JP3040465B2 - 1,1,1,2−テトラフルオロエタン及びジメチルエーテル混合物を用いたエアゾール組成物 - Google Patents
1,1,1,2−テトラフルオロエタン及びジメチルエーテル混合物を用いたエアゾール組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC−13
4a)とジメチルエ−テル(DME)の混合物に関する。そ
のような混合物は、冷却剤、熱伝達媒体、ガス状誘電
体、発泡剤、エアゾ−ル噴射剤、及び動力サイクル作業
流体として有用である。これらの混合物は、大容積の産
業用冷却剤であるジクロロジフルオロメタン(CFC−1
2)の、潜在的に環境的安全な代用品である。
4a)とジメチルエ−テル(DME)の混合物に関する。そ
のような混合物は、冷却剤、熱伝達媒体、ガス状誘電
体、発泡剤、エアゾ−ル噴射剤、及び動力サイクル作業
流体として有用である。これらの混合物は、大容積の産
業用冷却剤であるジクロロジフルオロメタン(CFC−1
2)の、潜在的に環境的安全な代用品である。
閉気孔ポリウレタンフォ−ムは、建造物の絶縁のた
め、及びエネルギ−効率のよい電気的用途の製品に広く
使用されている。建築産業において、ポリウレタン(ポ
リイソシアヌレ−ト)のボ−ドストックは、その絶縁性
能及び負荷支持性能のため、屋根や壁に使用されてい
る。注型された、又は吹き付けられたポリウレタンフォ
−ムも、建築に使用されている。吹き付けられたポリウ
レタンフォ−ムは、貯蔵タンクのような絶縁性大構造体
のために広く使用されている。現場注型されたポリウレ
タンフォ−ムは、例えば冷蔵庫や冷凍機のような用途に
使用されるとともに、冷蔵トラックや冷蔵貨車を作る上
で使用されている。
め、及びエネルギ−効率のよい電気的用途の製品に広く
使用されている。建築産業において、ポリウレタン(ポ
リイソシアヌレ−ト)のボ−ドストックは、その絶縁性
能及び負荷支持性能のため、屋根や壁に使用されてい
る。注型された、又は吹き付けられたポリウレタンフォ
−ムも、建築に使用されている。吹き付けられたポリウ
レタンフォ−ムは、貯蔵タンクのような絶縁性大構造体
のために広く使用されている。現場注型されたポリウレ
タンフォ−ムは、例えば冷蔵庫や冷凍機のような用途に
使用されるとともに、冷蔵トラックや冷蔵貨車を作る上
で使用されている。
これらの種々の型のポリウレタンフォームは全て、そ
の製造に膨脹剤(発泡剤)を必要とする。絶縁フォ−ム
は、ポリマ−を発泡させるためだけでなく、主として絶
縁値のための非常に重要な特性である低い蒸気熱伝導率
のために、ハロカ−ボン発泡剤の使用に依存する。歴史
的に、ポリウレタンフォ−ムは、主要な発泡剤としての
CFC−11(CFCl3)により作られる。
の製造に膨脹剤(発泡剤)を必要とする。絶縁フォ−ム
は、ポリマ−を発泡させるためだけでなく、主として絶
縁値のための非常に重要な特性である低い蒸気熱伝導率
のために、ハロカ−ボン発泡剤の使用に依存する。歴史
的に、ポリウレタンフォ−ムは、主要な発泡剤としての
CFC−11(CFCl3)により作られる。
絶縁フォ−ムの第2の重要な型は、フェノ−ルフォ−
ムである。非常に魅力ある可燃特性を有するこれらのフ
ォ−ムは、一般にCFC−11及びCFC−113(1,1,2−トリク
ロロ−1,2,2−トリフルオロエタン)発泡剤により作ら
れる。
ムである。非常に魅力ある可燃特性を有するこれらのフ
ォ−ムは、一般にCFC−11及びCFC−113(1,1,2−トリク
ロロ−1,2,2−トリフルオロエタン)発泡剤により作ら
れる。
絶縁フォ−ムの第3の型は、熱可塑性フォーム、主と
してポリスチレンフォ−ムである。ポリオレフィンフォ
−ム(ポリエチレン及びポリプロピレン)は、包装に広
く使用されている。これらの熱可塑性フォ−ムは、一般
にCFC−12により作られる。
してポリスチレンフォ−ムである。ポリオレフィンフォ
−ム(ポリエチレン及びポリプロピレン)は、包装に広
く使用されている。これらの熱可塑性フォ−ムは、一般
にCFC−12により作られる。
多くの冷却の用途、例えば冷蔵庫及び自動車のエアコ
ンは、現在、冷却剤としてCFC−12を使用している。HFC
−134aは、CFC−12の潜在的代替物として確認され、CFC
−12に近い特性を有し、ゼロのオゾン破壊性を有する不
燃性のフルオロカーボン化合物である。しかし、HFC−1
34aは、CFC−12より低い冷却係数を有し、もしHFC−134
aがCFC−12の代わりに使用されるならば、冷却の用途に
エネルギ−消費の増加をもたらしてしまう。
