JP3040560U - 潅水用ノズル - Google Patents

潅水用ノズル

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JP3040560U
JP3040560U JP1995012756U JP1275695U JP3040560U JP 3040560 U JP3040560 U JP 3040560U JP 1995012756 U JP1995012756 U JP 1995012756U JP 1275695 U JP1275695 U JP 1275695U JP 3040560 U JP3040560 U JP 3040560U
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nozzle
irrigation
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雄一 後藤
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雄一 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土中に差し込みやすく、より安価で便利な潅
水用ノズルを提供する。 【解決手段】 ノズル10の本体は、取付部11側から
他端側にかけて徐々に細くなる筒状をなしており、さら
に溝12が縦方向に形成されているため、垂直方向に円
滑に土中に差し込まれる。また、注水孔15は凹所を先
の尖ったもので押し破ることにより、必要な位置のみに
簡単に形成することが可能である。さらに、取付部11
はペットボトル等の貯水容器20に着脱可能に形成され
ているため、経済的である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、植物育成に使用する潅水用ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
植物育成用の潅水器としてはこれまで、水を散布あるいは噴霧する吊下げ型や 据置き型等の様々なものが知られている。一方、土中に直接差し込んで水を供給 するタイプのものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
土中に直接差し込むタイプのものとしては、例えば特開昭50−44698の ようなものがあるが、これは差し込み部であるノズルの太さが一様であるために 、土中に差し込みにくいという問題点があった。また、土中に差し込んだ後潅水 器の使用中に、ノズル上部に位置する貯水部が植物の育成に邪魔になったり、潅 水の必要がない位置にまで水が供給されるなどの問題点があった。 そこで本考案では、上記問題点を解決しつつ、より安価で便利な潅水用ノズル を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
<請求項1の考案> 請求項1の潅水用ノズルは、植物育成用の土中に差し込んで使用されるもので あって、ノズル本体の一端側に貯水容器に着脱可能に取り付けるための取付部を 備えると共に、ノズル本体は他端側ほど細くなる筒状をなし、ノズル本体の外表 面に溝が形成されており、その溝内に複数個の注水孔が形成されているところに 特徴を有する。 上記構成によれば、ノズル本体が取付部の他端側ほど細くなる筒状をなしてい るので、土中に容易に差し込むことができるという効果を奏する。また、ノズル の外表面に溝が形成されており、その溝内に注水孔が形成されているため、注水 孔に土が入り込み、目詰まりを起こして水が流出しにくくなることを防止すると いう効果が得られる。 <請求項2の考案> 請求項2の潅水用ノズルは、植物育成用の土中に差し込んで使用されるもので あって、ノズル本体の一端側に貯水容器に着脱可能に取り付けるための取付部を 備えると共に、ノズル本体は他端部ほど細くなる筒状をなし、ノズル本体の外表 面に溝が形成されており、その溝内に、開通させて注水孔を形成可能な複数の凹 所が形成されているところに特徴を有する。 上記構成によれば、潅水が必要な位置のみに注水孔が形成される。従って、請 求項1の効果に加え、必要な部分にのみ水を供給して水の無駄な流出を防ぐこと ができ、貯水容器にしばしば水を供給しなくてもすむという効果が得られる。さ らに、注水孔開通の際、開通可能な部分が凹の形状になっているため、簡単にそ の位置を探り当てることができる。 <請求項3の考案> 請求項3の潅水用ノズルは、請求項2の考案において、凹所の底部がノズル本 体と一体形成されて突き破り可能な薄膜により形成されているところに特徴を有 する。 上記構成によれば、薄膜形成の新たな工程を要することなく、ノズル成形時に 同時に薄膜が形成される。また、この薄膜は先の尖ったもので容易に突き破られ るため、使用者は必要な位置に簡単に注水孔を形成することが可能である。
