JP3038099U - 悪臭排気路一体型洋便器 - Google Patents

悪臭排気路一体型洋便器

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JP3038099U
JP3038099U JP1996012448U JP1244896U JP3038099U JP 3038099 U JP3038099 U JP 3038099U JP 1996012448 U JP1996012448 U JP 1996012448U JP 1244896 U JP1244896 U JP 1244896U JP 3038099 U JP3038099 U JP 3038099U
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exhaust passage
toilet
malodorous
water
offensive odor
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Application number
JP1996012448U
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English (en)
Inventor
載 卿 沈
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沈 載卿
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洋便器の外部に配置されていた排気路を洋便
器内に収容して排気路の施工を簡易にするもので外観も
改善し、欠点要因を除去した悪臭排気路一体型洋便器を
提供する為である。 【構成】 洋便器の後尾に悪臭排気路を一体的に形成し
たものにおいて、上記悪臭排気路9をトラップ3に連結
した悪臭排気路一体型洋便器である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、洋便器の改良に関するもので、洋便器の外部に配置されていた排気 路を洋便器内に収容して、排気路の施工を簡易にし、外観も改善し、且つ欠点の 補修要因も除去した悪臭排気路一体型洋便器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水洗式洋便器において、便器内の使用により生ずる悪臭を強制的に排出する悪 臭排出装置としては、韓国特許第95−7727号公報がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この悪臭排出装置は、洋便器内の給水路で吸入ファン室に通ずる悪臭排気管上 に開閉門を設け、この開閉門を電磁石により、その場所で旋回するように設けた フックレバーの先端に掛けて電磁石が通電されて磁化される時には開閉門が開い て悪臭が排出されることになり、電磁石に通電を止めれば、開閉門を閉じて悪臭 の排出が中断されるようにしている。 このような悪臭排出装置6を適用した洋便器は図1の如く貯水槽の底の下部に おいて、トラップ3の下端に連結された地下排水管4の上端間に器外排気管5を 別に設けて連結している。こうして設けられた後排気管5と接続管8等の形状が 醜いので通常洋便器2の後尾にカバー7をかぶせる。このように改善したものが 、韓国特許第92ー8183号公報として存在している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この洋便器の悪臭排気路は洋便器の後尾高さ全般に亘って長くて幾何学的な形 状にした洋便器と一体状に形成するには技術的に多くの難点があり、悪臭排気路 形成用材料も選択が困難で、原価負担が加重されるのみならず重さもより重い。 又悪臭排気路がトラップとは完全に別個であるので洋便器の外形の形状において も問題があった。
【0005】 本考案は、このような事情に鑑み、前記従来技術の欠点を解消し、簡単な構成 により、排気路一体型洋便器の外観がきれいで、製造が容易な上に地下排水管側 に接続する加工が不要となる排気路一体型洋便器を提供することを目的とするも のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記課題の解決を図ったもので、洋便器の後尾に悪臭排気路を一体 に形成したものにおいて、上記悪臭排気路をトラップに連結するという技術手段 を採用した。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案は洋便器の裏側上半部を延長し、その延長された部分の末端がトラップ の上端側に連結される悪臭排気路を形成してトラップが悪臭排気路の上端部分を 代用する悪臭排気路一体型洋便器を提供する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面で詳細に説明する。 図2以下の図面により本考案を詳細に説明する。 図2、図3の通り、洋便器2の裏側は、上半部がふくれた延長部aが形成され ており、この延長部aの中には末端が、トラップ3に連結された悪臭排気路9が 形成されている。
【0009】 上記、悪臭排気路9の末端はトラップ3の区間内の何処でも連結して構わない 。 但し、悪臭排気路9を形成し易いし、これに所要される材料を節約し、且つ 外観の模様をきれいにする為には、図示例の通り悪臭排気路9を短く形成すると 共にその末端をトラップ3の上端に連結する。
