JP3046254B2 - ビデオ信号処理システムでの非標準同期信号を処理するための装置及びその方法 - Google Patents

ビデオ信号処理システムでの非標準同期信号を処理するための装置及びその方法

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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ信号を同期
信号に応じて処理して記録/再生するビデオ信号処理シ
ステムに関し、特に、非標準同期信号が発生してもビデ
オ信号が正常的に画面に表示されるように処理する装置
及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルビデオカセットレコーダやデ
ィジタルカムコーダ等のビデオ信号処理システムにおい
ては、外部からのビデオ信号を前記ビデオ信号から得ら
れる同期信号に応じて磁気テープのような記録媒体に記
録し、記録されているビデオ信号を前記同期信号を用い
て再生する。このようなビデオ信号処理システム、特
に、ディジタルビデオカセットレコーダで入力ビデオ信
号の同期信号にエラーがある場合(以下、エラー同期信
号を「非標準同期信号」と称する。)には、記録時に用
いられるパイロットフレーム(Pilot Frame)信号と再生
時に用いられるトラックペアナンバ(Track Pair Numbe
r)にもエラーがあるため、結果的に、再生時画面上に表
示されるビデオ信号が損傷され、また、同期信号にエラ
ーが発生すると、ビデオ信号処理システムにおけるメモ
リへの読出し/書込み動作を行うアドレスのシーケンス
も壊われ、間違った位置へ/のデータが読出し/書込み
されるため、結果的に、再生時画面上に表示されるビデ
オ信号を損傷する原因として作用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ビデオ信号処理システムで非標準同期信号が発生し
ても、ビデオ信号が正常に画面に表示されるように処理
できる装置及びその方法を提供することにある。本発明
の他の目的は、ビデオ信号処理システムで非標準同期信
号が発生しても、入力されるビデオ信号が正常的に記録
媒体に記録されるように処理できる装置及びその方法を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に従うビデオ信号処理システムにおけ
る非標準同期信号処理装置は、外部から印加されるビデ
オ信号の水平同期信号及び垂直同期信号と、予め設定さ
れた水平区間及び垂直区間ごとにカウントされる水平値
及び垂直値の区間を比較して前記水平同期信号及び垂直
同期信号のエラーの有無を検出した後、前記水平同期信
号がエラー水平同期信号に検出される場合には、エラー
区間のビデオ信号の代わりにエラー区間の以前区間のビ
デオ信号を対応するディジタルデータに変換して出力
し、前記垂直同期信号がエラー垂直同期信号に検出され
る場合には、エラー区間のビデオ信号の代わりにエラー
区間以前の水平区間のビデオ信号を対応するディジタル
データを出力したり、あるいは、予め設定されたディジ
タルビデオデータを出力することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従う好ましい実施
例を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。ここで説明
する用語は、本発明における機能を考慮して定義された
用語であって、これは、使用者またはチップ設計者の意
図や慣例等に従って異なることもあるので、その定義
は、本明細書の全般にわたった内容に基づいて解される
べきである。そして、本発明の説明に際して、関連の公
知機能または構成に対する具体的な説明が本発明の要旨
を不要に不明瞭にする虞があると判断される場合は、そ
の詳細な説明を省略するものとする。
【0006】図1は、本発明に従う非標準同期信号を処
理する装置に対する構成を示す図であって、ディジタル
VCRに適用した非標準同期信号処理装置の例を示す。
同図において、同期分離部100に複合同期信号CSY
NCが印加されると、同期分離部100は、この複合同
期信号CSYNCから水平同期信号HSYNCと垂直同
期信号VSYNCと奇数フィールド、または偶数フィー
ルドを示す信号であるフィールド指示信号O/Eを分離
してシステム制御部200へ出力する。
【0007】システム制御部200は、分離された同期
信号が正常的であるか、即ち同期信号にエラーがあるか
否かを判別し、分離された同期信号にエラーがあると判
別する場合には、記録時要求されるIDのパイロットフ
レーム信号PFと再生時要求されるIDのトラックペア
ナンバTPNが同期信号に誤りのない場合のように正常
的に発生するように処理する。即ち、システム制御部2
00は、水平同期信号HSYNCのエラーの場合には、