【0005】 <請求項4の考案> 請求項4の潅水用ノズルは、請求項1ないし3の考案において、その取付部が スクリューキャップ式の飲料容器に着脱可能であるところに特徴を有する。
【0006】 上記構成によれば、使用者は新たに貯水容器を購入する必要が無く、ペットボ トルやジュースの瓶等をリサイクルして使用することができ、環境にも良く、経 済的である。 <請求項5の考案> 請求項5の潅水用ノズルは、請求項1ないし4の考案において、溝がノズル本 体の縦方向に形成されているところに特徴を有する。 上記構成によれば、ノズル本体を土中に差し込むとき、溝がノズルを垂直方向 にスムーズに案内するという効果が得られる。 <請求項6の考案> 請求項6の潅水用ノズルは、請求項1ないし請求項5の考案において、ノズル 本体が取付部に対し偏心位置に設けられているところに特徴を有する。 上記構成によれば、径寸法の大きい貯水容器にノズルを取り付けた場合でも、 植物に邪魔にならない形態で土中に差し込むことが可能であるという効果が得ら れる。
【0007】
【実施形態】
<第一実施形態> 以下、本考案発明を具体化した第一実施形態について図1ないし図8を参照し て説明する。
【0008】 図1は本考案に係る潅水用ノズルの第一実施形態の側面図である。 ノズル10は一端に貯水容器に取り付けるための取付部11を備えている。こ の実施形態で貯水容器はミネラルウオータやジュース等の容器として一般に広く 使用されているプラスチック製のいわゆるPETボトル20を利用しており、従 って、その取付部11の内側は図2に示すように、スクリューキャップ式となっ ている。また、ノズル10の本体は、取付部11側から他端側にかけて徐々に細 くなる筒状をなしている。
【0009】 ノズル10の本体外表面には、ノズル10を上面からみて等角度をなす4方向 (図3参照)であり、かつノズル10の縦方向(図1、2参照)に溝12が形成 されており、その溝12の中心部には、凹所13が複数個形成されている。そし て、この凹所13の底部は、ノズル10と一体成形された薄膜14によって、形 成されている。(図4参照) 一方、ノズル10の本体内部は、図2及び図3に示すように、一端から他端に かけて細くなる円筒状で、ノズル未使用時には内側表面は凹凸のない形状となっ ている。
【0010】 上記構成の潅水用ノズルを使用する場合、アイスピックや画鋲の針等の先が尖 った細い棒状のものを凹所13に差し込み、力を入れて薄膜14を押し破って、 必要な位置に注水孔15を開通させる(図5、6参照)。その後、水を入れたペ ットボトル等の貯水容器20に潅水用ノズル10の取付部11を取り付け、逆さ にして土中に差し込めば、潅水器として土中に水を供給することができる。 このように、本実施形態によればノズル10の本体は、取付部11側から他端 側にかけて徐々に細くなる筒状をなしている上、縦方向に溝12が形成されてい るため、溝12に案内されつつ垂直方向に円滑に土中に差し込まれる。また、注 水孔15は凹所13を先の尖ったもので押し破ることにより、必要な位置のみに 簡単に形成することが可能である。例えば図7のような植木鉢の端に差し込んで 使用する場合には、植物が植えられている一方向のみに注水孔15を形成すれば よく、図8のようなプランターの中央に差し込んで使用する場合には、植物が植 えられている二方向に注水孔15を形成するなど、必要に応じて給水状況を設定 することができる。このため、水を不必要な方向に無駄に流出させることを防止 することができ、貯水容器20にしばしば水を供給しなくてもすむ。さらに、取 付部11には市販のペットボトル等のキャップと同様のスクリューが形成されて おり、貯水容器20として市販のペットボトル等を使用することができる。この ため、安価であり、環境的にもゴミを増やすことがないという優れた効果を奏す る。
【0011】 <第二実施形態> 図9及び図10は本考案に係る潅水用ノズルの第二実施形態を示すものである 。基本的な構成は第一実施形態と同様であり、同様の構成部分については重複し た説明は省略する。 図9はその側面図であり、本実施形態ではノズルの取付部11が例えばポリエ チレン等の比較的柔軟なプラスチックにより形成され、アンダーカット形状の囲 壁部11aを備えた円盤状をなしている。この取付部11とすると、貯水容器と してジュースやビール等の空き缶20を利用でき、取付部11が空き缶20の上 部全体を被覆し、囲壁部11aが缶上端部に突き出たビード部20aに引っかか る状態で取り付けられる。また、ノズル10の構成は第一実施形態と同様である が、その位置は、取付部11の中心から偏心した所に設けられている。
