JP3058192U - メガネ装置 - Google Patents

メガネ装置

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 首回り索条装置を係止したメガネを使用した
時に、メガネの取りはずしにより顔面の汗や皮脂分及び
指の皮脂分がフレームサイドや係着部材に付着し係着部
材とフレームサイドに滑りを生じて不都合が生じてくる
が、これを防止すべくフレームサイドに係止部を設けこ
の係止部に係着部材が係止されることにより、滑りを生
じて係着部材がフレームサイドから外れることをなく
し、常にメガネの取りはずしに対して違和感や不快感の
不都合を生じることなく使用することができるメガネ装
置を提供することである。 【構成】メガネ装置はメガネのフレームサイドに一個又
は複数個の係止部を設け、その係止部に着脱自在に係止
し得る係着部材を有した首回り索条装置を取り付け取り
はずし可能に設けた構成を持つ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、人が視力強化、ファッション性向上等のために装着するメガネ類に 関する。
【0002】
【考案の属する技術分野】
一般に、近視者、遠視者、または乱視者等視力に支障を生じた人、または日光 の強い光から目を保護しようとする人、さらにファッション感覚で使いたい人等 に向けてそれぞれに対応したメガネが数多く作られている。メガネは、時、場所 、場合に合わせて使用され、使用状況により一時的に外す場合がある。従来、一 時的にメガネを外す場合において頻繁に掛け外しが多い時には、図14に示すよ うにメガネ10にチェーン等からなる首回り索条装置16の係着部材28をフレ ームサイド12の適当な位置に取り付け使用するものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のメガネでは、図15に示す首回り索条装置16の端部側に小 ループ14を形成させたゴム紐を取り付け、金属環20の中空孔にこのゴム紐の 小ループ14部分を引き通しておき、この小ループ14をメガネのサイドエンド 18から挿入しフレームサイド12に緩挿して挿着される。そして、フレームサ イド12の所望の位置で同フレームサイド12を締めつける方向に金属環20を 押し下げてフレームサイド12と係着部材28を固定させ、首回り索条装置16 の長紐部22を首に掛けた後、メガネを装着して使用する。ところで係着部材2 8のフレームサイド12への取付位置については個人の好みにより異なる。従来 の方法ではしばらく使用すると顔面の汗や皮脂分及び取りはずす際の指の皮脂分 等がフレームサイド12及び小ループ14に付着し滑りやすくなり、このためフ レームサイドに対する係着部材28の取付位置がメガネのサイドエンド18方向 にずれて抜け出し、所望の取付位置を外れ、個々人の好みに対して違和感や不快 感を生じさせることになる。さらに係着部材がメガネのサイドエンド18から完 全に抜け出てメガネが落下し、メガネを破損させてしまう問題があった。
【0004】 本考案は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は極め て簡単な構成で、メガネのフレームサイドに対する首回り索条装置の装着位置の ずれや離脱を生じさせることなく所望の位置に確実に保持させて、メガネの装着 に対し違和感を生じさせることなく、さらに、メガネを落下させ破損させないよ うにし得るメガネ装置を提供することである。また本考案の他の目的は、首回り 索条装置の係着部材がフレームサイドからずれたり離脱させないようにし得ると 同時にファッション性を付加させることのできるメガネ装置を提供することであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、メガネ10のフレームサイド12に一個 または複数個の係止部26を設け、その係止部26に着脱自在に係止し得る係着 部材28を有した首回り索条装置16を取り付け取りはずし可能に設けたメガネ 装置から構成される。
【0006】 また前記係止部26は、メガネ10のフレームサイド12そのものに形成され た切り欠き部30であってもよい。
【0007】 また前記係止部26は、メガネ10のフレームサイド12に形成された閉空間 の係止孔42であってもよい。
【0008】 また、メガネのフレームサイドに対し外付け状に着脱自在に係着される係着子 60を設け、この係着子に前記係止部26を設けてなることとしてもよい。
【0009】 また前記係着子60は、弾性的に復元し得る素材からなりメガネ10のフレーム サイド12に係着子自身の弾性力によって圧入係着されてもよい。
【0010】
