JP3041333B2 - データ通信システム - Google Patents

データ通信システム

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JP3041333B2
JP3041333B2 JP3240757A JP24075791A JP3041333B2 JP 3041333 B2 JP3041333 B2 JP 3041333B2 JP 3240757 A JP3240757 A JP 3240757A JP 24075791 A JP24075791 A JP 24075791A JP 3041333 B2 JP3041333 B2 JP 3041333B2
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哲夫 林
新一 齊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は時系列デジタルデータ
の変調・復調を高速データモデム装置を用いて行うデー
タ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】21世紀の高度な情報社会に向けて、電
気通信ネットワークシステムには大きな変革が訪れつつ
ある。現代では、電気通信が社会の重要な基盤設備とし
て個人生活や社会経済の発展と効率化に欠かせないもの
となっている。特に電話通信の分野では最新のデジタル
通信技術とコンピュータ技術の進歩を取り入れ、より多
様な情報通信の要求に応じ、携帯電話やペイジャー(P
ager)などが著しい発達を遂げてきた。
【0003】例えば従来のペイジャーにメッセージを送
る際の経路の例は図12に示される。ペイジャーのサー
ビスが行われている地域は幾つかのゾーン10に分けら
れている。それぞれのゾーン10に対応してペイジャー
に電波を送出する送信局12が設置されている。ペイジ
ャーへのメッセージはまず電話局14に送られる。電話
局14から各送信局12へ中継ケーブル16を介してこ
のメッセージが伝送され、各送信局12からはそれぞれ
対応するゾーン10に対し電波が送出される。これによ
ってペイジャーがどのゾーン10にいてもかならず電波
を受けることができるようなシステムが構築されてい
る。
【0004】ところで図6から容易に推察できるように
電話局14から各送信局12への距離は一定ではない。
つまり各送信局12ごとにその中継ケーブル16はその
長さが異なったものとなる。したがって、一般に、電話
局14から各送信局へのメッセージの伝送時間は互いに
異なっている。その結果、もし電話局が同時に各送信局
12にメッセージを伝送するならば、各送信局12が送
出するそれぞれの電波は、互いに時間差を持ったものと
なる。
【0005】さて、もしペイジャーが、ゾーン10の境
界付近に位置していたとすると、複数の送信局からの電
波を同時に受信することになる。これらの電波の時間差
が大きくなれば安定した受信はもはや不可能である。し
たがって、この電波の時間差は10μ秒以内にしなけれ
ばならないと規定されている。
【0006】従来この時間差を10μ秒以内にするため
に電話局14から各送信局12へ伝送する際に相手の送
信局に応じて時間遅延を付加し、各送信局12から出力
される電波の時間差をなくしていた。つまり、近い送信
局12ほど多く時間遅延をかけてから中継ケーブル16
に送出していた。これによって各送信局12から送出さ
れるタイミングを揃えることができる。電話局14で付
加される時間遅延は手動によってその量が調整される。
新たに機器を導入したときや、あるいは中継ケーブル1
6の敷設等が行われたときに、通常、この遅延時間の量
の調整が行われている。
【0007】近年、携帯電話やペイジャーだけでなく、
ファクシミリ装置やネットワーク通信の増加により、情
報通信の通信容量を増やすことが社会的急務とされてい
る。そのため、最近の情報通信においては、伝送速度を
向上させるため、いわゆる高速データモデム装置と呼ば
れる高速のモデムが使われてきている。
【0008】この高速データモデム装置は、9600b
ps程度の極めて高速の通信を行う事を可能とする。と
ころで一般のアナログ通信路はその伝送品質がそれほど
高くないし、また距離によってもその品質は変化する。
そのため、この高速データモデム装置は、通信に先だっ
て通信路の品質を検査して、その結果から伝送速度、及
び等化回路等の定数等を自動的に変化させる。また実際
の通信の最中にエラーが発生した場合や、瞬断等が発生
