JP3045912U - 椅子キャスター - Google Patents

椅子キャスター

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JP3045912U
JP3045912U JP1997007289U JP728997U JP3045912U JP 3045912 U JP3045912 U JP 3045912U JP 1997007289 U JP1997007289 U JP 1997007289U JP 728997 U JP728997 U JP 728997U JP 3045912 U JP3045912 U JP 3045912U
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JP
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caster
elastic piece
chair
wheel
directly
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JP1997007289U
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秋 金 王
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秋 金 王
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/002Chair or stool bases
    • A47C7/006Chair or stool bases with castors

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャスター全体の構造が簡素化でき、製造コ
ストを大幅に削減できる椅子キャスターを提供する。 【解決手段】 固定板10底面中央から伸びた回転軸1
1に弾性片12を直接嵌入し、弾性片12上部の軸受け
13で弾性片12を回転軸11に取り付ける。弾性片1
2の底部には車輪軸14を組み立てる軸孔121を設置
する。固定板10を直接椅脚底部の凹孔溝21に釘で固
定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案の椅子キャスターは、簡単なコの字型弾性片が圧力を受けることで、キ ャスターが簡単に椅子の中の凹孔溝内に収納することができ、キャスター全体の 構造が簡素化され、製造コストを低減でき、組み立てが簡単で耐久性が高いもの を指す。
【0002】
【従来の技術】
通常の木製椅子は非常に重たく、とくに学生が使う勉強机の椅子は木板を釘で 固定しており、移動する際に大きな力が必要で、とくに低学年児童にとっては不 便である。このため、いかに丈夫で安定性が高く、小さな力でも簡単に移動でき る椅子を開発するかが、家具業界の努力目標となってきた。最近国外では椅脚4 0の底に、陥入しているまたは椅脚を貫通している凹孔溝41を設置している。 図5〜図7に示す通り、溝内にキャスターを組み込んでいる。1つの固定板30 を本体31に釘で固定する。本体31は固定板上の回転軸を軸心として回転でき る。本体31の内部には中空の車輪溝32があり、その内部底中央にはやや窪ん だ浅い溝があり(又は突出した平面)、スプリング33を組み入れると位置を固 定できる。スプリング33の底には1つの車輪固定部品34がある。車輪固定部 品34の底には横向きの軸孔35が設置され、車輪軸36を挿入するのに供する 。車輪37は簡単に車輪軸36の両側に組み立てることができ、キャスターが完 成する。
【0003】 このキャスターは、本体31内にスプリング33を設置することで、座ってい る又は加圧されている状態において、つまり加圧されている重力がスプリング3 3の弾性より大きい場合、スプリング33は縮んで、車輪37は凹孔溝41内に 入り込む。椅脚40が直接椅子を支えることになる。重力が放たれると、スプリ ング33の弾力が回復し再び伸びて、椅子を上に持ち上げる。このとき、椅子は 車輪37だけで床に接触しており、椅子は簡単に移動することができる。とくに 小学生の使用に適している。しかしこの設計は実用性があるものの、図からも判 る通り、部品の数が非常に多い。キャスター本体31はプラスチック噴射成形し たもので、車軸36を組み立てる車輪固定部品34を本体内部に取り付けるため 、車輪溝32の底には突出したストッパー38が必要で、これで車輪固定部品3 4が車輪溝32内から飛び出さないようにする。このストッパー38により、組 み立ては非常に困難になる。さらにこれが車輪溝32底両側の横棒39を壊して 、不良品を出しやすい。また車輪溝32内部の幅とスプリング33の外径の差が 非常に小さいため、スプリング33を組み立てる時、挿入方向がずれると横棒3 9にひっかかり、無理に入れようとすると、横棒39が切れたり、湾曲してしま うため、組み立てが困難になる。このため熟練した職員が必要となり、製造コス トを低減することができない。これもまた、業界が直面している解決すべき問題 である。効率的に組み立てが簡単で、製造コストを低減でき、実用的な機能を持 つ新型キャスターを設計することが、業界の課題となっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案者は、椅子底部に取り付けるキャスターの欠点を解決するため、これま で多くの試作品を作り、製造工程を研究してきた。本考案の解決しようとする課 題は、キャスター全体の構造を簡素化し、従来の商品の欠点を改善することであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本課題を解決するための手段としては、従来のキャスター本体、スプリング、 車輪固定部品などの複雑な部品の代わりに弾性片を採用する。