JP3038707B1 - 揺動駆動装置 - Google Patents

揺動駆動装置

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JP3038707B1
JP3038707B1 JP32186898A JP32186898A JP3038707B1 JP 3038707 B1 JP3038707 B1 JP 3038707B1 JP 32186898 A JP32186898 A JP 32186898A JP 32186898 A JP32186898 A JP 32186898A JP 3038707 B1 JP3038707 B1 JP 3038707B1
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Abstract

【要約】 【課題】 宇宙空間などで対象を2軸方向に高精度で揺
動させる。 【解決手段】 アンテナ2を背面側で支持するための台
座12と、アンテナ2と台座12との間に介在しアンテ
ナ2を背面側の中心点で支持しアンテナを直交する2軸
の回りに揺動可能な状態で架台に取り付ける、弾性材料
から成る弾性支持機構5と、台座12に取り付けられ、
アンテナ2に対して、弾性支持機構5によるアンテナの
支持位置から離れた箇所においてアンテナを揺動させる
方向にアンテナ2の背面側から力を加えるアクチュエー
タ8とを備え、さらにアンテナ2の変位を検出する位置
センサ11を備えている。弾性支持機構5は、一端をア
ンテナ2の背面中心に他端を台座12の中心に固定した
弾性軸6と、相互に約90度の角度を成し一端をアンテ
ナ2の背面中心に他端を台座上の4点に固定した板バネ
7とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は宇宙空間で用いられ
るアンテナやミラーなどの揺動駆動装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】人工衛星などの宇宙構造体に搭載される
アンテナは、地上などとの間で良好な通信を確保すべく
揺動駆動装置によって向きが調整される。揺動駆動装置
は、X軸と、X軸に直交するY軸の2軸の回りにアンテ
ナを揺動させるものであり、従来は、この2軸回りの揺
動を可能とするために、2つの軸受けを直交配置した支
持機構でアンテナを支持する構成のものが一般的であっ
た。また、この種の揺動駆動装置はアンテナに限らず、
ミラーや揺動台などを揺動駆動する場合にも用いられて
いる。
【0003】衛星に搭載される装置に対してはその小型
化および軽量化の要求がきわめて強く、揺動駆動装置に
ついてもこれらの点で従来より種々の工夫がなされ、例
えば、特開昭63−34499号公報には、駆動対象を
球面軸受けで揺動自在に1点支持する揺動駆動装置が開
示されている。図11は、この種の従来の揺動駆動装置
の構成を示す断面側面図である。図11に示す揺動駆動
装置は、駆動対象であるアンテナ101と、アンテナ1
01を揺動自在に支持する球面軸受102と、アンテナ
101を駆動するピストン103と、ピストン103を
駆動するリニアモータ104と、リニアモータ104の
変位を検出するセンサ105と、アンテナ101を常に
ピストン103に押し付ける作用をするバネ106とに
より構成されている。リニアモータ104はセンサ10
5による変位の検出結果にもとづいてピストン103を
駆動し、アンテナ101は球面軸受102を中心として
揺動する。そして、ピストン103の駆動方向と直交す
る方向にも、1組のピストン、リニアモータ、センサ
(図示せず)が配設されており、2軸回りの揺動駆動が
可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の揺動駆動装置には次のような問題点がある。第1
に、揺動位置を高精度に制御することが困難である。す
なわち、球面軸受102においてガタツキや摩擦を避け
ることができないため、駆動時に非線形の外乱成分が制
御系に混在し、その結果、制御の精度が低下する。第2
に、宇宙空間で使用することが困難である。すなわち、
球面軸受102における滑り性能を維持するためには、
常に一定量の潤滑剤が保持されている必要があるが、揮
発の著しい宇宙空間ではこれを実現することは困難であ
る。本発明はこのような問題を解決するためになされた
もので、その目的は、高精度に揺動角度を制御でき、か
つ宇宙空間においても使用可能な揺動駆動装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、駆動対象を直交する2本の仮想軸線の回り