以前区間のデータをホールドして書き込むように処理
し、垂直同期信号VSYNC又はフィールド指示信号O
/Eのエラーの場合には、以前区間のデータを書き込む
ように処理するか、或いはブルーやグレーなどのデータ
を書き込むように処理する。同期信号にエラーがある場
合、このようにデータが処理されるようにするために
は、システム制御部200は、アドレスADDRと読出
しイネーブル信号RDと書込みイネーブル信号WRとを
同期信号のエラーに対応させて適切に発生させる。
【0008】メモリ300には、システム制御部200
により発生したアドレスADDR及び書込みイネーブル
信号WRに応じてDATAが書き込まれ、メモリ300
に書き込まれているデータは、システム制御部200に
より発生したアドレスADDR及び書込みイネーブル信
号RDに応じて読み出されて圧縮部400へ提供され
る。前記システム制御部200から出力されるデータD
ATAは、外部から提供されるアナログの輝度信号Yと
色差信号Cr及びCbがシステム制御部200により変
換された後出力されるディジタルの輝度データ及び色差
データを示す。
【0009】圧縮部400は、メモリ300から読み出
されて出力されるデータを離散コサイン変換(Discrete
Cosine Transform)、量子化及び可変長コーディングし
て圧縮された形態のデータを出力する。エラー訂正コー
ダ/変調器500は、圧縮部400により圧縮された形
態のデータが印加されると、一定のパリティ(Parity)を
付加して変調し、変調されたビデオ出力信号V0を出力
する。このように出力されるビデオ出力信号V0は記録
媒体に記録される。図1で説明していないID(PF、
TPN)と反復記録指示信号REPEATは、図2の説
明から明らかになる。
【0010】図2は、図1に示したシステム制御部20
0の構成をより詳細に示す図である。同図において、シ
ステム制御部200は、水平区間カウンタ210、垂直
区間カウンタ220、比較器230、アドレス発生部2
40、ID発生部250、信号発生部260及びデータ
変換部270とを含んでなる。図1に示した同期分離部
100から水平同期信号HSYNCと垂直同期信号VS
YNCとフィールド指示信号O/Eが入力されると、水
平区間カウンタ210と垂直区間カウンタ220は初期
化され、水平区間カウンタ210は、クロックCLKに
応じて水平区間をカウントする。クロックCLKの周波
数を13.5MHzと仮定すると、NTSC方式の場
合、水平区間カウンタ210は、858クロック周期ご
とに1つの「ロー」レベル区間をもつ第1水平値HV1
を発生する。一例として、前記第1水平値HV1は、C
CIR601に規定されたアクティブ領域(720クロ
ック)区間の間「ハイ」レベルまたは「ロー」レベル状
態を保持し、この領域以外の区間では、「ロー」レベル
または「ハイ」レベル状態を保持することもできる。前
記第1水平値HV1は、比較器230に印加され、同期
分離部100から入力される水平同期信号HSYNCと
その区間が比較される。この時、エラーが無いと判断さ
れると、858クロックごとに1クロックの間「ロー」
レベルを有するパルス形態の第2水平値HV2が垂直区
間カウンタ220へ出力される。
【0011】垂直区間カウンタ220は、第2水平値H
V2が入力されるごとにクロックCLKに応じて垂直区
間カウンタ値を増加させ、この垂直区間カウンタ値の増
加によって垂直区間が形成されると、これを表す第1垂
直値VV1を比較器230へ出力する。ここで、垂直区
間とは水平同期信号の1周期(1H)の262.5倍
(525ライン/2)に該当する。一例として、前記第
1垂直値は、CCIR601に規定されたアクティブ領
域240Hの間「ハイ」レベルまたは「ロー」レベル状
態を保持し、その領域以外の区間では「ロー」レベルま
たは「ハイ」レベル状態を保持することもできる。比較
器230は、前記垂直区間カウンタ220からの第1垂
直値VV1と同期分離部100からの垂直同期信号VS
YNCの区間が一致するか否かを比較する。この時、比
較の結果、エラーが無いと判断されると、この区間に該
当する第2垂直値VV2を出力する。信号発生部260
は、前記出力される第2垂直値VV2の印加を受けてフ
レーム信号FRAMEを発生してID発生部250へ提
供し、且つリセット信号RESETを発生して水平区間
カウンタ210と垂直区間カウンタ220へ提供して、
これらが初期化されるようにする。
【0012】一方、水平同期信号HSYNCと垂直同期
信号VSYNCとフィールド指示信号O/Eを用いてエ
ラー有無を検出する比較器230によりいずれかのフィ
ールドからエラーが発生したことが検出されると、比較
器230は、エラー信号ERRORを発生し、この発生
したエラー信号ERRORが、信号発生部260とデー
タ変換部270のそれぞれに印加されるようにする。信
号発生部260はエラー信号ERRORをカウントし