した場合においては、自動的に通信の回復する際にトレ
ーニング等を行い、エラーからの効果的な回復とその予
防措置を実現している。
【0009】このようにこの高速データモデム装置は通
信路の特性を最大限に生かすためにはその伝送速度及び
タイミングは通信路の伝送品質に大きく依存する。
【0010】高速データモデム装置はこのような特性を
持っているため、前述の携帯電話やペイジャーなどへの
メッセージを伝送する目的に適用することは非常に難か
しかった。
【0011】なぜならば、前述のとおり、メッセージは
各送信局から電波の形で送出される際に各送信局12か
らの電波の時間差は10μ秒以内でなければならないと
規定されており、一方、高速データモデム装置を使用す
ると、前述したように通信路の瞬断等に応じて自動的に
通信の再開を行うため、電波の時間差を10μ秒以内に
することは非常に難しかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は以上のよ
うに構成されているので、ペイジャーにメッセージを送
出するために各送信局12に高速データモデム装置を使
ってメッセージを伝送することは大変難しかった。
【0013】しかしながら、ペイジャー等の個数の増加
にともない、伝送速度の向上は是非とも達成しなければ
ならない問題である。したがって、高速データモデム装
置を使い、かつ各送信局への伝送遅延時間が一定である
データ通信システムが社会的にも切望されていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、まず送信装置の基準ビットデータ発生器が
発生する基準ビットデータを時系列デジタルデータの中
に一定周期ごとに挿入する。この挿入されたデータを高
速データモデム装置が変調しアナログ通信路に送出す
る。一方基準正弦波発生器は前記基準ビットデータの周
期と同一周期の正弦波を発生し、この正弦波は基準正弦
波合成器によって前記高速データモデム装置の出力の変
調信号と合成されアナログ通信路に送出される。
【0015】そして、受信装置の基準正弦波分離器はア
ナログ通信路からの受信信号から基準正弦波と変調信号
とを分離する。分離後の変調信号は受信側高速データモ
デム装置によって復調され復調信号が得られる。基準ビ
ットデータ分離器はこの復調信号を基準ビットデータと
時系列デジタルデータに分離する。位相比較器によっ
て、前記基準正弦波と前記基準ビットデータとの位相差
が検出され、その位相差情報に基づき時間遅延器が前記
時系列デジタルデータを時間遅延し、外部に出力する。
【0016】
【作用】時系列デジタルデータと共に高速データモデム
装置によって変調・復調される基準ビットデータと、高
速データモデム装置とは独立に伝送される基準正弦波と
の位相差を受信側で検出することにより、高速データモ
デム装置での変調・復調時間を算出することができる。
よって、変調・復調時間の変化に応じて遅延時間を付加
すれば、入力から出力までの総合的な遅延時間を一定に
保つ事ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0018】図1は本発明に係る通信システムの一実施
例を示すブロック図である。この通信システムは送信装
置20と、複数の受信装置22と、それらを接続する通
信路24から構成される。電話局は送信装置20を用い
て各送信局にメッセージを伝送し、各送信局は受信装置
22を用い、前記メッセージを受信し、ペイジャーに電
波を発信する。なお、各送信局の受信装置は同一の動作
をするため、図1では一つの受信装置のみを示し他の受
信装置は省略してある。
【0019】送信されるメッセージはまず、送信装置2
0内の基準ビットデータ挿入器26に入力する。基準ビ
ットデータ挿入器26によって基準ビットデータを挿入
されたメッセージは送信側の高速データモデム装置28
において変調を受ける。この高速データモデム装置の変
調出力と、基準正弦波とが基準正弦波合成器30におい
て合成され、通信路24に送出される。ここで、基準信
号発生器32は前記基準ビットデータと前記基準正弦波
とを発生する。これらの各基準信号はそれぞれ前記基準
ビットデータ挿入器26と基準正弦波合成器30とに供
給される。
【0020】通信路24からの信号は、受信装置22内
の基準正弦波分離器34に入力する。基準正弦波分離器
34は受信信号から基準正弦波を分離し、位相比較器3
6に出力する。基準正弦波を取り除かれた残りの受信信
