JP3046504U - 振動ふるい - Google Patents

振動ふるい

Info

Publication number
JP3046504U
JP3046504U JP1997005376U JP537697U JP3046504U JP 3046504 U JP3046504 U JP 3046504U JP 1997005376 U JP1997005376 U JP 1997005376U JP 537697 U JP537697 U JP 537697U JP 3046504 U JP3046504 U JP 3046504U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main shaft
bearing
hub
sieve
socket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997005376U
Other languages
English (en)
Inventor
正旭 簡
Original Assignee
正旭 簡
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 正旭 簡 filed Critical 正旭 簡
Priority to JP1997005376U priority Critical patent/JP3046504U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3046504U publication Critical patent/JP3046504U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メインシャフトが稼働中、軸方向の伸びの影
響を受けないようにした震動ふるいを提供する。 【解決手段】 メインシャフト31は保護ブッシング3
0の両端に設けられるハブの上に伸び、ベアリングソケ
ット33とベアリングはハブの外側を覆い、ベアリング
リッドはベアリングソケット33の側面に設けられ、ベ
アリングリッドはカップリングによりメインシャフト3
1に接続されている。適当な数の釣り合いシムは固定ボ
ルトとナットによりベアリングソケット33のフランジ
に設けられる。メインシャフト31が回転されると、ハ
ブの内腔はメインシャフト31よりも大きいので、メイ
ンシャフト31とハブとの接触はなく、摩擦は起こらな
い。このため、発生した熱はメインシャフト31に伝わ
らず、ベアリングは軸方向の応力を受けない。したがっ
て、早期の故障を防止することができ、寿命が比較的延
びる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ふるいに関し、特に駆動シャフトが軸の押圧から開放され、寿命を 比較的延ばすことができる震動ふるいに関する。
【0002】
【従来の技術】
震動ふるいは最も重要なふるい装置の1つであり、市場には多くの型のものが ある。通常、震動は偏心回転する駆動プーリにより発生する。従来の震動ふるい では、1つまたは2つの駆動シャフトが一体となり、実際の要求に応えている。 駆動プーリは偏心回転するので、震動ふるいの稼働の間、軸受けが重要な役割を 果たす。
【0003】 従来のベベル型震動ふるいを図1に示す。この震動ふるいVは、震動発生部1 により支持されるベベルふるいSを有する。震動発生部1はモータMにより駆動 され、震動発生部1が作動するとベベルスクリーンVが震動する。この結果、所 望の粒子サイズがふるいSのもとで得られる。図1に示す震動ふるいVの震動発 生部1の詳細な断面図を図2を示す。しかしながら、従来の震動発生部1には、 稼働中以下の問題が発生する。
【0004】 (1) メイン駆動シャフトがプーリ11を経て、モータMにより回転されるとき 、メイン駆動シャフト12はベアリングソケット13内に設けられるベアリング 14により完全に支持される。メインシャフト12が高速で回転すると、ベアリ ング14も滑走部141の中で高速に回転する。したがって、摩擦に起因する熱 がベアリング14とベアリングソケット13の中で発生する。この発生した熱は メインシャフト12に伝わり、メインシャフト12はメインシャフト12の軸方 向に沿って軸方向に膨張する。したがって、ベアリング14にはメインシャフト 12の伸びにより偏りが発生する。ベアリング14が軸方向の応力の下で回転す ると、早期の消耗や緩みに起因した早期の故障が起こる。ベアリング14の寿命 が短くなると、震動ふるいVは修理や交換のため止められる。さらに、メインシ ャフト12とベアリング14を取り外すには多大の時間を費やす。
【0005】 (2) メインシャフト12が高温の下で長時間回転されると、メインシャフト1 2の両端には釣り合い重り10が設けられているので、メインシャフト12は高 速で操作されると特に変形が進む。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の問題を解決するために成されたものであり、メインシャフト が稼働中、軸方向の伸びの影響を受けないようにベアリング、滑走部、カップリ ングおよびメインシャフトを特別に配列した震動ふるいを提供することを目的と する。
【0007】 本考案の他の目的は、釣り合い重りを異なる震動の振幅に対して容易に調整す ることができる震動ふるいを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の震動ふるいによると、メインシャフトは保護ブッシングの両端に設け られるハブの上に伸びている。ベアリングソケットとベアリングはハブの外側を 覆っている。ベアリングリッドはベアリングソケットの側面に設けられている。 ベアリングリッドはカップリングによりメインシャフトに接続されている。適当 な数の釣り合いシムは固定ボルトとナットによりベアリングソケットのフランジ に設けられる。メインシャフトが回転されると、ハブの内腔はメインシャフトよ りも大きいので、メインシャフトとハブとの接触はなく、摩擦は起こらない。メ インシャフトはカップリングとベアリングリッドによりベアリングとベアリング ソケットとに間接的に支持される。ベアリングは滑走部の上を移動する。この結 果、発生した熱はメインシャフトに伝わらない。この構成により、メインシャフ トは軸方向の伸びを起こさず、ベアリングは軸方向の応力を受けない。したがっ て、早期の故障を防止することができ、寿命が比較的延びる。
