JP3043146U - 組立式展示台座 - Google Patents

組立式展示台座

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JP3043146U
JP3043146U JP1997003640U JP364097U JP3043146U JP 3043146 U JP3043146 U JP 3043146U JP 1997003640 U JP1997003640 U JP 1997003640U JP 364097 U JP364097 U JP 364097U JP 3043146 U JP3043146 U JP 3043146U
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JP1997003640U
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Inventor
信男 中村
Original Assignee
株式会社中村多喜彌商店
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保管や配送の際に嵩張らない展示台座を提供
することである。 【解決手段】 展示台座を、各々4枚の鋼製の枠体1お
よび裏面にゴム磁石9が貼付された側板2と、1枚の天
板3からなり、各枠体1をねじで分離自在に結合し、こ
の結合した各枠体1に各側板2をゴム磁石9で固着する
とともに、この枠体1の上に天板3を載置した構成とす
ることにより、保管や配送の際に容易に分解でき、狭い
スペースに収納できるようにしたのである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、美術品等を展示するための台座に関するものである。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
博物館や美術館では美術品等を展示台座に載せて展示することが多い。この展 示台座としては、箱状のものがよく用いられている。
【0003】 博物館や美術館では美術品等の展示品を一定期間毎に交替し、この際に展示品 の大きさに合わせて展示台座も取り替えている。交替された展示品は貯蔵室等に 保管されるか、他の博物館等での展示のために荷造りして配送される。一方、取 り替えられた展示台座も倉庫等に保管されるか、展示品と合わせて配送される。
【0004】 従来の箱状の展示台座は、上述のように倉庫等に保管したり、他の博物館等へ 配送する際に嵩張る問題がある。
【0005】 そこで、この考案の課題は、保管や配送の際に嵩張らない展示台座を提供する ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案の組立式展示台座は、矩形でその縦枠 の高さが等しい3枚以上の枠体と、この枠体と概略同じ形状で同枚数の側板と、 1枚の天板とからなり、前記各枠体もしくは各側板のいずれか一方に磁石を取り 付けるとともに、他方の全部もしくは一部を強磁性体の素材で形成し、隣接する 前記各枠体を分離自在に結合し、この結合した各枠体に前記各側板を前記磁石に より固着し、この各枠体の上に前記天板を載置した構成としたのである。
【0007】 すなわち、この考案は、展示台座を3枚以上の枠体および側板と、1枚の天板 で別々に構成して組立式とし、各枠体を分離自在に結合するとともに、これらの 枠体に各側板を磁石で固着する構成を採用したのである。
【0008】 枠体と側板を磁石で固着する方法としては、枠体もしくは側板のいずれか一方 の辺部にゴム磁石を貼付し、他方を鋼で形成する方法を採用することができる。
【0009】 また、隣接する各枠体を分離自在に結合する方法としては、前記各枠体を矩形 断面パイプで形成するとともに、前記隣接する各枠体の縦枠のいずれか一方にナ ットを埋め込んだ穴を設け、他方の縦枠に貫通孔を設けて、この貫通孔を通して ボルトを前記ナットに嵌合する方法や、前記隣接する各枠体の上枠の上面および 下枠の下面にねじ穴を設け、そのコーナー角度が前記隣接する枠体の結合角度に 等しく、かつ複数の貫通孔を有する3角形状の結合金具を用いて、この結合金具 の貫通孔を通して、ねじもしくはボルトを前記各ねじ穴に嵌合する方法を採用す ることができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の具体的な実施形態を、図1乃至図6に基づいて説明する。図 1は、各々同一形状の4枚の枠体1および側板2と、1枚の天板3からなる組立 式展示台座を分解して示すものである。図2は、さらに枠体1を分解した図であ る。同一形状の4枚の枠体1で形成される組立式展示台座の横断面形状は正四角 形になっている。
【0011】 各枠体1は、鋼製の矩形断面パイプで形成され、対向する2枚の枠体1の縦枠 4aには、その上部と下部に、後述する6角穴付きボルトを通すための貫通孔5 が設けられている。他の対向する2枚の枠体1の縦枠4bにも、その上部と下部 に穴6が開けられ、ここに後述するナットが埋め込まれている。また、各枠体1 の上枠7の上面には、天板3を固定するための突起8が設けられている。
【0012】 各側板2は木製の化粧板で形成され、その裏面の4つの辺部には、ゴム磁石9 が貼付されている。天板3は同じく木製の化粧板で正方形に形成され、その裏面 には、前記上枠7に設けられた突起8に係合する穴10が設けられている。側板 2および天板3には、上記の木製のほかに、アルミニウムや合成樹脂等の板を用 いてもよい。
【0013】 図3は前記組立式展示台座の組立図、図4はその天板3を外したときの平面図 、図5は隣接する各枠体1の縦枠4a、4bの結合部を拡大した断面図である。 隣接する各枠体1は、その縦枠4a、4bの上部と下部で6角穴付きボルト11 とナット12で分離自在に結合されている。すなわち、縦枠4aに設けられた前 記貫通孔5に、円筒状の座金13を取り付けられた6角穴付きボルト11が通さ れ、縦枠4bに開けられた前記穴6に埋め込まれたナット12のねじ孔に、この 6角穴付きボルト11が締め込まれている。なお、前記貫通孔5の6角穴付きボ ルト11を入れる側は6角穴付きボルト11の頭部よりも大径に形成され、その 出側は前記座金13の押さえ面と重なるように小径に形成されている。
【0014】 また、前記6角穴付きボルト11の替わりに、6角ボルトを用いることもでき 、この6角ボルトの頭部を前記貫通孔5よりも大きくすれば、座金13を省略す ることもできる。
【0015】 図6は、隣接する枠体14、15を3角形状の結合金具16で結合した実施形 態を示す。この実施形態では、枠体14、15は鋼製の矩形断面棒材で形成され ている。前記結合金具16は、そのコーナー17の角度が枠体14、15の結合 角度と等しい直角に形成されるとともに、3つの貫通孔18が設けられ、この貫 通孔18を通して皿ねじ19が、前記枠体14、15の上枠の上面に設けられた ねじ穴20に締め込まれている。図示はしないが、枠体14、15の下枠も同様 の結合金具で結合されている。
【0016】 なお、前記枠体14、15の上枠および下枠の前記結合金具16を取り付ける 部分に、この結合金具16の厚みと等しい凹みを設けて、結合金具16取り付け 部分の段差を吸収することもできる。また、前記天板の裏面に同様な凹みを設け て段差を吸収することもできる。
【0017】 以上の実施形態では、枠体を強磁性体の鋼で形成し、側板に磁石を取り付ける 構成としたが、側板を強磁性体の素材、例えばほうろう鋼板やフェライト系ステ ンレス鋼板とし、枠体に磁石を取り付ける構成とすることもできる。
【0018】 また、以上の実施形態は、同一形状の4枚の枠体を直角に結合した正方形断面 の展示台座について述べたが、各枠体の上下枠の長さを2枚づつ変えて長方形断 面としたり、隣接する枠体の結合角度を変えて菱形断面とした展示台座も形成す ることができる。各枠体の上下枠の長さも結合角度も変えて不等辺四角形断面の 展示台座も形成できることは勿論である。
【0019】 さらに、枠体の枚数を3枚とした三角形断面の展示台座や、5枚以上の枠体を 用いた多角形断面の展示台座も形成できる。隣接する枠体の結合角度が直角でな い場合は、図6に示した結合金具のコーナー角度を所望の結合角度とすることに より、各枠体を結合することができる。なお、前記結合角度が90度未満の場合 は、結合される枠体縦枠の結合面のいずれか一方もしくは両方に、逃げ角を設け ればよい。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したことから明らかなように、この考案による組立式展示台座は、各 々3枚以上の枠体および側板と、1枚の天板からなり、各枠体を分離自在に結合 するとともに、これらの枠体に各側板を磁石で固着する構成としたので、保管や 配送の際に容易に分解でき、狭いスペースに収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の組立式展示台座の分解斜視図
【図2】図1の要部をなす枠体の分解斜視図
【図3】図1の組立斜視図
【図4】図3の天板を外した状態の平面図
【図5】図4の一部拡大断面図
【図6】枠体の一結合方法を示す説明図
【符号の説明】
1 枠体 2 側板 3 天板 4a、4b 縦枠 5 貫通孔 6 穴 7 上枠 8 突起 9 ゴム磁石 10 穴 11 穴付き6角ボルト 12 ナット 13 座金 14、15 枠体 16 結合金具 17 コーナー 18 貫通孔 19 皿ねじ 20 ねじ穴

