JP3042173U - 装身具 - Google Patents

装身具

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JP3042173U
JP3042173U JP1997003082U JP308297U JP3042173U JP 3042173 U JP3042173 U JP 3042173U JP 1997003082 U JP1997003082 U JP 1997003082U JP 308297 U JP308297 U JP 308297U JP 3042173 U JP3042173 U JP 3042173U
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adsorbent
adsorbents
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wire
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JP1997003082U
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Inventor
祥司 濱端
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有限会社エーワン商会
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレスレットのように手首などに嵌めておく
だけで、磁気作用による健康維持に役立つフリーサイズ
の装身具を提供する。 【解決手段】 コイル状に保形された弾性を有する線材
1と、線材1に挿通して保持される永久磁石でなる吸着
体2と、線材1に挿通して保持される非磁性体でなるス
ペーサ4とを備える。線材1の長手方向において吸着体
2とスペーサ4とが交互に位置する。吸着体2の長さ寸
法が同一で、スペーサ4の長さ寸法が吸着体2の長さ寸
法と同一かそれよりも長い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、装身具、特に、装用中に永久磁石の磁気を利用して身体の健康の維 持または増進を図ることを企図した装身具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装身具として、C字状のリングの両端部に永久磁石でなる球状 部を設けたものや、永久磁石をばね部材によって環状に連結したものなどがあっ た。これらは、身体の手首などに嵌めておくだけで永久磁石の磁気の影響によっ て血行が促進され、身体の健康の維持または増進に役立つとされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のものは、サイズの自由度に乏しかったり、満足のいく装 用感を得にくかったりするという問題があった。
【0004】 本考案は以上の問題に鑑みてなされたものであり、所謂フリーサイズのものと して提供することが可能であり、しかも、満足のいく装用感を得やすい装身具を 提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した考案の装身具は、身体の手首などの所定部位に装用される 装身具であって、自然状態でコイル状に保形された弾性を有する所定長さの線材 と、この線材を挿通可能な貫通孔を有する永久磁石でなる多数の吸着体と、上記 線材を挿通可能な挿通孔を有する非磁性体でなる多数のスペーサとを備え、多数 の上記吸着体の上記貫通孔に上記線材が挿通されてそれぞれの吸着体がその線材 に回転可能に保持され、多数の上記スペーサの上記挿通孔に上記線材が挿通され てそれぞれのスペーサがその線材に保持されていると共に、上記線材の長手方向 において上記吸着体と上記スペーサとが交互に配列されている、というものであ る。
【0006】 この装身具は、吸着体やスペーサを保持している線材をその弾性に抗して伸ば したり、その弾性に抗して直径を拡げたりすることができ、また、その線材が自 然状態ではコイル状を保つ。そのため、身体の所定部位、たとえば手首のほか、 上膊(二の腕)、足首といった様々な身体の部分に、それらの部分のサイズに合 わせて嵌めることができる。また、身体の所定部位に嵌めたときには、上記線材 に保持されている永久磁石でなる多数の吸着体のうち、線材の軸方向に並ぶ吸着 体同士が吸着し合って直径が一定に定まった輪を形作る。
【0007】 請求項2に記載した考案の装身具は、請求項1に記載したものにおいて、上記 線材の長手方向で互いに隣合う任意の2つの吸着体の相互間隔が、その2つの吸 着体の相互間に位置している上記スペーサによって規制され、かつ、多数のスペ ーサの長さ寸法が同一であると共に、上記吸着体の外面が、その吸着体の周方向 に並んだ複数の平坦面を備えている、というものである。この装身具によると、 線材の軸方向に並んで相隣接する吸着体の異極を有する平坦面同士が吸着し合っ て面接触するので、上記輪の直径が定まりやすい。