ンは、現在、冷却剤としてCFC−12を使用している。HFC
−134aは、CFC−12の潜在的代替物として確認され、CFC
−12に近い特性を有し、ゼロのオゾン破壊性を有する不
燃性のフルオロカーボン化合物である。しかし、HFC−1
34aは、CFC−12より低い冷却係数を有し、もしHFC−134
aがCFC−12の代わりに使用されるならば、冷却の用途に
エネルギ−消費の増加をもたらしてしまう。
家庭用、個人用、又は産業用に設計された多くの製品
がエアゾ−ル製品として利用されている。そのような製
品、及び本発明の噴射系が使用され得るものの典型的な
例は、ヘアースプレ−、防臭剤、コロンのような個人用
品、ワックス、光沢剤、パンスプレ−、室内清新剤、家
庭用殺虫剤のような家庭用品、クリ−ナ−、潤滑剤、離
型剤のような産業用品、クリ−ナ−及び光沢剤のような
自動車用品を含む。そのような製品のすべては、容器か
ら活性成分を追い出すために、噴射ガス又は噴射ガス混
合物(即ち、噴射ガス系)を利用する。この目的のた
め、多くのエアゾ−ルは気化し、エアゾ−ル容器のバル
ブを押した際に活性成分を推進するための圧力を提供す
る液化ガスを採用する。
がエアゾ−ル製品として利用されている。そのような製
品、及び本発明の噴射系が使用され得るものの典型的な
例は、ヘアースプレ−、防臭剤、コロンのような個人用
品、ワックス、光沢剤、パンスプレ−、室内清新剤、家
庭用殺虫剤のような家庭用品、クリ−ナ−、潤滑剤、離
型剤のような産業用品、クリ−ナ−及び光沢剤のような
自動車用品を含む。そのような製品のすべては、容器か
ら活性成分を追い出すために、噴射ガス又は噴射ガス混
合物(即ち、噴射ガス系)を利用する。この目的のた
め、多くのエアゾ−ルは気化し、エアゾ−ル容器のバル
ブを押した際に活性成分を推進するための圧力を提供す
る液化ガスを採用する。
エアゾ−ル製品を施すことに関連する重要な物理特性
は、噴射剤の蒸気圧である。本発明の見地からの蒸気圧
は、液化噴射ガスがエアゾ−ルカンのような密閉容器内
でその蒸気と平衡にあるときに生ずる圧力である。蒸気
圧は、蒸気/液体混合物を収容するエアゾ−ルカン又は
ガスシリンダ−のバルブに圧力計を接続することによ
り、測定することが可能である。米国エアゾ−ル産業の
蒸気圧の測定基準は、通常70゜F(21℃)の定温の気/
液混合物で、ポンド/平方インチゲ−ジ圧(psig)であ
る。エアゾ−ル噴射剤として最も広く採用されている液
化されたガスの蒸気圧は、70゜F(21℃)で約20−90psi
g(138−621kPa)の範囲にわたって変化するであろう。
本発明の噴射システムは、この範囲の蒸気圧を有する。
は、噴射剤の蒸気圧である。本発明の見地からの蒸気圧
は、液化噴射ガスがエアゾ−ルカンのような密閉容器内
でその蒸気と平衡にあるときに生ずる圧力である。蒸気
圧は、蒸気/液体混合物を収容するエアゾ−ルカン又は
ガスシリンダ−のバルブに圧力計を接続することによ
り、測定することが可能である。米国エアゾ−ル産業の
蒸気圧の測定基準は、通常70゜F(21℃)の定温の気/
液混合物で、ポンド/平方インチゲ−ジ圧(psig)であ
る。エアゾ−ル噴射剤として最も広く採用されている液
化されたガスの蒸気圧は、70゜F(21℃)で約20−90psi
g(138−621kPa)の範囲にわたって変化するであろう。
本発明の噴射システムは、この範囲の蒸気圧を有する。
1970年代の初めに、成層圏のオゾン層(地球の大気に
紫外線が侵入するのを防止する)が、完全にハロゲン化
されたクロロフルオロカ−ボンの放出で大気に導入され
た塩素原子により消耗していることに、関心が持たれ始
めた。これらのクロロフルオロカ−ボンは、エアゾ−ル
の噴射剤として、フォームの発泡剤として、冷却剤とし
て、洗浄/乾燥溶媒系として使用されている。オゾン消
耗理論によると、完全にハロゲン化されたクロロフルオ
ロカ−ボンの大きな化学的安定性のため、これらの混合
物は大気中で分解せず、成層圏に達し、そこで徐々に分
解してオゾンと反応する塩素原子を放出する。
紫外線が侵入するのを防止する)が、完全にハロゲン化
されたクロロフルオロカ−ボンの放出で大気に導入され
た塩素原子により消耗していることに、関心が持たれ始
めた。これらのクロロフルオロカ−ボンは、エアゾ−ル
の噴射剤として、フォームの発泡剤として、冷却剤とし
て、洗浄/乾燥溶媒系として使用されている。オゾン消
耗理論によると、完全にハロゲン化されたクロロフルオ
ロカ−ボンの大きな化学的安定性のため、これらの混合
物は大気中で分解せず、成層圏に達し、そこで徐々に分
