JP3037459B2 - ステレオ多重信号における活性雑音抑圧の方法および回路 - Google Patents

ステレオ多重信号における活性雑音抑圧の方法および回路

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JP3037459B2
JP3037459B2 JP3100437A JP10043791A JP3037459B2 JP 3037459 B2 JP3037459 B2 JP 3037459B2 JP 3100437 A JP3100437 A JP 3100437A JP 10043791 A JP10043791 A JP 10043791A JP 3037459 B2 JP3037459 B2 JP 3037459B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステレオ多重信号にお
ける活性雑音を抑圧する方法および回路装置、特に点火
雑音信号によって妨害される自動車無線受信機の活性雑
音を抑圧する方法および回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の無線受信機においては、点火雑
音信号はスパイクのようなパルス型雑音を生成し、それ
が受信した入来信号を中間周波数値に変換した後のステ
レオ多重信号上に重畳される。通常のローパスフィルタ
によってこの雑音を除去しようとするとルスが引伸され
て、その引伸された信号がステレオ信号をデコードした
ときに可聴範囲内に存在するようになるので満足すべき
ものではない。
【0003】文献(1984年のFunkschau ,No.25, 57乃至
58頁)には、自動車無線受信機の雑音を抑圧するための
活性雑音除去装置が記載されている。この装置は自動車
点火雑音システムによって生じたそのような雑音パルス
を検出する回路を含んでいる。雑音パルスが存在する期
間中は信号路中に設けられた電子スイッチによって信号
通路を開いてそのような雑音パルスが存在する信号の通
過を阻止し、妨害された信号は例えばサンプルおよび保
持回路に記憶されていた信号と置換される。妨害された
信号部分の前にブランキングを生成するために、ステレ
オ多重信号はエラー検出信号に関して3×10-6秒だけ予
め遅延される。
【0004】ドイツ特許公報DE-A-30 28 334号では、妨
害された可聴信号用の活性雑音抑制回路が開示されてい
る。妨害された信号部分は適切な伝達関数によって置換
される。この伝達関数は補償によって妨害されない信号
に適応される。回路はデジタル化されたサンプル値を処
理する。
【0005】ヨーロッパ特許公報EP-B-185 692号にはデ
ジタル化された可聴信号の雑音除去方法が開示されてい
る。周期的または非周期的信号の場合において、妨害さ
れた短時間の信号部分は信号短縮、すなわち、より短い
信号部分が波形から切取られて除去され、或いは隣接す
る同じ長さの信号部分を挿入することによって置換さ
れ、その置換信号の「接合部分」は妨害されない信号の
ゼロ交差点である。信号シーケンスはデジタル化された
サンプル値のシーケンスを使用するラッチによって記憶
或いは遅延される。したがって、信号挿入は短い時間の
信号反復に対応する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の雑音抑圧
技術は無線で送信された可聴信号に関係し、また、VH
F範囲の周波数変調された信号を含むことができる。し
かし、ステレオデコード中に雑音パルスの引伸しにより
生じる特定の問題については従来の文献には開示されて
いない。点火システムのパルスによって妨害された信号
部分の期間は約5×10-6秒であり、ステレオサブキャリ
アの周期は約26×10-6程度である。これはFCC(米
国通信委員会)またはEBU(欧州放送連合)ステレオ
標準にしたがってステレオ多重信号に関係し、さらに
「パイロットトーン方法」と呼ばれる。そのようなステ
レオ多重信号の周波数構成は後述する図8の上方部分に
示されている。したがって、サブキャリアの領域の雑音
はデコード過程において非常に有害な影響を有する。
【0007】本発明の目的は、雑音によって妨害されて
いるデコードされたステレオ多重信号における雑音の抑
制、特に自動車点火システムからのパルスによって生じ
た雑音の抑圧のための方法および回路装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明のス
テレオ多重信号の活性雑音の抑圧方法によって達成され
る。本発明は、妨害された信号部分を含む挿入期間中に
おいては受信されたステレオ多重信号を挿入信号によっ
て置換することによってステレオ多重信号における活性