に揺動させる揺動駆動装置であって、前記駆動対象を支
持する架台と、前記駆動対象と前記架台との間に介在し
前記駆動対象を前駆駆動対象の背面側の一点で支持して
前記駆動対象を揺動可能な状態で前記架台に取り付け
る、弾性材料から成る弾性支持機構と、前記架台に取り
付けられ、前記駆動対象に対して、前記弾性支持機構に
よる前記駆動対象の支持位置から離れた箇所において力
を加え前記駆動対象を揺動させるアクチュエータとを備
えたことを特徴とする。
【0006】本発明の揺動駆動装置では、駆動対象は、
弾性材料から成る弾性支持機構により背面側の一点で揺
動可能に支持されているので、アクチュエータにより駆
動対象に対して力を加えることで駆動対象を直交する2
軸の回りに揺動させることができる。そして、本発明で
は、駆動対象は弾性支持機構に固定されているので球面
軸受を用いた場合のようにガタツキや摩擦はいっさい発
生せず、駆動時に非線形の外乱成分が制御系に混在しな
くなるため、駆動対象の揺動角度を高精度に制御するこ
とができる。また球面軸受のように潤滑剤を保持する必
要がないので、潤滑剤の揮発の問題がなく、真空条件
下、特に宇宙空間においても使用可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態例の機構部を示す平面図である。また、図2お
よび図3は、それぞれ図1に示した機構部のAA’線お
よびBB’線に沿った断面側面図である。図1ないし図
3に示したように、第1の実施の形態例の揺動駆動装置
1は、アンテナ2を揺動駆動するものであり、弾性支持
機構5、アクチュエータ8、位置センサ11、架台とし
ての台座12などにより構成されている。アンテナ2
は、平面視円形のアンテナ開口部3とこれを上部に保持
する、同じく平面視円形のアンテナ台4とから成り、ア
ンテナ2は台座12の上方に弾性支持機構5により背面
側の一点で支持されている。弾性支持機構5は、弾性変
形可能で復元力を有する弾性材料から成り、アンテナ2
の開口方向に平行でアンテナ2の中心を通るZ軸に直交
するX軸およびY軸の回りにアンテナ2が揺動可能なよ
うに、アンテナ台4を台座12上に支持している。
【0008】詳しくは、弾性支持機構5は、弾性軸6
と、4枚の板バネ7から成る本発明に係わるバネとによ
り構成されている。弾性軸6は非伸縮性の弾性材料から
成り、両端がアンテナ台4の中心13と台座12の中心
14とに固定され、アンテナ2のほぼ真後ろの方向に延
在している。一方、各板バネ7は、一端がアンテナ台4
の中心13に固定され、ほぼ等間隔に4方にアンテナ台
4の中心13から遠ざかるにつれてアンテナ2の背面か
ら離反しつつ延在して、他端がそれぞれ台座12上の異
なる4点に固定されている。
【0009】弾性支持機構5は、このような構成である
から、アンテナ台4の中心13を台座11に対して一定
位置に保ち、その一定位置が揺動の中心となる。すなわ
ち、まず弾性軸6の非伸縮性によりアンテナ台4の中心
13がZ軸方向へ移動することが抑えられる。そして、
4枚の板バネ7によって、アンテナ台の中心13がX軸
およびY軸の方向へ移動することが抑えられる。
【0010】なお、アンテナ台4の中心13がX軸、Y
軸、Z軸のいずれの方向にもできるだけ移動しないよう
にするためには、弾性軸6としては、長手方向での伸縮
性ができるだけ小さく、曲げ方向でのバネ剛性およびね
じり方向でのバネ剛性を十分に備えたものを用いること
が望ましい。また、板バネ7としても、長手方向での伸
縮性がほとんどなく、曲げ方向でのバネ剛性およびねじ
り方向でのバネ剛性が比較的高いものを用いることが望
ましい。
【0011】アクチュエータ8は、アンテナ2を2軸方
向に揺動駆動すべく、アンテナ台4の中心13を揺動中
心とする揺動モーメントを発生するためのものである。
本実施の形態例の揺動駆動装置1は4つのアクチュエー
タ8を備え、各アクチュエータ8は、アンテナ2の背面
側にアンテナ台4の外周部に沿って相互にほぼ等間隔に
配設されている。各アクチュエータ8は、アンテナ台4
側に取り付けられた円弧状の永久磁石9と、台座12側
で永久磁石9にそれぞれ対向する位置に永久磁石9との
間に間隔をおいて取り付けられたコイル磁石10とから
成る。
【0012】小型のアクチュエータには、例えばピエゾ
素子、リニアモータ、回転型モータとボールねじとを組
み合わせたもの、永久磁石とコイル磁石とを組み合わせ
たものなどもあるが、高精度の位置決めを行うには非線
形外乱を生じにくいことが重要であり、この点で、永久
磁石9とコイル磁石10とを組み合わせた非接触式のア
