JP3044701B2 - ベルトコンベア式粒状物色彩選別機における二次選別装置 - Google Patents

ベルトコンベア式粒状物色彩選別機における二次選別装置

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JP3044701B2 JP3271700A JP27170091A JP3044701B2 JP 3044701 B2 JP3044701 B2 JP 3044701B2 JP 3271700 A JP3271700 A JP 3271700A JP 27170091 A JP27170091 A JP 27170091A JP 3044701 B2 JP3044701 B2 JP 3044701B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コーヒー豆その他の
豆類や樹脂ペレットなどに適するベルトコンベア式粒状
物の色彩選別機に係り、特に、ベルトコンベア式粒状物
の色彩選別機における二次選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光センサを備えた測定部を通過する粒状
物の被選別物に光を投射し、この被選別物の光量と基準
となるバックグランドの光量との差から所定の色彩を有
しない粒子(異色粒子)を選別・除去する、いわゆる色
彩選別機として特開平2−31873に開示されるよう
に、一対のローラによりほぼ水平方向に回動する無端帯
からなる搬送ベルトによって被選別物を測定部へ一定速
度で供給することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この主の色
彩選別機においては、測定部を一定の軌跡を描いて落下
する被選別物中から異色粒子を検出し、この異色粒子
を、噴射ノズルからなるエジェクタで前記落下軌跡から
排除するのであるが、通常、こうして選別・除去された
異色粒子の中には異色粒子でない、いわゆる正常粒子が
ある程度混入している。異色粒として不良品口から排出
されるもののうち、正常粒の占める割合は、センサの感
度設定、原料中の異色粒混入率又は原料の大きさなどに
よって異なるが、例えば、異色粒の混入率が高く(10
%前後)、比較的粒子の大きいコーヒー豆などの場合は
40%程度であるが、異色粒の混入率が極めて低く、粒子
が軽くて小さな樹脂ペレットなどの場合は異色粒子と共
に噴き飛ばさせれる正常粒子が比較的多いこともあり、
90%以上である。
【0004】そこで、不良品口から排出される粒子を再
び選別する、いわわゆる二次選別を行う必要がある。多
数のシュートを並設した米粒などの異色選別機にあっ
ては、二次選別専用のシュートを適当数設けているが
(特公昭60−2114、同63−28674、特公平
1−46195等参照)、ベルトコンベア式のものにあ
っては一次選別を終えた後、不良品口に排出された、正
常粒混じりの異色粒を一次選別と同一の装置か又は別の
色彩選別装置に供給しているのが現状である。しかも、
コーヒー豆のように、一次選別で異色粒として除去され
たものの中に半数以上の異色粒がある場合には、異色粒
を除去するためのしきいの設定を切換えて正常粒を除去
するためのしきいを設定するとともに感度を調整して、
いわゆる「逆打ち」を行う。そして、二次選別を終えた
ら再び一次選別を行うためにしきいを切換えて感度調整
を行わなければならなかった。
【0005】本発明はこれらの点にかんがみ、ベルトコ
ンベア式の色彩選別機であっても二次選別を容易に行う
ことのできる、粒状物の色彩選別における二次選別装置
を提供することを技術的課題ととする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明のベルトコンベア式粒状物色彩選別機における二
次選別装置にあっては、搬送面をほぼ水平となしたベル
トコンベアの供給始端側に原料を供給する振動供給樋を
設ける一方、前記ベルトコンベアの搬送終端から一定速
度で落下する原料の軌跡の近傍に検出部を設けるととも
に、この検出部と連絡する制御部を設け、この制御部か
らの信号によって作動するエジェクタを前記軌跡に臨設
してなる粒状物の色彩選別機において、 イ.前記ベルトコンベアの搬送面を仕切壁によって区画
して二次選別用搬送面を形成する。 ロ.二次選別用の振動供給樋、検出部及びエジェクタを
設ける。ハ.更に、前記制御部は、一次選別用と二次選別用とに
