JP3037996B2 - 原稿反射光量検出装置 - Google Patents
原稿反射光量検出装置Info
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光量検出装置に関し、特に原稿反射光を受光
した光量に対応した一定出力を得るために、装置内の増
幅ゲインを自動調整する原稿反射光量検出装置に関す
る。
した光量に対応した一定出力を得るために、装置内の増
幅ゲインを自動調整する原稿反射光量検出装置に関す
る。
光量検出装置を搭載した装置として、例えば複写装置
があり、光学系を露光走査するときの原稿反射光をフォ
トダイオ−ド等で検出し、該検出値に基づいて濃度調整
等を行なっている。
があり、光学系を露光走査するときの原稿反射光をフォ
トダイオ−ド等で検出し、該検出値に基づいて濃度調整
等を行なっている。
従来の光量検出装置として、第7a図に示すような回路
構成の光量検出回路が提案されている。この回路は、増
幅器A1、A2、A3、A/D変換器内蔵のマイクロコンピュ−
タ(以下MCUと記す)20,乗算型D/Aコンバ−タ(以下、D
ACと記す)5,フォトダイオ−ドDとコンデンサC1、C2,
抵抗R1、R2、R3、R4等から、構成されている。
構成の光量検出回路が提案されている。この回路は、増
幅器A1、A2、A3、A/D変換器内蔵のマイクロコンピュ−
タ(以下MCUと記す)20,乗算型D/Aコンバ−タ(以下、D
ACと記す)5,フォトダイオ−ドDとコンデンサC1、C2,
抵抗R1、R2、R3、R4等から、構成されている。
この光量検出回路は、MCU20からの光量デ−タをDAC5
にフィ−ドバックして、予め設定された基準値と比較
し、光量検出信号(ID)の増幅ゲインを設定するという
ものである。
にフィ−ドバックして、予め設定された基準値と比較
し、光量検出信号(ID)の増幅ゲインを設定するという
ものである。
しかしながら上記の回路においては、DAC5のVREF端
子が入力、OUT端子は出力として機能し、DAC5は電流出
力となる。このため増幅器A2で電圧出力に変換する必要
があり、反転アンプとして用いるため、MCU20のAN端子
に正の出力を与えるためには、どうしても正、負の2電
源が必要となる。また、演算増幅器が1回路余分に必要
となり、その結果、装置が複雑化し、それに伴い製造コ
ストも高くなるという不具合があった。
子が入力、OUT端子は出力として機能し、DAC5は電流出
力となる。このため増幅器A2で電圧出力に変換する必要
があり、反転アンプとして用いるため、MCU20のAN端子
に正の出力を与えるためには、どうしても正、負の2電
源が必要となる。また、演算増幅器が1回路余分に必要
となり、その結果、装置が複雑化し、それに伴い製造コ
ストも高くなるという不具合があった。
そこで、上記第7a図の光量検出回路の欠点を解決する
ために第7b図に示す光量検出回路が提案されている。こ
の光量検出回路にあっては、DAC(乗算型D/Aコンバ−
タ)5を電圧スイッチモ−ドで使用する構造となってい
る。
ために第7b図に示す光量検出回路が提案されている。こ
の光量検出回路にあっては、DAC(乗算型D/Aコンバ−
タ)5を電圧スイッチモ−ドで使用する構造となってい
る。
しかし、上記DAC5のOUT端子に高い電圧を入力する
と、上記DAC5の直線性が悪化するという問題点がある。
具体的には、第7b図の光量検出回路におけるDAC5のVRE
Fからの出力と、入力電圧Va(a点の電圧)との関係
は、 VREF=D/256×Va となるが、入力電圧Vaがある入力電圧範囲(1.2V以上)
を越えると、入力に対する出力変化が直線でなくなり、
またフォトダイオ−ドDに対する出力VREFの直線性も
悪化する。
と、上記DAC5の直線性が悪化するという問題点がある。
具体的には、第7b図の光量検出回路におけるDAC5のVRE
Fからの出力と、入力電圧Va(a点の電圧)との関係
は、 VREF=D/256×Va となるが、入力電圧Vaがある入力電圧範囲(1.2V以上)
を越えると、入力に対する出力変化が直線でなくなり、
