JP3039732B2 - カートンの移送構造 - Google Patents
カートンの移送構造Info
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- JP3039732B2 JP3039732B2 JP4274927A JP27492792A JP3039732B2 JP 3039732 B2 JP3039732 B2 JP 3039732B2 JP 4274927 A JP4274927 A JP 4274927A JP 27492792 A JP27492792 A JP 27492792A JP 3039732 B2 JP3039732 B2 JP 3039732B2
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- die set
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状材を所定間隔に鋸
刃状にカットして線状の切断刃を形成し、該切断刃をカ
ートンに貼着する金型ダイセット箇所にカートンを適正
に移送させることができるカートンの移送構造に関す
る。
刃状にカットして線状の切断刃を形成し、該切断刃をカ
ートンに貼着する金型ダイセット箇所にカートンを適正
に移送させることができるカートンの移送構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来より、図１２，図１３に示すよう
な、ラップ，アルミホィール等のロール状物の収納箱に
おいて、カートンａに切断刃ｄを貼着したものが存在し
ており、そのカートンへの切断刃の取付装置も、種々の
構造のものが存在し、近年では切断刃は金属製以外のも
のも存在し、紙製、合成樹脂製等の焼却可能なものも出
現している。
な、ラップ，アルミホィール等のロール状物の収納箱に
おいて、カートンａに切断刃ｄを貼着したものが存在し
ており、そのカートンへの切断刃の取付装置も、種々の
構造のものが存在し、近年では切断刃は金属製以外のも
のも存在し、紙製、合成樹脂製等の焼却可能なものも出
現している。
【０００３】その切断刃は、長尺なる帯状材をロール状
物とし、該帯状材を金型ダイセットに送り込み、所定長
さにカットして切断刃を形成し、該切断刃を金型ダイセ
ット箇所に移送されてきたカートンの所定位置に貼着す
るものである。
物とし、該帯状材を金型ダイセットに送り込み、所定長
さにカットして切断刃を形成し、該切断刃を金型ダイセ
ット箇所に移送されてきたカートンの所定位置に貼着す
るものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そのカートンへの切断
刃の取付において、切断刃がカートンの所定位置に正確
に貼着されなければならないものであるが、装置の精度
により、切断刃がカートンの正確な位置に貼着されない
ことがあり、多くのカートンに切断刃が不適正な位置に
貼着されてしまうことがある。
刃の取付において、切断刃がカートンの所定位置に正確
に貼着されなければならないものであるが、装置の精度
により、切断刃がカートンの正確な位置に貼着されない
ことがあり、多くのカートンに切断刃が不適正な位置に
貼着されてしまうことがある。
【０００５】上記のような切断刃が不適正な位置に貼着
されることを防止するために、種々のカートンの送り方
向を正確に制御，検出するための装置をカートンの移送
装置に備えると装置全体の構造が複雑となるとともに、
故障も多くなり、且つ高価となる。
されることを防止するために、種々のカートンの送り方
向を正確に制御，検出するための装置をカートンの移送
装置に備えると装置全体の構造が複雑となるとともに、
故障も多くなり、且つ高価となる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は上記課
題を解決すべく鋭意，研究を重ねた結果、本発明を金型
ダイセット箇所にカートンを移送し、該カートンの所定
箇所に切断刃を貼着する移送ローラ体において、該移送
ローラ体は、複数の軸方向において次第に細径となるテ
ーパー状送りローラからなり、該テーパー状送りローラ
の軸方向細径側を金型ダイセット側にしてなるカートン