各々プラスの基準電圧を有する比較器とマイナスの基準
電圧を有する比較器とを設けるとともに、各比較器から
の信号を出力又は停止させるためのスイッチをそれぞれ
設ける。 という技術的手段を講じたものである。
【0007】 そして 、上記二次選別用のエジェクタの下
方に設けたけ精品排出口及び異色粒排出口を各々分岐し
て各一方を一次選別用の振動供給樋に連絡するとともに
各他方を機外へ連通させ、前記各分岐部には一方の排出
口を一次選別用の振動供給樋に連絡したときは他方の排
出口を機外に連通させるよう交互に連動して作動する切
換手段を設けると効果的である。
【0008】
【作用】振動供給樋によりベルトコンベアの搬送始端側
へ供給される原料は、一定速度で落下する間に検出部及
び制御部において異色粒子を検出されるとともに、エジ
ェクタにより当該異色粒子を除去されるのであるが、前
記ベルトコンベアに仕切壁によって形成した二次選別用
搬送面に一次選別で除去された異色粒子を供給すること
により、一次選別と二次選別とを並行して行う。
【0009】 その際 、一次選別によって除去された異色
粒中に正常粒子が少ないときは、二次選別においては、
スイッチにより一次選別とは逆の基準電圧を切換・設定
し、より少ない正常粒子の方を異色粒としてエジェクタ
により除去して「逆打ち」を行う。
【0010】 更に、二次選別用の精品排出口及び異色粒
排出口を各々二分して各一方を一次選別用の振動供給樋
に連絡することにより、前記「逆打ち」を行う場合は、
各分岐部に設けた切換手段を作動させ、異色粒排出口か
ら排出される正常粒を一次選別用の振動供給樋に戻して
再選別を行う。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図面に基づ
いて説明する。図1乃至図4において、フレーム1に駆
動側のローラ2と受動側のローラ3とを行に、かつ回
転自在に支持し、駆動側のローラ2はモータ4に連動連
結され、これらローラ2とローラ3との間に無端のベル
トコンベア5を掛け渡す。ベルトコンベア5の搬送面は
平たん面となし、この搬送面を広・狭に区画する仕切壁
6を、該仕切壁6の下端面をベルトコンベア5の搬送面
に近接させて搬送方向に沿って横架する。また、ベルト
コンベア5の両端には被選別物の脱落を防止する側壁
7,8を設ける。これにより、側壁7と仕切壁6とで形
成される広い方の搬送面を一次選別用搬送面9となし、
側壁8と仕切壁6とで形成される狭い方の搬送面を二次
選別用搬送面10となす。
【0012】 前記ベルトコンベア5の搬送始端側には一
次選別用搬送面9に原料を供給する振動供給樋11A,
11Bと、二次選別用搬送面10に原料を供給する振動
供給樋11Cとを並設し、各振動供給樋11A〜11C
の上方にはこれらの振動供給樋11A〜11Cに対応し
て供給ホッパ12A〜12Cを設ける。他方、ベルトコ
ンベア5の搬送終端側にあって被選別物が落下する原料
軌跡13を挟んで前後一対の光学ケース14A,14B
を対設して検出部15を形成する。すなちわ、バケット
ベルト5の幅方向に横架する長尺の光学ケース14A,
14B内には検出部15を通過する被選別粒を前後から
照射する蛍光管16を2本ずつ内設し、原料軌跡Bの任
意の検出位置Fに向くレンズ筒17A〜17J及び光セ
ンサ18A〜18Jを前側の光学ケース14A内に並設
するとともに、後側の光学ケース14B内には前記検出
位置Fに向くレンズ筒19A〜19J及び光センサ20
A〜20Jを前記同様に設ける。そして、これらの内、
レンズ筒17I,17J及び19I,19J並びに光セ
ンサ18I,18J及び20I,20Jは、二次選別用
搬送面10の搬送終端側に位置するように設けられる。
更に、各光学ケース14A,14B内には光センサ2
0A〜20J及び光センサ18A〜18Jと検出位置F
を結ぶ延長線上に各々長尺のバッグランド21A,21
Bを、モータ22A,22Bによって回動可能に設け、
これによりバックグランド21A,21Bの光量を調節
するまた、各光学ケース14A,14Bの相対する面
に、これらの面上を移動するワイパ57A,57Bを設
けることもある。
【0013】 前記原料軌跡13の検出位置Fの下方には
相対向する一組ずつの光センサ18A,20A,同18
B,20B…光センサ18J,20Jに各々対応して設
けられるエジェクタ23A〜23Jを並設する。エジェ
クタ23A〜23Jはエアフィルタ24などを介してエ
アコンプレッサ(図示せず)に接続される。原料軌跡1
