JP3045142U - ビデオカセットデッキのリール回転検出機構 - Google Patents

ビデオカセットデッキのリール回転検出機構

Info

Publication number
JP3045142U
JP3045142U JP1997005969U JP596997U JP3045142U JP 3045142 U JP3045142 U JP 3045142U JP 1997005969 U JP1997005969 U JP 1997005969U JP 596997 U JP596997 U JP 596997U JP 3045142 U JP3045142 U JP 3045142U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
reel
deck
emitting element
receiving element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997005969U
Other languages
English (en)
Inventor
治 前多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP1997005969U priority Critical patent/JP3045142U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3045142U publication Critical patent/JP3045142U/ja
Priority to US09/111,578 priority patent/US6885018B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカセットデッキにおけるリール回転検
出機構を簡略化し、その製造コストを低減する。 【構成】 デッキシャーシ20の下方に設けられる主基
板30上に発光素子61及び受光素子62を実装する。
デッキシャーシ20に導光部材63を取り付ける。導光
部材63は、デッキシャーシ20を貫通する柱部63a
と、柱部63aから側方に延出する枝部63bとを有す
る。柱部63aは、磁気テープの始端終端を検出するた
めに、発光素子からの光を、デッキ内にセットされたカ
セット内に導く。枝部63bは、デッキシャーシ20の
上方にあり、柱部63aに入射された光の一部を、デッ
キシャーシ20上のリール10に導く。その光を、リー
ル10に設けられた開口部11とデッキシャーシ20に
設けられた開口部21を介して、主基板30上の受光素
子62で受光することにより、リール10の回転を検出
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ビデオカセットデッキにおけるリール回転を光学的に検出するリー ル検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカセットデッキにおいては、デッキ内にセットされたカセット内の磁気 テープの始端及び終端を検出するために、光学的な始端終端検出機構が使用され ている。また、この始端終端検出機構と一部の部品を共用してリールの回転が光 学的に検出されることが多い。
【0003】 図2は磁気テープの始端終端検出機構の概略構成図、図3はこの始端終端検出 機構の一部を利用する従来のリール回転検出機構の概略構成図である。ビデオカ セットデッキの主要部品である磁気ヘッドシリンダやリール10などはデッキシ ャーシ20の上に搭載されており、デッキシャーシ20の下方には主基板30が 設けられている。
【0004】 磁気テープの始端終端検出機構40は、図2に示されるように、ビデオカセッ トデッキの主基板30上に実装された発光素子41と、発光素子41を挟んで主 基板30上に実装された一対の受光素子42a,42bと、デッキシャーシ20 に取り付けられた導光部材43と、導光部材43を挟んでデッキシャーシ20に 取り付けられた一対の反射板44a,44bとを備えている。
【0005】 導光部材43は、デッキシャーシ20を貫通する柱部43aと、柱部43aの 下端部から斜め下方に延出した枝部43bとを有するプリズムである。柱部43 aは、発光素子41から入射された光を先端部で2方向に分光し、両側の反射板 44a,44bに導くようになっている。枝部43bは、後述するリール10の 回転検出のためにデッキシャーシ20の下方に位置しており、発光素子41から 入射された光の一部を側方へ導くようになっている。
【0006】 ビデオカセットデッキにカセットがセットされると、カセットの下面に設けら れた凹部に導光部材43の柱部43aが挿入される。この状態で発光素子41が 発光すると、その光は導光部材43の柱部43aを通り、両側に分光する。
【0007】 カセット内の磁気テープが始端位置にある場合は、導光部材43の先端部で両 側に分かれた光のうち、一方が磁気テープの始端側の透明部を透過し、一方の反 射板44aを経由して一方の受光素子42aに受光される。他方の光は磁気テー プの磁気コーティングされた部分で遮蔽されるので、他方の受光素子42bに到 達することはない。よって、磁気テープの始端が検出される。
