JP3040818B2 - オキソ法 - Google Patents

オキソ法

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JP3040818B2 JP3516695A JP51669591A JP3040818B2 JP 3040818 B2 JP3040818 B2 JP 3040818B2 JP 3516695 A JP3516695 A JP 3516695A JP 51669591 A JP51669591 A JP 51669591A JP 3040818 B2 JP3040818 B2 JP 3040818B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はオキソアルコールの製造に対する改良法に関
し、より詳しくは、不可逆収量損失に相当する不純物の
濃度の低下により高い収率でそのようなアルコールを製
造する改良法に関する。
オキソ法はオレフィンから高級アルコールを製造する
ヒドロホルミル化反応の商業的適用である。オキソ法に
おいて、オレフィンは高い温度及び圧力で遷移金属触
媒、典型的にはコバルト又はロジウムカルボニル錯体の
存在下に一酸化炭素及び水素と反応してヒドロホルミル
化反応生成物中間体を生ずる。この中間体は次の反応: により示されるように、主に2つの異性体アルデヒドで
ある。ヒドロホルミル化反応生成物から遷移金属触媒を
除去した後、脱金属中間体を水素化によりアルコールに
転化する。
脱金属ヒドロホルミル化反応生成物中間体は単に高級
アルデヒドだけでなく、また高級アルコール、未反応オ
レフィン及び二次生成物を含む。二次生成物にはアセタ
ール及びギ酸エステル不純物が含まれる。アセタール不
純物は、脱金属反応生成物中間体の水素化の間に次の反
応: により示されるように化学反応する。
この反応により示されるように、アセタール不純物は
高級アルコール及び望ましくない二量体に転化される。
二量体は所望の高級アルコールに容易に転化されず、従
って不可逆収率損失に相当する。
ギ酸エステル不純物もまた脱金属反応生成物中間体の
水素化の間に次の反応: により示されるように化学反応する。
ギ酸エステル不純物は高級アルコール及びメタノール
に転化される。メタノールは生成物流からの除去が困難
であり、普通の嫌気的廃物処理プラントにおける処理が
困難であるので、望ましくない生成物である。
ヒドロホルミル化反応生成物中のアセタール及びギ酸
エステル不純物の悪影響を低下する努力がなされた。U.
S.特許4,658,068;4,656,215及び4,683,343はそれぞれ、
水素化後の脱金属ヒドロホルミル化反応生成物を蒸留し
てアセタール及びギ酸エステル不純物を含むであろう高
沸重質オキソ留分から所望アルコールを分離することを
記載している。この重質オキソ留分は次に活性金属酸化
物又は擬似金属酸化物触媒の存在下に高温で水蒸気分解
にかけて高い濃度の高級アルコール及びアルデヒドを含
む分解混合物を形成させる。分解混合物は次いで、工程
のヒドロホルミル化又は水素化段階に再循環することが
できる。この方法は水素化反応生成物中のアセタール及
びギ酸エステル不純物の不利な結果を有意に低減するけ
れども、これらの不純物の濃度を水素化段階の前に低減
する方法を用いることが望ましいであろう。
そのため、U.S.特許4,401,834[キング(King)特
許〕及び〔タメス(Tummes)特許〕は、それぞれアセタ
ール及びギ酸エステル不純物の有意量を高級アルコール
及びアルデヒド並びにギ酸に転化する試みにおいて、水
素化の前に脱金属ヒドロホルミル化反応生成物を加水分
解することを開示している。ギ酸は水素化の間に水素及
び二酸化炭素に分解されることができる。アセタール及
びギ酸エステル不純物に対する加水分解反応並びに次の
ギ酸の分解は次のように示すことができる: キング特許は脱金属ヒドロホルミル化反応生成物を添加
酸化合物の存在なく高い温度及び圧力で加水分解するこ
とを記載してい。高級アルデヒド及びアルコールへの不
純物の若干の転化が達成されるけれども、転化のわずか
な増加がオキソ法における追加加水分解の実施に必要と
する時間及び費用を償わない。
タメス特許は脱金属生成物を高表面積アルミナ触媒の
存在下に高温及び実質的に大気圧で加水分解することを
開示している。触媒不添加加水分解に比べてわずかに高
い転化が高表面積アルミナ触媒を用いて達成できるけれ