【0008】 請求項3に記載した考案の装身具は、請求項2に記載したものにおいて、多数 の上記吸着体の長さ寸法が同一であり、かつ、上記スペーサの長さ寸法が上記吸 着体の長さ寸法よりも短くない、すなわち、スペーサの長さ寸法が吸着体の長さ 寸法と同一かそれよりも長い、というものである。この装身具によると、1つの 吸着体が2つの吸着体に跨がって吸着するという事態が起こらないので、吸着体 同士の吸着状態が安定し、上記輪の直径がいっそう定まりやすい。
【0009】 請求項4に記載した考案の装身具は、請求項1、請求項2、請求項3のいずれ かに記載したものにおいて、上記スペーサが金属以外の非磁性体で作られている 、というものである。この装身具によると、身体の所定部位に嵌めたときにスペ ーサが皮膚に接触しても、金属アレルギーによる肌荒れや皮膚の炎症などを引き 起こすおそれがない。
【0010】 ところで、本考案の装身具において、1つの吸着体や1つのスペーサがそれぞ れ複数の部材によって形成されていてもよい。たとえば、1つの吸着体と2個の 球体を並べて形成された1つのスペーサとが交互に配列されていても、2個の永 久磁石を並べて形成された1つの吸着体と1つのスペーサとが交互に配列されて いてもよい。また、吸着体の形状やスペーサの形状は必ずしも同一である必要は ない。
【0011】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の装身具Aの概略外観図、図2は本考案の装身具Aの要部を一部 破断して示した説明図、図3は自然状態での線材1の概略外観図、図4は吸着体 2の概略外観図、図5はスペーサ4を形成する球体(ビーズ)41の断面図であ り、図1の装身具Aは、図3に示した1本の線材1と、図4に示した吸着体2の 多数と、図5に示した球体41を2個集めて形成されるスペーサ4の多数とを用 いて形成される。
【0012】 図3に示した線材1は、自然状態でコイル状に保形されており、かつ弾性を有 している。このような線材1には、コイル状に保形した鋼線(ピアノ線を含む) や燐青銅などの金属線、あるいはコイル状に保形したプラスチック線を用いるこ とが可能であり、図例ではピアノ線を用いている。
【0013】 図4に示した吸着体2は永久磁石でなる。この吸着体2は柱状に形成されてい て、その中央に上記線材1の直径よりも径大な貫通孔21を有している。したが って、この吸着体2は、線材1を貫通孔21に挿通することによって線材1に回 転可能に保持される。吸着体2は多数用いられ、個々の吸着体2の長さはすべて 同一である。また、吸着体2の外面は、その吸着体2の周方向に並んだ複数の平 坦面22…を備えており、相隣接する平坦面22…は異なる極性を持っている。 また、吸着体2の外面に複数の平坦面22…を具備させてその平坦面を研磨する ことによって、その吸着体2に光沢のある装飾性を付与している。なお、装身具 Aに用いる多数の吸着体2…において、その外面形状は同一であることを要しな い。また、1個の吸着体2を形成している永久磁石に要求される磁束密度は、好 ましくは800ガウス以上、特に好ましくは1200ガウス以上であるけれども 、その磁束密度が800ガウスより小さくてもかまわない。
【0014】 図5に示した球体41は、その2個が集まってスペーサ4を形成するようにな っており、その中心に上記線材1の直径よりも径大な挿通孔42が貫設されてい る。したがって、この球体41も、線材1を挿通孔42に挿通することによって 線材1に保持される。図例の球体41には、水晶、トラメ石、アベンチュリン、 合成樹脂ビーズといった装飾性を持つ材料が用いられている。球体41の材料と しては、水晶などの無機質材料や合成樹脂といった金属以外の材料でなる非磁性 体を用いることができるほか、真鍮などの金属でなる磁性体をも用いることがで きる。
【0015】 図1や図2に示したように、上記した吸着体2の貫通孔21および球体41の 挿通孔42に線材1を挿通させることによって、多数の同一長さの吸着体2…と 多数の同一直径の球体41…とがその線材1に回転可能に保持されていると共に 、1つの吸着体2と、隣接して並んだ2つの球体41,41によって形成される 1つのスペーサ4とが、線材1の長手方向に交互に配列されている。また、線材 1の両端部には、その線材1をカールさせて形成したループ部12,13が形成 されており、これらのループ部12,13によって上記した吸着体2やスペーサ 4を形成している球体41の抜落ちや位置ずれを防いでいる。
【0016】 ここで、線材1の長手方向で互いに隣合う任意の2つの吸着体2a,2bの相 互間隔(後述するスペーサ4の長さ寸法L2に一致する)は、その2つの吸着体 2a,2bの相互間に位置している上記スペーサ(2つの球体41,41を並べ て形成してある)4によって狭まらないように規制されている。また、2つの球 体41,41を並べて形成されているスペーサ4の長さ寸法L2は、線材1の長 手方向のどの箇所のスペーサ4についても同一である。さらに、1つのスペーサ 4の長さ寸法L2は、1つの吸着体2の長さ寸法L1よりも短くない寸法になっ ている。すなわち、L2≧L1の関係が成立している。
【0017】 以上説明した装身具Aは、図1に仮想線で示した身体の手首Hなどに嵌めて用 いられる。手首Hなどに装身具Aを嵌めて用いる場合、スペーサ4を形成してい る球体41が金属以外の磁性体で作られていると、そのスペーサ4が皮膚に接触 しても、金属アレルギーによる肌荒れや皮膚の炎症などを引き起こすおそれがな い。
