JP3039004U - 汚水処理装置 - Google Patents

汚水処理装置

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JP3039004U
JP3039004U JP1996013668U JP1366896U JP3039004U JP 3039004 U JP3039004 U JP 3039004U JP 1996013668 U JP1996013668 U JP 1996013668U JP 1366896 U JP1366896 U JP 1366896U JP 3039004 U JP3039004 U JP 3039004U
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範郎 門前
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工場排水から油等を除去するための従来の装置
を一部改良してベルトの擦り切れない構造を採用すると
ともに、油等の回収効率のよい水処理用の油等回収装置
を提供することを課題とする。 【解決手段】少なくとも2つのローラ5,13と、該ロ
ーラ5,13間に掛け渡され油が付着しやすい材料によ
って構成されたベルト11を備える。ベルトはベルト駆
動手段によって駆動される。一方のローラ5の表面に
は、ベルトからローラ表面に移行した油を掻き取るブレ
ードが当接している。掻き取られた油は容器25内に回
収される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は水処理をするにあたり油や重金属を回収するための装置に係り、例え ば工場排水に含まれる油や重金属を回収する汚水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
殆どの工場排水には、鉱物油、植物油、動物油が含まれており、工場排水を処 理する工程において、油を完全に除去するのは、重要且つ困難な問題である。特 に、工場排水処理の最終段階においても工場排水に僅かに残っている油は除去し にくいものである。
【0003】 また工場排水には、油に混じって重金属が存在することがあり、水処理の際に は油同様に除去すべきものとなる。
【0004】 従来、工場排水に僅かに残っている油等を完全に除去するために、油等を吸着 可能なベルトの一部を排水中に浸水させ、このベルトを回転させてベルトに油を 吸着させ、ベルトが浸水していない箇所において、ベルトに直接ブレードを当接 させて油等を掻き取る方法が採用されていた。
【0005】 しかしこの方法では、ブレードが直接にベルトに接触しているため、短期間の うちにベルトが擦り切れてしまっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記従来の問題点に着目してなされたものであり、工場排水から油等 を除去するための従来の装置を一部改良してベルトの擦り切れない構造を採用す るとともに、油等の回収効率のよい汚水処理装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 請求項1の考案は、少なくとも2つのローラと、前記ローラ間に掛け渡され回 収すべき物質が付着しやすい材料によって構成されたベルトと、前記ベルトを駆 動するベルト駆動手段と、前記ローラのうち少なくとも1つのローラ表面に当接 して前記ベルトから前記ローラ表面に移行した回収すべき物質を掻き取るブレー ドと、前記ブレードによって掻き取られた回収すべき物質を収容する容器とから なる汚水処理装置である。
【0008】 請求項2の考案は、請求項1記載の汚水処理装置において、ベルト駆動手段は 、ローラの内部に配置されたモータと、前記モータの回転力を伝達するためのギ アと、前記ギアから駆動力を伝達されて回転し、ローラの軸方向の中心から突出 する駆動軸とによって構成されていることを特徴とする汚水処理装置である。
【0009】 請求項3の考案は、請求項1または2記載の汚水処理装置において、前記ブレ ードが当接しているローラは、複数のベルトを掛けることができ且つこれに対応 して複数のブレードを設けることができるように長く形成され、また前記回収す べき物質を収容する容器は該ローラの長さに対応する長さを有することを特徴と する汚水処理装置である。
