JP3038504B2 - 容器用無菌充填装置 - Google Patents
容器用無菌充填装置Info
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- JP3038504B2 JP3038504B2 JP3065755A JP6575591A JP3038504B2 JP 3038504 B2 JP3038504 B2 JP 3038504B2 JP 3065755 A JP3065755 A JP 3065755A JP 6575591 A JP6575591 A JP 6575591A JP 3038504 B2 JP3038504 B2 JP 3038504B2
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Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、容器用無菌充填装置に
関し、詳しくは特殊容器(可撓性コンテナ、特にプラス
チック膜から成る可撓性コンテナ)、即ち、容器の充填
口を開閉する蓋体が断面凹型に構成されていて、その凹
部の底部に充填口が開口されているところの容器を対象
とし、これに対して所要の充填物(例えば、流動体、半
流動体の食品等或いは薬剤等)を無菌充填するように構
成されたところの容器用無菌充填装置の改良に関する。
関し、詳しくは特殊容器(可撓性コンテナ、特にプラス
チック膜から成る可撓性コンテナ)、即ち、容器の充填
口を開閉する蓋体が断面凹型に構成されていて、その凹
部の底部に充填口が開口されているところの容器を対象
とし、これに対して所要の充填物(例えば、流動体、半
流動体の食品等或いは薬剤等)を無菌充填するように構
成されたところの容器用無菌充填装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、無菌充填は、可撓性コンテナを
内部及び外部より滅菌し、そして充填装置を無菌室内に
保管しておくことにより行われる。しかし、この方法で
は充填装置及びコンテナを無菌状態に保つことが極めて
難しく、その上コストもかさむ。更に、流動体、半流動
体の食品等をプラスチック成型容器や樹脂フィルム製の
袋に充填する場合、その殺菌方法が問題となっていた。
即ち、そうした容器自体は、充填工程に先立って化学薬
品(過酸化水素、アルコール等)や紫外線(UV)によ
って処理することができるが、これに対する充填物を充
填する場合に、その容器の充填口に充填物が付着するこ
とと、充填装置の充填ノズルに残留充填物が付着すると
共に充填工程の中間で空気中に露出することで、雑菌の
繁殖が問題となるのである。
内部及び外部より滅菌し、そして充填装置を無菌室内に
保管しておくことにより行われる。しかし、この方法で
は充填装置及びコンテナを無菌状態に保つことが極めて
難しく、その上コストもかさむ。更に、流動体、半流動
体の食品等をプラスチック成型容器や樹脂フィルム製の
袋に充填する場合、その殺菌方法が問題となっていた。
即ち、そうした容器自体は、充填工程に先立って化学薬
品(過酸化水素、アルコール等)や紫外線(UV)によ
って処理することができるが、これに対する充填物を充
填する場合に、その容器の充填口に充填物が付着するこ
とと、充填装置の充填ノズルに残留充填物が付着すると
共に充填工程の中間で空気中に露出することで、雑菌の
繁殖が問題となるのである。
【0003】こうした問題解決のために、従来、蒸気殺
菌機能を備えた容器用無菌充填装置としては、例えば、
特公昭63−23048号公報に記載の無菌充填する技
術が提案されている。この無菌充填技術は、充填ノズル
部を次のように構成している。充填ノズル本体の下方
に、上下方向の充填物注入流路を形成し、該充填物注入
流路に対して側方から充填物供給流路を合流させ、前記
充填物注入流路の下方に充填口を開口し、前記充填物供
給流路を開口及び閉鎖するピストン状体を上下方向に移
動自在に設け、該ピストン状体の内部を空洞にして吸引
流路を形成し、且つ、その先端を開口し、この開口を開
口閉鎖するバルブを内蔵し、更に、前記ピストン状体が
前記充填物供給流路を閉鎖した下降位置にある状態で、
前記充填物供給流路に滅菌用流体を注入し、排出する注
入及び排出口を設けてある。
菌機能を備えた容器用無菌充填装置としては、例えば、
特公昭63−23048号公報に記載の無菌充填する技
術が提案されている。この無菌充填技術は、充填ノズル
部を次のように構成している。充填ノズル本体の下方
に、上下方向の充填物注入流路を形成し、該充填物注入
流路に対して側方から充填物供給流路を合流させ、前記
充填物注入流路の下方に充填口を開口し、前記充填物供
給流路を開口及び閉鎖するピストン状体を上下方向に移
