JP3037919U - 猫の爪みがき - Google Patents

猫の爪みがき

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JP3037919U
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Inventor
靖夫 伊東
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株式会社イトスイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 爪研ぎ用の爪みがきを猫がとりつきやすい形
態にし、壁、ジュウタン、畳などに爪を立てさせないよ
うにする。 【解決手段】 猫の体を乗せることができる大きさの板
を用いて、猫が爪を立てたときに爪音が発生する程度に
その表面を粗く形成する。この板を額縁状に切り抜かれ
た化粧箱形の枠に収容し、この枠に連接して板に対し可
動になるように複数の小動物の模型を配置する。 【効果】 小動物の模型を切り離して糸に結び付け猫を
じゃらすこともできるので、人も一緒に遊び楽しむこと
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ペット動物が遊ぶおもちゃとして利用する。本考案は、猫の爪みが きの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
猫には爪を研ぐ習性があるので、この習性を利用し、飼い猫におもちゃとして 、あるいは猫のストレス解消用に、爪みがきを与えることが普及している。これ は、飼い猫が室内のジュウタンや畳に爪を立てて掻きむしり損傷させることなど から考えられたものであり、ちょうど猫が体を乗せることができる大きさの板を 与えておき、適当にしつけることにより、爪みがきをその板の上で行うようにな る。従来例としては、縦50cm、幅12cm、厚さ2〜5cm程度の長方形の 板を基台とし、粗い表面を設けたものが広く知られている。その粗い表面は、麻 布を敷いたもの、ダンボールの切り口を重ね合わせたもの、あるいは表面の板材 を0.8cm程度のピッチで洗濯板のように波形状に形成したものなどがある。 猫がこのような爪みがきの上に爪を立てると、粗い表面から「バリバリ」と音が して、猫もこの音により興奮して遊びさらに爪を研ぐ様子が見られる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような猫の爪みがきは、室内に置いても殺風景である。また、このような 爪みがきは猫を飼う人にとっても楽しいことがよい。猫とともに遊ぶことができ るならなお楽しい。さらに、猫がとりつきやすいように、この爪みがき以外の家 具などに爪を立てることがないように猫の好む形態にしたい。
【0004】 本考案はこのような背景に行われたものであって、猫にとって目立つ存在であ り、猫が好む遊び道具であり、猫を飼う人にとっても楽しい、猫を飼う人も遊ぶ ことができる猫の爪みがきを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、猫が爪研ぎをする爪みがきを猫にとってとりつきやすい形態にする ことを特徴とする。
【0006】 すなわち、本考案は、板を猫の体を乗せることができる大きさに成形し、その 表面を猫が爪を立てたときに爪音が発生する程度に粗く形成する。この板を収容 する枠を薄いフィルムにより表面が額縁状に切り抜かれた化粧箱になるように形 成し、その枠に連接しかつ板に対して可動でありあたかもそこに小動物がいるよ うに直立させることができる模型を備える。
【0007】 小動物の模型は薄いフィルムを材料として成形着色された形態にし、この小動 物の模型と枠との間の連接位置は手で切り離しできるようにするとともに、折り 曲げを容易にするためにミシン目を設けることが望ましい。
【0008】 薄いフィルムは、プラチックまたは紙もしくはプラスチックと紙との貼り合わ せその他集合体により形成することができる。
【0009】 小動物の模型は、板の一枚の周囲に複数設け、それぞれ異なる色に着色すれば 、猫の目につきやすくなり興味をそそることができる。
【0010】 また、小動物は特に限定されるものではなく、ごく一般的にはねずみが選ばれ るが、動きのある動物として、りす、うさぎなどを選んでもよく、ばったなどの 昆虫であってもよい。
【0011】 枠に連接して形成された小動物の模型はミシン目から切り離すことができるの で、その小動物の模型単独で猫のおもちゃとなり、猫がじゃれて遊ぶ形状とする ことができる。その小動物の模型に、糸を通し遊具として利用することもできる 。模型を全て切り離して糸で連鎖状につなぎあわせればさらに楽しい遊具とする ことができる。
【0012】 このような形態にすることにより、猫が爪みがきでの爪研ぎに興味を示すよう になって、ジュウタンや畳に爪を立てなくなり、掻きむしりによる損傷をなくす ことができる。また、遊具としても利用できるので猫との遊びをさらに楽しくす ることができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