またフォトダイオ−ドDに対する出力VREFの直線性も
悪化する。
従って、第7b図に示す光量検出回路にあっては特定の
光量変化の範囲にしか使用できない。
光量変化の範囲にしか使用できない。
そこで、この問題を解決する光量検出装置として、本
出願人の先願に、D/Aコンバ−タがフォトダイオ−ドの
電気信号及びMCUからのデジタルデ−タに対しゲインを
指示し、出力の直線性を改良した装置(特開平2−9897
5号)がある。
出願人の先願に、D/Aコンバ−タがフォトダイオ−ドの
電気信号及びMCUからのデジタルデ−タに対しゲインを
指示し、出力の直線性を改良した装置(特開平2−9897
5号)がある。
ところで、光量検出回路を搭載した従来の複写装置に
おいては、原稿濃度検出のための原稿面からの反射光が
所定の電圧となるように調整を行なっていた。しかし複
写装置においては、交流電源で光電の点灯を制御してい
る(蛍光灯を使用している)ために、受光素子で受光す
る場合に光源の電源のサイクルのゼロクロスと同じ周期
でリップルがのり、このサイクルのどの点でサンプリン
グを行なうかによりサンプリングデ−タが変動すること
があり、正確な光量を検出できなかった。従って正確な
調整も行なうことができなかった。
おいては、原稿濃度検出のための原稿面からの反射光が
所定の電圧となるように調整を行なっていた。しかし複
写装置においては、交流電源で光電の点灯を制御してい
る(蛍光灯を使用している)ために、受光素子で受光す
る場合に光源の電源のサイクルのゼロクロスと同じ周期
でリップルがのり、このサイクルのどの点でサンプリン
グを行なうかによりサンプリングデ−タが変動すること
があり、正確な光量を検出できなかった。従って正確な
調整も行なうことができなかった。
本発明は、定周期レベル変動電圧が印加されて発光す
る光源の原稿反射光を検出するときに安定した光量検出
を行なう装置を提供することを目的とする。
る光源の原稿反射光を検出するときに安定した光量検出
を行なう装置を提供することを目的とする。
本発明の原稿反射光量検出装置は、定周期レベル変動
電圧が印加されて発光する光源(302)によって照明さ
れた原稿の反射光を受光し、受光光量に応じたレベルの
電気信号を発生する光電変換手段(D1,OP1);該電気信
号のピ−クレベルを保持するピ−クホ−ルド手段(10
3);該ピ−クホ−ルド手段(103)の保持レベルを基底
レベルに初期化するためのリセット手段(101);ピ−
クホ−ルド手段(103)の保持レベルを指定されたゲイ
ンで増幅する増幅手段(OP2);および、前記定周期レ
ベル変動電圧の周期以上の周期で該増幅手段(OP2)が
増幅した信号をデジタルデ−タ(D)に変換し前記リセ
ット手段(101)に初期化を指示し、前記光源(302)が
基準面を照明しているときは該デジタルデ−タ(D)が
設定値に合致する方向に前記増幅手段(OP2)に指定し
ているゲインを変更する反射光量読取手段(101);を
備える。
電圧が印加されて発光する光源(302)によって照明さ
れた原稿の反射光を受光し、受光光量に応じたレベルの
電気信号を発生する光電変換手段(D1,OP1);該電気信
号のピ−クレベルを保持するピ−クホ−ルド手段(10
3);該ピ−クホ−ルド手段(103)の保持レベルを基底
レベルに初期化するためのリセット手段(101);ピ−
クホ−ルド手段(103)の保持レベルを指定されたゲイ
ンで増幅する増幅手段(OP2);および、前記定周期レ
ベル変動電圧の周期以上の周期で該増幅手段(OP2)が
増幅した信号をデジタルデ−タ(D)に変換し前記リセ
ット手段(101)に初期化を指示し、前記光源(302)が
基準面を照明しているときは該デジタルデ−タ(D)が
設定値に合致する方向に前記増幅手段(OP2)に指定し
ているゲインを変更する反射光量読取手段(101);を
備える。
なお、カッコ内に記号は後述する実施例の対応要素で
ある。
ある。
これによれば、反射光量読取手段(101)が、光源(3
02)に印加される定周期レベル変動電圧の周期以上の周
期で該増幅手段(OP2)が増幅した信号をデジタルデ−
タ(D)に変換し前記リセット手段(101)に初期化を