【実施例及び考案の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、本考案の好適な実施例について説明する。図1ない し図2は、本考案の第1実施例に係るメガネ装置の一部省略要部説明図であり、 図において、メガネ装置はメガネ本体のフレームサイド12に一個または複数個 の係止部26を備えており、その係止部26に着脱自在に係止し得る係着部材2 8を有した首回り索条装置16が取り付け取りはずし可能に設けられている。
【0011】 図1において、メガネのフレームサイド12は端部32をメガネのサイドジョ イント24とネジにより螺着されてメガネの眼鏡部と接続されており、対向する 他端側には耳かけ部34を有するサイドエンド18が形成されている。合成樹脂 、金属、鼈甲材等の材料からなるフレームサイド12は、断面視ほぼ扁平状の細 幅の線条フレーム材から構成されている。図において、このフレームサイド12 はサイドジョイント24に連続して直状に形成された直線部36とく字状あるい はU時状に湾曲あるいは屈曲した屈曲部を介して一体的に接続された耳かけ部3 4を有している。
【0012】 フレームサイド12の直線部36の上面には、サイドジョイント24寄りに一 ケ所、耳かけ部34の近傍に一ケ所さらにフレームサイド12の略中央に一ケ所 の合計三ケ所の切り欠き部30が設けられている。切り欠き部30は直線部36 の上面から半円形状に凹設して設けられておりその切り欠き幅31は、首回り索 条装置の小ループ14の線径よりやや広く深さは小ループ14の線径よりやや深 い切り欠き深さ形状を構成している。
【0013】 実施例における係止部の設置数は三ケ所となっているが必要に応じて減少もし くは増加させてもかまわない。また実施例では切り欠き部はフレームサイドの直 線部の上面に設けられているが下面側でもよく更に係着を確実にするために両面 に設けてもよい。また実施例における係止部は半円形に形成されているが係止部 に係止部材が係止可能であればよく実施例の形状に限らず楕円、矩形、三角形ま た、その他任意の多角形状、その他の任意形状に構成してもよい。
【0014】 次に本考案のメガネ装置を使用する場合を図2に示す。図において、首回り索 条装置の係着部材28は、直径約2ミリメートルのゴム質材の先端部分で小さな ループ14を形成させておき、この小ループ14を1本の紐状に潰しておいてこ れを金属環20の挿入孔に挿通させ互いに摺動する構成をなしており、小ループ 14は長紐部22の一端に連結されている。この係着部材28の小ループ14を フレームサイド12のサイドエンドから挿通させ、実施例ではサイドジョイント 24近くの凹設した切り欠き部30に位置させておき、金属環20をフレームサ イド12を締めつける方向に摺動させ、係止部26に係着部材28を係着させる 。メガネのフレームサイドは一対あるため他方も同様に係着部材を係着させる。 然る後に首回り索条装置16の長紐部22を首にかけた後、メガネ本体を装着し て使用する。この場合、メガネ本体の掛け外しにより次第に顔面の汗や皮脂分及 び指の皮脂分がフレームサイドや係着部材の小ループに付着するが、係止部の凹 設された切り欠き部に小ループが締め込まれているためフレームサイドから係着 部材がはずれることがない。したがって常にメガネの掛け外しに対し違和感なく 使用することができ、係着部材の小ループがメガネのサイドエンドから抜け出て メガネが落下しメガネを破損させることもない。またメガネのフレームサイド自 身に複数個の凹設させた切り欠き部を設けることによりファッション性の向上に も寄与するものである。
【0015】 次に図3及び図4により本考案の第2実施例について説明する。この第2実施 例においては、係止部26は凹設された切り欠き部ではなくてフレームサイド1 2から突設する突設部を形成させ、この突設部に閉空間を有する係止孔42を形 成させている。この第2実施例では、係止部26はフレームサイド12の直線部 36の下面側38に三ケ所形成されている。すなわち、実施例において、この係 止部26はフレームサイド12自身の直線部36の下面からブリッジ状に突設さ れこの係止部26に略半円状の係止孔42が開孔されていて本実施例においては これが係止部26とされる。係止孔42には小ループ14付きの係着部材ではな くて図4(イ)に示す首回り索条装置16の係着部材28aが係合する。係着部 材28aは保持部52に支持されたU字状の湾曲部材54と、この湾曲部材54 の開口を常時閉鎖方向に付勢支持された弾性金属材の槓杆50と、からなるいわ ゆるフック体である。係止孔42の空間の広さは湾曲部材54の線材が十分に嵌 挿できる大きさに設定されている。