号は受信側の高速データモデム装置38に出力される。
受信側の高速データモデム装置38によって復調された
信号は、基準ビットデータ分離器40に出力される。基
準ビットデータ分離器40は受信側の高速データモデム
装置38の出力から、基準ビットデータを抽出して取り
出す。基準ビットデータを取り除かれた信号はシフトレ
ジスタ42に入力する。基準ビットデータ分離器40か
らの基準ビットデータは位相比較器36において、前記
分離された基準正弦波との位相を比較される。比較の結
果である位相差情報は位相比較器36から、シフトレジ
スタ42へ出力される。シフトレジスタ42は前記位相
差情報に基づいて前記基準ビットデータ分離器40から
の信号を時間遅延させてメッセージを出力する。
【0021】以下、順次、送信装置20と受信装置22
の詳細な構成について説明する。図2に送信装置20の
詳細なブロック回路図、図3に受信装置22の詳細なブ
ロック回路図をそれぞれ示す。
【0022】送信装置 図2は送信装置20の詳細なブロック回路図である。メ
ッセージが入力する基準ビットデータ挿入器26はシフ
トレジスタから構成されるシリアル・パラレル変換器5
0と、基準信号発生器32からの基準ビットデータを保
持するラッチ52とを備えている。シリアル・パラレル
変換器50のメッセージ出力と、ラッチ52の基準ビッ
トデータ出力とはパラレルに高速データモデム装置28
に入力している。これによって、メッセージの中に基準
ビットデータが挿入されている。上記メッセージと基準
ビットデータとのパラレルの信号は、高速データモデム
装置28によって変調され、シリアルデータとしてデー
タ合成器30に出力される。
【0023】基準信号発生器32は矩形波を発振する発
振器54とローパスフィルタ56とを備えている。発振
器は400Hzの矩形波を発振し、この矩形波は基準ビ
ットデータとして基準ビットデータ挿入器26に入力
し、その内部のラッチ52に保持される。前記400H
zの矩形波はローパスフィルタ56によって基準正弦波
に変換される。このローパスフィルタ56はデジタルフ
ィルタなどによって構成され、位相は前記400Hzの
矩形波と一定の関係を保つことが可能となっている。
【0024】データ合成器30はアナログ加算器などの
信号加算器である。データ合成器30は、高速データモ
デム装置28からの変調出力と、基準信号発生器32か
らの基準正弦波とをアナログ的に加算し、通信路24に
送出する。
【0025】高速データモデム装置28からの変調出力
は、およそ500Hz以上の周波数成分を持っているの
に対し、基準信号発生器32からの基準正弦波は400
Hzである。これによって、後述するように受信装置は
通信路上の信号から変調信号と基準正弦波をローパスフ
ィルタとハイパスフィルタを用いて分離することができ
る。
【0026】受信装置 図3は受信装置22の詳細なブロック回路図である。通
信路24からの受信信号が入力する基準正弦波分離器3
4は、基準正弦波を取り除くハイパスフィルタ60と、
基準正弦波のみを取り出すローパスフィルタ62とを備
えている。ハイパスフィルタ60は500Hz以上の信
号のみを取り出すフィルタであり、400Hzの基準正
弦波を効果的に取り除くことができる。ローパスフィル
タ62は400Hz以下の信号のみを取り出すフィルタ
であり、400Hzの基準正弦波のみを取り出すことが
できる。ハイパスフィルタ60の出力は受信側の高速デ
ータモデム装置38に入力し、ローパスフィルタ62の
出力である400Hzの基準正弦波は位相比較器36に
入力している。
【0027】高速データモデム装置38によって上記の
変調信号は復調され、パラレルデータとして基準ビット
データ分離器40に入力している。基準ビットデータ分
離器40は基準ビットデータ以外のデータをメッセージ
の再生に使うため、基準ビットデータ分離器40内のパ
ラレル・シリアル変換器64に入力している。基準ビッ
トデータはそのまま位相比較器36に出力される。これ
によって基準ビットデータの分離が行われている。パラ
レル・シリアル変換器64の復調メッセージ出力は時間
遅延をするためシフトレジスタ42に入力している。
【0028】前記ローパスフィルタ62の出力である4
00Hzの基準正弦波は位相比較器36内のコンパレー
タ66に入力している。位相比較器36は、このコンパ
レータ66と、位相差検出器68と、遅延量算出器70
とを備えている。前記コンパレータ66は正弦波の極性
を判定することにより、正弦波を2値化、すなわち矩形
波に変換している。極性の判定は、「0」ボルトとの比
