JP3045676B2 - バネによって変位させるはずみ車を有するプレス - Google Patents

バネによって変位させるはずみ車を有するプレス

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JP3045676B2
JP3045676B2 JP8281821A JP28182196A JP3045676B2 JP 3045676 B2 JP3045676 B2 JP 3045676B2 JP 8281821 A JP8281821 A JP 8281821A JP 28182196 A JP28182196 A JP 28182196A JP 3045676 B2 JP3045676 B2 JP 3045676B2
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press
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crankshaft
quill
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/12Clutches specially adapted for presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/10Brakes specially adapted for presses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械式プレスに関
するものであり、特に、回転するはずみ車を回転可能な
プレスクランク軸に選択的に係合するのに使用されるは
ずみ車とクラッチの組み合わせ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スタンピングや引き抜き作業のためのス
トレートサイド型プレスとギャップフレームプレスのよ
うな機械式プレスは、クラウンとベッドを有するフレー
ムおよびベッドに近づいたり離れたりする往復運動のた
めに該フレーム内で支持されるスライダを有している。
該スライダは、典型的には、スライダに係合された接続
アームを有するクランク軸によって駆動され、そのスラ
イダには上部ダイが取り付けられている。クランク軸の
回転によって連結ロッドが動き、スライダの直線的な往
復運動を生み出す。下部ダイは、通常はボルスタに取り
付けられており、ボルスタはベッドに係合されている。
このような機械式プレスは、ブランキング作業や引き抜
き作業に広く使用されており、その目的によって大きさ
と利用可能な重量が大きく変わる。
【0003】プレスにおいて、機械的エネルギーを貯蔵
するための主要装置ははずみ車である。はずみ車は、モ
ータが駆動されたときに、重いはずみ車が連続的に回転
するように、クランク軸の一端に通常取り付けられて、
ベルトによってモータの出力プーリーに係合されてい
る。はずみ車とはずみ車軸受は、通常は、クイルを使用
してドライブシャフト、クランク軸、プレスプレームの
いずれかに軸方向に取り付けられている。主駆動モータ
は、プレス作業中に、クラッチがはずみ車に繋がっては
ずみ車の回転運動をクランク軸に伝える時に、はずみ車
から失われたり、伝達されるエネルギーを補給する。ク
ラッチが繋がっている間中、プレスの被駆動部分がプレ
スの走行速度にまで上がるに連れて、はずみ車の速度は
低下する。
【0004】幾つかのプレスにおいては、駆動ディスク
を有する可撓性のあるクラッチ板がはずみ車に取り付け
られる。クラッチ機構の被駆動ディスクは、クランク軸
に回転可能に固定されるように取り付けられ、選択的に
操作されてはずみ車の駆動ディスクに繋がり、それによ
って回転エネルギーをクランク軸に伝達する。米国特許
No.5,370,045で開示された改良された設計
は、駆動ディスクとはずみ車の間に可撓性のあるクラッ
チ板を採用しているが、駆動ディスクはクラッチ板に取
り付けられていて、ディスク使用中の半径方向の熱膨張
を許容している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、クイルに沿っ