ども、転化はなお不十分である。さらに、タメスの加水
分解は非常に高い温度を必要とし、それが驚くほど高い
エネルギー要件及び炭化水素相中の水の溶解限度より大
きい濃度の水又は水蒸気のために経済的ではない。従っ
て、追加の相分離が所望生成物からの水の分離に必要と
されるであろう。
先行技術の欠陥を考えると、脱金属ヒドロホルミル化
反応生成物中のアセタール及びギ酸エステル不純物の濃
度を水素化の前に低減させる改良オキソ法が必要であ
る。より詳しくは、脱金属生成物中のアセタール及びギ
酸エステルの実質量を水素化の前に高級アルデヒド及び
アルコールに転化するオキソアルコールの濃度を高める
改良法が必要である。
発明の概要 本発明は脱金属ヒドロホルミル化反応生成物の水素化
から製造されるオキソアルコールの収率を、反応生成物
の水素化の前に反応生成物中のアセタール不純物を相当
するアルデヒド又はアルコールに転化するに足る条件で
加水分解することにより高める方法における改良であ
る。詳しくは、改良は約40〜約60m2/gの表面積をもつア
ルミナ触媒の触媒有効量の存在下に加水分解を行う段階
を含む。
意外にも、示した低表面積アルミナ触媒の存在下に加
水分解を行うと、触媒の存在なく、又は高表面積アルミ
ナ触媒の存在下に加水分解を行うことにより達成される
転化と比較すると脱金属ヒドロホルミル化反応生成物中
のアセタール不純物の相当するアルデヒド又はアルコー
ルへの転化率を高める。これは加水分解反応生成物の水
素化後に製造されるオキソアルコールの収率の直接増加
と言い換えられる。
加水分解は、既知技術と比較して低い温度を含む広範
囲の運転条件、及び炭化水素相中の水又は水蒸気の溶解
限度を越えない濃度の水又は水蒸気で行うことができ
る。さらに、低表面積アルミナ触媒の存在下の加水分解
の触媒作用が既知技術に比べて脱金属反応生成物中のギ
酸エステル不純物のアルコール又はギ酸への転化を高め
る。これはまた水素化後の高いオキソアルコール収率と
言い換えられ、嫌気的廃物処理プラント中のメタノール
の処理を低減する。
本発明の改良法はオキソアルコールの製造に有用であ
る。これらの高分子量アルコールは可塑剤、潤滑油添加
剤、洗剤及び泡消し剤の製造に使用される。
発明の詳細な説明 本発明の記載のために、ヒドロホルミル化反応生成物
はオキソ法により行われるオレフィンと一酸化炭素及び
水素との反応生成物である。オキソ法はよく知られ、カ
ーク・オスマー(Kirk−Othmer),エンサイクロペディ
ア・オブ・ケミカル・テクノロジー(Encyclopedia of
Chemical Technology),16巻,3版,ジョン・ウイリー・
アンド・サンズ(John Wiley & Sons),637〜653頁,19
81年、中に詳細に記載されている。反応生成物は典型的
には高級アルデヒド及びアルコール、未反応フィード並
びに二次生成物の混合物である。これらの二次生成物に
は通常高沸化合物例えばアルドール、エステル及びエー
テル、並びにアセタール及びギ酸エステル不純物が含ま
れる。
「脱金属」ヒドロホルミル化反応生成物はヒドロホル
ミル化反応に必要とされた遷移金属触媒が実質的に減耗
した反応生成物である。反応生成物の脱金属法はカーク
・オスマーのエンサイクロペディア並びにU.S.特許4,41
9,195及び4,404,119中に記載されている。
ヒドロホルミル化反応に対するオレフィンフィード原
料は典型的には、線状及び枝分かれ(C2〜C17)モロオ
レフィンを含むことができる市販オレフィンフィード原
料である。好ましくは、オレフィンフィード原料は有意
量の枝分かれ(C5〜C12)モノオレフィンを含む。好ま
しいオレフィンには石油分解からのアミレン類;(C3
C4)オレフィンのオリゴマーの分別からのヘプテン類、
オクテン類、ノネン類及びドデセン類;並びにイソブチ
レン並びに1−及び2−ブテン類の二量化及び共二量化
からのオクテン類が含まれる。
加水分解段階において使用されるアルミナ触媒は約40
〜約60平方メートル毎グラム(m2/g)のBET表面積(AST
M D4567)をもつ。触媒は、殊に好ましくは、約49〜53
m2/gの表面積をもつ。アルミナ触媒はまた、80重量%よ
り大きい、好ましくは90重量%より大きい、より好まし
くは95重量%より大きい触媒中のアルミナの濃度をもつ
高純度のもの、例えば99重量%アルミナであろう。触媒
は例えば押出、タブレット又は粉末形態のように市場で
