JP3045053U - ランドセル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観がスマートで恰好よく、又、被せ蓋の側
縁と襠の上縁との間が開口するのを防止できるランドセ
ルを提供する。 【解決手段】 下端から上端へ向って幅が次第に拡大す
る正面形状及び背面形状を有することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はランドセルに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のランドセルは、正面形状及び背面形状の幅が、上下方向に略一定であっ た。

【０００３】 上記のような形状を有する従来のランドセルは、姿が恰好よくないという不満 がある。また、長期間の使用により保形性が悪くなると、襠が被せ蓋の外側へは み出して、被せ蓋の側縁と襠の上縁との間が開口し、その開口から雨がランドセ ル本体の内側へ浸入したり、逆に開口から中身が外へ抜け落ちる等の問題があっ た。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、外観がスマートで恰好よく、又、被せ蓋の側縁と襠の上縁との間が 開口するのを防止できるランドセルの提供を課題とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案のランドセルは、上記課題を解決するために、下端から上端へ向って幅 が次第に拡大する正面形状及び背面形状を有することを特徴とする、という構成 を採るものである。

【０００６】

【実施例】

以下、図示した本考案の実施例について説明する。まず、図１は正面形状を示 したもので、ランドセル本体１の前面部２の上を被せ蓋３が覆っていて、その被 せ蓋３は下端から上端へ向って幅が次第に拡大する形状を有している。なお、図 中、符号４は被せ蓋３をランドセル本体１に対して固定する留め金具である。

【０００７】 次に、図２は背面形状を示したもので、左右一対の背負い紐５，６を取付けた ランドセル本体１の後面部７も下端から上端へ向って幅が次第に拡大する形状を 有している。

【０００８】 次に、図３は側面形状を示したもので、襠８の幅は下端から上端まで略一定に なっている。

【０００９】 次に、図４は被せ蓋３を開いた状態の平面形状を示したもので、本やノートの 収納部９が開口している。この収納部９は幅が上下方向において略一定である。 被せ蓋３は上端の幅が最大になっているので、被せ蓋３の上端の側縁１０は襠８ の上縁１１よりも外側へ庇のように長く突出することになる。したがって、襠８ が外側へ多少変形しても、襠８の上縁１１が被せ蓋３の上端の側縁１０を越えて 外側へ出ることはなく、両者の間が開口する虞はない。

【００１０】

【考案の効果】

本考案のランドセルは上記の通りであり、下端から上端へ向って幅が次第に拡 大する正面形状及び背面形状を有するので、外観がスマートで恰好が良いという 満足感が得られる。また、襠８の上縁１１と被せ蓋３の側縁１０との間が開口す る虞がないので、ランドセル本体１の内側への雨の浸入や、中身の抜け落ちを防 止できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】正面図である。

【図２】背面図である。

【図３】側面図である。

【図４】開蓋状態の平面図である。

【符号の説明】

１ ランドセル本体 ２ 前面部 ３ 被せ蓋 ４ 留め金具 ５ 背負い紐 ６ 背負い紐 ７ 後面部 ８ 襠 ９ 収納部 １０ 被せ蓋の側縁 １１ 襠の上縁

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 下端から上端へ向って幅が次第に拡大す
   る正面形状及び背面形状を有することを特徴とするラン
   ドセル。