【0009】 また、釣り合い重りを異なる震動の振幅に対して容易に調整することができる ので、異なる要求に適合する。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を示す実施例を図に基づいて説明する。 本考案の一実施例による震動ふるいは、図3〜図7に示すように、以下の要素 から成る。 ふるい枠2は、傾斜しており、両端が複数のスプリングにより、あらかじめ調 節された距離で基礎位置より上に支持されている。
【0011】 震動発生部3は、ふるい枠2を横切る中央部分に設けられた保護ブッシング3 0を有する。メインシャフト31は保護ブッシング30内に回転可能に設けられ る。メインシャフト31の両端は保護ブッシング30の上に伸びており、メイン シャフト31の一端311にプーリ312が取り付けられている。 駆動モータ4はふるい枠2の1側面に設けられている。ベルト41は駆動モー タ4とメインシャフト31のプーリ312とを接続している。
【0012】 震動発生部3は保護ブッシング30の両サイドに設けられるハブ32の上に伸 びたメインシャフト31を有し、ハブ32の内腔はメインシャフト31より大き いので、ハブ32の内腔とメインシャフト31との間に係合は起こらない。詳細 を図5に示す。一対のベアリングソケット33が設けられ、各ベアリングソケッ ト33は、軸調整ローラベアリング331を有し、ハブ32の外周部に設けられ ている。ベアリングソケット33のフランジ332には複数の貫細孔333が形 成されている。ハブ32には、図7に示すように、複数の細孔334が形成され ている。
【0013】 一対のベアリングリッド34がベアリングソケット33の細孔334に固定さ れている。各ベアリングリッド334はカップリング341によりメインシャフ ト31に接続されている。 複数の釣り合いシム35はベアリングソケット33のフランジ332の形状と 合い、半円環状である。各釣り合いシム35は、フランジ332の貫通孔333 に対応する位置決め孔351を有する。各釣り合いシム35は固定ボルト352 とナット353によりフランジ332に取り付けられる。この結果、釣り合いシ ム35はフランジ332の両サイドに固定される。
【0014】 一対の潤滑室36は、ふるい枠2の両サイドに設けられ、ベアリングソケット 33とその部品を収容している。さらに図5に示すように、ハブ32の外側はふ るい枠2に取り付けられ、自動的にローラベアリング331を調整固定できるベ アリングキャップ321が設けられている。 以下に好ましい組付けと形態の特徴を述べる。
【0015】 まず、メインシャフト31を保護ブッシング30に挿入し、両端に設けられる ハブ32を通す。ベアリングソケット33と自己調整ローラベアリング331は それぞれハブ32の上を包んでいる。ベアリングキャップ321はハブ32にロ ーラベアリング331を固定する。ベアリングリッド34はベアリングソケット 33の側面に固定される。カップリング341はメインシャフト31にベアリン グリッド31を接続する。
【0016】 図5に示すように、メインシャフト31はモータ4により回転されるとメイン シャフトとハブ32の内腔320との間に実質的な摩擦や接触が起こらない。メ インシャフト31は、単にハブ32の内腔320の中で回転する。ベアリングソ ケット33はカップリング341とベアリングリッド34を通ってメインシャフ ト31により回転される。この場合、ローラベアリング331は外部の滑走部に 沿って動く。この結果、発生した熱はメインシャフト31に伝わらない。このた め、高温に起因したメインシャフト31の伸びは起こらない。したがってローラ ベアリング331は、メインシャフト31からの軸方向の応力による偏りが発生 しない。このため、寿命が比較的延びる。
【0017】 メインシャフト31の高速回転の間、メインシャフト31とハブ32あるいは ベアリングとの間の係合や接触が起こらないので、メインシャフト31の軸方向 の伸びは防がれる。 従来の震動ふるいでは、震動発生部のベアリングは不調や消耗に起因した早期 の故障が容易に起こる。しかしながら本実施例では、ローラベアリング331は 、メインシャフト31の軸方向の伸びに起因する軸方向の応力を受けない。この ため、震動ふるいの寿命が比較的延びる。
【0018】 さらに、震動発生部3の釣り合いシム35は固定ボルト352とナット353 によりハブ32のフランジ332に取り付けられ、シム35の位置はメインシャ フト31から離れている。このため、少量のシム35で最適な振幅を得ることが できる。この結果、震動の振幅を残したまま、全般的にシム35を減らすことが できる。
【0019】 図8に示すように、固定ボルト352とナット353をすばやく取り外したり 、取り付けたりすることによりシム35を容易に移動したり、加えたりすること ができる。シム35の数を増やしたり減らしたりすることにより、実際の要求に 応える震動の振幅を得ることができる。 さらにまた、ベアリングソケット33、ベアリング331、ベアリングリッド 34およびシム35は、適当量の潤滑油が満たされた潤滑室36に囲まれている 。この結果、メインシャフト31が回転されると、それらの要素の上に潤滑油が 飛び跳ね、能率的な潤滑が行われる。各すべての駆動部が潤滑されるので、それ らの要素の寿命を延ばすことができる。
【0020】 さらにまた、本実施例のメインシャフト31は1列に並んだ配列をしているの で、すべての要素がベアリングソケット33に固定される。プーリ312とベア リングリッド34のみがカップリング313および341によりメインシャフト 31に接続される。このため、メインシャフト31を単に平滑な鉄の棒から作る ことができる。
【0021】 本考案は前記実施例に限定されず、また、本考案の技術的思想内で当分野の通 常の知識を有するものにより多くの変形が可能なことは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のベベル型震動ふるいを示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す震動ふるいの断面図である。
【図3】本考案の一実施例による震動ふるいを示す斜視
図である。
【図4】図3に示す震動ふるいの平面図である。
【図5】本考案の一実施例による震動ふるいの詳細を示
すものであり、図4の5―5線断面図である。
【図6】本考案の一実施例による震動ふるいの釣り合い
シムとメインシャフトとの関係を示すものであり、図5
の6―6線断面図である。
【図7】本考案の一実施例による震動ふるいのベアリン
グソケットと釣り合いシムの斜視図である。
【図8】本考案の一実施例による震動ふるいの組付け時
のベアリングソケットと釣り合いシムの断面図である。
【符号の説明】
2 ふるい枠 3 振動発生部 4 駆動モータ 21 スプリング 30 保護ブッシング 31 メインシャフト 32 ハブ 33 ベアリングソケット 34 ベアリングリッド 35 釣り合いシム 36 潤滑室