の移送構造としたことにより、装置全体の構造を単純化
し、効率良くカートンへの切断刃の正確な貼着ができ、
上記課題を解決したものである。
題を解決すべく鋭意，研究を重ねた結果、本発明を金型
ダイセット箇所にカートンを移送し、該カートンの所定
箇所に切断刃を貼着する移送ローラ体において、該移送
ローラ体は、複数の軸方向において次第に細径となるテ
ーパー状送りローラからなり、該テーパー状送りローラ
の軸方向細径側を金型ダイセット側にしてなるカートン
の移送構造としたことにより、装置全体の構造を単純化
し、効率良くカートンへの切断刃の正確な貼着ができ、
上記課題を解決したものである。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、移送ローラ体Ａと金型ダイセットＢとが一体的
に構成されており、該移送ローラ体Ａの前工程にはカー
トン送り部Ｃが設けられている。
すると、移送ローラ体Ａと金型ダイセットＢとが一体的
に構成されており、該移送ローラ体Ａの前工程にはカー
トン送り部Ｃが設けられている。
【０００８】まず、その移送ローラ体Ａは、図１及び図
２（ａ），（ｂ）に示すように、支持枠２に複数のテー
パー状送りローラ１，１，…が設けられたものであっ
て、それぞれのテーパー状送りローラ１は、軸方向にお
いて一方の直径が他方の直径よりも小さくなる円錐状外
周側面を有しており、その直径の細い側が、図２
（ａ），（ｂ）或いは図３等に示すように、前記金型ダ
イセットＢ側に位置して設けられている。
２（ａ），（ｂ）に示すように、支持枠２に複数のテー
パー状送りローラ１，１，…が設けられたものであっ
て、それぞれのテーパー状送りローラ１は、軸方向にお
いて一方の直径が他方の直径よりも小さくなる円錐状外
周側面を有しており、その直径の細い側が、図２
（ａ），（ｂ）或いは図３等に示すように、前記金型ダ
イセットＢ側に位置して設けられている。
【０００９】その複数のテーパー状送りローラ１，１，
…上を移送するカートンａは、移送方向に進行するとと
もに、テーパー状送りローラ１，１，…の軸方向の細径
側に向かって移動し、上述したようにテーパー状送りロ
ーラ１の細径側に金型ダイセットＢが配置されているこ
とで、図８（ａ）に示すように、カートンａは移送方向
に進行しつつ、次第にテーパー状送りローラ１，１，…
の細径側に寄り、カートンａの接着剤ｐが塗布されてい
る箇所が金型ダイセットＢの切断刃ｄの貼着位置になる
ようになっている。
…上を移送するカートンａは、移送方向に進行するとと
もに、テーパー状送りローラ１，１，…の軸方向の細径
側に向かって移動し、上述したようにテーパー状送りロ
ーラ１の細径側に金型ダイセットＢが配置されているこ
とで、図８（ａ）に示すように、カートンａは移送方向
に進行しつつ、次第にテーパー状送りローラ１，１，…
の細径側に寄り、カートンａの接着剤ｐが塗布されてい
る箇所が金型ダイセットＢの切断刃ｄの貼着位置になる
ようになっている。
【００１０】また、移送ローラ体Ａは、上記のテーパー
状送りローラ１，１，…のみにて構成されるのではな
く、図２（ａ）に示すように、カートンａの移送方向に
おいて金型ダイセットＢより後部個所には円筒状送りロ
ーラ１４，１４，…が設けられることもある。
状送りローラ１，１，…のみにて構成されるのではな
く、図２（ａ）に示すように、カートンａの移送方向に
おいて金型ダイセットＢより後部個所には円筒状送りロ
ーラ１４，１４，…が設けられることもある。
【００１１】また、その移送ローラ体Ａのテーパー状送
りローラ１，１，…の間には、図２（ａ），図５に示す
ように、コンベアガイド３が設けらる実施例が存在し、
移送ローラ体Ａにより移送されるカートンａは、金型ダ
イセットＢ側に移動しながら、且つコンベアガイド３に
当接して、金型ダイセットＢから切断刃ｄを正確に貼着
することができるように適正な位置に修正されるもので
ある。
りローラ１，１，…の間には、図２（ａ），図５に示す
ように、コンベアガイド３が設けらる実施例が存在し、
移送ローラ体Ａにより移送されるカートンａは、金型ダ
イセットＢ側に移動しながら、且つコンベアガイド３に
当接して、金型ダイセットＢから切断刃ｄを正確に貼着