解してオゾンと反応する塩素原子を放出する。
関心度は、1978年に、米国環境保護局(EPA)が、エ
アゾ−ルの噴射剤としての完全にハロゲン化されたクロ
ロフルオロカ−ボンの不必要な使用を禁止するレベルに
まで達した。この禁止例(例示された使用を除く)は、
米国においてクロロフルオロカ−ボン噴射剤から主とし
て炭化水素噴射剤への急激な移行をもたらした。しか
し、他の国はこのエアゾ−ルの禁止において米国に加わ
らなかったので、最終結果は、エアゾ−ルにおけるクロ
ロフルオロカ−ボンの使用を米国から移すが、結局、世
界的にはトータルのクロロフルオロカ−ボンの製造を減
少することにはならなかった。事実、ここ数年、世界に
おけるクロロフルオロカ−ボンのト−タル量は、1978年
(米国禁止令の前)の生産されたレベルを越えている。
アゾ−ルの噴射剤としての完全にハロゲン化されたクロ
ロフルオロカ−ボンの不必要な使用を禁止するレベルに
まで達した。この禁止例(例示された使用を除く)は、
米国においてクロロフルオロカ−ボン噴射剤から主とし
て炭化水素噴射剤への急激な移行をもたらした。しか
し、他の国はこのエアゾ−ルの禁止において米国に加わ
らなかったので、最終結果は、エアゾ−ルにおけるクロ
ロフルオロカ−ボンの使用を米国から移すが、結局、世
界的にはトータルのクロロフルオロカ−ボンの製造を減
少することにはならなかった。事実、ここ数年、世界に
おけるクロロフルオロカ−ボンのト−タル量は、1978年
(米国禁止令の前)の生産されたレベルを越えている。
1978〜1987年の間、オゾン消耗理論を研究するために
多くの研究が行われてきた。大気の化学を複雑さのた
め、この理論に関する多くの疑問が解決されないままで
あった。しかし、この理論が有効であるとすると、オゾ
ン層の消耗から生ずる健康に対する危険は無視出来な
い。このことは、世界のクロロフルオロカ−ボンの生産
が増加しているという事実とともに、クロロフルオロカ
−ボンの使用を減少させる世界的な努力を生じた。特
に、1987年9月に、国連環境計画機関(UNEP)は、完全
にハロゲン化されたクロロフルオロカ−ボンの世界の製
造を1998年までに50%削減することを要求する仮の提案
を行った。この提案は、1989年の1月1日に批准され、
1989年の6月1日に有効となった。
多くの研究が行われてきた。大気の化学を複雑さのた
め、この理論に関する多くの疑問が解決されないままで
あった。しかし、この理論が有効であるとすると、オゾ
ン層の消耗から生ずる健康に対する危険は無視出来な
い。このことは、世界のクロロフルオロカ−ボンの生産
が増加しているという事実とともに、クロロフルオロカ
−ボンの使用を減少させる世界的な努力を生じた。特
に、1987年9月に、国連環境計画機関(UNEP)は、完全
にハロゲン化されたクロロフルオロカ−ボンの世界の製
造を1998年までに50%削減することを要求する仮の提案
を行った。この提案は、1989年の1月1日に批准され、
1989年の6月1日に有効となった。
CFC−11、CFC−12、およびCFC−113のような完全にハ
ロゲン化されたクロロフルオロカ−ボンの利用の削減の
提案のため、それに代わる、より環境に受け入れられる
製品が緊急に必要とされる。
ロゲン化されたクロロフルオロカ−ボンの利用の削減の
提案のため、それに代わる、より環境に受け入れられる
製品が緊急に必要とされる。
オゾン消耗理論が最初に出現した1970年代には、完全
にハロゲン化されたクロロフルオロカ−ボンに水素を導
入することが、これらの化合物の化学的安定性を顕著に
減少させることが知られていた。そのため、これらの不
安定化した化合物は、大気中で分解し、成層圏及びオゾ
ン層に到達しないことが予想される。以下の表は、種々
の完全に及び部分的にハロゲン化されたハロカ−ボンの
オゾン消耗性のリストである。この表には、ハロカ−ボ
ンによる地球の温暖化の可能性データ(赤外線を反射し
て地球に戻し、それによって地球の表面温度を上げる可
能性)もまた示されている。
にハロゲン化されたクロロフルオロカ−ボンに水素を導
入することが、これらの化合物の化学的安定性を顕著に
減少させることが知られていた。そのため、これらの不
安定化した化合物は、大気中で分解し、成層圏及びオゾ
ン層に到達しないことが予想される。以下の表は、種々
の完全に及び部分的にハロゲン化されたハロカ−ボンの
オゾン消耗性のリストである。この表には、ハロカ−ボ
ンによる地球の温暖化の可能性データ(赤外線を反射し
て地球に戻し、それによって地球の表面温度を上げる可