【0014】
【実施例】
次に、本考案実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】 (第一実施例) 図1は本考案第一実施例の構成および小動物の表示例を示す正面図、図2は本 考案第一実施例における枠の形状を示す斜視図である。
【0016】 本考案第一実施例は、猫の体を乗せることができる大きさの爪研ぎ用板1が備 えられ、この爪研ぎ用板1の表面は、猫が爪を立てることができる程度の硬さを 有し、かつ爪音を発生させることができる程度に粗く形成される。さらに、本考 案の特徴として、爪研ぎ用板1の表面周辺に沿って設けられ薄いフィルムにより 形成された枠2と、この枠2にねずみなどの小動物の模型3が爪研ぎ用板1に対 して可動になるように、すなわち折り曲げることによって爪研ぎ用板1に対し直 立するように連接される。
【0017】 枠2はその表面が額縁状に切り抜かれた化粧箱の形態に形成され、表面中央部 には小動物の模型3、商標、その他商品の内容を表示する表示部4が設けられる 。この箱型の枠2の長手方向の両端面には、図2の2点鎖線で示すように、一方 が枠2に連接され他方が折り曲げられた蓋5が形成され、爪研ぎ用板1を枠2に 出し入れする際にそのいずれかの蓋5を解放または閉塞する。
【0018】 小動物の模型3は前記薄いフィルムを材料として成形着色された形態であり、 この小動物の模型3および表示部4と枠2との間の連接位置には折り曲げあるい は切り離しを容易にするためにミシン目6が設けられる。小動物の模型3にはこ のミシン目6から切り離して利用する際に用いる糸を通す孔7を設けることがで きる。
【0019】 小動物の模型3は、爪研ぎ用板1の周囲に複数個設けられ、それぞれ異なる色 に着色される。小動物は、図1および図2ではねずみを表示したが、図3(a) 、(b)および(c)に示すような、りす、うさぎ、ばったなどを表示すること ができる。
【0020】 図4(a)は本考案実施例において用いられる木製の爪研ぎ板の構成および外 観形状を示す斜視図、(b)は天然麻布製の爪研ぎ板の構成および外観形状を示 す斜視図である。
【0021】 木製の爪研ぎ板1aは、木の板の一方の面が洗濯板の用に波形状に形成された 爪研ぎ部11と、この爪研ぎ部11を載置して厚みを持たせるダンボール製の基 部12とにより構成される。爪研ぎ部11の板としては、約8mm程度の厚さを 有し猫が爪を立てられる硬さの木材が用いられ、基部12には2枚のダンボール が用いられる。爪研ぎ部11および基部12のそれぞれは接着剤により接合され る。その大きさは、図4に示す縦寸法Lが約50cm、幅寸法Wが約12cm、 厚み寸法Tが約2cmに形成され、この爪研ぎ板1aが枠2に収容される。
【0022】 また、天然麻布製の爪研ぎ板1bは、目の粗い天然麻糸の織布を用いた爪研ぎ 部13と、ダンボール製の基部14とにより構成される。天然麻布を用いた場合 は爪研ぎ部13が薄くなるので、基部14にはダンボール3枚が用いられる。大 きさは木製の爪研ぎ板1aと同寸法に形成され枠2に収容される。
【0023】 爪研ぎ部11および13の表面には猫が好んで食べるまたたびの匂いが塗布さ れる。
【0024】 このように構成された本考案実施例は、図5に示すように、枠2の表面中央部 に設けられた表示部4をミシン目6の部分で切り離し、小動物の模型3を爪研ぎ 用板1に対して直立するようにミシン目6の部分で折り曲げる。この状態で床面 におくが、あるいは猫が爪研ぎをし易い角度になるように傾斜を持たせて設置す る。
【0025】 爪研ぎ用板1の表面にはまたたびの匂いが塗布されているので、猫はその匂い に誘導され爪研ぎ用板1に爪をかける。爪研ぎ板1aおよび1bには爪研ぎに適 した感触を与える爪研ぎ部11または13が備えられているので、猫はまたたび の匂いとその感触により引きつけられ、爪研ぎができるものであることを覚える 。さらに、爪研ぎを行っているときの振動が枠1の首位に直立している小動物の 模型3に伝達され細かく揺れるために、この小動物の模型3にじゃれながら爪研 ぎを行うようになる。
【0026】 このようにして、猫は爪を研いでもよいものであることを体で覚え、いったん 覚えると、そこ以外での爪研ぎはしなくなる。したがって室内のジュウタンや畳 などに爪を立てなくなり、爪研ぎにより損傷を受けることを避けることができる 。
【0027】 図6(a)および(b)は本考案実施例において枠の表面に備えられた小動物 を切り離し猫を遊ばせる例を示したものである。同図(a)の場合は、小動物の 模型3を図1に示す孔7をあけて糸15により連接し、床面を引き回すことによ って猫を遊ばせる遊具にすることができる。また、同図(b)に示すように一つ の模型3を糸15に吊るし上下に動かすことによって猫を飛びつかせて遊ばせる こともできる。
【0028】 (第二実施例) 図7は本考案第二実施例の構成を示す斜視図、図8は本考案第二実施例におけ る小動物が板の表面に貼着された状態を示す斜視図である。
