JP3039900U - 園芸用穿孔器 - Google Patents

園芸用穿孔器

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JP3039900U
JP3039900U JP1997000219U JP21997U JP3039900U JP 3039900 U JP3039900 U JP 3039900U JP 1997000219 U JP1997000219 U JP 1997000219U JP 21997 U JP21997 U JP 21997U JP 3039900 U JP3039900 U JP 3039900U
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cutting blade
horticultural
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foot
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JP1997000219U
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Inventor
岩男 神子島
Original Assignee
株式会社サンカ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 根切りと穿孔とを同時に行うことができ、そ
の上秀れた土壌環境を形成することができる画期的な園
芸用穿孔器を提供すること。 【解決手段】 上部に握持ハンドル部2を設け下部に足
踏部3を設けた基体1の足踏部3の下部に、根切刃4と
穿孔筒体5とを垂設し、握持ハンドル部2を持って根切
刃4と穿孔筒体5とを園芸地aに当て、足踏部3を足踏
みしてこの根切刃4と穿孔筒体5とを園芸地aに差し込
みすることにより根切りと穿孔とを行うように構成した
園芸用穿孔器であって、前記足踏部3下部の略中央部に
前記根切刃4を垂設し、この根切刃4の両側部に夫々前
記穿孔筒体5を配設して構成した園芸用穿孔器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば芝生などの園芸地に孔を穿って降雨或いは散水時の水捌けを 良くすると共に芝生の根に酸素を供給し易くし、更に芝生の根切りを行って芝生 の活性化を図るための園芸用穿孔器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来から、上部に握持ハンドル部を設け下部に足踏部を設けた基体の足踏部の 下部に根切刃を垂設した園芸用根切器や、同様の基体の足踏部の下部に土壌に孔 を穿つ穿孔筒体を垂設した園芸用穿孔器が実施されている。
【0003】 使用方法については、握持ハンドル部を持って根切刃若しくは穿孔筒体を園芸 地に当て、足踏部を足踏みして根切刃若しくは穿孔筒体を園芸地に差し込みする ことにより根切り若しくは穿孔を行うものであった。
【0004】 このように従来は、根切りを行う場合には根切器を使用し、穿孔を行う場合に は穿孔器を使用して双方の機器を使い分けしていたが、根切りと穿孔を同時に行 いたい場合もある。
【0005】 しかしながら、従来根切刃と穿孔筒体とを備えた園芸用穿孔器はなく、根切り と穿孔を同時に行うことは実際上できなかった。
【0006】 本考案は、このような従来の園芸用穿孔器において実用上の便利さを追求し、 根切りと穿孔とを同時に行うことができ、その上秀れた土壌環境を形成すること ができる画期的な園芸用穿孔器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【0008】 上部に握持ハンドル部2を設け下部に足踏部3を設けた基体1の足踏部3の下 部に、根切刃4と穿孔筒体5とを垂設し、握持ハンドル部2を持って根切刃4と 穿孔筒体5とを園芸地aに当て、足踏部3を足踏みしてこの根切刃4と穿孔筒体 5とを園芸地aに差し込みすることにより根切りと穿孔とを行うように構成した 園芸用穿孔器であって、前記足踏部3下部の略中央部に前記根切刃4を垂設し、 この根切刃4の両側部に夫々前記穿孔筒体5を配設して構成したことを特徴とす る園芸用穿孔器に係るものである。
【0009】 また、前記足踏部3の略中央部に前記根切刃4を垂設し、この根切刃4から所 定間隔を置いた両側部に夫々前記穿孔筒体5を垂設して構成したことを特徴とす る請求項1記載の園芸用穿孔器に係るものである。