て、一番目のエラー信号ERRORがカウントされる
と、実際水平同期信号HSYNCまたは垂直同期信号V
SYNCがあるべき区間の間にフレーム信号FRAME
を発生させる。即ち、信号発生部260は、水平同期信
号HSYNCまたは垂直同期信号VSYNCのエラーが
ある区間で、同期信号の代わりが可能なフレーム信号F
RAMEを発生させる。そうすると、ID発生部250
は、このフレーム信号FRAMEに応じてパイロットフ
レームPF及びトラックペアナンバTPNが正常的に発
生できる。このように同期信号のエラーがある区間でも
パイロットフレームPFは正常的に発生するので、ビデ
オ信号は記録媒体に正常的に記録されることができ、記
録されているビデオ信号は、正常的に発生するトラック
ペアナンバTPNにより再生されることにより、画面上
の損傷無くディスプレイされることができる。
【0013】データ変換部270は、エラー信号ERR
ORの印加に応じて水平同期信号HSYNCまたは垂直
同期信号VSYNCにエラーが発生したことが感知する
が、水平同期信号HSYNCにエラーが発生した場合に
は、エラーの発生区間からは、以前区間の画素値が保持
されてデータDATAとして出力されるように制御す
る。これとは異なり、垂直同期信号VSYNC及びフィ
ールド指示信号O/Eにエラーが発生した場合には、デ
ータ変換部270は、エラーの発生区間からは、以前の
水平区間の画素値が保持されてデータDATAとして出
力されるように制御し、或いは垂直区間の全体をブルー
やグレーのような特定のデータ値がデータDATAとし
て出力されるように制御する。このような方法の以外に
も、同期信号のエラーが発生する場合、データ変換部2
70は、エラーの発生区間までのデータDATAが書き
込まれるように制御し、エラーの発生以後のデータは無
視されるように制御することもできる。例えば、一番目
のフィールドからエラーが発生すると、次のフィールド
のデータは無視し、2番目のフィールドからエラーが発
生すると、その以前フィールドのデータは書き込まれる
ように制御し、その次のフィールドのデータが入力され
ると、この時、システム制御部200の全体を初期化さ
せて最初からの動作が反復されるように制御する。
【0014】このような方法を使用する場合、エラー訂
正デコーダ/変調器500のフレームメモリによって以
前フレームのデータが反復されて記録される。このよう
な動作のための信号が、信号発生部260から発生する
反復記録指示信号REPEATである。反復記録指示信
号REPEATが発生すると、圧縮部400前段のメモ
リ300に貯蔵されているデータの出力は無視され、エ
ラー訂正デコーダ/変調器500のフレームメモリに貯
蔵されている以前フレームのデータが出力される。この
ようになると、エラーの発生したフレームの全体を他の
フレームのデータに置き換えることにより、再生時に損
傷の無い画面が形成できる。
【0015】ID発生部250は、同期信号にエラーの
無い場合には、1トラック単位(時間的に有効区間は4
8H)でトラックペアナンバTPNを発生させ、1フレ
ーム単位でパイロットフレームPFを発生させる。しか
し、同期信号にエラーのある場合には、トラックペアナ
ンバTPNとしてエラー訂正デコーダ/変調器500の
フレームメモリに貯蔵されている以前フレームのデータ
が用いられ、パイロットフレームPFとして以前フレー
ムのデータがトグルされた後出力されるデータが用いら
れる。尚、同期信号にエラーのある場合、アドレス発生
部240は、反復記録指示信号REPEATに応じて次
のフレームパルスで初期化されるので、その後からは再
び正常に作動する。
【0016】図3(A)は、従来技術に従う動作を、図
3(B)は、本発明に従う動作を示す。図3(A)は、
垂直同期信号VSYNCにエラーの発生した場合に出力
されるパイロットフレームPF及びトラックペアナンバ
TPNのようなIDを示す図である。垂直同期信号VS
YNCにエラーが発生する場合、図3(A)に示すよう
に、エラー区間でパイロットフレームPFは「1」を示
し、この区間から出力されるトラックペアナンバTPN
は0、1、2、3である。しかし、図3(B)に示すよ
うに、エラー区間の過ぎた場合にも、パイロットフレー
ムPFは「1」を示し、このパイロットフレームPFに
対応する0、1、2、3、4のトラックペアナンバTP
Nが出力される。
【0017】以上のように本発明では、具体的な実施
例、即ちディジタルビデオカセットレコーダについて説
明してきたが、本発明における技術的な思想を外れない
範囲内では、多様な変形及び変化が可能である。例え
ば、ディジタルビデオカセットレコーダと類似して、外
部から印加されるビデオ信号の同期信号を用いて前記ビ
デオ信号を記録媒体などへ伝送するディジタルカムコー
ダのようなビデオ信号処理システムにも適用されること
ができる。従って、本発明の権利範囲は、説明された実
施例に限られることなく、この特許請求の範囲のみなら
