JP3043781U - 包装用容器 - Google Patents

包装用容器

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JP3043781U
JP3043781U JP1997004362U JP436297U JP3043781U JP 3043781 U JP3043781 U JP 3043781U JP 1997004362 U JP1997004362 U JP 1997004362U JP 436297 U JP436297 U JP 436297U JP 3043781 U JP3043781 U JP 3043781U
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JP
Japan
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braille
lid
packaging container
convex portion
contents
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Application number
JP1997004362U
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Inventor
敏博 中嶋
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Atsugi Plastics Co Ltd
Original Assignee
Atsugi Plastics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】目の不自由な人にとっても品名や内容物等の情
報の確認ができ、しかも、小突起の輪郭が明確な包装用
容器を提供すること。 【解決手段】アイスクリーム、ヨーグルト等の食品を収
容する合成樹脂製の包装用容器であって、蓋20又は容
器本体10の表面に内容物等の情報を表示するための点
字用凸部23を設けたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、アイスクリーム、ヨーグルト等の食品を収容するための合成樹脂 製包装用容器に関し、より詳しくは、目の不自由な人のために特に有用な包装用 容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、包装用容器のうち、特に合成樹脂製のアイスクリーム、ヨーグルト等の 食品を収容する包装用容器は、合成樹脂製又は紙製の容器本体と、合成樹脂製の 蓋からなり、蓋は合成樹脂製シート部材を材料として金型による成形によって形 成されている。
【0003】 上記蓋は、成形にて作成されるので、印刷により蓋の表面に品名、種類等の表 示を好適に行うことができる。 しかしながら、このような印刷にて内容物の表示を行った場合、印刷表面は平 面であるため、目の不自由な人にとって品名や種類、内容、賞味期限等の確認が できないという問題があった。特に食品を収容する包装用容器にあっては、これ らの情報を入手できないと、間違って口にする場合も起こり、より一層深刻な事 態を招くことになるものであった。
【0004】 また、合成樹脂製シート部材を用いて蓋を作成する場合は、キャビティ内に突 出した凸部を有する金型を用い、蓋の裏面側から小突起の成形を行なうと、小突 起は輪郭が明確にならず、点字用の凸部として構成することができなかった。 そこで、この考案は、目の不自由な人にとっても品名や内容物等の情報の確認 ができ、しかも、小突起の輪郭が明確な包装用容器を提供することを目的として いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、この考案の包装用容器は、蓋又は容器本体の表面に 内容物等の情報を表示するための点字用凸部を設けたことを特徴としている。 この包装用容器によれば、内容物等の情報を表示した点字用凸部を指でなぞる と、目の不自由な人においてもそれらの情報を入手することができる。
【0006】 また、上記点字用凸部は成形金型の凹部により吸引成形したものであるから、 凸部の輪郭が明確であり、点字用凸部として構成することができる。
【0007】
【考案の実施の態様】
次に、この考案の実施の態様を説明する。図1は、この実施態様の包装用容器 の概略斜視図で、図2は蓋の要部の拡大図である。 包装用容器は、この例ではヨーグルトを収容する容器を示しており、外形が円 形で深底の容器本体10と、この容器本体10に被蓋する蓋20とを具備する。 容器本体10は、合成樹脂や紙を成形して製造されており、外形も円形の他、方 形や多角形等種々の形態のものがある。また、容器の深さにおいても収容物に合 わせて適当に設定することができる。
【0008】 蓋20は、蓋の周縁21が容器本体10の口縁部11に嵌合するよう曲折され ている。また、蓋20は、中央が平面状に形成され、この面に情報表示用の印刷 部22と点字用凸部23が形成されている。印刷部22と点字用凸部23は、商 品名の他、商品の種類、内容、賞味期限等の内容物の情報を表示している。表示 の例としては、品名等の他、例えばヨーグルトの種類として採用される、プレー ン、オレンジ、アロエ、キーウィ等のような表示をすることができるもので、こ の実施態様における点字用凸部23は、図3に示すように「プ」「レ」「ー」「 ン」を示す点字の構成により「プレーン」としての表示を行っている。
【0009】 蓋20は、延伸もしくは未延伸のポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビ ニル、ポリエチレンテレフタレート等による発泡体もしくは非発泡体からなる合 成樹脂材料のシート部材を成形しており、金型による蓋の成形時に上記点字用凸 部23を一体成形している。上記金型による蓋20の成形は、図4に示すように 、雌型Aと雄型Bを使用する。雌型Aには、点字用凸部23を形成するための凹 部aが、0.7φの大きさで、かつほぼ半球状で所定位置に設けられ、この凹部 aに連通して吸引孔cが設けられている。従って、この金型による成型時に、雌 型Aの吸引孔cを介してシート部材を押圧成形しながら吸引することにより、シ ート部材は凹部aの型に沿って正確に形成される。従って、点字用凸部23は、 所定の形状に、かつ明確な輪郭を有する小突起として形成される。
【0010】 上記の実施態様の包装用容器によれば、蓋20に点字用凸部23が形成されて いるので、目の不自由な人においても、品名、種類、内容、賞味期限等の必要な 情報を入手することができる。また、点字用凸部23は、凸部形状が明確であり 、点字用凸部23を指でなぞるだけで確実に情報を入手することができる。 なお、上記実施態様では、蓋20に点字用凸部23を形成しているが、容器本 体10を合成樹脂製であれば、その側面や底面に点字用凸部を設けることができ る。
【0011】
【考案の効果】
以上のように、この考案の包装用容器は、蓋又は容器本体に点字用凸部が形成 されているので、目の不自由な人も、収容物の品名、種類、内容、賞味期限等の 必要な情報を入手することができる。 また、点字用凸部は、凸部形状が明確であり、指でなぞるだけで確実に情報を 入手することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施態様の包装用容器の概略斜視図
である。
【図2】蓋の要部拡大図である。
【図3】点字用凸部の正面図である。
【図4】成型用金型の概略図である。
【符号の説明】
10 容器本体 20 蓋 23 点字用凸部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイスクリーム、ヨーグルト等の食品を収
    容する合成樹脂製の包装用容器であって、蓋又は容器本
    体の表面に内容物等の情報を表示するための点字用凸部
    を設けたことを特徴とする包装用容器。
  2. 【請求項2】点字用凸部は成形金型の凹部を利用して吸
    引成形により形成したものである上記請求項1記載の包
    装用容器。
JP1997004362U 1997-05-27 1997-05-27 包装用容器 Expired - Lifetime JP3043781U (ja)

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