することができるように適正な位置に修正されるもので
ある。
【００１２】そのコンベアガイド３は、図４等に示すよ
うに、隣接するテーパー状送りローラ１，１の間をテー
パー状送りローラ１の軸方向に等しい方向に移動自在と
なる構造であり、具体的な構造としては、コンベアガイ
ド３のガイド部３ａがテーパー状送りローラ１，１，…
の下方に設けられた螺子移動部３ｂにより移動するもの
である。
うに、隣接するテーパー状送りローラ１，１の間をテー
パー状送りローラ１の軸方向に等しい方向に移動自在と
なる構造であり、具体的な構造としては、コンベアガイ
ド３のガイド部３ａがテーパー状送りローラ１，１，…
の下方に設けられた螺子移動部３ｂにより移動するもの
である。
【００１３】即ち、カートンａの種々の寸法により、コ
ンベアガイド３のガイド部３ａが金型ダイセットＢ側に
向かって適宜に移動することができることにより、種々
の寸法のカートンａに対応可能となり、そのカートンａ
を金型ダイセットＢの適正位置に送り込むことができる
構成としている。
ンベアガイド３のガイド部３ａが金型ダイセットＢ側に
向かって適宜に移動することができることにより、種々
の寸法のカートンａに対応可能となり、そのカートンａ
を金型ダイセットＢの適正位置に送り込むことができる
構成としている。
【００１４】その移送ローラ体Ａのテーパー状送りロー
ラ１，１，…の間より、図１，図２（ａ）等に示すよう
に、ネスト４が上下方向に伸縮自在に設けられており、
該ネスト４によりカートンａを金型ダイセットＢの切断
刃ｄの貼着箇所に確実に停止させるものであって、具体
的にはテーパー状送りローラ１，１間の下方より上方に
突出し、カートンａを切断刃ｄの取付時のみ停止させ、
カートンａに切断刃ｄを貼着した後に、ネスト４が下降
し、再度カートンａを送り出すものである。
ラ１，１，…の間より、図１，図２（ａ）等に示すよう
に、ネスト４が上下方向に伸縮自在に設けられており、
該ネスト４によりカートンａを金型ダイセットＢの切断
刃ｄの貼着箇所に確実に停止させるものであって、具体
的にはテーパー状送りローラ１，１間の下方より上方に
突出し、カートンａを切断刃ｄの取付時のみ停止させ、
カートンａに切断刃ｄを貼着した後に、ネスト４が下降
し、再度カートンａを送り出すものである。
【００１５】そのテーパー状送りローラ１，１，…上に
は、図２（ｂ）及び図４に示すように、補助ローラ５，
５，…が設けられ、該補助ローラ５，５，…は、カート
ンａをテーパー状送りローラ１，１，…上に適正に密着
させて、カートンａの移送を確実にすることができる。
は、図２（ｂ）及び図４に示すように、補助ローラ５，
５，…が設けられ、該補助ローラ５，５，…は、カート
ンａをテーパー状送りローラ１，１，…上に適正に密着
させて、カートンａの移送を確実にすることができる。
【００１６】また、切断刃ｄの貼着時には、その補助ロ
ーラ５，５，…が一時的に上昇する構造とした実施例も
存在し、この実施例によると、カートンａの表面に傷が
付かないようにすることができ、さらに、図２（ｂ）に
示すように、金型ダイセットＢ箇所では、その補助ロー
ラ５，５，…は球状体となっている。
ーラ５，５，…が一時的に上昇する構造とした実施例も
存在し、この実施例によると、カートンａの表面に傷が
付かないようにすることができ、さらに、図２（ｂ）に
示すように、金型ダイセットＢ箇所では、その補助ロー
ラ５，５，…は球状体となっている。
【００１７】その移送ローラ体Ａの別の実施例として
は、上記テーパー状送りローラ１，１，…から構成され
るものとは別に、図９に示すように、前述したテーパー
状に形成されていない円筒状送りローラ１４，１４，…
のみから構成される実施例も存在する。
は、上記テーパー状送りローラ１，１，…から構成され
るものとは別に、図９に示すように、前述したテーパー
状に形成されていない円筒状送りローラ１４，１４，…
のみから構成される実施例も存在する。
【００１８】該実施例では、コンベアガイド３，３，…
が併用され、前述したようにコンベアガイド３，３，…
が金型ダイセットＢに対して適宜移動自在とし、金型ダ
イセットＢとそれぞれのコンベアガイド３との間隔をカ
ートンａが通過することができる構成とし、円筒状送り
