JP3040078U - 表示用具 - Google Patents

表示用具

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JP3040078U
JP3040078U JP1997000681U JP68197U JP3040078U JP 3040078 U JP3040078 U JP 3040078U JP 1997000681 U JP1997000681 U JP 1997000681U JP 68197 U JP68197 U JP 68197U JP 3040078 U JP3040078 U JP 3040078U
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英敏 山梨
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Teikoku Printing Inks Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓ガラス等に設置可能な表示用具を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 表示用具1の表示用具本体2及び保持部
4を、ポリエステル製の透明なフィルム部材5により形
成する。フィルム部材5は、表示用具本体2を形成する
長方形状の本体構成部11と、本体構成部11より延出
した延出片12とからなり、延出片12を円筒状に丸め
られた状態で本体構成部11の下縁部に固定して保持部
4を形成する。表示用具本体2の裏面に、白色の着色層
22を面一に形成し、この着色層22に、粘弾性体から
なる貼着部31を形成する。貼着部31は、円形環状に
形成された吸盤部33,・・・と、各吸盤部33,・・
・を連結する連結部34,・・・とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水性インキ等による書き消しが可能な表示用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、水性インキ等による書き消しが可能な表示用具としては、図12に示す ようなホワイトボード81が知られている。
【0003】 該ホワイトボード81は、水性インキ等による書き消しが可能な材質あるいは 、表面処理が施された板状のボード本体82からなり、厚肉に形成されている。 該ボード本体82の下縁には、前方に突出するとともに、上方に屈曲した金属製 の載置部83が延設されており、これにより、載置部83に水性ペン84が載置 できるように構成されている。また、前記ボード本体82の上縁両端には、吊り 下げ紐85を固定する固定部86,86が設けられており、両固定部86,86 に吊り下げ紐85を固定するとともに、該吊り下げ紐85を壁面に設けられたフ ック87に引っかけることにより、前記ボード本体82を吊り下げられるように 構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のホワイトボード81を吊り下げる際には、壁面に設けら れたフック87を使用するため、吊り下げ位置を移動する場合には、前記フック 87の固定位置の移動が不可欠となる。このため、前記フック87を木ねじ等に より固定する場合においては、壁面に複数のねじ穴が残ってしまうという不具合 が生じる。また、窓ガラスや冷蔵庫等、壁面にねじ穴を開設することができない 部位においては、ホワイトボード81を設置することができないという問題点が あった。
【0005】 本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、窓ガラス等に 設置可能な表示用具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案の表示用具にあっては、水性インキ等による書 き消しが可能な表面を有した表示用具本体と、該表示用具本体の裏面に設けられ た粘弾性体からなる貼着部とにより形成した。
【0007】 すなわち、この表示用具を窓ガラスや冷蔵庫等、対象物の壁面に設置する際に は、裏面に形成された粘弾性体(粘性と弾性とを兼ね備えた物質)からなる粘着 部を前記壁面に密着させる。すると、前記表示用具は、前記粘着部が有する弾性 及び粘性により、前記壁面に密着した状態で剥離自在に貼着される。
【0008】 また、前記表示用具本体は透明性を有し、該表示具本体の裏面には、着色層が 形成されている。
【0009】 つまり、透明性を有した表示用具本体の裏面には、着色層が設けられているの で、貼着された壁面の模様等の表面への表出が防止される。また、前記着色層の 色彩を変えることにより、異なる色彩の表示用具が容易に製造される。
【0010】 さらに、前記貼着部は、前記粘弾性体が環状に形成された複数の吸盤部からな る。