動自在に設け、該ピストン状体の内部を空洞にして吸引
流路を形成し、且つ、その先端を開口し、この開口を開
口閉鎖するバルブを内蔵し、更に、前記ピストン状体が
前記充填物供給流路を閉鎖した下降位置にある状態で、
前記充填物供給流路に滅菌用流体を注入し、排出する注
入及び排出口を設けてある。
【0004】その他、これに類する無菌充填技術が提案
されているが、何れも充填容器の蓋部が平坦に構成され
ていて、前記充填口がシール状態で蓋部に圧接する方式
である。これに対し、本発明者は、無菌充填に好適な容
器として、その蓋体の縦断面が凹部に形成されているも
のを実願昭63−77890号において提案した。この
特殊形状の蓋体の容器の構造について概略説明すると、
第5図(蓋閉鎖状態を示す)及び第6図(蓋開口状態を
示す)に示すように、容器本体1に一体の円筒状のスリ
ーブ2の内側に、その側壁から複数の支持用リブを延設
し、これらリブ3によって、このスリーブ2の中央部に
嵌合用突起体を設け、以て、前記支持用リブ3の間を充
填用開口4に形成してある。
されているが、何れも充填容器の蓋部が平坦に構成され
ていて、前記充填口がシール状態で蓋部に圧接する方式
である。これに対し、本発明者は、無菌充填に好適な容
器として、その蓋体の縦断面が凹部に形成されているも
のを実願昭63−77890号において提案した。この
特殊形状の蓋体の容器の構造について概略説明すると、
第5図(蓋閉鎖状態を示す)及び第6図(蓋開口状態を
示す)に示すように、容器本体1に一体の円筒状のスリ
ーブ2の内側に、その側壁から複数の支持用リブを延設
し、これらリブ3によって、このスリーブ2の中央部に
嵌合用突起体を設け、以て、前記支持用リブ3の間を充
填用開口4に形成してある。
【0005】前記スリーブ2に対し、上方から内筒5を
嵌合させるが、この内筒5を縦断面が凹形に形成されて
いるのである。この内筒5は、前記充填用開口4を実質
的に開口閉鎖する蓋の機能を発揮する。尚、6は、内蓋
であって、同様に縦断面が凹形に形成されているが、こ
れは最終的な外装用蓋として機能する。この特殊形状の
蓋体の独特の作用、効果自体については、本発明に直接
関わりないのでここでの詳細説明を省略する。本発明の
容器用無菌充填装置は、上述した特殊形状の蓋体を備え
た容器を対象とする。
嵌合させるが、この内筒5を縦断面が凹形に形成されて
いるのである。この内筒5は、前記充填用開口4を実質
的に開口閉鎖する蓋の機能を発揮する。尚、6は、内蓋
であって、同様に縦断面が凹形に形成されているが、こ
れは最終的な外装用蓋として機能する。この特殊形状の
蓋体の独特の作用、効果自体については、本発明に直接
関わりないのでここでの詳細説明を省略する。本発明の
容器用無菌充填装置は、上述した特殊形状の蓋体を備え
た容器を対象とする。
【0006】そこで、上述した凹形の蓋体の容器に対し
て、上述した従来技術の蒸気殺菌機能を備えた容器用無
菌充填装置を適用すると、その充填口は一つであり、蒸
気の注入及び排出は、充填口の内側において行われるの
で、蓋体の上面が平坦であれば、何ら問題ないが、上述
の如き凹形の蓋体であれば、前記一つの平坦な充填口か
ら蒸気を噴射すると、凹形の蓋体の底部での対流が起こ
り難く、噴射された蒸気が、充填口より手前に窄設され
た注入口と排出口とに短絡して流出し、結果として十分
な蒸気滅菌の効果を発揮できないという問題があったの
である。
て、上述した従来技術の蒸気殺菌機能を備えた容器用無
菌充填装置を適用すると、その充填口は一つであり、蒸
気の注入及び排出は、充填口の内側において行われるの
で、蓋体の上面が平坦であれば、何ら問題ないが、上述
の如き凹形の蓋体であれば、前記一つの平坦な充填口か
ら蒸気を噴射すると、凹形の蓋体の底部での対流が起こ
り難く、噴射された蒸気が、充填口より手前に窄設され
た注入口と排出口とに短絡して流出し、結果として十分
な蒸気滅菌の効果を発揮できないという問題があったの
である。
【0007】又、殺菌を行うのであるから、上記充填口
(充填ノズル)が常時蒸気雰囲気中に置かれていなけれ
ばならないが、上述のように平坦な蓋体に接当させる充
填ノズルでは、この全体をチャンバーに収容する方法を
採らない限り、前述の常時蒸気雰囲気中に置くというこ
とができないのであり、こうしたチャンバーを別途設け
るという複雑な構成を採らなければ殺菌の目的を達成で
きないという問題もあった。
(充填ノズル)が常時蒸気雰囲気中に置かれていなけれ
ばならないが、上述のように平坦な蓋体に接当させる充
填ノズルでは、この全体をチャンバーに収容する方法を
採らない限り、前述の常時蒸気雰囲気中に置くというこ
とができないのであり、こうしたチャンバーを別途設け
るという複雑な構成を採らなければ殺菌の目的を達成で
きないという問題もあった。