クチュエータが優れている。
【0013】また、コイル磁石9は電流を流すことで熱
を発生するため、放熱が十分でない場合には熱の蓄積に
より装置、特に駆動対象であるアンテナ2に熱歪みなど
の悪影響をもたらす。このため、本実施の形態例では、
宇宙空間での放熱を考慮して、永久磁石9をアンテナ側
に、コイル磁石10を台座12側に設置し、コイル磁石
10で発生した熱が台座12を通じて容易に宇宙構造物
の本体側に逃げられるようにしている。ただし、何らか
の方法でアンテナ台4からの放熱が十分に確保される場
合には、永久磁石9とコイル磁石10の配置を入れ替え
た構成とすることも可能である。
【0014】位置センサ11は、アンテナ台4の位置の
変化を測定することで、間接的にアンテナ2の角度変化
を検出するためのものであり、本実施の形態例では、4
つの位置センサ11が設けられている。位置センサ11
は、非接触で位置を検出する渦電流式変位センサであ
り、アンテナ台4の背面側にアンテナ台4との間に間隔
をおき配置されてアンテナ台4までの距離を測定する構
成となっている。そして、各位置センサ11は、台座1
2上に立設され、アンテナ台4の中心13と各アクチュ
エータ8との間の箇所でアクチュエータ8寄りの位置に
それぞれ配置されている。アンテナ2が揺動していない
状態では各位置センサ11から、対向するアンテナ台4
の背面までの距離はほぼ等しい。
【0015】小型の距離センサには作動トランス、イン
ダクトシンなど接触式のセンサもあるが、高精度に位置
決め制御を行うためにはアンテナ駆動の際に外乱を生じ
ない非接触式のものが望ましい。非接触式のセンサとし
ては、具体的には、渦電流式変位センサ、レーザ干渉型
変位センサ、反射光量検出式光ファイバセンサなどが存
在するが、このうち、センサ部が小型でかつ軽量である
点において、本実施の形態例で用いた渦電流式変位セン
サが最も優れている。
【0016】本実施の形態例の揺動駆動装置1はさら
に、位置センサ11からの計測信号を受信してアンテナ
2の角度変化を算出し、コイル磁石10に通電する電流
値をフィードバック制御する制御装置を備えている。図
4は、本発明の第1の実施の形態の機構部と共に制御装
置のブロック構成を示す構成図である。制御装置20
は、位置センサ11のセンサアンプ回路21と、センサ
アンプ回路21が検出した位置変位をアンテナ2の角度
変位に変換する位置−角度変換手段22と、アンテナ2
の角度を指定する角度設定部23と、アンテナ2の設定
角と変位角の差からコイル磁石9に流す電流を調整する
角度制御手段24と、調整された電流をコイル磁石10
に流すコイル磁石ドライバ回路25とを含んで構成され
ている。
【0017】次に、主に図4を参照して、揺動駆動装置
1の動作について詳細に説明する。まず、アクチュエー
タ8によるアンテナ2の駆動原理について説明する。ア
クチュエータ8を構成するコイル磁石10の周囲には永
久磁石9により磁界が生じている。したがってコイル磁
石10にコイル磁石ドライバ回路25からの電流が流れ
ると、永久磁石9による磁界とコイル磁石10を流れる
電流との間でフレミングの法則にしたがう力が発生す
る。
【0018】アンテナ台4の中心13を挟んで相対する
2つのコイル磁石9に互いに逆相の電流を流すと、コイ
ル磁石9に作用する力はアンテナ台4の中心13を揺動
中心とするX軸あるいはY軸回りの揺動モーメントを形
成する。コイル磁石9に作用する力は、また、弾性軸6
に対しても台座12との結合部である中心14を支点と
する片持ち梁運動を行わせるように働くが、このとき同
時に板バネ7の復元力が強く作用するため、実際にはア
ンテナ台4の中心13はX軸およびY軸の方向にはほと
んど動かない。
【0019】一方、アンテナ台4の中心13を挟んで相
対する2つのコイル磁石9に同相の電流成分が流れる
と、今度はアンテナ2をZ軸方向に変位させようとする
力が発生する。しかし、アンテナ2は弾性軸6を介して
台座12と結合しており、弾性軸6の長手方向での剛性
は十分に高いため、アンテナ台4の中心13はZ軸の方
向にはほとんど変位しない。したがって、駆動対象であ
るアンテナ2は、アンテナ台4の中心13を揺動中心と
する揺動モーメントによりX軸およびY軸の回りにのみ
角度変位し、弾性支持機構5が有するねじりバネ特性に
よる逆方向の揺動モーメントと釣り合った角度で静止す
る。
【0020】次に、アンテナ2の揺動角度の制御につい
て説明する。アンテナ2の角度調節は、制御装置20に
おいて、4つの位置センサ11からの信号を変換して変
位角を検出し、これををもとに4つのコイル磁石10に