【0010】 請求項4の考案は、請求項1から請求項3のいづれかに記載の汚水処理装置に おいて、前記ベルトの外面には剛性を有する板が当接しており、該板により掻き 取られて該板とベルトとの間に溜まった回収すべき物質を、前記回収すべき物質 を収容する容器に導く管路を備えることを特徴とする汚水処理装置である。
【0011】 請求項5の考案は、請求項1から請求項4のいづれかに記載の汚水処理装置に おいて、前記ブレードが当接しているローラは、上方から垂れ下がり前記ベルト の外面に当接する回収布と、前記回収布からしみ出した回収すべき物質を回収す る回収構造とをさらに備えていることを特徴とする汚水処理装置である。
【0012】 請求項6の考案は、請求項1から請求項5のいづれかに記載の汚水処理装置に おいて、前記ブレードが当接しているローラが前記ベルトの幅よりも長い寸法を 有し、前記回収構造は、前記ブレードが当接しているローラのベルトの両側に設 けられる周方向に複数の孔が形成されたフランジと、前記フランジよりも外側の 位置において、当該ローラに当接して前記ベルトの外面から前記フランジの孔を 介してローラ表面に移行した回収すべき物質を掻き取る他のブレードとを備えて いることを特徴とする汚水処理装置である。
【0013】 請求項7の考案は、請求項1から請求項6のいづれかに記載の汚水処理装置に おいて、前記ベルトは重金属を吸着する性質をもつことを特徴とする汚水処理装 置である。
【0014】 請求項8の考案は、請求項1から請求項7のいづれかに記載の汚水処理装置に おいて、前記少なくとも2つのローラのうち汚水中に沈めるローラが磁石を備え ており、前記ベルトが該磁石の磁力により磁化される磁性体導線を備えているこ とを特徴とする汚水処理装置である。
【0015】
【考案の実施の形態】
本考案の第1の実施の形態にかかる汚水処理装置1を図1から図3にしたがっ て説明する。 符号3はケースを示し、このケース3には駆動ローラ5が収容されている。駆 動ローラ5の中心には、駆動軸7が貫通して設けられ、この駆動軸7は駆動ロー ラ5の両端から突出している。
【0016】 駆動ローラ5の内部には図示しないモータが備えられ、このモータの回転軸に はピニオン(図示せず)が取り付けられている。ピニオンには、駆動ローラ5内 に設けられた減速装置(図示せず)のギヤが噛み合い、この減速装置のギヤを介 して駆動軸7に駆動力が伝達される。駆動軸7の中心には穴9が形成され、この 穴9からモータに接続された電線が引き出されている。
【0017】 符号11はベルトを示し、このベルト11は合成樹脂繊維を織り布状としたも のに、ポリ四ふっ化エチレンを含浸させ、焼成加工したものである。ベルト11 を構成する材料は油が付着しやすい性質をもっている。 ベルト11は、駆動ローラ5とウエイトローラ13とに掛け渡されている。ウ エイトローラ13の両側部には、フランジ15が設けられている。ウエイトロー ラ13の中心には、軸17が固定して設けられ、この軸17はフランジ15から 突出している。
【0018】 符号19は取付け板を示し、この取付け板19の基端部は軸17の両端に回動 自在に取り付けられている。一対の取付け板19の下端部には、連結軸21が取 り付けられている。この連結軸21はベルト11がウエイトローラ13からずれ たときに、ウエイトローラ13が落下しないようにするためのものである。 符号23はブレードとしてのドクターナイフを示し、このドクターナイフ23 は、駆動ローラ5の下側に配置され、その基端部がケース3に固定されている。 またドクターナイフ23の先端部は駆動ローラ5に当接している。
【0019】 ドクターナイフ23の下側には、回収容器25が配置されている。回収容器2 5には回収パイプ27が取り付けられ、この回収パイプ27はケース3から突出 している。
【0020】 次に、この汚水処理装置1の使用方法について説明する。 図3において、符号29は汚水処理槽を示し、この汚水処理槽29は第1処理 槽31と第2処理槽33とによって構成されている。第1処理槽31と第2処理 槽33とは、両槽の下方のみ流通可能な状態で上部分がパーテーション34で仕 切られている。図3に示すように汚水処理装置1は、汚水処理槽29の第1処理 槽31に配置されている。
【0021】 第1処理槽31には汚水供給管35が接続しており、そこから汚水が第1処理 槽31内に順次供給される。第1処理槽31に供給された汚水に含まれる油は、 比重の差から上に浮くため、第2処理槽31側へは移行しない。