雑音を抑圧する方法において、ステレオ多重信号はデジ
タル化されたベースバンド信号であり、ステレオ多重信
号を監視して妨害された信号部分を検出したときその妨
害された信号部分を含むそれより広い範囲の挿入期間に
わたってその妨害された信号部分を含むステレオ多重信
号を挿入信号によって置換し、挿入期間はステレオ多重
信号に含まれたキャリアの周期Tのn倍(n=1,2,
3…の整数)の時間nTの長さの基本周期に等しく設定
され、置換される挿入信号は、妨害された信号部分に先
行および、または後続しているステレオ多重信号の信号
部分から形成されることを特徴とする。
【0009】
【実施例】図1は周期Tのステレオサブキャリアの幾つ
かのサイクル(周期)の期間のステレオ多重信号smの
典型的な波形を示す。妨害された信号の部分axにおい
て、点火雑音妨害は約5×10-6秒の時間にわたって逆位
相のスパイクsnを生じる。ステレオ多重信号smの平
均値spは図1中に1点鎖線で示されている。
【0010】置換する挿入信号を挿入する期間である例
えば図1にaiで示された挿入期間は妨害された信号部
分axを含んでいるが、その波形はスパイクを明確には
示していない可能性がある。図3に示されたエラー検出
回路fdがそのような妨害雑音を検出した場合には、本
発明による信号挿入が確実に行われる。しかし、信頼で
きる雑音抑圧のために、本発明においては挿入信号si
、s1 またはs2 は妨害された信号部分axの両側の
部分でも信号部分に確実に重ねている。
【0011】図1に示されたステレオ多重信号smにお
いて、ステレオサブキャリアtrは大きい信号成分を有
するので、その周期性は周期Tを有する信号波形として
容易に認識することができる。本発明は、この認識され
た周期性を利用しては置換されるべき信号の挿入が開始
される瞬間ti において、1つのサブキャリア周期Tだ
け早いまたは遅い位置にある信号値、或るいはそれらの
信号値から導かれる信号値が置換のための挿入信号si
,s1 s2 として利用される。図1において、挿入が
開始される瞬間ti における第1および第2のサンプル
値P1 ,P2 は1サブキャリア周期Tだけ先行するまた
は後続する信号値であり、それにより挿入期間の開始時
における第1および第2の挿入値P1 ',P2 ' を形成す
る。図1において、破線で示された第1の挿入信号s1
の波形はサブキャリア周期Tだけ先行するステレオ多重
信号smに対応し、破線で示された第2の挿入信号s2
の波形はサブキャリア周期Tだけ遅れて後続するステレ
オ多重信号smに対応する。図1においては簡明にする
ために、信号の平均値spおよびステレオサブキャリア
trの振幅の両方が大きく変化する信号部分に、挿入期間
ai が位置している。このようにTだけ前後する位置で
信号レベルが大きく変化する場合には、第1および第2
の挿入信号s1 ,s2 は置換される位置のステレオ多重信
号smとかなり異なることになる。しかし、これらの2
つの挿入信号の平均を得るように線形加算して得られた
信号は妨害されていない波形に非常に近似する挿入信号
si (点線で示されている)を生じさせる。2つの曲線
部分s1 ,s2 のこの単純な線形重畳は図5に示されて
いるような簡単な構成の回路で有効に行われる。
【0012】このような型式の挿入において、挿入期間
ai は妨害された信号部分axの両側で重なることが重
要である。挿入期間の大きさは任意であり、前記実施例
ではサブキャリア周期Tが採用されたが、その整数倍の
nT(n=1,2,3…等の整数)の長さの期間であっ
てもよい。また、挿入期間の開始の時点もステレオ多重
信号smが平均値spと交差する時点でを開始する必要
がない。これは挿入方法を非常に簡単な回路で実現する
ことを可能にする。挿入期間は一般的にnTで表される
から、以下、挿入期間となるnT(nは1を含む整数)
を基本周期と呼ぶ。
【0013】ステレオ多重信号smは基本周期nTの長
さの遅延を有する基本遅延段vを通過する。挿入信号s
1 ,s2 ,siは以下説明するように個々の基本遅延段
vからタップで分岐された信号から形成される。ステレ
オ多重信号がデジタル形式のサンプルされた信号として
存在するならば、基本遅延段はデジタルデータメモリに
よって構成されることができるためその構成は特に簡単
である。
【0014】雑音がステレオ多重信号sm中で検出され
る場合には、存在している挿入信号s1 ,s2 ,siへ
の切換えが行われる。挿入はステレオ多重信号を予めわ
ずかに遅延させてエラー検出信号fsまたはスイッチン
グ信号u(図3参照)をわずかに長くすることによって
保証される。
【0015】図2は別の妨害されたステレオ多重信号s
mの波形を挿入信号sj (破線で示されている)と共に
概略的に示す。挿入期間ai の開始および終了時に、挿
