JP3039776U - 内燃機関用燃料供給制御装置 - Google Patents

内燃機関用燃料供給制御装置

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JP3039776U JP1997000144U JP14497U JP3039776U JP 3039776 U JP3039776 U JP 3039776U JP 1997000144 U JP1997000144 U JP 1997000144U JP 14497 U JP14497 U JP 14497U JP 3039776 U JP3039776 U JP 3039776U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】速度検出信号を発生する回転センサの部分の構
成の簡素化を図った電子ガバナ式の内燃機関用燃料供給
制御装置を提供する。 【解決手段】カム軸17に設けたカム18により燃料噴
射ポンプ2を駆動し、電磁式アクチュエータ5により燃
料噴射ポンプ2の吐出量を調節する。機関のクランク軸
の回転をカム軸17に伝達する伝達機構の一部を構成す
るためにカム軸17に取り付けた歯車11の歯を検出し
て速度検出信号を発生する信号発電子12をアクチュエ
ータ5のフレーム26に固定し、歯車11と信号発電子
12とにより回転センサ3を構成する。信号発電子12
が発生する速度検出信号をコントローラに与えてアクチ
ュエータ5を制御することにより、機関への燃料の供給
量を調節して機関の回転速度を制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、内燃機関の回転速度を指示速度に保つように機関への燃料の供給量 を制御する内燃機関用燃料供給制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に電子ガバナとして知られている方式の内燃機関用燃料供給制御装置は、 機関の実際の回転速度または機関により駆動される負荷の実速度の情報を含む速 度検出信号と、機関の指示速度を示す速度指示信号とに基いて機関への燃料の供 給量を制御することにより、機関の回転速度を指示速度に保つように構成されて いる。
【0003】 図7は一例として、ディーゼル機関の回転速度を指示速度に保つように制御す る電子カバナ式の燃料供給制御装置の構成を示したもので、同図において1は内 燃機関、2は内燃機関に燃料を供給する燃料供給手段としての燃料噴射ポンプ、 3は内燃機関1の回転速度を検出して速度検出信号を出力する回転センサ、4は 内燃機関の指示速度を示す速度指示信号を出力する回転速度指示器、5は燃料噴 射ポンプ2の燃料吐出量調節手段に連結されたアクチュエータ、6は回転速度指 示器4から得られる速度指示信号と回転センサ3から得られる速度検出信号とを 入力として、機関の回転速度を指示速度に一致させるようにアクチュエータ5に 所定の駆動信号を与えるコントローラである。
【0004】 コントローラ6は、速度指示信号と速度検出信号とから、機関の回転速度を指 示回転速度に一致させるために必要な操作量を演算して、該操作量だけアクチュ エータ5の可動子を変位させるように所定の駆動信号をアクチュエータに与え、 これにより所定量の燃料を内燃機関に与えて該機関の回転速度を指示速度に近付 ける。この例では燃料噴射ポンプ2、回転センサ3、回転速度指示器4、アクチ ュエータ5及びコントローラ6により内燃機関用燃料制御装置Gが構成されてい る。
【0005】 アクチュエータ5としては、通常、燃料噴射ポンプに対して固定されたフレー ムに支持されて直線変位または回転変位可能に設けられた可動子と、前記フレー ムに固定されていて可動子を駆動する固定子と、可動子を原位置に復帰させる復 帰バネとを備えた電磁式アクチュエータが用いられている。
【0006】 この種の電磁式アクチュエータの可動子は鉄等の磁性材料からなり、該可動子 は可動側磁極部を有する。また固定子は、可動子が変位する過程でその可動側磁 極部が所定の間隙を介して対向する固定側磁極部を有する鉄心と、該鉄心に巻回 されて励磁された際に固定側磁極部と可動側磁極部との間に磁気吸引力を生じさ せる励磁コイルとを備えている。
【0007】 復帰バネは、可動子を固定子から離反させる方向に付勢するように設けられて いて、励磁コイルに励磁電流が供給されたときに該励磁コイルから生ずる磁束に より生じさせられる磁気吸引力と復帰バネの付勢力とが釣合う位置で可動子が停 止するようになっている。