【0022】 汚水処理装置1内のモータの駆動により駆動ローラ5が駆動されると、ベルト 11が図2の矢印のような方向へ回転する。ベルト11の部分が汚水の表面に浸 入すると、表面に浮いている油がベルト11に吸着されて、そのまま駆動ローラ 5の方へ戻っていく。
【0023】 ベルト11の内面に付着した油は、ベルト11が駆動ローラ5と接触すると、 ベルト11から絞り出されるようにして駆動ローラ5の表面を伝って下方へ流れ ていく。 そして駆動ローラ5の下端において、ドクターナイフ23の先端で油が掻き取 られ、回収容器25内に回収される。回収容器25内に溜まった油は、順次回収 パイプ27から取り出される。
【0024】 次に図4を参照しながら、本発明の第2の実施の形態について説明する。 本例では駆動ローラ5が第1の実施の形態よりも長く構成されており、そこに 等間隔に複数のフランジ37が形成されている。各フランジ37の間にはベルト 11が巻回可能になっている。また回収容器25が、駆動ローラ5の長手方向に 沿って長く延びて形成されている。
【0025】 このような構成の汚水処理装置1では、図4に示すように1本のベルト11の みを駆動ローラ5に掛けたときには、第1の実施の形態と同様に使用することが できる。そしてこれに加えて更に2本または3本のベルト11を駆動ローラ5に 掛けることにより、2倍ないし3倍の油回収能力を発揮することが可能である。 これら追加のベルト11は、汚水に含まれる油の量が多いときなど、必要に応 じて増やすことができる。 本装置のその他の使用方法については第1の実施の形態と同様である。
【0026】 次に図5を参照しながら、本発明の第3の実施の形態について説明する。 本例では、図1の実施の形態の構成要素の他に、ベルト11の外面にステンレ ス板39を当接させている。ステンレス板39の一端はベルト11と平行になる ように曲げられており、この曲げられた部分がベルト11の外面に当接している 。ステンレス板39の他端は固定されている。
【0027】 ステンレス板39の途中には孔(図示せず)が開いており、この孔に回収管4 1が接続されている。回収管41の他端側は回収容器25に接続されている。 また本例では、油と共に重金属イオンを補集可能な特殊なベルト11が使用さ れている。
【0028】 第3の実施の形態は以上の構成を備えており、ベルト11の内面に付着した油 および重金属イオンは、ドクターナイフ23によって掻き取られる。またベルト 11の外面に付着した油および重金属イオンは、ステンレス板39の一端がベル ト11に当接していることにより、ベルト11とステンレス板39との間の領域 に溜まり、その後、回収管41を介して回収容器25内へ集められる。 ここで回収される重金属イオンは、例えばアルキル水銀、水銀、カドミウム、 鉛、6価クロム等であり、このような重金属イオンの他にも、有機リン、ヒ素、 PCB等も油とともに回収される。
【0029】 次に図6を参照しながら、本発明の第4の実施の形態について説明する。 図6に示すように、本例では駆動ローラ5が長く形成され、この駆動ローラ5 の長さにほぼ対応して回収容器25も長く形成されている。 駆動ローラ5にベルト11が掛けられた部分の両側には、フランジ43が形成 されている。両フランジ43には、周方向に複数の孔45が形成されている。両 フランジ43の外側には、駆動ローラ5の下面側に当接する硬質フェルト製の掻 き取り板44が設けられている。
【0030】 またベルト11の上方には取り付け部材47が設けられ、そこからベルト11 の上に回収布49が垂れ下がっている。回収布49は、例えばテフロンシートや 繊維布で構成されている。回収布49の下端にはウエイト53が取り付けられて おり、その重みの作用で回収布49がベルト11の外面にぴったりと当接してい る。他の構成は第1の実施の形態と同様である。
【0031】 本例の汚水処理装置1では、ベルト11が回転すると、ベルト11の外面に付 着していた油が回収布49に捕捉され、回収布49の上面側へしみ出してくる。 回収布49からしみ出した油は、フランジ43の孔45から両フランジ43の 外側へ流れ出す。そして駆動ローラ5の表面を伝わり、掻き取り板44によって 掻き取られて回収容器25内に回収される。 なお、回収布49に孔を形成し、油をより排出しやすい構成とすることも可能 である。