ローラ１４，１４，…上を移送されてきたカートンａが
金型ダイセットＢの適正な位置に移送される。
が併用され、前述したようにコンベアガイド３，３，…
が金型ダイセットＢに対して適宜移動自在とし、金型ダ
イセットＢとそれぞれのコンベアガイド３との間隔をカ
ートンａが通過することができる構成とし、円筒状送り
ローラ１４，１４，…上を移送されてきたカートンａが
金型ダイセットＢの適正な位置に移送される。
【００１９】まず、カートンａが移送ローラ体Ａ上に到
達すると、カートンａがテーパー状送りローラ１，１，
…上に載置され、補助ローラ５，５，…がそのカートン
ａをテーパー状送りローラ１，１，…上に適宜の押圧力
にて押圧し、カートンａがテーパー状送りローラ１，
１，…にて金型ダイセットＢ方向に向かって進行する。
達すると、カートンａがテーパー状送りローラ１，１，
…上に載置され、補助ローラ５，５，…がそのカートン
ａをテーパー状送りローラ１，１，…上に適宜の押圧力
にて押圧し、カートンａがテーパー状送りローラ１，
１，…にて金型ダイセットＢ方向に向かって進行する。
【００２０】その移送ローラ体Ａのテーパー状送りロー
ラ１，１，…は、外周側面が円錐状に形成されているこ
とで、図８（ａ）に示すように、カートンａはテーパー
状送りローラ１，１，…の太径側より細径側に向かって
移動し、テーパー状送りローラ１の細径側を金型ダイセ
ットＢ方向にしておくことで、カートンａが移送方向に
進行しながら金型ダイセットＢに向かって移動し、コン
ベアガイド３により適正な位置に修正されて金型ダイセ
ットＢの直下にて切断刃ｄが貼着される構成となる。
ラ１，１，…は、外周側面が円錐状に形成されているこ
とで、図８（ａ）に示すように、カートンａはテーパー
状送りローラ１，１，…の太径側より細径側に向かって
移動し、テーパー状送りローラ１の細径側を金型ダイセ
ットＢ方向にしておくことで、カートンａが移送方向に
進行しながら金型ダイセットＢに向かって移動し、コン
ベアガイド３により適正な位置に修正されて金型ダイセ
ットＢの直下にて切断刃ｄが貼着される構成となる。
【００２１】また、金型ダイセットＢの前後両側には、
図２（ａ）等に示すように、カートン受部１３が設けら
れており、該カートン受部１３はその金型ダイセットＢ
の切断刃ｄの取付部分にカートンａを正確に移送させる
ことができるように配置されている。
図２（ａ）等に示すように、カートン受部１３が設けら
れており、該カートン受部１３はその金型ダイセットＢ
の切断刃ｄの取付部分にカートンａを正確に移送させる
ことができるように配置されている。
【００２２】そして、移送ローラ体Ａにより金型ダイセ
ットＢに移送されるカートンａが、金型ダイセットＢに
到達する前に、まずカートン受部１３に当接しつつ、該
カートン受部１３に沿って移動し、金型ダイセットＢの
適正位置にカートンａが到達するようになっている。
ットＢに移送されるカートンａが、金型ダイセットＢに
到達する前に、まずカートン受部１３に当接しつつ、該
カートン受部１３に沿って移動し、金型ダイセットＢの
適正位置にカートンａが到達するようになっている。
【００２３】その金型ダイセットＢは、図３に示すよう
に、金型本体６に切断刃形成カッタ７，７が装着され、
金型本体６の導入部６ａより送り込まれる帯状材Ｄを切
断刃形成カッタ７，７によりカットし、切断刃ｄを形成
するものであって、前記切断刃形成カッタ７，７は、帯
状材Ｄをカットするとともに、そのカットした切断辺に
は鋸刃状にできるような形状となっている。
に、金型本体６に切断刃形成カッタ７，７が装着され、
金型本体６の導入部６ａより送り込まれる帯状材Ｄを切
断刃形成カッタ７，７によりカットし、切断刃ｄを形成
するものであって、前記切断刃形成カッタ７，７は、帯
状材Ｄをカットするとともに、そのカットした切断辺に
は鋸刃状にできるような形状となっている。
【００２４】金型ダイセットＢは、これにより形成した
切断刃ｄの長手方向がカートンａの移送方向に一致する
ように配置され、切断刃形成カッタ７，７により形成さ
れた切断刃ｄがそのまま上方より下降する切断刃形成カ
ッタ７によりカートンａに押さえつけられる構成となっ
ている（図６参照）。
切断刃ｄの長手方向がカートンａの移送方向に一致する