ず、特許請求の範囲と均等なものにより決められるべき
である。
【0018】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明は、同期
信号にエラーがある間、記録媒体には以前フレームのデ
ータが置き換えられて記録されるように処理したり、或
いは、一定のデータ値が置き換えられて記録されるよう
に処理する。このようにすると、記録媒体に記録されて
いるビデオ信号を再生する時、同期信号にエラーのある
場合でも画面の損傷が防止し得るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う非標準同期信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1に示したシステム制御部の詳細構成を示す
図である。
【図3】従来技術と本発明との動作を対比的に示す図で
ある。
【符号の説明】
100 同期分離部 200 システム制御部 210 水平区間カウンタ 220 垂直区間カウンタ 230 比較器 240 アドレス発生部 250 ID発生部 260 信号発生部 270 データ変換部 300 メモリ 400 圧縮部 500 エラー訂正デコーダ/変調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 9/79 - 9/898

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号処理システムにおいて、 外部から印加されるビデオ信号の複合同期信号から水平
    同期信号及び垂直同期信号を分離する同期分離器と、 所定のクロックを予め設定された水平区間の間カウント
    して第1水平値として出力する水平区間カウンタと、 前記第1水平値と前記水平同期信号の区間を比較した
    後、比較結果が一致する場合には前記第1水平値を第2
    水平値として出力し、比較結果が一致しない場合にはこ
    れを表す第1エラー信号を出力する第1比較器と、 前記第2水平値が印加されるごとに前記クロックによっ
    てカウント値を増加させてから、予め設定された垂直区
    間がカウントされるとき、これを表す第2垂直値を出力
    する垂直区間カウンタと、 前記第1垂直値と前記垂直同期信号の区間を比較した
    後、比較結果が一致する場合には前記第1垂直値を第2
    垂直値として出力し、比較結果が一致しない場合にはこ
    れを表す第2エラー信号を出力する第2比較器と、 前記ビデオ信号の輝度信号と色差信号を前記第2水平値
    と前記第2垂直値に同期するディジタルのビデオデータ
    に変換して出力したり、或いは前記第1エラー信号また
    は前記第2エラー信号に対応するディジタルビデオデー
    タに変換して出力するデータ変換器と、 前記第1エラー信号または前記第2エラー信号の発生に
    応じてフレームパルスと反復記録指示のための反復記録
    指示信号を発生する信号発生器と、 前記発生したフレームパルスに応じるパイロットフレー
    ムを発生するID発生器と、 所定のディジタルビデオデータを貯蔵するためのメモリ
    と、 前記第2水平値と前記第2垂直値を用いて前記データ変
    換器から出力されるディジタルビデオデータが書き込ま
    れるべき前記メモリの位置を示す書込みアドレス及び書
    込みイネーブル信号を発生し、前記メモリに書き込まれ
    ているデータを読み出す前記メモリの位置を示す読出し
    アドレス及び読出しイネーブル信号を発生するアドレス
    発生器と、 前記メモリから出力されるビデオデータを圧縮する圧縮
    器と、 前記圧縮器によって圧縮されたビデオデータを前記パイ
    ロットフレーム及び前記反復記録指示信号に応じて誤り
    訂正コーディング及び変調して出力する誤り訂正/変調
    器と、 から構成されることを特徴とする非標準同期信号処理装
    置。
  2. 【請求項2】 外部から印加されるビデオ信号を所定の
    伝送媒体へ伝送するシステムで非標準同期信号を処理す
    る方法において、 前記ビデオ信号の複合同期信号から水平同期信号及び垂
    直同期信号を分離する同期信号分離過程と、 予め設定された水平区間及び垂直区間ごとにカウントさ
    れる水平値及び垂直値と前記水平同期信号及び垂直同期
    信号の区間を比較して前記水平同期信号及び垂直同期信
    号のエラー有無を検出する同期信号エラー検出過程と、 前記水平同期信号がエラー水平同期信号に検出される場
    合、エラー区間のビデオ信号の代わりにエラー区間の以
    前区間のビデオ信号を対応するディジタルデータに変換
    して前記伝送媒体へ伝送する第1データ変換過程と、 前記垂直同期信号がエラー垂直同期信号に検出される場
    合、エラー区間のビデオ信号の代わりにエラー区間以前