【0032】 次に図7を参照しながら、本発明の第5の実施の形態について説明する。 本例では第1の実施の形態で述べたウエイトローラ13に改良が加えられてお り、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。図7には本例のウエイトロ ーラ13を拡大して示してある。
【0033】 このウエイトローラ13は、その内部にN極とS極とが交互になるように複数 の永久磁石55が設けられている。各永久磁石55の間には大理石57が挟まれ ており、フランジ15も大理石で構成されている。 またベルト11には磁性体導線59が埋設されており、この磁性体導線59は 永久磁石55の磁力を受けて磁化されている。
【0034】 このようなウエイトローラ13およびベルト11を使用した場合には、上記に 述べた重金属のうち磁性体金属をベルト11に吸着させる能力が向上し、この種 の重金属の回収を効率的に行うことができる。
【0035】 以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施 の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の 変更などがあっても本考案に含まれる。
【0036】
【考案の効果】
以上のように本考案では、ベルトには直接にブレードを接触させずに、ローラ 表面にブレードを当接させてベルトからローラ表面に移行した油を掻き取るよう にしたから、ベルトがブレードで擦り減ったり、傷付いたりすることがない。
【0037】 またベルト駆動手段が、ローラの内部に配置されたモータと、モータの回転力 を伝達するためのギアと、ギアから駆動力を伝達されて回転し、ローラの軸方向 の中心から突出する駆動軸とによって構成されていることりより、モータから直 結で駆動力を取り出すことができる。
【0038】 ブレードが当接しているローラが、複数のベルトを掛けることができ且つこれ に対応して複数のブレードを設けることができるように長く形成され、また油を 収容する容器は該ローラの長さに対応する長さを有するようにすれば、必要に応 じて2本以上のベルトをローラに掛けて、油の回収効率を高めることができる。
【0039】 ベルトの外面に剛性を有する板が当接しており、該板により掻き取られて該板 とベルトとの間に溜まった油を、油を収容する容器に導く管路を備えるようにす れば、ベルトの外面の油も効率的に回収することができる。
【0040】 ブレードが当接しているローラが、上方から垂れ下がりベルトの外面に当接す る回収布と、該回収布からしみ出した油を回収する回収構造とをさらに備えてい れば、ベルトの外面に傷を付けずに効率的にベルト外面に付着した油を回収でき る。
【0041】 ブレードが当接しているローラがベルトの幅よりも長い寸法を有し、上記回収 構造が、ローラのベルトの両側に位置する周方向に複数の孔が形成されたフラン ジと、フランジよりも外側の位置において、ブレードが当接しているローラに当 接してベルトの外面からフランジの孔を介してローラ表面に移行した油を掻き取 る他のブレードとを備えていれば、ベルト外面に付着している油を、フランジを 介してローラ表面に付着させて、他のブレードにより、ベルト内面の場合と同様 にして回収できる。
【0042】 ベルトが重金属を吸着する性質を併せ持っていれば、油とともに重金属の回収 をすることができる。
【0043】 少なくとも2つのローラのうち汚水中に沈めるローラが磁石を備えており、ベ ルトが該磁石の磁力により磁化される磁性体導線を備えていれば、ベルトに付着 する磁性体金属を効率的に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の汚水処理装置の第1の実施の形態を示
す斜視図である。
【図2】本発明の汚水処理装置の第1の実施の形態を示
す正面断面図である。
【図3】本発明の汚水処理装置の使用方法を示す模式図
である。
【図4】本発明の汚水処理装置の第2の実施の形態を示
す側面図である。
【図5】本発明の汚水処理装置の第3の実施の形態の特
徴的構成部分を示す側面図である。
【図6】本発明の汚水処理装置の第4の実施の形態を示
す斜視図である。
【図7】本発明の汚水処理装置の第5の実施の形態の特
徴的構成部分を示す側面図である。
【符号の説明】
