JP3043098U - ソーラーシステムを備えた自動車 - Google Patents

ソーラーシステムを備えた自動車

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JP3043098U
JP3043098U JP1997002806U JP280697U JP3043098U JP 3043098 U JP3043098 U JP 3043098U JP 1997002806 U JP1997002806 U JP 1997002806U JP 280697 U JP280697 U JP 280697U JP 3043098 U JP3043098 U JP 3043098U
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JP
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battery
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solar
solar cell
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JP1997002806U
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Inventor
正一 阿部
Original Assignee
株式会社エービー企画
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Publication date
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    • Y02E60/12

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】バッテリーを常に充電した状態に保ち、大量の
電力消費にも耐える。 【解決手段】太陽電池2と主バッテリー3と補助バッテ
リー4と変換器5とを有する。太陽電池2は車体上部に
設けられ、主バッテリー3に電気的に接続されて主バッ
テリー3を充電可能である。補助バッテリー4は太陽電
池2および主バッテリー3に電気的に接続されて太陽電
池2により充電可能でかつ主バッテリー3を充電可能で
ある。変換器5は補助バッテリー4に電気的に接続され
て補助バッテリー4の電力を直流から100V電圧の交
流に変換する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、太陽光発電による電力をバッテリーで蓄えて利用可能なソーラーシ ステムを備えた自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車では、エンジン電装系の1つのバッテリーが自動車走行および車 体に付属する各種アイテムの電源としての機能を果たしている。そのバッテリー は、自動車のエンジン出力でジェネレータを回転させて発電した電力で充電され る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の自動車では、エンジンをかけた状態でなければ、バッテ リーがすぐに上がってしまううえ、エンジンをかけた状態でも、暑い夏や寒い雪 の日などエアコンをかけっぱなしで長時間走行する場合や、渋滞の時に、眠気を 覚ますためにボリュームを上げてオーディオを使用する場合、誤って室内灯やヘ ッドランプ、テールランプなどを点けっぱなしで長時間駐車した場合など、大量 に電力を使うとバッテリーにかかる負担は非常に大きくなり、バッテリーが上が ってしまうという問題点があった。
【0004】 本考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、バッテリーを 常に充電した状態に保ち、大量の電力消費にも耐えることができるソーラーシス テムを備えた自動車を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係るソーラーシステムを備えた自動車は 、エンジン電装系の主バッテリーを有する自動車において:車体上部に設けられ 、前記主バッテリーに電気的に接続されて前記主バッテリーを充電可能な太陽電 池と;前記太陽電池および前記主バッテリーに電気的に接続されて前記太陽電池 により充電可能でかつ前記主バッテリーを充電可能な補助バッテリーと;前記補 助バッテリーに電気的に接続されて前記補助バッテリーの電力を直流から100 V電圧の交流に変換する変換器とを;有することを特徴とする。
【0006】 自動車は、普通乗用車、キャンピングカー、バス、その他いかなる自動車であ ってもよい。太陽電池は、屋根上、トランクリット、その他の車体上部に取り付 けられる。太陽電池は、車体上部に直接取り付けられても、台を介して取り付け られてもよい。主バッテリーおよび補助バッテリーは、12V又は24V電圧の ものが好ましい。