【0008】こうした問題を解決するべく、本発明者等
は、鋭意研究と実験を重ねた結果、充填ノズル本体の下
方に上下方向の充填物注入流路を形成し、該充填物注入
流路に対して側方から充填物供給流路を合流させ、前記
充填物注入流路の下方に充填口を開口し、前記充填物供
給流路を開口及び閉鎖するピストン状体を上下方向に移
動自在に設け、前記ピストン状体は、下降して前記充填
口を略面一に閉鎖した状態で前記充填物供給流路を閉鎖
する位置と、上昇して前記充填物供給流路を開口する充
填位置とに移動自在に構成され、該ピストン状体は、更
に内部を空洞に形成して滅菌用蒸気排出流路に構成し、
該滅菌用蒸気排出流路の横断面積よりも小さい横断面積
を持つバルブピストンの先端に前記滅菌用蒸気排出流路
の先端開口を開閉及び閉鎖するバルブ体を設け、前記バ
ルブピストンの内部を空洞に形成して滅菌用蒸気排出流
路に構成すると共に前記バルブ体を貫通する蒸気排出口
を設け、且つ、前記ピストン状体が前記充填物注入流路
を閉鎖する下降位置にある状態において、前記バルブピ
ストンの下降による前記蒸気排出口が、前記ピストン状
体の先端よりも更に下降するように構成した容器用無菌
充填装置を案出するに至ったのである(図2及び図3に
示す本発明の実施例の基本構成部分を参照)。
は、鋭意研究と実験を重ねた結果、充填ノズル本体の下
方に上下方向の充填物注入流路を形成し、該充填物注入
流路に対して側方から充填物供給流路を合流させ、前記
充填物注入流路の下方に充填口を開口し、前記充填物供
給流路を開口及び閉鎖するピストン状体を上下方向に移
動自在に設け、前記ピストン状体は、下降して前記充填
口を略面一に閉鎖した状態で前記充填物供給流路を閉鎖
する位置と、上昇して前記充填物供給流路を開口する充
填位置とに移動自在に構成され、該ピストン状体は、更
に内部を空洞に形成して滅菌用蒸気排出流路に構成し、
該滅菌用蒸気排出流路の横断面積よりも小さい横断面積
を持つバルブピストンの先端に前記滅菌用蒸気排出流路
の先端開口を開閉及び閉鎖するバルブ体を設け、前記バ
ルブピストンの内部を空洞に形成して滅菌用蒸気排出流
路に構成すると共に前記バルブ体を貫通する蒸気排出口
を設け、且つ、前記ピストン状体が前記充填物注入流路
を閉鎖する下降位置にある状態において、前記バルブピ
ストンの下降による前記蒸気排出口が、前記ピストン状
体の先端よりも更に下降するように構成した容器用無菌
充填装置を案出するに至ったのである(図2及び図3に
示す本発明の実施例の基本構成部分を参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】こうした容器用無菌充
填装置の構成を採用することによって、凹形の蓋体に対
しても、噴射された蒸気が、充填口より手前に窄設され
た注入口と排出口とに短絡して流出することがなくな
り、結果として十分な蒸気滅菌の効果を発揮できるに至
ったのである。また、バルブピストンの下降による蒸気
排出口が、蒸気ピストン状体の先端よりも更に下降する
ように構成したので、充填ノズルの全体を常時蒸気雰囲
気中に置くということができて、殺菌の目的を達成でき
るようになり、所期の目的は略 達成されたものである。
填装置の構成を採用することによって、凹形の蓋体に対
しても、噴射された蒸気が、充填口より手前に窄設され
た注入口と排出口とに短絡して流出することがなくな
り、結果として十分な蒸気滅菌の効果を発揮できるに至
ったのである。また、バルブピストンの下降による蒸気
排出口が、蒸気ピストン状体の先端よりも更に下降する
ように構成したので、充填ノズルの全体を常時蒸気雰囲
気中に置くということができて、殺菌の目的を達成でき
るようになり、所期の目的は略 達成されたものである。
【0010】しかし乍ら、長期に渡る実験と実際の使用
を通じて分かったのであるが、上記構成を備えた容器用
無菌充填装置においても、未だ滅菌効果が完全ではなか
ったのである。 こうした問題を研究し、雑菌繁殖乃至外
部からの侵入について経路を研究した結果、次の経路が
推測されるに至ったものである。 即ち、上記ピストン状
体の先端側は、充填前の工程において、充填物供給流路
を閉鎖するべく、この充填物供給流路の中に位置してい
るので、このピストン状体の周囲は、充填物供給流路の
中に充満している充填物と接触し、次いで、充填工程に
移行する際に、このピストン状体は上昇されるこにな
る。この際、前記ピストン状体の周囲には充填物(食
品、薬剤等)が付着したまま上昇されることになり、特
に、外部からの菌が侵入し易く、且つ繁殖媒体となり易
い食品等が、ピストン状体の周面の下方から外気に触れ
る上方部を介して外部の雑菌の侵入を許す経路を形成す
ることが分かった。
を通じて分かったのであるが、上記構成を備えた容器用
無菌充填装置においても、未だ滅菌効果が完全ではなか