【0018】 この装身具Aは、吸着体2やスペーサ4を保持している線材1をその弾性に抗 して伸ばしたり、その弾性に抗して直径を拡げたりすることができるので、手首 Hなどに楽に巻き付けたり嵌めたりすることが可能である。このため、この装身 具Aは所謂フリーサイズのものとして、手首Hをはじめとして、上膊、足首、そ の他の身体の部位に楽に装用することが可能であり、このことが良好な装用感を 保つことに役立つ。そして、手首などに嵌めた後には、線材1がその弾性によっ てコイル形状を保ち、しかも、線材1の軸方向に並ぶ吸着体2…同士が図1や図 2のように吸着し合うので、その装身具Aが、一定の直径を有する安定した形状 の輪を形作る。特にこの実施形態の装身具Aは、吸着体2…のそれぞれが線材1 に対して回転可能であるので、線材1の軸方向に並ぶ吸着体2…の異極の平坦面 22,22同士が確実に吸着し合って面接触するので、上記輪の直径が確実に一 定に定まるようになり、身体を動かしてもその輪の形が崩れて装身具Aが容易に 脱落するといった事態は起こらない。
【0019】 ところで、この装身具Aにおいて、仮に、吸着体2の長さ寸法L1がスペーサ 4の長さ寸法L2よりも長くなっていると、線材1の軸方向に並ぶ吸着体2…の 相互間において、1つの吸着体2が2つの吸着体2,2に跨がって吸着するとい う事態が起こって上記した輪の形が安定しにくくなるのであるが、この装身具A ではスペーサ4の長さ寸法L2が吸着体2の長さ寸法L1よりも短くない長さ( L2≧L1)になっているので、そのような事態が起こらず、輪の形が安定した ものになる。
【0020】 図1〜図4で説明した装身具Aにおいて、吸着体2の長さ寸法を8mm、その 外径の最も太い部分の寸法を4〜5mmとし、スペーサ4を形成するための球体 41の直径を4mmとしたものは、軽量であることなどの理由により、婦人用装 身具として賞用されるものである。
【0021】
【考案の効果】
本考案の装身具は、身体の手首、上膊、足首といった様々な部分に巻き付けた り嵌め込んだりするだけで、その直径がそれらの身体部分のサイズに合うように なるので、所謂フリーサイズのものとして需要者に提供することが可能になり、 需要者にとっては、装用感に優れた使い勝手のよいものとなる。また、軽量化も 達成しやすい利点がある。特に、スペーサが金属以外の非磁性体で作られている ものでは、金属アレルギーの人が装用しても、スペーサが皮膚に接触することに 伴う肌荒れや皮膚の炎症が起こらないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の装身具の概略外観図である。
【図2】本考案の装身具の要部を一部破断して示した説
明図である。
【図3】自然状態での線材の概略外観図である。
【図4】吸着体の概略外観図である。
【図5】スペーサを形成する球体の断面図である。
【符号の説明】
A 装身具 1 線材 2 吸着体 4 スペーサ 21 貫通孔 22 平坦面 42 挿通孔 L2 スペーサの長さ寸法(2つの吸着体の相互間隔) L1 吸着体の長さ寸法 H 手首

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体の手首などの所定部位に装用される
    装身具であって、 自然状態でコイル状に保形された弾性を有する所定長さ
    の線材と、この線材を挿通可能な貫通孔を有する永久磁
    石でなる多数の吸着体と、上記線材を挿通可能な挿通孔
    を有する非磁性体でなる多数のスペーサとを備え、 多数の上記吸着体の上記貫通孔に上記線材が挿通されて
    それぞれの吸着体がその線材に回転可能に保持され、多
    数の上記スペーサの上記挿通孔に上記線材が挿通されて
    それぞれのスペーサがその線材に保持されていると共
    に、上記線材の長手方向において上記吸着体と上記スペ
    ーサとが交互に配列されていることを特徴とする装身
    具。
  2. 【請求項2】 上記線材の長手方向で互いに隣合う任意
    の2つの吸着体の相互間隔が、その2つの吸着体の相互
    間に位置している上記スペーサによって規制され、か
    つ、多数のスペーサの長さ寸法が同一であると共に、上
    記吸着体の外面が、その吸着体の周方向に並んだ複数の
    平坦面を備えている請求項1に記載した装身具。
  3. 【請求項3】 多数の上記吸着体の長さ寸法が同一であ
    り、かつ、上記スペーサの長さ寸法が上記吸着体の長さ
    寸法よりも短くない請求項2に記載した装身具。
  4. 【請求項4】 上記スペーサが金属以外の非磁性体で作
    られている請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに
    記載した装身具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6353967B1 (ja) * 2017-10-19 2018-07-04 岡村 一夫 巻き付け健康具

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