【0011】 すなわち、粘弾性体からなる吸盤部が前記壁面に密着された状態において、表 示用具は、前記吸盤部を形成する粘弾性体の粘着力と、環状の粘弾性体に包囲さ れた密室における吸引力とによって壁面に固定される。
【0012】 好ましくは、前記表示具本体の裏面には、表面側に罫線を表示する罫線層、及 び該罫線層と色彩の異なる前記着色層が、順次形成されている。
【0013】 これにより、表示用具の表面に罫線を表示することができるので、文字等を書 き込む際の文字間隔、あるいは文字の大きさをそろえることができる。
【0014】 また、前記表示用具本体に、水性ペンを抜き差し可能に保持する保持部を設け た。
【0015】 これにより、表示用具に書き込みを行う水性ペンは、前記表示用具本体に設け られた保持部により、抜き差し可能に保持される。
【0016】 さらに、前記表示用具本体は薄膜状のフィルム部材からなり、該フィルム部材 の端部を巻いた状態で固定して前記保持部を形成した。
【0017】 すなわち、前記保持部は、前記表示用具本体の端部が巻かれた状態で固定され 、形成されるので、別部材を用いることなく形成される。また、前記表示用具本 体を薄膜状のフィルム部材により構成することにより、表示用具の薄肉化及び軽 量化が図られる。
【0018】 好ましくは、前記フィルム部材は、該フィルム部材の一側縁より外方へ一体に 延出する延出片を有し、該延出片が巻かれた状態で固定され、前記保持部が形成 されている。
【0019】 これにより、前記表示用具本体は、文字等が書き込まれる書き込み領域が犠牲 にされることなく、前記保持部が形成される。
【0020】
【考案の実施の形態】
(第1の実施の形態) 以下、本考案の第1の実施の形態を図面にしたがって説明する。図1は、本実 施の形態に係る表示用具1を示すものであり、該表示用具1は、メモなどを記入 する際に用いられる。
【0021】 この表示用具1は、長方形状の書き込み領域が確保された表示用具本体2と( 本実施の形態においては一例として長方形状のものを示した)、該表示用具本体 2の一側縁である下縁より下方へ延出して設けられるとともに、水性ペン3を保 持可能な保持部4とからなる。前記表示用具本体2及び前記保持部4は、図2に も示すように、ポリエステル、すなわち水性インキ等による書き消しが可能な材 質により、薄膜状に形成された無色透明なフィルム部材5によって構成されてい る。なお、本実施の形態においては、ポリエステル製のフィルム部材5を用いた が、塩化ビニール、ポリカーボネイト、PP、あるいは、ウレタンなど、水性イ ンキ等による書き消しが可能な材質であれば他の材質であっても良い。
【0022】 このフィルム部材5は、図1に示したように、前記表示用具本体2を形成する 長方形状の本体構成部11と、該本体構成部11の下縁における中央部より下方 へ延出した延出片12とが一体形成されてなり、該延出片12が、前記水性ペン 3を挿入可能な内径寸法の円筒状に丸められるとともに、その縁部が前記本体構 成部11の下縁部にて、溶着あるいは接着固定され、前記保持部4が前記表示用 具本体2に形成されている。これにより、前記水性ペン3を、前記保持部4へ水 平方向に抜き差し可能に保持できるように構成されている。
【0023】 前記表示用具本体2の表面は、ハードコート処理が施されており、ハードコー ト層21が全面にわたり形成されている。また、前記表示用具本体2の裏面には 、着色層22が全面にわたり面一に形成されており、この着色層22は、白色の 着色インキが印刷された後、定着され形成されている。なお、本実施の形態にお いては、無色透明のフィルム部材5を用いるとともに、該フィルム部材5の裏面 に着色層22を形成した場合について説明したが、有色のフィルム部材5を用い た場合には、前記着色インキによる印刷工程を省略することができる。
【0024】 また、この着色層22には、図1及び図2に示したように、粘弾性体(粘性と 弾性とを兼ね備えた物質)からなる貼着部31が、前記表示用具本体2における 角部32を除く部位に形成されている。この貼着部31は、前記粘弾性体が円形 の環状に形成されてなる複数の吸盤部33,・・・と、各吸盤部33,・・・を 連結する前記粘弾性体からなる複数の連結部34,・・・とからなり、前記貼着 部31が壁面に貼着された状態で、前記吸盤部33に包囲されてなる密室Mを形 成可能に構成されている。この貼着部31は、紫外線硬化型の塗布インキがスク リーン印刷により塗布された後、紫外線が照射され、定着されて形成されている 。
【0025】 すなわち、塗布インキは、次に示す成分が各々の割合で混合されてなる。