ように配置され、切断刃形成カッタ７，７により形成さ
れた切断刃ｄがそのまま上方より下降する切断刃形成カ
ッタ７によりカートンａに押さえつけられる構成となっ
ている（図６参照）。
【００２５】カートン送り部Ｃは、図１０に示すよう
に、カートンａを金型ダイセットＢの箇所まで送り出す
ための２本のカートン送り駆動部８が設けられており、
具体的にはチェーン，ベルト等の無端可撓体８ａ及びス
プロケット，ベルト車等の伝達車８ｂより構成され、カ
ートンａは、上記カートン送り駆動部８上に載置され、
無端可撓体８ａの回転運動により移送され、金型ダイセ
ットＢ方向に移送されるものである。
に、カートンａを金型ダイセットＢの箇所まで送り出す
ための２本のカートン送り駆動部８が設けられており、
具体的にはチェーン，ベルト等の無端可撓体８ａ及びス
プロケット，ベルト車等の伝達車８ｂより構成され、カ
ートンａは、上記カートン送り駆動部８上に載置され、
無端可撓体８ａの回転運動により移送され、金型ダイセ
ットＢ方向に移送されるものである。
【００２６】そのカートン送り部Ｃの適宜の箇所には、
図１１に示すように、接着剤塗布装置９が装着されてお
り、該接着剤塗布装置９では、内部に接着剤ｐが収容さ
れている塗布具９ａが駆動ホルダー９ｂに装着されてい
る。
図１１に示すように、接着剤塗布装置９が装着されてお
り、該接着剤塗布装置９では、内部に接着剤ｐが収容さ
れている塗布具９ａが駆動ホルダー９ｂに装着されてい
る。
【００２７】そのカートン送り部Ｃのカートン送り駆動
部８上を移送されてくるカートンａの切断刃ｄの貼着箇
所に接着剤ｐが塗布できる位置に存在し、その塗布具９
ａが不動状態であるときには、カートンａへの接着剤ｐ
の塗布は直線状にすることができる。
部８上を移送されてくるカートンａの切断刃ｄの貼着箇
所に接着剤ｐが塗布できる位置に存在し、その塗布具９
ａが不動状態であるときには、カートンａへの接着剤ｐ
の塗布は直線状にすることができる。
【００２８】その接着剤塗布装置９の駆動ホルダー９ｂ
は、塗布具９ａを固定し、所定範囲を往復移動すること
ができるようになっており、具体的には接着剤塗布装置
９の塗布具９ａが駆動ホルダー９ｂにより所定範囲内を
往復することで、接着剤ｐの塗布状態が扁平へ字形状に
することができ、図１３に示すように、この場合には切
断刃ｄがへ字形状のものが貼着できる。
は、塗布具９ａを固定し、所定範囲を往復移動すること
ができるようになっており、具体的には接着剤塗布装置
９の塗布具９ａが駆動ホルダー９ｂにより所定範囲内を
往復することで、接着剤ｐの塗布状態が扁平へ字形状に
することができ、図１３に示すように、この場合には切
断刃ｄがへ字形状のものが貼着できる。
【００２９】その接着剤塗布装置９の塗布具９ａが往復
運動するときには駆動ホルダー９ｂにより駆動するもの
であるが、該駆動ホルダー９ｂはカートン送り駆動部８
に連動し、カートンａの送り速度に適正に対応して正確
な接着剤ｐの塗布ができるようになっている。
運動するときには駆動ホルダー９ｂにより駆動するもの
であるが、該駆動ホルダー９ｂはカートン送り駆動部８
に連動し、カートンａの送り速度に適正に対応して正確
な接着剤ｐの塗布ができるようになっている。
【００３０】移送ローラ体Ａに連続して不良品排出部１
０が設けられ、その切断刃ｄが貼着されたカートンａの
不良品のみを製造ライン外部に排出することができるよ
うになっており、不良品排出部１０に連続してデリバリ
ー部１１が設けられ、カートン送り部Ｃ，移送ローラ体
Ａ及び不良品排出部１０を通過してきたカートンａを束
ねておくことができ、一定数に束ねられたカートンａ，
ａ，…は出荷ライン１２によって配送される（図１参
照）。
０が設けられ、その切断刃ｄが貼着されたカートンａの
不良品のみを製造ライン外部に排出することができるよ
うになっており、不良品排出部１０に連続してデリバリ
ー部１１が設けられ、カートン送り部Ｃ，移送ローラ体
Ａ及び不良品排出部１０を通過してきたカートンａを束
ねておくことができ、一定数に束ねられたカートンａ，
ａ，…は出荷ライン１２によって配送される（図１参
照）。
【００３１】
【発明の効果】請求項１においては、金型ダイセットＢ
