JP3038206B1 - 果実用方形トレイ及びその梱包法 - Google Patents

果実用方形トレイ及びその梱包法

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JP3038206B1
JP3038206B1 JP6258299A JP6258299A JP3038206B1 JP 3038206 B1 JP3038206 B1 JP 3038206B1 JP 6258299 A JP6258299 A JP 6258299A JP 6258299 A JP6258299 A JP 6258299A JP 3038206 B1 JP3038206 B1 JP 3038206B1
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裕二 岡田
宏 山本
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大石産業株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 本発明はサムホール5を有する果実用方形ト
レイ1の荷重弯曲を緩和し、支持力を付与することを目
的とする。 【解決手段】 モールドによる果実用方形トレイ1の対
向縁2,2の対称位置に近接して複数の果実収容凹部
3,3が形成され、上記対向縁2,2と上記凹部3,3
の外周上縁3’とが同一水準であり、該上縁3’と対向
縁2とに囲まれる低平面4を有し、該低平面4の外側対
向縁2の中央部にサムホール5を形成し、外側対向縁2
と上記低平面4とをサムホール5に沿って傾斜面6で一
体に接続し、かつ該傾斜面6の内側に該傾斜面6に沿う
力条7を突設してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は段ボール箱に果実を
載せたパルプモールド製果実用トレイ及びその梱包法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、果実(梨、リンゴ等)を段ボール箱
に収容するため、パルプモールドによる果実用トレイを
用い、段ボール箱内に数段に積重ね、上下段の間に緩衝
用可撓又はクッションシートSを介在し、かつ果実重量
による弯曲防止用段ボールシートD(図6参照)を介在さ
せる必要があった。
【0003】元々上記トレイには短手方向に平行な対向
縁に指掛用切欠部(以下サムホールという)を対称位置に
形成し、段ボール箱の内面に接する上記サムホールに指
を入れて上記トレイを持上げる方法が用いられたが果実
の重量が重いためトレイの長手方向中央部が下方に弯曲
し、そのためサムホール部分が破損し易く、安全に持上
げられないという問題があった。
【0004】そこで上記弯曲を防止するため1枚の長方
形段ボールシートをトレイ間に介在させ、該段ボールシ
ートと共にトレイの両端を持上げてトレイの弯曲を防止
しなければならなかった(図6参照)。
【0005】しかし上記段ボールシートを各段のトレイ
の下に介在させることは材料費を上昇し、重量を大とな
して運搬費を低減し得ず、かつ段ボール箱内への果実収
容歩留を低下させ、かつ作業員はトレイと共に下面に接
する段ボールシートを同時に持上げ又は同時に挿入しな
ければならないため作業能率を向上し難いという問題が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は材料費、運搬
費を軽減し、段ボール箱への果実収容歩留を向上し、ト
レイ及び果実の取出し及び収容に熟練を要しない段ボー
ル箱収容果実用方形トレイ及び梱包法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明はモールドによる果実用方形トレイの対向縁の
対称位置に近接して複数の果実収容凹部が形成され、上
記対向縁と上記凹部の外周上縁とが同一水準であり、該
上縁と対向縁とに囲まれる低平面を有し、該低平面の外
側対向縁に指掛用切欠部を形成し、外側対向縁と上記低
平面とを指掛用切欠部に沿って傾斜面で一体に接続し、
かつ該傾斜面の内側に該傾斜面に沿う力条を突設してな
る果実用方形トレイ 上記力条の内側から低平面を凹部に開口した上記第1発
明記載の果実用方形トレイ 対向縁が平行縁である上記第1又は第2発明記載の果実
用方形トレイ 対向縁が隅角縁である上記第1又は第2発明記載の果実
用方形トレイ 上記第1〜第4発明のいずれかに記載の上記トレイの上
記凹部に果実を収容し、段ボール箱内に該トレイの下段
に可撓シートを介し又は可撓シートを介することなく直
接収容することを特徴とする果実用方形トレイ梱包法に
よって構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】パルプモールドによる果実用方形
トレイ1の短手方向対向縁2,2の点対称位置(図2参
照)又は対角線上の隅角部に円弧形、3角形等の指掛用
切欠部(サムホール)5,5が設けられ、該位置に近接
して3個の果実収容凹部3,3,3が形成される(該凹
部3が千鳥位置であれば3個、碁盤目位置であれば2
個)。
【0009】上記対向縁2と上記凹部3の外周上縁3’
とが同一水準に成形され、該上縁3’と対向縁2とによ