入手できる任意の普通の形態で使用できる。
加水分解反応はヒドロホルミル化反応生成物、水蒸気
又は水、及びアルミナ触媒の間の密接触を促進できる任
意の反応器形状で行うことができる。反応はバッチ式、
半バッチ式又は連続式で行うことができる。好ましくは
反応は固定層反応器中で連続的に行われる。反応は液相
又は気相中で生ずることができるけれども、液相反応が
好ましい。最も好ましい反応器形状は、フィードと触媒
との接触効率を高めるため不活性ガス例えば窒素又は水
素が固定層反応器内の連続液体フィード中を並流又は向
流で通る「トリクル(trickle)」ベッド反応器であ
る。
加水分解反応の触媒作用に必要な触媒の量は、触媒の
形態、反応器形状及び所与反応時間に対する制限によ
る。必要とする触媒の量は容易に経験的に決定できる。
有利には、必要とする触媒の量はフィードと触媒との重
量比が約4〜約24lbフィード/hr/lb触媒であるような量
である。液相で運転する固定層反応器には、これは約4
〜約24hr-1の時間基準液空間速度と言い換えられる。
加水分解の間の温度は望ましくはアセタール及びギ酸
エステル不純物の転化に有意な改良を達成する少なくと
も約204℃(400゜F)である。加水分解はより低温で行
うことができるけれども、アセタール及びギ酸エステル
不純物の転化率がそのような低温で低下する。上部温度
限界は主に所望エネルギー使用量及び反応器装置限界に
よる。好ましくは、加水分解温度は約204〜約316℃(約
400〜約600゜F)、より好ましくは約204〜約279℃(約4
00〜約535゜F)、より好ましくは約229〜約263℃(約44
5〜約505゜F)である。
有利には、加水分解の間に存在する水又は水蒸気の濃
度は個々の水相及び炭化水素相の形成を防ぐために最小
にされる。加水分解は等モル量の水又は水蒸気とアセタ
ール及びギ酸エステル不純物をもつことにより有効に行
うことができる。もちろん、そのような水又は水蒸気の
量はヒドロホルミル化反応生成物の組成によるであろ
う。好ましくは、反応が液相中で行われるならば、水と
フィードとの容積比は約4〜約12である。
加水分解反応圧力は装置限界により、多くの場合に次
の水素化段階に対する反応器圧力によるであろう。最も
普通のオキソ法装置が280kg/cm2(ゲージ圧)(4000psi
g)の圧力限界を越えることはほとんどない。加水分解
反応圧力の設定における他の決定因子は気相又は液相に
おける運転に対する望ましさである。好ましい液相運転
に対して、圧力は有利には約7〜約280kg/cm2(ゲージ
圧)(約100〜約4000psig)、好ましくは約210〜約245k
g/cm2(ゲージ圧)(約3000〜約3500psig)である。気
相運転に対して大気圧又はその近くで運転することが望
ましくまた最も便利である。
本発明による改良法は脱金属ヒドロホルミル化反応生
成物中のアセタール不純物の実質量を接触加水分解段階
の間に相当するアルデヒド又はアルコールに転化するこ
とによりオキソアルコールの収率を高める。転化される
アセタール不純物の量がプロセス条件及び反応器形状に
よって変化するけれども、アルデヒド又はアルコールに
転化されるアセタール不純物の量は、好ましい態様にお
いて70モルパーセント以上、好ましくは80モルパーセン
ト以上、最も好ましくは90モルパーセント以上であろ
う。加水分解後、脱金属ヒドロホルミル化反応生成物を
水素化してさらに所望のオキソアルコールの全収率を高
めることができる。
次の実施例は請求した発明を例示するが、決してその
範囲を制限しない。
低表面積アルミナの使用による改良されたアセタール
転化がこの実施例中に示される。
適当な高圧コネクターをもつ316ステンレス鋼1/2″直
径反応器に試験されるアルミナ物質35立方センチメート
ルを装入する。触媒装填反応器を、温度制御用電気加熱
器を備えた流動層砂浴中に浸漬する。適当な機械的接続
部を取付けて210kg/cm2(ゲージ圧)(3000psig)の公
称圧力及び246℃(475゜F)の公称温度での反応器運転
を可能にする。定常状態条件下に液体フィード及び基体
高純度(>99vol%H2)水素を固定触媒層上に送る。液
体生成物は減圧し、定期的に試料を採取する。液体生成
物及び液体フィードのアリコートをガスクロマトグラフ
ィーにより組成について分析する。
液体フィードは、4vol%の公称水/フィードで水と混
合された粗枝分かれデカナールの脱金属ヒドロホルミル