【0026】 ウレタン系オリゴマー・・・・・・・・・・・・・・・ 30.0〜60.0% エポキシ系モノマー・・・・・・・・・・・・・・・・ 8.0〜15.0% エステル系モノマー・・・・・・・・・・・・・・・・ 25.0〜30.0% アセトフェノン系光開始剤・・・・・・・・・・・・・ 3.0〜 8.0% アシルホォスフィンオキサイド・・・・・・・・・・・ 3.0〜 8.0% エラストマー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1.0〜10.0% アクリル系等に代表されるシリコンを含まない消泡剤・ 1.0〜 3.0% 重合禁止剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.1% なお、前記塗布インキの塗布工程においては、前記表示用具本体2の着色層2 2に、直接紫外線硬化型の塗布インキを塗布して、前記貼着部31を形成したが 、前記着色層22と前記貼着部31との密着性を強固にするために、着色層22 の材質と塗布される塗布インキとの関係に応じて、前記着色層22に予めアンダ ーコート層を設け、このアンダーコート層上に塗布インキを塗布して前記貼着部 を形成しても良い。
【0027】 そして、該貼着部31には、その全面に透明の剥離紙41が剥離自在に貼着さ れている。
【0028】 以上の構成からなる本実施の形態において、前記表示用具1を固定する際には 、表示用具1の裏面に設けられた貼着部31の粘着力により、表示用具1を対象 物の壁面に剥離自在に貼付した状態で固定することができる。このため、壁面に 予めフックを固定した後、このフックに吊り下げられる従来のホワイトボードと 比較して、フックや該フックを固定するための木ねじ等、他の部材が不要となる とともに、前記フックの固定作業など壁面への加工作業が不要となる。これによ り、窓ガラス、冷蔵庫や洗濯機等の電気機器、ドア、タイル、さらには、従来の ホワイトボードなど、壁面にねじ穴を開設することができない部位における設置 が可能となる。また、壁面に貼着される前記貼着部31は粘弾性体からなり、弾 性を有しているので、例えば裏面に磁石が設けられたホワイトボードのように、 貼着される壁面に傷を付ける等の不具合を確実に防止することができるとともに 、金属以外の部位にも固定することができる。
【0029】 また、前記貼着部31は、前記粘弾性体が環状に形成された複数の吸盤部33 ,・・・を有し、この吸盤部33,・・・が壁面に密着された状態において、表 示用具1と壁面との間には、前記吸盤部33,・・・に包囲されてなる密室M, ・・・が形成される。このため、表示用具1を、前記貼着部31を形成する粘弾 性体の粘着力と、前記吸盤部33,・・・による密室M,・・・における吸引力 とによって壁面に固定することができる。これにより、粘弾性体を面一に設けて 貼着部31を形成した場合と比較して、前記貼着部31を形成する材料費を削減 することができるとともに、粘弾性体を網点状に設けて貼着部31を形成した場 合と比較して、固定力を高めることができる。したがって、優れた固定性を有す る表示用具1を安価に提供することができる。
【0030】 さらに、前記貼着部31を形成する塗布インキは、スクリーン印刷により塗布 されるので、他の印刷方法により塗布した場合と比較して、厚肉に塗布すること ができ、これにより前記貼着部31を厚肉に形成することができる。この場合に は、この貼着部31を壁面を押圧することにより、前記貼着部311の壁面への 密着性を高めることができるとともに、より大きな容積を有する前記密室M,・ ・・を形成することができ、表示用具1の固定力をさらに高めることができる。
【0031】 また、前記表示用具1を、一般的に用いられる透明のフィルム部材5を用いて 形成することにより、低コスト化を図ることができるが、壁面に貼着固定された 状態において、壁面の模様等の表面への表出が懸念される。しかし、本実施の形 態の表示用具1においては、白色の着色インキによって着色層22が形成されて いるので、貼着された壁面の模様等の表面への表出を防止することができる。さ らに、前記着色層22の色彩を変えるだけで、異なる色彩の表示用具1を容易に 製造することができるので、製造工程等を変更することなく、市場の要求に対す る対応性を高めることができる。
【0032】 一方、前記表示用具1の固定位置を移動する際には、表示用具本体2の角部3 2をよりめくり上げ、表示用具1を、貼着された壁面より剥離する。このとき、 前記角部32には、貼着部31が形成されておらず、壁面からの表示用具1の剥 離が容易に行える。また、この表示用具1の縁部をめくり上げて貼着部31を剥 離する際には、前記吸盤部33,・・・により包囲された密室M,・・・に空気 を通流させることにより、前記密室M,・・・により生じていた吸引力を消失さ せることができるので、前記粘弾性体が面一に設けられてなる貼着部31が形成 されている場合と比較して、壁面からの剥離をさらに容易に行うことができる。
