JP3043926U - コンデンサー・ラジエターの洗浄装置 - Google Patents

コンデンサー・ラジエターの洗浄装置

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JP3043926U
JP3043926U JP1997005106U JP510697U JP3043926U JP 3043926 U JP3043926 U JP 3043926U JP 1997005106 U JP1997005106 U JP 1997005106U JP 510697 U JP510697 U JP 510697U JP 3043926 U JP3043926 U JP 3043926U
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JP
Japan
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condenser
radiator
rigid pipe
flexible tube
cleaning device
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Application number
JP1997005106U
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English (en)
Inventor
清 川西
Original Assignee
ヤシマ化学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭隘なコンデンサーとラジエターの間の奥深
くまで、能率的に洗浄することができ、しかも、奥深い
部分を洗浄中に人の手の操作に無理なく追従し得るコン
デンサー・ラジエターの洗浄装置の提供を図る。 【解決手段】 コンデンサーやラジエターの洗浄剤が充
填されたエアゾール容器1と、このエアゾール容器1の
吐出口に接続された柔軟性チューブ2と、この柔軟性チ
ューブ2の先端に接続された剛性パイプ3と、剛性パイ
プ3の先端に設けられたノズル4とからなるコンデンサ
ー・ラジエターの洗浄装置。剛性パイプ3を備えるた
め、コンデンサーとラジエターとの間等の狭隘な部分
に、ノズル4を容易に挿入して洗浄し得る。剛性パイプ
3に代えて、弾性復元性パイプを用いることもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、自動車等の車両に搭載されたコンデンサーやラジエターを洗浄す るための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両に搭載されたコンデンサーやラジエターは、冷却用のフィン間に塵等が溜 まると、その能力が低下するため、洗浄剤で洗浄することが望ましい。ところが 、これらのコンデンサーやラジエターは、狭隘なエンジンルームに搭載されてい るため、搭載状態のまま洗浄することは困難である。そのため、コンデンサーや ラジエターの洗浄剤が充填されたエアゾール容器の吐出口に、軟質合成樹脂製の チューブを接続し、その先端にノズルを設けた洗浄装置が知られている。ところ が、コンデンサーとラジエターの間は、2〜3cmで、高さ(深さ)が20〜30 cmであるため、その上部付近では、チューブのノズル付近を持って能率的に洗浄 できるものの、その下部付近まで軟質合成樹脂製のチューブを進入させ、使用者 の思いのままに操作して、隅々まで洗浄することは困難であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本願の第1の考案は、狭隘なコンデンサーとラジエターの間の奥深くまで、能 率的に洗浄することのできるコンデンサー・ラジエターの洗浄装置を提供せんと するものである。本願の第2の考案は、狭隘なコンデンサーとラジエターの間の 奥深くまで、能率的に洗浄することのでき、しかも、奥深い部分を洗浄中に人の 手の操作に無理なく追従し得るコンデンサー・ラジエターの洗浄装置を提供せん とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本願の第1の考案は、コンデンサーやラジエターの洗浄剤が充填された エアゾール容器1と、このエアゾール容器1の吐出口に接続された柔軟性チュー ブ2と、この柔軟性チューブ2の先端に接続された剛性パイプ3と、剛性パイプ 3の先端に設けられたノズル4とからなるコンデンサー・ラジエターの洗浄装置 を提供せんとするものである。
【0005】 本願の第2の考案は、コンデンサーやラジエターの洗浄剤が充填されたエアゾ ール容器1と、このエアゾール容器1の吐出口に接続された柔軟性チューブ2と 、この柔軟性チューブ2の先端に接続された自立性を備えた弾性復元性パイプと 、この弾性復元性パイプの先端に設けられたノズル4とからなるコンデンサー・ ラジエターの洗浄装置を提供するものである。
【0006】 本願考案において、柔軟性チューブとは、人の手先の力のみで屈曲することが できる程度の柔軟性を有するチューブを言い、また、剛性パイプとは、人の手先 の力のみで屈曲することができない程度の剛性を有するパイプを言い、自立性を 備えた弾性復元性パイプとは、パイプの基端を持って操作しても元の形状を維持 すると共に、人の手先の力で屈曲するものの、その力を抜くと元の形状に復元す る性質を有するパイプを言う。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本願考案の一実施例を説明する。 図1は本願考案の実施の形態に係るコンデンサー・ラジエターの洗浄装置の説 明図であり、図2はその使用の説明図である。この実施の形態に係るコンデンサ ー・ラジエターの洗浄装置は、コンデンサーやラジエターの洗浄剤が充填された エアゾール容器1と、柔軟性チューブ2と、剛性パイプ3とを備える。