入信号sjはもとのステレオ多重信号smにそれぞれ関し
て第1および第2のステップの高さh1 ,h2 の信号レ
ベル差を有している。第1および第2のステップの高さ
h1 ,h2 は単純な線形補償、すなわち図2の下方で示
されている補償値ilを挿入信号sjに加算するによっ
て除去されることが可能である。補償値ilは第1およ
び第2のステップの高さh1 ,h2 の線形時間補償信号
を後述する図7に示された回路装置を用いて生成してそ
れを利用する。この線形補償によって、挿入された挿入
信号skは挿入期間ai の開始および終了時にステップ
なしでその前後のステレオ多重信号smに調和される。
【0016】図3は例えば前述の文献(1984年のFunksc
hau No.25 57乃至58頁)によって基本的原理が知られて
いる活性雑音抑圧回路のブロック図を示す。ステレオ多
重信号smはエラー検出回路fdによって雑音をチェッ
クされる。雑音を検出することによって生じたエラー検
出信号fsはタイミング回路ts中で所定の継続時間の
スイッチング信号uを発生させる。エラー検出回路fd
と同時に、予備遅延段vvにもステレオ多重信号smが
供給される。それに後続して19kHzのパイロットト
ーンを複合ステレオ信号から除去する除去フィルタsf
が配置される。大きい振幅を有するこのパイロットトー
ンは活性雑音抑圧に悪影響を与えるのでフィルタsfに
よって瀘波されて除去される。予備遅延段vvはステレ
オ多重信号smを遅延するので、信号smはスイッチン
グ信号uよりも早く挿入回路egに到着しない。従来技
術の回路においては、挿入回路egには記憶キャパシタ
を有するアナログサンプルおよび保持回路が設けられて
いる。このサンプルおよび保持回路はスイッチング信号
uによって付勢され、予め定められたスイッチング期間
中は挿入信号sj すなわち記憶されたアナログ信号値を
信号smに代って出力する。
【0017】図4は本発明による挿入回路egの簡単な
実施例を示す。挿入回路egはデータに対する基本遅延
段vを含む。データの遅延はステレオ多重信号smに含
まれたキャリアの周期Tのn倍である基本周期nT(n
は1を含む整数)に等しい。図8の周波数構成におい
て、キャリアは例えば19kHzのパイロットトーンp
t と、38kHzのステレオサブキャリアtr と、57
kHzのトラフィック情報キャリアvt である。
【0018】基本遅延段vはその専用メモリv' の他に
出力側に設けられた少なくとも1つの第1の電子スイッ
チS1 を含む。スイッチS1 の第1の入力1 は遅延され
ないステレオ多重信号smを供給され、第2の入力2 は
メモリv' 中の遅延された信号を供給される。第1の電
子スイッチS1 は挿入信号sj を出力し、このスイッチ
S1 は図3のタイミング回路tsからのスイッチング信
号uによって制御される。メモリv' は例えばシフトレ
ジスタまたはランダムアクセスメモリ(RAM)によっ
て構成され、データクロックと同期するシステムクロッ
クclを供給される。
【0019】基本遅延段vはメモリv' の入力側に設け
られた第2の電子スイッチS2 によって特性を改善され
ることができる。この電子スイッチS2 の出力はメモリ
v'の入力に接続されている。その第1の入力1 は遅延
されないステレオ多重信号smを供給され、第2の入力
2 はメモリv' の出力からの出力信号を供給される。こ
のスイッチS2 もまたスイッチング信号uによって制御
される。第1および第2の電子スイッチS1 ,S2 の各
スイッチ位置1, 2は一緒に切替えられる。
【0020】第2の電子スイッチS2 は妨害されたステ
レオ多重信号smがメモリv' に入ってこないことを保
証する。妨害されたサンプル値は基本周期nTだけそれ
に先行するサンプル値によって置換される。このために
挿入回路egは図5に示されるように少なくとも2つの
直列接続の基本遅延段vを含んでいる。
【0021】図5は信号挿入回路egの特に有利な実施
例を示す。挿入信号sj は例えば図1では妨害された信
号部分axの前後に位置する妨害されないステレオ多重
信号smの一部分s1 ,s2 を線形に重畳して平均して
得られた挿入信号si として図1において点線で示され
ている。
【0022】2つの直列接続の基本遅延段vはステレオ
多重信号smを遅延する。2つの基本遅延段vにより遅
延された信号と遅延されない信号とは線形結合のために
第1の加算器a1の2つの入力に供給される。第1の加算
器a1の出力は第1の電子スイッチS1 の第2の入力に供
給され、このスイッチS1 は図4の第1の電子スイッチ
S1 に対応するものであり、その出力から挿入信号sj
が得られる。2つの直列接続の基本遅延段vの間の接続
点のタップAは第1のスイッチ入力1 に接続される。ス