【0008】 カセット内の磁気テープが終端位置にある場合は、導光部材43の先端部で両 側に分かれた光のうち、一方は磁気テープの磁気コーティングされた部分で遮蔽 されるので、一方の受光素子42aに到達することはない。他方の光は磁気テー プの終端側の透明部を透過し、他方の反射板44bを経由して他方の受光素子4 2bに受光される。よって、磁気テープの終端が検出される。
【0009】 磁気テープの始端終端検出機構40の一部を利用する従来のリール回転検出機 構50は、図3に示されるように、主基板30上に実装された前述の発光素子4 1、同じく主基板30上に実装された回転検出専用の受光素子51、デッキシャ ーシ20に取り付けられた前述の導光部材43、デッキシャーシ20の下面に取 り付けられた回転検出専用の導光部材52及びセンサギヤ53などから構成され ている。
【0010】 回転検出専用の導光部材52は、導光部材43の枝部43bから出る光を受光 素子51に導くプリズムである。センサギヤ53は、中間歯車54を介してリー ル10に噛み合うことにより、リール10と同期回転する。センサギヤ53の周 方向の2位置には光遮蔽部53a,53aが設けられている。光遮蔽部53a, 53aは、センサギヤ53の回転に伴って、導光部材43の枝部43bから導光 部材52に至る光路を横切るようになっている。
【0011】 発光素子41から導光部材43に入射した光は、一部が枝部43bのほうに分 岐する。その光は導光部材52を介して受光素子51に導かれるが、センサギヤ 53の回転に伴って光遮蔽部53a,53aが枝部43bから導光部材52に至 る光路を横切るので、リール10の回転が検出される。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のリール回転検出機構50は、磁気テープの始端終端検出機 構40との間で一部の部品(発光素子41及び導光部材43)を共用してリール 10の回転検出を行うので、この点においては構造が簡単で経済的である。しか しながら、受光素子51を始めとして導光部材52やセンサギヤ53、更には中 間歯車54などの多くの専用部品を使用するので、依然として部品点数が多く、 このことがリール回転検出機構50、ひいてはビデオカセットデッキの製造コス トを高める原因になっている。
【0013】 本考案はかかる事情に鑑みて創案されたものであり、従来より構造が著しく簡 素で経済的なビデオカセットデッキのリール回転検出機構を提供することを目的 としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るビデオカセットデッキのリール回転検出機構は、ビデオカセット デッキ内にセットされたカセット内の磁気テープの始端終端検出を行うための発 光素子と、磁気テープの始端終端検出のために発光素子からの光をカセット内に 導くと共に、その光をリールの回転検出のためにリールの側へ直接導く導光部材 と、リールの側へ導かれた光を受光する受光素子と、リールの回転に伴って導光 部材から受光素子に至る光路を横切るようにリールに設けられた光通過部又は光 遮蔽部とを備えている。
【0015】 より具体的には、前記発光素子及び受光素子は、ビデオカセットデッキの主要 部品を搭載するデッキシャーシの下方に設けられている。また前記導光部材は、 発光素子からの光をデッキシャーシ上のカセット内に導くためにデッキシャーシ を貫通する柱部と、その光を前記受光素子に照射するために柱部から側方に延出 した枝部とを有している。そして、デッキシャーシ上のリールに設けられた光通 過部又は光遮蔽部に枝部が上方から対向するように、枝部をデッキシャーシの上 方に位置させ、デッキシャーシに透光用の開口部を設ける。
【0016】 このような構成によると、磁気テープの始端終端検出を行うための導光部材を 利用して、発光素子からの光がリールの回転検出のためにリールの側へ直接導か れる。そして、その光が、リールの回転に伴ってリールの一部により間欠的に遮 蔽されることにより、リールの回転が検出される。そのため、リール回転検出機 構の側からは、回転検出専用の導光部材やセンサギヤ、更には中間歯車が排除さ れる。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本考案の実施形態 に係るリール回転検出機構の概略構成図である。
【0018】 本考案の実施形態に係るリール回転検出機構60は、ビデオカセットデッキの デッキシャーシ20上に回転自在に支持されたリール10の回転検出を行うもの である。このリール回転検出機構60は、デッキシャーシ20の下方に設けられ た主基板30上に実装された発光素子61及び受光素子62と、デッキシャーシ 20に取り付けられた導光部材63とを備えている。
【0019】 リール10は送り用、巻き取り用のいずれでもよいが、ここでは送り用リール の回転を検出するものとしている。