【0012】 このようにノズル10の位置を偏心させた潅水器を例えば植木鉢の端に差し込 むと、空き缶20が植木鉢のより端部に位置するようになるため、繁茂している 植物が邪魔になることなくノズル10を土中に差し込むことができ、また、灌水 器自体が植物の育成に邪魔になりにくいという効果が得られる。なお、ノズル1 0の位置が偏心していることによって潅水器全体のバランスが崩れるが、取付部 11のノズルとは反対側を植木鉢の縁に引っ掛ければ(図10参照)、潅水器全 体を安定して保持できる。
【0013】 <他の実施形態> なお、本考案は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるもの ではなく、例えば次のような実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに 下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。 上記実施形態では溝をノズルの縦方向に形成したが、図11に示すようにノズ ルの横方向に形成したり、スクリュー状に形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施形態の潅水器を示す側面図
【図2】同じく潅水用ノズルの縦断面図
【図3】同じく潅水用ノズルの横断面図
【図4】同じく潅水用ノズルの凹所の拡大横断面図
【図5】同じく潅水用ノズルの凹所の拡大縦断面図
【図6】同じく潅水用ノズルの注水孔の拡大縦断面図
【図7】同じく潅水器の使用例を示す斜視図
【図8】同じく潅水器の他の使用例を示す斜視図
【図9】本考案の第二実施形態の潅水器を示す側面図
【図10】同じく潅水器の使用例を示す斜視図
【図11】他の実施形態を示す潅水用ノズルの側面図
【符号の説明】
10…潅水用ノズル 11…取付部 12…溝 13…凹所 14…薄膜 15…注水孔 20…貯水容器

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物育成用の土中に差し込んで使用され
    る潅水用のノズルであって、ノズル本体の一端側に貯水
    容器に着脱可能に取り付けるための取付部を備えると共
    に、前記ノズル本体は他端側ほど細くなる筒状をなし、
    ノズル本体の外表面に溝が形成されており、その溝内に
    複数個の注水孔が形成されていることを特徴とする潅水
    用ノズル。
  2. 【請求項2】 植物育成用の土中に差し込んで使用され
    る潅水用のノズルであって、ノズル本体の一端側に貯水
    容器に着脱可能に取り付けるための取付部を備えると共
    に、前記ノズル本体は他端部ほど細くなる筒状をなし、
    ノズル本体の外表面に溝が形成されており、その溝内
    に、開通させて注水孔を形成可能な複数の凹所が形成さ
    れていることを特徴とする潅水用ノズル。
  3. 【請求項3】 前記凹所の底部は前記ノズル本体と一体
    成形されて突き破り可能な薄膜により形成されているこ
    とを特徴とする請求項2記載の潅水用ノズル。
  4. 【請求項4】 前記潅水用ノズルの取付部は、スクリュ
    ーキャップ式の飲料容器に着脱可能であることを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の潅水用
    ノズル。
  5. 【請求項5】 前記溝はノズル本体の縦方向に形成され
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいず
    れかに記載の潅水用ノズル。
  6. 【請求項6】 前記ノズル本体は、取付部に対し偏心位
    置に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請
    求項5のいずれかに記載の潅水用ノズル。
JP1995012756U 1995-11-07 1995-11-07 潅水用ノズル Expired - Lifetime JP3040560U (ja)

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