流す電流を調整することで行う。各位置センサ11で得
られたセンサ信号は、それぞれ制御装置20のセンサア
ンプ回路21で位置変位信号ΔLn(n=1〜4)に変
換され位置−角度変換手段22に供給される。位置−角
度変換手段22は、これらの位置変位信号ΔLnからア
ンテナ2のX軸およびY軸の回りの揺動角度を表す変位
角信号θx,θyを検出し、角度制御手段24に出力す
る。一方、アンテナ2の角度を設定する角度設定部23
からは、X軸の回り揺動角度を表すアンテナ設定角信号
RθxとY軸の回り揺動角度を表すアンテナ設定角信号
Rθyが角度制御手段24に供給される。
【0021】角度制御手段24は、位置−角度変換手段
22から供給されたアンテナ変位角信号θx,θyと角
度設定部23から供給されたアンテナ設定角信号Rθ
x,Rθyとにもとづき、角度制御演算を行って各コイ
ル磁石10に流すコイル電流を調整し、コイル電流指令
信号RCn(n=1〜4)として、コイル磁石ドライバ
回路25に出力する。コイル磁石ドライバ回路25は、
コイル磁石10を流れる電流が、コイル電流指令信号R
Cnと一致するようにコイル電流を制御する。この結
果、コイル磁石10に適切な電流が流れ、永久磁石9と
の間で力が発生して揺動モーメントが生じ、弾性支持機
構5のねじりバネ特性と釣り合った揺動角度でアンテナ
2が位置決めされる。
【0022】そして、本実施の形態例の揺動駆動装置1
では、駆動対象であるアンテナ2は弾性支持機構5に固
定されているので球面軸受を用いた場合のようにガタツ
キや摩擦はいっさい発生せず、駆動時に非線形の外乱成
分が制御系に混在しなくなるため、アンテナ2の揺動角
度を高精度に制御することができる。また球面軸受のよ
うに潤滑剤を保持する必要がないので、潤滑剤の揮発の
問題がなく、真空条件下、特に宇宙空間においても使用
可能である。
【0023】なお、板バネ7、アクチュエータ8および
位置センサ11の配置は、本実施の形態例の配置に限定
されるものではなく、種々に変更することができる。以
下に他の配置例を示す。図5は、本発明の第1の実施の
形態の変形例を示す平面図である。図中、図1ないし図
4と同一の要素には同一の符号が付されている。図5に
示した揺動駆動装置1Aが上記揺動駆動装置1と異なる
のは、4つの位置センサ11が、それぞれ隣接する2つ
のアクチュエータ8の間に配置されている点である。こ
のような配置では、図1の配置に比べて揺動中心13か
ら位置センサ11までの距離が長くなるので、アンテナ
2の角度変化に対する位置センサ11の検出変位が大き
くなり、位置分解能の同じ位置センサを使った場合で
も、より高い角度分解能を得ることができ、したがって
さらに高精度にアンテナ2の揺動角度を制御することが
可能となる。なお、この場合、アクチュエータ8と位置
センサ11とがX−Y平面上で45゜ずれた配置になる
が、この角度のずれは、角度制御手段24で容易に補正
することができる。
【0024】図6は、本発明の第1の実施の形態のさら
に他の変形例を示す平面図である。また、図7は、図6
のAA’線断面側面図である。図中、図1ないし図4と
同一の要素には同一の符号が付されている。図6、図7
に示した揺動駆動装置1Bでは、揺動中心であるアンテ
ナ台4の中心13から位置センサ11までの距離をさら
に長く取るため、アンテナ台4の中心11との間にアク
チュエータ8を含む位置、すなわちアクチュエータ8の
外側に位置センサ11が配置されている。詳しくは、ア
ンテナ台4からアーム15を外周方向に伸ばし、このア
ーム15をセンサのターゲットとすることで、位置セン
サ11がアンテナ台4の外周部に配置されている。この
ような配置では、図5の配置に比べてもさらにアンテナ
2の角度変化に対する位置センサ11の検出変位が大き
くなり、位置分解能の同じ位置センサを使った場合で
も、より高い角度分解能を得られる。また、この場合、
アクチュエータ8と位置センサ11とは同一の仮想半径
線上に配置されているので角度制御手段24では特別な
補正処理を行う必要がない。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態例につい
て説明する。図8は、本発明の第2の実施の形態例の構
成を示す平面図である。また、図9は図8のAA’線断
面側面図、図10は図8のBB’線断面側面図である。
図中、図1ないし図3と同一の要素には同一の符号が付
されている。図8ないし図10に示した揺動駆動装置3
1が、揺動駆動装置1と異なるのは、駆動対象の背面側
が広く開放された構造として、駆動対象の点検・整備な