較をすることによって達成されている。
【0029】コンパレータ66の出力と基準ビットデー
タ分離器40からの基準ビットデータとの位相差が、位
相差検出器68によって検出される。位相差検出器68
は時間を計測するカウンタであり、前記信号の位相差を
時間として出力する。この時間を位相差時間ΔTと書
き、ΔTは遅延量算出器70に出力される。
【0030】遅延量算出器70は、前記位相差時間ΔT
と基準正弦波の周期Tとの差T−ΔTを算出し、シフト
レジスタ42に出力する。
【0031】シフトレジスタ42は、基準ビットデータ
分離器40の出力である復調メッセージのシリアルデー
タを、上記T−ΔT時間だけ時間遅延させた後、出力す
る。送信及び受信の動作 次に図4を用いて本実施例の動作を説明する。図4は送
信から受信に至るまでの代表的な信号を記したタイムチ
ャートである。
【0032】本実施例においては通信の対象であるメッ
セージは8ビットごとに分けられており、この8ビット
を1フレ−ムと呼ぶ。各フレームはフレームビット
「F」によって分離されている。
【0033】本実施例においては基準ビットデータの周
期Tは2フレームの時間に設定されている。すなわち基
準ビットデータは1フレーム当たり1ビット挿入され、
その値は1フレームごとに「0」と「1」を繰り返して
いる。図4の送信データはこの基準ビットデータを挿入
した様子を示しており、基準ビットデータの位置は
「R」で表されている。その値の例が基準ビットデータ
として図4中に示されており、前述したようにその値は
1フレームごとに「0」と「1」を繰り返す値となって
いる。
【0034】この「0」と「1」を1フレームごとに繰
り返す信号は基準信号発生器32の発振器54が出力す
る信号そのものである。この信号をローパスフィルタ5
6を通過させた結果が基準正弦波であり、図中にこの基
準正弦波の波形が示されている。本実施例においてはこ
の基準正弦波及び基準ビットデータは周波数400Hz
に設定されている。すなわちそれらの周期Tは2.5ミ
リ秒である。
【0035】送信側の高速データモデム装置38からの
変調信号と、前記基準正弦波とはアナログ的に合成さ
れ、通信路24に送出される。
【0036】受信装置においては、基準正弦波分離器3
4内のハイパスフィルタ60とローパスフィルタ62に
よって前記変調信号と基準正弦波とが分離される。この
分離された変調信号が受信側の高速データモデム装置に
入力し復調される。復調データの様子を図4の中に示
す。図4の中の復調データから「R」すなわち基準ビッ
トデータの値を取り出したものを図中、復調データの下
段に示す。
【0037】一方、分離された基準正弦波位相比較器3
6内のコンパレータ66に入力し、2値化信号、すなわ
ち矩形波に変換される。この変換された信号を図中、基
準正弦波の下段に示す。この2値化信号(矩形波)と前
記取り出された基準ビットデータの位相差時間が位相差
検出器68によってΔTとして計測される。
【0038】このΔTは、送信側の高速データモデム装
置と受信側の高速データモデム装置との変調・復調時間
に他ならず、このΔTを計測することにより高速データ
モデム装置の変調・復調時間を計測することができる。
ΔTと、基準ビットデータの周期との差が、遅延量算出
器70によって算出され、シフトレジスタ42に送出さ
れる。
【0039】受信側高速データモデム装置からの復調デ
ータはパラレル・シリアル変換器64によってシリアル
データに変換される際に基準ビットデータが無視され、
この結果基準ビットデータを取り除く事が可能となって
いる。基準ビットデータが取り除かれた復調メッセージ
が図4中に示されている。
【0040】最後に復調メッセージはシフトレジスタ4
2によってT−ΔT時間だけ遅延されて最終出力とな
る。
【0041】このように通信の対象となるメッセージは
高速データモデム装置によってΔT時間、シフトレジス
タ42によってT−ΔT時間、合計T時間だけ遅延され
る。すなわち、本実施例によれば、高速データモデム装
置による変調・復調時間を計測し、それに応じた時間遅
延を施したため、メッセージの遅延量を常にT時間とす
ることができる。
【0042】例えば、変調・復調時間が長くなったとき
にはこれに応じてシフトレジスタ42による遅延時間は
逆に短くなるため、総合の遅延時間は一定の値に保たれ
る。図4に示した例より変調・復調時間が長くなったと
きの例を図5に示す。図4と図5を比較することによ
り、総合の遅延時間がつねに一定となることが理解され