イッチ位置1 において、妨害されないステレオ多重信号
smは前段の基本遅延段vによって基本周期nTだけ遅
延された後に挿入回路egの出力に転送される。
【0023】スイッチS1 の第2のスイッチ入力2 に対
する挿入信号は、遅延されないステレオ多重信号smお
よび2つの基本周期2nTだけ遅延されたステレオ多重
信号smの加算重畳によって形成される。図5には加算
装置として第1の加算器a1が示されている。第1のスイ
ッチ入力1 に供給されたステレオ多重信号smが妨害さ
れるとき、第1の電子スイッチS1 はスイッチング信号
u' によって制御され、第1の電子スイッチS1 を第1
のスイッチ位置1 から第2のスイッチ位置2 に変化させ
る。スイッチング信号u' と1つの基本周期nTだけ遅
延されたステレオ多重信号との間の同期は基本遅延(基
本周期)nTを有するスイッチング遅延段vuによって
設定され、このスイッチング遅延段vuをスイッチング
信号uが通過することによってnTの遅延が与えられ
る。
【0024】スイッチング信号uは直接或いはタイミン
グ回路tsを介してエラー信号fsにロックされる。タ
イミング回路tsは信号部分axが妨害されるとき挿入
期間ai を固定した予め定められた長さ、すなわち基本
周期nTを有するように設定する。挿入期間ai が妨害
された信号部分axをほんの少し重複するとき、タイミ
ング回路tsはまた有効である。ある条件下では、エラ
ー検出回路fdは雑音信号snの極端に変化する値しか
検出できないこともあるので、妨害された信号部分とし
てはエラー検出信号fsの期間よりも長い期間にわたっ
てこれは補償されなければならない。原則として、エラ
ー検出回路fdはハイパスフィルタを含み、その下限カ
ットオフ周波数は有用な信号範囲より上で約100kH
zである。しかし、妨害入力点火雑音パルスはこの高い
周波数範囲に含まれ、しきい値検出器によってフィルタ
されることが可能である。
【0025】図4の場合のように、図5に示された各基
本遅延段vは妨害された信号成分が各メモリv' に入ら
ないように第2の電子スイッチS2 を含むことができ
る。第2の電子スイッチS2 の第1の入力1 は入力信号
を各基本遅延段vに供給し、第2のスイッチ入力2 はメ
モリv' の出力信号を各メモリv' に供給する。
【0026】第1の加算器a1の出力に生じる挿入信号s
j は妨害されないステレオ多重信号smと同じ振幅を有
するために、第1の加算器a1の2つの入力信号は第1の
加重係数k1および第2の加重係数k2によりそれぞれ加重
され、および、または第1の加算器a1の出力が第3の加
重係数k3 により加重される。k1 =k2 =1の場合に
はk3 =0.5であり、k1 =k2 =0.5の場合、k
3 =1である。特定の場合において、k1 =0またはk
2 =0のいずれかの場合には挿入信号sj は妨害された
信号部分axの前後の信号部分のみから形成される。
【0027】図6は図5に示された実施例を補足する装
置を示す。図5に示された2つの基本遅延段vの代り
に、ステレオ多重信号smに対する4つの基本遅延段v
が直列に接続されている。中心タップAの他に、これら
の基本遅延段vの全ての入力および出力およびその結合
点は合計するために第2の加算器a2 の入力に接続され
る。第8の加重係数k8により加重されるこの加算器の出
力は第1の電子スイッチS1 の第2の入力2 に結合され
る。基本遅延段の連鎖に沿ったステレオ多重信号のタッ
プはそれぞれ第4、第5、第6、および第7の加重係数
k4 ,k5,,k6,k7 によって信号流の方向で変更さ
れる。中心結合点のタップAは加重されない第1の電子
スイッチS1 の第1の入力1 に結合される。
【0028】スイッチング信号uは3つのスイッチング
遅延段vuの直列接続によって遅延されたステレオ多重
信号と同期している。各基本遅延段vが第2の電子スイ
ッチS2 を含むならば、それらの制御入力は3つの直列
接続されたスイッチング遅延段vuの1つのタップに結
合される。この場合には、スイッチング遅延段vおよび
基本遅延段の遅延nT(nは1を含む整数)は等しい。
【0029】挿入信号sj を形成する多数のタップは長
い時間においてステレオ多重信号smに関係して挿入信
号sj を平均するように改善する。サンプル値は妨害さ
れた信号部分から離れるほど、サンプル値に与えられた
加重係数は小さくなる。第5および第6の加重係数k5,k
6 はそれぞれ図5に示された第1および第2の加重係数
k1,k2 と等しくほぼ対応する。第4および第7の加重係
数k4,k7 もまた等しい。第8の加重係数k8によって、第
2の加算器s2 の出力は第1の電子スイッチS1 におい
て変更されないステレオ多重信号smの振幅値にされ
