a photomask |
JP2000085290A (ja) * | 1998-08-17 | 2000-03-28 | Pentech Internatl Inc | 筆記具及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP1997008112U patent/JP3046621U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5784134A (en) | 1994-02-23 | 1998-07-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device and a method of fabricating the device using transparent-electrodes as a photomask |
US5870162A (en) | 1994-02-23 | 1999-02-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device and a method of fabricating the device using transparent-electrodes as a photomask |
JP2000085290A (ja) * | 1998-08-17 | 2000-03-28 | Pentech Internatl Inc | 筆記具及びその製造方法 |
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