【0008】 回転センサ3は、外周部にリラクタを有し機関の回転に対して一定の回転比で 回転するロータと、該ロータのリラクタを検出して機関の回転数に比例する周波 数のパルスを速度検出信号として出力する信号発電子とからなっている。リラク タを有するロータとしては、機関の起動電動機のピニオンと噛み合うリングギア や、機関の出力軸に取り付けられたプーリの外周に凹部あるいは突起部を形成し てリラクタとしたものを用いたり、雑誌「内燃機関」第31巻389号(199 2年3月号)39頁に掲載されているように、燃料噴射ポンプのカム軸に回転数 検出用パルス板を特別に取り付けて、該パルス板をロータとして用いたりしてい る。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】 上記の電子ガバナ式の内燃機関用燃料供給制御装置では、機関の回転速度を検 出して速度検出信号を得るため、リラクを有するロータと該ロータのリラクタを 検出して速度検出信号を発生する信号発電子とが必要である。
【0010】 従来のこの種の燃料供給制御装置では、前記のように、リラクタを有するロー タとして機関のリングギアや機関の出力軸に取り付けられたプーリを利用したり 、あるいは燃料噴射ポンプのカム軸に回転センサ用ロータとして特別に設けられ た回転数検出用パルス板を用いたりしていた。そのため、燃料供給制御装置を機 械式ガバナから電子ガバナ方式に置き換える場合には、信号発電子を取り付ける ために機関のケースに設ける取付部をアクチュエータとは別の所に設けたり、あ るいは回転数検出用パルス板を新設したりする必要があり、これらのことが製造 コストの上昇を招く要因となっていた。
【0011】 本考案の目的は、ロータを新設したり、機関のケースに信号発電子の取付部を 特別に設けたりすることなく回転センサを構成できるようにして、機械式ガバナ からの置き換えを容易に行なうことができるようにした電子カバナ式の内燃機関 用燃料供給制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は、内燃機関の回転速度を指示回転速度に一致させるように機関への燃 料の供給量を制御する内燃機関用燃料供給制御装置に係わるものであって、本考 案が対象とする燃料供給制御装置は、内燃機関のクランク軸により駆動されるカ ム軸と該カム軸に設けられたカムにより駆動されるポンプ機構とを備えていて内 燃機関のケースに固定された燃料噴射ポンプと、燃料噴射ポンプに固定されたフ レームに支持されていて可動側磁極部を有する可動子と、該可動子の可動側磁極 部が所定の間隙を介して対向する固定側磁極部を有する鉄心に励磁コイルが巻装 されて該励磁コイルが励磁された際に固定側磁極部と可動側磁極部との間に磁気 吸引力を生じさせる固定子と、可動子を磁気吸引力に抗する方向に付勢する復帰 バネとを備えていて、可動子が燃料噴射ポンプの燃料吐出量調節手段に連結され た電磁式アクチュエータと、内燃機関の回転速度情報を含む速度検出信号を出力 する回転センサと、該回転センサから得られる速度検出信号を入力として電磁式 アクチュエータの励磁コイルに供給する電流を制御するコントローラとを備えて いる。
【0013】 本考案においては、燃料噴射ポンプのカム軸に取り付けられていて外周にリラ クタを有するロータと、電磁式アクチュエータのフレームに固定されていてロー タのリラクタを検出して速度検出信号を発生する信号発電子とにより前記回転セ ンサを構成する。
【0014】 上記のように、信号発電子を電磁式アクチュエータのフレームに固定するよう すると、信号発電子を取り付けるための取付部を機関のケースに新設する必要が ないため、信号発電子の取り付けを容易にすることができる。
【0015】 内燃機関のクランク軸から燃料噴射ポンプのカム軸に動力を伝達する伝達機構 の一部を構成するために、上記カム軸に歯車が取り付けられている場合には、該 カム軸に取り付けられた歯車の外周の歯を検出して速度検出信号を発生する信号 発電子により、上記回転センサを構成することができる。即ち、カム軸に歯車が 取り付けられている場合には、該歯車をロータとして利用して、該ロータと信号 発電子とにより回転センサを構成することができる。
【0016】 上記のように、歯車伝達機構の一部を構成する歯車を回転センサのロータとし て用いて、該歯車の歯を信号発電子により検出することによって速度検出信号を 発生させるようにすると、回転センサ専用のロータを設けることなく、内燃機関 の回転速度に比例する周波数のパルス信号を速度検出信号として得ることができ 、回転センサの構成を簡単にすることができる。
【0017】
【考案の実施の形態】