【0016】 次に図4(ロ)において、本考案のメガネ装置を使用する場合、メガネのフレ ームサイド12の係止させたい係止部26に首回り索条装置の係着部材28aを 当てがい、槓杆50を湾曲部54の内部に押し入れて湾曲部54を係止部26の 係止孔42へ差し入れた後、槓杆50を戻して開口を閉口させる。この操作によ り係着部材はフレームサイドの所望の係止部26に確実に連結され、係止部から 外れることがなくなり、メガネの掛け外しに対し違和感や不快感を生じることな く使用することができ、かつメガネを落下させて破損させることもない。
【0017】 図5は第2実施例の変形例であり、この変形例ではフレームサイド12そのも のに閉空間の係止孔が形成されている。すなわち、直線部36の直線状フレーム には、所要の間隔を置いて3個の円形の係止孔42が穿孔されており、この変形 例では該円形係止孔42が係止部26とされる。この係止部26にフック体から なる係着部材の湾曲部材54を係合させることにより係着部材を確実に係止孔に 連結させることができる。
【0018】 次に図6ないし図7において本考案の第3実施例に係るメガネ装置について説 明する。この実施例では、メガネのフレームサイド12に対し外付け状に着脱自 在に係着される係着子60を設け、この係着子に前記係止部26を設けるように している。
【0019】 図7において、係着子60は例えば合成樹脂材、ゴム材、金属材等からなり、 弾性的に復元し得る素材であってメガネのフレームサイドに係着子自身の弾性力 によって圧入係着される素材から構成されている。図において、係着子60は、 基部61から延設され、内部に嵌着穴63を形成しつつ開放部70を形成するよ うに先端部を互いに対向して配置された2個の爪部64を有するクリップ構成か らなっている。そして、基部61には半円状に凹設された凹部65が形成されて おり、この凹部65が係止部26とされ、これに首回り索条装置の係着部材が係 着する。
【0020】 そして、対向する爪部64の開放部70側をフレームサイド12の上面側から 圧接状に押し付け、強制的に嵌着穴63に圧入させることにより該係着子60を フレームサイド12に嵌着させる。図に示すように凹部65は係着子60のフレ ームサイド12への嵌着時に同フレームサイドの長手方向と交差する方向に溝を 形成するように凹設形成されている。凹部65は半円形状を呈しており、切り欠 き幅31は係着部材の小ループ線径よりやや広く、深さは小ループ線径よりやや 深い切り欠き深さ形状に設定されている。実施例において、この係着子60は爪 部64部分がある程度弾性的に開閉し得る程度の保形力を有する合成樹脂材から なっている。
【0021】 爪部の開放部70の間隔幅はフレームサイドのフレーム横幅より狭く形成され ており、爪部64はフレームサイドのフレーム横幅に倣って拡開して圧入され嵌 着穴63内に貫入して左右の爪部64は弾性復元力により元の嵌着穴の大きさを やや広げた状態でフレームサイドを挟着把持する。
【0022】 第3実施例に係るメガネ装置を使用する場合、図6において図15の係着部材 28を係止させるが係止方法は第1実施例と同様であり、係着部材28の小ルー プ14を係止部26としての凹部65に係着させる。この場合、凹部65の凹設 部分に係着部材28の小ループ14が係止されるから、小ループが係着子60に 確実に係着され、はずれることがなく、常にメガネの掛け外しに対し違和感や不 快感を生じないで使用することができ、係着部材がメガネのサイドエンドから抜 け出てメガネが落下しメガネを破損させることもない。特に、この実施例では、 メガネのフレームサイド側の係止部26がフレームサイドに対して外付け状に着 脱装着されるから、市販の何らの加工を施していないメガネに対しても使用でき 、また、取付個数、取付位置も任意に変更できるので首回り索条を用いたり、用 いない場合等に対応して使い分けが可能となり、極めて汎用性の高いメガネ装置 を提供し得ることとなる。
【0023】 図8は図6の凹部を有する係着子の他の変形例であり、この変形例では圧入装 着させる開放部70を横方向、すなわち1個の爪部側に形成し、横方向から圧入 させるようにしたクリップ構成からなっている。図において、係着子60は、内 部に嵌着穴63を形成するように基部61の一端側から側面略C字状にC字爪6 6を延設させ、その開放部70を側面側に形成させて構成されている。そして、 嵌着穴63の縦寸法をフレームサイドのフレーム縦幅よりもやや狭く形成させて おき、フレームサイド12に対して係着子60の側面側を圧入し係着させるもの である。これについても基部61に設けた係止部26としての凹部65に係着部 材を確実に係着保持させ、位置ずれや係着部材の離脱を生じさせることがない。
【0024】 さらに図9における係着子の他の変形例では第3実施例の基部61に凹部を形 成することなく係止孔42としての貫通孔を穿孔させて係止部26を形成させて いる。そして、この変形例では図7の基部61を下側に配置させるとともに開放 部70を上向きに配置させ、下側からこの開放部70を当てがうようにしてフレ ームサイド12に対し、圧入嵌着させるようになっている。