って低平面4を囲繞し、該低平面4の外側対向縁2の中
央部に上記サムホール5を形成するものである。
【0010】サムホール5と上記低平面4とはサムホー
ル5に沿って形成される半球状対向縁2を介して傾斜面
6を半球状に低平面4に向って形成し、該傾斜面6の内
側に該傾斜面6に沿う半球状力条7を突設する。
【0011】上記力条7の内側から低平面4を上記凹部
3に開口8し、かつ外側対向縁2と上記半球状傾斜面6
との境界線9に沿って屈曲部を形成する。
【0012】本発明では梨又はリンゴ等の果実10を各
凹部3に収容し、両側のサムホール5,5に両手の指を
挿入して両指でトレイ1を対向方向に若干押圧した状態
で持上げると、外側対向縁2,2は図4仮想線で示すよ
うに外側に向って若干下向に傾斜し、その状態がサムホ
ール5に沿う傾斜面6で円弧状に支持され、サムホール
5,5部分の持上強度が強化される。
【0013】上記円弧状の支持力は上記傾斜面6に沿う
円弧状の低平面4を介して円弧状の力条7によって保持
され、さらにその内側の低平面4から凹部3,3,3の
上縁3’に伝達され、順次凹部3及びそれらの上縁3’
によってトレイ1の中央部に抗ベンディングが展開し、
かつ開口8のリブがトレイ強度を向上し、トレイ1全体
の果実重量による弯曲は抑制される。即ち開口8のリブ
がトレイ強度を上昇させる。
【0014】そのためトレイ1は比較的下方に弯曲する
ことなくサムホール5,5が両指に支持された状態で図
1,2に示すように段ボール箱11の底面に下降する。
【0015】その後トレイ1に収容された果実10の上
にはクッションシートが乗せられ、又はクッションシー
トなしに直接その上に長方形ダンボールを敷くことな
く、上述同様果実収容トレイ1のみ段ボール箱11内に
サムホール5,5を指で支持した状態のまま下降積重す
ることができる。
【0016】逆に段ボール箱11に上述のように下降積
重した果実収容トレイ1は両方の指をサムホール5,5
に挿入引掛けて、そのまま直上に持上げることによって
順次上記トレイ1を比較的下方に弯曲させることなく上
方に持上げ、段ボール箱11から搬出することができ
る。尚図中11’で示すものは段ボール箱11の上端フ
ラップである。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように構成し、かつ上述
の方法によったので果実類をモールドによるトレイに収
容し、これを水平に段ボール箱に積重収容又は取出しに
際し、上下段のトレイ間にトレイ弯曲防止用段ボールシ
ートを介在させる必要がなく、そのため梱包材料及び梱
包重量を軽減し、梱包歩留りを良好に保つことができる
ばかりでなく、両方のサムホールに指を挿入してトレイ
を持上げ易く果実収容、取出作業を容易に行い得て作業
能率を向上することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の果実用方形トレイを示す側面図であ
る。
【図2】図1A−A線による平面図である。
【図3】サムホールの拡大平面図である。
【図4】図3B−B線による縦断側面図である。
【図5】図2A−A線による端面図である。
【図6】隅角部のサムホール部の拡大平面図である。
【図7】従来のトレイ積重方法の側面図である。
【符号の説明】
1 果実用方形トレイ 2 対向縁 3 果実収容凹部 3’ 外周上縁 4 低平面 5 指掛用切欠部(サムホール) 6 傾斜面 7 力条 8 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−253244(JP,A) 実開 平3−123837(JP,U) 実開 平5−10219(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 1/36 B65D 25/04 B65D 81/133 B65D 85/34

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールドによる果実用方形トレイの対向
    縁の対称位置に近接して複数の果実収容凹部が形成さ
    れ、上記対向縁と上記凹部の外周上縁とが同一水準であ
    り、該上縁と対向縁とに囲まれる低平面を有し、該低平
    面の外側対向縁に指掛用切欠部を形成し、外側対向縁と
    上記低平面とを指掛用切欠部に沿って傾斜面で一体に接
    続し、かつ該傾斜面の内側に該傾斜面に沿う力条を突設
    してなる果実用方形トレイ。
  2. 【請求項2】 上記力条の内側から低平面を凹部に開口
    した請求項1記載の果実用方形トレイ。
  3. 【請求項3】 対向縁が平行縁である請求項1又は2記
    載の果実用方形トレイ。
  4. 【請求項4】 対向縁が隅角縁である請求項1又は2記
    載の果実用方形トレイ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の上記ト
    レイの上記凹部に果実を収容し、段ボール箱内に該トレ
    イの下段に可撓シートを介し又は可撓シートを介するこ
    となく直接収容することを特徴とする果実用方形トレイ
    梱包法。
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