【0007】 本考案に係るソーラーシステムを備えた自動車は、一般の自動車と同様に、エ ンジン電装系の主バッテリーでスターターモーターの回転、スパークプラグの点 火、ジェネレーターの発電による充電、照明・計器等への電力供給などを行う。 太陽電池は、車体上部で太陽の光を受けて発電し、主バッテリーおよび補助バッ テリーを充電する。このため、エンジンをかけた状態はもちろん、エンジンを切 った状態でも、主バッテリーおよび補助バッテリーを常に充電した状態に保ち、 大量の電力消費にも耐えることができる。補助バッテリーの電力は、変換器によ り100V電圧の交流に変換される。このため、変換器を通した電力により、一 般の電化製品を車内で直接、用いることができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。 図1および図2は、本考案の実施の形態を示している。 図1および図2に示すように、ソーラーシステムを備えた自動車1は、太陽電 池2、主バッテリー3、補助バッテリー4、変換器5および電流リミッター6を 有している。太陽電池2は取付け台7の上に固定され、取付け台7はトランクリ ット8の上部に設けられている。しかしながら、太陽電池2は、車体の屋根上部 9に固定されてもよい。主バッテリー3は、一般の自動車のエンジン電装系の1 2V電圧のバッテリーであり、ボンネット10内に収容される。補助バッテリー 4は、主バッテリー3と同じ12V電圧のバッテリーから成る。太陽電池2は、 主バッテリー3および補助バッテリー4にケーブルで電気的に接続されて主バッ テリー3および補助バッテリー4を充電可能である。
【0009】 補助バッテリー4は、主バッテリー3にケーブルで電気的に接続されて主バッ テリー3を充電可能である。変換器5は、補助バッテリー4に電気的に接続され て補助バッテリー4の電力を直流から100V電圧の交流に変換する。変換器5 からの電力は電流リミッター6によってコントロールされ、常に安定した電力が 供給される。補助バッテリー4および変換器5は、トランク内に設けられている 。しかしながら、補助バッテリー4および変換器5は、車体の他の場所に設けら れてもよい。車内には、変換器5からの100V電圧の電流のコンセント11が 設けられ、電化製品12の電気コードプラグを接続可能である。
【0010】 次に、作用について説明する。 ソーラーシステムを備えた自動車1は、一般の自動車と同様に、エンジン電装 系の主バッテリー3でスターターモーターの回転、スパークプラグの点火、ジェ ネレーターの発電による充電、照明・計器等への電力供給などを行う。太陽電池 2は、車体上部で日中、太陽の光を受けて発電し、主バッテリー3および補助バ ッテリー4を充電する。このため、エンジンをかけた状態はもちろん、エンジン を切った状態でも、主バッテリー3および補助バッテリー4を常に充電した状態 に保ち、大量の電力消費にも耐えることができる。さらに、ソーラーシステムを 備えた自動車1では、電源が主バッテリー3と補助バッテリー4との2つに分散 している。このため、主バッテリー3にかかる負担が減り、主バッテリー3が上 がるのを二重に防止している。
【0011】 特に冬場は、低温下によりバッテリーにかかる負担も大きく、通常よりもバッ テリーの性能を充分に発揮することができなくなる。この場合でも、ソーラーシ ステムを備えた自動車1では、バッテリーが上がるのを防ぎ、自動車の走行や車 体に付属する各種アイテムの作動に影響を受けない。例えば、エンジンを切った 状態でも、エアコンディショナー13、オーディオ機器14、テレビ15、室内 灯16、FAX機器、カーナビゲーションシステムなどを自由に使うことができ る。また、アイドリング機能によるガソリンの燃費も少なく抑えることができる 。補助バッテリー4の電力は、変換器5により100V電圧の交流に変換される 。このため、変換器5を通した電力により、一般の電化製品12を車内で直接、 用いることができる。
【0012】 近年、クリーンエネルギーの開発に伴って、自動車関連企業も電気やソーラー などを使った電気自動車の開発に力を注いでいる。自然のエネルギーを動力とす ることは環境に対する前向きな姿勢であり、今後、地球全体の問題として取り上 げられる重要な課題である。本考案者は、この問題に対して研究努力を続け、ク リーンエネルギーを使用して省エネルギーを達成するソーラーシステムを備えた 自動車1を開発したものである。将来、自動車は、ガソリンを使わずにクリーン エネルギーの太陽エネルギーや電気をエネルギー源とする時代が来る。ソーラー システムを備えた自動車1は、その前段階としてクリーンな太陽エネルギーの一 般的な使用を可能にするものである。
【0013】
【考案の効果】
本考案に係るソーラーシステムを備えた自動車によれば、太陽電池、補助バッ テリーおよび変換器を備えているので、エンジンをかけた状態はもちろん、エン ジンを切った状態でも、バッテリーを常に充電した状態に保ち、大量の電力消費 にも耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態のソーラーシステムを備え
た自動車の電気系統を示す説明図である。
【図2】図1に示すソーラーシステムを備えた自動車の
斜視図である。
【符号の説明】
1 ソーラーシステムを備えた自動車 2 太陽電池 3 主バッテリー 4 補助バッテリー 5 変換器 6 電流リミッター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン電装系の主バッテリーを有する自
    動車において、 車体上部に設けられ、前記主バッテリーに電気的に接続
    されて前記主バッテリーを充電可能な太陽電池と、 前記太陽電池および前記主バッテリーに電気的に接続さ
    れて前記太陽電池により充電可能でかつ前記主バッテリ
    ーを充電可能な補助バッテリーと、 前記補助バッテリーに電気的に接続されて前記補助バッ
    テリーの電力を直流から100V電圧の交流に変換する
    変換器とを、 有することを特徴とするソーラーシステムを備えた自動
    車。
JP1997002806U 1997-03-29 1997-03-29 ソーラーシステムを備えた自動車 Expired - Lifetime JP3043098U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101248209B1 (ko) * 2011-07-29 2013-03-27 주식회사 경신 차량용 배터리 충전 장치

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