【0025】 さらに図10における係着子の他の変形例では内部に嵌着穴63を形成するよ うに基部61の一端側から側面略C字状にC字爪66を形成させ、側面側に開放 部70を設けている。そして、基部側を下側に配置させその基部61に係止孔4 2を穿孔させている。この変形例ではフレームサイド12に対して係着子60の 側面側を圧入し係着させ、基部側に開口された係止孔42に係着部材を確実に係 着保持させる。
【0026】 図11(イ)、(ロ)には、図9、10の係着子60の係止部26の変形例が 示されている。この実施例では、基部61に挿入開口46を有する釣り針状の係 止腕44を取りつけて固定している。すなわち基部61の一端側から下方に湾曲 突出させて、係止腕44を設け、この係止腕44の先端と基部61の他端側が非 連続的となるように挿入開口46が設けられている。係止腕44は細長い棒状に 湾曲させて基部と一体的に形成されている。そして挿入開口46を介して係止腕 44に図15に示す係着部材28の小ループ14を係着させて係着部材を確実に 係着保持させる。この変形例では図9に示したと同じく係着子をフレームサイド の下側から圧入嵌着させるタイプの係着子に形成してもよく、図10に示すよう にフレームサイドに対し係着子の側面側を横方向に圧入し係着させる係着子とし て形成させてもよい。
【0027】 さらに、図12(イ)には係着子の他の変形例が示されており、係着子60全 体の形状としてはファッション性を考慮した任意の形状としてもよい。(イ)で は正面視三角形とし、上面側に凹部を形成して係止部26を形成させている。ま た図12(ロ)のように正面視五角形としてもよい。この(ロ)の例では下部寄 り位置に係止孔42を穿孔させて係止部26を形成させている。
【0028】 さらにまた図13(イ)、(ロ)では係着子の全体形状をハート形状あるいは 、略正五角形状としており、上面側に凹部65を形成させるとともに、下部寄り 位置に係止孔42をも同時に開口させている。この変形例ではファッション性を 大幅に向上させるとともに、係着部材側をフック体あるいは小ループのいずれの 係止方法によっても可能であり個人の好みによりどちらかを選択して使用するこ とができる。係着子はフレームサイドに三ケ所のみならず、必要に応じて減少ま たは増加させてもよい。また係止部の形状は半円形、円形となっているが係止部 に係止部材が係止可能であればよく、実施例の形状に限らず楕円、矩形、三角形 また、その他の任意の多角形状、その他の任意形状に構成してもよい。また係着 子の爪部、横寸法、縦寸法の構成は係着子がフレームサイドに圧入係着できれば よく実施例に限らず任意の形状にしてもよい。また実施例における係着子の正面 視は三角形、多角形、ハート型等となっているが、ファッション性を考慮した任 意の形状、模様、色彩等を施したものなど幅広いデザイン形状としてもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本考案のメガネ装置によれば、メガネのフレームサイド に一個または複数個の係止部を設け、その係止部に着脱自在に係止し得る係着部 材を有した首回り索条装置を取り付け取りはずし可能に設けたことにより、係止 部から係着部材が外れることがなくなり、顔面の汗や皮脂分及び指の皮脂分がフ レームサイドの係止部や係着部材の小ループに付着し係止部と小ループに滑りを 生じることないため、常にメガネの掛け外しに対しその位置ずれによる違和感や 不快感を生じることなく使用することができ、さらに係着部材がメガネのサイド エンドから抜け出てメガネが落下しメガネを破損させることを防止可能である。
【0030】 また前記係止部はメガネのフレームサイドそのものに形成された切り欠き部で あるため、製造にあたっては一体成形可能であり低コストで生産できるとともに 、係着部材を切り欠き部に係止させても凹設された切り欠部から係着部材が抜け 出すことがなくフレームサイドに対する係着部材の位置が変わらずメガネの使用 に際して違和感を生じることがない。さらに係着部材がメガネのサイドエンドか ら抜け出てメガネが落下しメガネを破損させることを防止可能である。
【0031】 また前記係止部は、メガネのフレームサイド自身に形成された閉空間の係止孔 であるため、首回り索条装置の係着部材が係止部に確実に連結される結果、係止 孔から係着部材がずれることが全くないばかりでなく、離脱することもなく、安 定して着用可能である。また、フレームサイドに対する係着部材の位置が変わら ずメガネの掛け外し使用時に不快感を感じることがない。