【0010】 この洋便器2において、便器内の洗浄水がトラップ3に吸出される時、悪臭排 気路9に外気が、吸い込まれればトラップ3のサイホン(siphon)作用に 支障を与える。 しかし、この洋便器2には既存の悪臭排出装置11の外に悪臭排気路9に外気 が入るのを完璧に遮断されるのでそのような恐れは無い。
【0011】 図4に示した通り用便の為に、便器に掛座わればセンサ14が、その事実を感 知して信号を出して悪臭排出装置11の電磁石15と吸出ファン16を作動させ る。 この時、開閉門17は電流が流れ磁化された電磁石15により排気口18を開 放させて吸出ファン16が悪臭を吹き出す。 このように吹き出す悪臭は、排気管19を経て悪臭排気路開閉装置10へ向か う。
【0012】 このような状況で用便を終えて便器を離れれば上記センサ14が、今度は無人 感知信号を送出して電磁石15への電流が遮断されて非磁化され開閉門17は閉 じられて吸出ファン16の稼動は止まる。 水洗の時、図示のないレバーを操作して貯水層1内の給水弁28を開ければそ の水は給水路bを通って洋便器2に排水されて用便を水洗する。
【0013】 この時同時に給水装置11を通じて新しい水が、貯水槽1に溜められその中の 一部は分岐リンス水管20を経て洋便器2に流れ込みリンス水の一部はリンス水 管21と給水路29を通って浮具室22を経由しながら水圧を発生させる。
【0014】 この時の水圧で浮具23が、浮上りながらシーソ24の裏を押し上げ開閉門2 5は下がって排気管26の上端を封鎖する。 このような状況は水圧が浮具23を浮き上げ給水装置11を通じて貯水槽1の 水が満水になるまで続ける。
【0015】 このようにして排気管26が閉塞されれば悪臭排気路9を通じたトラップ3よ りの外気圧が遮断されるのでトラップ3よりのサイホン作用は良好に行われる。
【0016】 洋便器2内の水洗が終われば貯水槽1は満水になり、リンス水管21の水圧は 、貯水槽1が満水になるまでその侭続き、給水が遮断されれば、悪臭排気路開閉 装置10に給水されていたリンス水が中断され、浮具室22の水圧も急降下しな がら消滅される。
【0017】 水圧がなくなると同時にシーソ24は後端に付着された錘24aの重さの為に 、裏が垂れ下がり前は持ち上がる。 この時開閉門25が共に持ち上げられ排気管26の仕切を取り除いて悪臭の排 出が可能となる。
【0018】 一方悪臭排気で開閉装置10に入りつめたリンス水は排水管27の上端を超え る瞬間より浮力バルブ30が浮き上って排水孔の仕切が取り除かれて悪臭排気路 9に流出される。 排気管26が封鎖された状態でリンス水が排水管27に流出される間に悪臭の 排出は一切無い。
【0019】 浮力バルブ30はリンス水が殆ど抜き出され排水管27の上端以下に水位か下 がれば更に排水管27を塞ぐ。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、以上の構成を採用した結果、次のような効果を得ることができる。 (1)本考案の悪臭排気路一体型洋便器は、上記の悪臭排気路開閉装置を摘用す るのに特に適格である。 (2)既存のトラップを悪臭排気路の一部として活用するので悪臭排気路が短い 構造であってその構造が簡易で製作が容易である。 (3)短い悪臭排気路は、洋便器の後尾側の形状をきれいにし、地下排水管側に 悪臭排気路を接続する必要性がないので欠点の補修も勿論不要となる利点を有す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の悪臭排気装置を設置した洋便器の断面図
である。
【図2】本考案による悪臭排気路一体型洋便器セットの
斜視図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】悪臭排気装置及び悪臭排気路開閉装置の構成を
示す要部断面図である。
【符号の説明】
1‥‥貯水槽 2‥‥洋便器 3‥‥トラップ 4‥‥地下排水管 5‥‥器外排気管 6‥‥悪臭排出装
置 7‥‥カバー 8‥‥接続管 9‥‥悪臭排気路 10‥‥悪臭排気路
開閉装置 11‥‥給水装置 14‥‥センサ 15‥‥電磁石 16‥‥吸出ファ
ン 17‥‥開閉門 18‥‥排気口 19‥‥排気管 20‥‥分岐リン
ス水管 21‥‥リンス水管 22‥‥浮具室 23‥‥浮具 24‥‥シーソ 25‥‥開閉門 26‥‥排気管 27‥‥排水管 28‥‥給水弁 29‥‥給水路 30‥‥浮力バル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洋便器の後尾に悪臭排気路を一体的に形
    成したものにおいて、上記悪臭排気路9をトラップ3に
    連結したことを特徴とする悪臭排気路一体型洋便器。
JP1996012448U 1995-11-22 1996-11-22 悪臭排気路一体型洋便器 Expired - Lifetime JP3038099U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR9534757 1995-11-22
KR1995U34757 1995-11-22

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JP3038099U true JP3038099U (ja) 1997-06-06

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