て軸方向に動くはずみ車を有するプレスを提供するもの
であり、はずみ車はクイルに回転できるように取り付け
られている。はずみ車に係合された剛性のある駆動ディ
スクが、クラッチ機構によって、プレスクランク軸をは
ずみ車に係合するように噛合わされる時、該剛性のある
駆動ディスクとはずみ車は両方とも軸方向に移動され
る。はずみ車に取り付けられたバネ部品は、はずみ車が
そのように移動される時、圧縮され、クラッチ機構がそ
の後離れる時、これらのバネ部品は、はずみ車と駆動デ
ィスクをアイドル位置まで復帰させ、または軸方向に移
動させる。軸方向に動くはずみ車を備えることによっ
て、該剛性のある駆動ディスクは、使用できるようにな
り、スプライン、キー、ピンの必要性が回避できて有利
である。
【0006】一つの形式において、本発明は、クラウン
とベッドを有するフレーム構造、該フレーム構造によっ
てベッドに関し対向する往復運動するように案内される
スライダ、該フレーム構造に取り付けられた駆動機構、
および該駆動機構によって回転駆動されるはずみ車を有
するプレスを提供する。該はずみ車は、該フレーム機構
に取り付けられ、アイドル位置と係合位置の間を回転軸
に沿ってスライダできる。該プレスは、また、クラウン
内に回転可能に、しかも該スライダと係合して、取り付
けられたクランク軸と該クランク軸に共に回転できるよ
うに係合された被駆動ディスクを有するクラッチ装置と
を有する。該被駆動ディスクは、クランク軸を回転させ
るためにはずみ車と繋がる係合位置とアイドル位置の間
を動き、該被駆動ディスクの、アイドル位置から係合位
置への動きは、はずみ車をアイドル位置から係合位置へ
軸方向に動かす。該プレスは、また、該被駆動ディスク
が、係合位置からアイドル位置へ動く時、はずみ車を係
合位置からアイドル位置へ軸方向に復帰させるために少
なくとも一つのバイアサを有している。
【0007】その他の形式において、本発明は、クラウ
ンとベッドを有するフレーム構造、該フレーム構造によ
ってベッドに関し対向する直線的な往復運動をするよう
に案内されるスライダ、クラウン内に回転可能にしかも
該スライダと係合して取り付けられたクランク軸、該ク
ランク軸回りに軸方向に取り付けられ該フレームと回転
できるように係合されたクイル、該フレームに取り付け
られたドライブ機構および該ドライブ機構によって回転
可能に駆動されるはずみ車を有する機械式プレスを提供
する。該はずみ車は、該クイルに少なくとも1つの軸受
けをもって軸方向に取り付けられており、該はずみ車は
該クイルに沿ってアイドル位置と係合位置の間をスライ
ドできる。該プレスは、また、回転のためにはずみ車に
係合された駆動ディスクと、該クランク軸に係合され、
被駆動ディスクと向かい合うディスク係合部品の間に駆
動ディスクを選択的に締め付け、クランク軸をはずみ車
とともに回転させるためのクラッチ手段とを有する。該
クラッチ手段は、駆動ディスクが被駆動ディスクから切
り離されるアイドル位置と、駆動ディスクが被駆動ディ
スクに摩擦で噛合わされる係合位置とを有しており、該
駆動ディスクは、該クラッチ手段が該アイドル位置から
該係合位置に移動する時に、アイドル位置から係合位置
に動いて、それによってはずみ車がアイドル位置から係
合位置に軸方向に動く。さらに、該プレスは、該クラッ
チ手段が係合位置からアイドル位置に動く時に、はずみ
車を係合位置からアイドル位置に戻すための少なくとも
1つのバイアサを有する。
【0008】本発明の一つの利点は、クラッチ固定機構
がピンやスプラインやキーを使わずに具備されるよう
に、該はずみ車が軸方向に動くことができることであ
る。
【0009】本発明のもう一つの利点は、該クランク軸
の回転をブレーキする間に、該はずみ車が、該クラッチ
機構の摩擦係合から離れてアイドル位置に自動的に復帰
されることである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の上述のまたその他の利点
および目的、並びにそれらを達成する方法は、付属の図
面とともに本発明の実施例の以下の説明を参照すること
によってより明らかになり、本発明自体が一層よく理解
されるであろう。
【0011】図において、同一の参照番号は各図面を通