ったのである。 こうした問題を研究し、雑菌繁殖乃至外
部からの侵入について経路を研究した結果、次の経路が
推測されるに至ったものである。 即ち、上記ピストン状
体の先端側は、充填前の工程において、充填物供給流路
を閉鎖するべく、この充填物供給流路の中に位置してい
るので、このピストン状体の周囲は、充填物供給流路の
中に充満している充填物と接触し、次いで、充填工程に
移行する際に、このピストン状体は上昇されるこにな
る。この際、前記ピストン状体の周囲には充填物(食
品、薬剤等)が付着したまま上昇されることになり、特
に、外部からの菌が侵入し易く、且つ繁殖媒体となり易
い食品等が、ピストン状体の周面の下方から外気に触れ
る上方部を介して外部の雑菌の侵入を許す経路を形成す
ることが分かった。
【0011】本発明は、かかる課題を解決し、その容器
用無菌充填装置の基本的構成によって、特異形状の凹形
の蓋の容器に対する無菌充填として十分な蒸気滅菌の効
果を発揮できるのは勿論のこと、特に、充填物供給流路
の中の充填物(特に、雑菌繁殖媒体となる食品等)に接
触するピストン状体を介しての雑菌侵入を阻止し、以て
一層、無菌充填を確実なものとすることを目的とする。
用無菌充填装置の基本的構成によって、特異形状の凹形
の蓋の容器に対する無菌充填として十分な蒸気滅菌の効
果を発揮できるのは勿論のこと、特に、充填物供給流路
の中の充填物(特に、雑菌繁殖媒体となる食品等)に接
触するピストン状体を介しての雑菌侵入を阻止し、以て
一層、無菌充填を確実なものとすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る容器用無菌
充填装置は、請求項(1)に記載の構成の通り、充填ノ
ズル本体7の下方に上下方向の充填物注入流路R1を形
成し、該充填物注入流路R1に対して側方から充填物供
給流路R2を合流させ、前記充填物注入流路R1の下方
に充填口8を開口し、前記充填物供給流路R2を開口及
び閉鎖するピストン状体9を上下方向に移動自在に設
け、前記ピストン状体9は、下降して前記充填口8を略
面一に閉鎖した状態で前記充填物供給流路R2を閉鎖す
る位置と、上昇して前記充填物供給流路R2を開口する
充填位置とに移動自在に構成され、該ピストン状体9
は、更に内部を空洞に形成して滅菌用蒸気排出流路R3
に構成し、該滅菌用蒸気排出流路R3の横断面積よりも
小さい横断面積を持つバルブピストン10の先端に前記
滅菌用蒸気排出流路R3の先端開口を開閉及び閉鎖する
バルブ体10’を設け、前記バルブピストン10の内部
を空洞に形成して滅菌用蒸気排出流路R4に構成すると
共に前記バルブ体10’を貫通する蒸気排出口11を設
け、且つ、前記ピストン状体9が前記充填物注入流路R
1を閉鎖する下降位置にある状態において、前記バルブ
ピストン10の下降による前記蒸気排出口11が、前記
ピストン状体9の先端よりも更に下降するように構成し
た容器用無菌充填装置に於いて、前記充填物供給流路R
2よりも上方位置で、前記ピストン状体9の側部に蒸気
滅菌用チャンバー12を設けた、という手段を講じたも
のである。
充填装置は、請求項(1)に記載の構成の通り、充填ノ
ズル本体7の下方に上下方向の充填物注入流路R1を形
成し、該充填物注入流路R1に対して側方から充填物供
給流路R2を合流させ、前記充填物注入流路R1の下方
に充填口8を開口し、前記充填物供給流路R2を開口及
び閉鎖するピストン状体9を上下方向に移動自在に設
け、前記ピストン状体9は、下降して前記充填口8を略
面一に閉鎖した状態で前記充填物供給流路R2を閉鎖す
る位置と、上昇して前記充填物供給流路R2を開口する
充填位置とに移動自在に構成され、該ピストン状体9
は、更に内部を空洞に形成して滅菌用蒸気排出流路R3
に構成し、該滅菌用蒸気排出流路R3の横断面積よりも
小さい横断面積を持つバルブピストン10の先端に前記
滅菌用蒸気排出流路R3の先端開口を開閉及び閉鎖する
バルブ体10’を設け、前記バルブピストン10の内部
を空洞に形成して滅菌用蒸気排出流路R4に構成すると
共に前記バルブ体10’を貫通する蒸気排出口11を設
け、且つ、前記ピストン状体9が前記充填物注入流路R
1を閉鎖する下降位置にある状態において、前記バルブ
ピストン10の下降による前記蒸気排出口11が、前記
ピストン状体9の先端よりも更に下降するように構成し
た容器用無菌充填装置に於いて、前記充填物供給流路R
2よりも上方位置で、前記ピストン状体9の側部に蒸気
滅菌用チャンバー12を設けた、という手段を講じたも
のである。
【0013】本発明においては、請求項(2)に記載の
通り、前記バルブピストン10の上端にピストン本体1
3を設けると共に該ピストン体13を内蔵する蒸気シリ
ンダー14を設け、前記バルブピストン10の前記滅菌