どを容易に行えるようにした点である。そのため、揺動
駆動装置31では、アクチュエータ36、位置センサ4
0(図9)、ならびに弾性支持機構34を、上記揺動駆
動装置1のように台座ではなく、側壁44により支持す
る構造となっている。ただし、弾性軸6(図9)は後述
のようにミラーホルダー32後方の梁43に固定されて
いる。
【0026】第2の実施の形態例では一例として駆動対
象を、平面視略矩形のミラーホルダ33により保持され
た平面視略矩形の平面ミラー32とする。揺動駆動装置
31では、架台は主要部がミラーホルダ33の背面側に
配置されてミラーホルダ33を取り囲む側壁44と、側
壁の間に渡された固定梁43とにより構成されている。
固定梁43は、対向する側壁44のほぼ中央の箇所どう
しを結んで延在し、またミラーホルダ33と反対側の側
壁縁部に両端部が固定されている。
【0027】弾性支持機構34は、弾性軸6と、上記板
バネ7に替わるコイルバネ35とにより構成されてい
る。そして、弾性軸6は一端がミラーホルダ33の背面
側の中心に、もう一端は上記固定梁43のほぼ中央の箇
所に固定されている。一方、コイルバネ35は、一端が
弾性軸6とミラーホルダ33との結合部に、もう一端は
側壁44に固定されている。そしてコイルバネ35の側
壁44側の端部は、ミラーホルダ33と反対側の側壁縁
部に近い箇所に固定されている。コイルバネ35として
は、ミラーホルダ33の中心位置がX軸およびY軸の方
向へ移動することを抑えるため、長手方向での剛性が十
分に高く、かつ曲げ方向でのバネ剛性およびねじり方向
でのバネ剛性も比較的高いものを用いることが望まし
い。
【0028】アクチュエータ36は、図8、図10に示
したように、永久磁石9Bとコイル磁石10Bとに加
え、4つのヨーク39を備えている。各ヨーク39はミ
ラーホルダ33の背面側の四隅にそれぞれ配置され、上
端においてミラーホルダ33の背面に固定されている。
そして、永久磁石9Bは、図10に示したように、ヨー
ク39の内側に固定され、ミラーホルダ33の背面にほ
ぼ直交する方向に延在している。一方、コイル磁石10
Bはヨーク39の貫通孔39Aを貫通し、永久磁石9B
を内側にして巻回されており、一部が側壁44内に埋め
込まれて側壁44に固定されている。なお、コイル磁石
10Bと、永久磁石9Bおよびヨーク39との間には適
切な隙間が形成されている。ヨーク39を用いるのは、
永久磁石9Bとの間で磁気回路を形成してコイル磁石1
0Bを貫く磁界の磁束密度を高めるためであり、これに
よってコイル磁石10Bに流れる単位電流あたりの発生
力を増大させ、アクチュエータ36の効率を高めること
ができる。
【0029】位置センサ40としては、第2の実施の形
態例では、渦電流式変位センサに代えて反射光量検出式
光ファイバセンサが用いられている。位置センサ40
は、図9に示したように、入力用の光ファイバヘッド4
1と検出用の光ファイバヘッド42とから成り、ミラー
ホルダ33背面側において4つの側壁44のそれぞれの
平面視中央部に突設されている。そして、位置センサ4
0の入力用光ファイバヘッド41から放出された光は、
ミラーホルダ33の背面で反射して少なくとも一部が検
出用光ファイバヘッド42に入射し、その入射光量から
ミラーホルダ33の変位が測定される。
【0030】このように構成された第2の実施の形態例
の揺動駆動装置31においても、上記制御装置20と同
種の制御装置(図示せず)により、揺動駆動装置1の場
合と同様に、位置センサ40による検出結果にもとづい
てアクチュエータ36が駆動され、ミラーホルダ33、
したがってミラー32の揺動角度が適切に制御される。
【0031】そして、この揺動駆動装置31でも、駆動
対象であるミラー32は弾性支持機構34に固定されて
いるので球面軸受を用いた場合のようにガタツキや摩擦
はいっさい発生せず、駆動時に非線形の外乱成分が制御
系に混在しなくなるため、ミラー32の揺動角度を高精
度に制御することができる。また球面軸受のように潤滑
剤を保持する必要がないので、潤滑剤の揮発の問題がな
く、真空条件下、特に宇宙空間においても使用可能であ
る。さらに、揺動駆動装置31では、駆動対象であるミ
ラー32およびミラーホルダ33の背面側が大きく開放
されているので、駆動対象の点検・整備を容易に行うこ
とができ、また駆動対象がアンテナなどである場合に
は、駆動対象への配線なども容易に行うことができる。
【0032】以上、本発明に係る揺動駆動装置の好適な
実施の形態例を説明したが、本発明に係る揺動駆動装置
は、上記実施の形態例の構成のみに限定されるものでは
なく、本発明の精神から逸脱しない範囲で上記実施形の
