JP3040287U - コーキングガン - Google Patents

コーキングガン

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JP3040287U
JP3040287U JP1997001028U JP102897U JP3040287U JP 3040287 U JP3040287 U JP 3040287U JP 1997001028 U JP1997001028 U JP 1997001028U JP 102897 U JP102897 U JP 102897U JP 3040287 U JP3040287 U JP 3040287U
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JP
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shaft
vertical
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frame body
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Application number
JP1997001028U
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English (en)
Inventor
良雄 柳原
Original Assignee
株式会社サヌキ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャフト送り板の垂直状態を簡単且つ正確に
設定し得ると共に、経年変化がなく長年使用によっても
正確な垂直状態を保持し得るコーキングガンを提供す
る。 【解決手段】 樋状受け部に固着される枠体部4と、こ
の枠体部4にバネ付勢された送り板1と、この送り板1
を常態において垂直状に保持する垂直保持部材2と、上
記送り板1の貫通孔に挿通配備されるシャフト6と、上
記送り板に連繋配備され、回動により送り板1を傾斜状
に前進させ、且つ前記シャフトを前進させる可動バンド
ル7とからなるものにおいて、前記垂直保持部材2は筒
孔21aにシャフト6を挿通した状態で枠体部4に取付
けられる筒体で、筒体21の垂直状先端面22が送り板
1の中心周辺部を当接支承することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、コーキングガンに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、一般的なコーキングガンを示す正面図である。 このコーキングガンは、樋状受け部3と、この樋状受け部3の一端側に取付けら れた枠体部4と、この枠体部4にバネ5付勢されたシャフト送り板1と、シャフ ト送り板1を常態において垂直状に保持する垂直保持部材Aと、このシャフト送 り板1の貫通孔11に対し挿通配備されたシャフト(ピストンロッド)6とから 成る。図5で示すように、バネ5付勢されたシャフト送り板1の垂直状態を保持 する垂直保持部材Aは、枠体部4の上部に設けられたストップ板(支え壁)41 と、枠体部4に枢支ピン43で枢支された可動ハンドル部7の上端送り軸71と で構成されている。
【0003】 常態において、シャフト送り板1は垂直保持部材Aにより垂直状態が保持され ている。つまり、矩形平板状のシャフト送り板1の上部がストップ板(支え壁) 41に当接し、且つ下部が送り軸71に当接することで、垂直状態が保持されて いる。 いま、ハンドル部7を握り回動させると、シャフト送り板1の下部が送り軸7 1により前方方向(樋状受け部3側)へ押され、垂直状態から傾動(後方へ傾斜 )する。これにより、シャフト送り板1の貫通孔11の前面開口下周縁と、背面 開口上周縁がシヤフト6に圧着して噛む。この状態で、ハンドル部7を更に回動 させると、シャフト送り板1は傾斜状態のまま、つまりシャフト6を止着した状 態のまま、バネ5に抗して前進し、同時にシャフト6を前進させる。 ハンドル部7の握り力を緩めると、バネ5によりシャフト送り板1が原状位置 へ後退復帰し、シャフト送り板1は再び垂直保持部材Aにより垂直状態が保持さ れる。また、シャフト送り板1の後退時、バネ81付勢された後退阻止板8がシ ャフト6の後退を阻止し、前進したシャフト6の位置が保持される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のコーキングガンでは、シャフト送り板は枠体部のストップ板部(支え壁 )と送り軸とで、垂直状態が保持されている。