JP3045225U - 根付き野菜販売容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 野菜の水栽培を可能にし保存と再生を可能に
する容器 【構成】 容器に野菜の根が抜けないように切り込みを
入れた穴を設けた事を特徴とする

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は根付き野菜を販売することにより野菜類の店頭での新鮮さを保ち， 消費者にとっては，家に持ち帰り，水を入れる事により必要な分だけ食し，残り は，保存と再生が可能になるので，野菜全体ムダなく使用することが出来る．核 家族化で少人数の家庭の多い現代社会にとっては朗報である．

【０００２】

【従来の技術】

従来の野菜の店頭保存の方法は袋に入れるかセロファン紙で包むかで，根はほ とんど切り捨てた状態が多かった．そのため水分も蒸発しやすく，傷みも速かっ た外見上の美的見地から根を切りそろえるなどの手間もかかり，植物本来の再生 の可能性を絶ち大きな意味での資源のムダをしていた．

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は上記した問題点を解消する容器を提供することを目的とする．

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を解消するこの考案は野菜などの根の部分を入れかつ抜けない様に切 り込みを入れた穴を設けた事を特徴とする容器である．

【０００５】

【作用】

この考案の根付き野菜販売容器は，野菜の根を付けたまま販売することにより 店頭での新鮮さを保ち，消費者が家庭に持ち帰り，水栽培することにより，必要 な分だけ食し，残りは新鮮なままの保存と再生が可能となる．

【０００６】

【実施例】

図１は野菜の根を入れる容器を示し，１は容器全体，２は穴の切り込み３は根 を入れる穴である． 図２は容器の平面図で，１は容器全体，２は切り込み，３は根を入れる穴であ る． 図３は実際に野菜の根を入れた状態で，１は容器全体，２は根が抜けない様に 工夫した切り込み，３は根を入れる穴，４は根付き野菜である．

【０００７】

【発明の効果】

この根付き野菜販売容器は前記のように構成され新鮮さを保った販売を可能と し，かつ家庭での水栽培を可能とするので必要な分を食し残りは保存し，再生が 可能となる．

【図面の簡単な説明】

【図１】 根付き野菜販売容器の斜視図である．

【図２】 根付き野菜販売容器の平面図である．

【図３】 根付き野菜販売容器１例の斜視図である．

【符号の説明】

１・・容器 ２・・切り込み ３・・穴 ４・・
野菜

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【手続補正書】

【提出日】平成９年８月４日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 野菜などの根の部分を入れることによ
   り，水栽培を可能にさせる容器
2. 【請求項２】 根の部分が抜けないように切り込みをい
   れた穴