態例に対し種々の変更や改良を加えることは無論可能で
ある。例えば、上記実施の形態例では、アンテナまたは
ミラーを駆動するとしたが揺動台などを本発明の揺動駆
動装置により駆動することも可能である。また、上記実
施の形態例では、弾性支持機構5は4本の板バネ6によ
り構成し、また弾性支持機構34も4本のコイルバネ3
5により構成したが、3本以上の任意の数の板バネやコ
イルバネを用いて弾性支持機構5、34を構成すること
も可能である。さらに、上述のように4つの位置センサ
11、40を用いる代わりに、2つ以上の任意の数の位
置センサ11、40を用いることも可能である。2つの
位置センサを用いる場合には、例えばX軸上およびY軸
上にそれぞれ1つずつ配置すれば、駆動対象がX軸およ
びY軸の回りにそれぞれ揺動した際の変位を検出するこ
とができる。また、アクチュエータ8、36についても
位置センサと同様、2つ以上の任意の数のアクチュエー
タを用いることが可能である。そして、2つのアクチュ
エータを用いる場合には、例えばX軸上およびY軸上に
それぞれ1台ずつ配置することで、駆動対象をX軸およ
びY軸の回りにそれぞれ揺動させることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、駆動対象
を直交する2本の仮想軸線の回りに揺動させる揺動駆動
装置であって、前記駆動対象を支持する架台と、前記駆
動対象と前記架台との間に介在し前記駆動対象を前駆駆
動対象の背面側の一点で支持して前記駆動対象を揺動可
能な状態で前記架台に取り付ける、弾性材料から成る弾
性支持機構と、前記架台に取り付けられ、前記駆動対象
に対して、前記弾性支持機構による前記駆動対象の支持
位置から離れた箇所において力を加え前記駆動対象を揺
動させるアクチュエータとを備えたことを特徴とする。
【0034】本発明の揺動駆動装置では、駆動対象は、
弾性材料から成る弾性支持機構により背面側の一点で揺
動可能に支持されているので、アクチュエータにより駆
動対象に対して力を加えることで駆動対象を直交する2
軸の回りに揺動させることができる。そして、本発明で
は、駆動対象は弾性支持機構に固定されているので球面
軸受を用いた場合のようにガタツキや摩擦はいっさい発
生せず、駆動時に非線形の外乱成分が制御系に混在しな
くなるため、駆動対象の揺動角度を高精度に制御するこ
とができる。また球面軸受のように潤滑剤を保持する必
要がないので、潤滑剤の揮発の問題がなく、真空条件
下、特に宇宙空間においても使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例の機構部を示す平
面図である。
【図2】図1に示した機構部のAA’線に沿った断面側
面図である。
【図3】図1に示した機構部のBB’線に沿った断面側
面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の機構部と共に制御
装置のブロック構成を示す構成図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の変形例を示す平面
図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態のさらに他の変形例
を示す平面図である。
【図7】図6のAA’線断面側面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態例の構成を示す平面
図である。
【図9】図8のAA’線断面側面図である。
【図10】図8のBB’線断面側面図である。
【図11】従来の揺動駆動装置の構成を示す断面側面図
である。
【符号の説明】
1……揺動駆動装置、2……アンテナ、3……アンテナ
開口部、4……アンテナ台、5……弾性支持機構、6…
…弾性軸、7……板バネ、8……アクチュエータ、9…
…永久磁石、10……コイル磁石、11……位置セン
サ、12……台座、13……アンテナ台の中心、14…
…台座の中心、15……アーム、20……制御装置、2
1……センサアンプ回路、22……位置−角度変換手
段、23……角度設定部、24……角度制御手段、25
……コイル磁石ドライバ回路、31……揺動駆動装置、
32……平面ミラー、33……ミラーホルダ、34……
弾性支持機構、35……コイルバネ、36……アクチュ
エータ、39……ヨーク、40……位置センサ、41…
…入力用光ファイバヘッド、42……検出用光ファイバ