指示し、前記光源(302)が基準面を照明しているとき
は該デジタルデ−タ(D)が設定値に合致する方向に前
記増幅手段(OP2)に指定しているゲインを変更する。
02)に印加される定周期レベル変動電圧の周期以上の周
期で該増幅手段(OP2)が増幅した信号をデジタルデ−
タ(D)に変換し前記リセット手段(101)に初期化を
指示し、前記光源(302)が基準面を照明しているとき
は該デジタルデ−タ(D)が設定値に合致する方向に前
記増幅手段(OP2)に指定しているゲインを変更する。
すなわち、ピ−クホ−ルド手段のホ−ルド時間を、光
源に印加される変動電圧の周周期サイクル以上とするこ
とで、ピ−クホ−ルドされる値が光源の光量の変動サイ
クル内の最大値となり、常に安定したデ−タに基づいて
サンプリングが行なわれる。従ってサンプリングデ−タ
が、光源に印加される変動電圧の変動によるバラツキの
影響を受けにくく、デ−タの読取誤差を少なくすること
ができる。また、このデ−タに基づいてゲイン調整を行
なうことにより、より正確な調整を行なうことができ
る。
源に印加される変動電圧の周周期サイクル以上とするこ
とで、ピ−クホ−ルドされる値が光源の光量の変動サイ
クル内の最大値となり、常に安定したデ−タに基づいて
サンプリングが行なわれる。従ってサンプリングデ−タ
が、光源に印加される変動電圧の変動によるバラツキの
影響を受けにくく、デ−タの読取誤差を少なくすること
ができる。また、このデ−タに基づいてゲイン調整を行
なうことにより、より正確な調整を行なうことができ
る。
本発明の他の目的および特徴は図面を参照した以下の
実施例の説明により明らかになろう。
実施例の説明により明らかになろう。
第1図に本発明の原稿反射光量検出装置の回路構成の
概略を示す。第1図中の回路Aが光量検知調整出回路と
して機能する。
概略を示す。第1図中の回路Aが光量検知調整出回路と
して機能する。
第1図において、光を受光することにより光電IDが流
れるフォトダイオ−ドD1と、該フォトダイオ−ドD1に接
続された演算増幅器OP1と、各々接続されている抵抗R1,
R2,R3,R4およびR5と、各々接続されているコンデンサC
1,C2,C3,およびC4と、DAC(乗算型D/Aコンバ−タ)102
と、上記抵抗R1およびR2と共働して出力電圧を非反転増
幅する演算増幅器OP2と、上記コンデンサC1と共にピ−
ク・ホ−ルド回路103を構成するダイオ−ドD2と、を備
えている。
れるフォトダイオ−ドD1と、該フォトダイオ−ドD1に接
続された演算増幅器OP1と、各々接続されている抵抗R1,
R2,R3,R4およびR5と、各々接続されているコンデンサC
1,C2,C3,およびC4と、DAC(乗算型D/Aコンバ−タ)102
と、上記抵抗R1およびR2と共働して出力電圧を非反転増
幅する演算増幅器OP2と、上記コンデンサC1と共にピ−
ク・ホ−ルド回路103を構成するダイオ−ドD2と、を備
えている。
更に、上記原稿濃度検出回路Aから信号を入力し、所
定の演算後、所定の各部に対して制御信号を出力するMC
U(A/D変換器内蔵のマイクロコンピュ−タユニット)10
1と、該MCU101に接続され、各部に対する制御処理を実
行するためのプログラムを格納するROM105と、上記MCU1
01の処理結果やデ−タ等を記憶するRAM104と、を有す
る。
定の演算後、所定の各部に対して制御信号を出力するMC
U(A/D変換器内蔵のマイクロコンピュ−タユニット)10
1と、該MCU101に接続され、各部に対する制御処理を実
行するためのプログラムを格納するROM105と、上記MCU1
01の処理結果やデ−タ等を記憶するRAM104と、を有す
る。
第2図は、本発明の原稿反射光量検出装置を搭載した
複写装置のスキャナ部全体の外観斜視図であり、原稿走
方向に所定速度で移動する第1キャリッジ201と、第2
キャリッジ202と、該第1,第2キャリッジを移動させる
スキャナモ−タ203と、該スキャナモ−タ203と上記両キ
ャリッジ201および202現に介在するワイヤ204と、光学
走査により原稿に対して照射した光を導き、露光処理を