る。
【0030】図5乃至図7に示された基本遅延段vの直
列接続において、第2の電子スイッチS2 を第1の基本
遅延段vだけに備えれば十分である。この簡易化によっ
ても、遅延連鎖中のラッチは妨害されない信号成分を含
むことはない。
【0031】図5の回路中の論理ゲートlgがスイッチ
ング遅延段vuと第1の電子スイッチS1 の制御入力の
間に挿入されるならば、さらに改善される。この論理ゲ
ートlgは、スイッチング遅延段vuの前のスイッチング
信号uが論理0にあり、スイッチング遅延段vuの後の
スイッチング信号u' が同時に論理1にある場合にのみ
第1の電子スイッチS1 を第2のスイッチ位置2 に位置
させる。
【0032】これは、期間nT、離れている2つの連続
する雑音信号の存在において、第2の雑音信号は挿入信
号sj に影響しない、すなわち第1の加重係数k1 によ
ってタップを介して干渉しないことを保証する。
【0033】図7の実施例において、図5の挿入回路e
gは補助補償装置ihによって補足される。この補助補償
装置ihによって、図2を参照に示したように挿入期間
aiの開始および終了時に、挿入信号skが妨害されな
いステレオ多重信号からステップ変化をしないことを確
実にする。このため、第1および第2のサンプルおよび
保持回路はサンプリング期間ai の開始および終了時に
第1の電子スイッチS1 の第2の入力2 と第1の入力1
との間の振幅差を記憶する。これは例えば第1の減算器
sb1 によって行われ、その被減数および減数入力は第
2および第1のスイッチ入力2,1 にそれぞれ接続され、
その出力は第1および第2のバッファr1 ,r2 に結合
されている。スイッチングスタート信号u1 およびスイ
ッチング終了信号u2 によって、各振幅差はスイッチン
グ信号uの開始時に第1のバッファr1に送られ、スイッ
チング信号の終了時に第2のバッファに送られる。故
に、記憶された値は第1および第2のステップの高さh
1 ,h2 にそれぞれ対応する。2つのステップの高さh
1 ,h2 間の差は第2の減算器sb2 によって形成され
る。図2に示されているように半分より低い線形補償値
ilが得られる。
【0034】h2とh1とのステップの高さの差はNで割る
除算回路1/Nおよび累算器akによってNステップか
らなる階段信号に分割され、挿入期間ai 中に挿入信号
sjに加算される。累算された値は累算器akによって
形成され、その加算器すなわち第3の加算器a3 はNで
割る除算回路1/Nからの出力信号を供給される。
【0035】スイッチング信号uの開始時に、累算器ル
ープ中の累算器レジスタzの設定入力s は第1のステッ
プの高さh1 で負荷される。これはスイッチングスター
ト信号u1 および第3の電子スイッチS3 によって行わ
れ、スイッチングスタート信号u1 中に設定入力sを第
1のバッファr1 の出力に接続する。
【0036】Nで割る除算回路1/Nは挿入期間ai に含
まれたサンプル値の数Nによって補償値ilの個々のステ
ップの高さを決定する。故に、数Nは挿入期間ai およ
びシステムクロックclにより定められたサンプリング速
度に依存する。固定した挿入期間ai に対して、サンプ
リングパルスの数Nもまた固定される。
【0037】挿入期間ai が変化するならば、挿入期間
に含まれたサンプリングパルスの数Nも変化する。しか
し、正確な数はエラー信号fsまたはスイッチング信号
uの期間が知られているときのみ決定されることが可能
である。これは例えば付加的な遅延段および図7に示さ
れた信号処理の前に妨害された信号部分axの正確な期
間を決定する時間決定装置(図7には図示せず)を必要
とする。他方では、時間による点火雑音妨害の変化はか
なり良好に定められるので、サンプリングパルスの数N
に対する予め定められた固定された数値は満足な補償に
十分である。
【0038】挿入期間si 後、第4の電子スイッチS4
は補償値ilを補正されたステレオ多重信号skから分離
させる。したがって、第4の電子スイッチS4 はスイッ
チング信号u中のみに閉鎖され、累算器akの出力を第
4の加算器a4 の入力に接続させる。その他の入力は訂
正されない挿入信号sj を供給され、その出力は訂正さ
れたステレオ多重信号skを供給する。挿入期間ai 外の
訂正されない挿入信号sj すなわち妨害されないステレ
オ多重信号smは、補償値ilを挿入信号sj と同期させ
るようにに遅延等化装置段lvによって遅延される。遅
延等化は例えばシステムクロックclによって制御された
シフトレジスタによって行われる。
【0039】図7の実施例において、スイッチング信号
uはスイッチング遅延段vuを通るエラー信号fsから
導出され、システムクロックclにより制御されたタイミ
ング回路tsをトリガーするために遅延された信号を使用