ヘッド、43……固定梁、44……側壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−39903(JP,A) 特開 平4−362801(JP,A) 特開 平1−151305(JP,A) 特開 昭63−34499(JP,A) 実開 平2−21912(JP,U) 米国特許4521782(US,A) 米国特許4577825(US,A) 米国特許3860930(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B64G 1/66 H01Q 1/12 H01Q 1/28 H01Q 3/08

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動対象を直交する2本の仮想軸線の回
    りに揺動させる揺動駆動装置であって、 前記駆動対象を支持する架台と、 前記駆動対象と前記架台との間に介在し前記駆動対象を
    前駆駆動対象の背面側の一点で支持して前記駆動対象を
    揺動可能な状態で前記架台に取り付ける、弾性材料から
    成る弾性支持機構と、 前記架台に取り付けられ、前記駆動対象に対して、前記
    弾性支持機構による前記駆動対象の支持位置から離れた
    箇所において力を加え前記駆動対象を揺動させるアクチ
    ュエータとを備えたことを特徴とする揺動駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性支持機構による前記駆動対象の
    支持位置は前記駆動対象の背面のほぼ中心であることを
    特徴とする請求項1記載の揺動駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性支持機構は、非伸縮性の弾性材
    料から成り一端が前記駆動対象の背面に固定されて前記
    駆動対象のほぼ真後ろの方向に延在し他端が前記架台に
    固定された弾性軸と、前記弾性軸の端部が前記駆動対象
    に固定された箇所において前記駆動対象に固定され前記
    弾性軸を中心に少なくとも3方向に前記駆動対象の背面
    から離反しつつ延在して先端部がそれぞれ前記架台に固
    定されたバネとを含むことを特徴とする請求項1記載の
    揺動駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記バネは相互にほぼ90度の角度を成
    して4方向に延在していることを特徴とする請求項3記
    載の揺動駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記バネは板バネから成ることを特徴と
    する請求項3記載の揺動駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記バネはコイルバネから成ることを特
    徴とする請求項3記載の揺動駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記アクチュエータは少なくとも2箇所
    において前記駆動対象に対し力を加えることを特徴とす
    る請求項1記載の揺動駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記アクチュエータは4箇所において前
    記駆動対象に対し力を加えることを特徴とする請求項1
    記載の揺動駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記アクチュエータは前記駆動対象に対
    し背面側から力を加えることを特徴とする請求項1記載
    の揺動駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記アクチュエータとして4つのアク
    チュエータを含み、各アクチュエータは前記駆動対象の
    背面側に前記駆動対象の背面中心を囲んで仮想円上にほ
    ぼ等間隔に配置され、それぞれの位置において前記駆動
    対象に対して力を加えることを特徴とする請求項1記載
    の揺動駆動装置。
  11. 【請求項11】 前記アクチュエータは、コイル磁石と
    永久磁石とを含み、いずれか一方は前記駆動対象に固定
    され、もう一方は前記架台に固定され、前記コイル磁石
    と前記永久磁石とは間隔をおき対向して配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の揺動駆動装置。
  12. 【請求項12】 永久磁石は前記駆動対象に固定され、
    コイル磁石は前記架台に固定されていることを特徴とす