じて同一の部品を示す。図面は本発明の実施例を表す
が、図面は必ずしも同じスケールで描かれているわけで
はなく、本発明をよりよく図示し説明するためにある特
徴は拡大したり、また省略したりされている。
【0012】図1について説明すると、これは本発明を
採用する機械式プレスの1つの実施例を示しており、全
体を10で示している。通常通りに、プレス10は、ク
ラウン部分12、ベッド部分14(これに接続されたボ
ルスタ部品16を有している)およびクラウン部分12
をベッド部分14に接続するアップライト18を有して
いる。アップライト18は、クラウン12の下部とベッ
ド14の上部に接続されているか、または一体になって
いる。スライダ30は、往復運動のためにアップライト
18の間に配置されている。クラウン12、アップライ
ト18およびベッド部分14を貫通しているタイロッド
(図示されていない)が、各端にタイロッドナットで接
続されている。脚部品24がベッド14の延長部分とし
て形成されており、一般的には衝撃吸収パッド28によ
って工場の床26に接続されている。プレスの駆動機構
が、ベルトではずみ車に接続された駆動モータ32を有
するとして示されている。プレスとその駆動機構につい
ての上記の記述は、当技術分野の熟練者が他の知られた
プレスと駆動装置は本発明の教える所をうまく利用でき
ることを認識するように、単なる説明のためのものであ
ってこれに限定することを意図するものではない。
【0013】次に、図2について説明すると、図1のプ
レスの側面の部分断面図である。プレスクランク軸40
は、クラウン部分12内に回転できるように支持されて
いて、軸方向に伸びている。通常通りに、図1のさらに
内部の、すなわち右側のクランク軸40の一部(図示さ
れていない)は、係合ロッドによってスライダ30に接
続されていて、クランク軸40の回転エネルギーをスラ
イダ30の往復運動に変換する。クランク軸40の最も
近い外端、すなわち図2の左端には、クラッチ/ブレー
キの組み合わせ装置38があり、これがクランク軸40
を回転するはずみ車80に係合させたり、クランク軸の
回転にブレーキを掛けるのを選択するようにする。本発
明に使用するのに適したクラッチ部品とブレーキ部品の
1つの形式を図示しているが、記載されたクラッチ/ブ
レーキの組み合わせ装置38の形式はこれに限定するこ
とを意図するものではなく、その他の組み合わせ装置も
本発明の範囲内で使用してもよい。
【0014】図示された実施例において、クラッチ/ブ
レーキの組み合わせ装置38は、ピストンハウジング4
2とクラッチスリーブ44を有し、これらはボルト45
によって係合されていてクランク軸40に軸方向に接続
されている。外側のリングフィッタ46は、ピストンハ
ウジング42をクランク軸40に固定してそれと一緒に
回転できるようにし、内側のリングフィッタ48は、取
付け中拡大して同様にクラッチスリーブ44をクランク
軸40に固定して両者間で相対的な回転がないようにす
る。
【0015】ピストンハウジング42の内側でクラッチ
スリーブ44の周辺には、クランク軸40を中心とする
環状のスタッドプレート50がある。環状に配置された
多数の円弧の面板52が、スタッドプレート50の外側
の面の外周に沿ってボルトで接続されている。環状に配
置されたクラッチ面板54が、スタッドプレート50の
内側の面の内周に沿ってあり、ボルトで接続されてい
る。スタッドプレート50は、後程さらに説明するよう
に、クラッチ装置内では被駆動ディスクとして機能し、
ブレーキ装置内ではブレーキディスクとして機能する。
【0016】ピストンハウジング42の凹部57内にス
ライドできるようにぴったり入っている環状のピストン
56は、スタッドプレート50の外側の面に接触してい
る。油圧が、回転ユニオン継手49、クランク軸40の
端部の軸方向の空洞60、油圧配管61を通って凹部5
7内に送られる。充分な油圧が凹部57内に送られる
と、クラッチ/ブレーキの組み合わせ装置38は、クラ
ッチとして働いてこの実施例のクラッチ装置は下記のよ
うに実行する。油圧が供給されるので、ピストン56は
内側に駆動され、それによってスタッドプレート50
は、クラッチ面板54が駆動ディスク78に摩擦でかみ