能性)もまた示されている。
HFC−134aのようなハロカ−ボンは、ゼロのオゾン消
耗性を有する。ハロゲン含量を有しないジメチルエ−テ
ルもまた、ゼロのオゾン消耗物質である。
耗性を有する。ハロゲン含量を有しないジメチルエ−テ
ルもまた、ゼロのオゾン消耗物質である。
1,1,1,2−テトラフルオロエタンは、冷却剤、エアゾ
−ル噴射剤、又は発泡剤としての用途を有しているが、
共沸混合物が、ポリマ−及び冷却剤のオイル溶解性のよ
うな改良された特性を有する、より経済的な非分留系を
生成する可能性を提供する。
−ル噴射剤、又は発泡剤としての用途を有しているが、
共沸混合物が、ポリマ−及び冷却剤のオイル溶解性のよ
うな改良された特性を有する、より経済的な非分留系を
生成する可能性を提供する。
従来技術でも認めているように、共沸混合物の形成を
予想することは困難である。
予想することは困難である。
この事実は、明らかに、この技術において用途を有す
る新規な共沸混合物の調査を複雑にしている。それにも
かかわらず、望ましい特性を有する新規な共沸組成物を
発見するための一定の努力がある。
る新規な共沸混合物の調査を複雑にしている。それにも
かかわらず、望ましい特性を有する新規な共沸組成物を
発見するための一定の努力がある。
発明の要旨 本発明により、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC
−134a)とジメチルエ−テル(DME)とから実質的に構
成される共沸及び他の混合物が発見された。本発明に含
まれる混合物は、22℃で50重量%のHFC−134aと50重量
%のDMEの組成(±5重量%)を有する共沸混合物であ
る。そのため、本発明の1つの共沸組成物は、22℃で、
約45−55重量%の1,1,1,2−テトラフルオロエタンと、
約55−45重量%のDMEとから基本的に構成される。
−134a)とジメチルエ−テル(DME)とから実質的に構
成される共沸及び他の混合物が発見された。本発明に含
まれる混合物は、22℃で50重量%のHFC−134aと50重量
%のDMEの組成(±5重量%)を有する共沸混合物であ
る。そのため、本発明の1つの共沸組成物は、22℃で、
約45−55重量%の1,1,1,2−テトラフルオロエタンと、
約55−45重量%のDMEとから基本的に構成される。
この議論を行なう上で、共沸又は定沸とは、ほぼ共沸
又はほぼ定沸をも意味する。言い換えれば、上述のよう
に真の共沸物だけでなく、種々の割合で同一の成分を含
む他の組成物をもこれらの用語の意味に含まれる。他の
組成物とは、他の温度および圧力での真の共沸物、及び
同一の共沸系の一部、及びそれらの特性において共沸物
様である同等の組成物である。この技術分野においてよ
く認められているように、共沸混合物と同一の成分を含
む組成物の範囲がある。それらは、冷却及び他の用途と
実質的に等しい特性を示すだけでなく、沸騰により分離
又は分留しないような定沸特性により、真の共沸混合物
と基本的に等しい特性を示すものである。
又はほぼ定沸をも意味する。言い換えれば、上述のよう
に真の共沸物だけでなく、種々の割合で同一の成分を含
む他の組成物をもこれらの用語の意味に含まれる。他の
組成物とは、他の温度および圧力での真の共沸物、及び
同一の共沸系の一部、及びそれらの特性において共沸物
様である同等の組成物である。この技術分野においてよ
く認められているように、共沸混合物と同一の成分を含
む組成物の範囲がある。それらは、冷却及び他の用途と
実質的に等しい特性を示すだけでなく、沸騰により分離
又は分留しないような定沸特性により、真の共沸混合物
と基本的に等しい特性を示すものである。
本発明の共沸組成物は、他の用途の中で、冷却剤、発
泡剤、及びエアゾ−ルの噴射剤として有用である。それ
らは、1.0のオゾン消耗性を有するCFC−12に対し、ゼロ
のオゾン消耗性を有する。それらは、市販されている冷
却剤であるCFC−12に近い蒸気圧を示し、かつHFC−134a
のみよりも良好なエネルギ−効率性能を有することにお
いて、冷却剤として特に適切である。
泡剤、及びエアゾ−ルの噴射剤として有用である。それ
らは、1.0のオゾン消耗性を有するCFC−12に対し、ゼロ
のオゾン消耗性を有する。それらは、市販されている冷
却剤であるCFC−12に近い蒸気圧を示し、かつHFC−134a
のみよりも良好なエネルギ−効率性能を有することにお
いて、冷却剤として特に適切である。
HFC−134aとDMEの混合物は、不燃性であるように配合
されてもよい。そのため、本発明の組成物の中には、0.