実行して静電潜像をその表面に形成する感光体ドラム20
5と、該感光体ドラム205等その他の各部を駆動するメイ
ンモータ206と、を有する。
複写装置のスキャナ部全体の外観斜視図であり、原稿走
方向に所定速度で移動する第1キャリッジ201と、第2
キャリッジ202と、該第1,第2キャリッジを移動させる
スキャナモ−タ203と、該スキャナモ−タ203と上記両キ
ャリッジ201および202現に介在するワイヤ204と、光学
走査により原稿に対して照射した光を導き、露光処理を
実行して静電潜像をその表面に形成する感光体ドラム20
5と、該感光体ドラム205等その他の各部を駆動するメイ
ンモータ206と、を有する。
第3図は、第2図における光学系の側面図であり、原
稿を載置するコンタクトガラス301と、前記第1キャリ
ッジ201を構成する照明ランプ302と、反射板303と反射
ミラ−304と、前記第2キャリッジ202を構成する反射ミ
ラ−305,306と、光路中において固定されている結像レ
ンズ307、反射レンズ308、レンズ309とから構成されて
いる。
稿を載置するコンタクトガラス301と、前記第1キャリ
ッジ201を構成する照明ランプ302と、反射板303と反射
ミラ−304と、前記第2キャリッジ202を構成する反射ミ
ラ−305,306と、光路中において固定されている結像レ
ンズ307、反射レンズ308、レンズ309とから構成されて
いる。
また、光学系は、前記の構成以外にも第4図に示すよ
うに、上記コンタクトガラス301上に載置される原稿402
と、該原稿402を固定するための原稿押え板401と、上記
照明ランプ302の近傍にその一端部を設置させた光ファ
イバ403と、上記キャリッジの移動のためのガイドロッ
ド404とから構成されている。
うに、上記コンタクトガラス301上に載置される原稿402
と、該原稿402を固定するための原稿押え板401と、上記
照明ランプ302の近傍にその一端部を設置させた光ファ
イバ403と、上記キャリッジの移動のためのガイドロッ
ド404とから構成されている。
更に、上記光ファイバ403に関しては、第5図に示す
ように前記照明ランプ302に光ファイバ403が設置されて
おり、照明ランプ302によってコンタクトガラス301上に
載置された原稿402を照射した反射光は、上記光ファイ
バ403を介して第1図に示す原稿濃度検出回路Aへと導
びかれる。
ように前記照明ランプ302に光ファイバ403が設置されて
おり、照明ランプ302によってコンタクトガラス301上に
載置された原稿402を照射した反射光は、上記光ファイ
バ403を介して第1図に示す原稿濃度検出回路Aへと導
びかれる。
本実施例では、光ファイバ403に対するフォトダイオ
−ドは約508nmの波長にピ−クを持っている。また、原
稿402の露光走査時に、この出力をチェックして、出力
ピ−ク時を原稿の地肌濃度と判断し、これに基づいてコ
ピ−濃度を最適にすべく、現像バイアス電圧を決定す
る。
−ドは約508nmの波長にピ−クを持っている。また、原
稿402の露光走査時に、この出力をチェックして、出力
ピ−ク時を原稿の地肌濃度と判断し、これに基づいてコ
ピ−濃度を最適にすべく、現像バイアス電圧を決定す
る。
以上の構成において、その動作を説明する。
第1図において、光ファイバ403により導かれた光が
フォトダイオ−ドD1に当たると、そこに光電流IDが流れ
る。この光電流IDは、利得抵抗R3により、 Va=ID・R3 で表される。
フォトダイオ−ドD1に当たると、そこに光電流IDが流れ
る。この光電流IDは、利得抵抗R3により、 Va=ID・R3 で表される。
このID・R3の電圧が、DAC102のVREF端子へ入力され
る。その結果、DAC102のOUT端号から出力される電圧Vb
の近似式は下記の式で表される。
る。その結果、DAC102のOUT端号から出力される電圧Vb
の近似式は下記の式で表される。
Vb=ID・R3×(256/D) 尚、上記式において、DはDAC102のD0〜D7に応じて決
定されるデジタル量であり、0〜255範囲の値である。
定されるデジタル量であり、0〜255範囲の値である。