【0010】 また、前記根切刃4の下端が前記穿孔筒体5の下端よりもやや下方に突き出た 長さとなるように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載 の園芸用穿孔器に係るものである。
【0011】
【考案の実施の形態】
好適と考える本考案の実施の形態(考案をどのように実施するか)を、図面に 基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0012】 握持ハンドル部2を持って根切刃4と穿孔筒体5とを園芸地aに当て、足踏部 3に足を載せて下方へ踏み込むと根切刃4によって例えば土壌中の芝生などの栽 培物の根が切断されると同時に穿孔筒体5によって園芸地a(土壌)に孔が穿た れる。すると、根切りにより発育し過ぎて成長を妨げる根が切断されると共に、 穿った孔より土壌中へ良好に通気がなされ、また、この孔により水、肥料、農薬 などの土壌への浸透も良好となる上に降雨時や散水時の水はけも良好となり、よ って根の発育が良好となって老化現象が防止される。
【0013】 また、この際、足踏部3下部の略中央部に根切刃4を垂設し、この根切刃4の 両側部に夫々穿孔筒体5を配設して構成しているから、一回の差し込みによって 根切りと穿孔とが行われる1ブロック部位において、中央の根切り箇所の両側に 孔が形成されるため、この根切り箇所への通気や水などの浸透が非常に良好とな る。即ち、たとえ根を切り過ぎたとしても、土壌が根の発育に良好な環境となっ ているので、根の発育が活性化して再生が早く、芝生などの栽培物を極めて良好 な状態に保持することができる。
【0014】 また、請求項2記載の考案においては、足踏部3の略中央部に根切刃4を垂設 し、この根切刃4から所定間隔を置いた両側部に夫々穿孔筒体5を垂設して構成 しているため、土壌の根切刃4によって根切りされた箇所から等間隔を置いた両 側の位置に穿孔部が形成されるから、この夫々の穿孔部から中央の根切箇所への 通気性や水などの浸透性が略均等となり、根の発育に偏りを生じたりしにくい極 めて良好な土壌環境が形成されることとなる。
【0015】 また、請求項3記載の考案においては、前記根切刃4の下端が前記穿孔筒体5 の下端よりもやや下方に突き出た長さとなるように構成しているため、先ず最初 に土壌に突き刺さる根切刃4の下端によって突き刺し方向が決定されてからその 決定方向に両側の穿孔筒体5の下端を突き刺しできるから、ねらった場所のねら った方向へ容易に且つ安定的に根切刃4と穿孔筒体5とを突き刺しできることと なる。
【0016】
【実施例】
本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0017】 本実施例は、上部に握持ハンドル部2を設け下部に足踏部3を設けた基体1の 足踏部3の下部に、根切刃4と穿孔筒体5とを垂設している。
【0018】 基体1は、図示のようにく字状に折曲形成した二本の棒状杆を、夫々の屈曲部 を突き合わせて上側程左右横幅が狭くなり且つ棒状杆の屈曲部より上部が夫々外 側へ向かって略水平突出する左右対称状態に配置し、この左右の棒状杆の下端部 間にこの下端部間よりも長さのある板材を架設して正面より見て略三角形状に形 成して構成した場合を示している。符号6は補強杆である。
【0019】 この基体1上部の左右外側に向かって突出している各棒状杆先端に夫々握持キ ャップ2Aを被嵌固定して前記握持ハンドル部2としている。また、本実施例で は、各握持ハンドル部2を基体1の後側へ向けてやや傾斜させて両手で握り易い ように構成している。
【0020】 また、この基体1下部の板材上に足踏板3Aを重合付設して前記足踏部3とし ている。また、本実施例では、前記板材の後部にコ字状の足載枠3Bを後方へ向 けて突設し、前記足踏板3Aとこの足載枠3Bとにより足踏部3に足を安定的に 載せて踏み込めるように構成している。
【0021】 本実施例は、足踏部3下部の略中央部に前記根切刃4を垂設し、この根切刃4 の両側部に夫々前記穿孔筒体5を配設して構成している。
【0022】 根切刃4は、先端を鋭利な刃物形状に形成した板状体で構成し、この鋭利先端 を下方へ向けて基体1下部の板材の中央部に垂設している。