【0008】 柔軟性チューブ2は、塩化ビニル等の軟質合成樹脂や合成ゴム等から構成され た柔軟なチューブであり、人の手先の力によって容易に屈曲する。このチューブ 2の基端は、エアゾール容器1の吐出口11に接続されている。この接続は、筒 状の吐出口11をチューブ2の基端に嵌入することによって行われているが、抜 け止めのリングや、ねじ等を採用してもよい。この柔軟性チューブ2の長さは、 作業中に邪魔にならず、また、適当な作業の自由度を保つ範囲で適宜設定すれば よいが、30〜60cm程度が適当である。
【0009】 剛性パイプ3は、ステンレス等の金属や硬質の合成樹脂で形成され、人の手先 の力のみで屈曲することができない程度の剛性を有するものである。この剛性パ イプ3の基端に、上記の柔軟性チューブ2の先端が嵌入されることによって、接 続されている。接続は、この嵌入のみならず、抜け止めのリングや、ねじ等を採 用してもよい。また、接続用のジョイント部材を介して、剛性パイプ3の基端と 柔軟性チューブ2の先端とを接続してもよい。この剛性パイプ3の長さは、コン デンサーやラジエターの奥(下方)まで届く範囲で設定すればよく、25〜40 cm程度が適当である。剛性パイプ3は、直線状であればよいが、必要に応じて、 一部分を屈曲させておいてもよい。
【0010】 剛性パイプ3の先端には、ノズル4が接続されている。このノズル4は、吐出 方向を、剛性パイプ3の軸方向と略直交する方向になすもので、硬質の合成樹脂 や金属製とすればよいが、剛性パイプ3の先端を曲げることによって、ノズル4 の機能を持たせるものとしてもよい。
【0011】 使用に際しては、図2に示すように、エアゾール容器1を片手で持ち、もう一 方の手で剛性パイプ3の基端を持ち、その先端のノズル4を自動車等のコンデン サー101やラジエター102の間や周辺に沿わせる。エアゾール容器1の吐出 ボタンを押して、内部の洗浄剤を吐出させ、柔軟性チューブ2から剛性パイプ3 を経てノズル4から吐出させる。そして、吐出させた状態で、剛性パイプ3を上 下左右に動かして、コンデンサー101やラジエター102の隅々まで、洗浄す るものである。このように、本願の第1の考案では、剛性パイプ3を有するため 、コンデンサー101とラジエター102との間の奥深くまでも、簡単にノズル 4を挿入することができ、能率的で確実な洗浄を実現し得たものである。
【0012】 本願の第2の考案では、剛性パイプ3に代えて、自立性を備えた弾性復元性パ イプを用いる。この弾性復元性パイプは、パイプの基端を持って操作しても元の 形状を維持する点では、先の剛性パイプ3と同じであるが、人の手先の力で屈曲 するものの、その力を抜くと元の形状に復元する性質を有する点で相違する。即 ち、剛性パイプ3では、実質的に弾性がないため、正確に操作しないと、つっか えて動かなくなると言ったことが生じてしまう。ところが、この場合では、自立 性と弾性復元性とを兼ね備えたものとすることによって、少し程度、機器に接触 しても、つっかえて動かなくなると言ったことを防止できるものである。自立性 を備えた弾性復元性パイプの材質としては、グラスファイバーが望ましいが、剛 性パイプ3と同様のステンレス等の金属や硬質の合成樹脂であっても、その肉厚 を適当な値とすることによって、対応し得るものである。
【0013】
【考案の効果】
以上、本願の第1の考案は、狭隘なコンデンサーとラジエターの間の奥深くま で、能率的に洗浄することのできるコンデンサー・ラジエターの洗浄装置を提供 することができたものである。
【0014】 本願の第2の考案は、狭隘なコンデンサーとラジエターの間の奥深くまで、能 率的に洗浄することのでき、しかも、奥深い部分を洗浄中に人の手の操作に無理 なく追従し得るコンデンサー・ラジエターの洗浄装置を提供することができたも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の実施の形態に係るコンデンサー・ラ
ジエターの洗浄装置の説明図である。
【図2】同洗浄装置の使用状態の説明図である。
【符号の説明】
1…エアゾール容器 2…柔軟性チューブ 3…剛性パイプ 4…ノズル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサーやラジエターの洗浄剤が充
    填されたエアゾール容器(1) と、このエアゾール容器
    (1) の吐出口に接続された柔軟性チューブ(2)と、この
    柔軟性チューブ(2) の先端に接続された剛性パイプ(3)
    と、剛性パイプの先端に設けられたノズル(4) とからな
    るコンデンサー・ラジエターの洗浄装置。
  2. 【請求項2】 コンデンサーやラジエターの洗浄剤が充
    填されたエアゾール容器(1) と、このエアゾール容器
    (1) の吐出口に接続された柔軟性チューブ(2)と、この
    柔軟性チューブ(2) の先端に接続された自立性を備えた
    弾性復元性パイプと、この弾性復元性パイプの先端に設
    けられたノズル(4) とからなるコンデンサー・ラジエタ
    ーの洗浄装置。
JP1997005106U 1997-05-30 1997-05-30 コンデンサー・ラジエターの洗浄装置 Expired - Lifetime JP3043926U (ja)

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