図1ないし図5は、本考案に係わる内燃機関用燃料供給制御装置の構成例を示 したものである。図1は同内燃機関用燃料供給制御装置の縦断面図、図2は図1 の制御装置のカバーを断面して同図の右方から内部を見た断面図で、これらの図 において2は内燃機関のケース10に対して固定された燃料噴射ポンプ、3は回 転センサ、5はアクチュエータカバー13に取り付けられて機関のケース10に 対して固定された電磁式アクチュエータである。
【0018】 燃料噴射ポンプ2は、ポンプハウジング14に固定されたポンプ機構15と、 ポンプハウジング14に嵌着された一方の軸受16及び図示しない他方の軸受に より回転可能に支持されたカム軸17と、ポンプ機構15内に設けられたコント ロールラックを変位させて燃料吐出量を調節するコントロールリンク19を有す る燃料吐出量調節手段とを備えている。カム軸17の一端には歯車11が取り付 けられ、歯車11及び、該歯車11に噛み合わされた中間歯車20を含む伝達機 構を介して図示しない機関のクランク軸からカム軸17に動力が伝達されるよう になっている。カム軸17にはカム18が設けられていて、該カム18の回転に よりポンプ機構15が駆動される。
【0019】 本考案においては、回転センサ3のロータとして、カム軸17に取り付けられ た歯車11を用いる。図3に示すように、歯車11は外周に多数の歯11a,1 1a,…を有し、該歯車の外周に近接して信号発電子12が配置されている。
【0020】 信号発電子12は、継鉄21と永久磁石22と先端に磁極部23aを有する信 号発電子用鉄心23と該鉄心23に巻回された信号コイル24とを樹脂製のケー ス25内に収納したものからなっていて、磁極部23aを歯車11の歯11aに 小間隙を介して対向させた状態でアクチュエータ5のフレーム26に固定されて いる。歯車11の歯11aは回転センサのリラクタとして作用し、各歯11aが 信号発電子用鉄心の磁極部23aの位置を通過する際に鉄心23を通る磁束に変 化を生じさせて、信号コイル24に、内燃機関の回転速度に比例した周波数のパ ルス信号を誘起させる。このパルス信号が速度検出信号として信号発電子12か ら出力される。
【0021】 電磁式アクチュエータ5は、図4ないし図6に示すように、アルミ合金等で形 成されたフレーム26に固定された固定子27と、フレーム26に回動可能に支 持された可動子28と、固定子27と可動子28との間に設けられた1対の復帰 バネ29,29とを備えている。フレーム26にはまた、信号発電子12がネジ 30により取り付けられている。
【0022】 固定子27は、所定の形状の鉄板の積層体からなるほぼコ字状の鉄心31と、 該鉄心31の中央部にボビン32を介して巻回された励磁コイル33とからなっ ている。鉄心31の両端部には、対向する1対の円弧状の曲面からなる磁極面を もつ固定側磁極部31a,31aが形成されている。励磁コイル33の両端子は リード線34a,34bにより図示しないコントローラに接続されている。鉄心 31はネジ35a〜35cによりフレーム26に固定されている。
【0023】 可動子28は所定の形状に打ち抜かれた鉄板の積層体からなっていて、固定側 磁極部31a,31aと所定の間隙を介して対向する1対の可動側磁極部28a ,28aを有している。図5に示したように、可動子28はフレーム26に軸受 36により回転可能に支持された回転軸37の一端に固定されている。図4の状 態で励磁コイル33に励磁電流が流れると、固定側磁極部31aと可動側磁極部 28aとの間に磁気吸引力が生じ、この磁気吸引力により可動子28が図示の矢 印方向に回動しようとする。
【0024】 図示の例では、1対の復帰バネ29,29が引張りコイルバネからなっていて 、各バネの両端がそれぞれ固定子と可動子とに係止され、これらのバネにより、 可動子28が上記磁気吸引力に抗する方向に付勢されている。可動子28は励磁 コイル33から生じる磁束により生じさせられる磁気吸引力と復帰バネ29の付 勢力とが釣り合う位置で停止する。
【0025】 可動子の回転軸37の他端にはアクチュエータ出力レバー38が固定され、該 レバーの先端部にアクチュエータ出力ピンが固定されている。
【0026】 信号発電子12は、アクチュエータ5が機関のケース10に取り付けられた際 に、信号発電子用鉄心の磁極部23aが燃料噴射ポンプ駆動用歯車11の外周に 所定の間隙を介して対向する状態になるように、アクチュエータのフレーム26 に設けられた支柱26aにねじ30で固定されている。
【0027】 アクチュエータの固定子27及び可動子28と信号発電子12とが取り付けら れたフレーム26は、図1及び図2に示すように、ねじ40によりアクチュエー タカバー13に固定され、該アクチュエータカバーが機関のケース10に取り付 けられる。