する。タイミング回路ts中のタイミング装置はカウンタ
であり、そのカウントNは調節可能であるか或いは予め
設定されている。
【0040】図8の上半分はベースバンドにおけるステ
レオ多重信号smの周波数構成を示している。主チャン
ネルL+Rは30Hz乃至15kHzの周波数範囲内に
あり、サブキャリアチャンネルL−Rは38kHzの残
留サブキャリアtrを中心とする23kHz乃至53k
Hzの範囲内にある。パイロットトーンは19kHzに
位置し、トラフィック情報キャリアvtは57kHzに
位置し、トラフィック情報および識別信号によって狭帯
域変調される。
【0041】図8の下半分では、サブキャリアチャンネ
ルL−Rが30Hz乃至15kHzの周波数範囲内に位
置し、主チャンネルL+Rが23kHz乃至53kHz
の周波数範囲内に位置する場合である反転ベースバンド
におけるステレオ多重信号sm' を示す。38kHzの
キャリアtrによってベースバンドにおけるステレオ多
重信号を変換することによって、反転ベースバンドs
m' が得られ、これは例えばステレオ多重信号のデコー
ド中に行われる。反転ベースバンドにおけるステレオ多
重信号sm' は19kHzにおけるパイロットトーンお
よびトラフィック情報キャリアvt' の両方を含む。こ
の場合においても、19kHzの周波数範囲pt,vt'は挿
入回路egの前に除去フィルタsf(図3参照)によっ
て雑音信号を引伸ばさないように狭バンドによって有効
的に抑圧される。
【0042】図9はベースバンドにおけるステレオ多重
信号sm用の第1の信号路とそれと並列の反転ベースバ
ンドにおけるステレオ多重信号sm' 用の第2の信号路
とを有する活性雑音抑圧(ASU)を有するステレオ多
重信号処理回路を概略的に示す。後者の信号は混合器m
中での変換によってベースバンド信号から生じ、混合器
m の他方の入力は38kHzのサブキャリアtrが供給
される。別の信号処理がデジタルであるとき、第1およ
び第2の信号路はアナログ−デジタル変換器ad1 ,a
d2 をそれぞれ含む。その出力は8メガヘルツのクロッ
ク周波数を有する1ビットのパルス密度変調された信号
である。第1および第2のデシメート回路dz,1 dz
2 を使用することによって、クロック周波数は228k
Hzに減少され、データワードは14ビットを含む。この
データ信号は第1および第2のデータ路の第1および第
2のASUsu1 ,su2 にそれぞれ供給される。2つ
のASUsu1 ,su2 は完全に同一であるが、もちろ
ん、これはほとんどアナログ構成では不可能である。
【0043】図9はまた第1のデシメート回路dz1 と第
1のASUsu1 の間のデータリンクと第2のデシメー
ト回路dz2 と第2のASUsu2 の間のデータリンク
(破線)を示す。これらのデータリンクは228kHz
の倍数例えば912kHzでクロックされ、100kH
zより上の周波数範囲内の点火雑音妨害を検出しなけれ
ばならないエラー検出回路fdだけに供給される。
【0044】第1のASUsu1 の出力において、主チ
ャンネルL+Rは第1のローパスフィルタtp1 によっ
て複合信号から分離され、第2のASUsu2 の出力に
おいて、サブキャリアチャンネルL−Rは第2のローパ
スフィルタtp2 によって複合信号から分離される。ス
テレオマトリックスsx中で2つの信号を結合すること
によって、右の音チャンネルRおよび左の音チャンネル
Lが形成される。別のクロック減少がローパスフィルタ
リングと同時に第1および第2のローパスフィルタtp
1 ,tp2 で行われるので、ステレオマトリックスsx
は38kHzの低いクロック速度を有するデータを処理
するだけでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】妨害されたステレオ多重信号。
【図2】別の妨害されたステレオ多重信号。
【図3】活性雑音抑圧(ASU)回路の一般的なブロッ
ク図。
【図4】本発明による信号挿入回路の簡単な実施例。
【図5】本発明による信号挿入回路の好ましい実施例。
【図6】信号挿入回路の別の実施例。
【図7】補助挿入装置により改良された図5の信号挿入
回路。
【図8】ベースバンドと反転ベースバンドにおけるステ
レオ多重信号の周波数構成。
【図9】2つの信号通路の活性雑音抑圧回路を備えたデ
ジタルステレオ多重信号処理回路のブロック図。
【符号の説明】
sm…ステレオ多重信号、ai …挿入期間、ax…妨害
された信号部分、s1,s2 ,sj …挿入信号、fd…
エラー検出回路、fs…エラー検出信号、ts…タイミ
ング回路、eg…信号挿入回路、v…基本遅延段、a1
a,a2 …加算器、u…スイッチング信号、vu…スイ
ッチング遅延段、sb1,sb2 …サンプルおよび保持