【0020】 発光素子61及び導光部材63は、図2及び図3に示された発光素子41及び 導光部材43に対応していて、磁気テープの始端終端検出機構との間で共用され る共用部品である。一方、回転検出専用の部品は受光素子62のみである。この 受光素子62は、赤外LED等の発光素子61から発せられた光を受光する例え ばフォトトランジスタであり、発光素子61と共に主基板30上に上向きに実装 されている。
【0021】 導光部材63は、デッキシャーシ20を貫通する柱部63aと、柱部63aの 中段部から側方に延出した枝部63bと、当該導光部材63をデッキシャーシ2 0に取り付けるために柱部63aから側方に張り出した取り付け部63cとを有 するプリズムである。
【0022】 導光部材63の柱部63aは、発光素子61の上方に垂直に設けられ、従来と 同様に磁気テープの始端終端検出のために、発光素子61から入射された光を先 端部で両側に分光する(図2参照)。
【0023】 リール10の回転検出に使用される枝部63bは、柱部63aに入射された光 の一部を側方に導き、先端部から真下に出射する構成である。この枝部63bは 、デッキシャーシ20上のリール10に直接光を導くために、デッキシャーシ2 0の上方にあり、且つその先端部をリール10の外周部に真上から対向させてい る。
【0024】 一方、リール10の外周部には、光透過部としての開口部11が設けられてい る。開口部11は、リール10の回転に伴って、枝部63bの先端部直下を通過 するようになっている。また、デッキシャーシ20には、透光用の開口部21が 、枝部63bの先端部直下に位置して設けられている。
【0025】 そして受光素子62は、デッキシャーシ20の開口部21真下にあり、この開 口部21を介して枝部63bの先端部に対向するようになっている。
【0026】 次に、本発明の実施形態に係るリール回転検出機構60の機能について説明す る。
【0027】 発光素子61が発光すると、その光が導光部材63の柱部63aを通り、先端 部で両側に分光する。これらの光が磁気テープの始端終端検出に使用されること は前述のとおりである。
【0028】 導光部材63に入射した光の一部は、枝部63bのほうに分岐する。その光は 、枝部63bの先端部から、回転するリール10の外周部に真上から照射される 。ここで、リール10の外周部には、開口部11が設けられている。また、デッ キシャーシ20には、枝部63bの先端部直下に位置して開口部21が設けられ ている。
【0029】 これらのため、枝部63bの先端部から出射した光は、リール10の回転に伴 ってその開口部11が枝部63bの先端部真下に到達する毎に、開口部11,2 1を通過して受光素子62に到達する。
【0030】 従って、リール回転検出機構60の側に、図3に示されるような回転検出専用 の導光部材52やセンサギヤ53、中間歯車54を設けずとも、これらを設けた 場合と同様にリール10の回転が検出される。
【0031】 なお、上記実施形態では、導光部材63の枝部63bから受光素子62に至る 光路を、リール10に設けられた開口部11が横切るように構成されているが、 開口部11に代えて突起のような光遮蔽部をリール10の外周部に設けることに よっても、同様にリール10の回転検出が可能である。
【0032】 また、上記実施形態では、発光素子61及び受光素子62は、デッキシャーヒ の下方に設けられた主基板30の上に実装されているものとして説明したが、本 考案がこれに限定されるものではない。例えば、主基板30とは別の基板等の別 の構成部品に発光素子61及び受光素子62を実装してもよい。いずれの部材に 発光素子61及び受光素子62を実装するかは、周囲のスペース等と関連して決 定されるべきことである。
【0033】
【考案の効果】
以上に説明した通り、本考案に係るビデオカセットデッキのリール回転検出機 構は、磁気テープの始端終端検出を行うための導光部材を利用して、発光素子か らの光を直接リールの側へ導くことにより、リールの回転を検出するので、リー ル回転検出機構の側から回転検出専用の導光部材やセンサギヤ、更には中間歯車 を排除することができる。このため、従来のリール回転検出機構と比べて部品点 数が大幅に減少し、これによりリール回転検出機構、ひいてはビデオカセットテ ープデッキの製造コストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態に係るリール回転検出機構の
概略構成図である。
【図2】磁気テープの始端終端検出機構の概略構成図で
ある。
【図3】磁気テープの始端終端検出機構の一部を利用す
る従来のリール回転検出機構の概略構成図である。
【符号の説明】
10 リール 11 開口部(光透過部) 20 デッキシャーシ 21 開口部 60 リール回転検出機構 61 発光素子 62 受光素子 63 導光部材 63a 柱部 63b 枝部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオカセットデッキ内にセットされた
    カセット内の磁気テープの始端終端検出を行うための発