3の更に下方には原料軌跡13に沿って落下する粒状物
を機外に取り出すための一次選別用精品排出樋25と二
次選別用精品排出樋26とを設けるとともに、前記エジ
ェクタ23A〜23Jによって原料軌跡13を逸脱した
粒状物を回収する一次選別用異色粒排出樋27と二次選
別用異色粒排出樋28とを、各々一次及び二次の各搬送
面9,10に対応して設ける。そして、二次選別用精品
排出樋26と二次選別用異色粒排出樋28とには、各排
出口を二分するとともに各一方の排出口を返還用排出口
29,29となし、これら返還用排出口29,29は返
還路30及び振動供給樋11A,11Bを介して一次選
別用搬送面9に連絡され、各他方の排出口を取出用排出
口31,31となす。各取出用排出口31,31と各返
還用排出口29,29との境には精品排出樋用切換弁3
2と異色粒排出樋用切換弁33とをそれぞれ設け、互い
に反対側へ回動するようにモーター34,35又は適宜
な作動手段に連結される(図示せず)。また、前記返還
路30は、例えば横送り用のスクリューコンベアと揚送
用のバケットエレベータとを組み合わせたり空気輸送手
段を用いたりするとよく、返還場所は供給ホッパ12A
若しくは/及び12B内か、又はこれらのホッパをずら
して直接振動供給樋11A若しくは/及び11Bとす
る。
【0014】 次に、コントロールボックス36に内蔵さ
れる制御部の要部について説明する。一次選別用制御部
37は、前後から相対する光センサ8組(18Aと20
A、18Bと20B、…18Hと20H)とそれら各一
組ずつに対応するエジェクタ23A〜23Hとを連絡す
べく形成される(図4)。すなわち、相対する一組の光
センサ18Aと光センサ20Aのうち一方(前側)の光
センサ18Aについてみてみると(図5)、アンプ3
8,39を経て増幅された信号を入力するプラス用比較
器40とマイナス用比較器41とを設け、一方の比較器
40の基準電圧端子にはプラスの基準電圧を設定するプ
ラス用感度調整ボリューム42を接続するとともに、他
方の比較器41の基準電圧端子にはマイナスの基準電圧
を設定するマイナス用感度調整ボリューム43を接続す
る。そして、各比較器40,41の出力側はプラス用ア
ンドゲート44とマイナス用アンドゲート45の各一方
の端子に接続されるとともに、これらゲート44,45
の各他方の端子にはプラス用スイッチ46、マイナス用
スイッチ47が各々介設され、アンドゲート44,45
はオアゲート48に接続されている。
【0015】 他方の光センサ20A(後側)も前記同様
にアンプ38,39を介してプラス用比較器40とマイ
ナス用比較器41とに接続され、それぞれアンドゲート
44,45を経てオアゲート48に接続される(図5中
R1)。前側の光センサ18A用のオアゲート48と後
側の光センサ20A用のオアゲート48との出力側はオ
アゲート49、ワンショット回路50、遅延回路51及
びトランジスタ52を経てエジェクタ23Aの電磁弁に
接続される。前記プラス用アンドゲート44及びマイナ
ス用アンドゲート45にはそれぞれプラス用スイッチ4
6及びマイナス用スイッチ47が接続され、このスイッ
チ46,47はコントロールボックス36前面の操作盤
に設け、一次選別用の制御部37全体が連動してオン・
オフするよう形成される。
【0016】 二次選別用制御部53も一次選別用制御部
37と同様に形成される(一次選別用制御部37におけ
る回路と同一の機能を有する回路には同じ符号を付して
ある)。二次選別用の前側の光センサ18Iについてみ
ると、プラス用比較器40とマイナス用比較器41とは
プラス用アンドゲート44とマイナス用アンドゲート4
5に各々接続され、各アンドゲート44及び45にはプ
ラス用スイッチ54とマイナス用スイッチ55がそれぞ
れ設けられるとともに、これらのスイッチ54,55
は、該光センサ18Iに相対する後側の光センサ20I
に接続されるプラス用スイッチ54とマイナス用スイッ
チ55(R2参照)と連動してオン・オフするよう前記
同様に、操作盤に設けられる。
【0017】 コントロールボックス36内には上記制御
部37,53以外に、ベルトコンベア5用モータ4、振
動供給樋11A〜11C、そして切換弁32,33のモ
ータ34,35の制御部が設けられ、また、コントロー
ルボックス36の下方にオシロスコープ56を載置す
る。
【0018】 次に、上記実施例における具体的作動につ
いて説明する。例えばコーヒー豆を選別する場合は、コ
ーヒー豆を供給ホッパ12A,12B内に手作業又は図