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形でその縦枠の高さが等しい3枚以上
    の枠体と、この枠体と概略同じ形状で同枚数の側板と、
    1枚の天板とからなり、前記各枠体もしくは各側板のい
    ずれか一方に磁石を取り付けるとともに、他方の全部も
    しくは一部を強磁性体の素材で形成し、隣接する前記各
    枠体を分離自在に結合し、この結合した各枠体に前記各
    側板を前記磁石により固着し、この各枠体の上に前記天
    板を載置した組立式展示台座。
  2. 【請求項2】 前記各枠体もしくは各側板のいずれか一
    方が、その辺部にゴム磁石を貼付されたものであり、他
    方が鋼で形成された請求項1に記載の組立式展示台座。
  3. 【請求項3】 前記各枠体を矩形断面パイプで形成する
    とともに、前記隣接する各枠体の縦枠のいずれか一方に
    穴を設けてナットを埋め込み、他方の縦枠に貫通孔を設
    けて、この貫通孔を通してボルトを前記ナットに嵌合す
    ることにより、隣接する各枠体を分離自在に結合した請
    求項1乃至請求項2のいずれかに記載の組立式展示台
    座。
  4. 【請求項4】 前記隣接する各枠体の上枠の上面および
    下枠の下面にねじ穴を設け、そのコーナー角度が前記隣
    接する枠体の結合角度に等しく、かつ複数の貫通孔を有
    する3角形状の結合金具を用いて、この結合金具の貫通
    孔を通して、ねじもしくはボルトを前記各ねじ穴に嵌合
    することにより、隣接する各枠体を分離自在に結合した
    請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の組立式展示台
    座。
JP1997003640U 1997-05-07 1997-05-07 組立式展示台座 Expired - Lifetime JP3043146U (ja)

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