【0033】 そして、前記貼着部31は粘弾性体からなるため、貼着剥離を繰り返し行うこ とができる。したがって、壁面に予め設けられたフックに吊り下げた状態で設置 される従来のホワイトボードと比較して、設置位置を移動する際において、フッ クの固定位置を移動する移動作業が不要となる。また、前記フックが接着剤や両 面粘着テープにより固定される場合のように、フック移動後における壁面の汚れ や、前記フックが木ねじ等により固定される場合のように、壁面に複数のねじ穴 が開設されてしまうという不具合をも防止することができる。さらに、フックに 吊り下げられたホワイトボードにおいては、ホワイトボードがふらついた際に、 該ホワイトボードによって壁面に傷を付けてしまうことがあるが、本実施の形態 における表示用具1においては、裏面が壁面に密着された状態で固定されること から、表示用具1がふらつくことはなく、これに伴い、壁面が傷付くこともない 。
【0034】 また、前記表示用具1の下縁には、水性ペン3を抜き差し可能に保持する保持 部4が設けられているので、表示用具11に書き込みを行う水性ペン3を、前記 保持部4に挿入するとともに、水性ペン3のキャップに設けられたフックを、前 記保持部4に係止させることにより、水性ペン3の表示用具1からの脱落を確実 に防止することができる。また、この保持部4は、前記表示用具本体2を形成す る本体構成部11より下方へ延出した延出片12の縁部が、前記本体構成部11 の下縁部にて固定され、形成されているので、表示用具本体2における文字等が 書き込まれる書き込み領域を犠牲にすることなく、前記保持部4が形成されてい る。このため、前記表示用具本体2全面を、前記書き込み領域として有効利用す ることができる。
【0035】 そして、前記表示用具本体2と前記保持部4とは、前記本体構成部11及び該 本体構成部11に一体形成された延出片12からなるフィルム部材5によって形 成されているので、前記表示用具本体2と前記保持部4とが別体からなる場合と 比較して、同一の部材により表示用具本体2と前記保持部4とを形成することが できる。これにより、表示用具1を製造する際の原材料の統一化を図ることがで き、原材料の仕入れコストの低減化を図ることができる。また、前記表示用具本 体2と前記保持部4とは、同一行程にて形成されることから、前記保持部4の製 造工程及び取付行程等が不要となり、製造時における作業性を飛躍的に向上させ ることができ、製造コストを押さえることができる。
【0036】 また、前記表示用具1を薄膜状のフィルム部材5により構成することにより、 表示用具1の薄肉化及び軽量化を図ることができるので、工場出荷時における運 搬コスト、及び製品保管時における管理コストを低減させることができる。さら に、前記表示用具1には、前記貼着部31を覆う剥離紙41が剥離自在に設けら れているので、例えば、この表示用具1をビニール袋に収容して出荷する際には 、表示用具1に設けられた貼着部31の前記ビニール袋への不用意な貼着を防止 することができる。よって、出荷作業の効率化を図ることができる。
【0037】 なお、本実施の形態においては、前記貼着部31を形成する際に、前記塗布イ ンキをスクリーン印刷した場合について説明したが、例えば、グラビア印刷やフ レキソ印刷などの他の印刷方法、あるいは、ロールコーターを用いた印刷方法に より、前記塗布インキを塗布しても良く、この場合には、前記塗布インキに、エ ステル系モノマー又はエーテル系モノマーを添加し、塗布インキの粘性率を0. 1〜10%にする。これにより、表示用具本体2への塗布インキの塗布を高速に 行うことができるので、貼着部31を有した表示用具1を短時間にて大量に生産 することができ、表示用具1の製造コストの低減化を図ることができる。
【0038】 また、本実施の形態では、紫外線硬化型の塗布インキを塗布した後、この塗布 インキを紫外線により定着させて前記貼着部31を形成したが、可塑剤を含有し た溶剤型の塗布インキを塗布した後、この塗布インキを熱乾燥させて軟質化され た貼着部31を形成しても良い。この溶剤型の塗布インキは、具体的には、次に 示す成分が各々の割合で混合されてなる。
【0039】 熱可塑性樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25.0〜30.0% ケトン系溶剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30.0〜60.0% 芳香族系溶剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8.0〜10.0% ジオクチルフタレートに代表される可塑剤等・・・・・ 15.0〜40.0% アクリル系等に代表されるシリコンを含まない消泡剤・ 0.5〜 3.0% この場合、軟質化された貼着部31を壁面に押圧することにより、密着性を高 めることができるので、表示用具1の壁面への固定力を、さらに高めることがで きる。
【0040】 また、溶剤型の塗布インキを、グラビア印刷やフレキソ印刷などの他の印刷方 法、あるいは、ロールコーターを用いた印刷方法により、表示用具1に塗布する 際には、前述した溶剤型の塗布インキに、ケトン系または芳香族系を添加して、 塗布インキの粘性率を0.1〜10%にする。これらの印刷方法により溶剤型の 塗布インキを塗布した場合においても、前述と同様に、表示用具本体2への塗布 インキの塗布を高速に行うことができ、表示用具1の製造コストの低減化を図る ことができる。