    の水平区間のビデオ信号を対応するディジタルデータに
    変換して前記伝送媒体へ伝送する第2データ変換過程
    と、からなることを特徴とする非標準同期信号処理方
    法。
  3. 【請求項3】 外部から印加されるビデオ信号を所定の
    伝送媒体へ伝送するシステムで非標準同期信号を処理す
    る方法において、 前記ビデオ信号の複合同期信号から水平同期信号及び垂
    直同期信号を分離する同期信号分離過程と、 予め設定された水平区間及び垂直区間ごとにカウントさ
    れる水平値及び垂直値と前記水平同期信号及び垂直同期
    信号の区間を比較して、前記水平同期信号及び垂直同期
    信号のエラー有無を検出する同期信号エラー検出過程
    と、 前記水平同期信号がエラー水平同期信号であると検出さ
    れる場合、エラー区間のビデオ信号の代わりにエラー区
    間の以前区間のビデオ信号を対応するディジタルビデオ
    データに変換して前記伝送媒体へ伝送する第1データ伝
    送過程と、 前記垂直同期信号がエラー垂直同期信号に検出される場
    合、エラー区間のビデオ信号の代わりに予め設定された
    ディジタルビデオデータを前記伝送媒体へ伝送する第2
    データ伝送過程と、からなることを特徴とする非標準同
    期信号処理方法。
  4. 【請求項4】 ビデオ信号処理システムにおいて、 所定のビデオ信号の複合同期信号から水平同期信号及び
    垂直同期信号を分離する信号分離器と、 予め設定された水平区間をカウントし、この設定された
    水平区間がカウントされる時水平値を発生する水平区間
    カウンタと、 予め設定された垂直区間をカウントし、この設定された
    垂直区間がカウントされる時垂直値を発生する垂直区間
    カウンタと、 前記水平値と前記水平同期信号の区間を比較して前記水
    平同期信号のエラー有無を検出し、前記垂直値と前記垂
    直同期信号の区間を比較して前記垂直同期信号のエラー
    有無を検出するエラー検出器と、 前記エラー検出器により前記水平同期信号がエラー水平
    同期信号に検出される場合、エラー区間のビデオ信号の
    代わりにエラー区間の以前区間のビデオ信号を対応する
    ディジタルデータに変換した後出力する第1データ変換
    器と、 前記エラー検出器により前記垂直同期信号がエラー垂直
    同期信号に検出される場合、エラー区間のビデオ信号の
    代わりにエラー区間以前の水平区間のビデオ信号を対応
    するディジタルデータに変換した後出力する第2データ
    変換器と、 からなることを特徴とする非標準同期信号処理装置。
  5. 【請求項5】 ビデオ信号処理システムにおいて、 所定のビデオ信号の複合同期信号から水平同期信号及び
    垂直同期信号を分離する信号分離器と、 予め設定された水平区間をカウントし、この設定された
    水平区間がカウントされる時水平値を発生する水平区間
    カウンタと、 予め設定された垂直区間をカウントし、この設定された
    垂直区間がカウントされる時垂直値を発生する垂直区間
    カウントと、 前記水平値と前記水平同期信号の区間を比較して前記水
    平同期信号のエラー有無を検出し、前記垂直値と前記垂
    直同期信号の区間を比較して前記垂直同期信号のエラー
    有無を検出するエラー検出器と、 前記エラー検出器により前記水平同期信号がエラー水平
    同期信号に検出される場合、エラー区間のビデオ信号の
    代わりにエラー区間の以前区間のビデオ信号を対応する
    ディジタルデータに変換した後出力する第1データ出力
    器と、 前記エラー検出器により前記垂直同期信号がエラー垂直
    同期信号に検出される場合、エラー区間のビデオ信号の
    代わりに予め設定したディジタルビデオデータを出力す
    る第2データ出力器と、からなることを特徴とする非標
    準同期信号処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第2データ出力器は、エラー区間の
    ビデオ信号の代わりにブルービデオデータを出力する請
    求項5記載の非標準同期信号処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第2データ出力器は、エラー区間の
    ビデオ信号の代わりにグレービデオデータを出力する請
    求項5記載の非標準同期信号処理装置。
JP8339934A 1995-12-27 1996-12-19 ビデオ信号処理システムでの非標準同期信号を処理するための装置及びその方法 Expired - Fee Related JP3046254B2 (ja)

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