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜し、両サイドが複数のスプリングに
    より支持され、あらかじめ調整された距離で基礎位置よ
    り上に支持されるふるい枠と、 前記ふるい枠を横切る中央部分に設けられ、両端がその
    上に伸び、一端にプーリが設けられ、その内部に回転可
    能に設けられるメインシャフトの保護ブッシングを有す
    る震動発生部と、 前記ふるい枠の1側面に設けられ、ベルトが前記プーリ
    と接続され、前記メインシャフトを駆動可能な駆動モー
    タとを備え、 前記震動発生部は前記保護ブッシングの両側にそれぞれ
    一対のハブを有し、前記ハブの内径は前記メインシャフ
    トよりも大きいので、前記ハブの内腔とメインシャフト
    との間に係合がなく、 一対のベアリングソケットを有し、各ベアリングソケッ
    トは前記ハブの外周部に設けられる自己調整ローラベア
    リングを有し、 前記ベアリングソケットのフランジは複数の貫通孔を有
    し、前記ハブは複数の細孔を有し、 一対のベアリングリッドは前記ベアリングソケットの細
    孔に固定され、各ベアリングリッドはカップリングによ
    り前記メインシャフトに接続され、 複数の釣り合いシムは前記ベアリングソケットの前記フ
    ランジの形と合い、半円環状であり、各釣り合いシムは
    前記フランジの貫通孔に対応する位置決め穴を有し、各
    釣り合いシムは固定ボルトとナットとにより前記フラン
    ジの両側に取り付けられ、 一対の潤滑室は前記ふるい枠の両側に設けられ、前記ベ
    アリングソケットとその部品がその中に収納され、 前記メインシャフトが前記モータにより回転されると
    き、前記メインシャフトと前記ハブの内腔との間には摩
    擦や接触が起こらず、前記メインシャフトはただ前記ハ
    ブの内腔内で回転し、前記ベアリングソケットは前記カ
    ップリングと前記ベアリングリッドとを通って前記メイ
    ンシャフトにより回転され、この場合、外部の滑走部に
    沿って前記ローラベアリングは動き、その結果、前記メ
    インシャフトに発生した熱が伝わらず、このため、高温
    に起因する前記メインシャフトの実質的な伸びが起こら
    ず、前記ローラベアリングには前記メインシャフトから
    の軸方向の応力による偏りが発生しないことを特徴とす
    る震動ふるい。
  2. 【請求項2】 前記ハブの外側に自動的に前記ローラベ
    アリングを調整固定可能なベアリングキャップを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の震動ふるい。
JP1997005376U 1997-06-23 1997-06-23 振動ふるい Expired - Lifetime JP3046504U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997005376U JP3046504U (ja) 1997-06-23 1997-06-23 振動ふるい