    光素子と、磁気テープの始端終端検出のために発光素子
    からの光をカセット内に導くと共に、その光をリールの
    回転検出のためにリールの側へ直接導く導光部材と、リ
    ールの側へ導かれた光を受光する受光素子と、リールの
    回転に伴って導光部材から受光素子に至る光路を横切る
    ようにリールに設けられた光通過部又は光遮蔽部とを備
    えたことを特徴とするビデオカセットデッキのリール回
    転検出機構。
  2. 【請求項2】 前記発光素子及び受光素子は、ビデオカ
    セットデッキの主要部品を搭載するデッキシャーシの下
    方に設けられており、前記導光部材は、発光素子からの
    光をデッキシャーシ上のカセット内に導くためにデッキ
    シャーシを貫通する柱部と、その光を前記受光素子に照
    射するために柱部から側方に延出した枝部とを有してお
    り、枝部はデッキシャーシ上のリールに設けられた光通
    過部又は光遮蔽部に上方から対向するように、デッキシ
    ャーシの上方に位置しており、デッキシャーシには透光
    用の開口部が設けられていることを特徴とする請求項1
    に記載のビデオカセットデッキのリール回転検出機構。
JP1997005969U 1997-07-09 1997-07-09 ビデオカセットデッキのリール回転検出機構 Expired - Lifetime JP3045142U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997005969U JP3045142U (ja) 1997-07-09 1997-07-09 ビデオカセットデッキのリール回転検出機構
US09/111,578 US6885018B2 (en) 1997-07-09 1998-07-08 Reel rotation and optical detection mechanism for video cassette deck

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997005969U JP3045142U (ja) 1997-07-09 1997-07-09 ビデオカセットデッキのリール回転検出機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3045142U true JP3045142U (ja) 1998-01-23

Family

ID=43179539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997005969U Expired - Lifetime JP3045142U (ja) 1997-07-09 1997-07-09 ビデオカセットデッキのリール回転検出機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3045142U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960035391A (ko) 탑승물내 기기용 표시 패널
JP3009379U (ja) リールセンサ
JP2971750B2 (ja) 自動防眩ミラーの後方光検出装置
JP3045142U (ja) ビデオカセットデッキのリール回転検出機構
JP2005521226A (ja) 切替手段の切替位置を光電式に検出するための装置
US7251418B2 (en) Signal receiver having light guide for guiding light transmitted from remote control
JP2010040006A (ja) 光電式煙センサおよび照明器具
JPH08112400A (ja) リーフ式表示機構の遮蔽装置
JPS62100744A (ja) カメラのレンズ情報伝達方式
US6885018B2 (en) Reel rotation and optical detection mechanism for video cassette deck
JPH10307045A (ja) 透過型フォトセンサ
JP4454467B2 (ja) カップホルダ容器検出装置
JP5847041B2 (ja) 回転位置検出装置
CN1120485C (zh) 盒式录像带盒盒走带机构的卷轴转动及检测装置
JPS5936221Y2 (ja) 生地の有無を検出するミシン用光センサ−
JP4218004B2 (ja) 遊技機用の回転式図柄表示装置
JP2649661B2 (ja) 図柄組合わせ式パチンコ遊技機
JPH0111189Y2 (ja)
JPS5923682U (ja) フオトインタラプタ
JPS6267409A (ja) 光フアイバを用いたエンコ−ダ
JPH0454573Y2 (ja)
JP2006064673A (ja) 光学センサ装置
JPH041510Y2 (ja)
JP2000057654A (ja) 導光装置
JP2885244B2 (ja) 全面発光指針