全体の構造が簡素 化でき、製造コストを大幅に削減することができる。さらに弾性片の厚みを変え ることで適用範囲を広げ、製造時間を短縮することもできる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の椅子キャスターに関して、キャスターの構造を図1〜図3に示す。固 定板10を主体とし、固定板10中央下には回転軸11が伸びている。軸の外側 にはコの字型に折り曲げられた弾性片12があり、弾性片上端の平面には軸受け 13が嵌入されており、これにより弾性片12を回転軸11に取り付ければ、弾 性片12は回転軸11を軸心として回転できるようになる。弾性片12の底端に は軸孔121を設置し、車輪軸14が取り付けられるようにする。車輪軸14の 両側には車輪15が固定されれば、キャスターが完成する。組み立てが完成した キャスターは直接椅脚底の凹孔溝21に釘で固定する。つまり固定板10を凹孔 溝21の内部底に釘で固定する。弾性片12の弾性により車輪15は一定の角度 を保って椅子を支える。キャスターの弾性片12により、簡単に6kg前後の椅子 を支えることができ、簡単に椅子を移動できる。図3に示すとおり、椅脚20は 弾性片で支えられ、床からAの距離を保つ。椅子に圧力が加わり、その重力が弾 性片12の弾力を越えた場合、弾性片12は圧縮され、上に向かって傾斜する。 つまり、キャスターは凹孔溝21の内部に入り込み、椅脚が直接床につき、椅子 を安定させることができる。
【0007】 本考案では、上述した通り、固定板10に直接弾性片12を設置した後、車輪 15を組み立てただけで、構造は至って簡単であり、組立時間も短縮でき、不良 品の発生率も低く、製造コストを大幅に削減できる。コの字型の弾性片12を回 転軸11に取り付ける位置と車輪15の組み立てる位置が接近しており、つまり 車輪15の位置は回転軸11のすぐ下にあるため、車輪15が方向を変えるとき 、車輪15は凹孔溝21の外側に大きくはみ出ることがなく、回転半径が小さく なり、安全である。さらに、図4に示した通り、底部外側のカバー22について も突出する部分が少なくなり、カバー外観が美しくなるほか、カバーのコストを 低減することができる。
【0008】 本考案で使用する弾性片12の厚みを変化すると、弾力を調整することができ る。これにより椅子の種類に応じて厚みを選択できる。従来のスプリングの場合 は、空間の大きさ、深さなどの制限があり、弾力を大幅に変更することができな い。一方、本考案の場合弾性片の厚みや熱処理条件を変えるだけで、弾力を調整 できる。試験により、本考案で使用している弾性片12の耐用期間が、同じ条件 において従来のスプリングより2倍以上長いという結果が得られた。これにより キャスターの実用性が大幅に向上する。本考案における部品は車輪15を除いて 、すべてがスチール製で、壊れにくく、従来のプラスチック製品はぶつかって壊 れたり、使用できなるケースが多いが、本考案ではその問題を解決できた。さら に噴射成形用の金型を開発する必要がなく、製造コストは大幅に削減できる。本 考案は実用的で、安全で、経済的な新しいキャスターのための設計であるといえ る。
【0009】
【考案の効果】
本考案の椅子キャスターは、弾性片を直接回転軸に取り付けることで、全体の 構造を簡素化でき、さらに弾性片の応用範囲が広く、コストが削減され、安全性 と実用性を大幅に向上することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のキャスターの立体分解図である。
【図2】同組立外観図である。
【図3】同動作態様を説明する説明図である。
【図4】同実施態様を説明する説明図である。
【図5】従来のキャスターの立体分解図である。
【図6】同組立外観図である。
【図7】同動作態様を説明する説明図である。
【符号の説明】
10,30 固定板 11 回転軸 12 弾性片 121,35 軸孔 13 軸受け 14,36 車輪軸 15,37 車輪 20,40 椅脚 21,41 凹孔溝 22 カバー 31 本体 32 車輪溝 33 スプリング 34 車輪固定部品 38 ストッパー 39 横棒

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】椅脚底部の凹孔溝内に取り付けられ、固定
    板に固定された弾性部品を利用して車輪を組み立てたキ
    ャスターであり、 さらに、固定板底面中央から伸びた回転軸に弾性片を直
    接嵌入し、弾性片上部の軸受けで弾性片を回転軸に取り
    付け、自由に回転できるようにし、弾性片の底部には軸
    孔を設置して、車輪軸を組み立てるのに供し、固定板を
    直接椅脚底部の凹孔溝に釘で固定することで、組立が完
    成したキャスターを椅子に取り付け、弾性伸縮を有する
    キャスターを形成する、ことを特徴とする椅子キャスタ
    ー。
  2. 【請求項2】弾性片がコの字型を有し、弾性片上方の回
    転軸軸心と車輪との距離を縮小する、 ことを特徴とする請求項1に記載の椅子キャスター。
  3. 【請求項3】キャスターを取り付けた椅脚の凹孔溝外側
    にカバーを設置して覆う、ことを特徴とする請求項1に
    記載の椅子キャスター。
JP1997007289U 1997-08-01 1997-08-01 椅子キャスター Expired - Lifetime JP3045912U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017206243A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 楊 泰和 搬送装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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