よう。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2種類の基準信号(基準ビットデータと、基準正弦波)
の一方を高速データモデムで変調・復調させ、他方を直
接通信路に送出したため、その位相差を受信装置にて計
測することにより、変調・復調時間を知ることができ、
その変調・復調時間に基づき最終的な時間遅延を施した
ため、通信路の瞬断等により高速データモデムの変調・
復調時間に変動が生じても、送信・受信間の時間遅延を
一定にすることができる。
【0044】これによって、本発明によれば、電話局と
送信局との間の時間遅延を一定にすることができ、その
結果ペイジャーのサービスをより広範なものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信システムの一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明による通信システムの送信装置の一実施
例を示すブロック回路図である。
【図3】本発明による通信システムの受信装置の一実施
例を示すブロック回路図である。
【図4】本発明による通信システムの一実施例における
代表的な信号を表すタイムチャートである。
【図5】本発明による通信システムの一実施例における
代表的な信号を表すタイムチャートであって、図4に示
された場合より変調・復調時間が長い場合を示すタイム
チャートである。
【図6】従来の通信システムにより、ペイジャーにメッ
セージを送る仕組みを説明するための説明図である。
【符号の説明】
10 ゾーン 12 送信局 14 電話局 16 中継ケーブル 20 送信装置 22 受信装置 24 通信路 26 基準ビットデータ挿入器 28 高速データモデム装置 30 基準正弦波合成器 32 基準信号発生器 34 基準正弦波分離器 36 位相比較器 38 高速データモデム装置 40 基準ビットデータ分離器 42 シフトレジスタ 50 シリアル・パラレル変換器 52 ラッチ 54 発振器 56 ローパスフィルタ 60 ハイパスフィルタ 62 ローパスフィルタ 64 パラレル・シリアル変換器 66 コンパレータ 68 位相差検出器 70 遅延量算出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 雅徳 神奈川県横浜市港北区菊名7−3−16 大井電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−151135(JP,A) 特開 平2−192327(JP,A) 特開 昭61−62244(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時系列デジタルデータを送信側の高速デー
    タモデム装置を用いて変調し、その変調信号をアナログ
    通信路に送出する送信装置と、 前記変調信号を前記アナログ通信路から受信し、受信側
    の高速データモデム装置を用いて復調し、前記時系列デ
    ジタルデータを復号する受信装置と、 を含む通信システムにおいて、 前記送信装置は、 一定周期ごとに所定の基準ビットデータを発生する基準
    ビットデータ発生器と、前記一定周期ごとに前記基準ビ
    ットデータを前記時系列デジタルデータ中に挿入し前記
    送信側の高速データモデム装置に出力する基準ビットデ
    ータ挿入器と、 前記基準ビットデータと同一周期を持
    つ正弦波を発生する基準正弦波発生器と、前記送信側の
    高速データモデム装置の出力である変調信号と前記基準
    正弦波とを合成して前記アナログ通信路に送出する基準
    正弦波合成器と、を含み、 前記受信装置は、 前記アナログ通信路から受信した受信信号を前記基準正
    弦波と変調信号とに分離し前記変調信号を受信側の高速
    データモデム装置に出力する基準正弦波分離器と、 前記受信側の高速データモデム装置の出力である復調信
    号を前記時系列デジタルデータと前記基準ビットデータ
    とに分離する基準ビットデータ分離器と、 前記分離された基準正弦波と、前記分離された基準ビッ
    トデータとの位相差を計測する位相比較器と、 前記位相比較器が出力する位相差情報に基づいて、前記
    時系列デジタルデータを時間遅延させる時間遅延器と、 を含むデータ通信システム。
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