JP3045165B1 - 限流装置 - Google Patents

限流装置

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JP3045165B1
JP3045165B1 JP11127600A JP12760099A JP3045165B1 JP 3045165 B1 JP3045165 B1 JP 3045165B1 JP 11127600 A JP11127600 A JP 11127600A JP 12760099 A JP12760099 A JP 12760099A JP 3045165 B1 JP3045165 B1 JP 3045165B1
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Abstract

【要約】 【課題】 超電導限流素子又は熱限流素子を複数個直列
に接続した場合、各素子に特性のばらつきがあっても、
高抵抗化した素子に発熱電力や過電圧が集中してその素
子が破壊することを未然に防止する。 【解決手段】 超電導体のクエンチ現象により高抵抗化
する超電導限流素子、又は過電流により発熱してその温
度上昇で高抵抗化する熱限流素子の限流素子S1〜Sn
を、複数個直列に接続して交流回路に挿入した限流装置
において、限流素子S1〜Snと同数の巻線A1〜An
を互いに密に磁気結合させて形成し、各巻線A1〜An
を各限流素子S1〜Snごとに同極性で接続すると共
に、各巻線A1〜Anを直列に接続した場合の合成イン
ダクタンス値を限流目標値から定まる最低値に等しいか
それよりも大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は限流装置に関し、詳
しくは、低圧から超高圧に至る全ての電力系統を含む一
般の交流回路に適用され、短絡事故による過電流や負荷
投入時のインラッシュ電流を抑制するための限流装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、低圧から超高圧に至る全ての電
力系統では、短絡事故による過電流や負荷投入時のイン
ラッシュ電流を抑制するために限流装置を設け、この限
流装置により遮断器に要求される遮断容量を低減するよ
うにしている。この種の限流装置としては、従来、例え
ば超電導体のクエンチ現象を利用した超電導限流素子や
正温度特性(PTC)サーミスタの熱限流素子を用いた
ものがある。
【0003】まず、超電導体のクエンチ現象を利用した
超電導限流素子、例えば薄膜超電導限流素子は、臨界電
流以上の過電流に対して瞬時に高抵抗化(常電導転移)
するもので、応答が速く自己動作型で信頼性があるなど
高性能な素子として賞用されている。また、正温度特性
(PTC)サーミスタの熱限流素子は、ポリマー系材料
やチタン酸バリウム系材料を組成とし、過大な電流を流
すことにより発熱してその温度上昇で高抵抗化するもの
で、構成が簡単で経済的な素子として賞用されている。
【0004】これら超電導限流素子や熱限流素子を利用
した限流装置は、図4に示すように限流素子Sを電力系
統の系統電源1と負荷2との間に直列に接続した構成を
有する。例えば、短絡事故aが発生して過電流が流れ、
超電導限流素子の場合はクエンチ現象により高抵抗化
し、また、熱限流素子の場合は発熱してその温度上昇で
高抵抗化する。この限流素子Sの高抵抗化により電力系
統に流れる過電流を抑制する。この超電導限流素子Sが
限流機能を発揮している間に遮断器3を開放することに
より、電力系統の連系を解列する。
【0005】この限流装置は、連系を解列できる系統に
限流素子Sを使用した場合であるが、連系を解列できな
い系統に限流素子Sを使用する場合もある。この場合、
図5に示すように限流素子Sと並列に限流リアクトル4
を接続し、常時は限流素子Sに電流を流し、短絡電流が
流れて限流素子Sが高抵抗化した際には限流リアクトル
4に電流を転流させると共に、限流素子Sをスイッチ5
により系統から遮断して復帰に備えるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の超電
導限流素子及び熱限流素子を有する限流装置についてそ
れぞれ以下のような問題があった。
【0007】まず、超電導限流素子の場合、その長さ方
向の熱伝導が悪く、また、クエンチ現象の発生特性を長
さ方向に揃えるのが非常に困難であり、また、熱限流素
子の場合、その長さ方向に抵抗−温度特性を完全に均一