箇所にカートンａを移送し、該カートンａの所定箇所に
切断刃ｄを貼着する移送ローラ体Ａにおいて、該移送ロ
ーラ体Ａは、複数の軸方向において次第に細径となるテ
ーパー状送りローラ１，１，…からなり、該テーパー状
送りローラ１，１，…の軸方向細径側を金型ダイセット
Ｂ側にしてなるカートンの移送構造としたことにより、
まず第１に確実且つ正確にカートンａを金型ダイセット
Ｂ箇所に移送することができるし、第２にその構造を極
めて簡単にすることができる等の種々の効果を奏する。
箇所にカートンａを移送し、該カートンａの所定箇所に
切断刃ｄを貼着する移送ローラ体Ａにおいて、該移送ロ
ーラ体Ａは、複数の軸方向において次第に細径となるテ
ーパー状送りローラ１，１，…からなり、該テーパー状
送りローラ１，１，…の軸方向細径側を金型ダイセット
Ｂ側にしてなるカートンの移送構造としたことにより、
まず第１に確実且つ正確にカートンａを金型ダイセット
Ｂ箇所に移送することができるし、第２にその構造を極
めて簡単にすることができる等の種々の効果を奏する。
【００３２】上記効果を詳述すると、テーパー状送りロ
ーラ１は、軸方向において次第に細径とし外周側面が円
錐状に形成されていることで、図８（ｂ）に示すよう
に、カートンａはテーパー状送りローラ１，１，…の太
径側より細径側に向かって移動し、テーパー状送りロー
ラ１の細径側を金型ダイセットＢ方向にしておくこと
で、カートンａが移送方向に進行しつつ、さらに金型ダ
イセットＢに向かって移動することができる。
ーラ１は、軸方向において次第に細径とし外周側面が円
錐状に形成されていることで、図８（ｂ）に示すよう
に、カートンａはテーパー状送りローラ１，１，…の太
径側より細径側に向かって移動し、テーパー状送りロー
ラ１の細径側を金型ダイセットＢ方向にしておくこと
で、カートンａが移送方向に進行しつつ、さらに金型ダ
イセットＢに向かって移動することができる。
【００３３】即ち、カートンａの移送と金型ダイセット
Ｂへの設置を一度に行うことができることで、作業効率
が向上し、作業員の負担を減少させることができる。
Ｂへの設置を一度に行うことができることで、作業効率
が向上し、作業員の負担を減少させることができる。
【００３４】また、テーパー状送りローラ１の細径側を
金型ダイセットＢ方向にしているので、カートンａは常
時金型ダイセットＢに向かう外力が作用することとな
り、金型ダイセットＢに対する位置ずれを比較的簡単な
構造にて防止することができる利点もある。
金型ダイセットＢ方向にしているので、カートンａは常
時金型ダイセットＢに向かう外力が作用することとな
り、金型ダイセットＢに対する位置ずれを比較的簡単な
構造にて防止することができる利点もある。
【００３５】次に、移送ローラ体Ａは軸方向において次
第に細径とし外周側面が円錐状に形成されたテーパー状
送りローラ１，１，…を使用していることで、その構造
は極めて簡単にすることができる。
第に細径とし外周側面が円錐状に形成されたテーパー状
送りローラ１，１，…を使用していることで、その構造
は極めて簡単にすることができる。
【００３６】請求項２においては、金型ダイセットＢ箇
所にカートンａを移送し、該カートンａの所定箇所に切
断刃ｄを貼着する移送ローラ体Ａにおいて、該移送ロー
ラ体Ａは、複数の軸方向において次第に細径となるテー
パー状送りローラ１，１，…からなり、該テーパー状送
りローラ１，１，…の軸方向細径側を金型ダイセットＢ
側にし、且つ金型ダイセットＢに沿ってカートンａを送
り込むことができるカートン受部１３を設けてなるカー
トンの移送構造としたことにより、金型ダイセットＢに
カートンａを正確に移送することができる。
所にカートンａを移送し、該カートンａの所定箇所に切
断刃ｄを貼着する移送ローラ体Ａにおいて、該移送ロー
ラ体Ａは、複数の軸方向において次第に細径となるテー
パー状送りローラ１，１，…からなり、該テーパー状送
りローラ１，１，…の軸方向細径側を金型ダイセットＢ
側にし、且つ金型ダイセットＢに沿ってカートンａを送
り込むことができるカートン受部１３を設けてなるカー
トンの移送構造としたことにより、金型ダイセットＢに
カートンａを正確に移送することができる。
【００３７】上記効果を詳述すると、金型ダイセットＢ