化生成物からなる。典型的な粗デカナール成分分布は表
1中に見られる。
表1:粗デカナールフィード組成 種々の表面積値の種々の高純度アルミナ物質は表2中
に示される。
(1)一点BET法(ASTM D4567)により窒素で測定した
表面積。
表2:アルミナタイプ及び表面積 表2中に記載されたアルミナタイプを表3中に示した
条件で試験した。表3中に含まれる種々の試験試料に対
する生成物組成はガスクロマトグラフィーにより測定さ
れ;計算アセタール転化値は欄(13)中に示される。表
3中の欄(14)は相当するフィードアセタール組成に関
して計算される。表3中の欄(15)は前の欄中のデータ
に関して累加平均を基にして計算される。図1は表3中
の欄(15)のグラフ表示である。
高いアセタール加水分解転化がヒドロホルミル化法の
所望最終生成物である高いアルコール収率に対して望ま
れる。種々のタイプのアルミナ上のアセタール転化が接
触加水分解有効性のランク付けに使用される。
図1はアルミナタイプA及びBに対する80%を越える
アセタール転化を示し、それらは49m2/g及び53m2/gの相
当する表面積値をもつ。高いアセタール加水分解転化率
がアルミナタイプA及びBに対して実験の初めから維持
される。アルミナタイプC(1m2/g未満)及びD(227m2
/g)は運転の初期1000時間にわたって劣ったアセタール
加水分解転化率を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライシュ ジョン カールトン アメリカ合衆国 サウスカロライナ州 29936 ヒルトン ヘッド フォーレン アロー コート 3 (56)参考文献 米国特許3935285(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 29/16 C07C 27/20 - 27/24 C07C 27/02 CA(STN)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱金属ヒドロホルミル化反応生成物の水素
    化から製造されるオキソアルコールの収率を、反応生成
    物の水素化の前に反応生成物中のアセタール不純物を対
    応するアルデヒド又はアルコールに転化するに足る条件
    で加水分解することにより高める方法において、約40〜
    約60m2/gの表面積をもつアルミナ触媒の触媒有効量の存
    在下、加水分解温度約204〜約316℃(約400〜約600゜
    F)、加水分解圧力約210〜約245kg/cm2(約300〜約3500
    psig)で加水分解を行う段階を含む方法。
  2. 【請求項2】ヒドロホルミル化反応生成物が枝分かれC5
    〜C12モノオレフィンと一酸化炭素及び水素との反応生
    成物である、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】アルミナ触媒が約49〜約53m2/gの表面積を
    もつ、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】加水分解が固定層反応器中で、液相で連続
    的に行われる。請求項1、2又は3に記載の方法。
  5. 【請求項5】アルミナ触媒の量が時間基準液空間速度が
    約4〜約20hr-1であるような量である、請求項4に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】加水分解温度が約204〜約279℃(約400〜
    約535゜F)である、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】加水分解温度が約229〜約263℃(約445〜
    約505゜F)である、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】水と脱金属ヒドロホルミル化反応生成物と
    の容積比が約4〜約12である、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】対応するアルデヒド又はアルコールに転化
    されるアセタール不純物の量が80モルパーセント以上で
    ある、請求項1に記載の方法。
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