JP3042363U - 蓄光小型ランプカバー - Google Patents
蓄光小型ランプカバーInfo
- Publication number
- JP3042363U JP3042363U JP1997003274U JP327497U JP3042363U JP 3042363 U JP3042363 U JP 3042363U JP 1997003274 U JP1997003274 U JP 1997003274U JP 327497 U JP327497 U JP 327497U JP 3042363 U JP3042363 U JP 3042363U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- bulb
- lamp cover
- miniature
- light bulb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 豆ランプを使用する懐中電灯において、消灯
後においても電球周辺部を発光させて低照度照明を長時
間得られるランプカバー10を提供する。 【解決手段】 蓄光剤を配合した合成樹脂によって豆電
球1の口金部5を段部12に当接させて収容する筒体1
1と電球部を囲むラッパ状部13とを一体に肉厚に成型
し、電池ケース21にワンタッチで嵌着する。
後においても電球周辺部を発光させて低照度照明を長時
間得られるランプカバー10を提供する。 【解決手段】 蓄光剤を配合した合成樹脂によって豆電
球1の口金部5を段部12に当接させて収容する筒体1
1と電球部を囲むラッパ状部13とを一体に肉厚に成型
し、電池ケース21にワンタッチで嵌着する。
Description
【0001】
この考案は豆電球を使用する小型懐中電灯の蓄光ランプカバーに関する。
【0002】
懐中電灯において、電球が放散する光を蓄光し、消灯後もなるべく長時間発光 させるには電球周辺部の蓄光剤量を多くする必要があるが、通常の懐中電灯は金 属製又は金属メッキを施した反射板と透明カバー板が設けられているので、この 構造のままでは蓄光剤量を増量しても効果がない。 また、小型ランプにおいて反射板の面積は小さいから反射板の効果は殆どないも のである。 更に、これらはカバーキャップと別部材で構成されているので部品点数が多くな り組込みコストも掛かり不経済であった。 本案は、反射板等を除去すると共に電球周辺部を全て蓄光剤含有樹脂で一体成型 して電池ケースに対してワンタッチで組込めるランプカバーを提供するものであ る。
【0003】
本案は、豆電球の口金部を収容保持する筒部と該筒部の先端側に前記豆電球の 電球部を囲むラッパ状部を介して電池ケースに嵌合する環状キャップ部が連設さ れて一体成型されるか、又は豆電球の口金部を収容保持する筒体の先端側に前記 豆電球の電球部を囲むテーパ部が設けられ、前記筒体の基端側に電池ケースに嵌 合する嵌合部が設けられて一体成型されたものであって、上記成型品は蓄光剤含 有透光性合成樹脂で成型されるものである。 本案において使用する豆電球は、電球部の直径が口金直径より小径のものである 。 本案に好適な蓄光剤はSrAl2O3を母体結晶とする蓄光剤(商品名「N夜光」 )であって、このものは波長250〜400mmの光によって励起され、残光は 中心波長520mmの淡黄緑色光で高輝度に発光し、長い減衰時間を保持する。 本案の成型材料はこの蓄光剤をアクリル樹脂、ABS、塩ビ、ポリエチレン又は ポリカーボネートなどの成型可能な合成樹脂に5〜10重量%混入したものであ る。蓄光剤の含有量が多くなると成型品の機械的強度が低下する。 この蓄光成型体は照射光の照度200lxのときの飽和80%までの励起時間は 10分であり、輝度が20%低下するまでの残光時間は約10分、視認可能な時 間は2時間以上である。
【0004】
図1において1は豆ランプ、2は電球部、3はレンズ部、4は肩部、5は口金 、6は接触端子である。 10は本案蓄光カバーであってランプの口金部を収容する筒体11とランプ肩部 に当接する段部12とラッパ状部13及びこれに連接するキャップ部14を有し 、蓄光剤を10重量%含有するアクリル樹脂によって一体に成型されている。ラ ンプの電球部2は中心孔11aから露出している。 20はランプ口金に接触させた金属板であって電池ケース21内の導電路構成に 応じて設定される。 ランプは図示しない電池に押圧されて保持されている。 ランプが点灯してランプの光を最も多く受ける面はラッパ状部13であるが、本 案においてはラッパ状部は反射機能はなく、受光した光エネルギは筒部11及び キャップ部14内の蓄光剤分子に吸収されて蓄光する。 本案においてはラッパ状部等の電球近傍部を肉厚に構成することによって蓄光エ ネルギを増大させ、発光時間を長くすることができる。 15はキャップ部内縁に設けたリング状係合部であって、電池ケース21の先端 にワンタッチで嵌着できる。 図2はペンシル形ケースの場合に好適な例であって、電球の周囲にテーパ部面1 7で囲まれた電球保護壁16が形成されて、筒体11が電池ケース21の先端に 嵌着されている。
【0005】
本案ランプカバーは反射面がない上、電球ホルダとなる筒部及び電球近傍部の 体積を大きくできるので蓄光発光時間を長期化できると共に一体成型品であって 豆電球と共に電池ケースに嵌着させるだけであるから部品点数が極端に少なくな り、組込みコストも削減できる。
【図1】環状キャップ付ランプカバーの断面図。
【図2】ペンシル形電池ケース用ランプカバーの断面
図。
図。