に沿って、カートン受部１３を設けたことにより、カー
トンａがテーパー状送りローラ１，１，…に沿って進行
するとともに金型ダイセットＢ方向に移動し、金型ダイ
セットＢの位置に到達する以前に、カートン受部１３に
カートンａが当接することで、カートンａを金型ダイセ
ットＢへの位置に正確に配置することができる。
に沿って、カートン受部１３を設けたことにより、カー
トンａがテーパー状送りローラ１，１，…に沿って進行
するとともに金型ダイセットＢ方向に移動し、金型ダイ
セットＢの位置に到達する以前に、カートン受部１３に
カートンａが当接することで、カートンａを金型ダイセ
ットＢへの位置に正確に配置することができる。
【００３８】請求項３においては、金型ダイセットＢ箇
所にカートンａを移送し、該カートンａの所定箇所に切
断刃ｄを貼着する移送ローラ体Ａにおいて、該移送ロー
ラ体Ａは、複数の円筒状送りローラ１４，１４，…から
なり、該円筒状送りローラ１４，１４，…の間により、
コンベアガイド３，３，…を設け、該コンベアガイド
３，３，…と金型ダイセットＢとはカートンａが通過す
ることができる間隔としてなるカートンの移送構造とし
たことにより、カートンａを金型ダイセットＢの適正位
置に確実に移送することができる。
所にカートンａを移送し、該カートンａの所定箇所に切
断刃ｄを貼着する移送ローラ体Ａにおいて、該移送ロー
ラ体Ａは、複数の円筒状送りローラ１４，１４，…から
なり、該円筒状送りローラ１４，１４，…の間により、
コンベアガイド３，３，…を設け、該コンベアガイド
３，３，…と金型ダイセットＢとはカートンａが通過す
ることができる間隔としてなるカートンの移送構造とし
たことにより、カートンａを金型ダイセットＢの適正位
置に確実に移送することができる。
【００３９】上記効果を詳述すると、移送ローラ体Ａを
円筒状送りローラ１４，１４，…にて構成し、該円筒状
送りローラの間よりコンベアガイド３，３，…を設け、
且つコンベアガイド３，３，…と金型ダイセットＢとの
間をカートンａが通過することができる間隔、即ちその
カートンａの移送方向に直交する方向の寸法と略同等と
することで、図９に示すように、円筒状送りローラ１
４，１４，…上を移送してくるカートンａは、極めて正
確に金型ダイセットＢの適正位置に配置されることがで
き、また円筒状送りローラ１４，１４，…を使用した移
送ローラ体Ａは普通のローラコンベアを使用できること
で、構造を簡単にし、保守，管理を行いやすくできる利
点がある。
円筒状送りローラ１４，１４，…にて構成し、該円筒状
送りローラの間よりコンベアガイド３，３，…を設け、
且つコンベアガイド３，３，…と金型ダイセットＢとの
間をカートンａが通過することができる間隔、即ちその
カートンａの移送方向に直交する方向の寸法と略同等と
することで、図９に示すように、円筒状送りローラ１
４，１４，…上を移送してくるカートンａは、極めて正
確に金型ダイセットＢの適正位置に配置されることがで
き、また円筒状送りローラ１４，１４，…を使用した移
送ローラ体Ａは普通のローラコンベアを使用できること
で、構造を簡単にし、保守，管理を行いやすくできる利
点がある。
【００４０】
【図１】カートンの移送構造を備えたカートンへの切断
刃取付装置の略示平面図
刃取付装置の略示平面図
【図２】（ａ）移送ローラ体の平面図 （ｂ）移送ローラ体の断面略示図
【図３】移送ローラ体及び金型ダイセットの要部断面図
【図４】移送ローラ体の前部箇所の断面図
【図５】移送ローラ体の要部断面図
【図６】移送ローラ体の金型ダイセット箇所の断面図
【図７】移送ローラ体の後部断面図
【図８】（ａ）は移送ローラ体上を移動するカートンの
状態を示す平面図 （ｂ）はカートンがテーパー状送りローラ細径側に移動
する状態の拡大図
状態を示す平面図 （ｂ）はカートンがテーパー状送りローラ細径側に移動
する状態の拡大図
【図９】別の実施例の移送ローラ体の平面図
【図１０】カートン送り部の平面図
【図１１】カートン送り部の側面図
【図１２】カートンに直線状の切断刃を貼着する斜視図
【図１３】カートンに扁平ヘ字形状の切断刃を貼着する
平面図
平面図