あうように、軸方向内側に動かされる。これが係合する
と、駆動ディスク78は、ディスク78の内側の面79
が軸方向に固定されたクラッチスリーブ44の環状の肩
部にボルト止めされたクラッチ面板64の外側を向いた
環状の部品に摩擦で係合するように、以下にさらに説明
するように、軸方向内側に押される。クラッチ面板54
と64の間で駆動ディスク78が挟みつけられので、駆
動ディスク78からスタッドプレート、すなわち被駆動
ディスク50およびクラッチスリーブ44へとトルクが
伝達され、それによってクランク軸40を回転させるこ
とになる。62で象徴的に示されるブリーダ弁が凹部5
7内に開いていて油圧系統に取り込まれた空気のブリー
ドを可能にしている。
【0017】クランク軸40の回転を選択的に停止する
のに役立つクラッチ/ブレーキの組み合わせ装置38
は、多数のブレーキバネスタッド部品67を一定の角度
間隔で有しており、これらはピストンハウジング42を
軸方向に貫通している。このスタッド部品67は、スタ
ッド68を有しており、これはスタッドプレート50に
固く係合され、コイルバネ70によって外側に変位させ
られている。コイルバネ70は、クラッチ装置を離すた
めに凹部57内の油圧が下げられる時に面板52がブレ
ーキ部品72に接触するように、スタッドプレート50
を軸方向に変位させるように設計されている。当技術分
野でよく知られた方法では(図示はされていない)、ブ
レーキ部品72は、軸方向にはスライドできるが回転方
向には固定するように、プレス10のクラウン12にキ
ー止めされている。結果として、面板52と摩擦で係合
すると、ブレーキ部品72は外側にスライドしてピスト
ンハウジング42に取付けられていて面板52とは反対
の関してある環状に配置されたブレーキ面部品74に押
しつけられる。ブレーキ部品72をその間に挟み、ある
いは固定することによって、図示された装置に対してブ
レーキ機能を果たす。
【0018】図2に示すように、また、はずみ車装置の
一部が拡大してクラッチ係合位置で図示されている図3
を付加的に参照にして、はずみ車装置は、全体として8
0で表示されているはずみ車、一体として作られたウェ
ブで周辺部に重量を有する部品83、およびそれにボル
ト止めされたハブ部分82を有している。これの代わり
に、はずみ車は一体物で作ることも可能である。
【0019】はずみ車80には、クラッチ/ブレーキの
組み合わせ装置38のクラッチ装置によって摩擦で係合
する固いクラッチ板または駆動ディスク78が接続され
る。駆動ディスク78は、ディスクの外側の周辺円周に
配置された多数のボルトによって周辺部に重量を有する
部品83に固く接続されている。はずみ車装置およびク
ラッチ装置が使用できるように据えつけられて図2に示
すアイドル位置にある時には、駆動ディスク78の内側
の周辺部は、クラッチ面板64との間に約0.030イ
ンチの裏側での操業間隙を持ち、スタッドプレートクラ
ッチ面板54との間に約0.030インチの操業間隙を
持って配置されている。駆動ディスク78は、一体物で
図示されているが、代わりに薄板を重ね合わせて作って
もよい。さらに、駆動ディスク78は、操業負荷がかか
っている間に測定できるような撓みが生じないように完
全に剛体でもいいけれども、剛体板のある程度の撓み
は、性能と繰り返される噛合わせから生じる磨耗を最適
にするために、むしろ有る方が望ましい。
【0020】はずみ車80は、これはベルト(図示され
ていない)によって駆動機構に接続されているが、クイ
ル88の回りに回転できる。はずみ車にあるクラウン
は、はずみ車が軸方向に動く間ベルトを適当な位置に保
持する。クランク軸40は、クイル88を軸方向に貫通
していてこれに対して相対的に回転できる。クイル88
は、プレスフレームにボルト止めされおり、特に図示の
実施例では、クラウン部分12にボルト止めされてい
る。
【0021】はずみ車80とクイル88の間にある軸受
は、米国出願番号No.08/271、762に一般的
に示されており、ここには参照で取り込んでいるが、は
ずみ車ハブ82に接続された青銅製のブッシング85を
有している。クイル88の円筒状の外周面に形成された
多数の静水圧パッド部分90には、油圧容器に接続され
たオリフィスから供給される外部配管94に接続された
