JP3046213U - パン等焼成用オーブン - Google Patents

パン等焼成用オーブン

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JP3046213U
JP3046213U JP1997007587U JP758797U JP3046213U JP 3046213 U JP3046213 U JP 3046213U JP 1997007587 U JP1997007587 U JP 1997007587U JP 758797 U JP758797 U JP 758797U JP 3046213 U JP3046213 U JP 3046213U
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JP
Japan
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furnace
heat
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JP1997007587U
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修造 大地
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修造 大地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱発生送風部の保守、メンテナンス等を容易に
行なうことができるパン等焼成用オーブンを提供するこ
と。 【解決手段】ハウジング4内に収納された炉部と熱発生
送風部とを備え、熱発生送風部3で生成した熱風を循環
させて炉部2内に置かれるパン等を焼成するパン等焼成
用オーブンにおいて、前記熱発生送風部3が前記炉部2
の下方に設置され、前記炉部2が形成されているハウジ
ング上方部4aと前記熱発生送風部3が設置されている
ハウジング下方部4bは、着脱自在に構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、パン等焼成用オーブンに係り、特に熱風を循環させてパンやクッ キー等を焼成するパン等焼成用オーブンに関する。
【0002】
【従来の技術】
熱循環型のパン等焼成用オーブンは、ハウジング内に収納された炉部と熱発 生送風部とを備え、熱発生送風部で生成した熱風を循環させて炉部内に置かれる パンやクッキー等を焼成する。図4に示すように、従来の熱循環型のパン等焼成 用オーブンにおいて、熱を発生させ送風する熱発生送風部3は、炉部2の蓋体1 に対向する壁面7に設置されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この様に従来の熱循環型のパン等焼成用オーブンは、熱発生送風部3が炉部2 の蓋体1に対向する壁面7に設置されているため、熱発生送風部の保守、メンテ ナンス等を行なうのが難しいという問題点がある。
【0004】 また、従来のパン等焼成用オーブンは、熱発生送風部3が炉部2の蓋体1に対 向する壁面7に設置されているため、熱発生送風部3が発生した熱風を炉部2内 に流入する通気口8を炉部2の蓋体1に対向する壁面7に設置することができず 、このため、炉部2の壁面に設けることができる通気口8の数が制限され、かつ 炉部2内の熱風を均等に循環させることができないという問題点がある。
【0005】 そこで、本考案の第1の目的は、熱発生送風部の保守、メンテナンス等を容易 に行なうことができるパン等焼成用オーブンを提供することである。
【0006】 また、本考案の第2の目的は、炉部内の熱風を可及的均等に循環させることに より、焼きむらのないパン等を炉部内の広範囲で焼成することができるパン等焼 成用オーブンを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、本考案は、ハウジング内に収納された炉部 と熱発生送風部とを備え、熱発生送風部で生成した熱風を循環させて炉部内に置 かれるパン等を焼成するパン等焼成用オーブンにおいて、前記熱発生送風部が前 記炉部の下方に設置され、前記炉部が収納されているハウジング上方部と前記熱 発生送風部が収納されているハウジング下方部は、着脱自在に構成されているこ とを特徴とするものである。
【0008】 この様に、本考案に係るパン等焼成用オーブンは、ハウジングの上方部と下方 部が分割できるよう構成されているので、容易に保守、メンテナンス、又は運搬 等をすることができる。