5〜9.0重量%のDMEと91.0〜99.5重量%のHFC−134aを含
む不燃性組成物もまた含まれる。
されてもよい。そのため、本発明の組成物の中には、0.
5〜9.0重量%のDMEと91.0〜99.5重量%のHFC−134aを含
む不燃性組成物もまた含まれる。
本発明の他の態様は、本発明の冷却剤組成物(40.0−
99.5重量%のHFC−134a及び0.5−60.0重量%のDME)を
凝縮させる工程、及びその後にそれを冷却されるべき物
体の付近で蒸発させる工程を具備する冷却方法である。
同様に、本発明の更に他の態様は、本発明の冷却剤を加
熱されるべき物体の付近で凝縮させる工程、及びその後
に冷却剤を蒸発させる工程とを具備する加熱方法であ
る。
99.5重量%のHFC−134a及び0.5−60.0重量%のDME)を
凝縮させる工程、及びその後にそれを冷却されるべき物
体の付近で蒸発させる工程を具備する冷却方法である。
同様に、本発明の更に他の態様は、本発明の冷却剤を加
熱されるべき物体の付近で凝縮させる工程、及びその後
に冷却剤を蒸発させる工程とを具備する加熱方法であ
る。
好ましくは、加熱及び冷却の用途においては、不燃性
組成物は少なくとも約91.0重量%のHFC−134aを含有す
るのがよい。
組成物は少なくとも約91.0重量%のHFC−134aを含有す
るのがよい。
これらの共沸組成物は、エアゾ−ルスプレ−、例えば
室内清新剤のための噴射剤として有用である。共沸混合
物は、噴射剤が除去される蒸気タップバルブを備えたエ
アゾ−ル容器に使用されるときに、少なくとも一部の気
相を分離又は分留しないので、特に魅力がある。
室内清新剤のための噴射剤として有用である。共沸混合
物は、噴射剤が除去される蒸気タップバルブを備えたエ
アゾ−ル容器に使用されるときに、少なくとも一部の気
相を分離又は分留しないので、特に魅力がある。
それ故、本発明は、活性成分と本発明の共沸組成物を
含み、上記成分を混合することによりそのような組成物
を作るプロセスを包含するものである。
含み、上記成分を混合することによりそのような組成物
を作るプロセスを包含するものである。
HFC−134a/DME共沸及び定沸の共沸様組成物は、優れ
たポリマ−発泡剤である。ジメチルエ−テル成分は、予
想外にもポリウレタン、フェノ−ル、及びポリスチレン
フォ−ムに、低溶解性のHFC−134aを溶解し、優れた絶
縁フォ−ムを生ずる。一度フォ−ム中に溶解すると、HF
C−134a絶縁ガスは、フォ−ムから拡散しない。
たポリマ−発泡剤である。ジメチルエ−テル成分は、予
想外にもポリウレタン、フェノ−ル、及びポリスチレン
フォ−ムに、低溶解性のHFC−134aを溶解し、優れた絶
縁フォ−ムを生ずる。一度フォ−ム中に溶解すると、HF
C−134a絶縁ガスは、フォ−ムから拡散しない。
本発明の新規な共沸組成物は、相の研究中に発見され
た。その研究では、組成を変化させ、蒸気圧が測定され
た。共沸組成物は、22℃(±5重量%)で50重量%のHF
C−134aと50重量%のDMEである、蒸気圧濃度プロットの
最小点において生じた。共沸混合物は、HFC−134aでは
−26.5℃、DMEでは−24.6℃であるのに比較して−22.7
℃の大気圧沸点を有する。
た。その研究では、組成を変化させ、蒸気圧が測定され
た。共沸組成物は、22℃(±5重量%)で50重量%のHF
C−134aと50重量%のDMEである、蒸気圧濃度プロットの
最小点において生じた。共沸混合物は、HFC−134aでは
−26.5℃、DMEでは−24.6℃であるのに比較して−22.7
℃の大気圧沸点を有する。
“基本的に……から構成される共沸組成物”なる表現
は、(任意の量の)本発明の共沸混合物の成分すべてを
含む混合物を包含することを意味する。この混合物は、
分留されたときに、少なくとも1つの留分のみ、又はこ
の留分と実質的に同一の温度で蒸留する他の化合物との
組合せで、本発明のすべての成分を含む共沸混合物を生
成するであろう。
は、(任意の量の)本発明の共沸混合物の成分すべてを
含む混合物を包含することを意味する。この混合物は、
分留されたときに、少なくとも1つの留分のみ、又はこ
の留分と実質的に同一の温度で蒸留する他の化合物との
組合せで、本発明のすべての成分を含む共沸混合物を生
成するであろう。
本発明の不燃性混合物は、約91.0〜99.5重量%のHFC
−134aと0.5〜9.0重量%のDMEの範囲内で、HFC−134aと
DMEの有効量から基本的に構成される。通常、本発明の
目的に対し、混合物は、40.0〜99.5重量%のHFC−134a
を含み、残りはDMEであろう。
−134aと0.5〜9.0重量%のDMEの範囲内で、HFC−134aと
DMEの有効量から基本的に構成される。通常、本発明の
目的に対し、混合物は、40.0〜99.5重量%のHFC−134a
を含み、残りはDMEであろう。
本発明の共沸組成物の蒸気圧及び冷却エネルギー効率
値は、CFC−12のそれに近い。そのため、冷凍プロセス
の冷却剤として有用である。それらは、ゼロのオゾン消
耗性を有し、ジメチルエ−テルの量は、組成物が不燃性
であるように選択することが可能である。
値は、CFC−12のそれに近い。そのため、冷凍プロセス
の冷却剤として有用である。それらは、ゼロのオゾン消
耗性を有し、ジメチルエ−テルの量は、組成物が不燃性