【0028】 アクチュエータ出力ピン39は、一端がコントロールリンク19に連結された リンクプレート41の他端側に係合させられていて、アクチュエータの可動子2 8の回動により、リンクプレート41及びコントロールリンク19が図1におい て左右方向に変位させられるようになっている。燃料噴射ポンプ2の燃料吐出量 は可動子28に加わる磁気吸引力と復帰バネ29の付勢力とが釣り合った位置に 対応した吐出量となる。
【0029】 図2に示したように、アクチュエータカバー13には、該カバーを貫通するレ バー軸42が取り付けられ、レバー軸42のアクチュエータカバー13外に位置 する一端には、手動停止用レバー43が固定されている。またレバー軸42のカ バー13内に位置する他端にはインナレバー44が取り付けられ、レバー軸42 と手動停止用レバー43とインナレバー44とにより手動停止機構が構成されて いる。インナレバー44の先端部はリンクプレート41に形成された突起部41 aに当接されていて、内燃機関を停止させようとする際に、手動停止レバー43 を動かして燃料噴射ポンプのコントロールリンク19を燃料停止の位置まで変位 させることにより、機関を停止させることができるようになっている。
【0030】 電磁式アクチュエータ5の励磁コイル33に流れる励磁電流を制御するコント ローラ6と回転速度指示器4とは公知のものを用いることができ、コントローラ 6は回転速度指示器4から得られる速度指示信号及び回転センサ33から得られ る速度検出信号と、その他の機関運転状態の情報とを入力として、機関の回転速 度を指示速度に一致させるために必要な操作量を演算し、該操作量だけアクチュ エータの可動子28を変位させるように所定の励磁電流を励磁コイル33に供給 する。これによりアクチュエータ5は燃料噴射ポンプ2の燃料吐出量調節手段を 調節し、所定の燃料を機関に与えて回転速度を指示速度に近付ける。
【0031】 燃料供給制御装置の機械式ガバナを上記の電磁式アクチュエータに交換する場 合には、信号発電子12と共にフレーム26に組み付けられた電磁式アクチュエ ータ5をアクチュエータカバー13に取り付けた状態で、該アクチュエータカバ ー13を図示しないボルトにより内燃機関のケース10に固定し、アクチュエー タ出力ピン39をリンクプレート41を介して燃料噴射ポンプのコントロールリ ンク19に連結すればよい。
【0032】 上記のように、本考案によれば、機関のケースに信号発電子の取付け部を特に 設けたり、回転センサ専用のロータを新設したりする必要がないため、燃料供給 制御装置の構成を簡単にすることができ、また機械式ガバナから電子式ガバナへ の変更を容易に行なうことができる。
【0033】 上記の例では、機関のクランク軸からカム軸に動力を伝達するために歯車伝達 機構を持ちているが、クランク軸からカム軸にチェーンスプロケット機構や、タ イミングベルト等の他の動力伝達機構を介して動力を伝達する場合にも、本考案 を適用することができる。チェーンスプロケット機構を用いる場合には、チェエ ーンを噛み合わせるためにカム軸に取り付けた歯車(スプロケットホイール)を 回転センサのロータとして用いて、該歯車の歯を信号発電子12によって検出す ることにより速度検出信号を得ることができる。またタイミングベルトを用いる 場合には、該タイミングベルトを噛み合わせるためにカム軸に取り付ける歯車( ベルト車)を回転センサのロータとして用いればよい。
【0034】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、回転センサを構成する信号発電子を電磁式ア クチュエータのフレームに固定することにより、信号発電子を取り付けるための 取付部を機関のケースに新設する必要がないようにしたため、信号発電子の取り 付けを容易にすることができる。
【0035】 特に請求項2に記載した考案によれば、機関のクランク軸から燃料噴射ポンプ のカム軸に動力を伝達する伝達機構の一部を構成するためにカム軸に取り付けら れた歯車を回転センサのロータとして用いて、その歯車の外周の歯を信号発電子 によって検出することにより速度検出信号を得るようにしたので、リラクタを有 するロータを別個に設ける必要がなく、機関のケースに信号発電子の取り付け部 を新設する必要がないことと相俟って、機械式ガバナから電子式ガバナへの変更 を容易に行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる内燃機関用燃料供給制御装置の
構成例を示した縦断面図である。
【図2】図1の制御装置のカバーを断面して同図の右方
から内部を見た断面図である。
【図3】本考案で用いる回転センサの構成例を示した断
面図である。
【図4】本考案で用いる電磁式アクチュエータの構成例
を示した正面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図5のX方向矢視図である。