用蒸気排出流路R4を前記ピストン体13を貫通して形
成し、滅菌用蒸気をして前記バルブピストン10を駆動
するように構成するのが好ましい。
通り、前記バルブピストン10の上端にピストン本体1
3を設けると共に該ピストン体13を内蔵する蒸気シリ
ンダー14を設け、前記バルブピストン10の前記滅菌
用蒸気排出流路R4を前記ピストン体13を貫通して形
成し、滅菌用蒸気をして前記バルブピストン10を駆動
するように構成するのが好ましい。
【0014】
【発明の実施の態様】本発明によれば、前記ピストン状
体9の下端(上記排出口11の位置)から上方に至る周
面が、外部とピストン状体9の下端との連続した経路を
形成し、且つ、そのピストン状体9の下端近傍の周面に
充填物が付着していても、上述の如く、充填物供給流路
R2よりも上方位置で、前記ピストン状体9の側部に蒸
気滅菌用チャンバー12を設けたことによって、このピ
ストン状体9が上昇したときに、その周面が前記蒸気滅
菌用チャンバー12において蒸気滅菌作用を受けること
になって、周面に沿って外部へ通じる雑菌侵入経路が遮
断されることになるのである。
体9の下端(上記排出口11の位置)から上方に至る周
面が、外部とピストン状体9の下端との連続した経路を
形成し、且つ、そのピストン状体9の下端近傍の周面に
充填物が付着していても、上述の如く、充填物供給流路
R2よりも上方位置で、前記ピストン状体9の側部に蒸
気滅菌用チャンバー12を設けたことによって、このピ
ストン状体9が上昇したときに、その周面が前記蒸気滅
菌用チャンバー12において蒸気滅菌作用を受けること
になって、周面に沿って外部へ通じる雑菌侵入経路が遮
断されることになるのである。
【0015】その結果、前記ピストン状体9の周面に付
着した食品を媒体として外部(上方)から雑菌が侵入し
てきても、前記蒸気滅菌用チャンバー12で滅菌される
こととなって、このピストン状体9の周面を伝って、こ
のピストン状体9の下端で出退するバルブピストン10
の先端へ雑菌が移行しようとするのを事前にシャットア
ウトし、また、雑菌の繁殖したピストン状体9の周面が
充填物供給流路R2の充填物と接触して、雑菌が感染す
るという事態を回避することができ、従来より更に一歩
進んだ無菌充填が可能となるのである。
着した食品を媒体として外部(上方)から雑菌が侵入し
てきても、前記蒸気滅菌用チャンバー12で滅菌される
こととなって、このピストン状体9の周面を伝って、こ
のピストン状体9の下端で出退するバルブピストン10
の先端へ雑菌が移行しようとするのを事前にシャットア
ウトし、また、雑菌の繁殖したピストン状体9の周面が
充填物供給流路R2の充填物と接触して、雑菌が感染す
るという事態を回避することができ、従来より更に一歩
進んだ無菌充填が可能となるのである。
【0016】また、本発明において、滅菌用蒸気をして
前記バルブピストン10を駆動するように構成する場合
には、バルブピストン10の駆動源を兼用利用するとい
う経済的利点も生まれる。
前記バルブピストン10を駆動するように構成する場合
には、バルブピストン10の駆動源を兼用利用するとい
う経済的利点も生まれる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る容器用無菌充填装置の好
適実施例について、図面を参照して詳述する。図1は、
容器用無菌充填装置の全体の側面を示す。7は充填ノズ
ル本体で、R2はこの充填ノズル本体7への充填物供給
流路であり、ここから充填物、例えば、流動性食品が供
給される。15は、上方のエアーシリンダーであって、
後述するピストン状体9を上下に駆動する。16は、エ
アーシリンダーであって、前述の充填ノズル本体7を含
む15のエアーシリンダー台座を昇降させ、容器1の口
部を充填ノズル7を脱着させる。17も同様にエアーシ
リンダーであって、蓋開閉操作アーム18を上下に駆動
し、以て、図5及び図6に示す容器1の内筒5を上下に
操作して充填用開口4を開閉操作するのである。保持ア
ーム19は、装置の台に固定されている。
適実施例について、図面を参照して詳述する。図1は、
容器用無菌充填装置の全体の側面を示す。7は充填ノズ
ル本体で、R2はこの充填ノズル本体7への充填物供給
流路であり、ここから充填物、例えば、流動性食品が供
給される。15は、上方のエアーシリンダーであって、
後述するピストン状体9を上下に駆動する。16は、エ
アーシリンダーであって、前述の充填ノズル本体7を含
む15のエアーシリンダー台座を昇降させ、容器1の口
部を充填ノズル7を脱着させる。17も同様にエアーシ
リンダーであって、蓋開閉操作アーム18を上下に駆動
し、以て、図5及び図6に示す容器1の内筒5を上下に
操作して充填用開口4を開閉操作するのである。保持ア
ーム19は、装置の台に固定されている。