外の揚送装置により投入し、振動供給樋11A,11B
を駆動させるとともにモータ4を起動させてベルトコン
ベア5を回転駆動させる。原料コーヒー豆は一次選別用
搬送面9上に広がって搬送され、搬送終端から原料軌跡
13に沿って落下する。このとき、コーヒー豆は前後か
ら蛍光管16…によって照射され、コーヒー豆が検出位
置Fに至ったときに当該コーヒー豆からの光量とバック
グランド21A,21Bの光量との差を各相対する前後
の光センサ18Aと同20A、光センサ18Nと同20
N…一組ごとに検出される。これは前側の光センサ群1
8A〜18Hと後側の光センサ群20A〜20Hとで別
々にオシロスコープ56で観察され、前後ともオシロ波
形が上下に出現するよう各バックグランド21A,21
Bを各々モータ22A,22Jによって回動させて角度
を変える(図6参照)。次に、エジェクタ23A〜26
Jによって噴風除去すべきコーコー豆の色により、プラ
ス用スイッチ46又はマイナス用スイッチを切換える。
例えば、基準となる褐色のものよりも黒色のものを除去
するときは、プラス用スイッチ46はオフのままで前側
及び後側用のマイナス用スイッチ47を閉じる。このマ
イナス用スイッチ47は、通常「DARK」と表示され
ており、これにより前側、後側ともマイナス側に「しき
い」がかけられ(図6参照)、この「しきい」より下方
(マイナス側)に出る信号がマイナス側アンドゲート4
5から出力されると、この一組の光センサ18A,20
Aに対応するエジェクタ23Aが作動して当該コーヒー
豆を原料軌跡13から噴き飛ばし、異色粒排出樋27に
よって回収される。異色粒排出樋27から排出される黒
色のコーヒー豆の出方に応じて、感度調整ボリューム4
3により基準電圧を変えて「しきい」を上下させ、適宜
な除去割合となるよう調整する。
【0019】 このようにして選別を続行し、異色粒排出
樋27から回収されたコーヒー豆の内訳が、黒色粒60
%、正常粒40%であった場合、このコーヒー豆を一次選
別用の振動供給樋11A,11Bに投入して二次選別す
る際は、前記一次選別とは逆に、マイナス用スイッチ5
5をオフとしたまま前側及び後側用のプラス用スイッチ
54を閉じる。このスイッチ54は、通常「LIGH
T」と表示され、これにより、前側、後側ともプラス側
に「しきい」がかけられ(図6参照)、この「しきい」
より上方(プラス側)に波形が出たときは、除去すべき
正常粒としてエジェクタ23I又は23Jが作動して、
いわゆる逆打ちを行う。したがって、一次選別と並行し
て二次選別を行うことにより、二次選別用搬送面10か
検出部15へ落下する二次選別用原料は、正常粒が異
色粒として噴風除去されて二次選別用異色粒排出樋28
に回収され、除去されなかった黒色粒は、二次選別用精
品排出樋26から機外へ取り出される。すなわち、この
ような逆打ちの場合は、切換弁32によって二次選別用
精品排出樋26の返還用排出口29を閉じるとともに、
切換弁33によって二次選別用異色粒排出樋28の取出
用排出口31を閉じるようモータ34,35を駆動させ
る。
【0020】 前記逆打ちによって二次選別用異色粒排出
樋28に回収された正常粒は、返還用排出口29から返
還路30を経て一次選別用搬送路9に返還され、再び、
一次選別用の検出部15において一次選別の原料ととも
に「三次選別」が行われる。他方、二次選別において
常粒の割合が異色粒よりも多い場合は、一次選別と同様
にプラス用スイッチ54をオフとしたまま、マイナス用
スイッチ55を閉じて(「DARK」)異色粒を噴風・
除去して選別を行う。この際は、切換弁32,33を互
いに反転させ、二次選別用精品排出樋26の返還用排出
口29を開口させて正常粒を返還路30を介して一次選
別用搬送路に返還する。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明のベルトコンベ
ア式粒状物の色彩選別機における二次選別装置によれ
ば、一つのベルトコンベアを一次選別用搬送面と二次選
別用搬送面とに区画し、それぞれに振動供給樋、検出部
及びエジェクタを設けたので、二次選別のための別の色
彩選別機を設けたり、一次選別を全て終了してから二次
選別を行う必要がなく、一次選別と並行して二次選別を
行うことが可能となり、また、一次選別用と二次選別用
とに各々プラスの基準電圧を有する比較器とマイナスの
基準電圧を有する比較器とを設けるとともに、各比較器
からの信号を出力させるか又は停止させるためのスイッ