【0029】 本考案第二実施例は、包装用化粧箱の形態に形成され爪研ぎ用板1を収容する 枠22の上面の一部に小動物の模型3がミシン目6により囲まれて切り離し自在 に形成され、その枠22の表面の一部をミシン目6に沿って剥がすことにより爪 研ぎ用板1の表面があらわれるとともに、爪研ぎ用板1の表面または周囲に小動 物の模型3が残る構造に構成される。小動物の模型3の裏面には爪研ぎ用板1の 表面に貼着させるための接着材による貼着手段が設けられる。この貼着手段は両 面テープ、マジックテープ、その他を使用することができる。
【0030】 本実施例では小動物の模型3としてねずみが3匹爪研ぎ用板1の表面に配置さ れている。使用時には枠22の縁に設けられたミシン目に沿って表面を切り離す とともに、このねずみの模型3をミシン目6に沿って切離し、図8に示すように 爪研ぎ用板1の表面に貼着する。あらかじめ小動物の模型3の裏面に接着手段を 設けておけば、爪研ぎ用板1を収容したときに模型3の表面を押圧することによ り貼着することができる。この場合は外周のミシン目6を切り離すとともに、模 型3をミシン目に沿って切り離し枠22を残すようにして上面部材を持ち上げれ ば、模型3は図8に示すように爪研ぎ用板1上に貼着された状態で残される。
【0031】 このように本第二実施例では、複数の小動物の模型3が爪研ぎ用板1の表面に 残されるので、またたびの匂いで引きつけられた猫がこの模型3にも興味を示し 、爪を研いでもよいものであることを覚える。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、爪研ぎ用の爪みがきを猫がとりつきやす い形態にすることができ、この爪みがき以外の壁、ジュウタン、畳などで爪研ぎ が行われて損傷をうけることを避けることができる。また、小動物の模型を枠か ら切り離して糸に結び付け猫をじゃらしながら人も一緒に遊び楽しむことができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第一実施例の構成および小動物の表示例
を示す正面図。
【図2】本考案第一実施例における枠の形状を示す斜視
図。
【図3】(a)、(b)および(c)は枠表面に表示す
る小動物の他の例を示す図。
【図4】(a)は本考案第一実施例において用いられる
木製の爪研ぎ用板の構成および外観形状を示す斜視図、
(b)は天然麻布製の爪研ぎ用板の構成および外観形状
を示す斜視図。
【図5】本考案第一実施例の使用時の状態を示す斜視
図。
【図6】(a)および(b)は本考案第一実施例におい
て枠の表面に備えられた小動物を切り離し猫を遊ばせる
例を示す図。
【図7】本考案第二実施例の構成を示す斜視図。
【図8】本考案第二実施例における小動物が板の表面に
貼着された状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 爪研ぎ用板 1a、1b 爪研ぎ板 2、22 枠 3 模型 4 表示部 5 蓋 6 ミシン目 7 孔 11、13 爪研ぎ部 12、14 基部 15 糸

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 猫の体を乗せることができる大きさの板
    を備え、この板の表面は猫が爪を立てることにより爪音
    が発生する程度に粗く形成された猫の爪みがきにおい
    て、 前記板の表面周辺に沿って設けられ薄いフィルムにより
    形成された枠と、前記板に対して可動でありこの枠に連
    接する小動物の模型とを備えたことを特徴とする猫の爪
    みがき。
  2. 【請求項2】 前記小動物の模型は前記薄いフィルムを
    材料として成形着色された形態であり、この小動物の模
    型と前記枠との間の連接位置に切離し容易なミシン目が
    設けられた請求項1記載の猫の爪みがき。
  3. 【請求項3】 前記薄いフィルムは、プラスチックまた
    は紙もしくはプラスチックと紙との集合材である請求項
    2記載の猫の爪みがき。
  4. 【請求項4】 前記小動物の模型は、前記板の1枚の周
    囲に複数設けられ、それぞれ異なる色に着色された請求
    項3記載の猫の爪みがき。
  5. 【請求項5】 前記小動物は、ねずみ、りす、うさぎ、
    ばった、の中から選ばれる請求項4記載の猫の爪みが
    き。
  6. 【請求項6】 前記ミシン目から切り離された小動物の
    模型が単独で猫がじゃれ遊ぶ形状である請求項3記載の
    猫の爪みがき。
  7. 【請求項7】 猫の体を乗せることができる大きさの板
    を備え、この板の表面は猫が爪を立てることにより爪音
    が発生する程度に粗く形成された猫の爪みがきにおい
    て、 前記板の少なくともその上表面が薄いフィルムにより包
    装され、その包装の一部に小動物の模型がミシン目によ
    り囲まれて切離し自在に形成され、その包装の一部を剥
    がすことにより前記板の表面があらわれるとともにその
    板の表面または周囲に前記小動物の模型が残る構造を特
    徴とする猫の爪みがき。
  8. 【請求項8】 前記小動物の模型の裏面にその小動物の
    模型を前記板の表面に貼着させる貼着手段が設けられた
    請求項7記載の猫の爪みがき。
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