であるように選択することが可能である。
ジクロロ−ジフルオロメタン(CFC−12)の蒸気圧に
ほぼ等しい蒸気圧とは、同一の温度でCFC−12の蒸気圧
の上下20%以内の蒸気圧を意味する。CFC−12の蒸気圧
は、“化学及び物理のハンドブック”第50版、第D−16
3頁に記載されている。
ほぼ等しい蒸気圧とは、同一の温度でCFC−12の蒸気圧
の上下20%以内の蒸気圧を意味する。CFC−12の蒸気圧
は、“化学及び物理のハンドブック”第50版、第D−16
3頁に記載されている。
本発明の2成分冷却組成物は、例えばCFC−12を使用
するために設計された現存する冷却(冷凍)装置に使用
することができる。それらは、冷却及び加熱の双方を行
なうエアコン及びヒ−トポンプを含む圧縮サイクル用途
に有用である。新しい冷却混合物は、Grayによる米国特
許第4,482,465号の記載された冷却用途に使用可能であ
る。
するために設計された現存する冷却(冷凍)装置に使用
することができる。それらは、冷却及び加熱の双方を行
なうエアコン及びヒ−トポンプを含む圧縮サイクル用途
に有用である。新しい冷却混合物は、Grayによる米国特
許第4,482,465号の記載された冷却用途に使用可能であ
る。
上述のように、好ましい2成分1,1,1,2−,テトラフ
ルオロエタン/DME組成物は、基本的に不燃性である。不
燃性とは、“ガス及び蒸気の燃焼の制限"Bulletin 503,
H.F.Coward,et al.,Washinton,U.S.Bureau of Mines,19
52に記載されているように、スパ−ク発火器に供された
ときに空気中で燃焼しないガス混合物を意味する。
ルオロエタン/DME組成物は、基本的に不燃性である。不
燃性とは、“ガス及び蒸気の燃焼の制限"Bulletin 503,
H.F.Coward,et al.,Washinton,U.S.Bureau of Mines,19
52に記載されているように、スパ−ク発火器に供された
ときに空気中で燃焼しないガス混合物を意味する。
本発明のHFC−134a/DME共沸混合物は、70゜F(21℃)
で約58psig(400kPa)の蒸気圧を有する。この蒸気圧の
範囲は、共沸混合物を魅力的なものとし、エアゾ−ル噴
射剤として有用なものとする。
で約58psig(400kPa)の蒸気圧を有する。この蒸気圧の
範囲は、共沸混合物を魅力的なものとし、エアゾ−ル噴
射剤として有用なものとする。
HFC−134a/DME共沸混合物は、ポリスチレンの良好な
溶媒であることが決定された。このように、共沸混合
物、及び特にHFC−134aとDMEの不燃性混合物は、ポリス
チレンのための優れた発泡剤であり、HFC−134aをポリ
スチレン中に溶解することを可能とする。
溶媒であることが決定された。このように、共沸混合
物、及び特にHFC−134aとDMEの不燃性混合物は、ポリス
チレンのための優れた発泡剤であり、HFC−134aをポリ
スチレン中に溶解することを可能とする。
更に、HFC−134a/DME共沸混合物は、ポリウレタンポ
リオ−ル中に溶解可能であり、一方、HFC−134aのみ
は、全く溶解性がない。
リオ−ル中に溶解可能であり、一方、HFC−134aのみ
は、全く溶解性がない。
本発明の組成物は、他の適切な方法により、周知の技
術を用いて、所望の量の成分を混合又は合わせることを
含む通常の方法により、製造することが出来る。
術を用いて、所望の量の成分を混合又は合わせることを
含む通常の方法により、製造することが出来る。
更に苦労することなく、当業者なら、以上の説明を用
いて、本発明を充分な程度まで実施することが出来るで
あろう。従って、以下の好ましい実施例は、単に本発明
を例示するものであって、限定するものではない。
いて、本発明を充分な程度まで実施することが出来るで
あろう。従って、以下の好ましい実施例は、単に本発明
を例示するものであって、限定するものではない。
以上の記載及び以下の実施例において、温度はセ氏に
補正されておらず、特に断らない限り、すべての部及び
%は重量部及び%である。
補正されておらず、特に断らない限り、すべての部及び
%は重量部及び%である。
実施例 実施例1 1,1,1,2−テトラフルオロエタン及びジメチルエ−テ
ルについて、相の研究を行なわれる。その研究では、22
℃でおいて、組成を変化させ、蒸気圧を測定する。測定
された最小蒸気圧によって証明されたように、共沸組成
物が得られ、50重量%の1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ンと50重量%のジメチルエ−テル(±5重量%)として
同定される。
ルについて、相の研究を行なわれる。その研究では、22
℃でおいて、組成を変化させ、蒸気圧を測定する。測定
された最小蒸気圧によって証明されたように、共沸組成
物が得られ、50重量%の1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ンと50重量%のジメチルエ−テル(±5重量%)として
同定される。
実施例2 ジクロロジフルオロメタン(CFC−12)と1,1,1,2−テ
トラフルオロエタン(HFC−134a)に対する本発明の混
合物の冷却特性の評価を下記表に示す。デ−タは1トン
ベ−スで、即ち、12,000Btu/hr(12.66×106J/hr)の空