チを設けることにより、異色粒の混入割合に応じてプラ
スの基準電圧を設定したり、マイナスの基準電圧を設定
したりでき、一次選別と二次選別とで並行して逆の選別
を行うことが可能となる。
【0022】 更に、二次選別用の精品排出口及び異色粒
排出口を各々分岐して各一方を一次選別側へ連絡すると
ともに各地方を機外へ連通させ、各分岐部には交互に反
対方向へ作動する切換手段を設けたので、二次選別にお
いていわゆる逆打ちを行うときは、異色粒排出口側を返
還口となし、精品排出口側を機外へ連動させることで、
逆打ちにおける良品を容易に一次選別側へ返還して「三
次選別」を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の縦断面図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】図1における一部拡大断面図である。
【図4】光学系を示す平面図である。
【図5】制御部を示す回路図である。
【図6】オシロスコープに表れる波形を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 フレーム 2,3 ローラ 4 モータ 5 ベルトコンベア 6 仕切壁 7,8 側壁 9 一次選別用搬送面 10 二次選別用搬送面 11A〜11C 振動供給樋 12A〜12C 供給ホッパ 13 原料軌跡 14A,14B 光学ケース 15 検出部 16 蛍光管 17A〜17J レンズ筒 18A〜18J 光センサ 19A〜19J レンズ筒 20A〜20J 光センサ 21A,21B バックグランド 22A,22B モータ 23A〜23J エジェクタ 24 エアフィルタ 25 一次選別用精品排出樋 26 二次選別用精品排出樋 27 一次選別用異色粒排出樋 28 二次選別用異色粒排出樋 29 返還用排出口 30 返還路 31 取出用排出口 32 精品排出樋用切換弁 33 異色粒排出樋用切換弁 34,35 モータ 36 コントロールボックス 37 一次選別用制御部 38,39 アンプ 40 プラス用比較器 41 マイナス用比較器 42 プラス用感度調整ボリューム 43 マイナス用感度調整ボリューム 44 プラス用アンドゲート 45 マイナス用アンドゲート 46 プラス用スイッチ 47 マイナス用スイッチ 48,49 オアゲート 50 ワンショット回路 51 遅延回路 52 トランジスタ 53 二次選別用制御部 54 プラス用スイッチ 55 マイナス用スイッチ 56 オシロスコープ 57A,57B ワイパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07C 5/342 B07C 5/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送面をほぼ水平となしたベルトコンベ
    アの供給始端側に原料を供給する振動供給樋を設ける一
    方、前記ベルトコンベアの搬送終端から一定速度で落下
    する原料の軌跡の近傍に検出部を設けるとともに、この
    検出部と連絡する制御部を設け、この制御部からの信号
    によって作動するエジェクタを前記軌跡に臨設してなる
    粒状物の色彩選別機において、前記ベルトコンベアの搬
    送面を仕切壁によって区画して二次選別用搬送面を形成
    するとともに、二次選別用の振動供給樋、検出部及びエ
    ジェクタを設け、更に、前記制御部は、一次選別用と二
    次選別用とに各々プラスの基準電圧を有する比較器とマ
    イナスの基準電圧を有する比較器とを設けるとともに、
    各比較器からの信号を出力又は停止させるためのスイッ
    チをそれぞれ設けたことを特徴とするベルトコンベア式
    粒状物色彩選別機における二次選別装置。
  2. 【請求項2】 上記二次選別用のエジェクタの下方に設
    けた精品排出口及び異色粒排出口を各々分岐して各一方
    を一次選別用の振動供給樋に連絡するとともに各他方を
    機外へ連通させ、前記各分岐部には一方の排出口を一次
    選別用の振動供給樋に連絡したときは他方の排出口を機
    外に連通させるよう交互に連動して作動する切換手段を
    設けてなる請求項記載のベルトコンベア式粒状物色
    選別機における二次選別装置。
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