1 汚水処理装置 3 ケース 5 駆動ローラ 7 駆動軸 9 穴 11 ベルト 13 ウエイトローラ 15 フランジ 17 軸 19 取付け板 21 連絡軸 23 ドクターナイフ 25 回収容器 27 回収パイプ 29 汚泥処理槽 31 第1処理槽 33 第2処理槽 34 パーテーション 35 汚水供給管 37 フランジ 39 ステンレス板 41 回収管 43 フランジ 44 掻き取り板 45 孔 47 取り付け部材 49 回収布 53 ウエイト 55 永久磁石 57 大理石 59 磁性体導線

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2つのローラと、前記ローラ間
    に掛け渡され回収すべき物質が付着しやすい材料によっ
    て構成されたベルトと、前記ベルトを駆動するベルト駆
    動手段と、前記ローラのうち少なくとも1つのローラ表
    面に当接して前記ベルトから前記ローラ表面に移行した
    回収すべき物質を掻き取るブレードと、前記ブレードに
    よって掻き取られた回収すべき物質を収容する容器とか
    らなる汚水処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の汚水処理装置において、ベ
    ルト駆動手段は、ローラの内部に配置されたモータと、
    前記モータの回転力を伝達するためのギアと、前記ギア
    から駆動力を伝達されて回転し、ローラの軸方向の中心
    から突出する駆動軸とによって構成されていることを特
    徴とする汚水処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の汚水処理装置にお
    いて、前記ブレードが当接しているローラは、複数のベ
    ルトを掛けることができ且つこれに対応して複数のブレ
    ードを設けることができるように長く形成され、また前
    記回収すべき物質を収容する容器は該ローラの長さに対
    応する長さを有することを特徴とする汚水処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1から請求項3のいづれかに記載の
    汚水処理装置において、前記ベルトの外面には剛性を有
    する板が当接しており、該板により掻き取られて該板と
    ベルトとの間に溜まった回収すべき物質を、前記回収す
    べき物質を収容する容器に導く管路を備えることを特徴
    とする汚水処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4のいづれかに記載の
    汚水処理装置において、前記ブレードが当接しているロ
    ーラは、上方から垂れ下がり前記ベルトの外面に当接す
    る回収布と、前記回収布からしみ出した回収すべき物質
    を回収する回収構造とをさらに備えていることを特徴と
    する汚水処理装置。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5のいづれかに記載の
    汚水処理装置において、前記ブレードが当接しているロ
    ーラが前記ベルトの幅よりも長い寸法を有し、前記回収
    構造は、前記ブレードが当接しているローラのベルトの
    両側に設けられる周方向に複数の孔が形成されたフラン
    ジと、前記フランジよりも外側の位置において、当該ロ
    ーラに当接して前記ベルトの外面から前記フランジの孔
    を介してローラ表面に移行した回収すべき物質を掻き取
    る他のブレードとを備えていることを特徴とする汚水処
    理装置。
  7. 【請求項7】請求項1から請求項6のいづれかに記載の
    汚水処理装置において、前記ベルトは重金属を吸着する
    性質をもつことを特徴とする汚水処理装置。
  8. 【請求項8】請求項1から請求項7のいづれかに記載の
    汚水処理装置において、前記少なくとも2つのローラの
    うち汚水中に沈めるローラが磁石を備えており、前記ベ
    ルトが該磁石の磁力により磁化される磁性体導線を備え
    ていることを特徴とする汚水処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101322285B1 (ko) * 2011-12-15 2013-10-28 윤종선 공압으로 구동되는 오일스키머

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