クイル88内の導管92を通して油が供給される。静水
圧軸受パッド90は、充分な潤滑と負荷支持特性を付与
して、はずみ車80とクイル88との間で相対的な回転
ができるようにし、さらに、はずみ車80とブッシング
85がクイル88に沿って軸方向に動けるようにする。
【0022】操業中は、パッド部分90に送られた油
は、クイル88とブッシング85の間を軸方向の内側と
外側に流れる。ブッシング85の内側の端で油は、環状
の油溜まり101に流れ込み、ドレインホース96に流
れる。クイル88に接続された環状の内側のシール部品
100は、その中の油が再循環のためにドレインホース
96を通って油タンクにもどるように、油溜まり101
内に油をシールする。その上部には、空気孔102を有
するシール部品100が図示されているが、代わりに真
空ドレインを取りつけることもできる。ブッシング85
の外側の端で油は、環状のリップ86を通って上方向に
流れて、ハブの回りにある角度間隔ではずみ車ハブ82
を貫通している多数の油収集通路104に入り、油溜ま
り101に入り、ドレインホース96に流れる。図2に
示すように、はずみ車装置が外側、すなわち、アイドル
位置にある時、環状のリップ86は、クイル88の外側
の端にボルト止めされた保持リング98に接している。
環状のリップ86の外側の面にある半径方向の溝(図示
されていない)は、はずみ車装置がそのように配置され
た時に、油がブッシング85を流れるようにする。シー
ル105は、はずみ車ハブ82と保持リング98の間に
ぴったり入って油洩れを防止する。
【0023】ホイールハブ82とクイル88の間には、
全体を107と表示されたいくつかのバイアサが接続さ
れており、これははずみ車装置をアイドル位置に変位さ
せる。図2の断面図において、1つのバイアサが見え
る。図3を参照にして、この実施例ではバイアサ107
は、クイル88内に円筒状の軸方向に開いた穴108を
有しており、この穴は螺旋圧縮バネ110を収めてい
る。鋼製のピストン又はプランジャ112は、穴108
にスライドできるようにぴったり入っており、ピストン
112の外側の面ははずみ車ハブ82の内側の面に接し
ている。はずみ車回転中のピストン112のハブ82と
の滑り接触は静水圧軸受パッドから流出する油によって
飛沫潤滑される。油収集通路104を塞いでいる様子が
図示されているが、油が通路104から流出して油溜ま
り101に入るようにはずみ車80の回転によって通路
104が回転しないバイアサ107と一線状に並ばない
ようにするので、ピストン112は通路104をほんの
少しの間しか塞がないことが理解されるであろう。
【0024】好ましい実施例では、3つのバイアサが使
用され、これらのバイアサはクイル88の回りに120
゜間隔に設けられてバランスよくはずみ車を元に戻す力
を生み出している。他の多くのバイアサ部品の構成、た
とえば、油圧シリンダアクチュエータ、またはバネ要素
がコイルバネよりもむしろ弾性のある物質であるものな
どは、当然本発明の範囲である。さらに、バイアサは、
はずみ車とクイルの間に設置する必要はなく、むしろ代
わりにクラウン部分12に関してはずみ車装置または駆
動ディスクに適当な復帰力を与えるように配置すること
ができる。
【0025】バイサア107の構造は、その操作を考慮
すると一層よく理解できる。最初に、はずみ車装置とク
ラッチ/ブレーキの組み合わせ装置38は、図2に示す
ようにアイドル位置に配置され、それによってはずみ車
80はブレーキが掛かったクランク軸40と関係なく回
転する。クラッチがクランク軸40をはずみ車80の速
度まで上げるために動かされると、上述したように、ス
タッドプレート50は右に動かされて駆動ディスク78
をクラッチ板54、64の間に固定する。その固定の
間、駆動ディスク78は図面の右方向へ軸方向に動かさ
れて操業間隙がなくなる。駆動ディスク78が剛構造で
ありはずみ車80に付いているために、はずみ車装置は
結局静水圧軸受から供給される油膜に沿って軸方向にス
ライドする。ブッシング85の内側の端とクイル88の
半径方向に並んだ面との間の図2に示す軸方向の間隙
は、駆動ディスクの操業間隙に、ブッシングの適当な横
方向の間隙、これは駆動ディスクの磨耗と撓みに相当す