【0032】 また、メガネのフレームサイドに対し外付け状に着脱自在に係着される係着子 を設け、この係着子に前記係止部を設けることとすることにより、メガネ本体へ の加工が不要であり、通常使用のメガネに装着することができ汎用性の高いメガ ネ装置を構成させ得る。またファッション感覚で自由に好みに応じて係着子の数 や係止位置を決めて使用することができ、首回り索条装置の係着部材も係止させ た位置から外れることがなく快適にメガネを使用することができる。
【0033】 また前記係着子は、弾性的に復元し得る素材からなりメガネのフレームサイド に係着子自身の弾性力によって圧入係着されているので、係着子の取り付け取り はずしの操作が簡単であり、時、場所、場合に応じて容易に使い分けをすること ができる。また、フレームサイドでの装着位置調整が極めて簡単に実現でき、使 い勝手を大幅に向上させることが可能である。また、首回り索条装置の係着部材 も係止位置からずれたり外れたりすることがなくメガネの掛け外しの際に違和感 や不快感を感じることがない。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るメガネ装置の一部省
略側面説明図である。
【図2】図1のメガネ装置のフレームサイド部分に首回
り索条装置の係着部材を係止させた一部省略要部説明図
である。
【図3】本考案の第2実施例を示すメガネ装置の一部省
略側面説明図である。
【図4】(イ)は首回り索条装置の係着部材の要部説明
図である。(ロ)は図3のフレームサイド部分に首回り
索条装置の係着部材を係止させた一部省略説明図であ
る。
【図5】本考案の第2実施例の他の変形例に係るメガネ
装置の一部省略説明図である。
【図6】本考案の第3実施例を示すメガネ装置の一部省
略説明図である。
【図7】(イ)は第3実施例の係着子を示す要部拡大正
面図である。(ロ)は図7の一部縦断面説明図である。
【図8】(イ)は本考案の第3実施例の係着子の変形例
を示す一部省略正面図である。(ロ)は(イ)の一部縦
断面説明図である。
【図9】(イ)は本考案の第3実施例の係着子の他の変
形例を示す一部省略正面図である。(ロ)は(イ)の一
部縦断面説明図である。
【図10】(イ)は本考案の第3実施例の係着子の他の
変形例を示す一部省略正面図である。(ロ)は(イ)の
一部縦断面説明図である。
【図11】(イ)は本考案の第3実施例の係着子の他の
変形例を示す一部省略正面図である。(ロ)は(イ)の
一部縦断面説明図である。
【図12】(イ)は本考案の第3実施例の係着子の外形
を変えた他の変形例を示す一部省略正面図である。
(ロ)は本考案の第3実施例の係着子の外形を変えた他
の変形例を示す一部省略正面図である。
【図13】(イ)は本考案の第3実施例の係着子の他の
変形例を示す一部省略正面図である。(ロ)は本考案の
第3実施例の係着子の他の変形例を示す一部省略正面図
である。
【図14】従来のメガネ装置に首回り索条装置を係止し
た説明図である。
【図15】首回り索条装置の小ループを有する係着部材
の要部説明図である。
【符号の説明】
10 メガネ 12 フレームサイド 16 首回り索条装置 26 係止部 28 係止部材 30 切り欠き部 42 係止孔 60 係着子

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メガネのフレームサイドに一個または複
    数個の係止部を設け、その係止部に着脱自在に係止し得
    る係着部材を有した首回り索条装置を取り付け取りはず
    し可能に設けたメガネ装置。
  2. 【請求項2】 前記係止部が、メガネのフレームサイド
    そのものに形成された切り欠き部である請求項1記載の
    メガネ装置。
  3. 【請求項3】 前記係止部は、メガネのフレームサイド
    に形成された閉空間の係止孔である請求項1または2記
    載のメガネ装置。
  4. 【請求項4】 メガネのフレームサイドに対し外付け状
    に着脱自在に係着される係着子を設け、この係着子に前
    記係止部を設けてなる請求項1記載のメガネ装置。
  5. 【請求項5】 前記係着子は、弾性的に復元し得る素材
    からなりメガネのフレームサイドに係着子自身の弾性力
    によって圧入係着される請求項4記載のメガネ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013048314A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Miki Holdings:Kk 補聴器ホルダー、および補聴器ホルダーと眼鏡の組み合わせ
JP2014215372A (ja) * 2013-04-24 2014-11-17 山本光学株式会社 眼鏡

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