JP3042685U - 腰掛座ぶとん - Google Patents

腰掛座ぶとん

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JP3042685U
JP3042685U JP1996013153U JP1315396U JP3042685U JP 3042685 U JP3042685 U JP 3042685U JP 1996013153 U JP1996013153 U JP 1996013153U JP 1315396 U JP1315396 U JP 1315396U JP 3042685 U JP3042685 U JP 3042685U
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JP
Japan
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sitting
seat cushion
seat
ankles
floor
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Application number
JP1996013153U
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English (en)
Inventor
剛 山崎
Original Assignee
剛 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのような場所で使用しても下肢部への血行
を悪化させることなく苦痛をやわらげ、長時間の正座に
耐えられる座ぶとんを提供する。 【解決手段】 適宜の柔軟性をもつ座ぶとん部1の上面
にこれと一体的に柔軟性とやや硬質性の腰掛部2を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、座ぶとん、特に長時間の正座に耐えられるようにした腰掛座ぶとん に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、正座すると大腿部でふくらはぎを圧迫し、かつ臀部で足首、くるぶし 等を圧迫するため、下肢部への血行が悪くなる。このため、主として足首及びそ の周辺部から足指先にかけてしびれが生じたり、冷たくなったりして著しい苦痛 を与える。
【0003】 そこで従来、自転車のサドル状の正座用腰掛が案出されている。これに腰掛け るようにして正座すれば、正座姿勢自体に起因する大腿部によるふくらはぎの圧 迫や、臀部による足首、くるぶし等の圧迫の殆どが緩和される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記従来の正座用腰掛では、板張り床等、固い床での使用は勿論のこと 、畳での使用においても、効果が薄いという問題点があった。すなわち、このよ うな正座用腰掛を用いても、正座した際、膝下部から足首、甲にかけての部位の 床、畳面で圧迫は避けられず、その部位の血行を阻害し、強いてはふくらはぎや 、足首、くるぶし等の血行も低下させ、結局、長時間の正座に耐えられるもので はなかった。
【0005】 本考案は、正座姿勢自体に起因する圧迫を緩和できるのみならず、板張り床等 の固い床や畳での使用における膝下部から足首、甲にかけての部位の床、畳面で の圧迫及び冷え、しびれをも緩和できて、常に下肢部への血行を悪化させること なく苦痛をやわらげ、長時間の正座に耐えられるようにすると共に、床座面部の 温度にかかわらず、下肢部の冷えや熱も体温に保持できる腰掛座ぶとんを提供す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、適宜の柔軟性をもつ座ぶとん部と、この座ぶとん部の上面に当該 座ぶとん部に一体的に載置、固着された腰掛部とを設けることにより達成される 。
【0007】 前記座ぶとん部の後方部の肉厚は、その前方部より肉薄に形成したことにより 、足首、甲への圧迫感を緩和できる。
【0008】 座ぶとん部は、適宜の柔軟性と断熱性をもち、板張り床等の固い床や畳での使 用における膝下部から足首、甲にかけての部位の床、畳面による圧迫と温度差を 緩和する。又、腰掛部は、これに腰掛けるように正座することで正座姿勢自体に 起因する大腿部によるふくらはぎの圧迫や、臀部による足首、くるぶし等の圧迫 を緩和する。これによれば、常に下肢部への血行を悪化させることなく苦痛をや わらげ、長時間の正座を可能とする。
【0009】 尚、腰掛部は座ぶとん部に一体的に固着されており、座ぶとん部上における位 置ずれはなく、また分離、紛失することもない。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施形態を説明する。図1は、本考案による腰 掛座ぶとんの一実施形態を示す斜視図である。この図1において、1は座ぶとん 部、2はこの座ぶとん部1の上面ほぼ中央又はそれよりやや後方に当該座ぶとん 部1に一体的に載置、固着された腰掛部である。そして、この座ぶとん部1は座 ぶとん部1の後方部の肉厚は、図示されるように、その前方部より肉薄に形成し たものである。ここで、上記座ぶとん部1は、円形、楕円形あるいは四辺形等の 板状を呈し、適宜の柔軟性をもち、かつやや硬質の発泡スチロール、ポリプロピ レン等がその材質として好適である。
【0011】 又、上記腰掛部2は、自転車、オートバイ等のサドル状を呈するもので、その 両側には正座時におけるふくらはぎ内側面部分、くるぶし等を圧迫しないように 凹み2b、2bが形成されている。図示例では、座ぶとん部1(正座時における 下肢の所定のツボに対応する位置)に磁石2aが各々固着され、血行促進が図ら れている。腰掛部2は、座ぶとん部1と同様の材質からなるが、常に同一の材質 である必要はない。同一の材質にすれば座ぶとん部1との一体成形が容易であり 、そのようにしてもよい。また、座ぶとん部1と同一又は別材質で、かつ別体に 作成し、その後に座ぶとん部1に接着等により一体化させてもよい。
【0012】 前記したように、座ぶとん部1の後方部の肉厚は、図示されるように、その前 方部より肉薄に形成したものである。従って、ふくらはぎや臀部による足首やふ くらはぎへの圧迫が少なくなり、しびれ、苦痛をより緩和する利点がある。ここ で、上記座ぶとん部1は、円形、楕円座ぶとん部1及び腰掛部2のいずれか一方 又は両方をビニール等の合成樹脂により袋状に形成し、空気を充填、排出可能に 構成してもよく、これによれば携帯に便利になる。
【0013】 又、座ぶとん部1及び腰掛部2の両方、すなわち本考案腰掛座ぶとん全体を着 脱自在の布製等のカバー3で覆えば、カバー3に施された模様等で見栄えをよく することができると共に、カバー3のみの洗濯により座ぶとん部1及び腰掛部2 を清潔に保つことができる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、正座姿勢自体に起因する大腿部によるふ くらはぎの圧迫や、臀部による足首、くるぶし等の圧迫を緩和できるのみならず 、板張り床等の固い床や畳での使用における膝下部から足首、甲にかけての部位 の床、畳面での圧迫と四季による温度差をも緩和できて、常に下肢部への血行を 悪化させることなく苦痛をやわらげ、長時間の正座に耐えられる腰掛座ぶとんを 提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による腰掛座ぶとんの一実施形態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 座ぶとん部 2 腰掛部 2a 磁石 2b 凹み 3 カバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜の柔軟性をもつ座ぶとん部と、この
    座ぶとん部の上面に当該座ぶとん部に一体的に載置、固
    着された腰掛部とを立設したことを特徴とする腰掛座ぶ
    とん。
  2. 【請求項2】 前記座ぶとん部の後方部の肉厚は、その
    前方部より肉薄に形成したことを特徴とする腰掛座ぶと
    ん。
JP1996013153U 1996-12-10 1996-12-10 腰掛座ぶとん Expired - Lifetime JP3042685U (ja)

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