るが、を加えたものに等しいということが分かるであろ
う。バイアサ107によって付与される復帰力は、この
はすみ車の軸方向の動きを防止するには不十分であり、
はずみ車が右に動くと、ピストン112は穴108に押
し込められそれによって各コイルバネ110を縮める。
操業のこの点において、その間はずみ車はクランク軸4
0を回転させているが、はずみ車装置は図3に示す係合
位置にある。
【0026】クラッチ/ブレーキの組み合わせ装置38
が、その後クランク軸40にブレーキを掛けるように駆
動される時、スタッドプレート50は上記のように軸方
向に左に動き、それによって駆動ディスク78の噛合わ
せを外す、すなわち開放する。その時バイアサ107
は、伸びてはずみ車80を押し、それによって駆動ディ
スク78を係合位置から軸方向の外側に図2に示すアイ
ドル位置へ押す。はずみ車装置は、ブッシング85の環
状リップ86が保持リング98に接するまで、静水圧軸
受の油膜に沿ってスライドし、これによってはずみ車装
置のそれ以上の軸方向の動きを防止する。駆動ディスク
78は、はずみ車装置に関して、ブッシング85が保持
リング98に接する時、駆動ディスク78がクラッチ面
板54、64の中心にあって次のクラッチ動作の準備の
ために適当な操業間隙を有するように、特に設計されて
いる。
【0027】本発明を好ましい実施例に関連して説明し
てきたが、本発明は本開示の趣旨と範囲内でさらに修正
してもよい。したがって、この応用は、その全般的な原
理を使用する発明のいかなる変化、用途または適応をも
含むものと考える。さらに、この応用は、本発明が関係
する分野の従来のまたは習慣的な実行の範囲内に入るよ
うな本開示の変更を含むものと考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を1つの形に一体化した機械式プレスの
外形の正面図である。
【図2】図1の機械式プレスの縦断面図であって、はず
み車、クラッチ/ブレーキ組み合わせ装置、およびプレ
スクランク軸の1つの配置を図示したものである。
【図3】図2の一部の拡大図であって、さらに、クラッ
チ装置がはずみ車に効果的に係合するように駆動された
後のはずみ車装置およびはずみ車バイアサの1つを図示
したものである。
【符号の説明】
10 プレス、 12 クラウン部分、 14 ベッド部分、 16 ボルスタ部品、 18 アップライト、 24 脚部品、 26 工場の床、 28 衝撃吸収パッド、 30 スライダ、 32 駆動モータ、 38 クラッチ/ブレーキの組み合わせ装置、 40 プレスクランク軸、 42 ピストンハウジング、 44 クラッチスリーブ、 45 ボルト、 46 外側のリングフィッタ46、 49 回転ユニオン継手、 50 スタッドプレート、 52 面板、 54 クラッチ面板、 56 ピストン、 57 ピストンハウジング42の凹部57、 60 クランク軸40の端部の軸方向の空洞、 61 油圧配管、 64 クラッチ板、 67 ブレーキバネスタッド部品、 68 スタッド、 72 ブレーキ部品、 78 駆動ディスク、 79 ディスク78の内側の面、 80 はずみ車、 82 ハブ部分、 83 一体として作られたウェブで周辺部に重量を有す
る部品、 85 ブッシング、 86 環状のリップ、 88 クイル、 90 静水圧パッド部分、 92 クイル88内の導管、 94 外部配管、 96 ドレインホース、 98 保持リング、 100 シール部品、 101 油溜まり、 102 空気孔、 104 油収集通路、 105 シール、 107 バイアサ、 108 穴、 110 螺旋圧縮バネ、 112 ピストン(又はプランジャ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭53−13972(JP,Y2) 実公 昭58−23520(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B30B 1/26 B30B 15/12

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラウンとベッドを有するフレーム構造
    と、 前記ベッドに関して対向する往復運動するように前記フ