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997005376U JP3046504U (ja) 1997-06-23 1997-06-23 振動ふるい

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3046504U true JP3046504U (ja) 1998-03-10

Family

ID=43180840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997005376U Expired - Lifetime JP3046504U (ja) 1997-06-23 1997-06-23 振動ふるい

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3046504U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102615372B1 (ko) * 2022-09-15 2023-12-19 하종덕 진동선별스크린의 진폭 조절이 가능한 진동발생장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102615372B1 (ko) * 2022-09-15 2023-12-19 하종덕 진동선별스크린의 진폭 조절이 가능한 진동발생장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5409070A (en) Coupling for rotary-vibratory drills
RU2304241C2 (ru) Натяжное устройство механической ременной передачи, механический привод, а также способ натяжения приводного ремня
US8648769B2 (en) Antenna base
CN101782128A (zh) 直列式四缸柴油机平衡机构
JP3046504U (ja) 振動ふるい
KR100391275B1 (ko) 디버링시 크랭크 고정장치
CN109365273A (zh) 一种自平衡滚动式弛张筛
US1781083A (en) Power-driving unit
JP4909578B2 (ja) 風車用駆動装置
CN108525750A (zh) 一种单级对辊机及其制沙方法
CN104832593B (zh) 平衡轴总成和发动机
JP3708857B2 (ja) バランス軸用ハウジング
CN220111601U (zh) 一种过滤筛分机的振动体
US5048993A (en) Ball joint assembly
KR101224284B1 (ko) 밸런스 샤프트 모듈
CN213981702U (zh) 一种驱动齿轮箱的连接轴转动的工装
CN215923434U (zh) 一种分体式尾轮
KR200310968Y1 (ko) 투포원 연사기용 기어박스
KR200224102Y1 (ko) 베어링 분해 조립용 공구
CN212549690U (zh) 高频震动叠加破碎锤
CN214927313U (zh) 基于压力机的一种平衡对称式偏心齿轮连杆机构
CN219802065U (zh) 一种电机平衡轴
KR200306094Y1 (ko) 진동스크린의 축 구조
KR100408310B1 (ko) 구동휠 구조
CN212001330U (zh) 平地机驱动桥轮端装置