化させることが極めて困難である。
【0008】即ち、これら限流素子では、部分的な発熱
が速やかに熱拡散して全体が均一に温度上昇する限られ
た長さの素子しか使用することができないことから、そ
の定格電圧は素子1個あたり100V程度である。その
ため、例えば200V、400Vや6600V等の電力
系統に適用しようとすると、限流動作時、系統電圧に相
当する電圧を分担する必要があるため、複数個の限流素
子を直列に接続することになる。
【0009】しかしながら、複数個の限流素子を直列に
接続した場合、各素子に共通の短絡電流が流れるので、
各素子に特性のばらつきがあると、複数個の限流素子の
うち、一部の素子のみが先に高抵抗化し、その素子に発
熱電力が集中して熱的に破壊したり、過電圧が集中して
絶縁破壊するという致命的な問題があった。
【0010】そこで、本発明は前述した問題点に鑑みて
提案されたもので、その目的とするところは、超電導限
流素子又は熱限流素子を複数個直列に接続した場合、各
素子に特性のばらつきがあっても、高抵抗化した素子に
発熱電力や過電圧が集中してその素子が破壊することを
未然に防止することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めの技術的手段として、本発明は、超電導体のクエンチ
現象により高抵抗化する超電導限流素子、又は過電流に
より発熱してその温度上昇で高抵抗化する熱限流素子
を、複数個直列に接続して交流回路に挿入した限流装置
において、超電導限流素子又は熱限流素子と同数の巻線
空心コイル構造又はギャップ入りの鉄心構成のリアク
トルにより互いに密に磁気結合させて形成し、各巻線を
各超電導限流素子又は各熱限流素子ごとに同極性で並列
接続すると共に、各巻線を直列に接続した場合の合成
インダクタンス値を限流目標値から定まる最低値に等し
いかそれよりも大きくしたことを特徴とする。
【0012】定常状態では超電導限流素子又は熱限流素
子側に電流が流れているが、短絡事故などによる過電流
が流れて素子特性のばらつきにより複数個の限流素子の
一部が高抵抗化すると、その高抵抗化した限流素子と並
列に設置された巻線側に短絡電流が転流する。
【0013】この時、各限流素子の巻線を互いに密に磁
気結合させて限流素子ごとに同極性で接続しているの
で、巻線間の相互誘導作用により、高抵抗化した限流素
子ではその素子電流が減少する向きに、高抵抗化してい
ない限流素子ではその素子電流が逆に増加する向きに流
れるので、高抵抗化した限流素子については過度の発熱
を防止し、高抵抗化していない限流素子については素子
電流の増加により高抵抗化に至らしめるように作用す
る。これにより、各限流素子に特性のばらつきがあって
も、各限流素子を均等に高抵抗化させることができる。
【0014】尚、連系を解列できない系統に限流素子を
使用する場合には、すべての限流素子が高抵抗化し、短
絡電流が巻線側に転流されると、これら巻線が直列接続
された状態で限流リアクトルとして機能する。
【0015】
【発明の実施の形態】超電導限流素子又は熱限流素子を
利用した限流装置の実施形態を以下に詳述する。尚、以
下の説明では、超電導限流素子と熱限流素子に共通する
部分については、単に限流素子と称し、超電導限流素子
又は熱限流素子に固有の内容については、超電導限流素
子又は熱限流素子と称して区別する。
【0016】図1に示す本発明の実施形態の限流装置
は、電力系統の系統電源1と負荷2との間(図4又は図
5参照)に複数個(1〜n)の限流素子S1〜Snを直
列に接続し、その限流素子S1〜Snと同数の巻線A1
〜Anを互いに密に磁気結合させて形成し、各巻線A1
〜Anを各限流素子S1〜Snごとに同極性で接続した
構成を有する。限流素子S1〜Snとしては、超電導体
のクエンチ現象により高抵抗化する薄膜超電導限流素
子、又は、過電流により発熱してその温度上昇で高抵抗
化する正温度特性(PTC)サーミスタの熱限流素子が
適用される。
【0017】この限流装置の動作を具体的に図2に基づ
いて詳述する。図2は同一定格の限流素子S1,S2を
2個直列に接続した場合を示す。なお、同図では、各限
流素子S1,S2ごとに設けた後述のスイッチを省略し
ている。各限流素子S1,S2の抵抗(正常運転時は交
流ロスに相当する微小抵抗値)を仮にR1 ,R2 とする
と、次の回路方程式が成立する。
【0018】
【数1】
【0019】
【数2】
【0020】この式から、
【0021】
【数3】
【0022】これを上式に代入すると、