Ａ…移送ローラ体 １…テーパー状送りローラ ３…コンベアガイド Ｂ…金型ダイセット ａ…カートン ｄ…切断刃 １３…カートン受部 １４…円筒状送りローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河西 正彦 神奈川県横浜市緑区東方町1725番地 イ ースタン技研株式会社内 (72)発明者 上野 秀行 神奈川県横浜市緑区東方町1725番地 イ ースタン技研株式会社内 (56)参考文献 特開 平２−273229（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−29321（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B31B 1/00 - 49/04
Claims (3)
- 【請求項１】 金型ダイセット箇所にカートンを移送
し、該カートンの所定箇所に切断刃を貼着する移送ロー
ラ体において、該移送ローラ体は、複数の軸方向におい
て次第に細径となるテーパー状送りローラからなり、該
テーパー状送りローラの軸方向細径側を金型ダイセット
側にしてなることを特徴としたカートンの移送構造。 - 【請求項２】 金型ダイセット箇所にカートンを移送
し、該カートンの所定箇所に切断刃を貼着する移送ロー
ラ体において、該移送ローラ体は、複数の軸方向におい
て次第に細径となるテーパー状送りローラからなり、該
テーパー状送りローラの軸方向細径側を金型ダイセット
側にし、且つ金型ダイセットに沿ってカートンを送り込
むことができるカートン受部を設けてなることを特徴と
したカートンの移送構造。 - 【請求項３】 金型ダイセット箇所にカートンを移送
し、該カートンの所定箇所に切断刃を貼着する移送ロー
ラ体において、該移送ローラ体は、複数の円筒状送りロ
ーラからなり、該円筒状送りローラの間により、コンベ
アガイドを設け、該コンベアガイドと金型ダイセットと
はカートンが通過することができる間隔としてなること
を特徴としたカートンの移送構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4274927A JP3039732B2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | カートンの移送構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4274927A JP3039732B2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | カートンの移送構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0699523A JPH0699523A (ja) | 1994-04-12 |
| JP3039732B2 true JP3039732B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=17548487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4274927A Expired - Fee Related JP3039732B2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | カートンの移送構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3039732B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112659640B (zh) * | 2020-12-24 | 2021-11-12 | 武汉龙发包装有限公司 | 一种纸箱模切机的上料系统 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP4274927A patent/JP3039732B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0699523A (ja) | 1994-04-12 |
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