JP3040124U - 保護具可動機構付き地下足袋 - Google Patents

保護具可動機構付き地下足袋

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JP3040124U
JP3040124U JP1997001386U JP138697U JP3040124U JP 3040124 U JP3040124 U JP 3040124U JP 1997001386 U JP1997001386 U JP 1997001386U JP 138697 U JP138697 U JP 138697U JP 3040124 U JP3040124 U JP 3040124U
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JP1997001386U
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Inventor
範子 鶴田
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範子 鶴田
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、地下足袋の指部を保護する保
護用硬質物の装着によって、地下足袋本来の特性である
指の自由な動きや指股の感覚を損なうことのないよう
に、保護用硬質物を指の動きに応じて可動する機構で装
着した、建設現場作業用の履物である。 【構 成】 足の五指全体を包み、指股部に仕切りのな
い形状の保護用硬質物(2)に伸縮性のある装着用品
(3)をカシメ(4)などで連結し、これを地下足袋の
指部(1)にかぶせる。伸縮性のある装着用品(3)の
他辺を、指先先端部分の保護用硬質物(2)がその装着
用品(3)の作用により上に動くよう地下足袋に接着ま
たは縫い付け等でとり付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、建設現場等で使用する地下足袋等指付き履物の指部保護具 の装着機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまでの建設現場では、足指先の保護具付き履物は、安全靴が主であ る。地下足袋においては、指部の保護を提案しているものもあるが、いず れも保護具の形状やその装着状態では、保護具が指先と足裏の感覚に支障 をきたし、高所や不安定な足場では建設作業履物として不向きな物であっ た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
地下足袋は指が自由に使える特性から、建設現場の高所鉄骨上やパイプ の足場、鉄筋の作業等を行う際に多くの人に愛用されてる。その理由は、 第一指と第二指の指股部に鉄筋やパイプ足場材等を挟み込んで体のバラン スを支えたり、指と股部で踏ん張ることで作業に必要な力をだすことがで きるからである。この特性を損なわずに地下足袋に、落下物や上からの衝 撃より指を守る保護具が付けば建設現場履物として最適である。 しかし従来の提案の内容では、保護具が履物の内部または外部に固定し た状態で装着されており、指の動きや指先の感覚を損ねる。特に地下足袋 のような素足感覚の履物においては、従来の提案にあるような履物内部の 指部に親指用と四指用の二つの保護硬質物を挿入する形状では指の動きや 屈伸時に違和感があり使用に際して不快であった。また、足指の第一指と 第二指の股部に保護具の一部が入り込む形状のものは、指股に鉄筋等を挟 み込もうとしても保護具がじゃまで容易に挟み込み動作が出来ない。踏ん 張る力を指先に入れれば、指の股部内側に保護具の硬さや厚みによる圧迫 を受け自由に動かず痛み等の支障をきたす。このように履物に固定装着さ れた保護具により、足の指の感覚やその運動性を完全に欠如されてしまい 、地下足袋本来の特性が生かされない。高所においてはその感覚の支障に より墜落事故の要因ともなり危険である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は地下足袋の特長である足の指や裏、指股の感覚を一切損ねず、 特に、指先においてはその動きや指股部への挟み込みの動作に違和感や支 障の無いよう、五指全体を包み指股部に仕切りのない形状で半円月型に一 体成型した保護用硬質物を、伸縮性のある装着用品によって地下足袋に取 り付けることにより、屈伸時指の動きに支障をきたすことなく保護用硬質 物が可動するように考案されたものである。 これを図面によって説明すれば、保護用硬質物(2)に伸縮性のある装 着用品(3)をカシメ(4)などで連結し、これを地下足袋の指部(1) にかぶせる。伸縮性のある装着用品(3)の他辺を、指先先端部分の保護 用硬質物(2)がその装着用品(3)の作用により上に動くよう地下足袋 に接着または縫い付け等で取り付ける。この際に、保護用硬質物上辺部と 地下足袋の甲の部分にすき間かくしとして、化粧カバー(5)を取り付け てもよい。
【0005】
【作用】
このようにすれば、保護用硬質物は、足の指先の屈伸や第一指と第二指 による指股への挟み込み動作(図3)のときも、連結する伸縮性のある装 着用品により可動するため支障なく、指の股部は地下足袋の布地以外の異 物がないので感触が良くわかり、その感覚に支障をきたさない。 また、パイプ足場材の上(図4)においても、足の指や裏の感覚を妨げ る事がなく体のバランスを保てる。足指の動作が終われば、保護用硬質物 が元の装着状態にすぐ戻るので、足の指部は落下物や上からの衝撃から保 護される。 本案はこのような構造なので、建設現場等の作業で高所や不安定な足場 においても安心して使用できる。
【0006】
【実施例】
なお、本考案の実施に当たっては次の如き内容においてもできる。 (イ)布製の地下足袋以外にゴム製又は革製等の指付きの履物にも実施で きる。 (ロ)伸縮性のある装着用品を保護用硬質物の上辺部まで一体にして取り 付ける(図2)。このようにすると化粧カバーは不要になり、すき間もな くなりさらによい。
【0007】
【考案の効果】
以上のように本考案による地下足袋は、保護用硬質物の形状と独創的な 装着方法により、使用者の足の動きや指の感覚が地下足袋本来の素足感覚 を保ち、足の裏や指股の感触を妨げることなく安全性を高めることができ る。特に、挟み込み動作では、指股に違和感がなく使用でき、不安定な足 場の感触も鋭敏に伝わり、保護具の圧迫等による痛みもないため体のバラ ンス感覚や踏ん張る力を出すことができ、墜落事故防止に多大な効果があ る。 本考案により、指先の保護と墜落事故の両面から労働災害事故防止にお いて二重の効果がある。 その他に次の如き効果もある。 (イ)指先部に保護用硬質物があるので、引っ掛けによるカギざきなどが なく地下足袋が長持ちする。 (ロ)指股部に地下足袋の布地以外の異物がないので、接触物の形状や大 きさがよくわかる。 (ハ)本考案の保護用硬質物はその形状から強い耐圧性が出せる。 (ニ)保護用硬質物の先端部が露出しているため、荷役用の手押し台車や 天井作業用の移動足場に付いている硬質の車輪が、移動の際に保護用硬質 物の先端部でスリップして地下足袋に乗り上げず安全である。 以上のように本考案は、効果も絶大であり、その使用感覚は他に類を見 ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図
【図2】本考案の別の実施例を示す斜視図
【図3】本考案の鉄筋材の挟み込み動作の使用例による
斜視図
【図4】本考案のパイプ足場材上での使用例による斜視
【符号の説明】
1は地下足袋の指部 2は保護用硬質物 3は伸縮性のある装着用品 4はカシメ 5は化粧カバー 6は鉄筋材 7はパイプ足場材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地下足袋指部の保護を目的とした、五指全
    体を包み指股部に仕切りのない形状の保護用硬質物を、
    伸縮性のある装着用品を用いて地下足袋本体に取り付
    け、装着用品の作用により指の動きを損なわないよう保
    護用硬質物が可動する機構を備えた地下足袋。
JP1997001386U 1997-01-31 1997-01-31 保護具可動機構付き地下足袋 Expired - Lifetime JP3040124U (ja)

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