【0023】
【数4】
【0024】が得られる。ここで、簡単化のために巻線
A1,A2間の磁気結合が理想的で漏れがなく、L1
2 =M2 かつL1 =L2 とすると、上式からR1 1
2 2 の関係式が導かれる。
【0025】したがって、平常時の素子抵抗をRとし、
短絡電流iが流れ、例えば限流素子S2がK倍に高抵抗
化した場合、すなわち、K=R2 /R1 とした場合、各
限流素子S1,S2に流れる電流は、上式から、i2
1 =R1 /R2 =1/Kとなり、高抵抗化していない
限流素子S1の電流はK倍に急増し、直ちに高抵抗化す
ることになる。また、熱限流素子の場合、各限流素子の
発熱量は、i2 22 /i1 21 =1/Kとなって、高抵
抗化していない限流素子S1の発熱量はK倍に急増し、
直ちに高抵抗化することになる。
【0026】したがって、図1に示すように定常状態で
は限流素子S1〜Snの抵抗がほぼ零であるので素子側
に電流が流れるが、短絡事故a(図4又は図5参照)な
どの発生により過電流が流れると、素子特性のばらつき
により複数個の限流素子S1〜Snのうち、いずれかの
限流素子が高抵抗化し、その限流素子に接続された巻線
側に過電流が転流される。
【0027】この時、各素子S1〜Snの巻線A1〜A
nを互いに密に磁気結合させて各限流素子S1〜Snご
とに同極性で接続しているので、巻線A1〜An間の相
互誘導作用により、高抵抗化した限流素子ではその素子
電流が減少する向きに、高抵抗化していない限流素子で
はその素子電流が逆に増加する向きに流れる。その結
果、高抵抗化していない限流素子が素子電流の増加によ
り高抵抗化する。このようにして各限流素子S1〜Sn
に特性のばらつきがあっても、各限流素子S1〜Snを
均等に高抵抗化させることができる。
【0028】前述した実施形態は、図1に示すように限
流素子S1〜Snと自己インダクタンス値L11,L22
…,Lnnの巻線A1〜Anを互いに密に磁気結合させて
形成したものであり、各巻線A1〜Anの相互インダク
タンス値をL12,L1n,L2nで表わすと、これら各巻線
A1〜Anを直列に接続した場合の合成インダクタンス
値Lは、L=ΣΣLij(i=1〜n,j=1〜n)とな
り、この合成インダクタンス値Lは、限流装置を設置す
る電力系統の仕様から定められ、その最低値は限流に必
要なインピーダンスから求まり、例えば、連系を解列で
きない系統に限流素子S1〜Snを使用する場合には、
限流リアクトル4(図5参照)のインダクタンス値と等
しくなるようにすればよい。また、連系を解列できる系
統に限流素子S1〜Snを使用する場合には、合成イン
ダクタンス値Lは、限流目標値から定まる最低値に等し
いかそれよりも大きくすればよい。
【0029】本発明の限流装置は、連系を解列できる系
統に限流素子を使用する(限流素子Sと並列接続された
限流リアクトルがない)場合(図4参照)だけでなく、
連系を解列できない系統に限流素子を使用した(限流素
子Sと並列接続された限流リアクトル4がある)場合
(図5参照)にも適用可能である。
【0030】尚、連系を解列できない系統に限流素子S
1〜Snを使用する場合には、一般的に限流素子S1〜
Snと並列に限流リアクトル4(図5参照)を接続する
必要があったが、本発明の場合、図1の実施形態で示す
ようにすべての限流素子S1〜Snが高抵抗化し、短絡
電流が巻線側に転流されると、これら巻線A1〜Anが
直列接続された状態で限流リアクトルとして機能するた
め、限流素子S1〜Snと並列に限流リアクトル4(図
5参照)を別に設ける必要はないので、部品点数の低減
及び装置のコンパクト化を図ることも可能である。
【0031】本発明の巻線構造は、図3に示すように各
巻線A1〜Anを同軸状に形成しているが、各巻線A1
〜Anの磁気結合が密となれば、特に巻線A1〜Anの
構造にこだわるものではない。また、図3は空心コイル
構造のものを示すが、ギャップ入りの鉄心構成のリアク
トルであってもよい。
【0032】また、図1に示すように各限流素子S1〜
SnごとにスイッチC1〜Cnを設けておけば、短絡事
故時、過電流によって限流素子S1〜Snが高抵抗化し
た場合にその限流素子S1〜SnのスイッチC1〜Cn
を開放して限流素子S1〜Snのみを遮断できるように
すれば、短絡事故の回避後、前述したスイッチC1〜C
nの投入により限流素子S1〜Snを速やかに正常状態
に復帰させることができる。
【0033】なお、超電導限流素子の場合、クエンチは
