JP3037700U

JP3037700U - メガネつり下げ具

Info

Publication number: JP3037700U
Application number: JP1996012056U
Authority: JP
Inventors: 珪三長谷川
Original assignee: 株式会社ハセガワ・ビコー
Priority date: 1996-11-12
Filing date: 1996-11-12
Publication date: 1997-05-20
Anticipated expiration: 2002-11-12

Abstract

(57)【要約】【目的】メガネつり下げ具の装飾的価値を高め、使用
者のオリジナリティーを生かせる様にすること。【構成】一方側に弯曲した金属製飾りプレート１の長
手方向両端にその表裏を貫通する透孔５をその板厚面に
対して直角に設けて、該飾りプレート１の弯曲外側であ
る表面側４から該透孔５に紐状体２を通し、該紐状体２
の両端にテンプル取付け具３を取付けた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する利用分野】

この考案はメガネつり下げ具、詳しくは装飾性にすぐれ、飾りプレートの位置を使用者が自由に変更できる便利なメガネつり下げ具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

紐状をなし、メガネのテンプルに両端を固定し、首からメガネをつり下げられる様にしたメガネつり下げ具は老眼鏡使用者を中心に広く愛用されている。そして、このメガネつり下げ具は老若男女を問わず広く用いられており、ファッション性も強く求められている。その一環として紐状体の中間部に飾りプレートを取付けることが広く行われている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、従来のものにおいては図１に示す様に飾りプレート１´はその両端が分断された紐２´及び２´にそれぞれ別々に固定されている為、飾りプレート１´の位置を自由に変更することがはできず、いま一つ面白みに欠けていた。この考案はメガネつり下げ具に関する上記課題を解決することを目的とするものであり、飾りプレートの位置を自由に変更でき、使用者個人のオリジナリティーを生かすことができるメガネつり下げ具を提供せんとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は、一方側に弯曲した金属製飾りプレート１の長手方向両端にその表裏を貫通する透孔５をその板厚面に対して直角に設け、前記該飾りプレート１の弯曲外側である表面側４から該透孔５に紐状体２を通し、該紐状体２の両端にテンプル取付け具３を取付けることにより上記課題を解決せんとするものである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図２はこの考案の係るメガネつり下げ具の一実施形態の全体の斜視図、図３はその要部の拡大斜視図、図４はその拡大断面図である。図中２はその両端にテンプル取付け具３を取付けた紐状体であり、チェーン、繊維を編んだ細紐あるいは革紐などからなっている。なお、この実施の形態においてはテンプル取付け具３は環状体であるが、これに限る必要はなく、フック状のものなどでも良い。

【０００６】又、１は金属製飾りプレートであり、板状をなし図４に示す様に一方側に弯曲しており、その表面側４すなわち突出した面には図示は省略したがロゴマーク等の装飾が施されている。そして、その長手方向両端にはその表裏を貫通する透孔５が板厚面に対し直角にあけられている。なお、この実施形態においては、金属製飾りプレートの長手方向の長さは１３ｍｍ〜４５ｍｍ、その厚さは０．５ｍｍ〜２．５ｍｍ、弯曲状態の曲率はＲ３０ｍｍ〜９０ｍｍとなっており、透孔５の内径は紐状体２の外径より０．５ｍｍ〜１．５ｍｍだけ大きい寸法を採用している。

【０００７】そして、紐状体４は図２に示す様に金属製飾りプレート１の表面側４からその裏面側６へ向って通され、裏面側において一方の透孔５から他方の透孔５へ送られ、再びその表面側４から外部へ延びている。

【０００８】この実施の形態は上記の通りの構成を有するものであり、金属製飾りプレート１は透孔５，５によって紐状体２に通されているだけなので、使用者は紐状体２における金属製飾りプレート１の位置を自由に変更することができる。この際、金属製飾りプレート１は一方側に弯曲しているので、紐状体２の透孔５の通過はスムーズであり、その位置の変更を円滑に行うことができる。なお、使用の際には紐状体２には金属製飾りプレート１の自重やメガネ本体の重みで張力がかかり、ピンと張られるので、使用中にこの金属製飾りプレート１の位置がずれてしまうことはない。

【０００９】

【考案の効果】以上述べた如く、この考案に係るメガネつり下げ具においては金属製飾りプレート２の位置を自由に設定できるので、使用者の個性を生かすことができると共に、金属製飾りプレート２は一方側に弯曲せしめられているので、ブレスレットの様な重厚なイメージ、質感を持ち、メガネつり下げ具全体の美感を向上せしめ、その装飾的価値を高めるすぐれた効果を有している。

【００１０】

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のメガネつり下げ具の一例の要部の斜視
図。

【図２】この考案に係るメガネつり下げ具の一実施形態
の全体の斜視図。

【図３】その要部の拡大斜視図。

【図４】その要部の拡大断面図。

【符号の説明】

１金属製飾りプレート２紐状体３テンプル取付け具４表面側５透孔６裏面側

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】一方側に弯曲した金属製飾りプレート１
の長手方向両端にその表裏を貫通する透孔５をその板厚
面に対して直角にあけ、前記飾りプレート１の弯曲外側
である表面側４から該透孔５に紐状体２を通し、該紐状
体２の両端にテンプル取付け具３を取付けたことを特徴
とするメガネつり下げ具。