出力電圧Vb(DAC102のOUT端子出力)は、増幅器OP2
と、抵抗R1およびR2により非反転増幅され、抵抗R4を介
してMCU101のA/Dコンバータ入力端子AN1に入力される。
と、抵抗R1およびR2により非反転増幅され、抵抗R4を介
してMCU101のA/Dコンバータ入力端子AN1に入力される。
この非反転増幅回路で増幅されてMCU101のA/Dコンバ
−タ入力端子に入力される電圧Vcは、 Vc=Vb×(1+R2/R1)+ID・R2 で表わされる。
−タ入力端子に入力される電圧Vcは、 Vc=Vb×(1+R2/R1)+ID・R2 で表わされる。
以上のことから、結局、光電流IDとAN端子に入力され
るVcとの関係は、 Vc=ID・R3×(256/D)×(1+R2/R1)+ID・R2 の近似式となり、デジタルデ−タDに応じて、この回路
ゲインが変化することが判る。
るVcとの関係は、 Vc=ID・R3×(256/D)×(1+R2/R1)+ID・R2 の近似式となり、デジタルデ−タDに応じて、この回路
ゲインが変化することが判る。
このようにデジタルデ−タDにより帰還ゲインを変え
ることができるので、DAC102のOUT端子電圧Vbも制御す
ることができる。
ることができるので、DAC102のOUT端子電圧Vbも制御す
ることができる。
また、光量が多く、IDが大きな場合にはDを小さくす
れば、Vb(DACOUT端子電圧)も小さくなることが下記式
によりわかる。
れば、Vb(DACOUT端子電圧)も小さくなることが下記式
によりわかる。
Vb=ID・R3×(256/D) つまり、OUT端子電圧をある入力電圧範囲内に抑制し
うるので、入力光量に対してDAC102の直線性が維持され
る。
うるので、入力光量に対してDAC102の直線性が維持され
る。
次に、デジタルデ−タDの設定について説明する。
DAC102のD0〜D7は、MCU101のデ−タバスD0〜D7に接続
されており、更に図示しない制御ラインがMCU101と接続
されている。これによりMCU101はそのメモリにデ−タを
書込むのと同様にデジタルデ−タDをDAC102に出力す
る。
されており、更に図示しない制御ラインがMCU101と接続
されている。これによりMCU101はそのメモリにデ−タを
書込むのと同様にデジタルデ−タDをDAC102に出力す
る。
電圧調整時には、ソフトウェアにより第2図,第3
図,および第4図に示す光学系をスタ−トさせて基準原
稿の反射光を第5図に示す光ファイバにより検出し、MC
U101のA/D入力電圧が、予め設定された基準原稿に対応
した記憶情報と合致するようにデジタルデ−タDを変化
させ、DAC102に書込む。
図,および第4図に示す光学系をスタ−トさせて基準原
稿の反射光を第5図に示す光ファイバにより検出し、MC
U101のA/D入力電圧が、予め設定された基準原稿に対応
した記憶情報と合致するようにデジタルデ−タDを変化
させ、DAC102に書込む。
その他、第2の実施例として、標準となる反射部(図
示せず)を所定箇所に設置し、装置内部で自動的にラン
プ電圧の変化を検出して、自動補正処理を行なうように
することもできる。
示せず)を所定箇所に設置し、装置内部で自動的にラン
プ電圧の変化を検出して、自動補正処理を行なうように
することもできる。
次に第1図の原稿濃度検出回路Aに関して説明する。
MCU101は原稿の露光走査をスタ−トする前に、ダイオ
−ドD2、コンデンサC1より構成されるピ−ク・ホ−ルド
回路103のコンデンサ電圧を放電するためにPORTより信
号を出力する。
−ドD2、コンデンサC1より構成されるピ−ク・ホ−ルド
回路103のコンデンサ電圧を放電するためにPORTより信
号を出力する。
その後、露光走査時に出力ピ−ク値がダイオ−ドD2を
通してコンデンサC1に充電され、MCU101は、出力ピ−ク
値を原稿の地肌濃度として検出する。
通してコンデンサC1に充電され、MCU101は、出力ピ−ク
値を原稿の地肌濃度として検出する。
従来技術にあっては、このピ−ク値をソフト的に検出
していたが、ランプの50Hzリプル、原稿の白黒状態によ