回路、1/N…除算回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディーター・ベッヒャー ドイツ連邦共和国、デー − 7800 フ ライブルク、ルンツマッテンベーク 4 (56)参考文献 特公 昭59−46457(JP,B2) 特公 昭59−46458(JP,B2) 特公 昭62−12700(JP,B2) 特公 昭62−44451(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04H 5/00 H04B 1/10

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 妨害された信号部分(ax)を含む挿入期間
    (ai)中受信されたステレオ多重信号(sm)が挿入信号(si;
    sj;sk)によって置換されるステレオ多重信号(sm)におけ
    る活性雑音の抑圧方法において、 ステレオ多重信号(sm)はデジタル化されたベースバンド
    信号でありステレオ多重信号を監視して妨害された信号部分(a
    x)を検出したときその妨害された信号部分(ax)の前後
    の部分を含むそれより広い範囲の挿入期間(ai)にわたっ
    てその妨害された信号部分(ax)を含むステレオ多重信号
    (sm)を挿入信号によって置換し、 前記挿入期間(ai)はステレオ多重信号に含まれたキャリ
    アの周期Tのn倍(nは1を含む整数)の時間nTの長
    さの基本周期に等しく設定され、 前記置換される挿入信号(si;sj;sk)は、 妨害された信号
    部分(ax)に先行および、または後続しているステレオ多
    重信号(sm)の信号部分から形成されることを特徴とする
    ステレオ多重信号における活性雑音の抑圧方法。
  2. 【請求項2】 前記挿入期間(ai)基本周期nTの最短
    時間であるTに設定されることを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 挿入信号(sk)は挿入期間の開始および終
    了時にステレオ多重信号と信号レベルの段差を生じない
    ように線形の補償信号(il)が挿入信号(sj)に加算され、
    この補償信号(il)は挿入期間の開始および終了時におけ
    る補償されない挿入信号(sj)とその位置におけるステレ
    オ多重信号(sm)との信号レベルの段差に等しいレベル間
    で信号レベルが線形に変化する信号であることを特徴と
    する請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 挿入信号(si;sj;sk)として選択された妨
    害されている信号部分(ax)に先行または後続するステレ
    オ多重信号部分が妨害を受けている場合に、この挿入信
    さらに基本周期nTだけ遅く、または早く生じるス
    テレオ多重信号部分置換されることを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 妨害された信号を検出してエラー検出信
    号を発生させるエラー検出回路(fd)と、エラー検出回路
    で生成されるエラー検出信号(fs)に応答して妨害された
    信号部分(ax)を含む挿入期間(ai)中妨害された信号を挿
    入信号(si;sj;sk)と置換する信号挿入回路(eg)と、タイ
    ミング回路(ts)とを具備し、妨害され た信号部分(ax)を
    含む挿入期間(ai)において妨害されたステレオ多重信号
    (sm)が挿入信号(si;sj;sk)と置換されるステレオ多重
    信号(sm)における活性雑音を抑圧する回路装置におい
    て、前記挿入期間はステレオ多重信号に含まれたキャリアの
    周期Tのn倍(nは1を含む整数)の時間であるnTの
    基本周期に設定され、 前記 信号挿入回路は、第1の入力(1) および第2の入力
    (2) を有する第1の電子スイッチ(S1)と、 基本周期nTと等しい遅延を有する直列に接続された2
    以上の基本遅延段(v)により構成された遅延段(v)
    出力が前記スイッチ(S1)の第2の入力(2) に接続された
    加算装置(a1; a2)を具備し、 基本遅延段(v)の 最初最後および基本遅延段(v)
    の段間の接続部に分岐用のタップが設けられ、 中心タップ(A)を除く全てのタップは前記加算装置(a
    1; a2)に結合され、 中心タップ(A)は前記スイッチ(S1)の第1の入力(1)
    に接続され、前記スイッチ(S1)の 各スイッチ位置はエラー検出回路(f