    レーム構造によって案内されるスライダと、 前記フレーム構造に接続された駆動機構と、 前記駆動機構によって回転駆動され、前記フレーム構造
    に接続されてアイドル位置と係合位置の間でその回転軸
    に沿ってスライドできるようになっているはずみ車と、 前記クラウン内に回転可能に接続されて前記スライダと
    係合して駆動されるクランク軸と、 前記クランク軸と一緒に回転可能に接続された被駆動デ
    ィスクを有するクラッチ装置と、ここで、前記被駆動デ
    ィスクは、クランク軸の回転を生じるための前記はずみ
    車を有する動作位置における係合位置とアイドル位置と
    の間を動くことができ、前記被駆動ディスクのアイドル
    位置から前記係合位置への動きは、前記はずみ車をアイ
    ドル位置から係合位置まで軸方向に動かす、および、 前記被駆動ディスクが前記係合位置から前記アイドル位
    置へ動く時に、前記はずみ車を前記係合位置から前記ア
    イドル位置へ軸方向に復帰させるための少なくとも1つ
    のバイアサと、 から構成されることを特徴とするプレス。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つのバイアサが、前記
    フレーム構造と前記はずみ車との間に接続されたピスト
    ンとバネ要素から構成されることを特徴とする請求項1
    記載のプレス。
  3. 【請求項3】 さらに、前記クランク軸に軸方向に接続
    され、かつ前記フレーム構造に接続されたクイルから構
    成され、前記はずみ車は前記クイルに少なくとも1つの
    軸受を使って回転可能に接続されており、前記クイルは
    前記バイアサピストンがその中を往復運動する穴を有す
    ることを特徴とする請求項2記載のプレス。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのバイアサが前記はずみ
    車と回転可能に接続され、前記ピストンがスライド可能
    に係合することを特徴とする請求項2記載のプレス。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つのバイアサが変位さ
    せたバネを有することを特徴とする請求項1記載のプレ
    ス。
  6. 【請求項6】 前記バイアサが前記はずみ車の回転軸の
    回りに角度をおいて配置された複数のバイアサからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のプレス。
  7. 【請求項7】 前記はずみ車がハブを有し、前記の複数
    のバイアサが約120°間隔に配置され回転可能に接続
    された前記ハブとの係合のための3つのバイアサからな
    ることを特徴とする請求項6記載のプレス。
  8. 【請求項8】 さらに、前記クイルは、前記クランク軸
    軸方向に回転可能に接続され、かつ前記クラウンに接
    続されており、前記はずみ車は前記クイルに少なくとも
    1つの軸受を使って回転可能に接続されており、前記少
    なくとも1つの軸受は静水圧軸受パッドからなっている
    ことを特徴とする請求項1記載のプレス。
  9. 【請求項9】 さらに、共に回転するように前記はずみ
    車に係合された駆動ディスクからなり、前記クラッチ装
    置はさらに被駆動ディスクと面接触するように配置され
    たディスク係合部材を有し、前記駆動ディスクは前記被
    駆動ディスクと前記ディスク係合部材との間に突き出て
    おり、前記被駆動ディスクが前記アイドル位置から前記
    係合位置に動く時に前記駆動ディスクは前記被駆動ディ
    スクと前記ディスク係合部材の間に固定されることを特
    徴とする請求項1記載のプレス。
  10. 【請求項10】 前記駆動ディスク内側の半径方向の部
    分が前記被駆動ディスクと前記ディスク係合部材との間
    に固定されることを特徴とする請求項9記載のプレス。
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