り出力変化があり、ソフト検出は複雑となり、高い精度
を要求することが難しいという問題点がある。
していたが、ランプの50Hzリプル、原稿の白黒状態によ
り出力変化があり、ソフト検出は複雑となり、高い精度
を要求することが難しいという問題点がある。
また、回路AのコンデンサC1の電圧VDはオペアンプOP
2の非反転入力端子に接続されているため、Vbの電圧と
同じになる(イマジナルショ−ト)。即ち、 Vb=ID・R3×(256/D) で表される。
2の非反転入力端子に接続されているため、Vbの電圧と
同じになる(イマジナルショ−ト)。即ち、 Vb=ID・R3×(256/D) で表される。
第6図にMCU101の制御フロ−チャ−トを示す。このフ
ロ−チャ−トは一定光量に対する電圧出力を一定値(こ
こでは3V)に自動的に調整するための制御動作を示すも
のである。
ロ−チャ−トは一定光量に対する電圧出力を一定値(こ
こでは3V)に自動的に調整するための制御動作を示すも
のである。
まず、調整に必要なメモリをクリアし(ステップ1:以
下カッコ内ではステップと言う語は省略する)、デ−タ
の初期値としてデジタルデ−タD(D=0)を用いる。
次に、デジタルデ−タDをDAC102に出力して(3)、ピ
−クホ−ルド回路103のピ−クホ−ルドをONし(4)、
その後タイマをクリア(再スタ−ト)する(5)。
下カッコ内ではステップと言う語は省略する)、デ−タ
の初期値としてデジタルデ−タD(D=0)を用いる。
次に、デジタルデ−タDをDAC102に出力して(3)、ピ
−クホ−ルド回路103のピ−クホ−ルドをONし(4)、
その後タイマをクリア(再スタ−ト)する(5)。
タイマが20msec以上になるのを待って(6)、光量デ
−タを入力し、ピ−クホ−ルド回路103のピ−クホ−ル
ドを解除(ピ−クホ−ルド解除してから放電されるまで
の時間を確保する必要がある)する(7)。なお、ステ
ップ6におけるタイムオ−バの時間は、50Hz機のリップ
ル変動周期が10msec、60Hz機が8.3msecなので、これら
以上の時間が最低限必要である。
−タを入力し、ピ−クホ−ルド回路103のピ−クホ−ル
ドを解除(ピ−クホ−ルド解除してから放電されるまで
の時間を確保する必要がある)する(7)。なお、ステ
ップ6におけるタイムオ−バの時間は、50Hz機のリップ
ル変動周期が10msec、60Hz機が8.3msecなので、これら
以上の時間が最低限必要である。
ステップ7において入力された光量デ−タとその前に
比較したときに近かった光量デ−タと比較して、近い方
の光量デ−タをメモリ光量デ−タとして記憶し、このと
きのデジタルデ−タDをメモリデジタルデ−タとして記
憶する(7,8,9)。なお、最初のサンプリング時はその
前の近いデ−タがなく、そのメモリ光量デ−タは0とな
っている。
比較したときに近かった光量デ−タと比較して、近い方
の光量デ−タをメモリ光量デ−タとして記憶し、このと
きのデジタルデ−タDをメモリデジタルデ−タとして記
憶する(7,8,9)。なお、最初のサンプリング時はその
前の近いデ−タがなく、そのメモリ光量デ−タは0とな
っている。
0−255のデジタルデ−タDのデ−タのサンプリング
が終了していないときは、そのデジタルデ−タをインク
リメントしてステップ3に戻り、サンプリングを再実行
する(10,11)。0−255のデジタルデ−タDのデ−タの
サンプリングがすべて終了した後は、メモリ光量デ−タ
とメモリデジタルデ−タに目標にも最も近いデ−タが入
っているので、その光量デ−タを調整光量デ−タとし、
そのときのデジタルデ−タを調整デジタルデ−タとして
メモリする(12)。
が終了していないときは、そのデジタルデ−タをインク
リメントしてステップ3に戻り、サンプリングを再実行
する(10,11)。0−255のデジタルデ−タDのデ−タの
サンプリングがすべて終了した後は、メモリ光量デ−タ
とメモリデジタルデ−タに目標にも最も近いデ−タが入
っているので、その光量デ−タを調整光量デ−タとし、
そのときのデジタルデ−タを調整デジタルデ−タとして
メモリする(12)。
以上のようにDAC102への出力として0−255デジタル