【0023】 穿孔筒体5は、先端部がやや径小となるように構成し、基体1下部の板材の根 切刃4から等間隔を置いた両端部に垂設している。また、この穿孔筒体5を垂設 した板材の上部を開口形成している。このように穿孔筒体5の先端部を径小とし たことにより、園芸地aの土壌に穿孔筒体5を突き刺して引き抜いた際に穿孔筒 体5内から土が抜け落ちず一緒に抜け出ることとなる。従って、一々穿孔筒体5 を引き抜いてから後にまた土を抜き出すような作業が不要で非常に作業性に秀れ ることとなる。穿孔筒体5内に残った土はもう一度土壌へ差し込みすると穿孔筒 体5の上部開口部から抜け出る。
【0024】 また、本実施例では、前記根切刃4の下端が前記穿孔筒体5の下端よりもやや 下方に突き出た長さとなるように構成し、根切刃4と穿孔筒体5とを園芸地aの 土壌に突き刺した際に、先ず長い根切刃4が突き刺さりこの先行して突き刺さる 根切刃4によって突き刺し方向が決定されてから差し込みできるように構成して いる。
【0025】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成したから、根切りと穿孔とを同時に行うことができ 、しかも足踏部下部の略中央部に根切刃を垂設し、この根切刃の両側部に夫々穿 孔筒体を配設しているから、一回の差し込みによって根切りと穿孔とが行われる 1ブロック部位において、中央の根切り箇所の両側に孔が形成されるため、この 根切り箇所への通気や水などの浸透が非常に良好となる秀れた土壌環境を形成で きることとなる画期的な園芸用穿孔器となる。
【0026】 従って、たとえ根を切り過ぎたとしても、土壌が根の発育に良好な環境となっ ているので、根の発育が活性化して再生が早く、芝生などの栽培物を極めて良好 な状態に保持できることとなる。
【0027】 また、請求項2記載の考案においては、足踏部の略中央部に根切刃を垂設し、 この根切刃から所定間隔を置いた両側部に夫々穿孔筒体を垂設して構成している ため、土壌の根切刃によって根切りされた箇所から等間隔を置いた両側の位置に 穿孔部が形成されるから、この夫々の穿孔部から中央の根切箇所への通気性や水 などの浸透性が略均等となり、根の発育に偏りを生じたりしにくい極めて良好な 土壌環境が形成されることとなる。
【0028】 また、請求項3記載の考案においては、前記根切刃の下端が前記穿孔筒体の下 端よりもやや下方に突き出た長さとなるように構成しているため、先ず最初に土 壌に突き刺さる根切刃の下端によって突き刺し方向が決定されてからその決定方 向に両側の穿孔筒体の下端を突き刺しできるから、ねらった場所のねらった方向 へ容易に且つ安定的に根切刃と穿孔筒体とを突き刺しできることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を示す説明斜視図である。
【図2】本実施例の使用状態における要部を示す一部を
切り欠いた拡大説明正面図である。
【符号の説明】
1 基体 2 握持ハンドル部 3 足踏部 4 根切刃 5 穿孔筒体 a 園芸地

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に握持ハンドル部を設け下部に足踏
    部を設けた基体の足踏部の下部に、根切刃と穿孔筒体と
    を垂設し、握持ハンドル部を持って根切刃と穿孔筒体と
    を園芸地に当て、足踏部を足踏みしてこの根切刃と穿孔
    筒体とを園芸地に差し込みすることにより根切りと穿孔
    とを行うように構成した園芸用穿孔器であって、前記足
    踏部下部の略中央部に前記根切刃を垂設し、この根切刃
    の両側部に夫々前記穿孔筒体を配設して構成したことを
    特徴とする園芸用穿孔器。
  2. 【請求項2】 前記足踏部の略中央部に前記根切刃を垂
    設し、この根切刃から所定間隔を置いた両側部に夫々前
    記穿孔筒体を垂設して構成したことを特徴とする請求項
    1記載の園芸用穿孔器。
  3. 【請求項3】 前記根切刃の下端が前記穿孔筒体の下端
    よりもやや下方に突き出た長さとなるように構成したこ
    とを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の園
    芸用穿孔器。
JP1997000219U 1997-01-24 1997-01-24 園芸用穿孔器 Expired - Lifetime JP3039900U (ja)

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