【0018】図2に示すように、前記充填ノズル本体7
の下方に上下方向の充填物注入流路R1を形成し、該充
填物注入流路R1に対して側方から上述した充填物供給
流路R2を合流させている。前記充填物注入流路R1の
下方に充填口8を開口し、前記充填物供給流路R2を開
口及び閉鎖するピストン状体9を上下方向に移動自在に
設けてある。前記ピストン状体9は、下降して前記充填
口8を略面一に閉鎖した状態で前記充填物供給流路R2
を閉鎖する位置と、上昇して前記充填物注入流路R1を
開口する充填位置とに移動自在に構成されている。この
ピストン状体9は、更に内部を空洞に形成して滅菌用排
出流路R3に構成し、該滅菌用排出流路R3内に、該滅
菌用排出流路R3の横断面積よりも小さい横断面積を持
つバルブピストン10を上下方向移動自在に内蔵してい
る。
の下方に上下方向の充填物注入流路R1を形成し、該充
填物注入流路R1に対して側方から上述した充填物供給
流路R2を合流させている。前記充填物注入流路R1の
下方に充填口8を開口し、前記充填物供給流路R2を開
口及び閉鎖するピストン状体9を上下方向に移動自在に
設けてある。前記ピストン状体9は、下降して前記充填
口8を略面一に閉鎖した状態で前記充填物供給流路R2
を閉鎖する位置と、上昇して前記充填物注入流路R1を
開口する充填位置とに移動自在に構成されている。この
ピストン状体9は、更に内部を空洞に形成して滅菌用排
出流路R3に構成し、該滅菌用排出流路R3内に、該滅
菌用排出流路R3の横断面積よりも小さい横断面積を持
つバルブピストン10を上下方向移動自在に内蔵してい
る。
【0019】前記バルブピストン10の先端に前記滅菌
用排出流路R3の先端開口を開閉するバルブ本体10’
を設け、且つ、前記バルブピストン10の内部を空洞に
形成して滅菌用蒸気供給流路R4に構成すると共に前記
バルブ体10’を貫通する蒸気排出口11を設けてあ
る。前記ピストン状体9が前記充填物注入流路R1を閉
鎖する下降位置にある状態において、前記バルブピスト
ン10の下降による前記蒸気排気口11が、前記ピスト
ン状体9の先端よりも更に下降するように構成してあ
る。
用排出流路R3の先端開口を開閉するバルブ本体10’
を設け、且つ、前記バルブピストン10の内部を空洞に
形成して滅菌用蒸気供給流路R4に構成すると共に前記
バルブ体10’を貫通する蒸気排出口11を設けてあ
る。前記ピストン状体9が前記充填物注入流路R1を閉
鎖する下降位置にある状態において、前記バルブピスト
ン10の下降による前記蒸気排気口11が、前記ピスト
ン状体9の先端よりも更に下降するように構成してあ
る。
【0020】前記バルブピストン10の作動は、その上
端に設けたピストン体13と該ピストン体13を内蔵す
る蒸気シリンダー14とによって行われるように構成さ
れている。そして、前記バルブピストン10の前記滅菌
用蒸気供給流路R4を前記ピストン体13を貫通して形
成し、滅菌用蒸気をして前記バルブピストン10を駆動
するという兼用構成が採用されている。更に、前記充填
物供給流路R2よりも上方位置で、前記ピストン状体9
の側部に蒸気滅菌用チャンバー12を設けてある。この
蒸気滅菌用チャンバー12へは、別途パイプラインで蒸
気が終始供給され、順次排気され、以て前記ピストン状
体9の周囲面を常時滅菌している。
端に設けたピストン体13と該ピストン体13を内蔵す
る蒸気シリンダー14とによって行われるように構成さ
れている。そして、前記バルブピストン10の前記滅菌
用蒸気供給流路R4を前記ピストン体13を貫通して形
成し、滅菌用蒸気をして前記バルブピストン10を駆動
するという兼用構成が採用されている。更に、前記充填
物供給流路R2よりも上方位置で、前記ピストン状体9
の側部に蒸気滅菌用チャンバー12を設けてある。この
蒸気滅菌用チャンバー12へは、別途パイプラインで蒸
気が終始供給され、順次排気され、以て前記ピストン状
体9の周囲面を常時滅菌している。
【0021】次いで、充填工程について述べると、初期
状態は、図2に示すように、ピストン体13が上方に位
置して、バルブピストン10は、上方位置にあり、エア
ーシリンダー15が下降していて、そのピストン状体9
は下降位置にあり、またエアーシリンダー16は上方位
置にある。エアーシリンダー17は下降していて、容器
の蓋開閉操作アーム18も下降位置にある。
状態は、図2に示すように、ピストン体13が上方に位
置して、バルブピストン10は、上方位置にあり、エア
ーシリンダー15が下降していて、そのピストン状体9
は下降位置にあり、またエアーシリンダー16は上方位
置にある。エアーシリンダー17は下降していて、容器
の蓋開閉操作アーム18も下降位置にある。
【0022】この初期状態から、容器1のスリーブ2を
前記保持アーム19にセットすると、上記エアーシリン