素子内部でも一部(弱点部)が先にクエンチし、これが
進展して全面的なクエンチに至るので、クエンチ初期は
一般的に各超電導限流素子で抵抗値が異なる。しかしな
がら、このような素子間の発生抵抗のばらつきがあって
も、本発明では、前述したような巻線間の相互誘導作用
により、高抵抗化した限流素子については電流を減少さ
せる向きに、高抵抗化していない限流素子については電
流を増加させる向きに作用するので、限流素子の高抵抗
化について均一化が図れる。なお、この抵抗値のばらつ
きについては、熱限流素子についても同様である。
【0034】尚、以上の各実施形態では電力系統に限流
装置を適用した場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されることなく、電力系統以外の一般的な交流回
路に適用可能であることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、超電導限流素子又は熱
限流素子と同数の巻線を空心コイル構造又はギャップ入
りの鉄心構成のリアクトルにより互いに密に磁気結合さ
せて形成し、各巻線を各超電導限流素子又は各熱限流素
子ごとに同極性で並列に接続すると共に、各巻線を直列
に接続した場合の合成インダクタンス値を限流目標値か
ら定まる最低値に等しいかそれよりも大きくしたことに
より、素子特性のばらつきにより一部の限流素子が高抵
抗化しても、短絡電流を巻線側に転流させて巻線間の相
互誘導作用により、高抵抗化していない他の限流素子を
速やかに高抵抗化させることができるので、各素子に特
性のばらつき等があっても、各素子の高抵抗化を常に均
等化でき、過電圧の集中を防止できて限流素子の熱的破
壊を未然に防止でき、装置の品質及び信頼性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る限流装置の実施形態を示す回路図
【図2】本発明における限流装置の動作を説明するため
のもので、2つの限流素子を直列に接続した限流装置を
示す回路図
【図3】本発明の限流装置における巻線の構造例を示す
構成図
【図4】連系を解列できる系統に限流素子を使用した従
来例を示す回路図
【図5】連系を解列できない系統に限流素子を使用した
従来例を示す回路図
【符号の説明】
S1〜Sn 限流素子(超電導限流素子、熱限流素子) A1〜An 巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01C 7/13 ZAA H01C 7/13 ZAA H01F 36/00 ZAA H01F 36/00 ZAA (56)参考文献 特開 平4−112620(JP,A) 特開 平5−122837(JP,A) 実開 昭63−71504(JP,U) 実開 昭63−65201(JP,U) 特許2947275(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 9/02 H01C 7/02 - 7/13 H02J 1/00 309 H01L 39/16 H01H 33/59

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超電導体のクエンチ現象により高抵抗化
    する複数個の超電導限流素子を直列に接続して交流回路
    に挿入した限流装置において、前記超電導限流素子と同
    数の巻線を空心コイル構造又はギャップ入りの鉄心構成
    のリアクトルにより互いに密に磁気結合させて形成し、
    各巻線を各超電導限流素子ごとに同極性で並列に接続す
    ると共に、各巻線を直列に接続した場合の合成インダク
    タンス値を限流目標値から定まる最低値に等しいかそれ
    よりも大きくしたことを特徴とする限流装置。
  2. 【請求項2】 過電流により発熱してその温度上昇で高
    抵抗化する複数個の熱限流素子を直列に接続して交流回
    路に挿入した限流装置において、前記熱限流素子と同数
    の巻線を空心コイル構造又はギャップ入りの鉄心構成の
    リアクトルにより互いに密に磁気結合させて形成し、各
    巻線を各熱限流素子ごとに同極性で並列に接続すると共
    に、各巻線を直列に接続した場合の合成インダクタンス
    値を限流目標値から定まる最低値に等しいかそれよりも
    大きくしたことを特徴とする限流装置。
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