【0009】 また、本考案に係るパン等焼成用オーブンは、ハウジングの下方部に、熱発生 送風部が設置されているので、炉部が設けられているハウジングの上方部と熱発 生送風部が設けられているハウジングの下方部との間には、電気的接続を設ける 必要はない。このため、ハウジングの上方部及び下方部の構造がそれぞれ簡潔と なり、炉部が設けられているハウジングの上方部は軽量となる。
【0010】 また、上記第2の目的を達成するため、本考案は、前面に開閉自在な蓋体が設 置された炉部と、熱を発生させ、該熱を前記炉部内に送風する熱発生送風部と、 を備え、熱発生送風部で生成した熱風を循環させて炉部内に置かれるパン等を焼 成するパン等焼成用オーブンにおいて、前記熱発生送風部が前記炉部の下方に設 置され、前記炉部の両側壁面及び蓋体に対向する壁面には、熱発生送風部で発生 した熱風を炉部内に流入させる通気口が設けられている。
【0011】 以上の様に、本考案によれば、前記熱発生送風部が前記炉部の下方に設置され 、前記炉部の両側壁面及び蓋体に対向する壁面に通気口が設けられているので、 蓋体に対向する壁面に通気口を設置することができない従来のパン等焼成用オー ブンに比し、より多くの通気口を炉部の壁面に設置することができ、炉部内に熱 風を可及的均等に循環させることができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
次に、本考案に係るパン等焼成用オーブンの実施例を図面に基づいて説明する 。図1は本実施例の側断面図を示し、図2は図1のA−A線に沿った断面図を示 し、図3は図1のB−B線に沿った断面図を示す。本実施例に係るパン等焼成用 オーブンは、前面に開閉自在な蓋体1が設置された炉部2と、熱を発生させ、該 熱を前記炉部2内に送風する熱発生送風部3とを備えている。炉部2は、ハウジ ング4の上方部4a内に形成され、熱発生送風部3は、ハウジング4の下方部4 b内に設置されており、ハウジング4の上方部4a及び下方部4bは、着脱自在 に形成されている。
【0013】 炉部2の両側壁面5、6及び蓋体1に対向する壁面7には、熱発生送風部3で 発生した熱風を炉部2内に流入させる横長な通気口8がその上下に分布するよう に設けられている。炉部2の底面9には、開口10が形成されており、炉部2の 壁面7の下方部には、炉部2からハウジング4外へ熱風を排出するための横広な 排気口11が設けられている。蓋体1部分を除く炉部2とハウジング4の上方部 4a間の全周面には、熱発生送風部3で発生された熱風を通気口8まで誘導する 熱風路12が形成されている。
【0014】 熱発生送風部3は、シロッコファン13を備え、シロッコファン13は、炉部 2の開口10に隣接して配設されている。このため、開口10は、シロッコファ ン13より炉部2から熱発生送風部3へ熱風を吸気して熱風を循環させるための 吸気口として機能する。
【0015】 シロッコファン13の外周には輪状のヒータ14が配設されている。シロッコ ファン13はファンモータ15によって駆動される。熱発生送風部3には蒸気発 生手段16が設けられている。蒸気発生手段16は、ヒータ14の近傍に設置さ れ蓄熱用筐体20に収納された金属塊等からなる蒸気発生用の蓄熱体17と、蓄 熱体17に水等の液体を供給する液体供給パイプ18とを有する。蓄熱体17の 下方には、必要に応じて蓄熱体17を加熱するための補助ヒータ19が配設され ている。蒸気発生手段16は、液体供給パイプ18から所定量の注水をすると、 注水が少量の場合には過熱水蒸気を発生し、注水が多量の場合には摂氏100度 以下の水蒸気を発生させることが可能であり、いずれかの水蒸気を選択的に熱風 に混在させ炉部2内に充満させることができる。
【0016】 次に本実施例の作用について説明する。ヒータ14によって加熱された熱発生 送風部3内の空気はシロッコファン13によって送風され、通気口8から炉部2 内へ熱風が流入し、炉部2内の熱風は再び開口10を介してシロッコファン13 によって熱発生送風部3へ吸気され、ヒータ14によって加熱されて再び通気口 8から炉部2内へ送られ、このようにして熱風が熱発生送風部3と炉部2との間 を循環する。
【0017】 循環する熱風が所定の圧力を超えると排気口11の図示しない弁が開き、排気 口14から熱風の一部がハウジング4外へ排出される。排気口14は炉部2の下 方部に設けれているので、炉部2内の熱風は強制的に炉部2の下方部にある排気 口14向かって下降させられるため、より高温の熱風ほど上昇しようとする熱風 の本来的性質を相殺し、炉部内の温度分布を均一に形成することができる。