間からの熱の除去について示されている。このデ−タ
は、理想冷凍サイクルに基づいている。
トラフルオロエタン(HFC−134a)に対する本発明の混
合物の冷却特性の評価を下記表に示す。デ−タは1トン
ベ−スで、即ち、12,000Btu/hr(12.66×106J/hr)の空
間からの熱の除去について示されている。このデ−タ
は、理想冷凍サイクルに基づいている。
動作係数(COP)は、冷凍器のエネルギ−効率であ
る。
る。
上記条件により代表される冷凍サイクルのためには、
(46・54)重量%HFC−134a/DME組成物のCOPは、産業用
冷凍標準品であるジクロロジフルオロメタン(CFC−1
2)とHFC−134a(1,1,1,2−テトラフルオロエタン)の
両方よりもかなり良好な性能を示している。この共沸混
合物は可燃性である。
(46・54)重量%HFC−134a/DME組成物のCOPは、産業用
冷凍標準品であるジクロロジフルオロメタン(CFC−1
2)とHFC−134a(1,1,1,2−テトラフルオロエタン)の
両方よりもかなり良好な性能を示している。この共沸混
合物は可燃性である。
90/10重量%のHFC−134a/DME混合物は、2.91のCOPを
有しており、これはCFC−12のそれに近く、HFC−134a単
独よりも良好である。
有しており、これはCFC−12のそれに近く、HFC−134a単
独よりも良好である。
潤滑剤、防食剤、安定化剤、染料、及び他の適当な物
質のような添加剤は、それらが組成物に悪影響を与えな
いならば、その目的とする用途に対し、様々な目的のた
めに、本発明の新規な組成物に添加してもよい。
質のような添加剤は、それらが組成物に悪影響を与えな
いならば、その目的とする用途に対し、様々な目的のた
めに、本発明の新規な組成物に添加してもよい。
実施例3 HFC−134a/DME共沸混合物を用いて、エアゾ−ル室内
フレッシュナーを製造した。その組成及び蒸気圧を表II
に示す。
フレッシュナーを製造した。その組成及び蒸気圧を表II
に示す。
実施例4 HFC−134a/DME共沸混合物の溶解度がポリウレタンポ
リオ−ル中で決定される。共沸混合物は30.0重量%で容
易に溶解し、一方、HFC−134aは不溶解である。溶解度
のデ−タを表IIIに示す。
リオ−ル中で決定される。共沸混合物は30.0重量%で容
易に溶解し、一方、HFC−134aは不溶解である。溶解度
のデ−タを表IIIに示す。
実施例5 ポリスチレン片(約2.5cmの長さ、0.5cmの幅、0.5cm
の厚さ)を約50gの共沸混合物と合わせることにより、
ポリスチレン中へのHFC−134a/DME共沸混合物の溶解度
が決定される。HFC−134aは基本的にポリスチレンへの
溶解性がないが、HFC−134a/DME共沸混合物はポリスチ
レンを柔軟化し、変形する。そのデ−タを以下の表IVに
示す。
の厚さ)を約50gの共沸混合物と合わせることにより、
ポリスチレン中へのHFC−134a/DME共沸混合物の溶解度
が決定される。HFC−134aは基本的にポリスチレンへの
溶解性がないが、HFC−134a/DME共沸混合物はポリスチ
レンを柔軟化し、変形する。そのデ−タを以下の表IVに
示す。
実施例6 不燃性のため、HFC−134aとDMEのブレンドの上の蒸気
空間に必要とされるHFC−134aの量が決定される。テス
トの条件及び効果を表Vにまとめる。
空間に必要とされるHFC−134aの量が決定される。テス
トの条件及び効果を表Vにまとめる。
以上の実施例は、一般的に又は特別に記載された本発
明の反応体及び/又は操作条件を、これら実施例で用い
たものと置換することにより、同様に成功を繰り返すこ
とが出来る。
明の反応体及び/又は操作条件を、これら実施例で用い
たものと置換することにより、同様に成功を繰り返すこ
とが出来る。
以上の説明から、当業者は、本発明の特徴及び範囲を
容易に確認するとこが出来、様々な使用形態及び条件に
適合させるために、本発明を種々変更及び修正すること
が可能である。
容易に確認するとこが出来、様々な使用形態及び条件に
適合させるために、本発明を種々変更及び修正すること
が可能である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08G 101:00 C08L 25/00 C08L 25/00 (72)発明者 ビベンス、ドナルド・ベルナルド アメリカ合衆国、ペンシルベニア州 19348、ケネット・スクウェアー、ウエ スト・ロウカスト・レーン 210 (72)発明者 ヨコゼキ、アキミチ アメリカ合衆国、デラウエア州 19807、 グリーンビル、コングレッショナル・ド ライブ 1090 (56)参考文献 特開 平4−253927(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】活性成分および噴射剤を備えるエアゾール
組成物であって、前記噴射剤が91.0〜99.5重量%の1,1,
1,2−テトラフルオロエタンと、0.5〜9.0重量%のジメ
チルエーテルとから本質的になる二成分系混合物であ
り、前記二成分系混合物が不燃性であることを特徴とす
るエアゾール組成物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US49296390A | 1990-03-12 | 1990-03-12 | |