ダー16が下降し、先端が容器1のスリーブ2に密着す
る。次いで、充填前の蒸気滅菌として、上記ピストン体
13が下降して蒸気滅菌が開始され、該ピストン体13
が上昇して蒸気滅菌が終了する。次いで、前記エアーシ
リンダー17の上昇によって前記容器1の開口が行われ
る。そして、図3に示すように、エアーシリンダー15
の上昇で充填が開始され、所定時間御に該エアーシリン
ダー15の下降で充填が終了する。
前記保持アーム19にセットすると、上記エアーシリン
ダー16が下降し、先端が容器1のスリーブ2に密着す
る。次いで、充填前の蒸気滅菌として、上記ピストン体
13が下降して蒸気滅菌が開始され、該ピストン体13
が上昇して蒸気滅菌が終了する。次いで、前記エアーシ
リンダー17の上昇によって前記容器1の開口が行われ
る。そして、図3に示すように、エアーシリンダー15
の上昇で充填が開始され、所定時間御に該エアーシリン
ダー15の下降で充填が終了する。
【0023】次いで、前記エアーシリンダー17の下降
によって前記容器1の蒸気排気口11が閉鎖される。次
いで、図4に示すように、充填後の蒸気滅菌として、上
記ピストン体13が下降して蒸気滅菌が開始され、該ピ
ストン体13が上昇して蒸気滅菌が終了する。しかる
後、前記エアーシリンダー16の上昇によって容器1の
保持状態を解除し、これを離脱させるのである。
によって前記容器1の蒸気排気口11が閉鎖される。次
いで、図4に示すように、充填後の蒸気滅菌として、上
記ピストン体13が下降して蒸気滅菌が開始され、該ピ
ストン体13が上昇して蒸気滅菌が終了する。しかる
後、前記エアーシリンダー16の上昇によって容器1の
保持状態を解除し、これを離脱させるのである。
【0024】
【発明の効果】本発明の容器用無菌充填装置によれば、
その基本的構成によって、充填ノズルの全体を常時蒸気
雰囲気中に置き、且つ、特異形状の凹形の蓋の容器に対
する無菌充填として十分な蒸気滅菌の効果を発揮できる
のは勿論のこと、特に、充填物供給流路の中の充填物
(特に、雑菌繁殖媒体となる食品等)に接触するピスト
ン状体の周面の上部が外気に接触する雑菌侵入経路を形
成することに注目し、この経路途中に蒸気滅菌用チャン
バーを設けることで、この雑菌侵入経路を遮断する よう
にしたものであり、以て、ピストン状体の周面を降下し
て先端のバルブピストンの先端に移行して容器中に侵入
たり、該ピストン状体の周面に接触する充填物供給流路
の中の充填物に移行して容器に侵入したりするのを未然
に阻止できるに至り、一層、無菌充填を確実なものとす
ることが出来るという顕著な効果を奏する利点がある。
その基本的構成によって、充填ノズルの全体を常時蒸気
雰囲気中に置き、且つ、特異形状の凹形の蓋の容器に対
する無菌充填として十分な蒸気滅菌の効果を発揮できる
のは勿論のこと、特に、充填物供給流路の中の充填物
(特に、雑菌繁殖媒体となる食品等)に接触するピスト
ン状体の周面の上部が外気に接触する雑菌侵入経路を形
成することに注目し、この経路途中に蒸気滅菌用チャン
バーを設けることで、この雑菌侵入経路を遮断する よう
にしたものであり、以て、ピストン状体の周面を降下し
て先端のバルブピストンの先端に移行して容器中に侵入
たり、該ピストン状体の周面に接触する充填物供給流路
の中の充填物に移行して容器に侵入したりするのを未然
に阻止できるに至り、一層、無菌充填を確実なものとす
ることが出来るという顕著な効果を奏する利点がある。
【0025】また、バルブピストンの上端にピストン本
体を設けると共に該ピストン体を内蔵する蒸気シリンダ
ーを設け、前記バルブピストンの前記滅菌用蒸気排出流
路を前記ピストン体を貫通して形成し、滅菌用蒸気をし
て前記バルブピストンを駆動するように構成する場合
は、滅菌用蒸気をしてバルブピストンの駆動を行うこと
が出来て、駆動源を兼用利用できるという利点もある。
体を設けると共に該ピストン体を内蔵する蒸気シリンダ
ーを設け、前記バルブピストンの前記滅菌用蒸気排出流
路を前記ピストン体を貫通して形成し、滅菌用蒸気をし
て前記バルブピストンを駆動するように構成する場合
は、滅菌用蒸気をしてバルブピストンの駆動を行うこと
が出来て、駆動源を兼用利用できるという利点もある。
【図1】本発明の容器用無菌充填装置の全体側面図であ
る。
る。
【図2】本発明の充填前の工程にあるの容器用無菌充填
装置の全体縦断側面図である。
装置の全体縦断側面図である。
【図3】本発明の充填工程を示す容器用無菌充填装置の
全体縦断側面図である。
全体縦断側面図である。
【図4】本発明の滅菌工程を示す容器用無菌充填装置の
全体縦断側面図である。
全体縦断側面図である。
【図5】本発明の対象となる容器の蓋の縦断側面図であ
る。
る。
【図6】本発明の対象となる容器の開口状態を示す容器