【0018】 熱風には、蒸気発生手段14によって、液体供給パイプ16からの注水量を制 御することによって加熱水蒸気あるいは100℃以下の水蒸気のいずれかの水蒸 気を選択的に混在させることができる。例えば、パンの焼成初期の5〜10秒の 時間、過熱水蒸気を熱風に混在させることにより、過熱水蒸気に触れたパンの生 地の部分は硬くなり光沢を出すことができる。パン等の生地面に過熱水蒸気によ る皮膜を形成することにより、うまみが逃げない様にすることができる。なお、 この場合、過熱水蒸気を長時間注入し過ぎると、パンの切れ目まで硬化してしま い、焼成初期にパンの全体が硬化すると焼成持続時に破裂してしまうので、生地 の多少、大小、焼成度合等、種々の条件を勘案して過熱水蒸気の注入時間の調節 をする。
【0019】 以上の様に、本実施例によれば、炉部2の両側壁面5、6及び蓋体1に対向す る壁面7に通気口8が設けられているので、蓋体1に対向する壁面7に通気口8 を設置することができない従来のパン等焼成用オーブンに比し、複数の通気口8 を炉部2の壁面に設置することができ、炉部内に熱風を可及的均等に循環させる ことができる。
【0020】 また、本実施例においては、ハウジング4の上方部4aと下方部4bが着脱自 在に構成されているので、容易に保守、メンテナンス、又は運搬等をすることが できる。
【0021】 またさらに、本実施例においては、熱発生送風部3が蓋体1に対向する壁面7 に設置されておらず、炉部2の下方に設置されているので、本実施例に係るパン 等焼成用オーブンの奥行きを短くすることができる。
【0022】
【考案の効果】
以上の様に、本考案によれば、ハウジングの上方部と下方部を着脱自在にする ことにより、熱発生送風部の保守、メンテナンス等を容易に行なうことができる パン等焼成用オーブンを提供することができる。
【0023】 また、本考案によれば、熱発生送風部をハウジングの下方部に設けることによ り、ハウジングの上方部と下方部の間には電気的接続を設ける必要はなく、それ らの構造を簡易にすることができる。
【0024】 さらに、本考案によれば、炉部内に熱風を流入する通気口を炉部の壁面により 多数設けることにより、炉部内の熱風を可及的均等に循環させ、焼きむらのない パン等を炉部内の広範囲で焼成することができるパン等焼成用オーブンを提供す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパン等焼成用オーブンの実施例の
側断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿った断面図である。
【図4】パン等焼成用オーブンの従来例を示す側断面図
である
【符号の説明】
2 炉部 3 熱発生送風部 4 ハウジング 4a ハウジング上方部 4b ハウジング下方部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング(4)内に収納された炉部
    (2)と熱発生送風部(3)とを備え、熱発生送風部
    (3)で生成した熱風を循環させて炉部(2)内に置か
    れるパン等を焼成するパン等焼成用オーブンにおいて、 前記熱発生送風部(3)が前記炉部(2)の下方に設置
    され、前記炉部(2)が収納されているハウジング上方
    部(4a)と前記熱発生送風部(3)が収納されている
    ハウジング下方部(4b)は、着脱自在に構成されてい
    ることを特徴とするパン等焼成用オーブン。
  2. 【請求項2】前面に開閉自在な蓋体(1)が設置された
    炉部(2)と、熱を発生させ、該熱を前記炉部内に送風
    する熱発生送風部(3)と、を備え、熱発生送風部
    (3)で生成した熱風を循環させて炉部(2)内に置か
    れるパン等を焼成するパン等焼成用オーブンにおいて、 前記熱発生送風部(3)が前記炉部(2)の下方に設置
    され、前記炉部の両側壁面(5)、(6)及び蓋体
    (1)に対向する壁面(7)には、熱発生送風部(3)
    で発生した熱風を炉部(2)内に流入させる通気口
    (8)が設けられていることを特徴とするパン等焼成用
    オーブン。
JP1997007587U 1997-08-12 1997-08-12 パン等焼成用オーブン Expired - Lifetime JP3046213U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009145024A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Shichiyo Seisakusho:Kk 回転式ラックオーブン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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