【0041】 さらに、パット印刷、オフセット印刷(凸オフセット印刷、ウエットオフセッ ト印刷)、凸版印刷によって塗布インキを塗布しても良く、また塗布後にエンボ スロール成形加工も可能であり、さらには、水性型の塗布インキを用いることも できる。
【0042】 (第2の実施の形態) また、本実施の形態にあっては、前記表示用具本体2を形成する本体構成部1 1より下方へ延出した延出片12の縁部を、前記本体構成部11の下縁部にて固 定することにより、表示用具本体2における文字等の書き込み領域を犠牲にする ことなく、前記保持部4を形成した場合を例に挙げて説明したが、図3に示す第 2の実施の形態のように、前記延出片12の縁部を、前記本体構成部11の下縁 より上方の部位にて固定して、前記保持部4を形成しても良い。この場合、前記 本体構成部11の一部が前記保持部4を構成するので、前記延出片12の延出量 を削減することができる。
【0043】 (第3の実施の形態) さらに、図4に示す第3の実施の形態のように、前記延出片12を、前記本体 構成部11より横方向へ延出して形成するとともに、前記延出片12の縁部を、 前記本体構成部11の側縁部にて固定することにより、表示用具本体2における 文字等の書き込み領域を犠牲にすることなく、水性ペン3を垂直方向に保持する 保持部4を形成しても良い。この場合、水性ペン3が、垂直に保持されることか ら、水性ペンの抜き差しが容易となる。
【0044】 (第4の実施の形態) 加えて、図5に示す第4の実施の形態のように、前記延出片12の縁部を、前 記本体構成部11の右側縁より内側の部位にて固定して、前記保持部4を形成し ても良い。この場合、前記本体構成部11の一部が前記保持部4を構成するので 、第2の実施の形態と同様に、延出片12の延出量を削減することができる。
【0045】 (第5の実施の形態) また、第1から第4の実施の形態にあっては、前記表示用具本体2を形成する 本体構成部11の一側縁に、延出片12を設けるとともに、該延出片12を巻い た状態で固定することにより、前記保持部4を形成したものを示したが、図6に 示す第5の実施の形態のように、表示用具1を、本体構成部11のみによって構 成するとともに、該本体構成部11の右下角部を巻いた状態で固定して、表示用 具1の右下に、右側上方へ向けて傾斜した保持部4を形成しても良い。この場合 、該保持部4への水性ペン3の抜き差しを、斜め方向に、かつ表示用具本体2の 外側にて行うことができるので、水性ペン3の抜き差しがさらに容易となる。
【0046】 なお、第1から第5の実施の形態においては、粘弾性体を円形環状に形成して なる吸盤部33,・・・を表示用具本体2に形成したものを例に挙げて説明した が、この吸盤部33,・・・の形状は円形環状に限定されるものではなく、例え ば、以下に述べる第6の実施の形態に示す形状であっても良い。
【0047】 (第6の実施の形態) 以下、本発明の第6の実施の形態を図面にしたがって説明する。図7は、第1 の実施の形態と同様に形成された表示用具1の裏面を示す図であり、第1の実施 の形態と異なる部分についてのみ説明する。なお、図7においては、第1の実施 の形態で示した剥離紙41を剥離した状態が示されている。
【0048】 すなわち、本実施の形態に係る表示用具1には、該表示用具1を形成する表示 用具本体2の裏面における角部32及び周縁部51を除く部位に貼着部52が形 成されている。該貼着部52は、前記粘弾性体によりローマ字状(T,E,I, K,O,K,U)に形成された識別部53,・・・が、表示用具1に対して横並 びに配列されてなる識別群54と、該識別群54を構成する前記各識別部53, ・・・の並び方向に延在するとともに、それぞれの識別部53,・・・に接した 状態で、前記識別群54を挟む上下の位置に延設された前記粘弾性体からなる延 設部55,・・・とにより形成されている。前記識別群54は、前記識別部53 ,・・・の並び方向に離間して複数設けられているとともに、当該識別群54, ・・・の並び方向に平行して複数並設されており、上下に隣接する識別群54, ・・・の間には、前記延設部55,・・・が形成されている。
【0049】 これにより、単一の識別群54を構成する隣接した識別部53,・・・の間に は、隣接する識別部53,・・・と両識別部53,53に接した前記延在部55 ,55とにより包囲された包囲領域Hを有してなる吸盤部61,・・・が形成さ れており、横方向に離間して設けられた隣接する識別群54,54の間にも同様 に、隣接する識別群54,54と両識別群54,54に接した前記延在部55, 55とにより包囲された包囲領域Hを有してなる吸盤部62が形成されている。