    る請求項11記載の揺動駆動装置。
  13. 【請求項13】 前記架台は前記駆動対象の背面に対向
    する台座を含み、前記弾性軸の端部および前記バネの先
    端は前記台座に固定されていることを特徴とする請求項
    3記載の揺動駆動装置。
  14. 【請求項14】 前記アクチュエータは前記台座に取り
    付けられていることを特徴とする請求項13記載の揺動
    駆動装置。
  15. 【請求項15】 前記架台は、主要部が前記駆動対象の
    背面側に配置されて前記駆動対象を取り囲む壁部と、前
    記壁部の間に渡された梁とを含み、前記弾性軸の端部は
    梁に固定され、前記バネの先端は前記壁部に固定されて
    いることを特徴とする請求項3記載の揺動駆動装置。
  16. 【請求項16】 前記アクチュエータは前記壁部に取り
    付けられていることを特徴とする請求項15記載の揺動
    駆動装置。
  17. 【請求項17】 前記駆動対象上の少なくとも2箇所の
    位置を前記架台を基準にして検出する位置センサと、 前記位置センサからの出力信号を受信して、前記駆動対
    象の揺動角度を算出し、算出した揺動角度と設定角度と
    の比較結果にもとづいて前記アクチュエータを駆動し、
    前記駆動対象の揺動角度を制御する制御装置とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の揺動駆動装置。
  18. 【請求項18】 前記位置センサは非接触で前記位置を
    検出することを特徴とする請求項17記載の揺動駆動装
    置。
  19. 【請求項19】 前記位置センサは前記駆動対象の背面
    側に前記駆動対象との間に間隔をおき配置されて前記駆
    動対象の背面までの距離を検出することを特徴とする請
    求項18記載の揺動駆動装置。
  20. 【請求項20】 前記位置センサとして4つの位置セン
    サを含み、各位置センサは、前記駆動対象の背面側に前
    記駆動対象の背面中心を囲んで仮想円上にほぼ等間隔に
    配置され、それぞれが対向する前記駆動対象の背面箇所
    までの距離を検出することを特徴とする請求項19記載
    の揺動駆動装置。
  21. 【請求項21】 各位置センサは、非揺動時の前記駆動
    対象の背面からほぼ等距離の位置に配置されていること
    を特徴とする請求項20記載の揺動駆動装置。
  22. 【請求項22】 前記アクチュエータとして4つのアク
    チュエータを含み、各アクチュエータは前記駆動対象の
    背面側に前記駆動対象の背面中心を囲んで仮想円上にほ
    ぼ等間隔に配置され、さらに前記位置センサとして4つ
    の位置センサを含み、各位置センサは、前記駆動対象の
    背面中心と各アクチュエータとの間に配置されているこ
    とを特徴とする請求項17記載の揺動駆動装置。
  23. 【請求項23】 前記アクチュエータとして4つのアク
    チュエータを含み、各アクチュエータは前記駆動対象の
    背面側に前記駆動対象の背面中心を囲んで仮想円上にほ
    ぼ等間隔に配置され、さらに前記位置センサとして4つ
    の位置センサを含み、各位置センサは、隣接する2つの
    前記アクチュエータの間に配置されていることを特徴と
    する請求項17記載の揺動駆動装置。
  24. 【請求項24】 前記アクチュエータとして4つのアク
    チュエータを含み、各アクチュエータは前記駆動対象の
    背面側に前記駆動対象の背面中心を囲んで仮想円上にほ
    ぼ等間隔に配置され、さらに前記位置センサとして4つ
    の位置センサを含み、各位置センサは、前記駆動対象の
    背面中心との間に各アクチュエータを含む位置に配置さ
    れていることを特徴とする請求項17記載の揺動駆動装
    置。
  25. 【請求項25】 前記位置センサは、渦電流式変位セン
    サ、レーザ緩衝型変位センサ、ならびに反射光量検出式
    光ファイバセンサのうちのいずれかであることを特徴と
    する請求項17記載の揺動駆動装置。
  26. 【請求項26】 前記駆動対象はアンテナ、ミラー、な
    らびに揺動台のいずれかであることを特徴とする請求項
    1記載の揺動駆動装置。
  27. 【請求項27】 前記駆動対象と共に宇宙構造体に搭載
    されていることを特徴とする請求項1記載の揺動駆動装
    置。
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