US492,963 | 1990-03-12 | ||
US492963 | 1990-03-12 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05504952A JPH05504952A (ja) | 1993-07-29 |
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ID=23958320
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3505053A Expired - Fee Related JP3040465B2 (ja) | 1990-03-12 | 1991-02-05 | 1,1,1,2−テトラフルオロエタン及びジメチルエーテル混合物を用いたエアゾール組成物 |
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DE (2) | DE69133423T2 (ja) |
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US5221492A (en) * | 1991-08-23 | 1993-06-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Azeotropic mixture of perfluoropropane and dimethyl ether |
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GB9200521D0 (en) * | 1992-01-10 | 1992-02-26 | Ici Plc | Compositions useful as refrigerants |
US5294359A (en) * | 1992-02-03 | 1994-03-15 | Alliedsignal Inc. | Refrigerant compositions |
GB2274463A (en) * | 1993-01-20 | 1994-07-27 | Ici Plc | Working fluid composition |
US5736062A (en) * | 1993-08-13 | 1998-04-07 | Ausimont S.P.A. | Azeotrope-like mixtures utilizable as refrigerating fluids |
IT1270960B (it) * | 1993-08-13 | 1997-05-26 | Ausimont Spa | Miscele ternarie quasi azeotropiche con fluidi refrigeranti |
CH686806A5 (de) | 1994-01-12 | 1996-06-28 | Cerberus Ag | Gasgemisch zur Funktionspruefung von Rauchmeldern. |
US5417871A (en) * | 1994-03-11 | 1995-05-23 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Hydrofluorocarbon compositions |
FR2813610B1 (fr) * | 2000-09-04 | 2002-10-18 | Atofina | Composition utilisable comme fluide frigorifique |
EP1193305A1 (en) * | 2000-09-27 | 2002-04-03 | Honeywell International Inc. | Hydrofluorocarbon refrigerant compositions soluble in lubricating oil |
FR2860000B1 (fr) * | 2003-09-19 | 2007-09-21 | Arkema | Solution de nettoyage |
US7465698B2 (en) * | 2004-04-16 | 2008-12-16 | Honeywell International Inc. | Azeotrope-like compositions of difluoromethane and trifluoroiodomethane |
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US3922228A (en) * | 1973-03-22 | 1975-11-25 | Phillips Petroleum Co | Azeotropic composition consisting of difluoromethyl trifluoromethylether and dimethyl ether |
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-
1991
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