【0050】 なお、これらからなる貼着部52は、前述した紫外線硬化型、溶剤型、あるい は、水性型の塗布インキが、前述したスクリーン印刷、グラビア印刷、フレキソ 印刷、パット印刷、オフセット印刷(凸オフセット印刷、ウエットオフセット印 刷)、凸版印刷などの印刷方法、あるいは、ロールコーターやエンボスロールを 用いた印刷方法により塗布された後、紫外線照射、あるいは、熱乾燥により定着 され、形成されている。
【0051】 以上の構成からなる本実施の形態において、表示用具1を壁面に密着した際に は、この表示用具1を、第1の実施の形態と同様に粘弾性体からなる貼着部52 の粘着力と、各吸盤部61,・・・、62,・・・が壁面に密着された状態にお いて形成される前記吸盤部61,・・・、62,・・・に包囲された包囲領域H ,・・・における吸引力とによって壁面に固定することができるので、粘弾性体 を面一に形成した場合と比較して、前記粘弾性体を形成する材料費を削減するこ とができるとともに、粘弾性体を網点状に形成した場合と比較して、固定力を高 めることができる。したがって、優れた固定性を有する表示用具1を安価に提供 することができる。
【0052】 一方、この表示用具1を、前記角部32よりめくり上げ、前記貼着部52を壁 面より剥離する際には、前記各吸盤部61,・・・、62,・・・により包囲さ れた包囲領域H,・・・に空気を通流させることにより、各包囲領域H,・・・ により生じていた前記吸引力を消失させることができる。このため、前記粘弾性 体が面一に形成されている場合と比較して、壁面からの剥離を容易に行うことが できる。
【0053】 そして、前記表示用具1の裏面に形成された貼着部52は、ローマ字状に形成 された識別部53,・・・が配列されてなる識別群54と、該識別群54を構成 する前記各識別部53,・・・の並び方向に延在するとともに、前記識別群54 を挟む上下の位置に延設された延設部55,・・・とにより形成されているので 、前記識別群54によって例えば社名を形成することにより、他の表示用具1と の差別化や、宣伝効果を得ることができる。また、上下に平行して並設された識 別群54,・・・の間には、各識別群54,・・・を区分するように、その並び 方向に延在する前記延設部55,・・・が設けられているので、各々の識別群5 4,・・・を構成する各識別部53,・・・の並び方向を明確に表示することが できる。したがって、社名などの識別群54を構成する横方向に配列された識別 部53,・・・が、上下に配列されていると誤認識されてしまうことによる不具 合を未然に防止することができる。
【0054】 なお、本実施の形態においては、前記識別部53,・・・をローマ字によって 構成したものを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば 、漢字や平仮名やカタカナなどの文字、数字、記号、図柄など、他との差別化及 び区別化を図れるものであれば良い。さらに、これらからなる識別部53,・・ ・に着色することにより、さらなる差別化及び宣伝効果を得ることができる。
【0055】 (第7の実施の形態) なお、本実施の形態においては、表示用具本体2の裏面に形成された貼着部5 2を、粘弾性体が環状に形成されてなる吸盤部61,・・・、62,・・・によ り構成したものを例に挙げて説明したが、図8に示す第7の実施の形態のように 、表示用具本体2の裏面全面に、粘弾性体からなる貼着部65を面一に形成して も良い。
【0056】 (第8の実施の形態) また、図9に示す第8の実施の形態のように、表示用具本体2の裏面に、前述 した紫外線硬化型、溶剤型、あるいは、水性型の塗布インキを、前述したスクリ ーン印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、パット印刷、オフセット印刷(凸オフ セット印刷、ウエットオフセット印刷)、凸版印刷などの印刷方法、あるいは、 ロールコーターやエンボスロールを用いた印刷方法により点状塗布した後、紫外 線照射、あるいは、熱乾燥により定着して、粘弾性体が網点状に形成されてなる 貼着部66を形成しても良い。
【0057】 (第9の実施の形態) 図10は、第9の実施の形態にかかる表示用具71を示す図であり、該表示用 具71は、行事の予定やスケジュール等を記入する際に用いられる。なお、第1 の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を付し説明を省略する。
【0058】 この表示用具1は、長方形状の書き込み領域が確保された表示用具本体72か らなり、該表示用具本体72は、図11に示すように、第1の実施の形態と同様 に、ポリエステル、すなわち水性インキ等による書き消しが可能な材質により薄 膜状に形成された無色透明なフィルム部材73によって構成されている。