の蓋の縦断側面図である。
の蓋の縦断側面図である。
【符号の説明】 7 充填ノズル本体 8 充填口 9 ピストン状体 10 バルブピストン 10’ バルブ体10’ 11 蒸気排出口12 蒸気滅菌用チャンバー 13 ピストン体 14 蒸気シリンダー1 R1 充填物注入流路 R2 充填物供給流路 R3 滅菌用蒸気排出流路 R4 滅菌用蒸気排出流路
Claims (2)
- 【請求項1】充填ノズル本体7の下方に上下方向の充填
物注入流路R1を形成し、該充填物注入流路R1に対し
て側方から充填物供給流路R2を合流させ、前記充填物
注入流路R1の下方に充填口8を開口し、前記充填物供
給流路R2を開口及び閉鎖するピストン状体9を上下方
向に移動自在に設け、前記ピストン状体9は、下降して
前記充填口8を略面一に閉鎖した状態で前記充填物供給
流路R2を閉鎖する位置と、上昇して前記充填物供給流
路R2を開口する充填位置とに移動自在に構成され、該
ピストン状体9は、更に内部を空洞に形成して滅菌用蒸
気排出流路R3に構成し、該滅菌用蒸気排出流路R3の
横断面積よりも小さい横断面積を持つバルブピストン1
0の先端に前記滅菌用蒸気排出流路R3の先端開口を開
閉及び閉鎖するバルブ体10’を設け、前記バルブピス
トン10の内部を空洞に形成して滅菌用蒸気排出流路R
4に構成すると共に前記バルブ体10’を貫通する蒸気
排出口11を設け、且つ、前記ピストン状体9が前記充
填物注入流路R1を閉鎖する下降位置にある状態におい
て、前記バルブピストン10の下降による前記蒸気排出
口11が、前記ピストン状体9の先端よりも更に下降す
るように構成した容器用無菌充填装置に於いて、 前記充填物供給流路R2よりも上方位置で、前記ピスト
ン状体9の側部に蒸気滅菌用チャンバー12を設けた 容
器用無菌充填装置。 - 【請求項2】前記バルブピストン10の上端にピストン
本体13を設けると共に該ピストン体13を内蔵する蒸
気シリンダー14を設け、前記バルブピストン10の前
記滅菌用蒸気排出流路R4を前記ピストン体13を貫通
して形成し、滅菌用蒸気をして前記バルブピストン10
を駆動するように構成した請求項1の容器用無菌充填装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3065755A JP3038504B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 容器用無菌充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3065755A JP3038504B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 容器用無菌充填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06293318A JPH06293318A (ja) | 1994-10-21 |
JP3038504B2 true JP3038504B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=13296165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3065755A Expired - Fee Related JP3038504B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 容器用無菌充填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3038504B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018075330A2 (en) | 2016-10-18 | 2018-04-26 | Avx Corporation | Solid electrolytic capacitor with improved leakage current |
WO2019010122A1 (en) | 2017-07-03 | 2019-01-10 | Avx Corporation | SOLID ELECTROLYTIC CAPACITOR CONTAINING A NANOREVÊTEMENT |
-
1991
- 1991-01-09 JP JP3065755A patent/JP3038504B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06293318A (ja) | 1994-10-21 |
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