2 電球部 5 口金 11 筒体 12 段部 13 ラッパ状部 14 キャップ部 16 電球保護壁 17 ラッパ部
Claims (3)
- 【請求項1】 豆電球の口金部を収容保持する筒部と該
筒部の先端側に前記豆電球の電球部を囲むラッパ状部を
介して電池ケースに嵌合する環状キャップ部が連設され
て一体成型され、該成型品が蓄光剤含有透光性合成樹脂
成型品でなる蓄光小型ランプカバー。 - 【請求項2】 豆電球の口金部を収容保持する筒体の先
端側に前記豆電球の電球部を囲むテーパ部面が設けら
れ、前記筒体の基端側に電池ケースに嵌合する嵌合部が
設けられて一体成型され、該成型品が蓄光剤含有透光性
合成樹脂成型品でなる蓄光小型ランプカバー。 - 【請求項3】 電球部を囲むラッパ状部又はテーパ部が
肉厚に成型されてなる請求項1又は2記載のランプカバ
ー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997003274U JP3042363U (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 蓄光小型ランプカバー |
US08/917,356 US6161936A (en) | 1997-04-10 | 1997-08-26 | Portable lighting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997003274U JP3042363U (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 蓄光小型ランプカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3042363U true JP3042363U (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=43176856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997003274U Expired - Lifetime JP3042363U (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 蓄光小型ランプカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3042363U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200458966Y1 (ko) * | 2009-08-07 | 2012-03-22 | (주)데코물산 | 등기구 커버 |
-
1997
- 1997-04-10 JP JP1997003274U patent/JP3042363U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200458966Y1 (ko) * | 2009-08-07 | 2012-03-22 | (주)데코물산 | 등기구 커버 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4705308B2 (ja) | ランプ、特に居室ランプ、卓上ランプ又はポケットランプ | |
US6623140B2 (en) | Illumination device having multiple light sources | |
US20070053203A1 (en) | Illumination device | |
US7712914B2 (en) | Make-up applicator with LED light source | |
KR0118606Y1 (ko) | 발광펜 | |
US7270440B2 (en) | Make-up applicator with LED light source | |
JP3042363U (ja) | 蓄光小型ランプカバー | |
US20020121295A1 (en) | Umbrella structure with lighting device | |
US5961199A (en) | Light pen | |
CN209926061U (zh) | 照明警示灯 | |
US7753540B2 (en) | Illuminable indicator and light engine therefor | |
JP3019768U (ja) | 小ランプの発光部構造 | |
CN214468339U (zh) | 一种新型的led雾灯 | |
CN216345843U (zh) | 挂灯组件 | |
CN213333863U (zh) | 一种防水防尘的壁灯 | |
CN210511126U (zh) | 内置电池手电筒装置 | |
CN210485466U (zh) | 扩散式格栅射灯 | |
KR200185937Y1 (ko) | 휴대용 소형램프 | |
JPH09320527A (ja) | 携帯電灯用蛍光管 | |
KR200425653Y1 (ko) | 이동형 작업등 | |
KR200210937Y1 (ko) | 액세서리 겸용 조명장치 | |
JP3022563U (ja) | 発光ペン | |
KR200379515Y1 (ko) | 태양전지를 이용한 발광 필기구 | |
JP3200781U (ja) | 街路灯用ledランプ | |
CN205640596U (zh) | 一种多向照明led路灯 |