【図7】燃料供給制御装置の構成例を示したブロック図
である。
【符号の説明】
2 燃料噴射ポンプ 3 回転センサ 5 電磁式アクチュエータ 10 ケース 11 燃料噴射ポンプ駆動用歯車 12 信号発電子 13 アクチュエータカバー 15 ポンプ機構 17 カム軸 18 カム 19 コントロールリンク 26 フレーム 27 固定子 28 可動子 28a 可動側磁極部 29 復帰バネ 31 鉄心 31a 固定側磁極部 33 励磁コイル 37 可動子回転軸 38 アクチュエータ出力レバー 41 リンクプレート 43 手動停止用レバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のクランク軸により駆動される
    カム軸と該カム軸に設けられたカムにより駆動されて内
    燃機関に供給される燃料を吐出するポンプ機構とを備え
    て前記内燃機関のケースに対して固定された燃料噴射ポ
    ンプと、 前記燃料噴射ポンプに対して固定されたフレームに変位
    可能に支持された可動側磁極部を有する可動子と、前記
    可動子が変位する過程で前記可動側磁極部が所定の間隙
    を介して対向する固定側磁極部を有する鉄心と該鉄心に
    巻装されて励磁された際に前記固定側磁極部と可動側磁
    極部との間に磁気吸引力を生じさせる励磁コイルとを有
    して前記フレームに固定された固定子と、前記可動子を
    前記磁気吸引力に抗する方向に付勢する復帰バネとを備
    えて、前記可動子が前記燃料噴射ポンプの燃料吐出量調
    節手段に連結された電磁式アクチュエータと、 前記内燃機関の回転速度の情報を含む速度検出信号を出
    力する回転センサと、 前記回転センサから得られる速度検出信号を入力として
    前記電磁式アクチュエータの励磁コイルに供給する電流
    を制御するコントローラとを備えた内燃機関用燃料供給
    制御装置において、 前記回転センサは、外周部にリラクタを有していて前記
    カム軸に取り付けられたロータと、前記ロータのリラク
    タを検出して前記速度検出信号を発生する信号発電子と
    からなり、 前記信号発電子は前記アクチュエータのフレームに固定
    されていることを特徴とする内燃機関用燃料供給制御装
    置。
  2. 【請求項2】 内燃機関のクランク軸により駆動される
    カム軸と該カム軸に設けられたカムにより駆動されて内
    燃機関に供給される燃料を吐出するポンプ機構とを備え
    て前記内燃機関のケースに対して固定された燃料噴射ポ
    ンプと、 前記燃料噴射ポンプに対して固定されたフレームに変位
    可能に支持された可動側磁極部を有する可動子と、前記
    可動子が変位する過程で前記可動側磁極部が所定の間隙
    を介して対向する固定側磁極部を有する鉄心と該鉄心に
    巻装されて励磁された際に前記固定側磁極部と可動側磁
    極部との間に磁気吸引力を生じさせる励磁コイルとを有
    して前記フレームに固定された固定子と、前記可動子を
    前記磁気吸引力に抗する方向に付勢する復帰バネとを備
    えて、前記可動子が前記燃料噴射ポンプの燃料吐出量調
    節手段に連結された電磁式アクチュエータと、 前記内燃機関の回転速度の情報を含む速度検出信号を出
    力する回転センサと、 前記回転センサから得られる速度検出信号を入力として
    前記電磁式アクチュエータの励磁コイルに供給する電流
    を制御するコントローラとを備えた内燃機関用燃料供給
    制御装置において、 前記回転センサは、前記クランク軸からカム軸に動力を
    伝達する伝達機構の一部を構成するために前記カム軸に
    取り付けられた歯車の外周の歯を検出して前記速度検出
    信号を発生する信号発電子からなり、 前記信号発電子は前記アクチュエータのフレームに固定
    されていることを特徴とする内燃機関用燃料供給制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016160799A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 スズキ株式会社 内燃機関
JP7496889B2 (ja) 2020-04-11 2024-06-07 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 巻取り機の巻取りリボルバを回転制御する方法ならびに巻取り機

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