【0059】 前記表示用具本体72の表面は、図11にも示すように、ハードコート処理が 施されており、ハードコート層75が全面にわたり形成されている。また、前記 表示用具本体72の裏面には、黒色の第1の着色インキが塗布後、定着され、罫 線層76、及び反転された文字や数字の意匠からなる意匠層(図示せず)が形成 されている。前記罫線層76及び意匠層には、前記第1の着色インキと色彩の異 なる白色の第2の着色インキが塗布後、定着され、着色層77が全面にわたり面 一に形成されている。これにより、無色透明のフィルム部材73からなる表示用 具本体72の表面には、白色の着色層77を背景色にするとともに、前記意匠層 からなる文字78や数字79の意匠が正転された状態で表示されるとともに、前 記罫線層76からなる罫線80が表示されるように構成されている。そして、前 記着色層22には、第1の実施の形態と同様に、粘弾性体からなる貼着部31が 形成されており、該貼着部31は、剥離紙41により覆われている。
【0060】 以上の構成からなる本実施の形態にあっても第1の実施の形態と同様に、表示 用具71を壁面に密着した状態において、この表示用具71を、粘弾性体からな る貼着部31によって壁面に剥離自在に固定することができる。また、表示用具 71の表面に罫線80を表示することができるので、表示用具1に文字や絵柄等 を書き込む際に、文字や絵柄の大きさを容易にそろえることが可能となる。
【0061】 なお、第1から第9の実施の形態においては、ポリエステル製のフィルム部材 5,73を用いて表示用具1,71を形成した場合について説明したが、オフセ ット印刷により着色層が設けられた板紙の両面に、透明な塩化ビニールをラミネ ート加工してなる基材を用いるとともに、該基材の裏面に粘弾性体からなる貼着 層を形成して、表示用具を製造しても良い(図示せず)。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように本発明にあっては、表示用具本体の裏面には、粘弾性体か らなる粘着部が形成されており、この粘着部の粘着力によって表示用具を壁面に 密着させた状態で剥離自在に貼着して固定することができる。このため、壁面に 予めフックを固定した後、このフックに吊り下げる従来のホワイトボードと比較 して、フックや該フックを固定するための木ねじ等、他の部材が不要となるとと もに、前記フックの固定作業など壁面への加工作業が不要となる。これにより、 窓ガラス、冷蔵庫や洗濯機等の電気機器、ドア、タイルなど、壁面にねじ穴を開 設することができない部位における設置が可能となる。また、壁面に貼着される 前記貼着部は粘弾性体からなり、弾性を有しているので、例えば裏面に磁石が設 けられたホワイトボードのように、貼着される壁面に傷を付ける等の不具合を確 実に防止することができるとともに、金属以外の部位にも固定することができる 。
【0063】 さらに、前記表示用具は、前記壁面に剥離自在に貼着された状態で固定される ことから、固定位置の移動及び再固定を容易に行うことができる。したがって、 壁面に予め設けられたフックに吊り下げた状態で設置される従来のホワイトボー ドと比較して、設置位置を移動する際において、フックの固定位置を移動する移 動作業が不要となる。また、前記フックが接着剤や両面粘着テープにより固定さ れる場合のように、フック移動後における壁面の汚れや、前記フックが木ねじ等 により固定される場合のように、壁面に複数のねじ穴が開設されてしまうという 不具合をも防止することができる。さらに、フックに吊り下げられたホワイトボ ードにおいては、ホワイトボードがふらついた際に、該ホワイトボードによって 壁面に傷を付けてしまうことがあるが、本考案の表示用具においては、裏面が壁 面に密着された状態で固定されることから、表示用具がふらつくことはなく、こ れに伴い、壁面が傷付くこともない。
【0064】 また、前記表示用具本体の裏面に着色層を設けることにより、貼着される壁面 の模様等の表面への表出を防止することができる。さらに、前記着色層の色彩を 変えるだけで、異なる色彩の表示用具を容易に製造することができるので、製造 工程等を変更することなく、市場の要求に対する対応性を高めることができる。
【0065】 さらに、前記貼着部が、前記粘弾性体が環状に形成された複数の吸盤部からな る表示用具に関しては、吸盤部が壁面に密着された状態において、表示用具を、 前記吸盤部を形成する粘弾性体の粘着力と、前記吸盤部に包囲された領域におけ る密室の吸引力とによって前記壁面に固定することができる。このため、粘弾性 体を面一に形成した場合と比較して、前記粘弾性体を形成する材料費を削減する ことができるとともに、粘弾性体を網点状に形成した場合と比較して、固定力を 高めることができる。したがって、優れた固定性を有する表示用具を安価に提供 することができる。一方、この表示用具の縁部をめくり上げ、前記吸盤部を壁面 より剥離する際には、前記吸盤部により包囲された領域に空気を通流させること により、前記密室により生じていた前記吸引力を消失させることができるので、 前記粘弾性体が面一に形成されている場合と比較して、壁面からの剥離を容易に 行うことができる。