    s)で生成されるエラー検出信号に応答して生成される
    イッチング信号(u)によって決定され、このスイッチング信号は挿入期間を決定する時間幅を有
    しており、 スイッチグ信号は基本周期nTと等しい遅延をそれぞれ
    有する予め定められた数のスイッチング遅延段(vu)によ
    って遅延され、このスイッチング遅延段(vu)の予め定め
    られた数は信号流の方向において中心タップ(A)まで
    の直列接続された基本遅延段(v)の数と等しいことを
    特徴とする回路装置。
  6. 【請求項6】 直列に接続された基本遅延段(v)の最
    初および最後において2つのタップと加算装置との間
    に、或いは直列接続された基本遅延段の各タップと加算
    装置との間に一定加重係数(k1;k2) を有する加重装置が
    挿入されていることを特徴とする請求項5記載の回路装
    置。
  7. 【請求項7】 第1、第2の入力(1, 2)を有する第2の
    電子スイッチ(S2)が各基本遅延段(v)の入力において
    設けられ、その第1の入力(1) は基本遅延段(v)に供
    給されたステレオ多重信号(sm)を供給され、第2の入力
    (2) には基本遅延段(v)の出力供給され、 第2の電子スイッチ(S2)の出力は基本遅延段に含まれて
    いるメモリ(v')の入力に接続され、第2の電子スイッチ(S2)の 各スイッチ位置(1, 2)はスイ
    ッチング信号(u)によって決定され、このスイッチン
    グ信号(u)の伝送時間はスイッチング遅延段(vu)によ
    ってステレオ多重信号(sm)の伝送時間と同期しているこ
    とを特徴とする請求項5記載の回路装置。
  8. 【請求項8】 2つの基本遅延段(v,v)が直列に接
    続され、この直列接続の最初および最後におけるタップ
    は、第1の電子スイッチ(S1)の第2の入力(2) に出力が
    結合された第1の加算器(a1)の入力に等しい加重係数(k
    1, k2)を有する加重装置を通って接続され、 中心タップ(A)は2つの基本遅延段(v,v)の接合
    点に位置され、第1の電子スイッチ(S1)の第1の入力
    (1) に接続され、 スイッチング信号(u)は信号流の方向において第1の
    基本遅延段(v)の第2の電子スイッチ(S2)の制御入力
    に直接供給され、1個のスイッチング遅延段(vu)を通っ
    て第2の基本遅延段の第2の電子スイッチ(S2)の制御入
    力および第1の電子スイッチ(S1)の制御入力に供給され
    ていることを特徴とする請求項6記載の回路装置。
  9. 【請求項9】 第1および第2のサンプルおよび保持回
    (sb1, sb2)はスイッチング信号(u)によって決定さ
    れた挿入期間(ai)の開始および終了時において第1の電
    子スイッチ(S1)の第2の入力(2) と第1の入力(1) との
    信号差を記憶し、 減算器(sb2) は記憶された第2のサンプルおよび保持値
    (h2)と記憶された第1のサンプルおよび保持値(h1)との
    差を形成し、その値は除算回路(1/N) において挿入期間
    (ai)中に含まれたサンプリング時間の数で除算され、 累算器(ak)は挿入期間の開始時に第1のサンプルおよび
    保持値(h1)によって負荷され、その入力は除算回路(1/
    N) の出力に接続され、その除算回路(1/N) の出力値は
    各サンプリングパルスの発生時に累算器(ak)に転送さ
    れ、 挿入期間(ai)中、累算器(ak)および第1の電子スイッチ
    (S1)の出力は電子スイッチ(S4)を介しておよび、直接加
    算器(a4)に結合され、その加算器(a4)の出力は段差のな
    い挿入によって補償されたステレオ多重信号として機能
    することを特徴とする請求項5記載の回路装置。
  10. 【請求項10】 ベースバンドにおけるステレオ多重信
    (sm)用の第1の信号路と、反転ベースバンドにおける
    ステレオ多重信号(sm') 用の第2の信号路とを有する活
    性雑音抑圧(ASU)ステレオ多重信号処理回路におい
    て、 活性雑音抑圧装置は請求項5乃至9記載の第1の回路装
    置およびそれと同一の第2の回路装置を含み、 第1の回路装置は第1の信号路に挿入され、 第2の回路装置は第2の信号路に挿入され、 第1および第2の信号路はそれぞれのアナログ−デジタ
    ル変換で開始する対応する位置において同一の機能装置
    を含むことを特徴とするステレオ多重信号処理回路。
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