つまり、シャフト送り板の上部が ストップ板(支え壁)に当接し、且つ下部が送り軸に当接することで、垂直状態 が保持される。このため、シャフトに対する送り板の直角度は、ストップ板(支 え壁)と送り軸との位置精度が必要となり、直角度の設定が困難であった。特に 、ストップ板は枠体部と一体成型されるプラスチック部材であるため、金属製送 り板が当接する際の衝撃で、ストップ板が損傷する、或いは形状変化する。この 場合、シャフト送り板の垂直状態を保持し得なくなり、送り板の送り、戻りがス ムーズにいかない等の不利があった。
【0005】 この考案は、以上のような課題を解消させ、シャフト送り板の垂直状態を簡単 且つ正確に設定し得ると共に、経年変化がなく長年使用によっても正確な垂直状 態を保持し得るコーキングガンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成させるために、この考案のコーキングガンは、次のような構成 としている。 コーキングガンは、樋状受け部の後端部に止着される枠体部と、この枠体部に バネ付勢されたシャフト送り板と、このシャフト送り板を常態において垂直状に 保持する垂直保持部材と、上記シャフト送り板の貫通孔に挿通配備されるシャフ トと、このシャフト送り板に連繋配備され、回動によりシャフト送り板を傾斜状 に前進させ、前記シャフトを前進させる可動ハンドル部とから成るものであって 、前記垂直保持部材は筒孔にシャフトを挿通した状態で枠体部に取付けられる筒 体で、筒体の垂直状先端面がシャフト送り板の中心周辺部を当接支承することを 特徴としている。
【0007】 このような構成を有するコーキングガンでは、シャフトを貫通させた垂直保持 部材を枠体部に取付けている。 従って、常態において、バネ付勢されるシャフト送り板は、筒状垂直保持部材 の垂直先端面に接面する。この接面部は、シャフト送り板の中心部であり、且つ 筒状垂直保持部材の直径長さ分、シャフト送り板の中心周辺部が周回状に支承さ れることとなる。 従って、シャフト送り板は、単一の垂直保持部材(単一の筒体)のみで、その 中心部が支承されることとなり、従来のように上下2点で支えられるのに対し、 垂直保持が簡単で且つ正確となる。また、円筒状垂直保持部材はシャフト送り板 と同じ金属資材で成型される筒体であるから、シャフト送り板の当接による衝撃 で変形する虞れがなく、長年使用によってもシャフト送り板の垂直状態の保持を 確保し得る。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案に係るコーキングガンの具体的な実施の形態を説明 する。
【0009】 図2は、コーキングガンを示す正面図である。 コーキングガンは、樋状受け部3と、この樋状受け部3の一端側に取付けられた 枠体部4と、この枠体部4にバネ5付勢されたシャフト送り板1と、このシャフ ト送り板1の貫通孔11に対し挿通配備されたシャフト(ピストンロッド)6と 、シャフト送り板1の垂直状態を保持する垂直状態保持部材2とから成る。
【0010】 シャフト6は、先端のピストン部61が樋状受け部3内に位置する状態で、枠 体部4に貫通状に配備されている。また、枠体部4には握り部52が延長突設し てある。更に、枠体部4には枢支ピン43を介して可動ハンドル(ハンドルレバ ー)7を配備すると共に、可動ハンドル7の上端部に送り軸71をシャフト送り 板1に対応して配備している。
【0011】 ハンドル7を握り回動させると、シャフト送り板1の下部が送り軸71により 前方方向へ押され、垂直状態から傾動(後方へ傾斜)する。これにより、シャフ ト送り板1の貫通孔11の前面開口下周縁と、背面開口下周縁がシャフト6に圧 着する。この状態で、ハンドル7を更に回動させると、シャフト送り板1は傾斜 状態のままバネ5に抗して前進し、同時にシャフト6を前進させる(図3参照) 。この後、ハンドル7の握り力を緩めると、バネ5によりシャフト送り板1が原 状位置へ後退復帰する。シャフト送り板1の後退時、バネ81付勢された後退阻 止板8がシャフト6の後退を阻止し、前進したシャフト6の位置が保持される。