【0066】 加えて、前記表示具本体の裏面に、表面側に罫線を表示する罫線層、及び該罫 線層と色彩の異なる前記着色層が順次形成されている表示用具においては、表示 用具の表面に罫線を表示することができるので、表示用具に文字や絵柄等を書き 込む際に、文字や絵柄の間隔、あるいは文字や絵柄の大きさを容易にそろえるこ とが可能となる。
【0067】 また、前記表示用具本体に保持部を設け、表示用具への書き込みを行う水性ペ ンを、前記保持部に抜き差し可能に保持することができる表示用具においては、 下縁より前方に突出した載置部が形成された従来のホワイトボードのように、円 筒状の水性ペンの不用意な転がり及び落下を確実に防止することができる。
【0068】 さらに、前記表示用具本体が薄膜状のフィルム部材からなり、該フィルム部材 の端部が巻かれて前記保持部が形成される表示用具にあっては、表示用具本体と 前記保持部とが別体からなる場合と比較して、同一の部材により表示用具本体と 前記保持部とを形成することができる。これにより、表示用具を製造する際の原 材料の統一化を図ることができ、原材料の仕入れコストの低減化を図ることがで きる。また、前記表示用具本体と前記保持部とが同一行程にて形成されることか ら、前記保持部の製造工程及び取付行程等が不要となり、製造時における作業性 を飛躍的に向上させることができ、製造コストを押さえることができる。さらに 、前記表示用具本体を薄膜状のフィルム部材により構成することにより、表示用 具の薄肉化及び軽量化を図ることができるので、工場出荷時における運搬コスト 、及び製品保管時における管理コストを低減させることができる。
【0069】 また、前記フィルム部材は、該フィルム部材の一側縁より外方へ一体に延出す る延出片を有し、該延出片が巻かれた状態で固定され、前記保持部が形成される 表示用具にあっては、表示用具本体における文字等が書き込まれる書き込み領域 を犠牲にすることなく、前記保持部を形成することができる。これにより、前記 表示用具本体全面を、前記書き込み領域として有効利用することができる。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図2】同実施の形態を示す模式断面図である。
【図3】本考案の第2実施の形態を示す示す要部拡大図
である。
【図4】本考案の第3実施の形態を示す要部拡大図であ
る。
【図5】本考案の第4の実施の形態を示す要部拡大図で
ある。
【図6】本考案の第5の実施の形態を示す要部拡大図で
ある。
【図7】本考案の第6の実施の形態を示す底面図であ
る。
【図8】本考案の第7の実施の形態を示す模式断面図で
ある。
【図9】本考案の第8の実施の形態を示す模式断面図で
ある。
【図10】本考案の第9の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図11】同実施の形態を示す模式断面図である。
【図12】従来のホワイトボードを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 表示用具 2 表示用具本体 3 水性ペン 4 保持部 5 フィルム部材 12 延出片 22 着色層 31 貼着層 33 吸盤部 34 連結部 52 貼着部 61 吸盤部 62 吸盤部 65 貼着部 66 貼着部 71 表示用具 72 表示用具本体 73 フィルム部材 76 罫線層 77 着色層 80 罫線

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性インキ等による書き消しが可能な表
    面を有した表示用具本体と、該表示用具本体の裏面に設
    けられた粘弾性体からなる貼着部とにより形成したこと
    を特徴とする表示用具。
  2. 【請求項2】 前記表示用具本体は透明性を有し、該表
    示具本体の裏面には、着色層が形成されていることを特
    徴とした請求項1記載の表示用具。
  3. 【請求項3】 前記貼着部は、前記粘弾性体が環状に形
    成された複数の吸盤部からなることを特徴とした請求項
    2記載の表示用具。
  4. 【請求項4】 前記表示具本体の裏面には、表面側に罫
    線を表示する罫線層、及び該罫線層と色彩の異なる前記
    着色層が、順次形成されていることを特徴とした請求項
    3記載の表示用具。
  5. 【請求項5】 前記表示用具本体に、水性ペンを抜き差
    し可能に保持する保持部を設けたことを特徴とする請求
    項4記載の表示用具。
  6. 【請求項6】 前記表示用具本体は薄膜状のフィルム部
    材からなり、該フィルム部材の端部を巻いた状態で固定
    して前記保持部を形成したことを特徴とする請求項5記
    載の表示用具。
  7. 【請求項7】 前記フィルム部材は、該フィルム部材の
    一側縁より外方へ一体に延出する延出片を有し、該延出
    片が巻かれた状態で固定され、前記保持部が形成されて
    いることを特徴とした請求項6記載の表示用具。
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