デ−タD(8bitデ−タ)を0から順番にサンプリングし
て、その中で一番目標に近い光量デ−タを調整光量デ−
タとし、その光量デ−タの対応するデジタルデ−タDを
調整デジタルデ−タ(DAC102への出力デ−タ)として記
憶する。すなわち、一定光量に対する電圧出力を一定値
(ここでは3V)に自動的に調整する。なお、この際に光
量検知デ−タのピ−クホ−ルド時間をリップル変動周期
(50Hzは10msec、60Hz機は8.3msec)以上とるように制
御している。
デ−タD(8bitデ−タ)を0から順番にサンプリングし
て、その中で一番目標に近い光量デ−タを調整光量デ−
タとし、その光量デ−タの対応するデジタルデ−タDを
調整デジタルデ−タ(DAC102への出力デ−タ)として記
憶する。すなわち、一定光量に対する電圧出力を一定値
(ここでは3V)に自動的に調整する。なお、この際に光
量検知デ−タのピ−クホ−ルド時間をリップル変動周期
(50Hzは10msec、60Hz機は8.3msec)以上とるように制
御している。
以上のように本発明によれば、反射光量読取手段(10
1)が、光源(302)に印加される定周期レベル変動電圧
の周期以上の周期で該増幅手段(OP2)が増幅した信号
をデジタルデ−タ(D)に変換し前記リセット手段(10
1)に初期化を指示し、前記光源(302)が基準面を照明
しているときは該デジタルデ−タ(D)が設定値に合致
する方向に前記増幅手段(OP2)に指定しているゲイン
を変更する。
1)が、光源(302)に印加される定周期レベル変動電圧
の周期以上の周期で該増幅手段(OP2)が増幅した信号
をデジタルデ−タ(D)に変換し前記リセット手段(10
1)に初期化を指示し、前記光源(302)が基準面を照明
しているときは該デジタルデ−タ(D)が設定値に合致
する方向に前記増幅手段(OP2)に指定しているゲイン
を変更する。
すなわち、ピ−クホ−ルド手段のホ−ルド時間を光源
に印加される変動電圧の周期サイクル以上とすること
で、ピ−クホ−ルドされる値が光源の光量の変動サイク
ル内の最大値となり、常に安定したデ−タに基づいてサ
ンプリングが行なわれる。従ってサンプリングデ−タ
が、光源に印加される変動電圧の変動によるバラツキの
影響を受けにくく、デ−タの読取誤差を少なくすること
ができる。また、このデ−タに基づいてゲイン調整を行
なうことにより、より正確な調整を行なうことができ
る。
に印加される変動電圧の周期サイクル以上とすること
で、ピ−クホ−ルドされる値が光源の光量の変動サイク
ル内の最大値となり、常に安定したデ−タに基づいてサ
ンプリングが行なわれる。従ってサンプリングデ−タ
が、光源に印加される変動電圧の変動によるバラツキの
影響を受けにくく、デ−タの読取誤差を少なくすること
ができる。また、このデ−タに基づいてゲイン調整を行
なうことにより、より正確な調整を行なうことができ
る。
第1図は、本発明の原稿反射光量検出装置の回路構成の
概略を示すブロック図である。 第2図は、本発明の原稿反射光量検出装置を搭載した複
写装置のスキャナ部全体の外観斜視図である。 第3図は、第2図における光学系の側面図である。 第4図は、第1キャリッジ201の断面図である。 第5図は、第1キャリッジ201の斜視図である。 第6図は、MCU101の制御動作を示すフロ−チャ−トであ
る。 第7a図および第7b図は、従来の光量検出装置の回路構成
を示すブロック図である。 OP1:増幅器、D1:フォトダイオ−ド(D1,OP1:光電変換手
段) OP2:増幅器(増幅手段) 101:MCU(リセット手段,反射光量読取手段) 102:乗算型D/Aコンバ−タ D2:ダイオ−ド、C2:コンデンサ 103(D2,C1):ピ−クホ−ルド回路(ピ−クホ−ルド手
段) 104:RAM、105:ROM 201:第1キャリッジ、202:第2キャリッジ 203:スキャナモ−タ、204:ワイヤ 205:感光体ドラム、206:メインモ−タ 301:コンタクトガラス、302:照明ランプ(光源) 303:反射板 304,305,306:反射ミラ− 307:結像レンズ、308:反射ミラ− 309:レンズ、401:原稿押え板 402:原稿、403:光ファイバ 404:ガイドロッド