【0012】 この考案の特徴は、前記シャフト送り板1を常態において垂直状に保持する垂 直保持部材2の構造にある。 垂直保持部材2は、図1及び図3で示すように、シャフト6と同様の金属資材 で形成された円筒体である。この一定長さを有する円筒体21は、先端面部22 が垂直状に形成され、後部23は大径に設定してある。垂直保持部材2は、枠体 部4の背面側の孔部44に貫通状に嵌挿配備されている。また、この垂直保持部 材(円筒体21)2の筒孔21aには、シャフト6が進退可能に貫通配備される 。この貫通状態において、垂直保持部材2の大径後部23が枠体部4の背面外方 に位置し、枠体部4内への先端面部22の突出長さを位置決めしている。つまり 、シャフト送り板1の垂直状態保持位置を設定している。更に、垂直保持部材2 の後部23は、シャフト後退阻止板8の上部に当接し、外方への抜け止めが図ら れている。
【0013】 このような構成を有するコーキングガンでは、先端面部22が垂直である円筒 体(垂直保持部材2)21を枠体部4に取付け、この円筒状垂直保持部材に対し シャフト6を貫通させている。 従って、常態において、バネ5付勢されるシャフト送り板1は、円筒状垂直保 持部材2の垂直先端面22と接面し、垂直状態が保持される。この接面部は、シ ャフト送り板1の中心部であり、且つこの中心部が円筒体(垂直保持部材2)2 1の直径長さ分、周回状に支承されることとなる。つまり、シャフト6中心を中 心として、円筒体21の厚み分が送り板1の中心部(中心周辺部)を周回状に支 承する(図1参照)。従って、シャフト送り板1は、中心部で支承されることと なり、従来のように上下2点で支えられるのに対し、垂直保持が簡単で且つ正確 となる。また、筒状垂直保持部材2はシャフト送り板1と同様な金属資材で成型 されるから、シャフト送り板1の当接による衝撃で変形する虞れがなく、長年使 用によってもシャフト送り板1の垂直状態保持を確保し得る。
【0014】 尚、実施の形態では、垂直保持部材2を円筒状に形成した例を示したが、実施 に際しては外形状を多角形の筒体とし、筒孔を丸棒シャフトに対応する円形孔と しても良い。また、シャフトが例えば6角形状であるときは、筒状垂直保持部材 の筒孔を6角形状とすることは勿論である。
【0015】
【考案の効果】
この考案では、以上のように、筒状垂直保持部材を枠体部に取付け、垂直保持 部材の先端垂直面にシャフト送り板を当接支承させることとしたから、シャフト 送り板はその中心部が単一の筒状垂直保持部材に接面して垂直状態が確保される と共に、垂直保持部材の直径長さ分、送り板の中心周辺部を周回状に支承される こととなり、送り板のシャフトに対する正確な直角状態が確保される。 従って、従来のようにシャフト送り板が枠体部に衝撃を与え、変形させる等の 不利がない許かりでなく、枠体部の上部支え壁と下部送り軸との2点を位置合わ せして送り板の垂直状態をだす等の面倒な設定が解消される。また、垂直保持部 材がシャフト送り板と同様な金属資材で成型されることにより、送り板が当接す る際の衝撃で、従来のように枠体部支え壁が変形する結果、送り板の垂直状態保 持が困難となる等の不利が解消される等、考案目的を達成した優れた効果を有す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コーキングガンの要部を示す断面図である。
【図2】コーキングガンを示す正面図である。
【図3】ロッドの送り状態を示す説明図である。
【図4】従来のコーキングガンを示す正面図である。
【図5】従来のコーキングガンの要部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 シャフト送り板 2 垂直保持部材 3 樋状受け部 4 枠体部 5 付勢バネ 6 シャフト 7 ハンドル部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樋状受け部の後端部に固着される枠体部
    と、この枠体部にバネ付勢されたシャフト送り板と、こ
    のシャフト送り板を常態において垂直状に保持する垂直
    保持部材と、上記シャフト送り板の貫通孔に挿通配備さ
    れるシャフトと、このシャフト送り板に連繋配備され、
    回動によりシャフト送り板を傾斜状に前進させ、前記シ
    ャフトを前進させる可動ハンドル部とから成るコーキン
    グガンにおいて、 前記垂直保持部材は、筒孔にシャフトを挿通した状態で
    枠体部に取付けられる筒体で、筒体の垂直状先端面がシ
    ャフト送り板の中心周辺部を当接支承することを特徴と
    するコーキングガン。
JP1997001028U 1997-02-06 1997-02-06 コーキングガン Expired - Lifetime JP3040287U (ja)

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