概略を示すブロック図である。 第2図は、本発明の原稿反射光量検出装置を搭載した複
写装置のスキャナ部全体の外観斜視図である。 第3図は、第2図における光学系の側面図である。 第4図は、第1キャリッジ201の断面図である。 第5図は、第1キャリッジ201の斜視図である。 第6図は、MCU101の制御動作を示すフロ−チャ−トであ
る。 第7a図および第7b図は、従来の光量検出装置の回路構成
を示すブロック図である。 OP1:増幅器、D1:フォトダイオ−ド(D1,OP1:光電変換手
段) OP2:増幅器(増幅手段) 101:MCU(リセット手段,反射光量読取手段) 102:乗算型D/Aコンバ−タ D2:ダイオ−ド、C2:コンデンサ 103(D2,C1):ピ−クホ−ルド回路(ピ−クホ−ルド手
段) 104:RAM、105:ROM 201:第1キャリッジ、202:第2キャリッジ 203:スキャナモ−タ、204:ワイヤ 205:感光体ドラム、206:メインモ−タ 301:コンタクトガラス、302:照明ランプ(光源) 303:反射板 304,305,306:反射ミラ− 307:結像レンズ、308:反射ミラ− 309:レンズ、401:原稿押え板 402:原稿、403:光ファイバ 404:ガイドロッド
Claims (1)
- 【請求項1】定周期レベル変動電圧が印加されて発光す
る光源によって照明された原稿の反射光を受光し、受光
光量に応じたレベルの電気信号を発生する光電変換手
段; 該電気信号のピ−クレベルを保持するピ−クホ−ルド手
段; 該ピ−クホ−ルド手段の保持レベルを基底レベルに初期
化するためのリセット手段; ピ−クホ−ルド手段の保持レベルを指定されたゲインで
増幅する増幅手段;および、 前記定周期レベル変動電圧の周期以上の周期で該増幅手
段が増幅した信号をデジタルデ−タに変換し前記リセッ
ト手段に初期化を指示し、前記光源が基準面を照明して
いるときは該デジタルデ−タが設定値に合致する方向に
前記増幅手段に指定しているゲインを変更する反射光量
読取手段; を備える原稿反射光量検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2296846A JP3037996B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 原稿反射光量検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2296846A JP3037996B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 原稿反射光量検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04170531A JPH04170531A (ja) | 1992-06-18 |
JP3037996B2 true JP3037996B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=17838919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2296846A Expired - Fee Related JP3037996B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 原稿反射光量検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3037996B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP2296846A patent/JP3037996B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04170531A (ja) | 1992-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |